エンドポイントURIの構成
構成プロセスには、各コマンドに適切なエンドポイントURIを定義して、ヘッドエンド・システムで使用できるようにBPELコンポジットを構成する手順が含まれます。エンドポイントURIを定義する場合は、BPELコンポジットを再デプロイメントするか再インストールするというアプローチがデフォルトになっています。たとえば、デフォルトでは、テスト・ハーネスを使用するアダプタを本番環境で実際のヘッドエンド・システムを使用するように変更する場合、適切なインストール・メニュー・オプションを編集し、BPELコンポジットを再デプロイすることが必要になります。インストールおよびデプロイメント中に各アダプタに定義されるエンドポイントURIのリストは、『Oracle Utilities Smart Grid Gateway Installation Guide』の「Smart Grid Gateway Installation and Configuration Worksheets」の項を参照してください。
エンドポイント・オーバーライド・ドメイン値マップ(DVM)を使用して、デプロイメントおよびインストール中に定義されたエンドポイントURIを上書きすることもできます。このDVMにより、インストールされた元の値を上書きする代替URLを提供する特定キーを定義できます。エンドポイント・オーバーライドDVMは、Oracle SOA Composerを使用して編集できます。
Landis+Gyrエンドポイント・オーバーライドDVM (D3–EndpointOverrides.dvm)では特定のキー・セットが使用され、それぞれ1つ以上のコマンドに使用されます。次の表は、Landis+Gyrアダプタで使用可能なDVMキーおよび各キーで使用されるコマンドを示しています。
DVMキー |
コマンド |
---|---|
CIMService |
現在値読取(スカラー) - CIM 現在値読取(インターバル) - CIM 設備ステータス・チェック |
CD_CB |
リモート接続 リモート切断 |
Metering |
設備コミッション(登録) |
MR_CB |
設備コミッション 設備デコミッション 設備コミッション(取付) 設備登録解除 現在値読取(スカラー) 現在値読取(インターバル) |
LGProcessCallout |
ユーザー・イグジット機能 |
Landis+Gyrアダプタのオーバーライド・エンドポイントURIを定義する手順は、次のとおりです。
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BPEL構成のSOAコンポーザを開きます。
SOAコンポーザのURLは、http://server:port/soa/composerです。
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左側のパネルで、D3–EndpointOverrides.dvmを選択します。
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Fusion Middleware v12.2.1では、これは「デプロイメント・ビュー」の「共有」または「タイプ・ビュー」の「ドメイン値マップ」にあります。
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Fusion Middleware v12.2.2では、これは「デプロイメント・ビュー」の「メタデータ」にあります。
右側のパネルにDVMが開きます。「説明」フィールドに、DVMで使用可能なキーが示されます(最初のキーのみが表示されますが、コンテンツをスクロールしてリストを表示できます)。このパネルには、以前に定義されたキーのリストも表示されます。
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「セッションの作成」ボタン(左側のパネルの上)をクリックして、編集セッションを開始します。
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「ドメイン値の追加」アイコン(+)をクリックして、新しいキーを追加します。
「ドメイン値の追加」ダイアログが開きます。
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「ドメイン値の追加」ダイアログに、適切な値を次のように入力します。
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キー: 定義するエンドポイントURIのDVMキー(前述の表を参照)。
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エンドポイントURI: オーバーライド・エンドポイントURI。
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「OK」をクリックします。
キーのリストに新しいDVM値が表示されます。
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「保存」アイコンをクリックして、DVM値を保存します。
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「パブリッシュ」ボタンをクリックして、編集セッションの変更内容をすべて有効にします。
「パブリッシュ・セッション」ダイアログに、オプションでセッションのノートを入力します。
セッションを公開すると、即時に変更内容が有効になります。
変更内容を破棄するには、「破棄」をクリックします。
「終了」をクリックして、現在のセッションを終了します。終了しても、セッションは開いたままであることに注意してください。変更を加えずにセッションを終了するには、「破棄」を使用します。