モジュール javafx.controls
パッケージ javafx.scene.control

クラスListView<T>

  • 型パラメータ:
    T - この型は、ListViewsのitems ObservableListに格納されているオブジェクトの型を表す場合に使用されます。 また、selection modelおよびfocus modelでも使用されます。
    すべての実装されたインタフェース:
    Styleable, EventTarget, Skinnable

    @DefaultProperty("items")
    public class ListView<T>
    extends Control
    ListViewは、ユーザーが選択できるか、ユーザーが対話できるアイテムの水平または垂直のリストを表示します。 ListViewには、バッキング・モデルのデータの型を表現するための汎用型のセットがあります。 このようにすることには、ListViewに様々なメソッドを作成できる以外に、サポート・クラス(次に説明します)や型保証という利点があります。 さらに、ジェネリック型を使用することで、現代のすべてのIDEが追加の型情報でより完全に自動完成できるようになり、ListViewを使用するアプリケーションの開発が大幅に簡素化されます。

    ListViewへの移入

    名前のListView (Strings)を作成し、移入する方法の簡単な例を次に示します。

     
     ObservableList<String> names = FXCollections.observableArrayList(
              "Julia", "Ian", "Sue", "Matthew", "Hannah", "Stephan", "Denise");
     ListView<String> listView = new ListView<String>(names);

    ListViewの要素は、items ObservableList内に含まれています。 このObservableListはListViewによって自動的に監視されるため、ObservableList内でなんらかの変更が発生すると、その変更がListView自体に自動的に表示されます。 ObservableListをListViewコンストラクタに渡すことができない場合は、アイテムを設定するための推奨される方法は、単に次を呼び出すことです:

     
     ObservableList<T> content = ...
     listView.setItems(content);
    この最終的な結果として、前述のように、ListViewによって、リストのアイテムを表現するビューが自動的にリフレッシュされます。

    次に示す別のアプローチはListViewで許容されていますが、お薦めしません

     
     List<T> content = ...
     getItems().setAll(content);
    ここに示したアプローチの問題は、コンテンツ・リストがアイテム・リストにコピーされることです。つまり、その後にコンテンツ・リストに加えられる変更が監視されず、ListViewに視覚的に反映されません。

    ListView選択/フォーカスAPI

    選択およびフォーカスを追跡するには、SelectionModelクラスおよびFocusModelクラスに習熟することが必要です。 ListViewはこれらのクラスごとに最大でも1つのインスタンスを保持し、それぞれselectionModelプロパティおよびfocusModelプロパティから使用できます。 このAPIを使用すると新しい選択モデルを設定できますが、ほとんどの場合は、デフォルトの選択モデルおよびフォーカス・モデルが機能するため、このことは必要ありません。

    デフォルトのSelectionModelは、ListViewのインスタント化がMultipleSelectionModel抽象クラスの実装の場合に使用されます。 ただし、selectionModeプロパティのAPIドキュメントに示されているように、デフォルト値はSelectionMode.SINGLEです。 デフォルトのListViewインスタンスで複数選択を有効にするには、次のことを行う必要があります。

     
     listView.getSelectionModel().setSelectionMode(SelectionMode.MULTIPLE);

    ListViewのビジュアルのカスタマイズ

    ListViewのビジュアルは、デフォルトのcell factoryを置き換えることで、完全にカスタマイズできます。 セル・ファクトリは、ListViewのアイテムを表すために使用されるListCellインスタンスを生成するために使用されます。 カスタム・セルを作成する方法の詳細は、Cellクラスのドキュメントを参照してください。

    編集

    このコントロールは値のインライン編集をサポートしており、このセクションでは使用可能なAPIの概要とその使用方法を示します。

    まず、通常、セルを編集する場合は、セルを編集しないときとは異なるユーザー・インタフェースが必要となります。 このことは、使用するCell実装によって行います。 ListViewの場合、このことはcell factoryによって行います。 セルを永続的に編集状態にするか(たとえば、このことはCheckBoxセルでは一般的です)、編集が開始されたとき(たとえば、セルでダブルクリックを受け取ったとき)に別のUIに切り替えるかは任意です。

    セルに対する編集がいつリクエストされたかを知るには、単にCell.startEdit()メソッドをオーバーライドし、セルのtextプロパティおよびgraphicプロパティを適切に更新します(たとえば、textをnullに設定し、graphicをTextFieldに設定します)。 また、編集が完了したときにUIを元の視覚的状態にリセットするようにCell.cancelEdit()もオーバーライドします。 どちらの場合も、スーパー・メソッドを呼び出して、編集モードを開始または終了するために必要なすべての作業をセルで実行するようにすることが重要です。

