第 5 章 サービスとメニュー Web Publisher には、数多くの高度なファイル管理機能が用意されています。これらの機能には、[Web Publisher サービス] ページのリンクやボタン、または Web Publisher のメニューからアクセスします。 この章では、初めに [Web Publisher サービス] ページについて説明し、次に表示される順にメニューやコマンドについて説明します。
Web Publisher には、数多くの高度なファイル管理機能が用意されています。これらの機能には、[Web Publisher サービス] ページのリンクやボタン、または Web Publisher のメニューからアクセスします。
[Web Publisher サービス] ページ
[ファイル] メニュー
[編集] メニュー
[表示] メニュー
[ヘルプ] メニュー
[Web Publisher] ウィンドウでファイルまたはフォルダを選択します。
ツールバーの [情報] ボタンをクリック、または [表示] メニューの [プロパティ] をクリックします。そのファイルのプロパティが表示された [Web Publisher サービス] ページが表示されます。
図 5.1    [Web Publisher サービス] ページ プロパティ Web Publisher のファイルやフォルダには、その属性を説明するデフォルトのプロパティが設定されています。Created、Lock-Owner、URL などはその例です。
図 5.1    [Web Publisher サービス] ページ
ツールバーの [情報] ボタンをクリック、または [表示] メニューの [プロパティ] をクリックします。[Web Publisher サービス] ページにファイルのプロパティが表示されます。
[プロパティ] リンクをクリックします。[Web Publisher] ウィンドウの右のフレームにファイルまたはフォルダのプロパティが表示されます。 図 5.2    ファイルのプロパティ
図 5.2    ファイルのプロパティ
Owner-ファイルに割り当てられたユーザ名を表します。このフィールドは、オーナのみが変更できます。ファイルにオーナが割り当てられていない場合は、任意のユーザをオーナとして定義できます。ファイルのオーナシップに関する詳細については、第 7 章「アクセス コントロール」を参照してください。
TITLE: HTML タグの <TITLE> で指定された HTML タイトルを表します。このプロパティは、ファイルの内容が検索できる場合にのみ使用可能です。
Author: HTML タグの <META NAME="Author"> で指定されたファイルの作成者を表します。このプロパティは、ファイルの内容が、検索できる場合にのみ使用可能です。
Description-HTML タグの <META NAME="Description"> で指定されたファイルに関する説明です。このプロパティは、ファイルの内容が検索できる場合にのみ使用可能です。
Lock-Status-ファイルの現在のロックの状態を表します。ロックされているファイルをアンロックできるのは、ロック ユーザのみです。
Lock-Owner-ファイルをロックしたユーザの名前を表します。ファイルをアンロックできるのは、ロック ユーザのみです。
Filename-ファイルの名前を表します。
Path-ファイルの相対ファイル名、つまりルート ディレクトリを含まないファイル名を表します。
URL-ファイルの完全なパス名を表します。
Size-ファイルのサイズ (バイト単位) を表します。
Created-ファイルが作成された日付を示します。
Modified-ファイルが最後に変更された日付を示します。
Searchable Contents-ファイルの内容に基づく検索が可能であるかどうかを表すフラグです。デフォルトでは [はい] に設定されています。[いいえ] に設定されている場合は、[コンテンツを検索可能にする] チェックボックスをオンにすると、内容による検索が可能になります。[変更] をクリックした後、ファイルの内容は検索対象になります。
[はい] に設定されている場合は、このチェックボックスをオフにすると、内容による検索ができなくなります。[変更] のクリック後、ファイルの内容は検索対象ではなくなります。
ファイルの内容による検索同様、任意のプロパティに基づく検索も実行できます。たとえば、特定の作成者のファイルや、ロックされたすべてのファイル、タイトル フィールドに特定の文字列を含むすべてのファイルなどを検索できます。検索機能の詳細については、
