機器データの集計

機器データの集計には、集計計量コンポーネントの構成要素機器の識別、集計期間の機器測定データの計算、そのデータの集計が関与します。

インターバル測定の集計は、「機器データの集計」(D1_​AGGITEM)アルゴリズムによって処理されます。このアルゴリズムは次のステップを実行します。

  • 「機器の構成要素の検索」(D1-FICONITEM)アルゴリズムをコールして、GTT3グローバル一時表に設備タイプのグループ(バッジ管理機器の場合)またはサービス・ポイント・タイプ(バッジ管理外機器の場合)、あるいはその両方を移入します(このプロセスの詳細は、「構成要素の検索」を参照)。

  • 集計期間内の日付を100%カバーしていない構成要素をGTT3表から削除します。

  • GTT3の残りの構成要素ごとに、このアルゴリズムは、各グループの機器数を機器インターバル(プロファイル)データに適用して、集計期間の測定を計算し、これらをGTT4グローバル一時表に挿入します。秒/インターバルおよび単位が集計計量コンポーネントの秒/インターバルおよび単位と異なる場合は、軸の変換を使用して、それらの測定が共通の秒/インターバルに変換されます。

  • 集計計量コンポーネントの計量コンポーネント・タイプに定義された値識別子によって拡張された、データ・ソース・テンプレートSQLを使用して、GTT4表の測定データに対して集計計算を実行します。

  • 結果を適切な測定表(標準の測定表または集計測定表)に挿入または更新します

  • 集計期間内の日付に対してデータがなく、以前に集計された測定が存在する場合は、データがないことを示すためにこれらの測定が削除されます。

  • 集計計量コンポーネントの直近の測定日時および「最新測定日時」の値を更新します。