    セルが編集状態になったら、次に、現在行っている編集をコミットまたは取り消す方法を確認しておきましょう。 このことは、セル・ファクトリ・プロバイダとしてユーザーが行います。 セル実装は、ユーザー入力に基づいて(たとえば、ユーザーがキーボードで[Enter]キーまたは[Esc]キーを押したとき)、編集の終了を認識します。 このことが発生したときは、Cell.commitEdit(Object)またはCell.cancelEdit()を適切に呼び出す必要があります。

    Cell.commitEdit(Object)を呼び出すと、ListViewに対してイベントが起動され、このイベントはsetOnEditCommit(javafx.event.EventHandler)を介してEventHandlerを追加することで監視できます。 また、edit startedit cancelの編集イベントを監視することもできます。

    デフォルトでは、ListView編集コミット・ハンドラはnull以外であり、デフォルトのハンドラでは、現在編集中の行のアイテムのプロパティ値を上書きすることを試みます。 このことは、Cell.commitEdit(Object)メソッドに新しい値が渡され、これが、起動されるListView.EditEventを介して編集コミット・ハンドラに渡されると、実行可能になります。 これは単に、この値を取得するためのListView.EditEvent.getNewValue()の呼出しの問題です。

    setOnEditCommit(javafx.event.EventHandler)を独自のEventHandlerとともに呼び出すと、デフォルトのハンドラが削除されることに注意することは非常に重要です。 その後、プロパティ(または関連するデータ・ソース)へのライトバックを処理しないかぎり、何も実行されません。 この問題を回避するには、Node.addEventHandler(javafx.event.EventType, javafx.event.EventHandler)メソッドを使用して、editCommitEvent() EventTypeに2番目の引数として必要なEventHandlerを追加します。 このメソッドを使用すると、デフォルトの実装は置き換えられず、編集コミットが発生したときに通知されるようになります。

    このサマリーでは、よくある質問に対して答えを示すことを意図しています。 JavaFXには、かわりにすべての編集要件を処理する、数多くの事前作成のセル・ファクトリが付属しています。 これらの事前作成のセル・ファクトリは、javafx.scene.control.cellパッケージにあります。

    導入されたバージョン:
    JavaFX 2.0
    関連項目:
    ListCellMultipleSelectionModelFocusModel
    • プロパティの詳細

      • items

        public final ObjectProperty<ObservableList<T>> itemsProperty
        ListViewの基礎となるデータ・モデル。 この汎用型は、TreeTableView自体の型と一致する必要があります。
        戻り値:
        このListViewのitemsプロパティ
      • placeholder

        public final ObjectProperty<Node> placeholderProperty
        表示するコンテンツがリストビューにない場合は、このノードがユーザーに表示されます。 最初から表モデルにデータがないか、またはフィルタがリスト・モデルに適用された結果、ユーザーに表示する対象がなくなったために、このようになる可能性があります。
        導入されたバージョン:
        JavaFX 8.0
        関連項目:
        getPlaceholder()setPlaceholder(Node)
      • focusModel

        public final ObjectProperty<FocusModel<T>> focusModelProperty
        FocusModelは、ListView内の単一のアイテムのフォーカスを取得および設定できるAPIを提供します。 この汎用型は、TreeTableView自体の型と一致する必要があります。
        関連項目:
        getFocusModel()setFocusModel(FocusModel)
      • cellFactory

        public final ObjectProperty<Callback<ListView<T>,ListCell<T>>> cellFactoryProperty

        カスタム・セル・ファクトリを設定すると、すべてのセル作成を遅延する効果があり、セルのすべてのカスタマイズが許可されます。 内部的には、ListViewによってListCellが再利用されます。カスタム・セル・ファクトリにとって必要なことは、ListViewの任意のアイテムを表すために使用できるListCellをこの関数から返すことのみです。

        詳細は、Cellクラスのドキュメントを参照してください。

        関連項目:
        getCellFactory()setCellFactory(Callback)
      • fixedCellSize

        public final DoubleProperty fixedCellSizeProperty
        このコントロールが指定された値の固定された高さであるセルを持つかどうかを指定します。 この値がゼロ以下の場合、すべてのセルは個別にサイズと位置が設定されます。 この操作には時間がかかります。 このため、パフォーマンスが重要で、開発者が可変セル・サイズに依存しないときは、固定セル・サイズ値を設定することをお薦めします。 一般的に、セルは24px前後であるため、固定セル・サイズを24に設定すると、ビジュアルをほとんど変化させることなく、パフォーマンスが向上します。