ファイルのプロパティを変更するファイルやフォルダの一部のプロパティは変更可能です。自分をファイルのオーナにすることや、自分が所有するファイルやフォルダのオーナシップの変更、ファイルのロックやアンロック、ファイルの内容による検索設定の切り替えなどができます。[TITLE]、[Author]、[Description] に新しい値を入力すると、Web Publisher では、ファイルに既に定義された値ではなく、入力された新しい値が使用されます。
新しいデータを入力し、変更するチェック ボックスをクリックします。
[変更] をクリックして既存のプロパティの値を変更、または [リセット] をクリックしてデフォルトの値に戻します。
以上の操作により、選択したファイルのインデックスが再作成され、検索可能なプロパティ (ファイルの内容による検索オプションが選択されている場合は、ファイル内容も含む) が更新されます。
カスタム プロパティ Web パブリッシングのコレクションには、追加のカスタム プロパティを作成できます。一度作成されたカスタム プロパティは、Web パブリッシングのコレクション内のファイルがインデックス化されるたびにそのインデックス ファイル内に追加されます。これらのプロパティは変更することができ、値の変更後は、デフォルトの値の代わりにユーザが入力した値が Web Publisher によって使用されます。インデックスの作成後、このカスタム プロパティは、表示や検索が可能になります。
図 5.3    カスタム プロパティ
カスタム プロパティを表示させるには、以下の操作を行います。
[Web Publisher サービス] ページにアクセスします (方法は、「[Web Publisher サービス] ページ」の節を参照)。
[カスタム プロパティ] リンクをクリックします。ファイルのインデックスが最後に作成された際にサーバ管理者によって定義されたカスタム プロパティのリストが表示されます。
[Web Publisher] ボタン このボタンは、Netscape Communicator で、[表示] メニューの [ページ サービス] から [Web Publisher サービス] ページにアクセスしている場合に便利です。このボタンをクリックすると、新しい Web Publisher アプレットが起動します。
[アクセス コントロール] ボタン このボタンをクリックすると、[アクセス コントロール] ページが表示されます。アクセス コントロールの詳細については、
[検索] ボタン このボタンをクリックすると、[検索] ページが表示されます。検索の実行に関する詳細については、
[ヘルプ] ボタン このボタンをクリックすると、その画面に関するの情報を含むオンライン ヘルプが表示されます。このヘルプ ファイルには、Web Publisher のメニュー コマンドに関する情報も収録されています。
[ファイル] メニューには、サーバ フォルダの管理、ファイルの編集およびパブリッシュ、ファイルやフォルダのアップロードやダウンロードに使用するメニュー コマンドが用意されています。
新しいフォルダの作成 Web Publisher では、サーバ上に新しいフォルダを作成することができます。この操作では、サーバに新しいファイルを書き込むことになるため、ユーザは書き込み許可が必要です。また、この操作を認証するためにパスワードの入力を要求されます。
既存のフォルダから、新しいフォルダを入れるフォルダを選択します。プライマリ ドキュメント ディレクトリまたはルート を選択できます。
[ファイル] メニューの [新しいフォルダ] を選択、またはツールバーの [新しいフォルダ] ボタンをクリックします。[新しいフォルダ] ダイアログ ボックスの [フォルダの作成] フィールドに、1. で選択したフォルダが表示されます。ルート ディレクトリにフォルダを作成する場合、このフィールドは空白のままです。
[名前] フィールドに新しいフォルダの名前を入力します。名前をスラッシュ ( / ) で開始、または名前にスペースやアポストロフィ ( ' ) を使用することはできません。
[作成] をクリックしてフォルダを作成、または [キャンセル] をクリックしてサーバ ファイルに手を加えずにそのままウィンドウを閉じます。
サーバのディレクトリに作成する新しいフォルダには、既存のフォルダと同じ名前を使用することはできません。同じ名前のフォルダを作成した場合はエラーメッセージが表示され、その操作は完了できません。
既存のフォルダを開く Web Publisher では、サーバ上の既存のフォルダを開くことができます。このとき、このフォルダの現在のサーバ データが、自動的に再読み込みされます。
