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付録 A
エラーメッセージと警告メッセージ
この付録では、Sun WorkShop TeamWare で表示されるエラーメッセージおよび警告メッセージについて説明します。
メッセージにはすべて番号が付けられており、この付録ではメッセージを番号順に列挙します。また、メッセージごとにその意味を示し、エラーに関してはその対処法について説明します。
エラーメッセージ
表 A-1 に、エラーメッセージと、その意味および対処方法を示します。
表 A-1 エラーメッセージ 1000 - 1999 システムエラー
1000 から 1999 までの番号のエラーメッセージは、ワークスペース管理ツールのコマンドが出したオペレーティングシステムコールから返されるエラーを表わします。これらのエラーメッセージは、簡単なワークスペース管理ツールのメッセージと、これに付加されるシステムエラーメッセージとその番号で構成されています。システムエラーに関しては、オペレーティングシステムのマニュアルを参照してください。 2000 ファイル
<ファイル名> に長すぎるか行があるか、期待していないファイルの終りがあります
意味: <ファイル名> の読み取り中に、ワークスペース管理ツールのコマンドがバッファに入れるには多すぎる文字数の行を検出しました。各行の最大長は 1024 文字です。
対処法: 長い行を短くしてから、コマンドを再実行してください。 2001 -w オプション、CODEMGR_WS 環境変数、または現在の作業ディレクトリでワークスペースを指定してください
意味: ワークスペース管理ツールのコマンドは、処理対象のワークスペースを特定できませんでした。ワークスペース管理ツールのコマンドは次の順序でワークスペースのパス名を入手しようとします。 コマンドの -w
オプションで指定されたパス名環境変数 CODEMGR_WS
に設定されたパス名現在のディレクトリ (そのディレクトリがワークスペース内の階層に存在する場合)
対処法: 上記いずれかの方法でワークスペースのパス名を指定してください。 2002 NSE 環境下のワークスペースの親変更には -p オプションは使用できません
意味: 親が NSE 環境であるワークスペースについては、CLI (コマンド行インタフェース) の bringover
およびputback
コマンドで-p
オプションを使用して親を変更することはできません。
対処法: 親が NSE 環境であるワークスペースの親をワークスペース管理ツールのワークスペースに変更するには、 workspace reparent
コマンドを使用してください。このようなワークスペースの親を別の NSE 環境に変更することはできません。2003 <ディレクトリ名> はワークスペースではありません
意味: コマンドで指定された <ディレクトリ名> は、ワークスペース管理ツールのワークスペースではありません。ワークスペース管理ツールのワークスペースであるかどうかは、最上位ディレクトリに Codemgr_wsdata
ディレクトリが存在するかどうかで判別されます。
対処法: 別のワークスペース名を指定してください。または、 workspace create
コマンドを使用するか、 GUI の「ワークスペース管理」ウィンドウの「ファイル」メニューから「ワークスペース作成」を選択して、ディレクトリをワークスペースに変換してください。2004 ワークスペース
<ワークスペース名>には親ワークスペースはありません
意味: ワークスペース管理ツールのコマンド (ブリングオーバーまたはプットバック) は、<ワークスペース名> の親を検出できなかったため、処理を完了することができませんでした。
対処法: workspace parent
コマンドを使用するか、GUI の「ワークスペース管理」ウィンドウの「編集」メニューから「親の変更」を選択して、親のいないワークスペースに親を指定してください。2005 親ワークスペース
<ワークスペース名>は
<マシン名>にマウントされていないため見えません
意味: 親ワークスペースが含まれているファイルシステムは現在、<マシン名> にマウントされていません。
対処法: 親ワークスペースを含むファイルシステムをマウントしてから、コマンドを再実行してください。 2006 ファイル名
<ファイル名>中にパス構成要素 ".." が多過ぎます
意味: ワークスペース管理ツールで指定された相対ファイル名は、ワークスペースのルートディレクトリに対する相対パスとして解釈されます。ファイル名中に複数の " ..
" を使用している場合は、その中の 1 つが、ワークスペースのルートよりも上の階層のディレクトリを指している可能性があります。
対処法: パス名に含まれる " ..
