目次
はじめに
第 1 章 Netshare について
第 2 章 Web サーバ パブリッシングについて
第 3 章 インストールと設定
第 4 章 Web Publisher クイックスタート
第 5 章 サービスとメニュー
第 6 章 検索について
第 7 章 アクセス コントロール
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第 5 章 サービスとメニュー

Web Publisher には、数多くの高度なファイル管理機能が用意されています。これらの機能には、[Web Publisher サービス] ページのリンクやボタン、または Web Publisher のメニューからアクセスします。

この章では、初めに [Web Publisher サービス] ページについて説明し、次に表示される順にメニューやコマンドについて説明します。

検索およびアクセス コントロールの機能については、別の章で説明します。テキスト検索は、第 6 章「検索について」、アクセス コントロールは、第 7 章「アクセス コントロール」をそれぞれ参照してください。


[Web Publisher サービス] ページ
[Web Publisher サービス] ページは、数多くのファイル管理機能が 1 つのフォームにまとめられたページで、アクセス コントロール、検索、ヘルプには、このページから直接アクセスできます。この節では、このページから使用できる機能およびサービスについて説明します。

[Web Publisher サービス] ページを表示させるには、以下の操作を行います。

  1. [Web Publisher] ウィンドウでファイルまたはフォルダを選択します。
  2. ツールバーの [情報] ボタンをクリック、または [表示] メニューの [プロパティ] をクリックします。そのファイルのプロパティが表示された [Web Publisher サービス] ページが表示されます。
ノート
Netscape Communicator をご使用の場合は、Communicator の [表示] メニューから [ページ情報] をクリックして現在ブラウズ中のファイルの [Web Publisher サービス] ページを表示できます。

図 5.1    [Web Publisher サービス] ページ

プロパティ
Web Publisher のファイルやフォルダには、その属性を説明するデフォルトのプロパティが設定されています。Created、Lock-Owner、URL などはその例です。

Web Publisher からファイルやフォルダのプロパティにアクセスするには、以下の操作を行います。

  1. [Web Publisher] ウィンドウでファイルまたはフォルダを選択します。
  2. ツールバーの [情報] ボタンをクリック、または [表示] メニューの [プロパティ] をクリックします。[Web Publisher サービス] ページにファイルのプロパティが表示されます。
[Web Publisher サービス] ページからファイルやフォルダのプロパティにアクセスするには、以下の操作を行います。

  1. [プロパティ] リンクをクリックします。[Web Publisher] ウィンドウの右のフレームにファイルまたはフォルダのプロパティが表示されます。
  2. 図 5.2    ファイルのプロパティ

ファイルのプロパティには、以下にリストされるデフォルト プロパティが設定されます。フォルダの場合は、「Description」と「Owner」の 2 つの変更可能なプロパティと、「Filename」、「URL」、「Size」、「Modified」の 4 つの読み取り専用プロパティが設定されます。

ノート
ファイルが「編集状態」の場合は、ロックされた状態になります。ファイルのアンロックは、このフォームから行わないでください。ファイルがロックされていない (編集状態ではない) ように見えても、ほかのユーザが使用できるようにするには、そのファイルをパブリッシュ ([編集した全てのファイルのパブリッシュ] コマンドを使用) する必要があります。

ファイルの内容による検索同様、任意のプロパティに基づく検索も実行できます。たとえば、特定の作成者のファイルや、ロックされたすべてのファイル、タイトル フィールドに特定の文字列を含むすべてのファイルなどを検索できます。検索機能の詳細については、

第 6 章「検索について」を参照してください。

ファイルのプロパティを変更する
ファイルやフォルダの一部のプロパティは変更可能です。自分をファイルのオーナにすることや、自分が所有するファイルやフォルダのオーナシップの変更、ファイルのロックやアンロック、ファイルの内容による検索設定の切り替えなどができます。[TITLE]、[Author]、[Description] に新しい値を入力すると、Web Publisher では、ファイルに既に定義された値ではなく、入力された新しい値が使用されます。

これらのフィールドを変更するには、以下の操作を行います。

  1. 新しいデータを入力し、変更するチェック ボックスをクリックします。
  2. [変更] をクリックして既存のプロパティの値を変更、または [リセット] をクリックしてデフォルトの値に戻します。

以上の操作により、選択したファイルのインデックスが再作成され、検索可能なプロパティ (ファイルの内容による検索オプションが選択されている場合は、ファイル内容も含む) が更新されます。

カスタム プロパティ
Web パブリッシングのコレクションには、追加のカスタム プロパティを作成できます。一度作成されたカスタム プロパティは、Web パブリッシングのコレクション内のファイルがインデックス化されるたびにそのインデックス ファイル内に追加されます。これらのプロパティは変更することができ、値の変更後は、デフォルトの値の代わりにユーザが入力した値が Web Publisher によって使用されます。インデックスの作成後、このカスタム プロパティは、表示や検索が可能になります。

図 5.3    カスタム プロパティ

ノート
カスタム プロパティを追加しても、ファイルのインデックスが作成されていない場合、このプロパティは表示されません。カスタム プロパティを表示するには、ファイルのインデックスを再作成する必要があります。

