- すべての実装されたインタフェース:
SwingConstants
- 導入されたバージョン:
- 1.2
-
フィールドのサマリー
インタフェース javax.swing.SwingConstantsで宣言されたフィールド
BOTTOM, CENTER, EAST, HORIZONTAL, LEADING, LEFT, NEXT, NORTH, NORTH_EAST, NORTH_WEST, PREVIOUS, RIGHT, SOUTH, SOUTH_EAST, SOUTH_WEST, TOP, TRAILING, VERTICAL, WEST
-
メソッドのサマリー
修飾子と型メソッド説明static Rectangle
指定されたコンポーネントの内部ペイント領域の位置とサイズをr
に格納し、r
を返します。static Rectangle[]
computeDifference
(Rectangle rectA, Rectangle rectB) rectB
とオーバーラップしないrectA
内の領域を表す矩形の配列を返すのに便利です。static Rectangle
computeIntersection
(int x, int y, int width, int height, Rectangle dest) 新しい矩形を割り当てずに、2つの矩形の共通部分を計算するのに便利です。static int
computeStringWidth
(FontMetrics fm, String str) 指定されたメトリックス(サイズ)を持つフォントを使用して文字列の幅を計算します。static Rectangle
computeUnion
(int x, int y, int width, int height, Rectangle dest) 新しい矩形を割り当てないで2つの矩形の結合部分を算出する簡易メソッドです。static MouseEvent
convertMouseEvent
(Component source, MouseEvent sourceEvent, Component destination) sourceEvent
と同様のMouseEventを返します(そのxとyメンバーがdestination
の座標体系に変換済みの場合を除く)。static Point
convertPoint
(Component source, int x, int y, Component destination) source
座標系内のポイント(x,y)
をdestination
座標系に変換します。static Point
convertPoint
(Component source, Point aPoint, Component destination) source
座標系内のaPoint
をdestination
座標系に変換します。static void
点を画面座標からコンポーネントの座標体系に変換します。static void
点をコンポーネントの座標体系から画面座標に変換します。static Rectangle
convertRectangle
(Component source, Rectangle aRectangle, Component destination) source
座標系内の矩形aRectangle
をdestination
座標系に変換します。static Component
非推奨。static Accessible
getAccessibleAt
(Component c, Point p) ローカル座標のPoint
に含まれているAccessible
子が存在する場合は、それを返します。static Accessible
getAccessibleChild
(Component c, int i) オブジェクトのn番目のAccessible子を返します。static int
オブジェクト内のアクセシビリティ対応の子の数を返します。static int
このオブジェクトの、そのAccessible親でのインデックスを取得します。static AccessibleStateSet
このオブジェクトの状態を取得します。static Container
getAncestorNamed
(String name, Component comp) コンポーネント階層内のcomp
の上位を検索するための簡易メソッドであり、見つかったname
の最初のオブジェクトを返します。static Container
getAncestorOfClass
(Class<?> c, Component comp) コンポーネント階層内のcomp
の上位を検索するための簡易メソッドであり、見つかったクラスc
の最初のオブジェクトを返します。static Component
getDeepestComponentAt
(Component parent, int x, int y) 位置x
、y
を含むparent
の、もっとも深い可視の子孫Componentを返します。static Rectangle
getLocalBounds
(Component aComponent) コンポーネントaComponent
の矩形(0,0,bounds.width,bounds.height)を返します。static Component
現在のコンポーネント・ツリーのルート・コンポーネントを返します。static JRootPane
cが下位JRootPane子孫の場合は、そのJRootPane祖先を返します。static ActionMap
getUIActionMap
(JComponent component) UIがcomponent
に指定したActionMapを返します。static InputMap
getUIInputMap
(JComponent component, int condition) UIがcomponent
