モジュール java.desktop
パッケージ java.awt

クラスChoice

  • すべての実装されたインタフェース:
    ImageObserver, ItemSelectable, MenuContainer, Serializable, Accessible

    public class Choice
    extends Component
    implements ItemSelectable, Accessible
    Choiceクラスは、選択肢のポップアップ・メニューを提供します。 現在の選択は、メニューのタイトルとして表示されます。

    次のコード例では、ポップアップ・メニューを生成します。


     Choice ColorChooser = new Choice();
     ColorChooser.add("Green");
     ColorChooser.add("Red");
     ColorChooser.add("Blue");
     

    この選択メニューがパネルに追加されると、通常の状態では次のように表示されます。

    次のテキストで図を説明する

    この図では"Green"が現在の選択です。 オブジェクト上でマウス・ボタンを押すと、現在の選択がハイライトされた状態でメニューが表示されます。

    Choiceコンポーネントの任意のサイズ変更をサポートしていないネイティブ・プラット・フォームがあり、setSize()/getSize()の動作がこれによって制限を受ける場合があります。 ネイティブなGUI Choiceコンポーネントのサイズは、Choice内に含まれる項目のフォント・サイズや長さなどの属性で決定される場合がよくあります。

    導入されたバージョン:
    1.0
    関連項目:
    直列化された形式
    • コンストラクタの詳細

      • Choice

        public Choice()
               throws HeadlessException
        新しい選択メニューを作成します。 初期状態では、メニューには項目がありません。

        デフォルトでは、selectメソッドの呼出しでユーザーが別の選択を行うまで、選択メニューに追加された最初の項目が選択項目になります。

        例外:
        HeadlessException - GraphicsEnvironment.isHeadless()がtrueを返す場合
        関連項目:
        GraphicsEnvironment.isHeadless(), select(int), select(java.lang.String)
    • メソッドの詳細

      • addNotify

        public void addNotify()
        Choiceのピアを作成します。 このピアにより、Choiceの機能を変更せずにその外観を変更できます。
        オーバーライド:
        addNotify、クラスComponent
        関連項目:
        Component.getToolkit()
      • getItemCount

        public int getItemCount()
        このChoiceメニュー内の項目の数を返します。
        戻り値:
        このChoiceメニュー内の項目数
        導入されたバージョン:
        1.1
        関連項目:
        getItem(int)
      • countItems

        @Deprecated
        public int countItems()
        非推奨。
        JDK Version 1.1以降は、getItemCount()に置き換えられています。
        このChoiceメニュー内の項目の数を返します。
        戻り値:
        このChoiceメニュー内の項目数
      • getItem

        public String getItem​(int index)
        このChoiceメニュー内の指定されたインデックスの位置にある文字列を取得します。
        パラメータ:
        index - 開始位置を示すインデックス
        戻り値:
        指定されたインデックスのアイテム
        関連項目:
        getItemCount()
      • add

        public void add​(String item)
        このChoiceメニューに項目を追加します。
        パラメータ:
        item - 追加される項目
        例外:
        NullPointerException - 項目の値がnullの場合
        導入されたバージョン:
        1.1
      • addItem

        public void addItem​(String item)
        Java 2プラットフォームv1.1では使用しません。 代わりにaddメソッドを使用してください。

        このChoiceメニューに項目を追加します。

        パラメータ:
        item - 追加される項目
        例外:
        NullPointerException - 項目の値がnullに等しい場合
      • insert

        public void insert​(String item,
                           int index)
        この選択の指定された位置に項目を挿入します。 index以降の項目は1つずつ後に移動されます。 indexの値がこの選択の項目数以上の場合、itemはこの選択の最後に追加されます。

        項目が選択に追加される最初の項目である場合、この項目が選択されます。 最初の項目でない場合、選択される項目が移動される項目の場合は、選択の最初の項目が選択されます。 移動される項目でない場合は、その項目がそのまま選択されます。

        パラメータ:
        item - 挿入される項目。nullは指定不可
        index - 項目が挿入される位置
        例外:
        IllegalArgumentException - indexが0より小さい場合
      • remove

        public void remove​(String item)
        Choiceメニューから最初に表示されるitemを削除します。 現在選択されている項目が削除対象の場合、選択の最初の項目が選択項目になります。 削除対象になっていない場合、現在の項目がそのまま選択されます(選択されたインデックスが必要に応じて更新されます)。
        パラメータ:
        item - このChoiceメニューから削除される項目
        例外:
        IllegalArgumentException - その項目が選択メニューに存在しない場合
        導入されたバージョン:
        1.1
      • remove

        public void remove​(int position)
        選択メニューから、指定された位置にある項目を削除します。 現在選択されている項目が削除対象の場合、選択の最初の項目が選択項目になります。 削除対象になっていない場合、現在の項目がそのまま選択されます(選択されたインデックスが必要に応じて更新されます)。
        パラメータ:
        position - 項目の位置
        例外:
        IndexOutOfBoundsException - 指定された位置が範囲外である場合
        導入されたバージョン:
        1.1
      • removeAll

        public void removeAll()
        選択メニューからすべての項目を削除します。
        導入されたバージョン:
        1.1
        関連項目:
        remove(java.lang.String)
      • getSelectedItem

        public String getSelectedItem()
        現在の選択の文字列表現を取得します。
        戻り値:
        この選択メニューで現在選択されている項目の文字列表現
        関連項目:
        getSelectedIndex()
      • getSelectedObjects

        public Object[] getSelectedObjects()
        現在選択されている項目を含む配列(長さ1)を返します。 選択されている項目がない場合は、nullを返します。
        定義:
        getSelectedObjects、インタフェースItemSelectable
        戻り値:
        選択されたオブジェクトのリスト、またはnull
        関連項目:
        ItemSelectable
      • getSelectedIndex

        public int getSelectedIndex()
        現在選択されている項目のインデックスを返します。 何も選択されていない場合は -1を返します。
        戻り値:
        現在選択されている項目のインデックス、または何も選択されていない場合は -1
        関連項目:
        getSelectedItem()
      • select

        public void select​(int pos)
        このChoiceメニュー内の選択された項目を、指定された位置にある項目になるように設定します。