既存のフォルダから、開くフォルダを選択します。
[ファイル] メニューの [フォルダを開く] を選択、またはツールバーの [フォルダを開く] ボタンをクリックします。
[Web Publisher] ウィンドウにそのフォルダが開き、フォルダ内のファイルとサブフォルダが表示されます。
ファイルのブラウズ 各種形式のサーバ ファイルをご使用の Web ブラウザでブラウズすることができます。HTML ファイルは、そのままの形式で表示され、PDF、電子メール、ニュース ファイルは、テキスト形式で表示されます。Microsoft Word や Excel など、その他の形式のファイルは、ブラウザ用に定義されたヘルパー アプリケーションがある場合は、オリジナルの形式で表示できますが、このアプリケーションがない場合は、使用するアプリケーションの種類を指定するよう指示されます。
ファイルを選択します。
[ファイル] メニューの [ファイルをブラウザで開く] をクリック、またはツールバーの [ブラウズ] ボタンをクリックします。
ファイルが、Web ブラウザのウィンドウに表示されます。
ファイルの編集 ファイルへの書き込みアクセス権がある場合は、ロックされていないファイルや自分がロックしたファイルを編集できます。Web Publisher では、ファイルの編集中、そのファイルは「編集状態」になり、ファイルがサーバに戻されてパブリッシュされるまで、ほかのユーザはロックアウトされるため編集できません。
[Web Publisher] ウィンドウで編集するファイルを選択します。
[ファイル] メニューの [ファイルをエディタで開く] を選択してファイルのエディタを起動し、編集を開始します。
ファイルの編集終了後、アプリケーションからそのファイルを保存して Web Publisher ウィンドウに戻ります。
Netscape Navigator の [ファイル] メニューから [ページを開く] をクリックしてダイアログ ボックスに URL を入力し、Composer で編集するサーバ ファイルを選択します。この操作を行うと、Web Publisher によりファイルがロックされ、ほかのユーザは編集することができなくなります。
編集作業を行います。
ファイルの編集終了後、Composer の [パブリッシュ] コマンドを使用してサーバにそのファイルを戻します。
[ファイル] メニューの [編集を中止する] をクリックします。
[ファイルの編集をキャンセル] ダイアログ ボックスが表示されます。確認して [はい] をクリックすると、編集がキャンセルされます。
編集した 1 つのファイルをパブリッシュするファイルの編集と保存が完了しても、編集後の新しいファイルをパブリッシュするまでは、ほかのユーザはそのファイルにアクセスできません。パブリッシュできるのは、自分が編集したファイルのみです。オーナが割り当てられていないファイルをパブリッシュした場合は、パブリッシュしたユーザがファイルのオーナとして割り当てられます。
[Web Publisher] ウィンドウで編集済みファイルを選択します。
[ファイル] メニューの [編集したファイルのパブリッシュ] をクリック、またはツールバーの [パブリッシュ] ボタンをクリックします。[ファイルをバージョン] ダイアログ ボックスの [ファイルをパブリッシュ] フィールドに選択したファイル名が表示されます。 図 5.4    [編集したファイルのパブリッシュ] ダイアログ ボックス
図 5.4    [編集したファイルのパブリッシュ] ダイアログ ボックス
[パブリッシュ] をクリックしてファイルをパブリッシュします。
編集したファイルをすべてパブリッシュするファイルの編集と保存が終了しても、パブリッシュするまでは、ほかのユーザは新しいファイルにアクセスできません。サーバ上の複数のファイルを編集した場合は、各ファイルを別々にパブリッシュせずにすべて同時にパブリッシュすることができます。ファイルを 1 つのみ編集した場合、この機能は使用できません。
[ファイル] メニューの [編集した全てのファイルのパブリッシュ] をクリックします。[編集した全てのファイルのパブリッシュ] ダイアログ ボックスに、「編集」状態のすべてのファイルが一覧表示されます。
[パブリッシュ] をクリックすると、すべてのファイルがパブリッシュされます。
編集したファイルが、再びサーバでアクセスできるようになります。
サーバにアップロード ローカル システムのファイルやフォルダは、サーバにアップロードしてほかのユーザがアクセスできるようにすることが可能です。Web Publisher でサーバにアップロードできるファイルは、アプリケーション、ワープロで作成されたドキュメント、スプレッドシート、HTML ファイルなど、形式を問いません。