のcondition
に指定したInputMapを返します。static Container
getUnwrappedParent
(Component component) JLayer
のインスタンスではない、component
の最初の祖先を返します。static Component
getUnwrappedView
(JViewport viewport) JLayer
のインスタンスではない、JViewport
の最初の子孫を返します。static Window
c
の最初のWindow
祖先か、またはc
がWindow
の内部に含まれていない場合はnull
を返します。static void
invokeAndWait
(Runnable doRun) doRun.run()
を、AWTイベント・ディスパッチ・スレッドで非同期的に実行させます。static void
invokeLater
(Runnable doRun) doRun.run()を、AWTイベント・ディスパッチ・スレッドで非同期的に実行させます。static boolean
コンポーネントa
がコンポーネントb
の子孫である場合、true
を返します。static boolean
現在のスレッドがAWTイベント・ディスパッチ・スレッドの場合にtrueを返します。static boolean
isLeftMouseButton
(MouseEvent anEvent) マウス・イベントが左マウス・ボタンを示す場合にtrueを返します。static boolean
isMiddleMouseButton
(MouseEvent anEvent) マウス・イベントが中央マウス・ボタンを示す場合にtrueを返します。static final boolean
@{code a} にb
が含まれている場合、true
を返します。static boolean
isRightMouseButton
(MouseEvent anEvent) マウス・イベントが右マウス・ボタンを示す場合にtrueを返します。static String
layoutCompoundLabel
(FontMetrics fm, String text, Icon icon, int verticalAlignment, int horizontalAlignment, int verticalTextPosition, int horizontalTextPosition, Rectangle viewR, Rectangle iconR, Rectangle textR, int textIconGap) アイコン起点の位置、テキスト・ベースライン起点の位置、および可能であればクリップされた複合ラベル文字列を計算して返します。static String
layoutCompoundLabel
(JComponent c, FontMetrics fm, String text, Icon icon, int verticalAlignment, int horizontalAlignment, int verticalTextPosition, int horizontalTextPosition, Rectangle viewR, Rectangle iconR, Rectangle textR, int textIconGap) アイコン起点の位置、テキスト・ベースライン起点の位置、および可能であればクリップされた複合ラベル文字列を計算して返します。static boolean
notifyAction
(Action action, KeyStroke ks, KeyEvent event, Object sender, int modifiers) action
が非null
の場合はaction
でactionPerformed
を呼び出し、送信者オブジェクトを受け入れます。static void
paintComponent
(Graphics g, Component c, Container p, int x, int y, int w, int h) 指定されたGraphics
で、コンポーネントをペイントします。static void
paintComponent
(Graphics g, Component c, Container p, Rectangle r) 指定されたGraphics
で、コンポーネントをペイントします。static boolean
processKeyBindings
(KeyEvent event) event
に関連付けられたComponent
のキー・バインディングを処理します。static void
replaceUIActionMap
(JComponent component, ActionMap uiActionMap) component
のUI ActionMapをuiActionMap
に変更する簡易メソッドです。static void
replaceUIInputMap
(JComponent component, int type, InputMap uiInputMap) component
のUI InputMapをuiInputMap
に変更する簡易メソッドです。static void
単純なLook & Feelの変更で、ツリー内の各ノードにupdateUI()
処理を行うこと、つまり現在のLook & FeelでそのUIプロパティを初期化することを要求します。static Window
c
の最初のWindow
祖先か、またはc
がWindow
の内部に含まれていない場合はnull
を返します。
-
メソッドの詳細
-
isRectangleContainingRectangle
@{code a} にb
が含まれている場合、true
を返します。- パラメータ:
a
- 最初の矩形b
- 2番目の矩形- 戻り値:
- @{code a} に