        CSSでこのプロパティを設定するには、-fx-fixed-cell-sizeプロパティを使用します。 これを-fx-cell-sizeプロパティと混同しないでください。 この2つのCSSプロパティ間の違いは、-fx-cell-sizeではすべてのセルを指定されたサイズに設定しますが、これが唯一のサイズとはならないことです(このため、可変セル・サイズが許容され、パフォーマンスの向上を妨げる可能性があります)。 このため、パフォーマンスを重視する場合は、-fx-cell-sizeではなく-fx-fixed-cell-sizeを使用してください。 CSSに両方のプロパティを指定した場合は、-fx-fixed-cell-sizeが優先されます。

        導入されたバージョン:
        JavaFX 8.0
        関連項目:
        getFixedCellSize()setFixedCellSize(double)
      • editable

        public final BooleanProperty editableProperty
        このListViewが編集可能かどうかを指定します - ListViewおよびその中のListCellが両方とも編集可能な場合にのみ、ListCellが編集状態になります。
        関連項目:
        isEditable()setEditable(boolean)
      • editingIndex

        public final ReadOnlyIntegerProperty editingIndexProperty

        編集が行われている場合にアイテムの索引が現在ListViewで編集されていることを表し、アイテムが編集されていない場合に-1を表すために使用されるプロパティ。

        編集インデックスを設定することはできません。かわりに、edit(int)を呼び出す必要があります。

        関連項目:
        getEditingIndex()
    • コンストラクタの詳細

      • ListView

        public ListView()
        コンテンツを垂直に積み上げて表示するデフォルトのListViewを作成します。 このコンストラクタにはObservableListが用意されていないため、空のObservableListが作成されます。つまり、必要に応じて直接getItems()を呼び出すことができます。 ただし、すでに説明したように、このアプローチはお薦めしません(かわりに、setItems(javafx.collections.ObservableList)を呼び出してください)。

        他のプロパティのデフォルト状態の詳細は、ListViewクラスのドキュメントを参照してください。

      • ListView

        public ListView​(ObservableList<T> items)
        指定されたObservableListから取得したコンテンツを垂直に積み上げるデフォルトのListViewを作成します。

        その後リストに加えられるすべての変更がユーザーに表示されるように、リスナーをObservableListに追加することを試みます。

        他のプロパティのデフォルト状態の詳細は、ListViewクラスのドキュメントを参照してください。

        パラメータ:
        items - アイテムのリスト
    • メソッドの詳細

      • editAnyEvent

        public static <T> EventType<ListView.EditEvent<T>> editAnyEvent()
        なんらかの編集イベントが発生したことを示すEventType。 これは、他のすべての編集イベント(editStartEvent()editCommitEvent()およびeditCancelEvent())の親タイプです。
        型パラメータ:
        T - このListViewに格納されているオブジェクトの型
        戻り値:
        イベント・タイプ
      • editStartEvent

        public static <T> EventType<ListView.EditEvent<T>> editStartEvent()
        ListViewに対して起動された編集イベントが開始されたことを示すEventType。
        型パラメータ:
        T - このListViewに格納されているオブジェクトの型
        戻り値:
        イベント・タイプ
      • editCancelEvent

        public static <T> EventType<ListView.EditEvent<T>> editCancelEvent()
        ListViewに対して起動された編集イベントが取り消されたことを示すEventType。
        型パラメータ:
        T - このListViewに格納されているオブジェクトの型
        戻り値:
        イベント・タイプ
      • editCommitEvent

        public static <T> EventType<ListView.EditEvent<T>> editCommitEvent()
        ListViewに対して起動された編集イベントがコミットされたことを示すEventType。
        型パラメータ:
        T - このListViewに格納されているオブジェクトの型
        戻り値:
        イベント・タイプ
      • setItems

        public final void setItems​(ObservableList<T> value)
        ListViewの基礎となるデータ・モデルを設定します。 この汎用型は、TreeTableView自体の型と一致する必要があります。
        パラメータ:
        value - このListViewのアイテムのリスト
      • getItems

