ネットワークが『Solstice AutoClient 2.1 ご使用にあたって』に記述されている条件を満たしており、記述されたインストール作業が完了していることが前提となります。これらの条件をまとめると、次のようになります。
適切な Solaris 2.x を実行しているシステムが設定されていること。
使用するシステムにビットマップディスプレイモニターが接続されていること。または、ディスプレイシステムに対応した環境変数 DISPLAY が設定されていること。
システムで X Window System が実行されていること。
ローカルシステムでルートになれる、または sysadmin グループ (group 14) のメンバーであるなど、必要なアクセス特権を持っていること。
ネームサービスを使用する場合は、ネームサービスに対する必要なアクセス権を持っていること。
ライセンスサーバー上に Solstice AutoClient 2.1 のライセンスがインストールされていること。
「前提条件」に示す条件が満たされていることを確認します。
AutoClient サーバー上で以下のコマンドを実行して、Solstice 起動ツールを起動します。
$ /usr/bin/solstice |
Host Manager アイコンをクリックします。
ホストマネージャの「ネームサービスの選択」ウィンドウが表示されます。ネームサービスを使用している場合は、サーバーのドメイン名が表示されます。また、ローカルファイルを使用している場合はシステム名が表示されます。
ネームサービスを選択し、「了解」をクリックします。
ソフトウェアがシステムデーターを収集していることを示すメッセージが表示されます。
サイトの条件に応じて、適切なネームサービスを選択してください。ネームサービスの設定方針については、第 3 章「AutoClient のネームサービス環境」を参照してください。
ネームサービスとして NIS または NIS+ を選択している場合に「ドメイン名」フィールドに別のドメイン名を入力すると、ホストマネージャを実行するシステムには、そのドメインに対するアクセス権が必要になります。