カスタム プロパティを表示させるには、以下の操作を行います。

  1. [Web Publisher サービス] ページにアクセスします (方法は、「[Web Publisher サービス] ページ」の節を参照)。
  2. [カスタム プロパティ] リンクをクリックします。ファイルのインデックスが最後に作成された際にサーバ管理者によって定義されたカスタム プロパティのリストが表示されます。

[Web Publisher] ボタン
このボタンは、Netscape Communicator で、[表示] メニューの [ページ サービス] から [Web Publisher サービス] ページにアクセスしている場合に便利です。このボタンをクリックすると、新しい Web Publisher アプレットが起動します。

[アクセス コントロール] ボタン
このボタンをクリックすると、[アクセス コントロール] ページが表示されます。アクセス コントロールの詳細については、

第 7 章「アクセス コントロール」を参照してください。

[検索] ボタン
このボタンをクリックすると、[検索] ページが表示されます。検索の実行に関する詳細については、

第 6 章「検索について」を参照してください。

[ヘルプ] ボタン
このボタンをクリックすると、その画面に関するの情報を含むオンライン ヘルプが表示されます。このヘルプ ファイルには、Web Publisher のメニュー コマンドに関する情報も収録されています。


[ファイル] メニュー

[ファイル] メニューには、サーバ フォルダの管理、ファイルの編集およびパブリッシュ、ファイルやフォルダのアップロードやダウンロードに使用するメニュー コマンドが用意されています。

新しいフォルダの作成
Web Publisher では、サーバ上に新しいフォルダを作成することができます。この操作では、サーバに新しいファイルを書き込むことになるため、ユーザは書き込み許可が必要です。また、この操作を認証するためにパスワードの入力を要求されます。

サーバ ファイル システムに新しいフォルダを作成するには

  1. 既存のフォルダから、新しいフォルダを入れるフォルダを選択します。プライマリ ドキュメント ディレクトリまたはルート を選択できます。
  2. [ファイル] メニューの [新しいフォルダ] を選択、またはツールバーの [新しいフォルダ] ボタンをクリックします。[新しいフォルダ] ダイアログ ボックスの [フォルダの作成] フィールドに、1. で選択したフォルダが表示されます。ルート ディレクトリにフォルダを作成する場合、このフィールドは空白のままです。
  3. [名前] フィールドに新しいフォルダの名前を入力します。名前をスラッシュ ( / ) で開始、または名前にスペースやアポストロフィ ( ' ) を使用することはできません。
  4. [作成] をクリックしてフォルダを作成、または [キャンセル] をクリックしてサーバ ファイルに手を加えずにそのままウィンドウを閉じます。

サーバのディレクトリに作成する新しいフォルダには、既存のフォルダと同じ名前を使用することはできません。同じ名前のフォルダを作成した場合はエラーメッセージが表示され、その操作は完了できません。

既存のフォルダを開く
Web Publisher では、サーバ上の既存のフォルダを開くことができます。このとき、このフォルダの現在のサーバ データが、自動的に再読み込みされます。

サーバ ファイル システムのフォルダを開くには

  1. 既存のフォルダから、開くフォルダを選択します。
  2. [ファイル] メニューの [フォルダを開く] を選択、またはツールバーの [フォルダを開く] ボタンをクリックします。

[Web Publisher] ウィンドウにそのフォルダが開き、フォルダ内のファイルとサブフォルダが表示されます。

ファイルのブラウズ
各種形式のサーバ ファイルをご使用の Web ブラウザでブラウズすることができます。HTML ファイルは、そのままの形式で表示され、PDF、電子メール、ニュース ファイルは、テキスト形式で表示されます。Microsoft Word や Excel など、その他の形式のファイルは、ブラウザ用に定義されたヘルパー アプリケーションがある場合は、オリジナルの形式で表示できますが、このアプリケーションがない場合は、使用するアプリケーションの種類を指定するよう指示されます。

サーバ上のファイル内容を表示するには

  1. ファイルを選択します。
  2. [ファイル] メニューの [ファイルをブラウザで開く] をクリック、またはツールバーの [ブラウズ] ボタンをクリックします。

ファイルが、Web ブラウザのウィンドウに表示されます。

ファイルの編集
ファイルへの書き込みアクセス権がある場合は、ロックされていないファイルや自分がロックしたファイルを編集できます。Web Publisher では、ファイルの編集中、そのファイルは「編集状態」になり、ファイルがサーバに戻されてパブリッシュされるまで、ほかのユーザはロックアウトされるため編集できません。

このコマンドを実行すると、エディタの設定に応じて、Netscape Navigator の HTML エディタ、Netscape Composer、Adobe Acrobat、Microsoft Word や Excel、簡単なテキスト エディタ、または該当するファイル形式に関連付けられたその他のアプリケーションが起動します。ファイル形式に対してエディタ プログラムを指定しない場合、編集のためにそのファイルを開く際に、エディタの起動エラーが表示されます。

Web Publisher でファイルを編集するには

  1. [Web Publisher] ウィンドウで編集するファイルを選択します。
  2. [ファイル] メニューの [ファイルをエディタで開く] を選択してファイルのエディタを起動し、編集を開始します。
  3. ファイルの編集終了後、アプリケーションからそのファイルを保存して Web Publisher ウィンドウに戻ります。
Netscape Composer でファイルを編集するには