        public final ObservableList<T> getItems()
        現在ユーザーに表示されているアイテムを含むObservableListを返します。 setItems(javafx.collections.ObservableList)が以前に呼び出されたことがある場合、これはnullになることがあります。ただし、デフォルトでは空のObservableListになります。
        戻り値:
        ユーザーに表示されるアイテムが含まれているObservableListか、またはアイテムが以前にnullに設定された場合にはnullになります。
      • itemsProperty

        public final ObjectProperty<ObservableList<T>> itemsProperty()
        ListViewの基礎となるデータ・モデル。 この汎用型は、TreeTableView自体の型と一致する必要があります。
        戻り値:
        このListViewのitemsプロパティ
      • placeholderProperty

        public final ObjectProperty<Node> placeholderProperty()
        表示するコンテンツがリストビューにない場合は、このノードがユーザーに表示されます。 最初から表モデルにデータがないか、またはフィルタがリスト・モデルに適用された結果、ユーザーに表示する対象がなくなったために、このようになる可能性があります。
        導入されたバージョン:
        JavaFX 8.0
        関連項目:
        getPlaceholder()setPlaceholder(Node)
      • setPlaceholder

        public final void setPlaceholder​(Node value)
        プロパティ・プレースホルダの値を設定します。
        プロパティの説明:
        表示するコンテンツがリストビューにない場合は、このノードがユーザーに表示されます。 最初から表モデルにデータがないか、またはフィルタがリスト・モデルに適用された結果、ユーザーに表示する対象がなくなったために、このようになる可能性があります。
        導入されたバージョン:
        JavaFX 8.0
      • getPlaceholder

        public final Node getPlaceholder()
        プロパティ・プレースホルダの値を取得します。
        プロパティの説明:
        表示するコンテンツがリストビューにない場合は、このノードがユーザーに表示されます。 最初から表モデルにデータがないか、またはフィルタがリスト・モデルに適用された結果、ユーザーに表示する対象がなくなったために、このようになる可能性があります。
        導入されたバージョン:
        JavaFX 8.0
      • getSelectionModel

        public final MultipleSelectionModel<T> getSelectionModel()
        現在インストールされている選択モデルを返します。
        戻り値:
        現在インストールされている選択モデル
      • setFocusModel

        public final void setFocusModel​(FocusModel<T> value)
        ListViewで使用するFocusModelを設定します。
        パラメータ:
        value - ListViewで使用されるFocusModel
      • getFocusModel

        public final FocusModel<T> getFocusModel()
        現在インストールされているFocusModelを返します。
        戻り値:
        現在インストールされているFocusModel
      • focusModelProperty

        public final ObjectProperty<FocusModel<T>> focusModelProperty()
        FocusModelは、ListView内の単一のアイテムのフォーカスを取得および設定できるAPIを提供します。 この汎用型は、TreeTableView自体の型と一致する必要があります。
        関連項目:
        getFocusModel()setFocusModel(FocusModel)
      • setOrientation

        public final void setOrientation​(Orientation value)
        垂直にスクロールするか水平にスクロールするかを決定する、ListViewの向きを設定します。
        パラメータ:
        value - ListViewの向き
      • getOrientation

        public final Orientation getOrientation()
        垂直にスクロールするか水平にスクロールするかを決定する、ListViewの現在の向きを返します。
        戻り値:
        ListViewの現在の方向
      • setCellFactory

        public final void setCellFactory​(Callback<ListView<T>,ListCell<T>> value)
        ListViewで使用する新規セル・ファクトリを設定します。 これにより、強制的に古いすべてのListCellが破棄され、新しいセル・ファクトリで新しいListCellが作成されます。
        パラメータ:
        value - このListViewで使用するセル・ファクトリ
      • getCellFactory

        public final Callback<ListView<T>,ListCell<T>> getCellFactory()
        現在のセル・ファクトリを返します。
        戻り値:
        現在のセル・ファクトリ
      • cellFactoryProperty

        public final ObjectProperty<Callback<ListView<T>,ListCell<T>>> cellFactoryProperty()

        カスタム・セル・ファクトリを設定すると、すべてのセル作成を遅延する効果があり、セルのすべてのカスタマイズが許可されます。 内部的には、ListViewによってListCellが再利用されます。カスタム・セル・ファクトリにとって必要なことは、ListViewの任意のアイテムを表すために使用できるListCellをこの関数から返すことのみです。

