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iPlanet Application Server インストールガイド



第 2 章   インストールの準備


この章には次のトピックがあります。

ezSetup、標準、高速、またはカスタムの iPlanetTM Application Server インストールを使う前にこの章をお読みください。最新の更新情報については、次の Web サイトに掲載されている『リリースノート』をご覧ください。

http://docs.iplanet.com/docs/manuals/ias.html

インストール後のアプリケーションサーバの設定の詳細については、『iPlanet Application Server 管理者ガイド』を参照してください。



システムの必要条件



iPlanet Application Server をインストールするには、システムが次の必要条件を満たしている必要があります。


Solaris

iPlanet Application Server Enterprise Edition 6.5 をインストールするには、SolarisTM システムが次の必要条件を満たしている必要があります。

  • Solaris 2.6 または Solaris 8 が搭載された Sun® SPARCTM

  • 400M バイトのハードディスク空き容量

  • 512M バイトの RAM

  • 次の Web サーバのどれか

    • iPlanet Web Server Enterprise Edition 6.0 SP1、SP2、あるいは 6.0.1

    • iPlanet Web Server Enterprise Edition 4.1 SP7 以降

    • Apache Web サーバ 1.3.19

  • 次の Web ブラウザ

    • NetscapeTM Communicator 4.5 以降



      Web なしインストールを実行する場合は、Web サーバとブラウザを同じマシン上に置く必要はありません。詳細については、「Web なしインストール」を参照してください。



  • Solaris パッチの要件

    iPlanet Application Server 6.5 には、SPARC® 用 Solaris 運用バージョン JDK 1.3.1_02 がバンドルされています。Solaris 2.6 および Solaris 8 には次のパッチを適用する必要があります。

    これらのパッチは、Web サイト http://sunsolve.sun.com からダウンロードできます。


    表 2-1    Solaris 2.6 に必要な JDK 1.3.1_02 パッチ 

    パッチ

    パッチの説明

    105181-29  

    カーネル更新パッチ  

    105210-38  

    libaio、libc および watchmalloc パッチ  

    105284-45  

    Motif 1.2.7、ランタイムライブラリパッチ  

    105568-23  

    Libthread パッチ  

    105591-11  

    C++ 共有ライブラリパッチ  

    105633-59  

    OpenWindows 3.6、Xsun パッチ  

    105669-10  

    libDtSvc パッチ  

    106040-17  

    X Input & Output Method パッチ  

    106125-11  

    patchadd および patchrm 用パッチ  

    106409-01  

    漢字 TrueType フォントの修正  

    106841-01  

    Openwin パッチ  

    106842-09  

    ユーロサポート  

    106429-02  

    Kernel/drv/mm パッチ  

    107733-09  

    Linker パッチ  

    108091-03  

    ISO8859-01 ロケールでの重大なエラーによって ssJDK1.2.1_03 が失敗する  

Solaris 8 には次の JDK 1.3.1_02 パッチを適用します。


表 2-2    Solaris 8 に必要な JDK 1.3.1_02 パッチ

パッチ

パッチの説明

108652-37  

X11 6.4.1 パッチ  

108921-13  

CDE 1.4 パッチ  

108940-32  

Motif パッチ  

Solaris 8 には次の OS パッチを適用します。


表 2-3    Solaris 8 OS に必要なパッチ 

パッチ

パッチの説明

108528-12  

カーネル更新パッチ  

108434-04 (32 ビット) / 108435-04 (64 ビット)  

libC パッチ  

108827-12  

libthread.so.1 パッチ  



カーネルパッチの適用後は Solaris システムを再起動する必要があります。




Windows

iPlanet Application Server Enterprise Edition 6.5 をインストールするには、Microsoft Windows システムが次の必要条件を満たしている必要があります。

  • Microsoft Windows NT 4.0 SP6a、Windows 2000 Professional SP2、Windows 2000 Server SP2、あるいは Windows 2000 Advanced Server SP2

  • 400M バイトのハードディスク空き容量 (NTFS)



    FAT ファイルシステムでは、インストーラが必要な容量を正確に計算できないためにディスク容量が不足することがありますが、警告は表示されません。



  • 512M バイトの RAM

  • 次の Web サーバのどれか

    • iPlanet Web Server Enterprise Edition 6.0 SP1、SP2、あるいは 6.0.1

    • iPlanet Web Server Enterprise Edition 4.1 SP7 以降 (Windows 2000 ではサポートされていない)

