JavaTM 2 Platform
Std. Ed. v1.3

java.awt
クラス Container

java.lang.Object
  |
  +--java.awt.Component
        |
        +--java.awt.Container
すべての実装インタフェース:
ImageObserver, MenuContainer, Serializable
直系の既知のサブクラス:
BasicSplitPaneDivider, Box, CellRendererPane, DefaultTreeCellEditor.EditorContainer, JComponent, Panel, ScrollPane, Window

public class Container
extends Component

一般的な Abstract Window Toolkit (AWT) コンテナオブジェクトは、ほかの AWT コンポーネントを含むことができるコンポーネントです。

コンテナに追加されるコンポーネントはリスト中に入れられます。リストの順番は、コンテナ中の前面から後面へコンポーネントがスタックされる順番を表わします。コンテナにコンポーネントを追加するときにインデックスが指定されないと、リストの最後尾に追加されます (したがって最後尾にスタックされる)。

導入されたバージョン:
JDK1.0
関連項目:
add(java.awt.Component, int), getComponent(int), LayoutManager, 直列化された形式

内部クラスの概要
protected  class Container.AccessibleAWTContainer
          ユーザ補助機能のデフォルトサポートを提供するのに使用する Container の内部クラスです。
 
クラス java.awt.Component から継承した内部クラス
Component.AccessibleAWTComponent
 
クラス java.awt.Component から継承したフィールド
BOTTOM_ALIGNMENT, CENTER_ALIGNMENT, LEFT_ALIGNMENT, RIGHT_ALIGNMENT, TOP_ALIGNMENT
 
インタフェース java.awt.image.ImageObserver から継承したフィールド
ABORT, ALLBITS, ERROR, FRAMEBITS, HEIGHT, PROPERTIES, SOMEBITS, WIDTH
 
