次のトピックでは、障害検知回路のコンポーネントについて説明します。
青色の障害検知ボタン (SW3001) は、マザーボード上の充電ステータスインジケータ (CR3002) の横に配置されています。充電ステータスインジケータは、テスト回路の使用可否を示します。障害検知ボタンが押されると、障害インジケータをアクティブにするための十分な電力が障害検知回路にあることを示すために、充電ステータスインジケータが緑色に点灯します。DIMM 障害インジケータは、障害状態の DIMM を特定します。
DIMM 障害インジケータは、マザーボードの各 DIMM スロットの横にあります。障害検知ボタンを押し、DIMM の障害状態が存在する場合、オレンジ色のインジケータが点灯します。
関連情報:
サーバーのプロセッサには、内部キャッシュメモリーでのデータパリティー保護機能、およびエラー訂正コード (ECC) 保護機能があります。システムが検出できるエラーのタイプは、修正可能および修正不可能なメモリー ECC エラーと、修正不可能な CPU 内部エラーです。エラーは、Oracle ILOM システムイベントログ (SEL) に記録されます。
拡張 ECC は、ニブル境界でエラー状態にある最大 4 ビットを修正します。これは、ビットがすべて同じ DRAM に存在するかぎり行われます。DRAM に障害が発生しても、DDR3 DIMM は機能し続けます。DDR3 DIMM 障害のクリア手順については、http://www.oracle.com/goto/x86AdminDiag/docs を参照してください。