" の数を減らしてください。2007 UID
<ユーザー ID>のユーザー名が取得できません
意味: NIS マップでも /etc/passwd
でも UID が見つかりません。
対処法: NIS サーバーおよび NIS マップを調べてください。 2008 ファイル
<ファイル名>にバージョン番号がありません
意味: ワークスペース管理ツールのコマンドは、メタデータファイル ( Codemgr_wsdata
ディレクトリにあるファイル) にアクセスする場合に、そのファイルの作成時にファイル内に書き込まれたバージョン番号 (たとえば、VERSION 1) を確認します。メタデータファイル <ファイル名> にこのバージョン番号の文字列が含まれていません。
対処法: <ファイル名> が壊れていないかどうかを調べてください。ファイルを編集した際にバージョン番号が削除された可能性があります。バージョン番号がないだけで、ファイルが壊れていない場合は、 workspace create
コマンドを使用するか、GUI の「ワークスペース管理」ウィンドウの「ファイル」メニューから「ワークスペース作成」を選択して、新しいワークスペースを作成してください。新しいワークスペース内の同じファイルでバージョン番号を調べ、<ファイル名> を編集してその値を追加してください。2009 <コマンド名> コマンドが失敗しました。/bin/sh はシグナル <シグナル> により終了しました
意味: ワークスペース管理ツールのコマンドが <コマンド名> の実行を試みたところ、シェルが <シグナル> によって終了したために実行に失敗しました。
対処法: ワークスペース管理ツールのコマンドを再実行してください。 2010 <コマンド名> コマンドが失敗しました。シェル (/bin/sh) を実行できませんでした
意味: ワークスペース管理ツールのコマンドがシェルを起動できませんでした。これは、スワップ空間またはメモリなどのシステム資源が不足していることを意味します。
対処法: システム資源を調べてください。 2011 <コマンド名> コマンドはシグナル <シグナル> により終了しました
意味: ワークスペース管理ツールが起動したコマンドが <シグナル> を受信しました。
対処法: コマンドを再実行してください。エラーが再発する場合は、シグナルについて、Solaris のマニュアルを参照してください。 2012 <コマンド名> コマンドは、ステータス
<ステータス>で終了しました
意味: ワークスペース管理ツールのツールで実行したコマンドは、正常に終了すると、ステータス 0 を返します。実行したコマンドが 0 以外のステータスを返した場合はエラーと見なされます。
対処法: <コマンド名> のステータスの意味は、該当するマニュアルを参照してください。 2013 FLP
<FLP名>は親ワークスペースにも子ワークスペースにも存在しません
意味: ブリングオーバーまたはプットバックトランザクションに指定された FLP (ファイルリストプログラム) <FLP 名> が、親ワークスペースにも子ワークスペースにも存在しませんでした。
対処法: 目的とする FLP のパス名を確認してから、トランザクションを再度実行してください。 2014 <プログラム名> を実行できませんでした
意味: ワークスペース管理ツールのコマンドが別のプログラムを実行できませんでした。
対処法: インストールが正しく行われたかどうか確認してください。また、プログラムが検索パス上に存在し、かつそのパーミッションが正しく設定されていることを確認してください。 2015 ワークスペース
<ワークスペース名>はすでに存在します
意味: すでに存在するワークスペースを作成しようとしました。
対処法: 別のワークスペース名を使用してコマンドを再実行してください。 2016 ワークスペース
<ワークスペース名>は存在しません
意味: ワークスペース管理ツールのコマンドの実行時に引数として指定した <ワークスペース名> が見つかりませんでした。
対処法: 正しいパス名を指定しているかどうか確認ください。 2017 <ファイル名> を開けられないためチェックインのコメントを得られません
意味: ワークスペース管理ツールはチェックインコメントを一時ファイルに格納しましたが、そのファイルを開いてコメントを読み取ることができませんでした。
対処法: ファイルのパーミッション、およびファイルを開くことができない原因となっているその他のファイルシステム上の問題を調べてください。 2018 同じワークスペースに対しての親の変更はできません
意味: (トランザクションの一部として、または明示的な親の変更コマンドによって、) あるワークスペースをそのワークスペースの新しい親にしようとしました。
対処法: 別の親を指定してコマンドを再実行してください。 2019 内部エラー : unknown locktype
lock
意味: ワークスペースロックファイル ( Codemgr_wsdata/locks
) が壊れています。未知のロック値が検出されました。
対処法: ロックファイルを編集して、修復してください。詳しくは、 locks
(4) のマニュアルページまたは 「ワークスペースのロックの解除」を参照してください。2020 ワークスペース名を指定してください
意味: ワークスペース管理ツールのコマンドは、処理対象であるワークスペースを特定できませんでした。ワークスペース管理ツールの各コマンドは、次の順序でワークスペースのパス名を入手しようとします。 コマンドの -w
オプションで指定されたパス名環境変数 CODEMGR_WS
に設定されたパス名現在のディレクトリ (このディレクトリがワークスペース内に存在する場合)
対処法: 上記いずれかの方法を使用してワークスペースのパス名を指定してください。 2021 <ロックの種類> ロックを取得できません。ワークスペース
<ワークスペース名>に以下のロックが存在しています:ユーザー
<ユーザー名>は
<コマンド名>コマンドを実行中 (pid
<プロセス番号>) マシン
<マシン名>です。