コンストラクタの概要
Container()
          新しいコンテナを構築します。
 
メソッドの概要
 Component add(Component comp)
          指定されたコンポーネントをこのコンテナの最後に追加します。
 Component add(Component comp, int index)
          指定されたコンポーネントを、このコンテナの指定された位置に追加します。
 void add(Component comp, Object constraints)
          指定されたコンポーネントをコンテナの末尾に追加します。
 void add(Component comp, Object constraints, int index)
          指定されたコンポーネントを、指定されたインデックスと指定された制約で、コンテナへ追加します。
 Component add(String name, Component comp)
          コンテナに、指定されたコンポーネントを追加します。
 void addContainerListener(ContainerListener l)
          このコンテナからのコンテナイベントを受け取れるように、指定されたコンテナリスナーを追加します。
protected  void addImpl(Component comp, Object constraints, int index)
          指定されたコンポーネントを、指定されたインデックスで、コンテナへ追加します。
 void addNotify()
          ネイティブスクリーンリソースに接続することにより、この Container を表示可能にします。
 int countComponents()
          推奨されていません。 JDK バージョン 1.1 以降は、getComponentCount() に置き換えられました。
 void deliverEvent(Event e)
          推奨されていません。 JDK バージョン 1.1 以降は、dispatchEvent(AWTEvent e) に置き換えられました。
 void doLayout()
          このコンテナがコンポーネントを配置できるようにします。
 Component findComponentAt(int x, int y)
          指定された位置を格納する可視の子コンポーネントを検索します。
 Component findComponentAt(Point p)
          指定された点を格納する可視の子コンポーネントを検索します。
 float getAlignmentX()
          x 軸方向の配置を返します。
 float getAlignmentY()
          y 軸方向の配置を返します。
 Component getComponent(int n)
          コンテナ内の n 番目のコンポーネントを返します。
 Component getComponentAt(int x, int y)
          x, y 座標を含むコンポーネントを探します。
 Component getComponentAt(Point p)
          指定された点を含むコンポーネントを返します。
 int getComponentCount()
          このパネル内のコンポーネントの数を返します。
 Component[] getComponents()
          コンテナ内のすべてのコンポーネントを返します。
 Insets getInsets()
          コンテナの境界のサイズを示す、このコンテナのインセットを判定します。
 LayoutManager getLayout()
          このコンテナのレイアウトマネージャを返します。
 EventListener[] getListeners(Class listenerType)
          addXXXListener() によって Container に追加された全リスナーの配列を返します。
 Dimension getMaximumSize()
          このコンテナの最大サイズを返します。
 Dimension getMinimumSize()
          このコンテナの最小サイズを返します。
 Dimension getPreferredSize()
          このコンテナの推奨サイズを返します。
 Insets insets()
          推奨されていません。 JDK バージョン 1.1 以降は、getInsets() に置き換えられました。
 void invalidate()
          コンテナを無効にします。
 boolean isAncestorOf(Component c)
          コンポーネントがこのコンテナのコンポーネント階層に格納されているかどうかを判定します。
 void layout()
          推奨されていません。 JDK バージョン 1.1 以降は、doLayout() に置き換えられました。
 void list(PrintStream out, int indent)
          指定された出力ストリームにこのコンテナのリストを出力します。
 void list(PrintWriter out, int indent)
          指定されたインデント位置から開始して、指定されたプリントライターにリストを出力します。
 Component locate(int x, int y)
          推奨されていません。 JDK バージョン 1.1 以降は、getComponentAt(int, int) に置き換えられました。
 Dimension minimumSize()
          推奨されていません。 JDK バージョン 1.1 以降は、getMinimumSize() に置き換えられました。
 void paint(Graphics g)
          コンポーネントをペイントします。
 void paintComponents(Graphics g)
          このコンテナ内の各コンポーネントをペイントします。
protected  String paramString()
          このコンテナの状態を表すパラメータ文字列を返します。
 Dimension preferredSize()
          推奨されていません。 JDK バージョン 1.1 以降は、getPreferredSize() に置き換えられました。
 void print(Graphics g)
          コンテナを出力します。
 void printComponents(Graphics g)
          このコンテナ内の各コンポーネントを出力します。
protected  void processContainerEvent(ContainerEvent e)
          このコンテナで発生するコンテナイベントを、登録されている ContainerListener オブジェクトにディスパッチすることにより、コンテナイベントを処理します。
protected  void processEvent(AWTEvent e)
          このコンテナのイベントを処理します。
 void remove(Component comp)
          コンテナから、指定されたコンポーネントを削除します。
 void remove(int index)
          コンテナから、index で指定されたコンポーネントを削除します。
 void removeAll()
          コンテナからすべてのコンポーネントを削除します。
 void removeContainerListener(ContainerListener l)
          このコンテナからのコンテナイベントを受け取らないように、指定されたコンテナリスナーを削除します。
 void removeNotify()
          ネイティブスクリーンリソースへの接続を削除することにより、この Container を表示不可にします。
 void setFont(Font f)
          このコンテナのフォントを設定します。
 void setLayout(LayoutManager mgr)
          コンテナのレイアウトマネージャを設定します。
 void update(Graphics g)
          コンテナを更新します。
 void validate()
          このコンテナおよびすべてのサブコンポーネントを検証します。
protected  void validateTree()
          コンテナツリーを再帰的に降下し、必要であるとマークされた (無効とマークされた) すべてのサブツリーの配置を再計算します。
 
クラス java.awt.Component から継承したメソッド
action, add, addComponentListener, addFocusListener, addHierarchyBoundsListener, addHierarchyListener, addInputMethodListener, addKeyListener, addMouseListener, addMouseMotionListener, addPropertyChangeListener, addPropertyChangeListener, bounds, checkImage, checkImage, coalesceEvents, contains, contains, createImage, createImage, disable, disableEvents, dispatchEvent, enable, enable, enableEvents, enableInputMethods, firePropertyChange, getAccessibleContext, getBackground, getBounds, getBounds, getColorModel, getComponentOrientation, getCursor, getDropTarget, getFont, getFontMetrics, getForeground, getGraphics, getGraphicsConfiguration, getHeight, getInputContext, getInputMethodRequests, getLocale, getLocation, getLocation, getLocationOnScreen, getName, getParent, getPeer, getSize, getSize, getToolkit, getTreeLock, getWidth, getX, getY, gotFocus, handleEvent, hasFocus, hide, imageUpdate, inside, isDisplayable, isDoubleBuffered, isEnabled, isFocusTraversable, isLightweight, isOpaque, isShowing, isValid, isVisible, keyDown, keyUp, list, list, list, location, lostFocus, mouseDown, mouseDrag, mouseEnter, mouseExit, mouseMove, mouseUp, move, nextFocus, paintAll, postEvent, prepareImage, prepareImage, printAll, processComponentEvent, processFocusEvent, processHierarchyBoundsEvent, processHierarchyEvent, processInputMethodEvent, processKeyEvent, processMouseEvent, processMouseMotionEvent, remove, removeComponentListener, removeFocusListener, removeHierarchyBoundsListener, removeHierarchyListener, removeInputMethodListener, removeKeyListener, removeMouseListener, removeMouseMotionListener, removePropertyChangeListener, removePropertyChangeListener, repaint, repaint, repaint, repaint, requestFocus, reshape, resize, resize, setBackground, setBounds, setBounds, setComponentOrientation, setCursor, setDropTarget, setEnabled, setForeground, setLocale, setLocation, setLocation, setName, setSize, setSize, setVisible, show, show, size, toString, transferFocus
 
