Oracle Solaris カーネルのチューンアップ・リファレンスマニュアル

付録 B このマニュアルの改訂履歴

この付録では、このマニュアルの改訂履歴について説明しています。

最新バージョン: Oracle Solaris 10 9/10 リリース

このマニュアルの最新バージョンは、Oracle Solaris 10 9/10 リリースに該当します。

Oracle Solaris リリースで追加または変更されたパラメータ

次に、追加、変更、または旧式となったカーネルチューニング可能パラメータについて説明します。

Solaris 10 リリースで追加または変更されたパラメータ

次に、追加、変更、または旧式となったカーネルチューニング可能パラメータについて説明します。

Solaris カーネルチューニング可能パラメータ

カーネルとメモリーの一般的なパラメータ

default_stksize パラメータが Solaris 10 リリースで新しく追加されました。

lwp_default_stksize パラメータおよび noexec_user_stack パラメータがこのリリースで変更されました。

UFS

Solaris 10 リリースでは、次のパラメータが変更されています。

一般的なファイルシステム

Solaris 10 リリースでは、次のパラメータの記述が新たに追加されています。

System V メッセージキュー

Solaris 10 リリースでは、次のパラメータが削除されました。

Solaris 10 リリースでは、次のパラメータは旧式とされました。

System V セマフォー

Solaris 10 リリースでは、次のパラメータが削除されました。

System V 共有メモリー

Solaris 10 リリースから次のパラメータが削除されました。

次のパラメータは旧式となりました。

TSB パラメータ

Solaris 10 リリースでは、次の TSB パラメータが新しく追加されました。

NFS パラメータ

すべての NFS パラメータについて、安定度が「発展中」から「変更される可能性あり」に変更されました。

Solaris 10 リリースでは、次の NFSv4 パラメータが新しく追加されました。

Solaris 10 リリースでは、次の NFS パラメータが追加または変更されました。

次の NFS パラメータはこれまで誤って提供されていましたが、削除されました。

TCP/IP パラメータ

Solaris 10 リリースでは、次の IP パラメータが新しく追加されました。

この Solaris リリースでは、次の TCP パラメータが追加されました。

Solaris 10 リリースでは、次の TCP/IP パラメータが旧式とされました。

SCTP チューニング可能パラメータ

Solaris 10 リリースでは、次の SCTP パラメータが新しく追加されました。

システム機能のパラメータ

Solaris 10 リリースでは、次のシステム機能が新しく追加されました。

Solaris 10 リリースでは、inetd システム機能が旧式とされました。

sun4m サポートの終了

Solaris 10 リリースは sun4m プラットフォームをサポートしません。sun4m のサポート終了に伴ない、次のパラメータが変更されました。

Solaris 9 リリースで追加または変更されたパラメータ

次に、Solaris 9 リリースで追加または変更されたパラメータについて説明します。

ip_policy_mask

Solaris 9 12/02 リリースでは、このパラメータが追加されました。詳細は、ip_policy_maskを参照してください。

sun4d サポートの終了

Solaris 9 リリースは sun4d プラットフォームをサポートしません。sun4d のサポート終了に伴ない、次のパラメータが変更されました。

サポートされなくなったまたは旧式のパラメータ

priority_pagingcachefree のサポート終了

Solaris 9 リリースは、priority_paging および cachefree チューニング可能パラメータをサポートしません。これらは優先度ページングと同様の機能を常に有効にするページングポリシーを実装する拡張ファイルシステムキャッシングアーキテクチャーにより置き換えられました。/etc/system ファイル内でこれらのパラメータを設定しようとすると、ブート時に次のような警告が表示されます。


sorry, variable 'priority_paging' is not defined in the 'kernel'
sorry, variable 'cachefree' is not defined in the 'kernel'     

/etc/system ファイルを含む SUNWcsr パッケージは、 priority_pagingcachefree のチューニング可能パラメータを含むことを防止するように変更されました。/etc/system ファイルに priority_paging または cachefree パラメータを含んだまま、Solaris 9 リリースへアップグレードしたり、SUNWcsr パッケージを追加すると、次のようになります。

  1. /etc/system ファイル内に priority_paging または cachefree パラメータが設定されていると次のメッセージが表示されます。


    /etc/system has been modified since it contains references to priority 
    paging tunables. Please review the changed file.
  2. /etc/system ファイル内のpriority_paging および cachefree を設定するすべての行の前に次のコメントが挿入されます。たとえば priority_paging を 1 に設定している場合、priority_paging 値の行の前に、次の行が挿入されます。


*NOTE: As of Solaris 9, priority paging is unnecessary and has been removed.
* Since references to priority paging-related tunables will now result in 
* boot-time warnings, the assignment below has been commented out. For more 
* details,see the Solaris 9 Release Notes,or the "Solaris Tunable Parameters
* Reference Manual".

System V 共有メモリー

次のパラメータは旧式とされました。

Solaris 8 リリースで追加されたパラメータ

logevent_max_q_sz

Solaris 8 1/01 リリースでは、このパラメータが新しく追加されました。詳細は、logevent_max_q_szを参照してください。