意味: 整合性を保持するために、ワークスペース管理ツールのワークスペースコマンドは、ワークスペース内のデータを読み書きする間そのワークスペースをロックします。実行しようとしたコマンドは、対象となるワークスペースがすでにロックされていたため、実行できませんでした。更新ブリングオーバートランザクションでワークスペース管理ツールが親ワークスペース内のファイルを読み取ったり検査したりしている間、そのワークスペースには読み取りロックがかかります。また、子ワークスペース内のファイルを操作している間、子ワークスペースには書き込みロックがかかります。ワークスペース内で複数のワークスペース管理ツールのコマンドが同時に別々のファイルを操作する場合には、複数の読み取りロックが発生します。読み取りロックが存在する間、そのワークスペースに別のコマンドで書き込みを行うことはできません。一方、書き込みロックは一度に 1 つしか有効になりません。書き込みロックがかかっている場合、ワークスペース管理ツールのコマンドでそのワークスペースに書き込みを行うことはできません。ロックの状態は、各ワークスペースに存在する Codemgr_wsdata/locks
ファイルで制御されます。
対処法: システムが正常に動作している場合、該当ワークスペースをロックしているコマンドがロックを解除するまで待ちます。ワークスペースがロック状態に固定されてしまった場合には (たとえば、あるコマンドでロック状態になっているときにシステムがクラッシュした場合など)、GUI の「ワークスペース管理」ウィンドウの「オプション」メニューから「ワークスペース」を選択し「ワークスペース属性」ダイアログの「カテゴリ」リストボックスから「ロック」を選択するか、 workspace locks
コマンドを使用して、ロックを解除してください。2022 無効なサブコマンド -
<コマンド名>
意味: resolve
、workspace
、またはcodemgr
コマンドのサブコマンドに関するヘルプ情報を表示しようとしましたが、存在しないサブコマンドが指定されました。
対処法: コマンドを入力した後、 help
サブコマンドを指定すると、各コマンドの有効なサブコマンドの一覧を表示できます。2023 未使用 2024 ファイル
<ファイル名>にデルタはありません
意味: SCCS 履歴ファイル <ファイル名> にデルタがありません。このため、そのファイルを処理できません。
対処法: おそらく、この履歴ファイルは誤って上書きされています。 2025 <コマンド名> コマンドが見つかりません。実行可能形式の <コマンド名> はありません。また、PATH <PATH の 内容> にもコマンドが見つかりません
意味: ワークスペース管理ツールのコマンドが別のプログラムを実行しようとしましたが、そのプログラムが見つかりませんでした。
対処法: プログラムが正しくインストールされていることを確認し、そのプログラムがあるディレクトリを PATH
環境変数に加えてください。2026 不正な SCCS 制御文字 (
<文字>) がファイル
<ファイル名>の
<行番号>行目にあります
意味: ワークスペース管理ツールのコマンドは <ファイル名> を SCCS 履歴ファイルであると想定しますが、検出した文字からこのファイルが履歴ファイルでないか、壊れていることが判明しました。
対処法: SCCS 履歴ファイルのフォーマットについて、Solaris の SCCS 関連マニュアルを参照してください。 2027 ファイル
<ファイル名>が壊れています。
<行番号>行目
意味: ワークスペース管理ツールのコマンドは、ワークスペースメタデータファイル ( Codemgr_wsdata
ディレクトリ内のファイル) を読み取ることができませんでした。<行番号> に無効な文字があります。
対処法: ファイルを確認して必要な修正を行なってください。ワークスペース管理ツールのメタデータファイルはすべて、ASCII 形式のテキストファイルであり、編集が可能です。メタデータファイルのフォーマットについての詳細は、<ファイル名> のマニュアルページ、または第 6 章「ワークスペースの操作と設定」を参照してください。 2028 <コマンド名> コマンドは PATH
<パス名>では見つかりません
意味: ワークスペース管理ツールのコマンドが別のプログラムを実行しようとしましたが、そのプログラムが見つかりませんでした。
対処法: プログラムが正しくインストールされていることを確認し、そのプログラムがあるディレクトリを加えてください。 2029 ファイルに解決されていない衝突があります。'edit m' を実行し "^<<<<<<<" を検索してください
意味: このエラーは resolve
コマンドによって出されたものです。ファイルにまだ解決されていない衝突が残っているのに、そのファイルを保存しようとしました。
対処法: edit m
サブコマンド (マージ結果の編集) を実行して衝突を解決してから、ファイルを保存してください。衝突には、文字 "^<<<<<<<
" のマークが付けられています。2030 番号
<ファイル番号>のファイルはありません
意味: resolve
コマンドは、衝突のあるファイルについて番号を付けてリストを作成します。このメッセージは、選択された <ファイル番号> がリストに存在しないことを表わしています。
対処法: list
サブコマンドを使用してファイルのリストを作成し、指定するファイルの正しい番号を確認してください。2031 ホームディレクトリが見つからないので、ファイル
<ファイル名>に書き込みができません
意味: ワークスペース管理ツールのコマンドはユーザーのホームディレクトリを見つけることができなかったため、その中の <ファイル名> も見つけられませんでした。通常、これは NIS マップの問題であることを示しています。
対処法: NIS サーバーおよび該当する NIS マップを調べてください。 2032 ファイル
<ファイル名>の中の行を構文解析できません:
<行>
意味: resolve
コマンドは、起動時に~/.codemgr_resrc
ファイルを読み取ってユーザー定義の属性を入手します。このとき、<行> をプログラムが正しく解釈できませんでした。
対処法: 有効なエントリだけで構成されるように ~/.codemgr_resrc
ファイルを修正してください。これらのエントリについての詳細は、resolve