クラス java.lang.Object から継承したメソッド
clone, equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, wait, wait, wait
 

コンストラクタの詳細

Container

public Container()
新しいコンテナを構築します。コンテナは直接拡張できますが、この場合軽量でありコンポーネントツリー上部のネイティブなコンポーネントツリー (たとえば Frame) に含まれなければなりません。
メソッドの詳細

getComponentCount

public int getComponentCount()
このパネル内のコンポーネントの数を返します。
戻り値:
このパネルのコンポーネント数
導入されたバージョン:
JDK1.1
関連項目:
getComponent(int)

countComponents

public int countComponents()
推奨されていません。 JDK バージョン 1.1 以降は、getComponentCount() に置き換えられました。


getComponent

public Component getComponent(int n)
コンテナ内の n 番目のコンポーネントを返します。
パラメータ:
n - 取得するコンポーネントのインデックス
戻り値:
このコンテナ内の n 番目のコンポーネント
例外:
ArrayIndexOutOfBoundsException -  
ArrayIndexOutOfBoundsException - n 番目の値がない場合

getComponents

public Component[] getComponents()
コンテナ内のすべてのコンポーネントを返します。
戻り値:
このコンテナ内のすべてのコンポーネントの配列

getInsets

public Insets getInsets()
コンテナの境界のサイズを示す、このコンテナのインセットを判定します。

たとえば、Frame オブジェクトは、フレームのタイトルバーの高さに対応する上のインセットを持ちます。

戻り値:
このコンテナのインセット
導入されたバージョン:
JDK1.1
関連項目:
Insets, LayoutManager

insets

public Insets insets()
推奨されていません。 JDK バージョン 1.1 以降は、getInsets() に置き換えられました。


add

public Component add(Component comp)
指定されたコンポーネントをこのコンテナの最後に追加します。
パラメータ:
comp - 追加されるコンポーネント
戻り値:
コンポーネント引数

add

public Component add(String name,
                     Component comp)
コンテナに、指定されたコンポーネントを追加します。このメソッドではなく、バージョン 1.1 のメソッド、add(Component, Object) の使用を推奨します。

add

public Component add(Component comp,
                     int index)
指定されたコンポーネントを、このコンテナの指定された位置に追加します。
パラメータ:
comp - 追加されるコンポーネント
index - コンポーネントを挿入する位置。コンポーネントを最後に挿入する場合は -1
戻り値:
コンポーネント comp
関連項目:
remove(int)

add

public void add(Component comp,
                Object constraints)
指定されたコンポーネントをコンテナの末尾に追加します。また、指定された制約オブジェクトを使用して、このコンテナの配置にコンポーネントを追加するため、レイアウトマネージャに通知します。
パラメータ:
comp - 追加されるコンポーネント
constraints - このコンポーネントの配置条件を表現するオブジェクト
導入されたバージョン:
JDK1.1
関連項目:
LayoutManager

