Solstice AutoClient 2.1 管理者ガイド

コマンドを使用して設定を自動化する

  1. スタンドアロンシステムを OS サーバーに変換します。


    % admhostmod -x type=os_server rogue
    
  2. OS サーバーに OS サービスを追加します。

    1. Sun4m カーネルアーキテクチャ用の OS サービス (Solaris 2.5 エンドユーザーシステムサポート) を rogue に追加する例を示します。Solaris の CD イメージは、リモートシステム jupiter にマウントされた CD 上にあります。リモートシステムは、管理対象システムとして設定されている必要があります。


      % admhostmod -x mediapath=jupiter:/cdrom/cdrom0/s0 ¥
      		-x platform=sparc.sun4m.Solaris_2.5 -x cluster=SUNWCuser ¥
      		rogue
      
    2. Sun4m カーネルアーキテクチャ用の OS サービス (Solaris 2.5.1 全体ディストリビューション) を rogue に追加する例を示します。Solaris の CD イメージは、リモートシステム saturn のハードディスクにコピーされており、CD イメージにアクセスするにはオートマウンタを使用します。リモートシステムは、管理対象システムとして設定されている必要があります。


      % admhostmod -x mediapath=rogue:/net/saturn/export/Solaris_CD ¥
      		-x platform=sparc.sun4m.Solaris_2.5.1 -x cluster=SUNWCall ¥
      		rogue
      
  3. AutoClient システムを追加します。

    Sun4m カーネルアーキテクチャ用の Solaris 2.5.1 を実行する AutoClient システム (venus) を、サーバー rogue に追加する例を示します。


    % admhostadd -i 129.152.225.2 -e 8:0:20:b:40:e9 ¥
    -x type=autoclient 		-x fileserv=rogue ¥
    -x os=sparc.sun4m.Solaris_2.5.1 ¥
    -x swapsize=40 -x diskconf=1disk -x diskconn=n venus
    

    上記の例と同様のコマンドをシェルスクリプトに書き込むことによって、クライアントを設定する作業の一部として、AutoClient システムの / (ルート) ファイルシステムをカスタマイズすることができます。IP アドレス、Ethernet アドレス、ホスト名を引き数として指定できるように、スクリプトを作成することもできます。