  1. Netscape Navigator の [ファイル] メニューから [ページを開く] をクリックしてダイアログ ボックスに URL を入力し、Composer で編集するサーバ ファイルを選択します。この操作を行うと、Web Publisher によりファイルがロックされ、ほかのユーザは編集することができなくなります。
  2. 編集作業を行います。
  3. ファイルの編集終了後、Composer の [パブリッシュ] コマンドを使用してサーバにそのファイルを戻します。
編集をキャンセルする
ファイルが「編集状態」にある場合は、エディタ アプリケーションで保存する前に、その編集操作をキャンセルすることができます。この操作により、ファイルはアンロックされ、サーバ ファイルは変更されません。

編集をキャンセルするには

  1. [ファイル] メニューの [編集を中止する] をクリックします。
  2. [ファイルの編集をキャンセル] ダイアログ ボックスが表示されます。確認して [はい] をクリックすると、編集がキャンセルされます。
編集したファイルのパブリッシュ
編集済みファイルは、サーバにパブリッシュされるまで、ほかのユーザが変更することはできません。パブリッシュされるまでは、そのファイルは編集中の状態で、ほかのユーザはロックアウトされます。新しい HTML 形式のファイルのプロパティや内容は、パブリッシュする際に自動的にインデックス化され、検索可能になります。既存ファイルの新しいバージョンをパブリッシュすると、ファイルのプロパティ ([プロパティ] ページでファイル内容による検索オプションが選択されている場合は、ファイルの内容も含む) のインデックスが再作成されます。

ノート
編集前にファイルを手動でロックした場合は、編集によって自動に行われたロック同様、パブリッシュすることによってそのロックが解除されます。

編集した 1 つのファイルをパブリッシュする
ファイルの編集と保存が完了しても、編集後の新しいファイルをパブリッシュするまでは、ほかのユーザはそのファイルにアクセスできません。パブリッシュできるのは、自分が編集したファイルのみです。オーナが割り当てられていないファイルをパブリッシュした場合は、パブリッシュしたユーザがファイルのオーナとして割り当てられます。

編集した 1 つのファイルをサーバにパブリッシュするには

  1. [Web Publisher] ウィンドウで編集済みファイルを選択します。
  2. [ファイル] メニューの [編集したファイルのパブリッシュ] をクリック、またはツールバーの [パブリッシュ] ボタンをクリックします。[ファイルをバージョン] ダイアログ ボックスの [ファイルをパブリッシュ] フィールドに選択したファイル名が表示されます。
  3. 図 5.4    [編集したファイルのパブリッシュ] ダイアログ ボックス

  4. [パブリッシュ] をクリックしてファイルをパブリッシュします。
編集したファイルが、再びサーバでアクセスできるようになります。

ノート
Netscape Composer を使用している場合は、変更終了後、Composer の [パブリッシュ] コマンドを使用してサーバにファイルを戻します。この操作により、編集時のファイルの自動ロックが Web Publisher によって解除されます。

編集したファイルをすべてパブリッシュする
ファイルの編集と保存が終了しても、パブリッシュするまでは、ほかのユーザは新しいファイルにアクセスできません。サーバ上の複数のファイルを編集した場合は、各ファイルを別々にパブリッシュせずにすべて同時にパブリッシュすることができます。ファイルを 1 つのみ編集した場合、この機能は使用できません。

オーナが割り当てられていないファイルをパブリッシュした場合は、自分がファイルのオーナとして割り当てられます。

編集したすべてのファイルをサーバにパブリッシュするには

  1. [ファイル] メニューの [編集した全てのファイルのパブリッシュ] をクリックします。[編集した全てのファイルのパブリッシュ] ダイアログ ボックスに、「編集」状態のすべてのファイルが一覧表示されます。
  2. [パブリッシュ] をクリックすると、すべてのファイルがパブリッシュされます。

編集したファイルが、再びサーバでアクセスできるようになります。

サーバにアップロード
ローカル システムのファイルやフォルダは、サーバにアップロードしてほかのユーザがアクセスできるようにすることが可能です。Web Publisher でサーバにアップロードできるファイルは、アプリケーション、ワープロで作成されたドキュメント、スプレッドシート、HTML ファイルなど、形式を問いません。

新しい HTML 形式のファイルのプロパティや内容は、アップロード時に自動的にインデックスが作成されて検索可能になります。既存ファイルの新しいバージョンをアップロードすると、ファイルのプロパティ ([プロパティ] ページでファイルの内容による検索オプションが選択されている場合は、ファイルの内容も含む) のインデックスが再作成されます。

ロックやアンロックは、既存のフォルダにファイルや新しいフォルダを追加して設定できます。フォルダをアップロードする場合は、サブフォルダも同時にアップロードすることができます。

Web Publisher では、ローカル ファイルを検索する場所となるデフォルトのアップロード ディレクトリをローカル システム上に設定できます。これを行うには、ローカル ディレクトリをアップロードおよびダウンロード用のディレクトリに定義します (「ユーザ プリファレンス」参照)。

ファイルをアップロードするには

  1. [Web Publisher] ウィンドウで、置き換えるファイルまたは更新するファイルを選択、または新しいファイルを入れるフォルダを選択します。
  2. [ファイル] メニューの [サーバへアップロード] をクリックします。[ファイル・ディレクトリのアップロード] ダイアログボックスが表示されます。
  3. 図 5.5    [アップロード] ダイアログ ボックス