add

public void add(Component comp,
                Object constraints,
                int index)
指定されたコンポーネントを、指定されたインデックスと指定された制約で、コンテナへ追加します。また、指定された制約オブジェクトを使用してこのコンテナの配置にコンポーネントを追加するため、レイアウトマネージャに通知します。
パラメータ:
comp - 追加されるコンポーネント
constraints - このコンポーネントの配置条件を表現するオブジェクト
index - コンポーネントを挿入する位置。-1 は最後に挿入することを意味する
関連項目:
remove(int), LayoutManager

addImpl

protected void addImpl(Component comp,
                       Object constraints,
                       int index)
指定されたコンポーネントを、指定されたインデックスで、コンテナへ追加します。また、このメソッドは、指定された制約オブジェクトを使ってこのコンテナのレイアウトにコンポーネントを追加することをレイアウトマネージャに通知します。

これは、プログラムがコンテナへのすべての追加要求を追跡する必要がある場合にオーバーライドするメソッドです。オーバーライドするメソッドは、通常、メソッドのスーパークラスのバージョンの呼び出しを含む必要があります。

super.addImpl(comp, constraints, index)

パラメータ:
comp - 追加されるコンポーネント
constraints - このコンポーネントの配置条件を表現するオブジェクト
index - コンポーネントを挿入するコンテナのリスト内での位置。-1 は最後に挿入することを意味する
導入されたバージョン:
JDK1.1
関連項目:
add(java.awt.Component), add(java.awt.Component, int), add(java.awt.Component, java.lang.Object), LayoutManager

remove

public void remove(int index)
コンテナから、index で指定されたコンポーネントを削除します。
パラメータ:
index - 削除されるコンポーネントのインデックス
導入されたバージョン:
JDK1.1
関連項目:
add(java.awt.Component)

remove

public void remove(Component comp)
コンテナから、指定されたコンポーネントを削除します。
パラメータ:
comp - 削除されるコンポーネント
関連項目:
add(java.awt.Component)

removeAll

public void removeAll()
コンテナからすべてのコンポーネントを削除します。
関連項目:
add(java.awt.Component), remove(int)

getLayout

public LayoutManager getLayout()
このコンテナのレイアウトマネージャを返します。
関連項目:
doLayout(), setLayout(java.awt.LayoutManager)

setLayout

public void setLayout(LayoutManager mgr)
コンテナのレイアウトマネージャを設定します。
パラメータ:
mgr - 指定されたレイアウトマネージャ
関連項目:
doLayout(), getLayout()

doLayout

public void doLayout()
このコンテナがコンポーネントを配置できるようにします。ほとんどのプログラムは、このメソッドを直接呼び出す代わりに、validate メソッドを呼び出す必要があります。
オーバーライド:
クラス Component 内の doLayout
導入されたバージョン:
JDK1.1
関連項目:
LayoutManager.layoutContainer(java.awt.Container), setLayout(java.awt.LayoutManager), validate()

layout

public void layout()
推奨されていません。 JDK バージョン 1.1 以降は、doLayout() に置き換えられました。

オーバーライド:
クラス Component 内の layout

invalidate

public void invalidate()
コンテナを無効にします。上記のコンテナとすべての親は、配置される必要があるものとしてマークされます。このメソッドは頻繁に呼び出されるので、迅速に動作する必要があります。
オーバーライド:
クラス Component 内の invalidate
関連項目:
validate(), layout(), LayoutManager

validate

public void validate()
このコンテナおよびすべてのサブコンポーネントを検証します。

AWT は validate を使用して、コンテナが格納しているコンポーネントが追加または変更されたあとで、コンテナがそのサブコンポーネントを、もう一度配置できるようにします。

オーバーライド:
クラス Component 内の validate
関連項目:
validate(), Component.invalidate()

validateTree

protected void validateTree()
コンテナツリーを再帰的に降下し、必要であるとマークされた (無効とマークされた) すべてのサブツリーの配置を再計算します。同期化は、この validate を呼び出すメソッドによって提供される必要があります。

setFont

public void setFont(Font f)
このコンテナのフォントを設定します。
オーバーライド:
クラス Component 内の setFont
パラメータ:
f - このコンテナのフォント
導入されたバージョン:
JDK1.0
関連項目:
Component.getFont()

getPreferredSize

public Dimension getPreferredSize()
このコンテナの推奨サイズを返します。
オーバーライド:
クラス Component 内の getPreferredSize
戻り値:
このコンテナの推奨サイズを表す Dimension のインスタンス
関連項目:
getMinimumSize(), getLayout(), LayoutManager.preferredLayoutSize(java.awt.Container), Component.getPreferredSize()

preferredSize

public Dimension preferredSize()
推奨されていません。 JDK バージョン 1.1 以降は、getPreferredSize() に置き換えられました。

