モジュール javafx.graphics
パッケージ javafx.scene

クラスParent

  • すべての実装されたインタフェース:
    Styleable, EventTarget
    直系の既知のサブクラス:
    Group, Region, WebView


    public abstract class Parent
    extends Node
    シーングラフ内で子を持つすべてのノードのベース・クラス。

    このクラスは、子ノードの追加/削除、レイアウトおよびレンダリングに対してダーティであるブランチのマーキング、ピッキング、境界の計算および各パルスのレイアウト・パスの実行など、すべての階層シーングラフ操作を扱います。

    2つの直接具象Parentサブクラスがあります。

    • Group、効果と変換が子ノードのコレクションに適用されます。
    • Region、CSSとレイアウトの子でスタイルを指定できるノードのためのクラスです。
    導入されたバージョン:
    JavaFX 2.0
    • コンストラクタの詳細

      • Parent

        protected Parent​()
        新しいParentを構築します。
    • メソッドの詳細

      • getChildren

        protected ObservableList<Node> getChildren​()
        このParentの子のリストを取得します。

        Parentの子リストの設定に関するシーングラフ構造の制限については、Nodeのクラスのドキュメントを参照してください。 子リストの変更がこれらの制限に違反した場合、変更は無視され、子リストは前の値に戻されます。 この場合、IllegalArgumentExceptionがスローされます。

        このParentノードが、表示されているWindow (Window.isShowing())にアタッチされたSceneにアタッチされている場合、その子リストはJavaFXアプリケーション・スレッドでのみ変更する必要があります。 この制限に違反すると、IllegalStateExceptionがスローされます。

        サブクラスに関する注意: このメソッドをオーバーライドする場合は、このスーパー・メソッドの呼出し結果を実装から返す必要があります。 すべてのgetChildren()実装から実際に返されるリスト・インスタンスは、このParentによって所有および管理されているリストと一致する必要があります。 一般的に、このメソッドをオーバーライドするのは、メソッドをpublicに昇格する場合のみです。

        戻り値:
        このParentの子のリスト。
      • getChildrenUnmodifiable

        public ObservableList<Node> getChildrenUnmodifiable​()
        このParentの子のリストを読取り専用リストとして取得します。
        戻り値:
        この親の子ObservableListへの読取り専用アクセス
      • getManagedChildren

        protected <E extends NodeList<E> getManagedChildren​()
        このParentの管理対象のすべての子のリストを取得します。
        型パラメータ:
        E - 子ノードのタイプ
        戻り値:
        この親のすべての管理対象の子のリスト
      • lookup

        public Node lookup​(String selector)
        次のクラスからコピーされた説明: Node
        特定のCSSセレクタに基づいて、このNodeまたは最初のサブノードを検索します。 このノードがParentの場合、この関数は一致が見つかるまで下位ブランチに進みます。 指定したセレクタと一致するサブノードが複数存在する場合は、最初に見つかったものを返します。

        たとえば、ノードのidにmyIdが指定された場合、このノードの検索に使用できるlookupメソッドはscene.lookup("#myId");のようになります。

        オーバーライド:
        lookup 、クラス: Node
        パラメータ:
        selector - 検索するノードのcssセレクタ
        戻り値:
        このNodeを先頭として、CSS selectorと一致する最初のノード、またはnull (何も見つからなかった場合)。
      • setNeedsLayout

        protected final void setNeedsLayout​(boolean value)
        プロパティneedsLayoutの値を設定します。
        プロパティの説明:
        このノードとそのサブノードに次のパルスのレイアウト・パスが必要であることを示します。
      • isNeedsLayout

        public final boolean isNeedsLayout​()
        プロパティneedsLayoutの値を取得します。
        プロパティの説明:
        このノードとそのサブノードに次のパルスのレイアウト・パスが必要であることを示します。
      • requestLayout

        public void requestLayout​()
        次のシーンがレンダリングされる前に実行するレイアウト・パスを要求します。 これは、パルス(アニメーションのフレーム)ごとに1回行われるように、非同期にバッチ処理されます。

        この親がレイアウト・ルートまたは管理対象外のいずれかである場合は、シーンのダーティ・レイアウト・リストに直接追加されます。そうでない場合は、requestParentLayoutが起動されます。

        導入されたバージョン:
        JavaFX 8.0
      • requestParentLayout

        protected final void requestParentLayout​()
        次のシーンがレンダリングされる前に実行される親のレイアウト・パスをリクエストします。 これは、パルス(アニメーションのフレーム)ごとに1回行われるように、非同期にバッチ処理されます。

        これは、現在の親がその最小/最大/優先の幅/高さを変更したときに使用できますが、変更がその実際のサイズの変更につながるかどうかはわかりません。 これは、その親が新しいヒントでレイアウトを再計算したときに決定されます。