        詳細は、Cellクラスのドキュメントを参照してください。

        関連項目:
        getCellFactory()setCellFactory(Callback)
      • setFixedCellSize

        public final void setFixedCellSize​(double value)
        このコントロールの新しい固定セル・サイズを設定します。 値をゼロよりも大きくすると固定セル・サイズ・モードが有効になり、ゼロまたは負の値(またはRegion.USE_COMPUTED_SIZE)を使用すると固定セル・サイズ・モードが無効になります。
        パラメータ:
        value - 新しい固定セル・サイズ値。無効にするには、ゼロ以下の値(または、Region.USE_COMPUTED_SIZE)にします。
        導入されたバージョン:
        JavaFX 8.0
      • getFixedCellSize

        public final double getFixedCellSize()
        固定セル・サイズ値を返します。 ゼロ以下の値は固定セル・サイズ・モードが無効になっていることを表す場合に使用し、ゼロよりも大きい値はこのコントロールのすべてのセルのサイズを表す場合に使用します。
        戻り値:
        このコントロールの固定セル・サイズを表す倍精度浮動小数点。固定セル・サイズ・モードが無効である場合にはゼロ以下の値にします。
        導入されたバージョン:
        JavaFX 8.0
      • fixedCellSizeProperty

        public final DoubleProperty fixedCellSizeProperty()
        このコントロールが指定された値の固定された高さであるセルを持つかどうかを指定します。 この値がゼロ以下の場合、すべてのセルは個別にサイズと位置が設定されます。 この操作には時間がかかります。 このため、パフォーマンスが重要で、開発者が可変セル・サイズに依存しないときは、固定セル・サイズ値を設定することをお薦めします。 一般的に、セルは24px前後であるため、固定セル・サイズを24に設定すると、ビジュアルをほとんど変化させることなく、パフォーマンスが向上します。

        CSSでこのプロパティを設定するには、-fx-fixed-cell-sizeプロパティを使用します。 これを-fx-cell-sizeプロパティと混同しないでください。 この2つのCSSプロパティ間の違いは、-fx-cell-sizeではすべてのセルを指定されたサイズに設定しますが、これが唯一のサイズとはならないことです(このため、可変セル・サイズが許容され、パフォーマンスの向上を妨げる可能性があります)。 このため、パフォーマンスを重視する場合は、-fx-cell-sizeではなく-fx-fixed-cell-sizeを使用してください。 CSSに両方のプロパティを指定した場合は、-fx-fixed-cell-sizeが優先されます。

        導入されたバージョン:
        JavaFX 8.0
        関連項目:
        getFixedCellSize()setFixedCellSize(double)
      • setEditable

        public final void setEditable​(boolean value)
        プロパティeditableの値を設定します。
        プロパティの説明:
        このListViewが編集可能かどうかを指定します - ListViewおよびその中のListCellが両方とも編集可能な場合にのみ、ListCellが編集状態になります。
      • isEditable

        public final boolean isEditable()
        プロパティeditableの値を取得します。
        プロパティの説明:
        このListViewが編集可能かどうかを指定します - ListViewおよびその中のListCellが両方とも編集可能な場合にのみ、ListCellが編集状態になります。
      • editableProperty

        public final BooleanProperty editableProperty()
        このListViewが編集可能かどうかを指定します - ListViewおよびその中のListCellが両方とも編集可能な場合にのみ、ListCellが編集状態になります。
        関連項目:
        isEditable()setEditable(boolean)
      • getEditingIndex

        public final int getEditingIndex()
        ListViewで現在編集中のアイテムのインデックスを返すか、または編集中のアイテムがない場合には-1を返します。
        戻り値:
        現在編集中のアイテムのインデックス
      • editingIndexProperty

        public final ReadOnlyIntegerProperty editingIndexProperty()

        編集が行われている場合にアイテムの索引が現在ListViewで編集されていることを表し、アイテムが編集されていない場合に-1を表すために使用されるプロパティ。

        編集インデックスを設定することはできません。かわりに、edit(int)を呼び出す必要があります。

        関連項目:
        getEditingIndex()
      • setOnEditStart

        public final void setOnEditStart​(EventHandler<ListView.EditEvent<T>> value)
        ユーザーが編集を開始したときに呼び出されるEventHandlerを設定します。

        これはコンビニエンス・メソッドです。addEventHandler(ListView.EDIT_START_EVENT, eventHandler)を呼び出して同じ結果を得ることができます。

