前へ    目次    索引    次へ
iPlanet Messaging Server 5.0 リファレンス マニュアル

このマニュアルについて


このマニュアルには、iPlanet Messaging Server 5.0 製品に関するリファレンス情報が掲載されています。iPlanet Messaging Server 5.0 は、インターネットの標準規格を使用して、あらゆるサイズの企業およびメッセージング ホストの電子メール システムにパワフルで柔軟なクロス プラットホーム ソリューションを提供するアプリケーションです。

このマニュアルは、『iPlanet Messaging Server 5.0 管理者ガイド』といっしょにお使いください。管理者ガイドでは、iPlanet Messaging Server 5.0 を設定、管理、監視する方法や トラブルシューティングについて説明しています。また、このリファレンス マニュアルでは、コマンド ライン ユーティリティや設定ファイルに関する情報を紹介しています。これらの情報を参考にして、iPlanet Messaging Server 5.0 の設定、管理、監視、およびトラブルシューティングを行うようにしてください。

この章には、以下の項目があります。


対象読者

このマニュアルは、UNIX または NT に精通した中級または上級のテクニカル ネットワーク管理者を対象に書かれています。これらの管理者たちが、実際に iPlanet Messaging Server 5.0 を設定、管理、および保守することになります。また、この『iPlanet Messaging Server 5.0 リファレンス マニュアル』は、設計者や開発者たちによって利用されることもあります。このマニュアルは、エンド ユーザ用に作成されたものではありません。


予備知識



このマニュアルは、Messaging Server ソフトウェアの設定および管理に携わる方たちを対象としており、以下の予備知識があることを前提に書かれています。


本書の構成

本書には、以下の章があります。


マニュアルの表記規則


モノスペース フォント

モノスペース フォント (Monospaced font) は、コンピュータ画面に表示されるテキスト、またはユーザが入力するテキストを表します。また、ファイル名、識別名、機能、および使用例を表す場合にも使用されます。


太字のモノスペース フォント

太字のモノスペース フォント (bold monospaced font)は、コード例中のユーザが入力するテキストを表します。


斜体フォント

斜体フォントは、お使いのメッセージング サーバに固有な情報を使って入力するテキストを表します。サーバのパスや名前、およびアカウント ID などに使用します。

たとえば、パス参照は、以下のような形式で表記されています。

サーバ-ルート/msg-インスタンス/...

この場合、「サーバ-ルート」はサーバをインストールするディレクトリ パスを表し、「msg-インスタンス」はインストールするときに使用するサーバ インスタンスを表します。たとえば、サーバを /usr/iplanet/server5 ディレクトリにインストールし、tango というサーバ インスタンスを使用する場合、実際のパスは次のようになります。

/usr/iplanet/server5/msg-tango/

斜体フォントは、コマンド ライン ユーティリティのシンタックス内で使われる変数を表すためにも使用されます。たとえば、imadmin admin remove コマンドのシンタックスは、次のように表されます。

imadmin admin remove -D ログイン -l ユーザid -n ドメイン -w パスワード [-d ドメイン]
  [-h] [-i 入力ファイル] [-p idaポート] [-X idaホスト] [-s] [-v]

この例では、オプションの引数が斜体になっています。たとえば、「-w パスワード」オプションは、imadmin admin remove コマンドを入力するときに、「パスワード」を最上位管理者のパスワードに置き換えることを意味しています。


角括弧

オプションのパラメータは、角括弧 [] で囲まれています。たとえば、readership コマンドの使い方を示す場合は、以下のように記述されます。

readership [-d 日数] [-p 月数]

以下に示すように readership コマンドだけを実行しても Messaging Server を起動することはできます。

readership

ただし、[-d 日数] および [-p 月数] があることによって、readership コマンドにオプションのパラメータを付けられることがわかります。たとえば、以下に示すように、readership コマンドに -d オプションを付けると、指定した期間 (日数) に共有フォルダ内のメッセージを読んだ人の数を得ることができます。

readership -d 10


コマンド ライン プロンプト

このマニュアルの各例では、コマンド ライン プロンプト (たとえば、C シェルの %、Korn/Bourne シェルの $ など) が表示されていません。お使いのオペレーティング システムの環境によって、コマンド ライン プロンプトが異なるためです。ただし、特に補足されていないかぎり、コマンドは本書で示すとおりに入力してください。


関連情報



iPlanet Messaging Server 5.0 には、本書の他に、管理者用の補足情報およびエンド ユーザやデベロッパ用のマニュアルもあります。Messaging Server に関する各マニュアルの情報については、以下の URL をご利用ください。

http://docs.iplanet.com/docs/manuals/messaging.html

以下に、利用可能なマニュアルをいくつか紹介します。


オンラインで本書を入手するには

『iPlanet Messaging Server 5.0 リファレンス マニュアル』はオンラインで入手することもできます (PDF または HTML 形式)。以下の URL をご利用ください。

http://docs.iplanet.com/docs/manuals/messaging/ims50/rm/contents.htm


前へ    目次    索引    次へ
Copyright (c) 2000 Sun Microsystems, Inc. 既存部分の一部: Copyright (c) 2000 Netscape Communications Corp. All rights reserved.

最終更新日 2000 年 9 月 14 日