オーバーライド:
クラス Component 内の preferredSize

getMinimumSize

public Dimension getMinimumSize()
このコンテナの最小サイズを返します。
オーバーライド:
クラス Component 内の getMinimumSize
戻り値:
このコンテナの最小サイズを表す Dimension のインスタンス
導入されたバージョン:
JDK1.1
関連項目:
getPreferredSize(), getLayout(), LayoutManager.minimumLayoutSize(java.awt.Container), Component.getMinimumSize()

minimumSize

public Dimension minimumSize()
推奨されていません。 JDK バージョン 1.1 以降は、getMinimumSize() に置き換えられました。

オーバーライド:
クラス Component 内の minimumSize

getMaximumSize

public Dimension getMaximumSize()
このコンテナの最大サイズを返します。
オーバーライド:
クラス Component 内の getMaximumSize
関連項目:
getPreferredSize()

getAlignmentX

public float getAlignmentX()
x 軸方向の配置を返します。これは、そのコンポーネントがほかのコンポーネントに対してどのように配置されるべきかを指定したものです。この値は 0 から 1 の間の数値で、0 は基点方向への配置を表し、1 は基点からもっとも遠いところに、0.5 は中央に配置されます。
オーバーライド:
クラス Component 内の getAlignmentX

getAlignmentY

public float getAlignmentY()
y 軸方向の配置を返します。これは、そのコンポーネントがほかのコンポーネントに対してどのように配置されるべきかを指定したものです。この値は 0 から 1 の間の数値で、0 は基点方向への配置を表し、1 は基点からもっとも遠いところに、0.5 は中央に配置されます。
オーバーライド:
クラス Component 内の getAlignmentY

paint

public void paint(Graphics g)
コンポーネントをペイントします。このコンテナの子コンポーネントであるすべての軽量コンポーネントへ描画要求を転送します。このメソッドが再実装される場合、軽量コンポーネントが正しく表示されるように super.paint(g) が呼び出されなければなりません。子コンポーネント全体が、g で設定される現在のクリッピングによってクリップされる場合、paint() はその子コンポーネントには転送されません。
オーバーライド:
クラス Component 内の paint
パラメータ:
g - 指定された Graphics ウィンドウ
関連項目:
Component.update(java.awt.Graphics)

update

public void update(Graphics g)
コンテナを更新します。このメソッドは、このコンテナの子である軽量コンポーネントに更新要求を転送します。このメソッドが再実装された場合、super.update(g) を呼び出して軽量コンポーネントが適切に描画されるようにする必要があります。子コンポーネントが g 内で現在のクリッピングの設定値によって全体的にクリッピングされた場合、update() はその子には転送されません。
オーバーライド:
クラス Component 内の update
パラメータ:
g - 指定された Graphics ウィンドウ
関連項目:
Component.update(java.awt.Graphics)

print

public void print(Graphics g)
コンテナを出力します。このメソッドは、このコンテナの子である軽量コンポーネントに出力要求を転送します。このメソッドが再実装された場合、super.print(g) を呼び出して軽量コンポーネントが適切に描画されるようにする必要があります。子コンポーネントが g 内で現在のクリッピングの設定値によって全体的にクリッピングされた場合、print() はその子には転送されません。
オーバーライド:
クラス Component 内の print
パラメータ:
g - 指定された Graphics ウィンドウ
関連項目:
Component.update(java.awt.Graphics)

paintComponents

public void paintComponents(Graphics g)
このコンテナ内の各コンポーネントをペイントします。
パラメータ:
g - グラフィックスコンテキスト
関連項目:
Component.paint(java.awt.Graphics), Component.paintAll(java.awt.Graphics)

