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Oracle WebCenter Framework
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既存のJSFおよびOracle ADFアプリケーションやタスク・フローの公開

Oracle JSF Portlet Bridge(OracleのJSR 301実装)を使用すると、既存のJSFおよびOracle ADFアプリケーション、ポータルおよびタスク・フローを、標準ベースのポートレットに変換できます。

たとえば、アプリケーションに、人事管理の詳細(名前、住所、国籍など)用の入力を受け入れるJSFページが含まれているとします。WSRPプロデューサとしてページをパッケージし、Oracle JSF Portlet Bridgeを使用して、企業ポータルの全社員向けポートレットとしてそのページを表示できます。

Oracle JSF Portlet Bridgeを使用すると、ページやポートレットのビューは1つの同じものになります。従来、開発者はまずアプリケーションを作成し、次にポートレットを構築して、アプリケーションをポータル・デプロイメントと統合します。Oracle WebCenter Frameworkとタスク・フローを組み合せて使用すると、開発者は、一連のタスク・フローからアプリケーションを構築した後、個々のタスク・フローをポートレットとして直接公開できます。このように、単一のポートレット、あるいは単一のポートレット・プロデューサとして公開されるポートレットの集合として、配信可能なアプリケーションを作成できます。このアプリケーションに対する変更や更新が発生すると、ポートレットはただちに更新されます。この革命的な新技術を提供する開発フレームワークは、他にはありません。

WebCenter Servicesに付属するビルトインのタスク・フローやポートレットをカスタマイズして、必要な特定のルック・アンド・フィールを実現できます。たとえば、各ディスカッション・スレッドにユーザーの写真を表示する必要がある場合は、ビルトインのタスク・フローをJDeveloper内でカスタマイズして、写真表示機能を直接追加できます。従来、要件がビルトインのコンポーネントと一致しなかった場合、このような変更には、開発者が最初からアプリケーションを再構築する必要がありました。カスタマイズは、Oracle Metadata Services(MDS)に直接保存され、コーディングは一切必要ありません。これはつまり、タスク・フローの新規バージョンやパッチがリリースされた場合も、カスタマイズを複雑なマージ・プロセスなしで直接適用できるということでもあります。