b
が含まれている場合、true
-
getLocalBounds
コンポーネントaComponent
の矩形(0,0,bounds.width,bounds.height)を返します。- パラメータ:
aComponent
- コンポーネント- 戻り値:
- コンポーネント
aComponent
のローカル境界
-
getWindowAncestor
c
の最初のWindow
祖先か、またはc
がWindow
の内部に含まれていない場合はnull
を返します。- パラメータ:
c
-Window
祖先を取得するComponent
。- 戻り値:
c
の最初のWindow
祖先か、c
がWindow
の内部に含まれていない場合はnull
。- 導入されたバージョン:
- 1.3
-
convertPoint
source
座標系内のaPoint
をdestination
座標系に変換します。source
がnull
の場合、aPoint
はdestination
のルート・コンポーネント座標系にあるものと想定されます。destination
がnull
の場合、aPoint
はsource
のルート・コンポーネント座標系に変換されます。source
とdestination
がいずれもnull
の場合は、変換せずにaPoint
を返します。- パラメータ:
source
- ソース・コンポーネントaPoint
- ポイントdestination
- 宛先コンポーネント- 戻り値:
- 変換された座標
-
convertPoint
source
座標系内のポイント(x,y)
をdestination
座標系に変換します。source
がnull
の場合、(x,y)
はdestination
のルート・コンポーネント座標系にあるものと想定されます。destination
がnull
の場合、(x,y)
はsource
のルート・コンポーネント座標系に変換されます。source
とdestination
がいずれもnull
の場合は、変換せずに(x,y)
を返します。- パラメータ:
source
- ソース・コンポーネントx
- 点のx座標y
- 点のy座標destination
- 宛先コンポーネント- 戻り値:
- 変換された座標
-
convertRectangle
public static Rectangle convertRectangle(Component source, Rectangle aRectangle, Component destination) source
座標系内の矩形aRectangle
をdestination
座標系に変換します。source
がnull
の場合、aRectangle
はdestination
のルート・コンポーネント座標系にあるものと想定されます。destination
がnull
の場合、aRectangle
はsource
のルート・コンポーネント座標系に変換されます。source
とdestination
がいずれもnull
の場合は、変換せずにaRectangle
を返します。- パラメータ:
source
- ソース・コンポーネントaRectangle
- 矩形destination
- 宛先コンポーネント- 戻り値:
- 変換された矩形
-
getAncestorOfClass
コンポーネント階層内のcomp
の上位を検索するための簡易メソッドであり、見つかったクラスc
の最初のオブジェクトを返します。c
クラスが見つからない場合はnull
を返します。- パラメータ:
c
- コンポーネントのクラスcomp
- コンポーネント- 戻り値:
comp
の祖先、またはc
が見つからない場合はnull
。
-
getAncestorNamed
コンポーネント階層内のcomp
の上位を検索するための簡易メソッドであり、見つかったname
の最初のオブジェクトを返します。name
が見つからない場合はnull
を返します。- パラメータ:
name
- コンポーネントの名前comp
- コンポーネント- 戻り値:
comp
の祖先、またはname
が見つからない場合はnull
。
-
getDeepestComponentAt
位置x
、y
を含むparent
の、もっとも深い可視の子孫Componentを返します。parent
が指定された位置を内包していない場合は、null
が返されます。parent
がコンテナではない場合、あるいはparent
の可視の子孫がどれも指定された位置を内包していない場合は、parent
が返されます。- パラメータ:
parent
- 検索を開始するルート・コンポーネントx
- xターゲット位置y
- yターゲット位置- 戻り値:
- 最も深いコンポーネント
-
convertMouseEvent
public static MouseEvent convertMouseEvent(Component source, MouseEvent sourceEvent, Component destination) sourceEvent
と同様のMouseEventを返します(そのxとyメンバーがdestination
の座標体系に変換済みの場合を除く)。source
がnull
の場合、sourceEvent
のxとyメンバーはdestination
のルート・コンポーネント座標系に入るものと想定されます。destination
がnull
の場合、返されたMouseEventはsource
の座標系に入ります。sourceEvent
は変更されません。 新しいイベントが返されます。destinationがnull
以外の場合、返されたイベントのsource
フィールドはdestination
に設定されます。translateMouseEvent()メソッドを使用すると、sourceを変更せずに、コンポーネントのマウス・イベントを別のコンポーネントに変換できます。- パラメータ:
source
- ソース・コンポーネントsourceEvent
- ソース・マウス・イベントdestination
- 宛先コンポーネント- 戻り値:
- 新しいマウス・イベント
-
convertPointToScreen
点をコンポーネントの座標体系から画面座標に変換します。- パラメータ:
p
- 新しい座標系に変換されるPointオブジェクトc
- Componentオブジェクト
-
convertPointFromScreen
点を画面座標からコンポーネントの座標体系に変換します。- パラメータ:
p
- 新しい座標系に変換されるPointオブジェクトc
- Componentオブジェクト
-
windowForComponent
c
の最初のWindow
祖先か、またはc
がWindow
の内部に含まれていない場合はnull
を返します。ノート: このメソッドの機能は、
getWindowAncestor
と同じです。- パラメータ:
c
-Window
祖先を取得するComponent
。- 戻り値:
c
の最初のWindow
祖先か、c
がWindow
の内部に含まれていない場合はnull
。
-
isDescendingFrom
コンポーネントa
がコンポーネントb
の子孫である場合、true
を返します。- パラメータ:
a
- 第1コンポーネントb
- 第2コンポーネント- 戻り値:
true
コンポーネントa
がコンポーネントb
から降下した場合
-
computeIntersection
新しい矩形を割り当てずに、2つの矩形の共通部分を計算するのに便利です。 2つの矩形が交差していない場合、返される矩形は(0,0)の位置から始まり、0の幅と0の高さを持ちます。- パラメータ:
x
- 最初の矩形の左上の点のX座標y
- 最初の矩形の左上の点のY座標width
- 最初の矩形の幅height
- 最初の矩形の高さdest
- 2番目の矩形- 戻り値:
- 共通部分を指定するために変更された
dest
-
computeUnion
新しい矩形を割り当てないで2つの矩形の結合部分を算出する簡易メソッドです。- パラメータ:
x
- 最初の矩形のx座標y
- 最初の矩形のy座標width
- 最初の矩形の幅height
- 最初の矩形の高さdest
- 2番目の矩形の座標。2つの矩形の和集合がこの矩形で返される- 戻り値:
dest
Rectangle
-
computeDifference
rectB
とオーバーラップしないrectA
内の領域を表す矩形の配列を返すのに便利です。 2つの矩形がオーバーラップしない場合は、空の配列を返します。- パラメータ:
rectA
- 最初の矩形rectB
- 2番目の矩形- 戻り値:
rectA
内のrectB
と重複しない領域を表す矩形の配列。
-
isLeftMouseButton
public static boolean isLeftMouseButton(MouseEvent anEvent) マウス・イベントが左マウス・ボタンを示す場合にtrueを返します。- パラメータ:
anEvent
- MouseEventオブジェクト- 戻り値:
- 左マウス・ボタンがアクティブだった場合はtrue
-
isMiddleMouseButton
public static boolean isMiddleMouseButton(MouseEvent anEvent) マウス・イベントが中央マウス・ボタンを示す場合にtrueを返します。- パラメータ:
anEvent
- MouseEventオブジェクト- 戻り値:
- 中央のマウス・ボタンがアクティブだった場合はtrue
-
isRightMouseButton
public static boolean isRightMouseButton(MouseEvent anEvent) マウス・イベントが右マウス・ボタンを示す場合にtrueを返します。- パラメータ:
anEvent
- MouseEventオブジェクト- 戻り値:
- 右マウス・ボタンがアクティブだった場合はtrue
-
computeStringWidth
public static int computeStringWidth(FontMetrics fm, String str) 指定されたメトリックス(サイズ)を持つフォントを使用して文字列の幅を計算します。- パラメータ:
fm
- 計算に使用するFontMetricsオブジェクトstr
- 計算対象のString- 戻り値:
- 文字列の幅が格納されているint値
-
layoutCompoundLabel
public static String layoutCompoundLabel(JComponent c, FontMetrics fm, String text, Icon icon, int verticalAlignment, int horizontalAlignment, int verticalTextPosition, int horizontalTextPosition, Rectangle viewR, Rectangle iconR, Rectangle textR, int textIconGap) アイコン起点の位置、テキスト・ベースライン起点の位置、および可能であればクリップされた複合ラベル文字列を計算して返します。 各位置はviewRの矩形を基準に計算されます。 JComponentの方向(LEADINGまたはTRAILING)も考慮され、LEFT値またはRIGHT値に変換されます。- パラメータ:
c
- コンポーネントfm
-FontMetrics
のインスタンスtext
- テキストicon
- アイコンverticalAlignment
- 垂直方向の整列horizontalAlignment
- 水平方向の整列verticalTextPosition