(1) のマニュアルページを参照してください。2033 ディレクトリリストを引数または環境変数 CODEMGR_WSPATH で指定してください
意味: このメッセージは、 workspace list
コマンドの実行時に出されるもので、ディレクトリ (またはディレクトリリスト) が正しく指定されていないことを示します。ディレクトリは、このコマンドの標準引数として指定するか、そのパス名をCODEMGR_WSPATH
環境変数にあらかじめ設定しておくことができます。
対処法: ディレクトリの指定を含めてコマンドを再実行するか、 CODEMGR_WSPATH
環境変数にディレクトリパスを設定してからコマンドを再実行してください。2034 内部エラー: access control operation operation_name does not have a built-in default
意味: ワークスペース管理ツールのコマンドがワークスペース操作 (ブリングオーバー、プットバック、親の変更) に関するアクセス権を検証しようとしました。内部的な整合性検査に失敗しました。
対処法: ご購入先にお問い合わせください。 2035 アクセス制御ファイルが存在しません
意味: ワークスペース管理ツールのコマンドがワークスペース操作 (ブリングオーバー、プットバック、親の変更) に関するアクセス権を検証しようとしました。影響を受けるワークスペースにアクセス制御ファイル ( Codemgr_wsdata/access_control
) が存在しませんでした。
対処法: アクセス制御ファイルがワークスペースから削除されていた場合、新しいファイルを別のワークスペースからコピーし、そのファイルの内容を編集してアクセス権を適切に変更します。他のワークスペースがない場合は、CLI の workspace create
コマンドを使用して、または GUI の「ワークスペース管理」ウィンドウの「ファイル」メニューから「ワークスペース作成」を選択して新しいワークスペースを作成し、そのワークスペースからファイルをコピーします。詳細は、第 4 章またはaccess_control
(4) マニュアルページを参照してください。2036 共通祖先ファイルを指定できません。共通祖先デルタはありません
意味: resolve
のサブコマンド (diff
、edit
、more
) の引数として、祖先 (a
) が指定されました。2 つの衝突解決の対象ファイルには、共通の祖先が存在しません。これは、同じ名前のファイルが親と子で同時に作成された場合に最もよく起こる現象です。これらのファイルは同じ名前を持っていますが、共通の祖先から派生したものではありません。祖先についておよび衝突解決における祖先の役割については、第 6 章を参照してください。
対処法: diff
、edit
、more
サブコマンドの引数に祖先 (a
) を指定せずに衝突解決の処理を実行してください。2037 無効な引数 -
<文字列>
意味: resolve
のサブコマンドの 1 つに無効な引数が指定されました。このコマンドでは有効な引数として a (祖先)、c (子)、p (親)、および m (マージ結果) のいずれかを受け付けます。
対処法: 有効な引数 (a、c、p、または m) のいずれか 1 つを指定してください。詳細は、 resolve
(1) のマニュアルページを参照してください。2038 親ワークスペースは NSE 環境です。'nseputback' コマンドを使用してください
意味: プットバックトランザクションで指定された親が NSE 環境であり、ワークスペース管理ツールのワークスペースではありませんでした。
対処法: nseputback
コマンドを使用して、変更内容を該当ワークスペースからその環境へプットバックしてください。2039 ファイル
<ファイル名>はおそらく s ファイルではありません。
<行番号>行に ^A が必要ですが
<文字>(16 進数) が見つかりました。
意味: ワークスペース管理ツールのコマンドは <ファイル名> が SCCS 履歴ファイルであることを想定しています。ファイル形式を見ると、履歴ファイルではないか、壊れてます。
対処法: SCCS 履歴ファイルのフォーマットについては、Solaris の SCCS 関連マニュアルを参照してください。 2040 ファイル
<ファイル名>はマージされませんでした。merge または filemerge サブコマンドを使用してください。
意味: まだマージされていないファイルを保存しようとしました。
対処法: ファイルマージツールまたは twmerge
コマンドを使用して、ファイルをマージしてください。twmerge
コマンドについての詳細は、twmerge
(1) のマニュアルページを参照してください。2041 <パス名> はワークスペースでもディレクトリでもありません
意味: 作成ブリングオーバートランザクションで指定された <パス名> は、ワークスペース管理ツールのワークスペースでもディレクトリでもありません。
対処法: 別のワークスペースまたはディレクトリ名を指定してください。 2042 ToolTalk メッセージを作成できません。エラー
<TookTalk エラーコード>
意味: resolve
コマンドは ToolTalk サービスを介してファイルマージプログラムとやりとりします。ToolTalk は、ウィンドウシステムとともに提供されるアプリケーション間通信サービスです。このエラーの場合は、resolve
コマンドは ToolTalk ルーチンを呼び出して、ファイルマージツールに対する ToolTalk メッセージを作成しようとしました。しかし、ToolTalk ルーチンはこのメッセージを作成できず、<ToolTalk エラーコード> を返してきました。
対処法: このエラーについては、ToolTalk のマニュアルを参照してください。 2043 SCCS ファイル
<ファイル名>は壊れています
意味: このメッセージは SCCS の admin -h
コマンドから返されるメッセージで、新たに算出されたチェックサムが該当ファイルの先頭行に記述されているチェックサムと一致しなかったことを示すものです。