ファイルをアップロードするには
[Web Publisher] ウィンドウで、置き換えるファイルまたは更新するファイルを選択、または新しいファイルを入れるフォルダを選択します。
[ファイル] メニューの [サーバへアップロード] をクリックします。[ファイル・ディレクトリのアップロード] ダイアログボックスが表示されます。 図 5.5    [アップロード] ダイアログ ボックス
図 5.5    [アップロード] ダイアログ ボックス
[ファイル・ディレクトリのアップロード] フィールドに、アップロードするローカル ファイルの完全なパス名を入力します。デフォルトのアップロード フォルダを設定した場合は、そのフォルダ名が既に表示されています。
ノート サーバ上に既に存在するフォルダ名やファイル名と同じ名前のフォルダやファイルをアップロードした場合、既存のフォルダまたはファイルは上書きされます。
アップロード先フォルダのパス名が [サーバのファイルもしくはディレクトリ] フィールドに表示されます。表示されたアップロード先は変更可能です。
[アップロード後にファイルをロック] を選択すると、サーバにファイルをアップロードする際に、ファイルがロックされます。デフォルト設定では、ロックされません。
[アップロード] をクリックすると、ローカル ファイルがサーバに追加されます。
ダイアログ ボックスに、このファイルのプロパティの更新を指示するメッセージが表示されます。[OK] をクリックしてこのファイルの [プロパティ] が表示される [Web Publisher サービス] ページに移動します。
[Web Publisher] ウィンドウで、置き換えるフォルダまたは更新するフォルダを選択、または新しくアップロードするフォルダを入れるフォルダを選択します。
[ファイル] メニューの [サーバへアップロード] をクリックします。[ファイル・ディレクトリのアップロード] ダイアログ ボックスが表示されます。
[ファイル・ディレクトリのアップロード] フィールドに、アップロードするローカル フォルダの完全なパス名を入力します。デフォルトのアップロード フォルダを設定した場合は、フォルダ名が既に表示されています。[参照] ボタンをクリックしてローカル システムのそのフォルダを指定することもできます。
フォルダのサブフォルダも同時にアップロードする場合は、[サブ ディレクトリも含む] チェックボックスをオンにします。デフォルトの設定では、サブフォルダはアップロードされません。
ノートサーバに既存するフォルダ名やファイル名と同じ名前のフォルダやファイルをアップロードした場合、既存のフォルダ/ファイルは上書きされます。
[アップロード後にファイルをロック] オプションを選択した場合は、サーバにファイルをアップロードする際に、ファイルがロックされます。デフォルトの設定ではロックされません。
[アップロード] をクリックしてローカル フォルダをサーバに追加します。アップロードが完了したフォルダやファイルの状態がダイアログ ボックスに表示されます。
ダイアログ ボックスに、このフォルダのプロパティの更新を指示するメッセージが表示されます。[OK] をクリックしてこのフォルダの [プロパティ] が表示される [Web Publisher サービス] ページに移動します。
[編集] オプションを選択した状態でファイルやフォルダをダウンロードした場合は、サーバ ファイルがロックされ、ほかのユーザがそのファイルを編集することができなくなります。
ロックされたファイルや、編集によって自動的にロックされたファイルは、自分がオーナでない限りダウンロードできません。
[Web Publisher] ウィンドウで、ダウンロードするファイルまたはフォルダを選択します。
[ファイル] メニューの [サーバからダウンロード] をクリックします。
ファイルをダウンロードすると、[ファイルのダウンロード] ダイアログ ボックスの [サーバ ファイルのダウンロード] フィールドに選択したファイルの名前が表示されます。
図 5.6    [ファイルのダウンロード] ダイアログ ボックス
フォルダをダウンロードすると、[ダウンロード ディレクトリ] ダイアログ ボックスの [ダウンロード サーバ ディレクトリ] フィールドに選択したフォルダの名前が表示されます。
図 5.7    [ダウンロード] ダイアログ ボックス
フォルダをダウンロードする際に、[サブ ディレクトリも含む] オプションをオンにした場合は、選択したフォルダ内のサブフォルダも同時にダウンロードすることができます。