        このメソッドは、主にこのコンポーネント内の項目を初期状態で選択するために使用されます。 このメソッドをプログラムによって呼び出した場合、ItemEventはトリガーされません ItemEventをトリガーするための唯一の方法は、ユーザーの操作です。

        パラメータ:
        pos - 選択項目の位置
        例外:
        IllegalArgumentException - 指定された位置が項目の数より大きいか、ゼロより小さい場合
        関連項目:
        getSelectedItem(), getSelectedIndex()
      • select

        public void select​(String str)
        このChoiceメニュー内の選択された項目を、名前が指定された文字列に等しい項目になるように設定します。 指定された文字列と同じ名前の項目が複数ある場合は、インデックス値がもっとも小さい項目が選択されます。

        このメソッドは、主にこのコンポーネント内の項目を初期状態で選択するために使用されます。 このメソッドをプログラムによって呼び出した場合、ItemEventはトリガーされません ItemEventをトリガーするための唯一の方法は、ユーザーの操作です。

        パラメータ:
        str - 指定された文字列
        関連項目:
        getSelectedItem(), getSelectedIndex()
      • getListeners

        public <T extends EventListener> T[] getListeners​(Class<T> listenerType)
        このChoiceFooListenerとして現在登録されているすべてのオブジェクトの配列を返します。 FooListenerは、addFooListenerメソッドを使用して登録されます。

        FooListener.classなどのクラス・リテラルを使用してlistenerType引数を指定できます。 たとえば、次のコードを使用して、その項目リスナーのChoice cを照会できます。

        ItemListener[] ils = (ItemListener[])(c.getListeners(ItemListener.class));
        このようなリスナーがない場合は空の配列を返します。

        オーバーライド:
        getListeners、クラスComponent
        型パラメータ:
        T - リスナーの型
        パラメータ:
        listenerType - 要求されるリスナーの型; java.util.EventListenerの下位インタフェースを指定
        戻り値:
        この選択上でFooListenerとして登録されたすべてのオブジェクトの配列、またはこのようなリスナーが登録されていない場合は空の配列
        例外:
        ClassCastException - listenerTypeで、java.util.EventListenerを実装するクラスまたはインタフェースが指定されなかった場合
        導入されたバージョン:
        1.3
        関連項目:
        getItemListeners()
      • processEvent

        protected void processEvent​(AWTEvent e)
        この選択のイベントを処理します。 イベントがItemEventのインスタンスである場合は、processItemEventメソッドを呼び出します。 それ以外の場合は、そのスーパー・クラスのprocessEventメソッドを呼び出します。

        イベント・パラメータがnullである場合は、動作が未指定のため、例外が発生する可能性があります。

        オーバーライド:
        processEvent、クラスComponent
        パラメータ:
        e - イベント
        導入されたバージョン:
        1.1
        関連項目:
        ItemEvent, processItemEvent(java.awt.event.ItemEvent)
      • processItemEvent

        protected void processItemEvent​(ItemEvent e)
        このChoiceメニューで発生する項目イベントを、登録されているItemListenerオブジェクトにディスパッチすることによって処理します。

        項目イベントがこのコンポーネント用に使用可能になっていないかぎり、このメソッドは呼び出されません。 項目イベントは、次の項目の1つが発生したときに使用可能になります。

        • ItemListenerオブジェクトがaddItemListenerによって登録されている。
        • enableEventsによって項目イベントが使用可能になっている。

        イベント・パラメータがnullである場合は、動作が未指定のため、例外が発生する可能性があります。

        パラメータ:
        e - 項目イベント
        導入されたバージョン:
        1.1
        関連項目:
        ItemEvent, ItemListener, addItemListener(ItemListener), Component.enableEvents(long)
      • paramString

        protected String paramString()
        このChoiceメニューの状態を表す文字列を返します。 このメソッドはデバッグ専用であり、返される文字列の内容および形式は実装によって異なる可能性があります。 返される文字列は空でもかまいませんが、nullにはできません。
        オーバーライド:
        paramString、クラスComponent
        戻り値:
        このChoiceメニューのパラメータ文字列
      • getAccessibleContext

        public AccessibleContext getAccessibleContext()
        このChoiceに関連付けられているAccessibleContextを取得します。 Choiceコンポーネントの場合、AccessibleContextAccessibleAWTChoiceの形式を取ります。 必要に応じて、新しいAccessibleAWTChoiceインスタンスが作成されます。
        定義:
        getAccessibleContext、インタフェースAccessible
        オーバーライド:
        getAccessibleContext、クラスComponent
        戻り値:
        このChoiceAccessibleContextとして機能するAccessibleAWTChoice
        導入されたバージョン:
        1.3