- 垂直方向のテキスト位置horizontalTextPosition
- 水平テキスト位置viewR
- 使用可能な矩形iconR
- アイコンの矩形textR
- テキストの矩形textIconGap
- テキストとアイコンの間のギャップ- 戻り値:
- コンパウンド・ラベル文字列のおそらくクリップされたバージョン
-
layoutCompoundLabel
public static String layoutCompoundLabel(FontMetrics fm, String text, Icon icon, int verticalAlignment, int horizontalAlignment, int verticalTextPosition, int horizontalTextPosition, Rectangle viewR, Rectangle iconR, Rectangle textR, int textIconGap) アイコン起点の位置、テキスト・ベースライン起点の位置、および可能であればクリップされた複合ラベル文字列を計算して返します。 各位置はviewRの矩形を基準に計算されます。 このlayoutCompoundLabel()は、horizontalTextPosition (デフォルトはRIGHT)およびhorizontalAlignment (デフォルトはCENTER)のLEADING値およびTRAILING値を処理できません。 代わりに、ほかのバージョンのlayoutCompoundLabel()を使用してください。- パラメータ:
fm
-FontMetrics
のインスタンスtext
- テキストicon
- アイコンverticalAlignment
- 垂直方向の整列horizontalAlignment
- 水平方向の整列verticalTextPosition
- 垂直方向のテキスト位置horizontalTextPosition
- 水平テキスト位置viewR
- 使用可能な矩形iconR
- アイコンの矩形textR
- テキストの矩形textIconGap
- テキストとアイコンの間のギャップ- 戻り値:
- コンパウンド・ラベル文字列のおそらくクリップされたバージョン
-
paintComponent
指定されたGraphics
で、コンポーネントをペイントします。 このメソッドは、主に可視の包含関係の階層には含まれていないが描画に使用されるComponent
を描画するために使用されます。 たとえば、描画時にテキストやHTMLを描画する場合は、JLabel
のテキスト描画機能を利用して、このメソッドで直接ペイントできます。このとき、ラベルを可視の包含関係の階層に追加する必要はありません。このメソッドは、
CellRendererPane
を利用して、実際のペイントを処理します。描画に単一のコンポーネントを使用する場合にのみ使用するようにしてください。JTable
のように複数のコンポーネントを利用して描画を行う場合は、CellRendererPane
を直接使用してください。 そうでない場合は、次に示すように、Component
ごとにCellRendererPane
を呼び出します。c
の親がCellRendererPane
でない場合、新しいCellRendererPane
が作成され、それにc
が追加されます。また、CellRendererPane
がp
に追加されます。c
の親がCellRendererPane
であり、CellRendererPane
の親がp
でない場合、それがp
に追加されます。コンポーネントは、
JComponent
の子孫であるか、別の種類の軽量コンポーネントであることが必要です。 軽量コンポーネントとは、Component
isLightweight
メソッドによって返される「軽量」プロパティがtrueであるようなコンポーネントです。 Componentが軽量でない場合は、クラッシュ、例外、ペイント関連の問題など、不正な事態が発生することがあります。- パラメータ:
g
- 描画先のGraphics
オブジェクトc
- 描画対象のComponent
p
- 中間Container
x
- 描画領域の左端を表すint値(ピクセル単位)。グラフィックス・コンテキストの左端を基準とするy
- 描画領域の上端を表すint値(ピクセル単位)。グラフィックス・コンテキストの上端を基準とするw
- 描画領域の幅を表すint値(ピクセル単位)h
- 描画領域の高さを表すint値(ピクセル単位)- 関連項目:
-
paintComponent
指定されたGraphics
で、コンポーネントをペイントします。 これはpaintComponent(Graphics,Component,Container,int,int,int,int)
のカバー・メソッドです。 詳細は、そちらを参照してください。- パラメータ:
g
- 描画先のGraphics
オブジェクトc
- 描画対象のComponent
p
- 中間Container
r
- 描画対象のRectangle
- 関連項目:
-
updateComponentTreeUI
public static void updateComponentTreeUI(Component c) 単純なLook & Feelの変更で、ツリー内の各ノードにupdateUI()
処理を行うこと、つまり現在のLook & FeelでそのUIプロパティを初期化することを要求します。- パラメータ:
c
- コンポーネント
-
invokeLater
public static void invokeLater(Runnable doRun) doRun.run()を、AWTイベント・ディスパッチ・スレッドで非同期的に実行させます。 これは、保留中のすべてのAWTイベントが処理されたあとに発生します。 このメソッドは、アプリケーション・スレッドがGUIを更新する必要があるときに使用されます。 次の例では、invokeLater