        パラメータ:
        value - ユーザーが編集を開始したときに呼び出されるEventHandler
      • getOnEditStart

        public final EventHandler<ListView.EditEvent<T>> getOnEditStart()
        ユーザーが編集を開始したときに呼び出されるEventHandlerを返します。
        戻り値:
        ユーザーが編集を開始したときに呼び出されるEventHandler
      • setOnEditCommit

        public final void setOnEditCommit​(EventHandler<ListView.EditEvent<T>> value)
        ユーザーが編集を完了したときに呼び出されるEventHandlerを設定します。 これは、Cell.commitEdit(java.lang.Object)メソッドの一部として呼び出されます。

        これはコンビニエンス・メソッドです。addEventHandler(ListView.EDIT_START_EVENT, eventHandler)を呼び出して同じ結果を得ることができます。

        パラメータ:
        value - ユーザーが編集を完了したときに呼び出されるEventHandler
      • getOnEditCommit

        public final EventHandler<ListView.EditEvent<T>> getOnEditCommit()
        ユーザーが編集をコミットしたときに呼び出されるEventHandlerを返します。
        戻り値:
        ユーザーが編集をコミットするときに呼び出されるEventHandler
      • setOnEditCancel

        public final void setOnEditCancel​(EventHandler<ListView.EditEvent<T>> value)
        ユーザーが編集を取り消したときに呼び出されるEventHandlerを設定します。
        パラメータ:
        value - ユーザーが編集を取消したときに呼び出されるEventHandler
      • getOnEditCancel

        public final EventHandler<ListView.EditEvent<T>> getOnEditCancel()
        ユーザーが編集を取り消したときに呼び出されるEventHandlerを返します。
        戻り値:
        ユーザーが編集を取消したときに呼び出されるEventHandler
      • edit

        public void edit​(int itemIndex)
        ListViewがeditableである場合、指定されたインデックスのアイテムの編集を開始するようにListViewに指示します。 このメソッドが呼び出されると、現在のcellFactoryProperty()が編集をサポートするように設定されている場合には、ユーザー入力が有効になるようにCellの視覚的状態が切り替わります。
        パラメータ:
        itemIndex - 編集対象のListViewのアイテムのインデックス。
      • scrollTo

        public void scrollTo​(int index)
        ListViewをスクロールして、指定されたインデックスのアイテムがエンド・ユーザーに表示されるようにします。
        パラメータ:
        index - ユーザーに表示されるようにするインデックス。0以上で、かつ、指定されたListView内に含まれているアイテム・リストのサイズ未満であることを想定しています。
      • scrollTo

        public void scrollTo​(T object)
        指定されたオブジェクトがビューポート内で可視になるようにListViewをスクロールします。
        パラメータ:
        object - ユーザーに表示するオブジェクト。
        導入されたバージョン:
        JavaFX 8.0
      • setOnScrollTo

        public void setOnScrollTo​(EventHandler<ScrollToEvent<Integer>> value)
        プロパティonScrollToの値を設定します。
        プロパティの説明:
        scrollTo(int)またはscrollTo(Object)を使用してビューのインデックスをスクロールするリクエストがある場合に呼び出されます。
        導入されたバージョン:
        JavaFX 8.0
      • getOnScrollTo

        public EventHandler<ScrollToEvent<Integer>> getOnScrollTo()
        プロパティonScrollToの値を取得します。
        プロパティの説明:
        scrollTo(int)またはscrollTo(Object)を使用してビューのインデックスをスクロールするリクエストがある場合に呼び出されます。
        導入されたバージョン:
        JavaFX 8.0
      • refresh

        public void refresh()
        refresh()を呼び出すと、ListViewコントロールが強制的にコントロールのビジュアル境界に移入するために必要なセルを再作成して再投入します。 つまり、これはListViewにユーザーに表示している内容を更新させます。 これは、基になるデータソースがListView自体では監視されない方法で変更された場合に便利です。
        導入されたバージョン:
        JavaFX 8u60
      • getClassCssMetaData

        public static List<CssMetaData<? extends Styleable,?>> getClassCssMetaData()
        戻り値:
        このクラスに関連付けられたCssMetaData。スーパークラスのCssMetaDataを含むことがあります。
        導入されたバージョン:
        JavaFX 8.0
      • getControlCssMetaData

        public List<CssMetaData<? extends Styleable,?>> getControlCssMetaData()
        オーバーライド:
        getControlCssMetaData 、クラス: Control
        戻り値:
        コントロールのCSSでスタイル設定可能なプロパティの変更不可能なリスト
        導入されたバージョン:
        JavaFX 8.0