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JavaTM 2 Platform Std. Ed. v1.3 |
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前のクラス 次のクラス | フレームあり フレームなし | |||||||||
概要: 内部クラス | フィールド | コンストラクタ | メソッド | 詳細: フィールド | コンストラクタ | メソッド |
java.lang.Object | +--java.awt.Component | +--java.awt.List
List
コンポーネントは、テキスト項目のスクロールリストをユーザに対して表示します。リストは、1 つまたは複数の項目が選択できるように設定できます。
例を示します。コード . . .
List lst = new List(4, false); lst.add("Mercury"); lst.add("Venus"); lst.add("Earth"); lst.add("JavaSoft"); lst.add("Mars"); lst.add("Jupiter"); lst.add("Saturn"); lst.add("Uranus"); lst.add("Neptune"); lst.add("Pluto"); cnt.add(lst);
コンテナが cnt
の場合は、次のスクロールリストを作成します。
選択されていない項目をクリックすると選択され、選択済みの項目をクリックすると選択解除されます。上記の例では、新しいスクロールリストを作成する際の 2 番目の引数が false
なので、同時に選択できる項目は 1 つだけです。ある項目を選択すると、ほかに選択済みの項目があれば自動的に選択解除されます。
Java 1.1 から、Abstract Window Toolkit (AWT) は、List
オブジェクトにそこで発生するすべてのマウス、キーボード、フォーカスイベントを送ります。下位互換性のために古い AWT イベントモデルが保持されていますが、それを使用することは推奨されません。
項目の選択時や選択解除時には、AWT は ItemEvent
のインスタンスをリストに送ります。ユーザがスクロールリストの項目をダブルクリックすると、AWT は項目イベントに続いて ActionEvent
のインスタンスをリストに送ります。AWT は同時に、リスト内の項目が選択されている間に Return キーが押されるとアクションイベントを生成します。
選択されているかアクティブになっているこのリスト内の項目に基づいてアプリケーションが特定のアクションを実行しようとする場合は、ItemListener
または ActionListener
を必要に応じて実装して、このリストからイベントを受け取る新しいリスナーを登録します。
複数選択のスクロールリストでは、それは外部のジェスチャー (ボタンのクリックなど) を使ってアクションをトリガーするのに最適なユーザインタフェースと見なされます。
ItemEvent
,
ItemListener
,
ActionEvent
,
ActionListener
, 直列化された形式内部クラスの概要 | |
protected class |
List.AccessibleAWTList
このクラスは List クラス用のユーザ補助機能のサポートを実装しています。 |
クラス java.awt.Component から継承した内部クラス |
Component.AccessibleAWTComponent |
クラス java.awt.Component から継承したフィールド |
BOTTOM_ALIGNMENT, CENTER_ALIGNMENT, LEFT_ALIGNMENT, RIGHT_ALIGNMENT, TOP_ALIGNMENT |
インタフェース java.awt.image.ImageObserver から継承したフィールド |
ABORT, ALLBITS, ERROR, FRAMEBITS, HEIGHT, PROPERTIES, SOMEBITS, WIDTH |
コンストラクタの概要 | |
List()
新しいスクロールリストを作成します。 |
|
List(int rows)
指定された数の表示行を持つように初期化された新しいスクロールリストを作成します。 |
|
List(int rows,
boolean multipleMode)
指定された行数を表示するように初期化された新しいスクロールリストを作成します。 |
メソッドの概要 | |
void |
add(String item)
指定された項目をスクロールリストの終わりに追加します。 |
void |
add(String item,
int index)
指定された項目を、インデックスで指定された位置でスクロールリストに追加します。 |
void |
addActionListener(ActionListener l)
このリストからアクションイベントを受け取るために、指定されたアクションリスナーを追加します。 |
void |
addItem(String item)
推奨されていません。 add(String) に置き換えられました。 |
void |
addItem(String item,
int index)
推奨されていません。 add(String, int) に置き換えられました。 |
void |
addItemListener(ItemListener l)
このリストから項目イベントを受け取るために指定された項目リスナーを追加します。 |
void |
addNotify()
リストのピアを作成します。 |
boolean |
allowsMultipleSelections()
推奨されていません。 JDK バージョン 1.1 以降は、 isMultipleMode() に置き換えられました。 |
void |
clear()
推奨されていません。 JDK バージョン 1.1 以降は、 removeAll() に置き換えられました。 |
int |
countItems()
推奨されていません。 JDK バージョン 1.1 以降は、 getItemCount() に置き換えられました。 |
void |
delItem(int position)
推奨されていません。 remove(String) と remove(int) に置き換えられました。 |
void |
delItems(int start,
int end)
推奨されていません。 JDK バージョン 1.1 の時点では、将来的に一般利用される予定はありません。このメソッドは、パッケージ private メソッドとしてだけ保持される予定です。 |
void |
deselect(int index)