呼出しはイベント・ディスパッチ・スレッドにRunnable
オブジェクトのdoHelloWorld
のキューを呼び出してから、メッセージを出力します。Runnable doHelloWorld = new Runnable() { public void run() { System.out.println("Hello World on " + Thread.currentThread()); } }; SwingUtilities.invokeLater(doHelloWorld); System.out.println("This might well be displayed before the other message.");
invokeLaterがイベント・ディスパッチ・スレッド、たとえばJButtonのActionListenerから呼び出された場合、doRun.run()は保留中のすべてのイベントが処理されるまで実行が延期されます。 ただし、doRun.run()がキャッチされない例外をスローする場合は、イベント・ディスパッチ・スレッド(現在のスレッドではない)が状態を元に戻します。このメソッドの追加のドキュメントと例は、「Concurrency in Swing」を参照してください。
1.3以降、このメソッドは
java.awt.EventQueue.invokeLater()
を呼び出すだけです。このメソッドは、ほかのSwingのメソッドとは異なり、どのスレッドからでも呼び出せます。
- パラメータ:
doRun
-Runnable
のインスタンス- 関連項目:
-
invokeAndWait
public static void invokeAndWait(Runnable doRun) throws InterruptedException, InvocationTargetException doRun.run()
を、AWTイベント・ディスパッチ・スレッドで非同期的に実行させます。 この呼び出しは、保留中のすべてのAWTイベントが処理されるまでブロックされ、次にdoRun.run()
が復帰します。 このメソッドは、アプリケーション・スレッドがGUIを更新する必要があるときに使用されます。 イベント・ディスパッチ・スレッドから呼び出してはいけません。 新しいアプリケーション・スレッドを生成する例を、次に示します。この例では、アプリケーション・スレッドはinvokeAndWait
を使用してイベント・ディスパッチ・スレッドから文字列を出力し、その後、アプリケーション・スレッドから文字列を出力します。final Runnable doHelloWorld = new Runnable() { public void run() { System.out.println("Hello World on " + Thread.currentThread()); } }; Thread appThread = new Thread() { public void run() { try { SwingUtilities.invokeAndWait(doHelloWorld); } catch (Exception e) { e.printStackTrace(); } System.out.println("Finished on " + Thread.currentThread()); } }; appThread.start();
Runnable.run
メソッドがキャッチされない例外をイベント・ディスパッチ元スレッドでスローする場合は、その例外は呼出し側のスレッドで、InvocationTargetException
としてキャッチされて再スローされます。このメソッドの追加のドキュメントと例は、「Concurrency in Swing」を参照してください。
1.3以降、このメソッドは
java.awt.EventQueue.invokeAndWait()
を呼び出すだけです。- パラメータ:
doRun
-Runnable
のインスタンス- 例外:
InterruptedException
- イベント・ディスパッチ・スレッドがdoRun.run()
の実行を終えるのを待機する間に割込みを受けた場合InvocationTargetException
-doRun
の実行中に例外がスローされる場合- 関連項目:
-
isEventDispatchThread
public static boolean isEventDispatchThread()現在のスレッドがAWTイベント・ディスパッチ・スレッドの場合にtrueを返します。1.3以降、このメソッドは
java.awt.EventQueue.isDispatchThread()
を呼び出すだけです。- 戻り値:
- 現在のスレッドがAWTイベント・ディスパッチ・スレッドの場合はtrue
-
getAccessibleIndexInParent
public static int getAccessibleIndexInParent(Component c) このオブジェクトの、そのAccessible親でのインデックスを取得します。ノート: Java 2プラットフォームv1.3以降、開発者はこのメソッドを使用する代わりに、Component.AccessibleAWTComponent.getAccessibleIndexInParent()を呼び出すことをお勧めします。
- パラメータ:
c
- コンポーネント- 戻り値:
- このオブジェクトがAccessible親を持たない場合は -1。 そうでない場合は、Accessible親にある子のインデックス。
-
getAccessibleAt
public static Accessible getAccessibleAt(Component c, Point p) ローカル座標のPoint
