NEM のインストール

1 個または 2 個の Virtualized M2 NEM を Sun Blade 6000 シャーシに挿入できます。挿入する NEM が1 個のみの場合は、下側のスロット (NEM 0) にインストールします。

NEM をインストールする前に、使用するスロットの NEM フィラーパネルを取り外します。

NEM のインストール方法

この手順は、NEM を空のスロットにインストールする場合に適用されます。NEM を交換する場合は、「NEM の交換」を参照してください。

始める前に

NEM を電源が投入されたシャーシにインストールする場合、NEM をインストールする前に、「ホットプラグによる挿入と取り外しの実行」をお読みください。

1. NEM の位置を、空の NEM スロットに合わせます。

   次のことを確認してください。

   • NEM の RJ-45 ポートコネクタが手前に向いている。

   • NEM の取り外しレバーが完全に開いている。

   • NEM の取り外しレバーがモジュールの上面にある。

2. NEM が止まるまで、空の NEM シャーシスロットに押し込みます。

   NEM の底面を片手で持って、NEM の重量を支えます。

3. 取り出しレバーを閉じて NEM をシャーシに固定し、インストールを完了します。

   次の図に、NEM のインストール方法を示します。

   
   
4. 次のいずれかの手順を実行します。
   • NEM を電源が投入されていないシャーシにインストールする場合、手順 9 に進みます。
   • NEM を電源が投入されているシャーシにインストールする場合、残りの手順をすべて実行します。
5. シャーシスロットに NEM を挿入したら、電源/OK LED がスタンバイ点滅になるまで待ちます。

   スタンバイ点滅は、NEM がスタンバイモードになっていることを示します。

6. 「ATTN」ボタンを 1 回押すか、ILOM Return to Service コマンドを使用します。

   ILOM Return to Service コマンドの使用方法については、「ホットプラグコマンドの使用」を参照してください。

   NEM がオンラインになり完全に動作するまで最大 3 分かかることがあります。

   ---

   注 - 5 秒以内に「ATTN」ボタンを 2 回押すと、緑の電源/OK LED がスタンバイ点滅モードのままとなり、NEM のオンライン化要求がキャンセルされます。

   ---

7. 電源/OK LED または ILOM インタフェースの動作が表示されます。

   次のことが起こると、NEM がオンラインになり PCIe インタフェースがブレードで使用できるようになります。

   • NEM の緑の電源/OK LED が点灯したままになる。

   • ILOM Web インタフェースの「System Information」 —> 「Components」画面で、「Prepare to Remove」オプションが NEM の「Actions」ドロップダウンリストで使用可能になる。

   • ILOM CLI の show /CH/NEMx 出力で、「Properties」セクションに次のステータスが表示される。prepare_to_remove_status = NotReady

8. SAS インタフェースに対して実行すべき追加のアクションがあるかどうかを確認するには、「NEM インストール後の SAS 設定の復元」を参照してください。
9. 必要な場合は、ケーブルを接続します。「SPF+ コネクタのケーブル接続」を参照してください。