ビジネス・イベント・ログ

ビジネス・イベント・ログは、重要なビジネス・イベントのタイプを取得するように設計されたツールとして表示される場合があります。ビジネス・オブジェクトは、使用しているアプリケーションでコールする様々なタイプのイベントを表すように構成します。イベントごとに、次のタイプの詳細を取得できます。

  • イベントのタイプを表すビジネス・オブジェクト。
  • イベントが実行された日時と開始したユーザー。
  • このイベントが記録されたビジネス・エンティティ。
  • イベントを記述する標準のアプリケーション・メッセージ。
  • 追加コンテキスト情報(イベント時に使用でき、イベントのタイプによって異なります)。ビジネス・イベント・ログのメンテナンス・オブジェクトでは、標準の特性コレクションおよびXML格納(CLOB)フィールドがサポートされます。それぞれの情報が存在する場所は、イベントのビジネス・オブジェクトによって決定されます。詳細は、「ビジネス・オブジェクト」を参照してください。

イベントの1つの共通タイプは、住所変更の追跡など、重要なデータに加えられた変更の監査の場合があります。ビジネス・オブジェクトに関連付けられているエンティティが追加、変更または削除されるたびに、そのトランザクションで実行された変更のリストが要約され、処理するために、「監査」ビジネス・オブジェクト・アルゴリズムに渡されます。このアルゴリズムは、変更をビジネス・イベント・ログとして監査するように設計できます。詳細は、「ビジネス・オブジェクトによるビジネス・ルールの定義」を参照してください。

ユーザーがビジネス・エンティティに関する重要なノートを取得するビジネス・イベント・ログを開始できるように、イベントの対応するビジネス・オブジェクトを起動するBPAスクリプトを公開することもできます。

つまり、いずれのプロセスでも、イベントの適切なタイプを表すビジネス・オブジェクトを起動することでビジネス・イベント・ログを作成できるということです。