概要

この項では、Oracle Utilities Meter Data Managementが顧客情報システムとの統合をサポートする仕組みの概要を示します。Oracle Utilities Meter Data Management (MDM)とOracle Utilities Customer Care and Billing (CC&B)などの顧客情報システムとの統合では、次のようになります。

  • Oracle Utilities Meter Data Managementは、通常、メーター・レコード、メーター構成、検証、編集および推定(VEE)ルール、請求決定要因計算ルール、使用データおよび計算済請求決定要因を含むメーター関連データの記録システムとなります。
  • Oracle Utilities Customer Care and Billing (顧客情報システム)は、通常、各アカウントおよび顧客用の請求の計算に使用される料金および料金表を含むアカウント関連のデータとサービス・ポイント関連のデータの記録システムとなります。

2つのシステム間でこのようにデータが分けられることを前提として、各システムでそのビジネス機能を正確に実行できるように、これらの統合でその2つの間にデータの経路を構成する必要があります。