指定されたインデックスにある項目を選択解除します。 |
AccessibleContext |
getAccessibleContext()
この List に関連した AccessibleContext を返します。 |
String |
getItem(int index)
指定するインデックスに対応する項目を返します。 |
int |
getItemCount()
リスト内の項目の数を返します。 |
String[] |
getItems()
リスト内の項目を返します。 |
EventListener[] |
getListeners(Class listenerType)
addXXXListener() を持つ List に追加された全リスナーの配列を返します。 |
Dimension |
getMinimumSize()
このスクロールリストの最小サイズを指定します。 |
Dimension |
getMinimumSize(int rows)
指定された行数を持つリストの最小寸法を返します。 |
Dimension |
getPreferredSize()
このスクロールリストの推奨サイズを返します。 |
Dimension |
getPreferredSize(int rows)
指定された行数を持つリストの推奨寸法を返します。 |
int |
getRows()
このリストでの表示行の数を返します。 |
int |
getSelectedIndex()
リストで選択されている項目のインデックスを返します。 |
int[] |
getSelectedIndexes()
リストで選択されているインデックスを返します。 |
String |
getSelectedItem()
このスクロールリストで選択されている項目を返します。 |
String[] |
getSelectedItems()
このスクロールリストで選択されている項目を返します。 |
Object[] |
getSelectedObjects()
リスト中の選択されている項目を Object の配列で返します。 |
int |
getVisibleIndex()
makeVisible メソッドによって最後に表示された項目のインデックスを返します。 |
boolean |
isIndexSelected(int index)
このスクロールリストで指定された項目が選択されているかどうかを判定します。 |
boolean |
isMultipleMode()
このリストが複数選択を許すかどうかを判定します。 |
boolean |
isSelected(int index)
推奨されていません。 JDK バージョン 1.1 以降は、 isIndexSelected(int) に置き換えられました。 |
void |
makeVisible(int index)
指定されたインデックスにある項目を表示させます。 |
Dimension |
minimumSize()
推奨されていません。 JDK バージョン 1.1 以降は、 getMinimumSize() に置き換えられました。 |
Dimension |
minimumSize(int rows)
推奨されていません。 JDK バージョン 1.1 以降は、 getMinimumSize(int) に置き換えられました。 |
protected String |
paramString()
このスクロールリストの状態を表現しているパラメータ文字列を返します。 |
Dimension |
preferredSize()
推奨されていません。 JDK バージョン 1.1 以降は、 getPreferredSize() に置き換えられました。 |
Dimension |
preferredSize(int rows)
推奨されていません。 JDK バージョン 1.1 以降は、 getPreferredSize(int) に置き換えられました。 |
protected void |
processActionEvent(ActionEvent e)
このコンポーネントで発生するアクションイベントを、登録された ActionListener オブジェクトにディスパッチすることにより、アクションイベントを処理します。
|
protected void |
processEvent(AWTEvent e)
このスクロールリストのイベントを処理します。 |
protected void |
processItemEvent(ItemEvent e)
このリストで発生する項目イベントを、登録された ItemListener オブジェクトにディスパッチすることにより、項目イベントを処理します。
|
void |
remove(int position)
指定された位置にある項目をこのスクロールリストから削除します。 |
void |
remove(String item)
リスト中の同じ項目のうち最初に出現したものを削除します。 |
void |
removeActionListener(ActionListener l)
指定されたアクションリスナーを削除し、それがこのリストからアクションイベントを受け取らないようにします。 |
void |
removeAll()
このリストからすべての項目を削除します。 |
void |
removeItemListener(ItemListener l)
指定された項目リスナーを削除して、それがこのリストから項目イベントを受け取らないようにします。 |
void |
removeNotify()
このリストのピアを削除します。 |
void |
replaceItem(String newValue,
int index)
スクロールリスト内の指定されたインデックスにある項目を新しい文字列で置き換えます。 |
void |
select(int index)
スクロールリストの指定されたインデックスにある項目を選択します。 |
void |
setMultipleMode(boolean b)
このリストが複数選択を許すかどうかを判定するフラグを設定します。 |
void |
setMultipleSelections(boolean b)
推奨されていません。 JDK バージョン 1.1 以降は、 setMultipleMode(boolean) に置き換えられました。 |
クラス java.lang.Object から継承したメソッド |
clone, equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, wait, wait, wait |
コンストラクタの詳細 |
public List()
public List(int rows)
rows
- 表示される項目の数public List(int rows, boolean multipleMode)
multipleMode
の値が true
の場合、ユーザはリストから複数の項目を選択できます。false