      • prefWidth

        public double prefWidth​(double height)
        次のクラスからコピーされた説明: Node
        レイアウト計算に使用するノードの優先幅を返します。 ノードがサイズ変更可能な場合、その親はこの値を対象範囲におけるノードの理想幅として扱う必要があります。 ノードがサイズ変更不可能な場合、ノードの固定幅として扱う必要があるlayoutBoundsの幅を単に返します。

        このメソッドを呼び出すレイアウト・コードで、ノードのコンテンツ・バイアスを最初にチェックする必要があります。 ノードのコンテンツ・バイアスが垂直方向の場合、呼出し元は優先幅の基準となる高さの値を渡す必要があります。 ノードに水平方向またはnullのコンテンツ・バイアスがある場合は、呼出し元が-1を渡す必要があります。

        垂直方向のコンテンツ・バイアスがあるノードのサブクラスでは、-1または正の値のheightパラメータが必要です。 他のすべてのサブクラスではheightパラメータ(-1の可能性が高い)が無視されることがあります。

        オーバーライド:
        prefWidth 、クラス:  Node
        パラメータ:
        height - 推奨される幅がそれに依存する場合に使用する必要がある高さ
        戻り値:
        レイアウト中にノードのサイズ変更の対象となる優先幅。結果がNaNまたは負になることはありません。
        関連項目:
        Node.isResizable()Node.getContentBias()Node.autosize()
      • prefHeight

        public double prefHeight​(double width)
        次のクラスからコピーされた説明: Node
        レイアウト計算に使用するノードの優先高を返します。 ノードがサイズ変更可能な場合、その親はこの値を対象範囲におけるノードの理想高として扱う必要があります。 ノードがサイズ変更不可能な場合、ノードの固定高として扱う必要があるlayoutBoundsの高さを単に返します。

        このメソッドを呼び出すレイアウト・コードで、ノードのコンテンツ・バイアスを最初にチェックする必要があります。 ノードのコンテンツ・バイアスが水平方向の場合、呼出し元は優先高の基準となる幅の値を渡す必要があります。 ノードに垂直方向またはnullのコンテンツ・バイアスがある場合は、呼出し元が-1を渡す必要があります。

        コンテンツ・バイアスが水平方向のノードのサブクラスでは、-1か正の値かを問わず、高さパラメータを考慮する必要があります。 他のすべてのサブクラスではheightパラメータ(-1の可能性が高い)が無視されることがあります。

        オーバーライド:
        prefHeight 、クラス:  Node
        パラメータ:
        width - 推奨される高さがそれに依存する場合に使用する必要がある幅
        戻り値:
        レイアウト中にノードのサイズ変更の対象となる優先高。結果がNaNまたは負になることはありません。
        関連項目:
        Node.getContentBias()Node.autosize()
      • minWidth

        public double minWidth​(double height)
        次のクラスからコピーされた説明: Node
        レイアウト計算に使用するノードの最小幅を返します。 ノードがサイズ変更可能な場合、その親の幅をこの値よりも小さくサイズ変更しないでください。 ノードがサイズ変更可能でない場合は、そのlayoutBoundsの幅を返します。

        このメソッドを呼び出すレイアウト・コードで、ノードのコンテンツ・バイアスを最初にチェックする必要があります。 ノードに垂直方向のコンテンツ・バイアスがある場合は、呼出し元が最小幅の基になる高さの値を渡す必要があります。 ノードに水平方向またはnullのコンテンツ・バイアスがある場合は、呼出し元が-1を渡す必要があります。

        垂直方向のコンテンツ・バイアスがあるノードのサブクラスでは、-1または正の値のheightパラメータが必要です。 他のすべてのサブクラスではheightパラメータ(-1の可能性が高い)が無視されることがあります。

        ノードのNode.maxWidth(double)がこの数値よりも低い場合は、minWidthが優先されます。 これは、ノードがminWidthよりも小さくサイズ変更できないことを意味します。

        オーバーライド:
        minWidth 、クラス:  Node
        パラメータ:
        height - 最小幅がそれに依存する場合に使用する必要がある高さ
        戻り値:
        レイアウト中にノードのサイズ変更の基準となる最小幅。 結果はNaNにも負の値にもなりません。
        関連項目:
        Node.isResizable()Node.getContentBias()
      • minHeight

        public double minHeight​(double width)
        次のクラスからコピーされた説明: Node
        レイアウト計算に使用するノードの最小高を返します。 ノードがサイズ変更可能な場合、その親の高さをこの値よりも小さくサイズ変更しないでください。 ノードがサイズ変更可能でない場合は、そのlayoutBoundsの高さを返します。