対処法: 詳細は、Solaris の SCCS 関連マニュアルを参照してください。 2044 テンプレート
<テンプレートファイル名>から一時ファイル名を作成することができません
意味: ワークスペース管理ツールのコマンドが一時ファイルを作成できませんでした。これは、ワークスペース管理ツールの内部エラーです。
対処法: このファイルに書き込みを実行できなかったシステムレベルでの原因の有無を調べてください (たとえば、ファイルパーミッション、コマンドのオーナーが不適切である、など)。 2045 <ファイル名> の fprintf に失敗しました
意味: コマンドが <ファイル名> に書き込みを行うことができませんでした。
対処法: ファイルのパーミッション、およびファイルシステムへの書き込みを禁止するその他のファイルシステム上の問題を調べてください。 2046 このバイナリとファイル
<ファイル名>のバージョンが一致しません。このバイナリはバージョン
<期待する番号>と互換性がありますが、ファイルはバージョン
<現状の番号>です。リリース
<リリース番号>より新しいリリースにアップグレードしてください。
意味: ワークスペース管理ツールの各メタデータファイル ( Codemgr_wsdata/*
) には、バージョン番号を示す文字列が含まれています (リリース 1.0 の場合、バージョン番号は VERSION 1) 。ワークスペース管理ツールのコマンドはこれらのファイルの読み書きを行う際に、整合性を検査するために、このファイルに期待するバージョン番号が含まれているかどうかを調べます。コマンドは <期待する番号> を想定していましたが、実際には <現状の番号> でした。このメッセージは、古いバイナリが新しいメタデータファイルと共に使用されていて、それがファイルを破壊する原因になる可能性があることを示しています。
対処法: 最新バージョンのワークスペース管理ツールのバイナリを使用してください。 2047 ファイル
<ファイル名>のバージョン
<検出したバージョン番号>から
<現在のバージョン番号>への変換方法が不明です
意味: バージョン番号が 1 より古いメタデータファイルが検出されました。ワークスペース管理ツールの各メタデータファイル (Codemgr_wsdata/*) には、バージョン番号を示す文字列が含まれています (リリース 1.0 の場合、バージョン番号は VERSION 1) 。ワークスペース管理ツールのコマンドはこれらのファイルの読み書きを行う際に、整合性検査として、このファイルに期待するバージョン番号が含まれているかどうかを調べます。ワークスペース管理ツールのバイナリとメタデータファイルの新しいバージョンがリリースされると、これらのファイルのいくつかはその形式が変更されている可能性があります。ワークスペース管理ツールのコマンドには、この形式の変換を行うコードが含まれています。
対処法: メタデータファイルのバージョン文字列が編集中に誤って変更されたと考えられます。ファイルを調べて、その先頭行を正しいバージョン番号に変更してください。 2048 子ワークスペースを作成ブリングオーバーするには、ファイルかディレクトリ、または -f 引数のいずれかを指定しなければなりません
意味: ブリングオーバートランザクションのコマンド行が正しく構成されていませんでした。少なくとも 1 つのファイル、ディレクトリ、または FLP を引数として指定しなければなりません。この引数が省略された場合、ワークスペース管理ツールはワークスペースの Codemgr_wsdata/args
ファイルから引数を取り込みます。
対処法: コマンドを再入力し、正しい数の引数を指定してください。 2049 <ファイル名> がどこからマウントされているかわかりません
意味: ワークスペース管理ツールのコマンドは NFS マウントされたディレクトリのパス名を <マシン名 : パス名> 形式に変換してその処理の多くを実行します。このメッセージは、 /etc/mtab
(Solaris 1.x の場合) または/etc/mnttab
(Solaris 2.x の場合) に <ファイル名> を含むマウントエントリが存在しないことを示しています。
対処法: <ファイル名> が含まれているファイルシステムをマウントしなおしてください。 2050 絶対パス
<ファイル名>を決定できません
意味: ワークスペース管理ツールのコマンドがディレクトリを読み取ることができませんでした。このメッセージは、ファイルシステムに問題があることを示しています (たとえば、ディレクトリのパーミッションが不適切である)。
対処法: ファイルシステム、<ファイル名> のパス中のディレクトリやファイルのパーミッションを確認してください。 2051 名前を
<ファイル名>に変更できません。同じ名前があります
意味: ブリングオーバー、プットバック、または取り消しトランザクションにおいて、ソースワークスペース内のファイルが、宛先ワークスペース内ですでに使用されている名前と同じ名前に変更されたものがありました。
対処法: 一方のディレクトリで名前を変更してください。 2052 ファイル
<ファイル名>が壊れています。
<行番号>行目の "BEGIN" の後にテキストがあります。通知は送られませんでした
意味: ワークスペース管理ツールのコマンドによるワークスペース通知ファイル Codemgr_wsdata/notification
の読み取り中にエラーが発生しました。通知対象とするファイル/ディレクトリのリストを区切る BEGIN 文の行中に、BEGIN 文以外のテキストが検出されました。ワークスペース管理ツールのコマンドは通知の設定を正しく解析することができないので、通知ファイルに通知要求を設定している場合でも、その通知は送信されません。
対処法: この通知ファイルに BEGIN
文を正しく入力してください。通知ファイルの形式については、notification
(4) のマニュアルページまたは 第 4 章を参照してください。2053 ファイル
<ファイル名>が壊れています。
<行番号>行目の "END" の後にテキストがあります。通知は送られませんでした
意味: ワークスペース管理ツールのコマンドによるワークスペース通知ファイル Codemgr_wsdata/notification