  4. [ファイル・ディレクトリのアップロード] フィールドに、アップロードするローカル ファイルの完全なパス名を入力します。デフォルトのアップロード フォルダを設定した場合は、そのフォルダ名が既に表示されています。
  5. アップロード先フォルダのパス名が [サーバのファイルもしくはディレクトリ] フィールドに表示されます。表示されたアップロード先は変更可能です。
  6. [アップロード後にファイルをロック] を選択すると、サーバにファイルをアップロードする際に、ファイルがロックされます。デフォルト設定では、ロックされません。
  7. [アップロード] をクリックすると、ローカル ファイルがサーバに追加されます。
  8. ダイアログ ボックスに、このファイルのプロパティの更新を指示するメッセージが表示されます。[OK] をクリックしてこのファイルの [プロパティ] が表示される [Web Publisher サービス] ページに移動します。
フォルダをアップロードするには (Communicator をご使用の場合のみ)

  1. [Web Publisher] ウィンドウで、置き換えるフォルダまたは更新するフォルダを選択、または新しくアップロードするフォルダを入れるフォルダを選択します。
  2. [ファイル] メニューの [サーバへアップロード] をクリックします。[ファイル・ディレクトリのアップロード] ダイアログ ボックスが表示されます。
  3. [ファイル・ディレクトリのアップロード] フィールドに、アップロードするローカル フォルダの完全なパス名を入力します。デフォルトのアップロード フォルダを設定した場合は、フォルダ名が既に表示されています。[参照] ボタンをクリックしてローカル システムのそのフォルダを指定することもできます。
  4. フォルダのサブフォルダも同時にアップロードする場合は、[サブ ディレクトリも含む] チェックボックスをオンにします。デフォルトの設定では、サブフォルダはアップロードされません。
  5. アップロード先フォルダのパス名が [サーバのファイルもしくはディレクトリ] フィールドに表示されます。表示されたアップロード先は変更可能です。
  6. [アップロード後にファイルをロック] オプションを選択した場合は、サーバにファイルをアップロードする際に、ファイルがロックされます。デフォルトの設定ではロックされません。
  7. [アップロード] をクリックしてローカル フォルダをサーバに追加します。アップロードが完了したフォルダやファイルの状態がダイアログ ボックスに表示されます。
  8. ダイアログ ボックスに、このフォルダのプロパティの更新を指示するメッセージが表示されます。[OK] をクリックしてこのフォルダの [プロパティ] が表示される [Web Publisher サービス] ページに移動します。
サーバからダウンロード
サーバ上のフォルダやファイルは、ローカル システムにダウンロードすることができます。また、そのフォルダ内のサブフォルダのダウンロードや、ダウンロード中のサーバ ファイルのロックも可能です。

ダウンロードされたファイルが保存されるデフォルトのダウンロード ディレクトリをローカル システムに設定できます。これを行うには、ユーザ プリファレンスを設定します (「ユーザ プリファレンス」参照)。

ファイルやフォルダをダウンロードするには

  1. [Web Publisher] ウィンドウで、ダウンロードするファイルまたはフォルダを選択します。
  2. [ファイル] メニューの [サーバからダウンロード] をクリックします。
  3. 図 5.6    [ファイルのダウンロード] ダイアログ ボックス

    図 5.7    [ダウンロード] ダイアログ ボックス

  4. フォルダをダウンロードする際に、[サブ ディレクトリも含む] オプションをオンにした場合は、選択したフォルダ内のサブフォルダも同時にダウンロードすることができます。
  5. [ローカル ファイル] または [ローカル ディレクトリ] フィールドにダウンロードしたファイル/フォルダを入れる場所を入力します。デフォルトのダウンロード フォルダを設定した場合は、そのフォルダ名が既に表示されています。ファイルをダウンロードする場合は、別のファイル名を入力してファイルの名前を変更できます。
  6. [編集] オプションを選択した場合は、ダウンロード中のサーバ ファイルがロックされます。デフォルトの設定では、ファイルはロックされません。
  7. [ダウンロード] をクリックすると、サーバ ファイルまたはフォルダが、ローカル システムにダウンロードされます。フォルダをダウンロードした場合は、フォルダとその中のファイルのダウンロード完了ステータスがダイアログ ボックスに表示されます。
ノート
サーバからローカル ドライブへの「ダウンロード」は、ファイルを Web ブラウザで開いて Navigator の [ファイル] メニューの [名前を付けて保存] を使用して実行することも可能です。ただし、この方法でファイルを保存した場合は、Web Publisher でのリンク管理およびインデックス作成の自動機能が実行されないためお勧めできません。この方法で保存されたファイルは、リンク更新や、内容およびプロパティのインデックス作成を手動で行う必要があります。

Web Publisherの終了
Web Publisher は、任意に終了することができます。Web Publisher を再起動する場合は、Web Publisher のホームページに戻ります。ホームページの詳細については、第 3 章「インストールと設定」の「Web Publisher ホームページ」の節を参照してください。


[編集] メニュー

[編集] メニューには、ファイルのロックやアンロック、ファイルやフォルダのコピー、移動、名前の変更、削除、ユーザ プリファレンスの設定を可能にするコマンドが用意されています。

