ステージング・データ

ステージング・データは、EDQリポジトリで保持されるデータのコピーです。

次の2タイプのステージング・データがあります。各タイプは異なる方法で作成されます。

 スナップショット。つまり、データ・ストア内のソース・ファイルまたはデータベースからのデータのコピーです。

 書き込まれたステージング・データ。つまり、EDQプロセスライターによって書き込まれたデータです。

いずれのタイプのステージング・データに対しても、次のことができます。

データ・ストア内のターゲット表やファイルにエクスポートできるのは、書き込まれたステージング・データのみです。

ステージング・データの削除

ステージング・データは、プロセスで読取り中または書込み中でない場合は削除できます。ステージング・データを削除するには、ステージング・データを右クリックして「Delete Staged Data」を選択するか(ライターによって書き込まれたステージング・データの場合)、または「Delete Snapshot」を選択します(スナップショットの場合)。

たとえば、作成したスナップショットを現在はどのプロセスでも使用していない場合や、(おそらくライター構成でステージング・データ表の名称を変更したために)プロセスから書き込んだデータが現在は使用されていない場合があります。

ステージング・データの編集

ステージング・データは編集できます。

スナップショットの場合は、そのスナップショットの作成時に定義した初期設定情報を変更できます。たとえば、初期調査の一環として1000行のみが使用されている初期設定を変更するには、スナップショットを編集して再実行します。

書き込まれたステージング・データの場合は、ステージング・データ表の構造を変更できます。つまり、列を追加/削除し、列のデータ型を編集できます。書き込まれたステージング・データを編集するには、そのステージング・データ表に書き込むライターの再構成が必要です。

注意: ステージング・データ表の構造は、そのステージング・データ表に書き込むライターからも編集できるため、書き込む属性(プロセスを編集する場合に変更できる)にあわせてステージング・データ表を変更できます。

Oracle (R) Enterprise Data Qualityオンライン・ヘルプ バージョン8.1
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