JavaTM 2 Platform
Std. Ed. v1.3

パッケージ java.awt

このパッケージには、ユーザインタフェースの作成と、グラフィックスとイメージのペイントのためのクラスがすべて含まれています。

参照:
          説明

インタフェースの概要
ActiveEvent 自分自身の送信方法がわかっているイベントのためのインタフェースです。
Adjustable ある制限範囲内に含まれる調整可能な数値を持つオブジェクト用のインタフェースです。
Composite Composite インタフェースは、CompositeContext とともに、基となるグラフィックス領域に描画プリミティブを構成するメソッドを定義します。
CompositeContext CompositeContext インタフェースは、合成操作用にカプセル化され、最適化された環境を定義します。
ItemSelectable 項目の集まりを持つオブジェクトに対するインタフェースです。
LayoutManager コンテナのレイアウト方法を認識しているクラスのためのインタフェースを定義します。
LayoutManager2 レイアウト制約オブジェクトに基づいて、コンテナをどのように配置するかを認識しているクラスのためのインタフェースを定義します。
MenuContainer メニュー関連のすべてのコンテナのスーパークラスです。
Paint この Paint インタフェースは、Graphics2D の操作のためにカラーパターンを生成する方法を定義します。
PaintContext PaintContext インタフェースは、Graphics2D での塗りつぶし操作用またはストローク操作用としてデバイス空間でカラーパターンを生成するための、カプセル化および最適化した環境を定義します。
PrintGraphics ページ印刷用のグラフィックスコンテキストを提供する抽象クラスです。
Shape Shape インタフェースは、なんらかの幾何学的な形を表すオブジェクトの定義を提供します。
Stroke Stroke インタフェースにより、Graphics2D オブジェクトは、指定された Shape の装飾された輪郭 (様式化された輪郭表現) を表す Shape を取得できます。
Transparency Transparency インタフェースは、クラスを実装するための共通の透明度モードを定義します。
 