[ローカル ファイル] または [ローカル ディレクトリ] フィールドにダウンロードしたファイル/フォルダを入れる場所を入力します。デフォルトのダウンロード フォルダを設定した場合は、そのフォルダ名が既に表示されています。ファイルをダウンロードする場合は、別のファイル名を入力してファイルの名前を変更できます。
[編集] オプションを選択した場合は、ダウンロード中のサーバ ファイルがロックされます。デフォルトの設定では、ファイルはロックされません。
[ダウンロード] をクリックすると、サーバ ファイルまたはフォルダが、ローカル システムにダウンロードされます。フォルダをダウンロードした場合は、フォルダとその中のファイルのダウンロード完了ステータスがダイアログ ボックスに表示されます。
Web Publisherの終了 Web Publisher は、任意に終了することができます。Web Publisher を再起動する場合は、Web Publisher のホームページに戻ります。ホームページの詳細については、第 3 章「インストールと設定」の「Web Publisher ホームページ」の節を参照してください。
[編集] メニューには、ファイルのロックやアンロック、ファイルやフォルダのコピー、移動、名前の変更、削除、ユーザ プリファレンスの設定を可能にするコマンドが用意されています。
ファイルのロックとアンロック ファイルがロックされている場合、ほかのユーザは、ファイルがアンロックされるまでそのファイルの移動、名前の変更、削除、編集ができません。ほかのユーザからのアクセスを防止する場合は、ファイルを手動でロックすることができます。また、ダウンロード中のファイルをロックすることも可能です。
ファイルをロックするファイルのロックは、ほかのユーザが所有するものも含め、すべてのファイルに対して行うことができます。ファイルをロックすると、ロックを実行したユーザが、[Web Publisher サービス] ページにロック ユーザとして表示されます。このファイルをアンロックできるのは、ロック ユーザのみです。
[Web Publisher] ウィンドウで、ロックするファイルを選択します。
[編集] メニューの [ロック] をクリックします。ユーザ プリファレンスで、ロック操作の確認を設定しなかった場合、ファイルはこの時点でロックされます。
ユーザ プリファレンスで、ロック操作の確認を設定した場合は、[ファイルのロック] ダイアログ ボックスの [ファイルのロック] フィールドにロックするファイルの名前が表示されます。
[ロック] ボタンをクリックすると、ファイルがロックされます。
ファイルをアンロックする自分でロックしたファイルは、アンロックすることができます。サーバ管理者にも、このファイルをアンロックする権限があります。
[Web Publisher] ウィンドウで、アンロックするファイルを選択します。
[編集] メニューの [アンロック] をクリックします。ユーザ プリファレンスで、アンロック操作の確認を設定していない場合、ファイルはこの時点でアンロックされます。
ユーザ プリファレンスで、アンロック操作を確認するオプションを選択した場合は、[ファイルのアンロック] ダイアログ ボックスの [ファイルのアンロック] フィールドにアンロックするファイルの名前が表示されます。
[アンロック] ボタンをクリックすると、ファイルがアンロックされます。
ファイルやフォルダのコピー ファイルやフォルダは、ロックされているかどうかに関係なくコピーできます。フォルダをコピーするには、フォルダ内のすべてのファイルおよびフォルダに対する読み取りと書き込みアクセス権が必要です。コピーを実行したユーザは、新しいフォルダやファイルのオーナとして割り当てられます。
[Web Publisher] ウィンドウで、コピーするファイルを選択します。
[編集] メニューの [コピー] をクリック、または Control キーを押しながらドラッグ アンド ドロップでコピーするファイルを新しいロケーションに移動します。[ファイル/フォルダのコピー] ダイアログボックスの [ファイル/フォルダのコピー] フィールドに、選択したファイル名が表示されます。 図 5.8    [コピー] ダイアログ ボックス
図 5.8    [コピー] ダイアログ ボックス
[コピー先のファイル] フィールドにコピー先のファイル名を入力します (手順 2 でドラッグ アンドドロップ操作を行った場合は、既に入力済み)。
[コピー] をクリックすると、ファイルがコピーされます。
[Web Publisher] ウィンドウで、コピーするフォルダを選択します。