    • Microsoft Internet Information Server 4.0 または 5.0

    • Apache Web サーバ 1.3.19

  • 次の Web ブラウザのどれか

    • Netscape Communicator 4.5 以降

    • Internet Explorer 4.0 以降







インストールの前提条件

iPlanet Application Server Enterprise Edition 6.5 をインストールする前に、次の前提条件が満たされていることを確認してください。

  • iPlanet Application Server をインストールするプラットフォームのシステムの必要条件を満たしている

  • Windows システムまたは Solaris システムの管理者権限を持っている

  • Solaris プラットフォームでは、iPlanet Application Server をインストールするシェルから環境変数 LD_LIBRARY_PATH の設定を解除する

  • Solaris プラットフォームでは、iPlanet Application Server の UNIX ユーザおよびグループを確立する。このアカウントを使って iPlanet Application Server のインストールと管理を行う

  • プロダクトキーが手元にある。プロダクトキーはウェルカムレターに記載されている

  • スタティック IP アドレスがサーバマシンに割り当てられている (IP アドレスはシステム管理者から入手)

  • リモートユーザディレクトリで iPlanet Application Server Enterprise Edition 6.5 の新規インストールを使用する場合は、iPlanet Application Server をインストールする前に、iPlanet Directory Server 5.0 SP1 パッチをインストールする必要がある

    ユーザディレクトリとして iPlanet Directory Server 4.13 以降のバージョンを使用している場合でも、このパッチをインストールする必要があります。パッチのインストール方法については、「iDS 5.0 SP1 パッチのインストール」を参照してください。

  • Windows での iPlanet Application Server Enterprise Edition 6.5 の新規インストールで Directory Server Suite をインストールしない場合は、プロダクト CD の libnspr3.dll ファイルを Winnt¥system32 ディレクトリにコピーする必要があります。これにより、設定ディレクトリがリモートマシン上にある場合でも LDAP アプリケーションが正しく動作します。

    libnspr3.dll ファイルは、プロダクト CD の /Windows/iAS ディレクトリにあります。

  • バンドルされた PointBase データベースアプリケーションはデフォルトでポート 9092 を使うので、iPlanet Application Server をインストールする前に、ポート 9092 ではほかのサービスが実行されていないことを確認します。

  • Windows 2000 を実行している場合は、iPlanet Application Server をインストールするマシン上でプライマリ DNS サフィックスが正しく設定されていることを確認します。

    プライマリ DNS サフィックスを設定するには、「スタート」メニュー >「設定」>「コントロールパネル」>「システム」>「ネットワーク ID」>「プロパティ」を選択します。コンピュータの名前が正しく入力されていることを確認します。

    「詳細」をクリックします。このパネルで、DNS ドメイン名が正しく入力されていることを確認します。「OK」をクリックして変更を保存します。

  • Solaris プラットフォームでは、マシンの完全修飾ドメイン名が /etc/hosts ファイルに定義されていることを確認します。この例では、次のようになります。


    #
    # Internet host table
    #
    127.0.0.1 localhost
    192.168.0.255 myhost.company22.com myhost loghost

  • Solaris プラットフォームでは、Directory Server がローカルファイルシステムにインストールされていることを確認します。複数の物理ドライブを使用できますが、ローカルにマウントする必要があります。

  • Web サーバを設定していること

    • iPlanet Application Server をインストールする前に、推奨されているいずれかの Web サーバおよび Web ブラウザがインストールされ、設定されていることを確認します。iPlanet Web Server Enterprise Edition 6.0 SP1 または SP2 は、http://www.iplanet.com/downloads/download からダウンロードできます。

    • Solaris プラットフォームでは、iPlanet Application Server ユーザと Web サーバユーザが同じであるか、または同じグループに属している必要があります。Web サーバを一般ユーザとしてインストールし、iPlanet Application Server ユーザを root ユーザとして設定すると、ファイルパーミッション問題が発生します。Web サーバがレジストリファイル reg.dat にアクセスできないので、Web サーバが起動しません。

    • Web なしインストール

      Web サーバが iPlanet Application Server をインストールするマシンとは別のマシンで動作する場合は、「Web なし」インストールと呼ばれるインストールを実行します。Web なしインストールの実行後、Web サーバに Web Connector プラグインをインストールする必要があります。

