集計グループの理解

集計グループでは、構成済の一連の計量コンポーネント・セットに基づいて関連する一連の集計の順序付けを定義します。集計グループでは、その計量コンポーネント・セットに対して実行される集計に関して次の属性を定義します。

  • 集計済データの「タイム・ゾーン」

  • 集計スケジューリングは、「定義されたラグ」または「処理予定表」に基づくことができます。

    • 「定義されたラグ」スケジュールでは、次のパラメータを使用します。

      • 集計締め時間: 集計グループに関連付けられた計量コンポーネント・セットの集計計量コンポーネントに対して実行された集計計算の終了時間。これは、集計期間に一貫性のある終了時間を確保するために使用します。これは特に、他の集計を集計するときに便利です。

      • 集計タイムラグ: 総計計算が実行される日付と総計期間の終了日の間の日数。これにより、集計計算日から、すべての測定が到着する集計範囲までの期間が定義されます。これは、集計期間の開始日と終了日を決定するために集計範囲とともに使用されます。たとえば、集計範囲が5で、集計タイムラグが2の場合、1月9日に実行される集計計算の集計期間は、1月3日から1月7日になります。その次の日(1月10日)の場合、集計期間は1月4日から1月8日に移ります。

      • 集計範囲: 集計グループに関連付けられた計量コンポーネント・セットの集計計量コンポーネントの集計期間内の日数。これは、集計計量コンポーネントに関連付けられた1つ以上の計量コンポーネントで測定データが変更された可能性がある期間を反映しています。これは、集計期間の開始日と終了日を決定するために集計タイムラグとともに使用されます。

    • 「処理予定表」スケジュールでは、「処理予定表タイプ」を使用して、集計スケジュールを進めていきます。

集計グループを使用すると、分析または決済目的で集計を実行できます(目的は「集計カテゴリ」で定義します)。