ファイルのロックとアンロック
ファイルがロックされている場合、ほかのユーザは、ファイルがアンロックされるまでそのファイルの移動、名前の変更、削除、編集ができません。ほかのユーザからのアクセスを防止する場合は、ファイルを手動でロックすることができます。また、ダウンロード中のファイルをロックすることも可能です。

自分でロックしたファイルや、[編集] オプションを選択してダウンロードしたファイルはアンロックできますが、フォルダはロックできません。

ノート
ほかのユーザが編集中のファイルをアンロックすることは可能ですが、お勧めできません。これを行った場合、[Web Publisher] ウィンドウでペンのアイコンが表示されなくなっても、そのファイルは、パブリッシュする必要があるファイルとしてリストに残ります。

ファイルをロックする
ファイルのロックは、ほかのユーザが所有するものも含め、すべてのファイルに対して行うことができます。ファイルをロックすると、ロックを実行したユーザが、[Web Publisher サービス] ページにロック ユーザとして表示されます。このファイルをアンロックできるのは、ロック ユーザのみです。

ファイルを手動でロックするには

  1. [Web Publisher] ウィンドウで、ロックするファイルを選択します。
  2. [編集] メニューの [ロック] をクリックします。ユーザ プリファレンスで、ロック操作の確認を設定しなかった場合、ファイルはこの時点でロックされます。
  3. ユーザ プリファレンスで、ロック操作の確認を設定した場合は、[ファイルのロック] ダイアログ ボックスの [ファイルのロック] フィールドにロックするファイルの名前が表示されます。
  4. [ロック] ボタンをクリックすると、ファイルがロックされます。
ノート
Composer プラグインがインストールされた Communicator をご使用の場合は、ローカル システムの Composer アプリケーションで、[ツール] メニューの [Web Publisher] の [ロック] を使用してサーバ ファイルの手動ロックを行うことができます。

ファイルをアンロックする
自分でロックしたファイルは、アンロックすることができます。サーバ管理者にも、このファイルをアンロックする権限があります。

ファイルをアンロックするには

  1. [Web Publisher] ウィンドウで、アンロックするファイルを選択します。
  2. [編集] メニューの [アンロック] をクリックします。ユーザ プリファレンスで、アンロック操作の確認を設定していない場合、ファイルはこの時点でアンロックされます。
  3. ユーザ プリファレンスで、アンロック操作を確認するオプションを選択した場合は、[ファイルのアンロック] ダイアログ ボックスの [ファイルのアンロック] フィールドにアンロックするファイルの名前が表示されます。
  4. [アンロック] ボタンをクリックすると、ファイルがアンロックされます。
ノート
Composer プラグインがインストールされた Communicator をご使用の場合は、ローカル システムの Composer アプリケーションの [ツール] メニューから [Web Publisher] の [アンロック] を使用してサーバ ファイルを手動でアンロックできます。

ファイルやフォルダのコピー
ファイルやフォルダは、ロックされているかどうかに関係なくコピーできます。フォルダをコピーするには、フォルダ内のすべてのファイルおよびフォルダに対する読み取りと書き込みアクセス権が必要です。コピーを実行したユーザは、新しいフォルダやファイルのオーナとして割り当てられます。

ファイルをコピーする
ファイルをコピーすると、その操作を実行したユーザがコピーされたファイルのオーナになります。ファイルのコピーは、そのファイルがロックされているかどうかに関係なく実行できます。

ファイルをコピーするには

  1. [Web Publisher] ウィンドウで、コピーするファイルを選択します。
  2. [編集] メニューの [コピー] をクリック、または Control キーを押しながらドラッグ アンド ドロップでコピーするファイルを新しいロケーションに移動します。[ファイル/フォルダのコピー] ダイアログボックスの [ファイル/フォルダのコピー] フィールドに、選択したファイル名が表示されます。
  3. 図 5.8    [コピー] ダイアログ ボックス

  4. [コピー先のファイル] フィールドにコピー先のファイル名を入力します (手順 2 でドラッグ アンドドロップ操作を行った場合は、既に入力済み)。
  5. [コピー] をクリックすると、ファイルがコピーされます。
フォルダをコピーする
フォルダをコピーすると、フォルダ内のすべてのファイルやフォルダもコピーされ、コピーを実行したユーザが、そのコピーされたファイルやフォルダのオーナになります。

フォルダをコピーするには

  1. [Web Publisher] ウィンドウで、コピーするフォルダを選択します。
  2. [編集] メニューの [ファイルのコピー先] をクリック、または、Control キーを押しながらドラッグ アンド ドロップ操作でフォルダを新しい場所に移動します。[ファイルのコピー] ダイアログ ボックスの [ファイルのコピー] フィールドに、選択したフォルダ名が表示されます。
  3. [コピー先のファイル] フィールドに、フォルダのコピー先のパスを入力します (手順 2 でドラッグ アンド ドロップ操作を行った場合は、既にパスがフィールドに入力済み)。
  4. [コピー] をクリックすると、フォルダとフォルダ内のすべてのファイルがコピーされます。