      詳細については、「Web なしインストール」を参照してください。



      • Apache Web サーバを使うには、インストール時に iPlanet Application Server が iPlanet Web Server または Microsoft Internet Information Server と連動するように設定する必要があります。iPlanet Application Server をインストール後、Apache Web サーバをインストールして設定します。

      • すべてのオプションに対して、¥SOFTWARE¥iPlanet キーのレジストリキーパーミッションが「Full Control」に設定されていることを確認します。

        Apache Web サーバをインストールして設定する方法の詳細については、「Web Connector プラグインのインストール」を参照してください。



  • データベースサーバをインストールして設定する

    iPlanet Application Server をインストールする前に、この iPlanet Application Server インストールで使うデータベースサーバとクライアントをインストールします。

    アプリケーションサーバのカスタムインストール時に、iPlanet Type 2 またはサードパーティ JDBC を設定するか、あるいは JDBC ドライバを設定しないかを選択できます。インストール時には Type 2 ドライバまたはサードパーティ JDBC ドライバのどちらか一方の JDBC ドライバしか設定できませんが、インストール後に両方のドライバを設定するように選択できます。

    インストール後にサードパーティ JDBC ドライバを設定するには、JDBC ドライバの設定ツール (Solaris の場合は db_setup.sh スクリプト、Windows の場合は jdbcsetup.exe) を実行します。インストール後にデータベースドライバを設定するときは、変更を適用するためにアプリケーションサーバを再起動する必要があります。詳細については、『iPlanet Application Server 管理者ガイド』を参照してください。



    PointBase データベースサーバおよびサードパーティの JDBC ドライバは、自動的に Administration Server に登録されます。また、e-Store、J2EEGuide、データベース、および Bank サンプルアプリケーションのサンプルデータベースも登録されます。

    データベースドライバを登録してアプリケーションを配置する方法については、『iPlanet Application Server 管理者ガイド』および配置ツールのオンラインヘルプを参照してください。





iDS 5.0 SP1 パッチのインストール

リモートユーザディレクトリで iPlanet Application Server Enterprise Edition 6.5 の新規インストールを使用する場合は、このパッチをインストールする必要があります。ユーザディレクトリとして iPlanet Directory Server 4.13 以降のバージョンを使用している場合でも、このパッチをインストールする必要があります。

以前のバージョンの iPlanet Application Server Enterprise Edition 6.0 からアップグレードする場合は、iPlanet Directory Server 5.0 SP1 パッチをインストールする必要はありません。アップグレード時に、iPlanet Directory Suite コンポーネントは選択しないでください。iPlanet Application Server のアップグレード手順の詳細については、「6.5 へのアップグレード」を参照してください。

iPlanet Directory Server 5.0 SP1 パッチをインストールするには、次の手順に従います。iPlanet Application Server Enterprise Edition 6.5 をインストールする前に、このパッチを正しいディレクトリにコピーしておく必要があります。


Solaris で iDS 5.0 SP1 パッチをインストールするには

  1. プロダクト CD の Solaris/iAS ディレクトリの内容を、マシンのローカルディレクトリにコピーします。

  2. プロダクト CD の iDS50SP1patch/Solaris ディレクトリの nsslapd.zip ファイルを、ローカルマシンの iPlanet Application Server のインストール可能ファイルの下、slapd ディレクトリにコピーします。

  3. このローカルディレクトリから iPlanet Application Server Enterprise Edition 6.5 のインストールを実行します。


Windows で iDS 5.0 SP1 パッチをインストールするには

  1. プロダクト CD の Windows¥iAS ディレクトリの内容を、マシンのローカルディレクトリにコピーします。

  2. プロダクト CD の iDS50SP1patch¥Windows ディレクトリの slapd.z ファイルを、ローカルマシンの iPlanet Application Server のインストール可能ファイルの下、slapd ディレクトリにコピーします。

  3. このローカルディレクトリから iPlanet Application Server Enterprise Edition 6.5 のインストールを実行します。



インストールオプション

iPlanet Application Server では、次のインストールオプションが提供されます。

最初の 2 つのオプションでは、ユーザが入力する必要がほとんどないため、数分でアプリケーションサーバを起動して使うことができます。インストーラは、ポート番号やパスワードなどのデフォルト値を使ってアプリケーションサーバをセットアップします。iPlanet サンプルアプリケーションの多くを実行したり、ユーザ独自のサンプルアプリケーションの配置に使うプラットフォームを準備する場合は、これらの設定で十分です。


