データ領域

データ領域には、再使用されたスキーマ構造に共通スキーマの場所を提供する以外のビジネス目的はありません。これは、冗長な要素宣言の削減を支援するためにのみ存在します。たとえば、共通の構造を共有する複数のスキーマがある場合は、共通要素のためにスタンドアロンのデータ領域スキーマを設定し、そのスキーマを他のスキーマのそれぞれに含めることができます。

スタンドアロンのデータ領域には、実際のフィールドにマップされている要素を保持できることに注意してください。たとえば、50の様々なタイプのフィールド活動があり、すべてが、活動の実行場所と時期を識別するための一連の共通要素を共有しているとします。この場合は、スタンドアロンのデータ領域ですべてに共通の要素を宣言し、その領域を50のフィールド活動のビジネス・オブジェクトに含めることをお薦めします。

冗長なデータ定義を回避するには、スタンドアロンのデータ領域を利用することをお薦めします。

注意: 動的挿入。システムによってスキーマがレンダリングされると、そのスキーマ内のすべてのスキーマがリアルタイムで展開されます。つまり、データ領域に加えた変更は、その変更を参照するすべてのスキーマ内でただちに有効になります。
注意:

スキーマのヒント。データ領域ページには、「スキーマに関する高度なトピック」ヘルプに関連するヘルプ・トピックを1回のクリックで起動するリンクを提供する特別な「スキーマのヒント」ゾーンが含まれています。

データ領域は、表示または入力用に完全なUIマップを定義しないビジネス・オブジェクトに含めることができます。または、スキーマのUI属性を定義し、UIヒントを介して自動レンダリングを使用します。

注意: UIレンダリングの表示。このページには、コンテキスト依存の「UIレンダリングの表示」ゾーンが表示されます。これは、表示や入力マップに自動レンダリングを使用するビジネス・オブジェクトの一部であるデータ領域に使用されます。データ領域によって定義されたスキーマのセグメントにレンダリングされたUIをボタンで表示できます。