クラスの概要
AlphaComposite この AlphaComposite クラスは、グラフィックスおよびイメージの混合および透明化効果を実現するために、ソースのピクセルとデスティネーションのピクセルを結合するための基本的なアルファ合成規則を実装します。
AWTEvent すべての AWT イベント用のルートイベントクラスです。
AWTEventMulticaster java.awt.event パッケージで定義される AWT イベントを、効率的で、スレッドに対して安全に、マルチキャスト配送する仕組みを実装するクラスです。
AWTPermission このクラスは AWT のアクセス権用のクラスです。
BasicStroke BasicStroke クラスは、グラフィックスのプリミティブの輪郭に対する描画属性の基本セットを定義します。
BorderLayout ボーダレイアウトは、north (上部)、south (下部)、east (右端)、west (左端)、center (中央) という 5 つの領域に収まるように、コンポーネントを整列およびサイズ変更して、コンテナに配置します。
Button このクラスはラベル付きボタンを作成します。
Canvas Canvas コンポーネントは、アプリケーションが描画したり、ユーザからの入力イベントをトラップしたりすることができる空白の矩形の画面領域を表します。
CardLayout CardLayout オブジェクトはコンテナのレイアウトマネージャです。
Checkbox チェックボックスは、「オン」 (true) または「オフ」 (false) のどちらかの状態にすることができるグラフィカルコンポーネントです。
CheckboxGroup CheckboxGroup クラスは Checkbox ボタンをグループ化するのに使用します。
CheckboxMenuItem このクラスは、メニューに含めることができるチェックボックスを表します。
Choice Choice クラスは選択のポップアップメニューを表します。
Color Color クラスは、デフォルトの sRGB カラー領域にある色、または ColorSpace で識別される任意のカラー領域にある色をカプセル化するのに使用されます。
Component 「コンポーネント」は、画面に表示でき、ユーザと対話できるグラフィカルな表現を持つオブジェクトです。
ComponentOrientation ComponentOrientation クラスは、コンポーネントまたはテキストの要素を整列するのに使用される、言語に対応した方向をカプセル化します。
Container 一般的な Abstract Window Toolkit (AWT) コンテナオブジェクトは、ほかの AWT コンポーネントを含むことができるコンポーネントです。
Cursor マウスカーソルのビットマップ表現をカプセル化するクラスです。
Dialog Dialog は、タイトルおよびボーダを持つトップレベルのウィンドウであり、通常はユーザからの入力を受け付けるために使用されます。
Dimension Dimension クラスは、単一のオブジェクト内のコンポーネントの幅と高さ (整数精度) をカプセル化します。
Event Event は、Java 1.0 イベントモデルでプラットフォームのグラフィカルユーザインタフェースからのイベントをカプセル化する、プラットフォームに依存しないクラスです。
EventQueue EventQueue は、基本となるピアクラスと信頼できるアプリケーションクラスの両方からのイベントをキューに入れるプラットフォームに依存しないクラスです。
FileDialog FileDialog クラスは、ユーザがファイルを選択できるダイアログウィンドウを表示します。
FlowLayout フローレイアウトは、段落内のテキスト行と同じように、左から右方向にコンポーネントを配置します。
Font Font クラスはフォントを表します。
FontMetrics FontMetrics クラスは、特定の画面での特定のフォントに関する描画情報をカプセル化するフォントメトリックオブジェクトを定義します。
Frame Frame は、タイトルとボーダ付きのトップレベルウィンドウです。
GradientPaint GradientPaint クラスは、カラーの線形グラデーションパターンで Shape を塗りつぶす手段を提供します。
Graphics Graphics クラスは、すべてのグラフィックコンテキストの抽象基底クラスです。
Graphics2D Graphics2D クラスは、Graphics クラスを拡張して、ジオメトリ、座標変換、カラー管理、テキスト配置について高度な制御を行います。
GraphicsConfigTemplate GraphicsConfigTemplate クラスを使うことにより、有効な GraphicsConfiguration を取得できます。
GraphicsConfiguration GraphicsConfiguration クラスは、プリンタやモニターなどのグラフィックスデスティネーションの特性を記述します。
GraphicsDevice GraphicsDevice クラスは、特定のグラフィックス環境で利用可能なグラフィックスデバイスを記述します。
GraphicsEnvironment GraphicsEnvironment クラスは、特定のプラットフォームの JavaTM アプリケーションで使用できる GraphicsDevice オブジェクトおよび Font オブジェクトのコレクションを記述します。
GridBagConstraints GridBagConstraints クラスは、GridBagLayout クラスを使って配置されるコンポーネントの制約を指定します。
GridBagLayout GridBagLayout クラスは、異なる大きさのコンポーネントでも縦横に配置できる柔軟なレイアウトマネージャです。
GridLayout GridLayout クラスは、コンテナのコンポーネントを矩形グリッドで配置するレイアウトマネージャです。
Image 抽象クラス Image は、グラフィカルイメージを表現するすべてのクラスのスーパークラスです。
Insets Insets オブジェクトはコンテナの境界を表現したものです。
JobAttributes 印刷ジョブを制御する属性セット このクラスのインスタンスは、このインスタンスを使用している各印刷ジョブの、コピーの部数、デフォルトの選択、出力先、印刷のダイアログ、ファイル名とプリンタ名、ページ範囲、複数のドキュメント処理 (照合を含む)、デュープレックスのような複数ページの組み付けなどを制御します。
JobAttributes.DefaultSelectionType 使用可能なデフォルト選択状態の型保証された列挙です。
JobAttributes.DestinationType 使用可能なジョブ出力先の型保証された列挙です。
JobAttributes.DialogType ユーザに表示する使用可能なダイアログの型保証された列挙です。
JobAttributes.MultipleDocumentHandlingType 使用可能な複数のドキュメント処理状態の型保証された列挙です。
JobAttributes.SidesType 使用可能な複数ページの面付けの型保証された列挙です。
Label Label オブジェクトは、コンテナ内にテキストを配置するためのコンポーネントです。
List List コンポーネントは、テキスト項目のスクロールリストをユーザに対して表示します。
MediaTracker MediaTracker クラスは、いくつかのメディアオブジェクトの状態を監視するユーティリティクラスです。
Menu Menu オブジェクトは、メニューバーから展開されるプルダウンメニューコンポーネントです。
MenuBar MenuBar クラスは、フレームに結合されるメニューバーの概念をカプセル化するクラスです。
MenuComponent 抽象クラス MenuComponent は、メニューに関連するすべてのコンポーネントのスーパークラスです。
MenuItem メニュー内のすべての項目は、MenuItem クラスかそのサブクラスの 1 つに属す必要があります。
MenuShortcut MenuItem のキーボードアクセラレータを表すクラスです。
PageAttributes 印刷したページの出力を制御する属性セットです。
PageAttributes.ColorType 使用可能なカラー状態の型保証された列挙
PageAttributes.MediaType 使用可能な用紙サイズの型保証された列挙です。
PageAttributes.OrientationRequestedType 使用可能な用紙方向の型保証された列挙です。
PageAttributes.OriginType 使用可能な原点の型保証された列挙です。
PageAttributes.PrintQualityType 使用可能な印刷品質の型保証された列挙です。
Panel Panel はもっともシンプルなコンテナクラスです。
Point 整数精度で指定される、(x, y) 座標空間での位置を表す点です。
Polygon Polygon クラスは、座標空間内の閉じた 2 次元領域の記述をカプセル化します。
PopupMenu このクラスは、コンポーネント内の指定された位置に動的に表示できるメニューを実装するためのものです。
PrintJob 印刷ジョブを開始して実行する抽象クラスです。
Rectangle Rectangle は、Rectangle オブジェクトの座標空間での左上の点 (x、 y)、およびその幅と高さによって囲まれる座標空間内の領域を指定します。
RenderingHints RenderingHints クラスには、Graphics2D クラスや、BufferedImageOp および Raster を実装するクラスによって使用される描画ヒントが含まれています。
RenderingHints.Key 描画用およびイメージ処理用のパイプラインのさまざまな側面を制御するために使われるすべてのキーの基底型を定義します。
Robot このクラスを用いると、テストの自動化、自動実行のデモ、およびマウスやキーボード制御が必要なアプリケーションのために、ネイティブなシステム入力イベントを生成することができます。
Scrollbar Scrollbar クラスは、よく使用されるユーザインタフェースオブジェクトであるスクロールバーを実現します。
ScrollPane 1 つの子コンポーネントに対して、自動水平または垂直スクロールあるいはその両方を実装するコンテナクラスです。
SystemColor システムの GUI オブジェクトの色を表すシンボリックカラーをカプセル化するクラスです。
TextArea TextArea オブジェクトは、テキストを表示する複数行領域です。
TextComponent TextComponent クラスは、テキストの編集を可能にするすべてのコンポーネントのスーパークラスです。
TextField TextField オブジェクトは、1 行のテキストの編集を行えるようにするテキストコンポーネントです。
TexturePaint TexturePaint クラスは、BufferedImage として指定されるテクスチャーで Shape を塗りつぶす手段を提供します。
Toolkit このクラスは、Abstract Window Toolkit のすべての実装の抽象スーパークラスです。
Window Window オブジェクトはボーダおよびメニューバーを持たないトップレベルウィンドウです。
 