printComponents

public void printComponents(Graphics g)
このコンテナ内の各コンポーネントを出力します。
パラメータ:
g - グラフィックスコンテキスト
関連項目:
Component.print(java.awt.Graphics), Component.printAll(java.awt.Graphics)

addContainerListener

public void addContainerListener(ContainerListener l)
このコンテナからのコンテナイベントを受け取れるように、指定されたコンテナリスナーを追加します。l が null の場合、例外はスローされず、処理も実行されません。
パラメータ:
l - コンテナリスナー

removeContainerListener

public void removeContainerListener(ContainerListener l)
このコンテナからのコンテナイベントを受け取らないように、指定されたコンテナリスナーを削除します。l が null の場合、例外はスローされず、処理も実行されません。
パラメータ:
l - コンテナリスナー

getListeners

public EventListener[] getListeners(Class listenerType)
addXXXListener() によって Container に追加された全リスナーの配列を返します。XXX は listenerType の引数の名前です。たとえば、指定された Container c の ContainerListener(s) をすべて取得するには、次のように記述します。
 ContainerListener[] cls = (ContainerListener[])(c.getListeners(ContainerListener.class))
該当するリスナーリストが存在しない場合は、空の配列が返されます。
オーバーライド:
クラス Component 内の getListeners
パラメータ:
listenerType - 要求されたリスナーのタイプ
戻り値:
このコンテナによってサポートされる、指定されたタイプのすべてのリスナー
導入されたバージョン:
1.3

processEvent

protected void processEvent(AWTEvent e)
このコンテナのイベントを処理します。イベントが ContainerEvent である場合、processContainerEvent メソッドを呼び出します。そうでない場合は、スーパークラスの processEvent を呼び出します。
オーバーライド:
クラス Component 内の processEvent
パラメータ:
e - イベント

processContainerEvent

protected void processContainerEvent(ContainerEvent e)
このコンテナで発生するコンテナイベントを、登録されている ContainerListener オブジェクトにディスパッチすることにより、コンテナイベントを処理します。注: このコンポーネントでコンテナイベントが使用可能でない場合、このメソッドは呼び出されません。これは、次のどれかの場合に起こります。a) ContainerListener オブジェクトが addContainerListener() によって登録されている。b) コンテナイベントが、enableEvents() によって使用可能になっている
パラメータ:
e - コンテナイベント
関連項目:
Component.enableEvents(long)

deliverEvent

public void deliverEvent(Event e)
推奨されていません。 JDK バージョン 1.1 以降は、dispatchEvent(AWTEvent e) に置き換えられました。

オーバーライド:
クラス Component 内の deliverEvent

getComponentAt

public Component getComponentAt(int x,
                                int y)
x, y 座標を含むコンポーネントを探します。コンポーネントがオーバーラップしている場合、最上部の子コンポーネントが返されます。これは、Component.contains() によって、指定された点を含むような、インデックス 0 にもっとも近いコンポーネントを見つけることで決定されます。ただし、ネイティブピアがあるコンポーネントは、ネイティブピアがないコンポーネント (軽量コンポーネントなど) より優先される場合を除きます。
オーバーライド:
クラス Component 内の getComponentAt
パラメータ:
x - x 座標
y - y 座標
戻り値:
コンポーネントがその点を含まない場合は null。要求された点に子コンポーネントがなく、その点がコンテナの境界内にある場合は、コンテナ自身が返される。そうでない場合は、最上部の子コンポーネントが返される
導入されたバージョン:
JDK1.1
関連項目:
Component.contains(int, int)

locate

public Component locate(int x,
                        int y)
推奨されていません。 JDK バージョン 1.1 以降は、getComponentAt(int, int) に置き換えられました。

オーバーライド:
クラス Component 内の locate

getComponentAt

public Component getComponentAt(Point p)
指定された点を含むコンポーネントを返します。
オーバーライド:
クラス Component 内の getComponentAt
パラメータ:
p - 点
戻り値:
指定された点を含むコンポーネント。コンポーネントがその点を含まない場合は null
導入されたバージョン:
JDK1.1
関連項目:
Component.contains(int, int)

findComponentAt

public Component findComponentAt(int x,
                                 int y)
指定された位置を格納する可視の子コンポーネントを検索します。コンポーネントがオーバーラップしている場合、最上部の子コンポーネントが返されます。位置を格納している子コンポーネントが Container の場合、このメソッドは、もっとも深く入れ子になっている子コンポーネントを検索します。可視でないコンポーネントは検索時に無視されます。

findComponentAt メソッドは、Container の直接の子だけを検索する getComponentAt とは異なります。格納されているコンポーネントが Container の場合、findComponentAt はその子を検索して入れ子になっているコンポーネントを見つけます。