ファイルやフォルダの移動
ロックされていないサーバ ファイルやフォルダは、移動することができます。移動要求は、移動するフォルダやファイルのアクセス コントロールの設定に左右されます。ほかのユーザがフォルダやファイルを移動できないようにするには、アクセス コントロールの機能を使用して削除の権限を自分のみに限定します。アクセス コントロールの詳細については、

第 7 章「アクセス コントロール」を参照してください。

 

ファイルを移動する
ロックされていないファイルに対する削除権限がある場合は、そのファイルを移動できます。ロックされたファイルやパブリッシュされていないファイルは移動できません。オーナが割り当てられていないファイルを移動すると、移動を実行したユーザが、オーナとして指定されます。ファイルのオーナが既に割り当てられている場合は、そのファイルのオーナは変更されません。

ファイルを移動するには

  1. [Web Publisher] ウィンドウで、移動するファイルを選択します。
  2. [編集] メニューの [移動] をクリック、またはドラッグ アンド ドロップ操作でフォルダを新しい場所に移動します。[ファイル/フォルダの移動] ダイアログ ボックスの [ファイル/フォルダの移動] フィールドに、選択したファイルの名前が表示されます。
  3. 図 5.9    [移動] ダイアログ ボックス

  4. [移動先のフォルダ] フィールドに、移動したファイルを入れるフォルダ名を入力します (手順 2 でドラッグ アンド ドロップ操作を実行した場合は、既に入力済み)。このフィールドにファイル名を入力することはできません
  5. [移動] をクリックすると、ファイルが移動します。
フォルダを移動する
フォルダおよびそのフォルダ内のすべてのファイルに対する読み取り/書き込み許可がある場合は、そのフォルダを移動することができます。フォルダ内に、ロックされたファイルまたはパブリッシュされていないファイルがある場合は、そのフォルダを移動できません。オーナが指定されていないファイルの入ったフォルダを移動した場合は、移動を実行したユーザが、フォルダおよびそのファイルのオーナとして割り当てられます。フォルダとファイルのオーナが既に割り当てられている場合、ファイルのオーナは変更されません。

フォルダを移動するには

  1. [Web Publisher] ウィンドウで、移動するフォルダを選択します。
  2. [編集] メニューの [移動] をクリック、またはドラッグ アンド ドロップ操作でフォルダを新しいロケーションに移動します。[ファイル/フォルダの移動] ダイアログ ボックスの [ファイル/フォルダの移動] フィールドに、選択したフォルダ名が表示されます。
  3. フォルダの新しいパスを [移動先] フィールドに入力します (手順 2 でドラッグ アンド ドロップ操作を実行した場合、パスは既に入力済み)。
  4. [移動] をクリックすると、フォルダとフォルダ内のファイルが移動します。
ファイルやフォルダの名前の変更
ロックされていないサーバ ファイルやフォルダの名前は、変更が可能です。名前の変更要求は、名前を変更するフォルダやファイルのアクセス コントロールの設定に左右されます。ほかのユーザによるフォルダやファイルの名前変更を防ぐには、アクセス コントロールの機能を使用して削除の権限を自分のみに限定します。アクセス コントロールの詳細については、第 7 章「アクセス コントロール」を参照してください。

ファイルの名前を変更する
フォルダ内のファイルに対する読み取り/書き込み許可があり、そのファイルがロックされていない場合は、名前を変更することができます。ロックされたファイル、またはパブリッシュされていないファイルは、名前を変更することができません。オーナが指定されていないフォルダやファイルの名前を変更した場合は、変更を実行したユーザが、ファイルのオーナとして割り当てられます。ファイルのオーナが既に割り当てられている場合は、そのファイルのオーナは変更されません。

ファイルの名前を変更するには

  1. [Web Publisher] ウィンドウで、ファイルを選択します。
  2. [編集] メニューの [ファイル名の変更] をクリックします。[ファイル名の変更] ダイアログ ボックスの [ファイル名の変更] フィールドに、選択したファイルの名前が表示されます。
  3. 図 5.10    [名前の変更] ダイアログ ボックス

  4. [ファイルの名称] フィールドにファイルの新しい名前を入力します。ファイルのパスは入力しません。つまり、「newIndex.html」などと入力し、「/docs/newIndex.html」とは入力しません。
  5. [ファイル名変更] をクリックすると、ファイル名が変更されます。
フォルダの名前を変更する
フォルダ、およびそのフォルダ内のすべてのファイルに対する読み取り/書き込み許可がある場合は、フォルダ名を変更することができます。フォルダ内に、ロックされたファイル、またはパブリッシュされていないファイルがある場合は、フォルダ名を変更することはできません。オーナが指定されていないフォルダやファイルの名前を変更した場合は、変更を実行したユーザが、フォルダおよびファイルのオーナとして指定されます。フォルダとファイルのオーナが既に割り当てられている場合、そのオーナは名前を変更する前のままです。

フォルダの名前を変更するには

  1. [編集] メニューの [名前の変更] をクリックします。[ファイル名の変更] ダイアログ ボックスの [ファイル名の変更] フィールドに、選択したフォルダの名前が表示されます。
  2. [名前フィールド] にフォルダの新しい名前を入力します。パス名などの情報は入力しません。たとえば、「Project-X」などと入力し、「/docs/Project-X」とは入力しません。
  3. [名前の変更] をクリックすると、フォルダ名が変更されます。
ファイルやフォルダの削除
サーバ上のロックされていないファイルやフォルダは、削除が可能です。削除されたファイルを検索することはできません。削除要求は、該当するフォルダやファイルのアクセス コントロールの設定に左右されます。ほかのユーザが、フォルダやファイルを削除できないようにするには、アクセス コントロールの機能を使用して、削除権限を自分のみに限定します。アクセス コントロールの詳細については、第 7 章「アクセス コントロール」を参照してください。