Ezsetup

ezSetup は、もっとも簡単なインストールオプションです。ezSetup インストーラは、管理者のユーザ名とパスワードにデフォルト値を割り当てるスクリプトを実行します。ほんのいくつかの質問に対して情報を入力するだけで、インストールプロセスを開始できます。

インストール手順については、「Windows での ezSetup の実行」または 「Solaris での ezSetup の実行」 を参照してください。


高速または標準

高速オプションおよび標準オプションは、ezSetup より柔軟性が高くなります。高速オプションおよび標準オプションは、もっとも一般的な設定で iPlanet Application Server をインストールします。インストール後、管理ツールを使って iPlanet Application Server のインスタンスを設定できます。

Windows 上でのインストールの手順については、「ウィザードインストールの実行」を参照してください。Solaris でのインストールについては、「Solaris へのインストールの開始」を参照してください。


カスタム

カスタムインストールオプションを使うと、インストール時にアプリケーションサーバと関連するコンポーネントを設定できます。カスタムインストールオプションでは、多くのユーザ入力が必要なので、経験の豊富なユーザ向けです。

Windows でのインストールの手順については、第 6 章「Windows へのカスタムインストール」を参照してください。Solaris でのインストールについては、第 5 章「Solaris へのカスタムインストール」を参照してください。



クラスタサンプルをテストする場合は、カスタムインストールオプションを使う必要があります。




自動

自動インストール機能を使うと、何度もインストールプログラムを実行しなくても、複数のマシンに iPlanet Application Server をインストールできます。

Windows 上で自動インストールオプションを実行する方法の詳細については、「複数の Windows マシンへのインストール」を参照してください。Solaris については、「複数の Solaris マシンへのインストール」を参照してください。



6.5 へのアップグレード



トランザクションマネージャが変更されているため、iPlanet Application Server 6.0 SPx から 6.5 にアップグレードすることはできません。その場合は iPlanet Application Server 6.5 の新規インストールを実行し、すべてのアプリケーションを再配置する必要があります。

既存アプリケーションの再配置の詳細については、『iPlanet Application Server 移行ガイド』の第 2 章「アプリケーションの移行」を参照してください。



動作確認済みの Directory Server のリスト



次のディレクトリサーバは、Solaris および Windows プラットフォーム上の iPlanet Application Server 6.5 で動作することが確認されています。

表 2-4    動作確認済みの Directory Server

Directory Server

バージョン

iPlanet Directory Server  

5.0 SP1 (iPlanet Application Server 6.0 SP4 にバンドル)

4.13  



動作確認済みの Web サーバのリスト



次の Web サーバは、iPlanet Application Server 6.5 で動作することが確認されています。

表 2-5    動作確認済みの Web サーバ 

Web サーバ

インターフェイス

iPlanet Web Server Enterprise Edition 6.0 SP1、SP2、または 6.0.1  

NSAPI

iPlanet Application Server 6.5 にバンドルされている iWS 6.0.1 には、Verity 検索エンジンは含まれていない  

iPlanet Web Server Enterprise Edition 4.1 SP7 以降 (Windows 2000 ではサポートされていない)  

NSAPI  

Microsoft Internet Information Server 4.0 (Windows NT)  

ISAPI  

Microsoft Internet Information Server 5.0 (Windows 2000)  

ISAPI  

Apache 1.3.19  

APACHEAPI  



動作確認済みの JVM のリスト



次の JVM は、iPlanet Application Server 6.5 で動作することが確認されています。

表 2-6    動作確認済みの JVM

プラットフォーム

バージョン

JVM

Windows 2000  

Professional、Server  

JDK 1.3.1_002  

Windows NT  

4.0 SP6a  

JDK 1.3.1_002  

Solaris  

2.6, 8  

JDK 1.3.1_02  



データベースへのアクセス



データベースアクセス用に iPlanet Application Server インスタンスを新規設定するには、インストール後に iPlanet Application Server データベースセットアップツールの一つを使うことをお勧めします。これらのツールを使って、サードパーティ JDBC にアクセスするアプリケーションとコンポーネントを設定できます。



