Oracle® Solaris Studio 12.4: パフォーマンスアナライザチュートリアル

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更新: 2014 年 12 月
 
 

C プロファイリングチュートリアルについて

このチュートリアルでは、Oracle Solaris Studio パフォーマンスアナライザを使用したプロファイリングのもっとも簡単な例を示して、パフォーマンスアナライザを使用してパフォーマンスの実験を収集して検査する方法について説明します。このチュートリアルでは、「概要」、「関数」ビュー、「ソース」ビュー、「タイムライン」を使用します。

プログラム lowfruit は、2 つの異なるタスク (ループで初期化するためのタスクと、順序付きリストに数値を挿入するためのタスク) を実行する単純なプログラムです。それぞれのタスクは、非効率的な方法とより効率的な方法の 2 回実行されます。


ヒント  -  Java プロファイリングの概要のチュートリアルでは、同等の Java プログラムを使用して、パフォーマンスアナライザを使用した類似のアクティビティーを示します。

記録する実験で目にするデータは、ここで示されているものとは異なります。チュートリアルのスクリーンショットに使用される実験は、Oracle Solaris 11.2 が実行されている SPARC T5 システムで記録されました。Oracle Solaris または Linux を実行する x86 システムからのデータは異なります。さらに、データ収集には統計的な性質があり、同じシステムおよび OS で実行する場合でも実験ごとに異なります。

パフォーマンスアナライザの実際のウィンドウ構成は、スクリーンショットと厳密に一致しない場合があります。パフォーマンスアナライザでは、ウィンドウのコンポーネント間の区切りバーをドラッグしたり、コンポーネントを縮小したり、ウィンドウのサイズを変更したりできます。パフォーマンスアナライザはその構成を記録し、次回の実行時に同じ構成を使用します。チュートリアルで示しているスクリーンショットの取得過程で、多くの構成を変更しました。

このチュートリアルは、Oracle Solaris Studio がインストールされているシステムでローカルに実行されます。リモートパフォーマンスアナライザの使用の説明に従って、リモートで実行することもできます。