の場合、同時に選択できる項目は 1 つだけです。rows
- 表示される項目の数multipleMode
- true
では複数選択が可能、そうでない場合は選択できる項目数は一度に 1 つだけメソッドの詳細 |
public void addNotify()
Component
内の addNotify
java.awt.Component
からコピーされたタグ:Component.isDisplayable()
,
Component.removeNotify()
public void removeNotify()
Component
内の removeNotify
java.awt.Component
からコピーされたタグ:Component.isDisplayable()
,
Component.addNotify()
public int getItemCount()
getItem(int)
public int countItems()
getItemCount()
に置き換えられました。
public String getItem(int index)
index
- 項目の位置getItemCount()
public String[] getItems()
select(int)
,
deselect(int)
,
isIndexSelected(int)
public void add(String item)
item
- 追加される項目public void addItem(String item)
add(String)
に置き換えられました。
public void add(String item, int index)
item
- 追加される項目。このパラメータが null の場合、項目は空の文字列 ""
として処理されるindex
- 項目を追加する位置public void addItem(String item, int index)
add(String, int)
に置き換えられました。
public void replaceItem(String newValue, int index)
newValue
- 既存の項目を置き換える新しい文字列index
- 置き換える項目の位置public void removeAll()
remove(java.lang.String)
,
delItems(int, int)
public void clear()
removeAll()
に置き換えられました。
public void remove(String item)
item
- リストから削除される項目IllegalArgumentException
- その項目がリストに存在しない場合public void remove(int position)
position
- 削除される項目のインデックスArrayIndexOutOfBoundsException
- position
が 0 より小さいか、getItemCount()-1
より大きい場合add(String, int)
public void delItem(int position)
remove(String)
と remove(int)
に置き換えられました。
public int getSelectedIndex()
-1
select(int)
,
deselect(int)
,
isIndexSelected(int)
public int[] getSelectedIndexes()
select(int)
,
deselect(int)
,
isIndexSelected(int)
public String getSelectedItem()
select(int)
,
deselect(int)
,
isIndexSelected(int)
public String[] getSelectedItems()
select(int)
,
deselect(int)
,
isIndexSelected(int)
public Object[] getSelectedObjects()
ItemSelectable
内の getSelectedObjects
ItemSelectable
public void select(int index)
index
- 選択する項目の位置getSelectedItem()
,
deselect(int)
,
isIndexSelected(int)
public void deselect(int index)
指定されたインデックスにある項目が選択されていない場合や、インデックスが範囲外にある場合には、操作は無視されます。
index
- 選択を解除する項目の位置select(int)
,
getSelectedItem()
,
isIndexSelected(int)
public boolean isIndexSelected(int index)
index
- チェック対象の項目true
、そうでない場合は false
select(int)
,
deselect(int)
public boolean isSelected(int index)
isIndexSelected(int)
に置き換えられました。
public int getRows()
public boolean isMultipleMode()
true
、そうでない場合は false
setMultipleMode(boolean)
public boolean allowsMultipleSelections()
isMultipleMode()
に置き換えられました。
public void setMultipleMode(boolean b)
b
- 複数選択が許される場合は true
、そうでない場合はリストから同時に選択できる項目は 1 つだけisMultipleMode()
public void setMultipleSelections(boolean b)
setMultipleMode(boolean)
に置き換えられました。
public int getVisibleIndex()
makeVisible
メソッドによって最後に表示された項目のインデックスを返します。makeVisible(int)
public void makeVisible(int index)
index
- 項目の位置getVisibleIndex()
public Dimension getPreferredSize(int rows)
rows
- リストの行数Component.getPreferredSize()
public Dimension preferredSize(int rows)
getPreferredSize(int)
に置き換えられました。
public Dimension getPreferredSize()
Component
