ストレージデバイスがミラー化 RAID 1 ボリュームとして構成されている場合、1 つのストレージデバイスで障害が発生してもデータ損失は起こりません。HDD などの障害のあるストレージデバイスを取り外して新しいストレージデバイスを挿入すれば、内容が残りのアレイから自動的に再構築されます。その際、RAID パラメータを再構成する必要はありません。交換前のストレージドライブがホットスペアとして構成されていた場合、交換後の HDD は新しいホットスペアとして自動的に構成されます。
アクティブな RAID ボリュームを構成するサーバーからストレージデバイスを永続的に取り外す際は、あらかじめそのストレージデバイスからアクティブな RAID ボリュームを削除するようにしてください。RAID ボリュームを削除する方法については、搭載されている RAID コントローラに適した RAID 管理ユーティリティーで確認してください。
Caution - データ損失が発生します。RAID ボリュームで構成されているストレージデバイスを、RAID ボリュームで構成されたストレージデバイスが以前に設置されていなかったサーバーに挿入した場合、そのサーバーの既存のストレージデバイスは自動同期中に RAID ボリュームに変換され、サーバーの既存のストレージデバイスに保存されていた既存のデータは消去されます。 |
関連情報:
サーバー管理ガイドのRAID の構成http://www.oracle.com/goto/x86AdminDiag/docs