請求量の集計

請求使用量の集計には、集計計量コンポーネントの構成要素使用トランザクションの識別、集計期間内の使用量データの取得、そのデータの集計が関与します。

請求量の集計は、「請求使用量の集計」(D1_​AGGBSQ)アルゴリズムによって処理されます。このアルゴリズムは次のステップを実行します。

  • 「請求データの構成要素の検索」(D1-FINDCONSB)アルゴリズムをコールして、GTT5グローバル一時表を移入します(このプロセスの詳細は、「構成要素の検索」を参照)。

  • 集計期間内の日付を100%カバーしていない構成要素をGTT5表から削除します。

  • GTT5の残りの構成要素ごとに、このアルゴリズムは集計期間(データ・ソースの使用量構成に基づく)の請求データを取得し、GTT6グローバル一時表に挿入します。単位が集計計量コンポーネントの単位と異なる場合は、使用量が共通の単位に変換されます。

  • 集計計量コンポーネントの計量コンポーネント・タイプに定義された値識別子によって拡張された、データ・ソース・テンプレートSQLを使用して、GTT6表の測定データに対して集計計算を実行します。

  • プロファイルを集計値に適用して、集計計量コンポーネントと秒/インターバルが同じインターバル測定を作成します。

  • 結果を適切な測定表(標準の測定表または集計測定表)に挿入または更新します

  • 集計期間内の日付に対してデータがなく、以前に集計された測定が存在する場合は、データがないことを示すためにこれらの測定が削除されます。

  • 集計計量コンポーネントの直近の測定日時および「最新測定日時」の値を更新します。