内の getPreferredSize
Component.getPreferredSize()
public Dimension preferredSize()
getPreferredSize()
に置き換えられました。
Component
内の preferredSize
public Dimension getMinimumSize(int rows)
rows
- リストの行数Component.getMinimumSize()
public Dimension minimumSize(int rows)
getMinimumSize(int)
に置き換えられました。
public Dimension getMinimumSize()
Component
内の getMinimumSize
Component.getMinimumSize()
public Dimension minimumSize()
getMinimumSize()
に置き換えられました。
Component
内の minimumSize
public void addItemListener(ItemListener l)
ItemSelectable
内の addItemListener
l
- 項目リスナーItemEvent
,
ItemListener
,
removeItemListener(java.awt.event.ItemListener)
public void removeItemListener(ItemListener l)
ItemSelectable
内の removeItemListener
l
- 項目リスナーItemEvent
,
ItemListener
,
addItemListener(java.awt.event.ItemListener)
public void addActionListener(ActionListener l)
l
- アクションリスナーActionEvent
,
ActionListener
,
removeActionListener(java.awt.event.ActionListener)
public void removeActionListener(ActionListener l)
l
- アクションリスナーActionEvent
,
ActionListener
,
addActionListener(java.awt.event.ActionListener)
public EventListener[] getListeners(Class listenerType)
listenerType
の引数の名前です。たとえば、指定された List l
の ItemListener(s) をすべて取得するには、次のように記述します。
ItemListener[] ils = (ItemListener[])(l.getListeners(ItemListener.class))該当するリスナーリストが存在しない場合は、空の配列が返されます。
Component
内の getListeners
listenerType
- 要求されたリスナーのタイプprotected void processEvent(AWTEvent e)
ItemEvent
のインスタンスの場合は、processItemEvent
メソッドを呼び出します。イベントが ActionEvent
のインスタンスの場合は、processActionEvent
を呼び出します。イベントが項目イベントやアクションイベントでない場合は、スーパークラスで processEvent
を呼び出します。Component
内の processEvent
e
- イベントActionEvent
,
ItemEvent
,
processActionEvent(java.awt.event.ActionEvent)
,
processItemEvent(java.awt.event.ItemEvent)
protected void processItemEvent(ItemEvent e)
ItemListener
オブジェクトにディスパッチすることにより、項目イベントを処理します。
項目イベントがこのコンポーネント用に使用可能になっていないかぎり、このメソッドは呼び出されません。項目イベントは、以下の項目の 1 つが発生したときに使用可能になります。
ItemListener
オブジェクトが addItemListener
を使って登録される
enableEvents
によって項目イベントが使用可能になっている
e
- 項目イベントItemEvent
,
ItemListener
,
addItemListener(java.awt.event.ItemListener)
,
Component.enableEvents(long)
protected void processActionEvent(ActionEvent e)
ActionListener
オブジェクトにディスパッチすることにより、アクションイベントを処理します。
このコンポーネントに対してアクションイベントが使用可能でない限り、このメソッドは呼び出されません。アクションイベントは、次のどちらかの場合に使用可能になります。
ActionListener
オブジェクトが addActionListener
によって登録されている
enableEvents
によってアクションイベントが使用可能になっている
e
- アクションイベントActionEvent
,
ActionListener
,
addActionListener(java.awt.event.ActionListener)
,
Component.enableEvents(long)
protected String paramString()
Component
内の paramString
public void delItems(int start, int end)
public AccessibleContext getAccessibleContext()
Accessible
内の getAccessibleContext
Component
内の getAccessibleContext
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JavaTM 2 Platform Std. Ed. v1.3 |
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前のクラス 次のクラス | フレームあり フレームなし | |||||||||
概要: 内部クラス | フィールド | コンストラクタ | メソッド | 詳細: フィールド | コンストラクタ | メソッド |
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