の読み取り中にエラーが発生しました。通知対象とするファイル/ディレクトリのリストを区切る END 文の行中に、END 文以外のテキストが検出されました。ワークスペース管理ツールのコマンドは通知の設定を正しく解析することができないので、通知ファイルに通知要求を設定している場合でも、その通知は送信されません。
対処法: この通知ファイルに END 文を正しく入力してください。通知ファイルの形式についての詳細は、 notification
(4) のマニュアルページまたは 「他のユーザーへのトランザクションの実行通知」を参照してください。2054 ファイル
<ファイル名>が壊れています。
<行番号>行目に "END" がありません。通知は送られませんでした
意味: ワークスペース管理ツールのコマンドによるワークスペース通知ファイル Codemgr_wsdata/notification
の読み取り中にエラーが発生しました。通知対象とするファイル/ディレクトリのリストを区切るEND
文がありません。ワークスペース管理ツールのコマンドは通知の設定を正しく解析することができないので、通知ファイルに通知要求を設定している場合でも、その通知は送信されません。
対処法: 通知ファイルに END
文を正しく入力してください。通知ファイルの形式についての詳細は、notification
(4) のマニュアルページまたは 「他のユーザーへのトランザクションの実行通知」を参照してください。2055 ファイル
<ファイル名>には不完全なデルタテーブルがあります
意味: SCCS 履歴ファイル <ファイル名> のデルタテーブルが不完全です。ファイルが壊れている可能性があります。
対処法: ファイルを修正するか、新しいバージョンをコピーしてください。 2056 形式の不正な行があります。
<ファイル名>:
<行番号>
意味: ワークスペース管理ツールのコマンドが、ブリングオーバーまたはプットバックトランザクションが中止された結果残された一時ログファイルを読み取っているときに、形式が正しくない行を検出しました。このメッセージは、ファイルが壊れていることを示しています。
対処法: workspace updatenames
コマンドを使用して、名前テーブルを作成しなおしてから、コマンドを再実行してください。2057 大きさ 0 の SCCS ファイルがあります
<ファイル名>
意味: データが含まれていない SCCS 履歴ファイルが検出されました。
対処法: 該当する SCCS 履歴ファイルを削除してください。 2058 チェックインされるまで子ファイルのバージョンは得られません
意味: 衝突解決トランザクションの実行中に、SCCS にチェックインされていないファイルが検出されました。ファイルをチェックインしなければ衝突の解決はできません。
対処法: ファイルをチェックインし、トランザクションを再開してください。 2059 名前履歴のシリアル番号
<番号>の順序がファイル
<ファイル名>で間違っています
意味: SCCS 履歴ファイル <ファイル名> 内の名前変更に関する情報が壊れています。この SCCS ファイル内の名前履歴レコードは番号が降順に並んでいません。
対処法: 名前履歴レコードを並べ直すか、ブリングオーバーまたはプットバックトランザクションを使用してファイルの新しいバージョンをコピーしてください。 2060 ファイル
<ファイル名>中のデルタシリアル番号
<番号>の順序が不正です
意味: デルタ番号の順序が、 SCCS 履歴ファイル <ファイル名> 内で降順になっていません。これは、ファイルが壊れていることを示しています。
対処法: デルタ番号を並べ直すか、ブリングオーバーまたはプットバックトランザクションを使用してファイルの新しいバージョンをコピーしてください。 2061 DISPLAY 環境変数
を設定してファイルマージを起動してください
意味: ファイルマージツールは XWindows プログラムです。 DISPLAY
環境変数を使用して、ウィンドウの表示場所を決定します。通常、CDE または OpenWindows が実行されているサーバーでは、この変数は自動的に設定されます。その他の XWindow サーバーでは、ファイルマージツールの起動時にこの変数を手動で設定してください。
対処法: サーバーの設定を確認して、 DISPLAY
環境変数を設定してください。2062 ファイル
<ファイル名>は書き込み可能なため衝突解決できません
意味: ファイル <ファイル名> は SCCS からチェックアウトされていませんが、ファイルのパーミッションは書き込み可能な状態になっています。この衝突を解決すると、チェックアウトされていないファイルに書き込みが行われます。
対処法: ファイルのパーミッションを変更し (たとえば、ファイルをチェックアウトした後、再度チェックインする)、もう一度衝突解決トランザクションを実行してください。 2063 ワークスペース
<ワークスペース名>は作成できませんでした。ワークスペース
<ワークスペース名>の中で入れ子になっている可能性があります
意味: 既存のワークスペースの下の階層に新しいワークスペースを作成しようとしました。
対処法: 新しいワークスペースは、既存のワークスペースの階層の外で作成してください。 2064 シンボリックリンクのワークスペースを削除することはできません。
<ワークスペース名>
"workspace delete' を実行してください
意味: ワークスペース管理ツールのコマンドは、シンボリックリンクであるディレクトリやファイルを削除しません。そのファイルの実体を削除しなければなりません。このためのコマンドが用意されています。
対処法: workspace delete
コマンドを使用して <ワークスペース名> を削除してください。2065 このエラーメッセージは、以下の各形式で出されます。
ユーザー
<ユーザー名>には、ワークスペース
<ワークスペース名>からブリングオーバーする許可が与えられていません
ユーザー
<ユーザー名>には、ワークスペース
<ワークスペース名>へブリングオーバーする許可が与えられていません
ユーザー
<ユーザー名>には、ワークスペース
<ワークスペース名>からプットバックする許可が与えられていません
ユーザー