パラメータ:
x - x 座標
y - y 座標
戻り値:
コンポーネントがその位置を含まない場合は null。要求された点に子コンポーネントがなく、点がコンテナの境界内にある場合は、コンテナ自身が返される
導入されたバージョン:
1.2
関連項目:
Component.contains(int, int), getComponentAt(int, int)

findComponentAt

public Component findComponentAt(Point p)
指定された点を格納する可視の子コンポーネントを検索します。コンポーネントがオーバーラップしている場合、最上部の子コンポーネントが返されます。格納している子コンポーネントが Container の場合、このメソッドは、もっとも深く入れ子になっている子コンポーネントを検索します。可視でないコンポーネントは検索時に無視されます。

findComponentAt メソッドは、Container の直接の子だけを検索する getComponentAt とは異なります。格納されているコンポーネントが Container の場合、findComponentAt はその子を検索して入れ子になっているコンポーネントを見つけます。

パラメータ:
p - 点
戻り値:
コンポーネントがその位置を含まない場合は null。要求された点に子コンポーネントがなく、点がコンテナの境界内にある場合は、コンテナ自身が返される
導入されたバージョン:
1.2
関連項目:
Component.contains(int, int), getComponentAt(java.awt.Point)

addNotify

public void addNotify()
ネイティブスクリーンリソースに接続することにより、この Container を表示可能にします。コンテナを表示可能にすると、そのコンテナのすべての子も表示可能になります。このメソッドは、ツールキットによって内部で呼び出されます。プログラムから直接呼び出されることはありません。
オーバーライド:
クラス Component 内の addNotify
関連項目:
Component.isDisplayable(), removeNotify()

removeNotify

public void removeNotify()
ネイティブスクリーンリソースへの接続を削除することにより、この Container を表示不可にします。コンテナを表示できなくすると、そのコンテナのすべての子も表示不可になります。このメソッドは、ツールキットによって内部で呼び出されます。プログラムから直接呼び出されることはありません。
オーバーライド:
クラス Component 内の removeNotify
関連項目:
Component.isDisplayable(), addNotify()

isAncestorOf

public boolean isAncestorOf(Component c)
コンポーネントがこのコンテナのコンポーネント階層に格納されているかどうかを判定します。
パラメータ:
c - コンポーネント
戻り値:
上位オブジェクトである場合は true、そうでない場合は false
導入されたバージョン:
JDK1.1

paramString

protected String paramString()
このコンテナの状態を表すパラメータ文字列を返します。この文字列はデバッグの際に便利です。
オーバーライド:
クラス Component 内の paramString
戻り値:
このコンテナのパラメータ文字列

list

public void list(PrintStream out,
                 int indent)
指定された出力ストリームにこのコンテナのリストを出力します。リストは、指定されたインデント位置から開始されます。
オーバーライド:
クラス Component 内の list
パラメータ:
out - 出力ストリーム
indent - インデントされるスペースの数
導入されたバージョン:
JDK
関連項目:
Component.list(java.io.PrintStream, int)

list

public void list(PrintWriter out,
                 int indent)
指定されたインデント位置から開始して、指定されたプリントライターにリストを出力します。
オーバーライド:
クラス Component 内の list
クラス java.awt.Component からコピーされたタグ:
パラメータ:
out - 出力先のプリントライター
indent - インデントされるスペースの数
関連項目:
PrintStream.println(java.lang.Object)

JavaTM 2 Platform
Std. Ed. v1.3

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さらに詳しい API リファレンスおよび開発者ドキュメントについては、 Java 2 SDK SE Developer Documentation を参照してください。このドキュメントには、概念、用語の定義、回避策、 実用的なコード例など、開発者を対象にした詳細な解説が掲載されています。

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