動的集計処理

この項では、動的集計で使用される特定のタイプの処理に関する追加詳細について説明します。

標準集計と同様に、動的集計処理は主に次の3つのタイプのプロセスで構成されます。
  • ディメンション・スキャン: 集計計量コンポーネントによってまだ表されていないディメンションの一意の組合せを検索するプロセス。

  • 構成要素の検索: 集計計量コンポーネントのディメンションに基づいて、特定の集計計量コンポーネントに対して集計するすべてのソース・データを検索するプロセス。

  • 集計: 集計計量コンポーネントのディメンションに対応するソース・データを集計するプロセス。

動的集計処理は、次のタイプの管理データによって実行されます。
  • 「データ・ソース」では、集計対象のデータのソースを定義します。測定データであれば、サービス・ポイントにリンクされている使用連係、バッジ管理機器、バッジ管理外機器などがデータ・ソースになります。
  • 集計計量コンポーネント・タイプでは、集計済データの格納に使用される集計計量コンポーネントの最も重要なプロパティを定義します。
  • 「集計グループ」では、関連する一連の集計の順序付けおよび集計スケジュールを定義します。
  • 「計量コンポーネント・セット」では、集計を実行する際に使用するディメンションおよび基準を定義します。
このデータの構成の詳細は、「動的集計構成の概要」を参照してください。