例外の概要
AWTException AWT (Abstract Window Toolkit) 例外が発生したことを示します。
FontFormatException Font クラスのメソッド createFont によってスローされ、指定されたフォントが無効であることを示します。
IllegalComponentStateException 要求された操作に対し、AWT コンポーネントが適切な状態にないというシグナルです。
 

エラーの概要
AWTError 重大な Abstract Window Toolkit エラーが発生したときにスローされます。
 

パッケージ java.awt の説明

このパッケージには、ユーザインタフェースの作成と、グラフィックスとイメージのペイントのためのクラスがすべて含まれています。ボタンやスクロールバーなどのユーザインタフェースオブジェクトは、AWT の用語でコンポーネントと呼ばれます。すべての AWT コンポーネントのルートは、Component クラスです。すべての AWT コンポーネントが共有するプロパティの詳細な説明については、Component を参照してください。

コンポーネントには、ユーザがコンポーネントを操作するとイベントをトリガーするものがあります。AWTEvent クラスとそのサブクラスを使用すると、AWT コンポーネントによりトリガー可能なイベントを表現できます。AWT イベントモデルの説明については、AWTEvent を参照してください。

コンテナは、コンポーネントやほかのコンテナを入れることができるコンポーネントです。コンテナは、コンテナ内のコンポーネントの視覚的な配置を制御するレイアウトマネージャを持つことができます。AWT パッケージには、いくつかのレイアウトマネージャクラスと、ユーザ自身のレイアウトマネージャを構築するための 1 つのインタフェースがあります。詳細は、Container と LayoutManager を参照してください。

導入されたバージョン:
JDK1.0

JavaTM 2 Platform
Std. Ed. v1.3

バグや機能要求の報告
さらに詳しい API リファレンスおよび開発者ドキュメントについては、 Java 2 SDK SE Developer Documentation を参照してください。このドキュメントには、概念、用語の定義、回避策、 実用的なコード例など、開発者を対象にした詳細な解説が掲載されています。

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