[編集] メニューの [ファイルのコピー先] をクリック、または、Control キーを押しながらドラッグ アンド ドロップ操作でフォルダを新しい場所に移動します。[ファイルのコピー] ダイアログ ボックスの [ファイルのコピー] フィールドに、選択したフォルダ名が表示されます。
[コピー先のファイル] フィールドに、フォルダのコピー先のパスを入力します (手順 2 でドラッグ アンド ドロップ操作を行った場合は、既にパスがフィールドに入力済み)。
[コピー] をクリックすると、フォルダとフォルダ内のすべてのファイルがコピーされます。
ファイルやフォルダの移動 ロックされていないサーバ ファイルやフォルダは、移動することができます。移動要求は、移動するフォルダやファイルのアクセス コントロールの設定に左右されます。ほかのユーザがフォルダやファイルを移動できないようにするには、アクセス コントロールの機能を使用して削除の権限を自分のみに限定します。アクセス コントロールの詳細については、
ファイルを移動する ロックされていないファイルに対する削除権限がある場合は、そのファイルを移動できます。ロックされたファイルやパブリッシュされていないファイルは移動できません。オーナが割り当てられていないファイルを移動すると、移動を実行したユーザが、オーナとして指定されます。ファイルのオーナが既に割り当てられている場合は、そのファイルのオーナは変更されません。
[Web Publisher] ウィンドウで、移動するファイルを選択します。
[編集] メニューの [移動] をクリック、またはドラッグ アンド ドロップ操作でフォルダを新しい場所に移動します。[ファイル/フォルダの移動] ダイアログ ボックスの [ファイル/フォルダの移動] フィールドに、選択したファイルの名前が表示されます。 図 5.9    [移動] ダイアログ ボックス
図 5.9    [移動] ダイアログ ボックス
[移動先のフォルダ] フィールドに、移動したファイルを入れるフォルダ名を入力します (手順 2 でドラッグ アンド ドロップ操作を実行した場合は、既に入力済み)。このフィールドにファイル名を入力することはできません。
[移動] をクリックすると、ファイルが移動します。
[Web Publisher] ウィンドウで、移動するフォルダを選択します。
[編集] メニューの [移動] をクリック、またはドラッグ アンド ドロップ操作でフォルダを新しいロケーションに移動します。[ファイル/フォルダの移動] ダイアログ ボックスの [ファイル/フォルダの移動] フィールドに、選択したフォルダ名が表示されます。
フォルダの新しいパスを [移動先] フィールドに入力します (手順 2 でドラッグ アンド ドロップ操作を実行した場合、パスは既に入力済み)。
[移動] をクリックすると、フォルダとフォルダ内のファイルが移動します。
[Web Publisher] ウィンドウで、ファイルを選択します。
[編集] メニューの [ファイル名の変更] をクリックします。[ファイル名の変更] ダイアログ ボックスの [ファイル名の変更] フィールドに、選択したファイルの名前が表示されます。 図 5.10    [名前の変更] ダイアログ ボックス
図 5.10    [名前の変更] ダイアログ ボックス
[ファイルの名称] フィールドにファイルの新しい名前を入力します。ファイルのパスは入力しません。つまり、「newIndex.html」などと入力し、「/docs/newIndex.html」とは入力しません。
[ファイル名変更] をクリックすると、ファイル名が変更されます。
[編集] メニューの [名前の変更] をクリックします。[ファイル名の変更] ダイアログ ボックスの [ファイル名の変更] フィールドに、選択したフォルダの名前が表示されます。
[名前フィールド] にフォルダの新しい名前を入力します。パス名などの情報は入力しません。たとえば、「Project-X」などと入力し、「/docs/Project-X」とは入力しません。
[名前の変更] をクリックすると、フォルダ名が変更されます。
[Web Publisher] ウィンドウで、削除するファイルを選択します。
[編集] メニューの [削除] をクリック、または Delete キーを押します。ユーザ プリファレンスで、削除の操作を確認するように設定していない場合、ファイルはこの時点で削除されます。
削除を確認するようにユーザ プリファレンスを設定した場合は、[ファイル/フォルダの削除] ダイアログ ボックスの [ファイル/フォルダの削除] フィールドに選択したファイルの名前が表示されます。 図 5.11    [削除操作の確認] ダイアログ ボックス
図 5.11    [削除操作の確認] ダイアログ ボックス