に含まれているAccessible
子が存在する場合は、それを返します。 それ以外の場合はnull
を返します。- パラメータ:
c
- コンポーネントp
- ローカル座標- 戻り値:
- 指定された場所に存在する
Accessible
。そうでない場合はnull
-
getAccessibleStateSet
public static AccessibleStateSet getAccessibleStateSet(Component c) このオブジェクトの状態を取得します。ノート: Java 2プラットフォームv1.3以降、開発者はこのメソッドを使用する代わりに、Component.AccessibleAWTComponent.getAccessibleIndexInParent()を呼び出すことをお勧めします。
- パラメータ:
c
- コンポーネント- 戻り値:
- オブジェクトの現在の状態セットを保持するAccessibleStateSetのインスタンス
- 関連項目:
-
getAccessibleChildrenCount
public static int getAccessibleChildrenCount(Component c) オブジェクト内のアクセシビリティ対応の子の数を返します。 このオブジェクトの子のすべてがAccessibleインタフェースを実装する場合、このメソッドはこのオブジェクトの子の数を返さなければいけません。ノート: Java 2プラットフォームv1.3以降、開発者はこのメソッドを使用する代わりに、Component.AccessibleAWTComponent.getAccessibleIndexInParent()を呼び出すことをお勧めします。
- パラメータ:
c
- コンポーネント- 戻り値:
- オブジェクト内のAccessible子の数。
-
getAccessibleChild
public static Accessible getAccessibleChild(Component c, int i) オブジェクトのn番目のAccessible子を返します。ノート: Java 2プラットフォームv1.3以降、開発者はこのメソッドを使用する代わりに、Component.AccessibleAWTComponent.getAccessibleIndexInParent()を呼び出すことをお勧めします。
- パラメータ:
c
- コンポーネントi
- 子のゼロから始まるインデックス- 戻り値:
- オブジェクトのn番目のAccessible子
-
findFocusOwner
@Deprecated public static Component findFocusOwner(Component c) 非推奨。1.4以降は、KeyboardFocusManager.getFocusOwner()
に置き換えられています。フォーカス所有者である、指定されたComponent
の子Component
を返します(存在する場合)。- パラメータ:
c
- フォーカス所有者を検索するときのComponent
階層のルート- 戻り値:
- フォーカス所有者。フォーカス所有者が存在しない場合、フォーカス所有者が
comp
でない場合、またはフォーカス所有者がcomp
の子孫である場合はnull
- 関連項目:
-
getRootPane
cが下位JRootPane子孫の場合は、そのJRootPane祖先を返します。 cがRootPaneContainerの場合は、そのJRootPaneを返します。- パラメータ:
c
- コンポーネント- 戻り値:
- Component cのJRootPane、または
null
。
-
getRoot
現在のコンポーネント・ツリーのルート・コンポーネントを返します。- パラメータ:
c
- コンポーネント- 戻り値:
- Windowであるcの最初の祖先、または最後のApplet祖先
-
processKeyBindings
public static boolean processKeyBindings(KeyEvent event) event
に関連付けられたComponent
のキー・バインディングを処理します。 このメソッドが便利なのは、event.getComponent()
がJComponent
の下位である場合、またはJComponent
サブクラス内からsuper.processKeyEvent
を呼び出していない場合だけです。JComponent
は、自身のprocessKeyEvent
メソッド内から自動的にバインディングを処理するため、このメソッドを直接呼び出すことが必要となる場合はほとんどありません。- パラメータ:
event
- フォーカスを持つComponentおよび処理対象のバインディングを指定するKeyEvent。- 戻り値:
- バインディングが見つかり処理された場合はtrue
- 導入されたバージョン:
- 1.4
-
notifyAction
public static boolean notifyAction(Action action, KeyStroke ks, KeyEvent event, Object sender, int modifiers) action
が非null
の場合はaction
でactionPerformed
を呼び出し、送信者オブジェクトを受け入れます。 ActionEventのコマンドは次の値で指定されます。- アクションが
registerKeyboardAction
を使用して登録された場合は、渡されたコマンド文字列(null
が渡された場合はnull
)。 null
でないかぎり、Action.ACTION_COMMAND_KEYという名前を持つAction値。getKeyChar
がKeyEvent.CHAR_UNDEFINEDを返さないかぎり、KeyEventのString値。