<ユーザー名>には、ワークスペース
<ワークスペース名>へプットバックする許可が与えられていません
ユーザー
<ユーザー名>には、ワークスペース
<ワークスペース名>の取り消しをする許可が与えられていません
ユーザー
<ユーザー名>には、ワークスペース
<ワークスペース名>を削除する許可が与えられていません
ユーザー
<ユーザー名>には、ワークスペース
<ワークスペース名>を移動する許可が与えられていません
ユーザー
<ユーザー名>には、ワークスペース
<ワークスペース名>の親を変更する許可が与えられていません
ユーザー
<ユーザー名>には、
親をワークスペース
<ワークスペース名>に変更する許可が与えられていません
意味: ユーザー <ユーザー名> が、ワークスペース <ワークスペース名> に影響する処理を実行しようとしました。<ワークスペース名> のアクセス権では、<ユーザー名> がその処理を実行することはできません。
対処法: <ワークスペース名> /Codemgr_wsdata/access_control
は、ワークスペースに対するさまざまな操作のアクセス権を指定するテキストファイルです。該当操作を実行できるようにするには、そのワークスペースの所有者が <ユーザー名> に対するアクセス権の設定を変更する必要があります。アクセス権の設定は、「ワークスペース管理」ウィンドウから「ワークスペース」を選択して「ワークスペース属性」ダイアログの「アクセス制御」タブを選択するか、access_control
ファイルの内容を直接編集して変更します。詳細は、第 4 章またはaccess_control
(4) のマニュアルページを参照してください。2066 ファイル
<ファイル名>が壊れています。
<行番号>行目のパス名に空白が含まれています。通知は送られませんでした
意味: ワークスペース通知ファイル Codemgr_wsdata/notification
の読み取り時に出されるエラーで、パス名が記述される行に空白文字があったことを示しています。
対処法: Codemgr_wsdata/notification
ファイルの内容を編集して、該当行から空白文字を削除してください。このファイルの形式についての詳細は、notification
(4) のマニュアルページまたは 「他のユーザーへのトランザクションの実行通知」を参照してください。2067 ファイル
<ファイル名>が壊れて
います。<行番号>行目に
通知イベントがありません。通知は送られませんでした。
意味: ワークスペース通知ファイル Codemgr_wsdata/notification
の読み取り時に出されるエラーで、ワークスペース管理ツールのイベント (たとえば、ブリングオーバー) が指定されていないことを示しています。
対処法: Codemgr_wsdata/notification
ファイルの内容を編集して、現在のイベントを追加してください。2068 プットバック:
ファイル <ファイル名> の SCCS エラーです。ロックファイルを作成できません
意味: ほかのユーザーが SCCS ファイルまたは p- ファイルを更新中であるか、SCCS ファイルが存在するディレクトリへの書き込み権がありません。
対処法: ほかのユーザーが SCCS ファイルまたは p- ファイルを更新中の場合は、そのユーザーがロックを解除するのを待ってファイルへのアクセスを再度試みてください。ディレクトリへの書き込み権がない場合は、書き込み権を得ない限り、そのディレクトリにはロックファイルを作成できません。 2069 - 2073 未使用 2074 ワークスペース
<ワークスペース名>にロックファイルがありません
意味: ロックが存在しないワークスペースからロックを解除しようとしました。 2075 ロック
<ロック名>はワークスペース
<ワークスペース名>で見つかりません
意味: workspace locks -r
コマンドの使用時に指定されたロック番号がロックリストに存在しませんでした。
対処法: workspace locks
コマンドを使用してワークスペースのロック番号を調べ、有効な番号を入力してください。2076 内部エラー: Cannot find the directory in which command
command_nameis located because avo_find_dir_init() has not been called
意味: 内部エラー。
対処法: ご購入先にお問い合わせください。 2077 <番号> は正しい番号ではありません
意味: resolve
コマンドを使用している際に、リストされている番号以外の番号が参照されました。
対処法: 値リストを表示てし正しい番号を調べてください。 2078 ワークスペース
<ワークスペース名>にアクセスできません
意味: <ワークスペース名> のパーミッションの設定が、指定されたワークスペース管理ツールのコマンドによるアクセスを禁止しています。
対処法: <ワークスペース名> ディレクトリのパーミッションを確認してください。デフォルトのパーミッションは 777 です。 2079 ファイル
<ファイル名>の名前履歴の構文を解析できません。行に含まれるもの:
<テキスト>
意味: SCCS 履歴ファイル <ファイル名> 内の名前履歴レコードにフォーマットエラーがあります。このメッセージには、問題のテキストが表示されます。
対処法: 可能であれば、そのレコードを修正します。あるいは、ブリングオーバーまたはプットバックトランザクションを使用してファイルの新しいバージョンをコピーしてください。 2080 バックアップディレクトリ
<ディレクトリ名>は削除も名前変更もできませんでした
意味: ワークスペース管理ツールが、新しいトランザクションをバックアップできるようにするために、バックアップ領域 <ディレクトリ名> を消去しようとしました。ワークスペース管理ツールが、この方法でファイルやディレクトリを削除したり名前の変更を行なったりすることができませんでした。そのディレクトリに対するパーミッションが変更されている可能性があります。
対処法: <ディレクトリ名> のディレクトリのパーミッションを確認してください。このディレクトリのデフォルトのパーミッションは 777 です。 2081 ファイル
