以下の手順は、AutoClient サーバーがすでに OS サーバーとして設定されていることを前提とします。OS サーバーの追加、または既存システムの OS サーバーへの変換については、オンラインヘルプまたは『Solstice AdminSuite 2.3 管理者ガイド』を参照してください。
Solstice 起動ツールからホストマネージャを起動して、ネームサービスを選択します (まだこの手順を実行していない場合)。
詳細は、「ホストマネージャの起動」を参照してください。
ホストマネージャのメインウィンドウから、サービスの追加先となる OS サーバーを選択します。
「編集」メニューから「変更」を選択します。
「変更」ウィンドウが表示されます。
「OS サービス」ウィンドウから「追加」をクリックして、サービスを追加します。
現在のホストマネージャセッションで初めてサービスを追加する場合は、「メディアのパスの設定」ウィンドウが表示されるので手順 5 に進んでください。現在のホストマネージャセッションですでに別のサービスを追加した場合は、「OS サービスの追加」ウィンドウが表示されるので手順 7 に進んでください。
「メディアのパスの設定」ウィンドウ内のフィールドに必要事項を入力します。
Solaris CD イメージのあるシステム (最低限、管理対象システムとして設定されている必要があります) を選択して、表 6-1に示すように、残りのフィールドに必要事項を入力します。
表 6-1 メディアパスの設定
Solaris の使用形態 |
Solaris CD の管理 |
入力するパス |
---|---|---|
Solaris CD イメージとしてSolaris CD を使用 |
ボリューム管理機能によって管理されている
|
/cdrom/cdrom0 /cdrom/cdrom0/s0 /cdrom/cdrom0/s2 のいずれか |
ボリューム管理機能によって管理されていない |
Solaris CD のマウント場所 |
|
インストールサーバーのハードディスク上にある Solaris CD のコピーを使用 (setup_install_server コマンドによって設定) |
|
Solaris CD イメージがある場所 |
「了解」をクリックします。
「OS サービスの追加」ウィンドウが表示されます。
(必要な場合のみ)「メディアのパスの設定」をクリックして、Solaris CD イメージへのパスを変更します。このパスの位置からクライアントサービスを追加します。
すでにメディアパスが入力されている場合、このパスがデフォルトとして使用されます。パスが正しくない場合には、この手順を実行してください。
配布タイプを選択します。
デフォルトは「Entire Distribution」です。
追加するサービスを選択して、「追加」をクリックします。
「OS サービスの追加」ウィンドウが閉じます。さらに別のサービスを追加する場合は、手順 4〜手順 9 を繰り返します。
「了解」をクリックします。
「変更」ウィンドウが閉じます。
「ファイル」メニューから「変更を保存」を選択して、サービスを追加します。
OS サービスを OS サーバー lorna に追加する場合の、「変更」ウィンドウの入力例を示します。
すべての OS サービスが追加された場合には、メインウィンドウの一番下の状態表示行に「すべての処理に成功」と表示されます。
ホストマネージャに対応するコマンドを使用して、OS サービスを OS サーバーに追加する例を示します。
% admhostmod -x mediapath=jupiter:/cdrom/cdrom0/s0 ¥ -x platform=sparc.sun4c.Solaris_2.5 lorna |
-x mediapath= jupiter:/cdrom/cdrom0/s0 |
Solaris CD イメージが、jupiter というリモートシステムにマウントされた CD にあることを示します。リモートシステムには、管理対象として設定されているシステムを指定してください。 |
-x platform= sparc.sun4c.Solaris_2.5 |
インストールするサービスを指定します。この例では、SPARC、Solaris、sun4c アーキテクチャ (sparc.sun4c.Solaris_2.5) に Solaris 2.5 サービスを追加します。 |
lorna |
OS サーバー名を指定します。 |