この節では、N1 Blade Provisioning Server の実装およびインストールプロセスについて説明します。
このマニュアルでは、以下に示す前提条件となる知識およびタスクについては説明しません。
物理設計
ケーブル配線設計
ラック設計
電源要件
I-Fabric を実装する前に、関連設計および計画が適所に必要です。
以下の図は、N1 Provisioning Server, Blades Edition version 3.1 の実装およびインストールに必要な主な手順を示しています。
以下のチェックリストは、N1 Provisioning Server, Blades Edition の実装とインストールに必要な主な手順を示しています。
N1 Provisioning Server 環境用のハードウェア要件を判断します。 第 2 章「ハードウェアとソフトウェアの要件 」を参照してください。
選択したハードウェアを基にシステム構成を選びます。 「サポートされる N1 Provisioning Server 構成 」を参照してください。
選択した構成用にソフトウェアとハードウェアを購入します。
コントロールプレーンサーバーに、ギガバイト Ethernet のネットワークインタフェースカードを取り付けます。 「ギガビット Ethernet ネットワークインタフェースカードの取り付け 」を参照してください。
Solaris 8TM (リリース 2/02) オペレーティングシステムをコントロールプレーンサーバーにインストールします。 「Solaris オペレーティングシステム (バージョン 8 2/02 ) のインストール 」を参照してください。
root アカウントからの遠隔ログインを無効にします。 「root アカウントの遠隔ログインの無効化」を参照してください。
必須のパッチをインストールします。 「必須パッチのインストール」を参照してください。
選択した構成に従って、コントロールプレーンサーバーと外部スイッチにシャーシを取り付けて接続します。 「コントロールプレーンサーバーおよびスイッチへのシャーシの接続 」を参照してください。
コントロールプレーンデータベース (CPDB) に Oracle を使用する計画の場合は、コントロールプレーンサーバーに Oracle 8i データベースをインストールします。 「N1 Provisioning Server データベースのインストール 」を参照してください。
構成用の IP アドレススキームを決定し実装します。 「コントロールプレーンでの IP アドレスの割り当て 」を参照してください。
N1 Provisioning Server ソフトウェアをインストールします。
初めてN1 Provisioning ソフトウェアをインストールする場合は、第 4 章「Provisioning Server ソフトウェアのインストール 」を参照してください。
N1 Provisioning Server バージョン 3.0 からバージョン 3.1 にアップグレードする場合は、第 5 章「N1 Provisioning Server 3.1 へのアップグレード」を参照してください。
コントロールプレーンデータベースに Postgres を使用する計画の場合は、Oracle CPDB から Postgres にデータを移行してください。 「Oracle から PostgreSQL への移行 」を参照してください。
N1 Provisioning Server インストールを検証します。 「N1 Provisioning Server インストールの検証 」を参照してください。
ロールベースのアクセス制御を適用します。 『N1 Provisioning Server 3.1, Blades Edition システム管理ガイド』を参照してください。