<ファイル名>の SCCS エラーです。ロックファイルを作成できません (cm4)
意味: ファイルが SCCS 管理下にないか、または SCCS ファイルが壊れているためにロックファイルを作成することができませんでした。
対処法: ご購入先にお問い合わせください。 2082 ワークスペース
<ワークスペース名 1>の親
<ワークスペース名 2>はファイルシステムに存在しません
意味: 親ワークスペースが使用マシンにマウントされていない、あるいは存在しません。
対処法: 実行マシンに親ワークスペースをマウントしてください。 2083 ワークスペース
<ワークスペース名 1>の子
<ワークスペース名 2>はファイルシステムに存在しません
意味: 子ワークスペースが使用マシンにマウントされていない、あるいは存在しません。
対処法: 実行マシンに子ワークスペースをマウントしてください。 2084 codemgrtool: internal error in arg_strlist_from_wsname () : NULL arg_list
意味: 内部エラー。
対処法: ご購入先にお問い合わせください。 2085 codemgrtool: internal error in arg_strlist_from_wsname () : NULL undo_list
意味: 内部エラー。
対処法: ご購入先にお問い合わせください。 2086 codemgrtool:
path_namedoesn't start with a /
意味: 内部エラー。
対処法: ご購入先にお問い合わせください。 2087 未使用 2088 以下の 2 つの履歴ファイルが同一の初期デルタをもっているため、 ワークスペース
<ワークスペース名>の名前テーブル
を読み込むことができません。 <ファイル名> <ファイル名>以下のコマンドを実行した後、再度
<コマンド名> コマンドを実行してください。
path_name/workspace updatenames
<ワークスペース名>
意味: cp
コマンドによってワークスペース内で SCCS 履歴ファイルがコピーされました。このため、同じルートデルタを含むファイルが 2 つ存在しています。ワークスペース管理ツールは、ルートデルタを使用して 2 つのファイルを区別します。ワークスペース管理ツールが 2 つのファイルを区別できるようにするには、workspace updatenames
コマンドを使用します。
対処法: workspace updatenames
コマンドを実行してから、エラーとなったコマンドを再度実行してください。2089 ワークスペースを
<パス名>へ移動できません。
<パス名>へのシンボリックリンクです。
シンボリックリンクではないワークスペース名を使用してください。
意味: ワークスペース管理ツールのコマンドは、シンボリックリンクであるディレクトリやファイルを移動しません。
対処法: ワークスペースをシンボリックリンクでない名前に移動してください。 2090 以下の 2 つの履歴ファイルが同一の初期デルタをもっているため、 ワークスペース
<ワークスペース名> の名前テーブルへ書き込むことができません。 <ファイル名> <ファイル名>以下のコマンドを実行した後、再度
<コマンド名>コマンドを実行してください。
path_name/workspace updatenames
<ワークスペース名>
意味: cp
コマンドによってワークスペース内で SCCS 履歴ファイルがコピーされました。このため、同じルートデルタを含むファイルが 2 つ存在しています。ワークスペース管理ツールは、ルートデルタを使用して 2 つのファイルを区別します。ワークスペース管理ツールが 2 つのファイルを区別できるようにするには、workspace updatenames
コマンドを使用します。
対処法: workspace updatenames
コマンドを実行してから、エラーとなったコマンドを再度実行してください。2091 内部エラー: hash table missing entry
意味: 内部エラー。
対処法: ご購入先にお問い合わせください。 2092 SCCS ファイル (A) を (ファイル B) にコピーしました。元の SCCS ファイル (A) が見つかりません。
次のコマンドを実行後、もう一度
<コマンド名>コマンドを実行してください。
path_name/workspace updatenames
<ワークスペース名>
意味: ワークスペース内で SCCS 履歴ファイルが cp
コマンドでコピーされました。この後、オリジナルのファイル (A) が名前を変更されているか、ワークスペースから削除されています。この場合、ワークスペース管理ツールは、これらのファイルの名前が変更されているかどうか (どの名前に) およびワークスペースから削除されているかどうかを判別することができません。workspace updatenames
コマンドは、可能性のある変更後の名前を対話形式で表示し、ファイルの現在の状態 (新しい名前、存在の有無など) を指示するよう求めてきます。これにより、ワークスペース管理ツールはワークスペース階層全体にわたって変更を正しく伝できるようになります。
対処法: workspace updatenames
コマンドを実行してから、エラーとなったコマンドを再度実行してください。2093 内部エラー: SmIDs not equivalent
意味: 内部エラー。
対処法: ご購入先にお問い合わせください。 2094 内部エラー: SmID not found
意味: 内部エラー。
対処法: ご購入先にお問い合わせください。 2095 - 2499 未使用 2500 - 2600 内部エラー。
意味: 2500 から 2600 までのエラー番号はすべてワークスペース管理ツールの内部エラーを表わし、ユーザー側で対処することはできません。したがって、これらのエラーが発生した場合には、ご購入先にお問い合わせください。
警告メッセージ
表 A-2 に、警告メッセージと、その意味および対処法を示します。
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