hostreset は環境変数 SUNW_HOSTNAME をリセットし、外部割り込み (XIR) を実行します。
ドメインのハングに対応する際に、より手軽な別の手段をとることもできます。ドメインがハングした場合は、以下の手順を順番どおりに実行してください。
別のログインでドメインを再起動します。これが成功した場合は、ドメインは完全にはハングしていなかったことになります。コアはダンプされません。
コンソールからブレークを送信し、OpenBoot に割り込 みます。これは netcon(1M) または netcontool(1M) から実行することができます。OpenBoot に入ったら、sync コマンドを入力します。sync コマンドはパニックダンプと再起動を実行します。
hostint(1M) を実行します。これが成功した場合は、ドメインのパニック、ダンプ、再起動が実行されます。
hostreset(1M) を実行します。これが成功し、システムが自動的に起動しなかった場合は、ドメインを立ち上げます。
上記のステップ 1 〜 4 がすべて失敗した場合は、-f オプションを付けて bringup(1M) を実行します。
環境変数 SUNW_HOSTNAME が該当ドメイン名に設定されている必要があります。