AutoClient システムのインストール、設定、管理は、コマンド行インタフェースまたはホストマネージャのいずれを使用しても実施できます。ホストマネージャは、ネットワーク内の AutoClient システムを効率的かつ簡単に管理するためのグラフィカルユーザーインタフェースです。システム管理者はホストマネージャを使用して、次の作業を行うことができます。
ネットワーク環境で、AutoClient システム情報を追加、変更、表示、削除する
既存の汎用システム、スタンドアロンシステム、データレスシステムを AutoClient システムに変換する
複数の AutoClient システムに関する情報を 1 回の操作で変更する
ホストマネージャでは、AutoClient システムの /opt ディレクトリは設定されません。詳細は、「設定と移行」を参照してください。
AutoClient システムへの変換が簡単
簡単に AutoClient システムネットワークへ追加したり、既存システムを AutoClient システムに変換したりすることができます。
変更が簡単
「変更」ウィンドウを使用して、AutoClient システムを簡単に変更することができます。新しく追加された AutoClient や AutoClient に変換されたスタンドアロンシステムの変更を保存する前に、全ての属性を修正することができます。変更を保存した後では属性のサブセットの修正のみが可能です。
全体表示
ローカルネットワーク上の各システムを 1 つの画面で確認することができます。
一括処理
複数の AutoClient システムへの、追加、削除、変更の作業を、1 回の操作で実行することができます。
経過表示/状態表示
メインメニューの下にある領域に、1 回の操作で追加、削除、または変更されたシステムの数が表示されます。
表示/スクロール機能
スクロールバーを使用して、システム情報を簡単に確認することができます。またホストマネージャには検索機能も備えられています。
エラーメッセージの表示
操作中にエラーが発生すると、ポップアップウィンドウが表示されます。また、「表示」メニューから手動でウィンドウを開くこともできます。
これらの各機能については、第 5 章「ホストマネージャ」および第 6 章「AutoClient システムの管理」を参照してください。
本書では、ホストマネージャを使用して AutoClient システムを管理する方法を中心に説明を進めます。ホストマネージャの機能についての詳細は、オンラインヘルプ、または『Solstice AdminSuite 2.3 管理者ガイド』を参照してください。