[削除] をクリックするとファイルは削除されます。[キャンセル] をクリックすると、サーバ ファイルは変更されず、ウィンドウが閉じます。
[Web Publisher] ウィンドウで、削除するフォルダを選択します。
[編集] メニューの [削除] をクリック、または Delete キーを押します。ユーザ プリファレンスで削除の操作を確認するように設定していない場合、フォルダはこの時点で削除されます。
ユーザ プリファレンスで、削除の操作を確認するように設定した場合は、[ファイル/フォルダの削除] ダイアログ ボックスの [ファイル/フォルダの削除] フィールドに、選択したフォルダの名前が表示されます。
[削除] をクリックするとフォルダは削除されます。[キャンセル] をクリックすると、サーバ フォルダは変更されず、ウィンドウが閉じます。
ユーザ プリファレンス Web Publisher では、ユーザ名、操作の確認、表示フォント、アップロードやダウンロードに使用するフォルダや「編集中」ファイルの保存に使用するフォルダなどのプリファレンスを設定できます。これらの設定は、Navigator の WebPub フォルダにある nswppref.txt ファイル内に、Web Publisher のほかの内部設定と共に保存されています。Communicator をご使用の場合は、このメニューからエディタのプリファレンスを設定することも可能です。このファイルの詳細については、「Web Publisher プリファレンス ファイル」を参照してください。
図 5.12    [ユーザ名の設定] ダイアログ ボックス
図 5.13    [操作の確認] ダイアログ ボックス
図 5.14    [ディレクトリ プリファレンス] ダイアログ ボックス フォント[フォントの選択] ダイアログ ボックスでは、そのウィンドウに表示されるフォント、フォントサイズ、フォント スタイルを定義できます。ほかのウィンドウやダイアログ ボックスに表示されるフォントは変更できません。
図 5.14    [ディレクトリ プリファレンス] ダイアログ ボックス
図 5.15    [フォントの選択] ダイアログ ボックス
図 5.16    [エディタのプリファレンス] ダイアログ ボックス
図 5.17    [エディタ プログラムの設定] ダイアログ ボックス
[表示] メニューには、Web Publisher データの表示や画面の更新を行うためのコマンドが用意されています。このメニューの [プロパティ] コマンドを使用すると、[Web Publisher サービス] ページが表示されます。これはファイルやフォルダに関するデータを表示するメイン ページで、リンクのチェック、定義されたカスタム プロパティなどが表示されます。
プロパティ [Web Publisher サービス] ページからファイルのプロパティを表示させるには、以下の操作を行います。
[表示] メニューの [プロパティ] をクリック、またはツールバーの [情報] ボタンをクリックします。[Web Publisher サービス] ウィンドウが表示されます。詳細については、この章の「プロパティ」および第 4 章「Web Publisher クイックスタート」の「ファイルのプロパティ」を参照してください。
[表示] メニューの [ソート] をクリックし、サブメニューから任意のソート順序 (名前、日付、サイズ) を選択します。
または、名前、日付、サイズ カラムのヘッダをクリックし、ウィンドウに表示されたファイルやフォルダを再度ソートします。
[表示] メニューの [ウィンドウの再表示] をクリックします。
[表示] メニューの [ウィンドウの再読み込み] をクリックします。
ツールバーを表示するには、[表示] メニューの [ツールバーの表示] をクリックします。
ツールバーを非表示にするには、[表示] メニューの [ツールバーを隠す] をクリックします。
[ヘルプ] メニューでは、Web Publisher の操作上のヘルプ、および製品に関する基本的な情報にアクセスできます。
Web Publisher ヘルプ 『Web Publisher ユーザ ガイド』にアクセスして、製品のインストール方法に関する追加情報、Web Publisher の機能やサービス、テキスト検索やアクセス コントロールに関する詳細情報を入手することができます。
[ヘルプ] メニューの [Web Publisher ヘルプ] をクリックします。
新しい Web ブラウザに目次が表示されます。目的のトピックをクリックして通常のヘルプ ファイルのように前後に移動できます。
[ヘルプ] メニューの [About] をクリックします。