ユーザ プリファレンスで、削除の操作を確認するように設定することができます。これは、デフォルトで設定されており、設定されていない場合も選択することをお勧めします。詳細については、「ユーザ プリファレンス」を参照してください。

ファイルを削除する
ファイルに対する削除許可があり、そのファイルがロックされていない場合は、そのファイルを削除することができます。ロックされたファイルや、パブリッシュされていないファイルは削除できません。削除されたファイルは、そのプロパティや内容で検索することができません。

ファイルを削除するには

  1. [Web Publisher] ウィンドウで、削除するファイルを選択します。
  2. [編集] メニューの [削除] をクリック、または Delete キーを押します。ユーザ プリファレンスで、削除の操作を確認するように設定していない場合、ファイルはこの時点で削除されます。
  3. 削除を確認するようにユーザ プリファレンスを設定した場合は、[ファイル/フォルダの削除] ダイアログ ボックスの [ファイル/フォルダの削除] フィールドに選択したファイルの名前が表示されます。
  4. 図 5.11    [削除操作の確認] ダイアログ ボックス

  5. [削除] をクリックするとファイルは削除されます。[キャンセル] をクリックすると、サーバ ファイルは変更されず、ウィンドウが閉じます。
フォルダを削除する
フォルダおよびそのフォルダ内のすべてのファイルに対する削除許可がある場合は、そのフォルダを削除できます。フォルダ内に、ロックされたファイルやパブリッシュされていないファイルがある場合は、フォルダを削除できません。

フォルダを削除するには

  1. [Web Publisher] ウィンドウで、削除するフォルダを選択します。
  2. [編集] メニューの [削除] をクリック、または Delete キーを押します。ユーザ プリファレンスで削除の操作を確認するように設定していない場合、フォルダはこの時点で削除されます。
  3. ユーザ プリファレンスで、削除の操作を確認するように設定した場合は、[ファイル/フォルダの削除] ダイアログ ボックスの [ファイル/フォルダの削除] フィールドに、選択したフォルダの名前が表示されます。
  4. [削除] をクリックするとフォルダは削除されます。[キャンセル] をクリックすると、サーバ フォルダは変更されず、ウィンドウが閉じます。
ノート
削除したフォルダを元に戻すことはできませんが、削除したフォルダ内のファイルを元に戻した場合、そのファイルのフォルダ構造が削除前と同じように再作成されます。場合によっては、複数のフォルダが作成され、これらのフォルダには削除前と同じ名前が付けられますが、中に含まれていたほかのファイルは復元されません。

ユーザ プリファレンス
Web Publisher では、ユーザ名、操作の確認、表示フォント、アップロードやダウンロードに使用するフォルダや「編集中」ファイルの保存に使用するフォルダなどのプリファレンスを設定できます。これらの設定は、Navigator の WebPub フォルダにある nswppref.txt ファイル内に、Web Publisher のほかの内部設定と共に保存されています。Communicator をご使用の場合は、このメニューからエディタのプリファレンスを設定することも可能です。このファイルの詳細については、「Web Publisher プリファレンス ファイル」を参照してください。

ユーザ名の設定
[ユーザ名の設定] ダイアログ ボックスには、Web Publisher の新規ユーザ名を入力できます。Web Publisher では、ファイルのオーナやロック ユーザの識別など、多くの操作にここで定義されたユーザ名を使用します。

この名前をデフォルトのユーザ名として使用するには、[デフォルトの名前として保存] チェック ボックスをオンにします。このチェック ボックスがオンになっている場合は、Web Publisher を起動するたびにユーザ名を入力する必要はありません。Web Publisher を起動するたびにユーザ名を入力させる場合は、[デフォルトの名前として保存] チェック ボックスをオフにします。

ユーザ名のフィールドを空白のままにすると、認証が必要な操作を実行する際に、パスワードのみではなくユーザ名も入力するよう指示されます。

ユーザ名は、サーバに対して有効な名前を使用してください。詳細な情報が必要な場合は、サーバ管理者にお問い合わせください。認証が必要な操作には、ファイルの編集、アップロード、コピー、移動、名前の変更や、サーバでの新規フォルダの作成などがあります。

図 5.12    [ユーザ名の設定] ダイアログ ボックス

操作の確認
[操作の確認] ダイアログ ボックスでは、ファイルやフォルダをドラッグ アンド ドロップ操作によってコピー、移動、また削除や、ロック、アンロックの際に、ユーザに対して確認を求めるよう設定することができます。このオプションがオンになっていない場合、Web Publisher は、ユーザに再確認することなく、直ちにその処理を実行します。

図 5.13    [操作の確認] ダイアログ ボックス

ディレクトリ
[ディレクトリ プリファレンス] ダイアログ ボックスでは、ファイルのアップロードやダウンロードに使用するフォルダ、および「編集中」のファイルの保存に使用するフォルダの 2 種類のフォルダを設定できます。

