ビジネス・プロセス・アシスタント・スクリプトの全体像

ファストパス: スクリプトの基本概念については、「スクリプトの全体像」を参照してください。

ユーザーが特定のタスクを実行するには、指示が必要な場合があります。ビジネス・プロセス・アシスタントを使用すると、ユーザーがビジネス・プロセスを進めるようにスクリプトを設定できます。たとえば、ユーザーが次のような操作を実行するのに役立つスクリプトを作成できます。

  • 新規パーソンを既存のアカウントに追加する
  • 顧客に自動支払を設定する
  • 今後マーケティング情報を受信しない顧客を変更
  • 顧客のWebパスワードの変更
  • 問題のあるオーダーの記録
  • 2つのアカウントを1つのアカウントにマージ
  • 料金が誤っている請求書の修正
  • ... (時間と想像力があれば、リストできる内容は無限にあります)

ユーザーはビジネス・プロセス・アシスタント(BPA)を使用してスクリプトを実行します。また、ユーザーは、ユーザー作業環境でお気に入りのビジネス・プロセス・アシスタント・スクリプトを定義できます。これによって、ユーザーはアクセラレータ・キー([Ctrl]+[Shift]+数字)を押してスクリプトを実行できます。

スクリプトを単なるトレーニング・ツールと考えないでください。ビジネス・プロセス・アシスタント・スクリプトを使用すると、共通タスクの実行にかかる時間を短縮することもできます。たとえば、新規パーソンを既存のアカウントに追加する際に必要なクリック数を減らすようにスクリプトを作成できます。

注意: 今後のアップグレードに関する問題。リリース間でフィールドやタブ・ページが削除されないように最大限の配慮をしていますが、基本パッケージに加えられた変更によって、これまで作成したスクリプトの変更が必要になる場合があります。削除されたフィールドやタブ・ページのリストは、リリース・ノートを参照してください。
注意: スクリプトは、エンド・ユーザーのトレーニングの代用品ではありません。スクリプトによって、共通タスクの実行に必要なステップを最小限に抑えることができます。通常は発生しない問題(メーター交換もれなど)は、解決策が多岐にわたるため、スクリプトを作成することが困難な場合があります。ただし、スクリプトによってユーザーは正しい方向に進むことができ、ビジネス・プロセスを正確に記憶する必要性が軽減します。

この項のトピックでは、ビジネス・プロセス・アシスタント・スクリプトに関連するバックグラウンド・トピックを説明します。