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Oracle WebCenter Framework
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JCR標準を使用したコンテンツの統合

今日のITデプロイメントでは、構造化および非構造化コンテンツの管理が、コンテンツ管理システムによって行われるという傾向が強まっています。これらのシステムのコンテンツを統合するには、通常、専用の複雑なAPIに対するカスタム・コーディングが必要です。これまで、こうしたコンテンツ・システムを利用する新しいアプリケーションの作成にはコストがかかり、メンテナンスやアップグレードが困難でした。

Oracle WebCenter FrameworkではJava Content Repository(JCR)標準を利用し、統合実現のため、JCR APIに対する純然たるコーディングに代わる簡単な方法を提供します。Oracle WebCenter Frameworkにより、JCR標準の複雑さは汎用フレームワークの背後に隠れ、統合は、関連するコントロールをアプリケーションにドラッグ・アンド・ドロップして、適切なコンテンツ・データ・コントロールにバインドするという、簡単な作業になります。JCR標準に従って記述されたアダプタが、様々なバックエンド・コンテンツ・システムにアクセスします。

Oracle WebCenterでは、Oracle Content Server、Oracle PortalおよびファイルシステムにアクセスするためのJCRアダプタを提供します。さらに、Oracleでは、サード・パーティのコンテンツ・システム(EMC Documentum、IBM Lotus Domino、MS Sharepointなど)用の一連のアダプタを配信するだけでなく、サード・パーティのアダプタもサポートします。専用のコンテンツ・システム(デジタル・メディア資産など)にコンテンツを格納している場合、JCR標準を利用した独自のコンテンツ・アダプタを作成し、Oracle WebCenter Frameworkで使用できます。