ローカル フォルダをアップロード元やダウンロード先のフォルダとして設定する場合は、実際の完全なパスを入力する必要があります。たとえば、「C:\Projects\TempDir」などとなります。

「編集状態」のファイルを一時的に保存するフォルダを設定することもできます。Netscape Composer を使用して HTML ファイルを編集、またはご使用エディタのプリファレンスをサーバ上で直接編集するように設定していない限り、編集中のファイルは、一時的にローカルにコピーされます。ファイルをパブリッシュした後は、この一時ファイルはローカルから削除されます。

ファイルが編集中の場合は、ローカル フォルダの設定を変更することはできません。ディレクトリのプリファレンスを変更する前に、編集済みファイルをすべてパブリッシュする必要があります。

ノート
ファイル名に 8.3 表記法を使用する Windows システムをご使用の場合は、ディレクトリのプリファレンスにもこの表記法を使用したパス名を使用してください。一時ファイルは頻繁に使用されるため、Web Publisher ではそのファイル名が自動的に処理されます。編集中のファイルを一時的に保存するためのフォルダのパス名に「Program Files」が含まれる場合、Web Publisher では、Progra~1 になります。

図 5.14    [ディレクトリ プリファレンス] ダイアログ ボックス

フォント
[フォントの選択] ダイアログ ボックスでは、そのウィンドウに表示されるフォント、フォントサイズ、フォント スタイルを定義できます。ほかのウィンドウやダイアログ ボックスに表示されるフォントは変更できません。

このダイアログ ボックスを閉じるには、左上角のボタンをクリックしてください。[設定] ボタンをクリックしてもダイアログ ボックスは閉じません。

図 5.15    [フォントの選択] ダイアログ ボックス

エディタ
[エディタのプリファレンス] ダイアログ ボックスには、指定されたファイルの種類に関連付けられたエディタ アプリケーションのリストが表示されます。デフォルト設定では、Netscape Communicator の Composer が、使用する HTML エディタとして選択されます。

図 5.16    [エディタのプリファレンス] ダイアログ ボックス

特定のファイルの種類をほかのアプリケーションに関連させるには、[エディタ プログラムの設定] ダイアログ ボックスで、ファイルの拡張子を入力して実行可能なプログラムを表示させます。

図 5.17    [エディタ プログラムの設定] ダイアログ ボックス


[表示] メニュー

[表示] メニューには、Web Publisher データの表示や画面の更新を行うためのコマンドが用意されています。このメニューの [プロパティ] コマンドを使用すると、[Web Publisher サービス] ページが表示されます。これはファイルやフォルダに関するデータを表示するメイン ページで、リンクのチェック、定義されたカスタム プロパティなどが表示されます。

また、ほかのコマンドでは、ウィンドウに表示される内容のソート順変更、ウィンドウに表示されるデータの再読み込みや更新、Web Publisher のツールバーの表示/非表示の切り替えが可能です。

プロパティ
[Web Publisher サービス] ページからファイルのプロパティを表示させるには、以下の操作を行います。

  1. ファイルを選択します。
  2. [表示] メニューの [プロパティ] をクリック、またはツールバーの [情報] ボタンをクリックします。[Web Publisher サービス] ウィンドウが表示されます。詳細については、この章の「プロパティ」および第 4 章「Web Publisher クイックスタート」「ファイルのプロパティ」を参照してください。
ファイルやフォルダのソート
ファイルやフォルダは、さまざまな順序でソートできます。以下のいずれかの方法で行います。

ウィンドウの再表示
ウィンドウに表示されている画像に問題がある場合は、Web Publisher ウィンドウを再表示すると解決します。

ウィンドウを再表示するには、以下の操作を行います。

  1. [表示] メニューの [ウィンドウの再表示] をクリックします。
ウィンドウの再読み込み
Web Publisher ウィンドウを再読み込みすると、サーバの現在の状態を反映した最新のファイルが表示され、ファイル管理において、最新の変更情報を入手することができます。特に、ファイルのオーナやロックの状態の表示を更新する際に便利です。

ウィンドウを再読み込みするには、以下の操作を行います。

  1. [表示] メニューの [ウィンドウの再読み込み] をクリックします。
ツールバーの表示
ツールバーの表示/非表示は、切り替えが可能です。


[ヘルプ] メニュー

[ヘルプ] メニューでは、Web Publisher の操作上のヘルプ、および製品に関する基本的な情報にアクセスできます。

Web Publisher ヘルプ
Web Publisher ユーザ ガイド』にアクセスして、製品のインストール方法に関する追加情報、Web Publisher の機能やサービス、テキスト検索やアクセス コントロールに関する詳細情報を入手することができます。

ユーザ ガイド』にアクセスするには、以下の操作を行います。

  1. [ヘルプ] メニューの [Web Publisher ヘルプ] をクリックします。
  2. 新しい Web ブラウザに目次が表示されます。目的のトピックをクリックして通常のヘルプ ファイルのように前後に移動できます。
About
[About] ボックスを表示させることにより、使用中の製品のバージョン番号など Web Publisher に関する情報を確認できます。

[About] ボックスにアクセスするには、以下の操作を行います。

  1. [ヘルプ] メニューの [About] をクリックします。


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