初期測定データ検証の概要
Oracle Utilities Meter Data ManagementにインポートされるIMDの検証は、VEEルールの様々なライブラリを使用して行われます。次に、基本製品の一部として提供される、検証VEEルールのリストを示します。各ルールの実行方法および構成方法の詳細は、ルールに表示されるリンクをクリックしてください。
VEEルール名 |
適用可能なデータ型 |
目的 |
インターバル |
この検証ルールは、データの値またはデータの条件コードに基づいてIMD内の連続インターバルのすべての組合せにフラグを設定します。 |
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インターバルまたはスカラー |
このルールでは、重複初期測定データにフラグを設定できます。 |
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インターバルまたはスカラー |
この強力で柔軟な検証ルールは、測定とその関連するサービス・ポイントの履歴統計を比較します。合計、最小、最大、平均、中位、ゼロ値件数、供給中止件数、標準偏差などの統計が保持されます。現在の測定とこれらの統計を比較する式(プログラミングは不要)を定義します。 |
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インターバルまたはスカラー |
このルールは、同じ期間において、現在の計量コンポーネントと同じ設備構成に関連付けられた他のすべての計量コンポーネントに初期測定データが存在するかどうかを検証します。 |
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インターバルまたはスカラー |
この検証ルールでは、新しいデータで既存の測定を置換する必要があるかどうかを決定する様々な構成オプションを定義できます。このオプションには、値変更しきい値、パーセント変更しきい値および条件コード・ランキングなどがあります。 |
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インターバルまたはスカラー |
この検証ルールは、現在の初期測定データの合計消費量と履歴値を比較します。この比較は、平均日次使用(ADU)に基づいて正規化されます。履歴データと比較して、現在の初期測定データが高すぎるか低すぎる場合は、例外がスローされます。 |
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インターバルまたはスカラー |
この検証ルールは、切断済、取外済または使用連係に接続されていない設備で受信した、すべてのIMDにフラグを設定します。 |
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インターバル |
このルールは、初期測定で指定されたインターバル・サイズ(秒)が、計量コンポーネント・タイプに定義されているインターバル・サイズと一致するかどうかを検証します。 |
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インターバル |
このルールは、初期測定データ内の突出をチェックし、見つかった場合に例外を生成します。 |
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インターバルまたはスカラー |
このルールは、初期測定データで指定された指針乗数が、計量コンポーネントに格納されている乗数と一致するかどうかを検証します。一致しない場合は、ルールに構成されている指針乗数例外タイプおよび重大度を使用して、例外が作成されます。 |
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インターバルまたはスカラー |
このルールは、合計消費量がマイナスの初期測定データにフラグを設定します。 |
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インターバルまたはスカラー |
この検証ルールは、延長期間に設備が推定された場合にアラートを作成します。 |
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インターバル |
このルールは、欠落しているインターバル・データにフラグを設定します。 |
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インターバルまたはスカラー |
このルールは、ある期間のインターバル・データとスカラー・データの差異、またはTOUスカラー検針のセットと合計スカラー検針の差異を比較するために使用します。 |
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インターバルまたはスカラー |
このルールは、初期測定とともに渡された単位(UOM)を、計量コンポーネント・タイプに構成された主単位と照合します。 |
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インターバルまたはスカラー |
このルールは、初期測定データの合計消費量がゼロかどうかをチェックします。ゼロ消費量と同じ期間に供給中止が発生したかどうかもチェックして、この場合の例外回避の方法を提供します。 |
機能の詳細は、「VEEについて」を参照してください。