        このメソッドを呼び出すレイアウト・コードで、ノードのコンテンツ・バイアスを最初にチェックする必要があります。 ノードに水平方向のコンテンツ・バイアスがある場合は、呼出し元が最小高の基になる幅の値を渡す必要があります。 ノードに垂直方向またはnullのコンテンツ・バイアスがある場合は、呼出し元が-1を渡す必要があります。

        水平方向のコンテンツ・バイアスがあるノードのサブクラスでは、-1または正の値のwidthパラメータが必要です。 他のすべてのサブクラスではwidthパラメータ(-1の可能性が高い)が無視されることがあります。

        ノードのNode.maxHeight(double)がこの数値よりも低い場合は、minHeightが優先されます。 これは、ノードがminHeightよりも小さくサイズ変更できないことを意味します。

        オーバーライド:
        minHeight 、クラス:  Node
        パラメータ:
        width - 最小高さがそれに依存する場合に使用する必要がある幅
        戻り値:
        レイアウト中にノードのサイズ変更の基準となる最小高。結果はNaNにも負の値にもなりません。
        関連項目:
        Node.isResizable()Node.getContentBias()
      • computePrefWidth

        protected double computePrefWidth​(double height)
        このParentの優先幅を計算します。 デフォルトの実装では、この幅は、その管理対象の子がそれらの優先幅で現在の位置に配置されているときに、これらにより占有された領域の幅として計算されます。
        パラメータ:
        height - 推奨される幅がそれに依存する場合に使用する必要がある高さ
        戻り値:
        計算された優先幅
      • computePrefHeight

        protected double computePrefHeight​(double width)
        このParentの優先高を計算します。 デフォルトの実装では、この高さは、その管理対象の子がそれらの優先高で現在の位置に配置されているときに、これらにより占有された領域の高さとして計算されます。
        パラメータ:
        width - 推奨される高さがそれに依存する場合に使用する必要がある幅
        戻り値:
        計算された優先高
      • computeMinWidth

        protected double computeMinWidth​(double height)
        このParentの最小幅を計算します。 デフォルトの実装は単に優先幅を返します。
        パラメータ:
        height - 最小幅が高さに依存する場合に使用する必要がある高さ
        戻り値:
        計算された最小幅
        導入されたバージョン:
        JavaFX 2.1
      • computeMinHeight

        protected double computeMinHeight​(double width)
        このParentの最小高を計算します。 デフォルトの実装は単に優先高を返します。
        パラメータ:
        width - 最小高が幅に依存する場合に使用する必要がある幅
        戻り値:
        計算された最小高
        導入されたバージョン:
        JavaFX 2.1
      • getBaselineOffset

        public double getBaselineOffset​()
        最初に管理される子に基づいて、ベースライン・オフセットを計算します。 このような子がない場合は、Node.getBaselineOffset()を返します。
        オーバーライド:
        getBaselineOffset 、クラス: Node
        戻り値:
        baseline offset
      • layout

        public final void layout​()
        この親の下のシーングラフ上で上から下へレイアウト・パスを実行します。 Parentがレイアウトを実行中にこのメソッドを呼び出すと、操作なしになります。
      • layoutChildren

        protected void layoutChildren​()
        このParentの子をレイアウトするレイアウト・パス中に起動されます。 デフォルトでは、管理対象のサイズ変更可能なコンテンツのサイズをその優先サイズに合せて設定するのみで、ノードの配置は行われません。

        サブクラスは必要に応じてこの関数をオーバーライドし、コンテンツをレイアウトする必要があります。

      • getStylesheets

        public final ObservableList<String> getStylesheets​()
        この親のコンテンツで使用するスタイルシートにリンクしている文字列URLの監視可能リストを取得します。 詳細は、Scene.getStylesheets()を参照してください。

        シーングラフでのCSSの使用の詳細は、「CSSリファレンス・ガイド」を参照してください。

        戻り値:
        このParentで使用するスタイルシートのリスト
        導入されたバージョン:
        JavaFX 2.1
      • updateBounds

        protected void updateBounds​()
      • queryAccessibleAttribute

        public Object queryAccessibleAttribute​(AccessibleAttribute attribute,
                                               Object... parameters)
        このメソッドは、属性の値をリクエストするためにアシスティブ・テクノロジによって呼び出されます。

        このメソッドは一般に、特定の役割に必要な属性を実装するためにサブクラスによってオーバーライドされます。
        特定の属性が処理されない場合は、スーパークラスの実装を呼び出す必要があります。

        オーバーライド:
        queryAccessibleAttribute、クラス: Node
        パラメータ:
        attribute - リクエストされた属性
        parameters - オプションのパラメータ・リスト
        戻り値:
        リクエストされた属性の値
        関連項目:
        AccessibleAttribute