ビジネス・プロセス・アシスタント・スクリプトの開発とデバッグ

スクリプトを作成するときは、次に説明するアプローチを検討することをお薦めします。

スクリプトを設計する際は、保守が最も容易になるように設定方法を決定します。複雑で単一のスクリプトを作成するのではなく、スクリプトを小規模のセクションに分割することをお薦めします。次に例を示します

  • 複数のスクリプトに同様のステップが存在するかどうかを判断します。その場合は、共通のステップを含むスクリプトを設定し、「スクリプトの実行」ステップを使用してメイン・スクリプトからそのスクリプトを起動します。
  • 大規模なスクリプトを論理セクションに分割できるかどうかを判断します。その場合は、セクションごとに小規模なスクリプトを設定し、「管理の転送」ステップを介して各スクリプトを起動するマスター・スクリプトを作成します。

デバッグのために、ステップ・タイプは、スクリプト領域に特定タイプの活動を含むタイプと含まないタイプの2つのグループに分類すると便利です。スクリプト領域で活動が発生するステップ・タイプは、「高さ」「テキストの表示」「ユーザーへのプロンプト」「データの入力」「入力マップ」「フォーカスをフィールドに設定」です。

これ以外のステップ・タイプは手順ステップで、ユーザーとの対話は含まれません。これらのステップ・タイプのデバッグに役立つ2つの技法があります。
  • スクリプト領域にテキストを表示するようにシステムに指示します。
  • %+...+% (...は要素を表示するノードの名前)と入力して、データ領域全体(またはその一部)をスクリプト領域に表示できます。
注意: 時間の節約。新規のビジネス・プロセス・アシスタント・スクリプトを開発するときは、そのスクリプトを1番目の「お気に入り」とするようにユーザー作業環境を変更します。これによって、[Ctrl]+[Shift]+[1]を押すとそのスクリプトを起動できます(スクリプト・メニューからスクリプトを選択する必要がなくなります)。