action
がnull
以外で、actionPerformedが呼び出されると、trueを返します。- パラメータ:
action
- 行動ks
- キーストロークevent
- キー・イベントsender
- 送信者modifiers
- アクション修飾子- 戻り値:
action
が非null
であれば、true
とactionPerformedが呼び出されます。- 導入されたバージョン:
- 1.3
- 関連項目:
- アクションが
-
replaceUIInputMap
public static void replaceUIInputMap(JComponent component, int type, InputMap uiInputMap) component
のUI InputMapをuiInputMap
に変更する簡易メソッドです。uiInputMap
がnull
の場合、このメソッドは以前にインストールされたUI InputMapを削除します。- パラメータ:
component
- コンポーネントtype
- 型uiInputMap
-InputMap
- 導入されたバージョン:
- 1.3
-
replaceUIActionMap
public static void replaceUIActionMap(JComponent component, ActionMap uiActionMap) component
のUI ActionMapをuiActionMap
に変更する簡易メソッドです。uiActionMap
がnull
の場合、このメソッドは以前にインストールされたUI ActionMapを削除します。- パラメータ:
component
- コンポーネントuiActionMap
-ActionMap
- 導入されたバージョン:
- 1.3
-
getUIInputMap
public static InputMap getUIInputMap(JComponent component, int condition) UIがcomponent
のcondition
に指定したInputMapを返します。UIが指定された型のInputMapをインストールしていない場合、これは
null
を返します。- パラメータ:
component
- コンポーネントcondition
- 条件- 戻り値:
- コンポーネント内の
condition
のUIによって提供されるActionMap
、またはUIが指定された型のInputMapをインストールしていない場合はnull
。 - 導入されたバージョン:
- 1.3
-
getUIActionMap
public static ActionMap getUIActionMap(JComponent component) UIがcomponent
に指定したActionMapを返します。このメソッドは、UIが指定された型のActionMapをインストールしていない場合に
null
を返します。- パラメータ:
component
- コンポーネント- 戻り値:
- コンポーネントでUIによって提供される
ActionMap
、またはUIがActionMapをインストールしていない場合はnull
。 - 導入されたバージョン:
- 1.3
-
calculateInnerArea
public static Rectangle calculateInnerArea(JComponent c, Rectangle r) 指定されたコンポーネントの内部ペイント領域の位置とサイズをr
に格納し、r
を返します。 位置とサイズは、コンポーネントの境界を示し、ボーダー領域(インセット)を含まないように調整されます。 このメソッドは、ペイントするコードを実装するクラスに対して便利です。- パラメータ:
c
- 対象のJComponent。null
の場合、このメソッドはnull
を返すr
- 変更されるRectangleのインスタンス。null
- 戻り値:
- コンポーネントが
null
の場合はnull
。そうでない場合は渡された矩形(null
以外の場合)、または位置およびサイズ情報を指定する新しい矩形 - 導入されたバージョン:
- 1.4
-
getUnwrappedParent
JLayer
のインスタンスではない、component
の最初の祖先を返します。- パラメータ:
component
-JLayer
インスタンスではない、最初の祖先を取得するComponent
。- 戻り値:
JLayer
のインスタンスではない、component
の最初の祖先。 そのような祖先が見つからない場合は、null
を返します。- 例外:
NullPointerException
-component
がnull
である場合- 導入されたバージョン:
- 1.7
- 関連項目:
-
getUnwrappedView
JLayer
のインスタンスではない、JViewport
の最初の子孫を返します。 そのような子孫が見つからない場合は、null
を返します。viewport
のビュー・コンポーネントがJLayer
でない場合、このメソッドはJViewport.getView()
と同じであり、それ以外の場合は、JLayer.getView()
が降順のすべてのJLayer
で再帰的に呼び出されます。- パラメータ:
viewport
-JLayer
インスタンスではない、最初の子孫を取得するJViewport
。- 戻り値:
JLayer
のインスタンスではない、JViewport
の最初の子孫。 そのような子孫が見つからない場合は、null
を返します。- 例外:
NullPointerException
-viewport
がnull
である場合- 導入されたバージョン:
- 1.7
- 関連項目:
-
KeyboardFocusManager.getFocusOwner()
に置き換えられています。