JDBC サードパーティドライバのサポートのほかに、カスタムインストールオプションには、iPlanet Application Server Type 2 のデータベースアクセスを設定するウィザードパネルがあります。ただし、Type 2 のドライバは、iPlanet Application Server のこのリリースから廃止されています。



この節には次のトピックがあります。


データベースドライバの設定

サードパーティ JDBC ドライバは、iPlanet Application Server のインストール時か、またはインストール後に登録ツールを使って iPlanet Application Server に識別させる必要があります。登録は、サードパーティ JDBC ドライバデータソースを使うアプリケーションを組み入れた各アプリケーションサーバインスタンスで行う必要があります。

独自のアプリケーションを作成するとき、アプリケーションが使う特定のデータベースを指定しないように選択できます。この場合、アプリケーションは、インストール時に指定された優先順位で、設定されたデータベースに接続しようとします。



インストール時に、データベースドライバを設定しないように選択していても、PointBase データベースサーバ用のサードパーティ JDBC ドライバは自動的にセットアップされます。これは、デフォルトでインストールされる PointBase データベースサーバの正しい動作を保証するためです。




インストール時

サードパーティ JDBC ドライバの設定は、カスタムインストールオプションでのみ行うことができます。高速または標準インストールを使う場合は、アプリケーションサーバのインストール後にサードパーティ JDBC ドライバを設定する方法について、次の節を参照してください。


インストール後

インストール後に iPlanet Application Server Administration Tool を使用してサードパーティ JDBC ドライバを設定します。インストール後にデータベースドライバを設定するときは、ドライバの変更を適用するためにアプリケーションサーバを再起動する必要があります。

詳細については、『iPlanet Application Server 管理者ガイド』を参照してください。


データベースサポート

iPlanet Application Server 6.5 は、表 2-7 のサードパーティ JDBC データベースドライバに対して動作確認されています。そのほかにも、まだ動作確認されていませんが、JDBC 2.0 with Extensions の仕様に準拠するサードパーティ JDBC データベースドライバは iPlanet Application Server バージョン 6.5 で動作します。


動作確認済みのサードパーティ JDBC データベースドライバのリスト


表 2-7    Windows および Solaris 上の 6.5 で動作確認されているサードパーティ JDBC データベースドライバ

データベースベンダー

JDBC ドライバ

Oracle  

Oracle 8i 8.1.7 (Type 4 および Type2)、9i  

Merant SequeLink  

DataDirect Java 5.1 (DDJ5.1 でサポートされているすべてのデータベース)  

Sybase  

jConnect for JDBC 5.2 Type 4  

IBM DB2  

IBM DB2 7.1 JDBC Client  

Informix  

Informix JDBC v2.1 Type 4  


動作確認済みのネイティブ Type 2 データベースサーバおよびクライアントのリスト



  • ローカルトランザクションおよびグローバルトランザクションは、ネイティブドライバではサポートされていません。トランザクションを使用する場合は、サードパーティ JDBC ドライバを設定する必要があります。

  • データベースドライバでトランザクションをサポートするためには、JDBC 2.0 with Extensions の仕様に準拠するサードパーティ JDBC ドライバを使用する必要があります。



下位互換性を維持するため、iPlanet Application Server 6.5 は、表 2-8 に一覧表示されている iPlanet Application Server Type 2 JDBC データベースドライバのデータベースクライアントおよびサーバのサポートを継続します。


表 2-8    SP4 で動作確認済みのネイティブ Type 2 データベースサーバおよびクライアント

データベースサーバ

データベースクライアント

プラットフォーム

Oracle 7.3.4、8.0.x、8i、9i  

Oracle8i 8.1.7  

Windows NT/Solaris  

Sybase 12  

Sybase Open/Client System 12  

Windows NT/Solaris  

DB2 7.1  

DB2 6.1、7.1  

Windows NT/Solaris  

Informix 9.2  

Informix SDK 2.40  

Windows NT/Solaris  

Microsoft SQL Server 7、2000  

ODBC 3.51  

Windows NT のみ (クライアント)  



Solaris で Sybase グローバルトランザクションが正しく機能するためには、次のクライアントバージョン 12 用 Sybase パッチをインストールする必要があります。

  • EBF 9651

  • EBF 9769

これらのパッチは、Sybase の Web サイト http://www.sybase.com から入手できます。




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最新更新日 2002 年 3 月 12 日