ヘッダーをスキップ

Oracle Self-Service Human Resourcesセルフ・サービス機能実装ガイド
リリース11i
B25738-01
目次へ
目次
前のページへ
戻る
次のページへ
次へ

要員の調達および配属

要員の調達および配属の概要

SSHRでは、要員の調達および配属に関する次の領域でセルフ・サービス機能を提供しています。

この章では、この領域で使用可能なセルフ・サービス機能について説明し、機能および各機能の構成オプションに関する情報を提供します。

要員の調達および配属に関するSSHRの使用

SSHRは要員の調達および配属プロセスにどのように役立ちますか?

新規採用プロセスを使用すると、応募者の採用、および派遣就業者の雇用ができます。これらのプロセスでは、一連のWebページにデータを入力でき、最後まで入力すると応募者または派遣就業者の採用が完了します。

これらのプロセスは企業の要件にあわせて変更できますか?

変更できます。新規採用プロセスで使用されるWebページの順序は、Oracle Workflow Builderで定義されます。この順序を変更するために、新規プロセスの独自のバージョンを作成し、必要なモジュールを異なる順序でチェーン化できます。

セルフ・サービス・インタフェースを使用して応募者または派遣就業者を採用した場合、SSHRでチェックは実行されますか?

専門ユーザー・インタフェースと同様に、必要に応じて、SSHRでシステム内の重複個人をチェックできます。この機能を有効にした場合は、SSHRによって、重複の可能性がある個人のリストが表示されます。

セルフ・サービス機能を使用してOracle iRecruitment機能にアクセスできますか?

Oracle iRecruitmentでは、セルフ・サービス・インタフェースおよびOracle Applications Framework機能が使用されますが、SSHRから直接Oracle iRecruitmentにアクセスすることはできません。Oracle iRecruitment機能にアクセスするには、適切なライセンスを購入する必要があります。

人事部門でSSHRを使用するとどのような利点がありますか?

人事部門における潜在的なセルフ・サービス・アクティビティは、単純なデータ入力タスク(個人情報や教育情報の詳細更新など)から、複雑なタスク(従業員に現在の取得可能休暇日数を通知したり、休暇取得の奨励を伝えるなど)に至るまで、多岐に渡ります。SSHRでは、個人情報詳細への問合せや変更を行う個人が、自分で情報を検索して管理できるため、人事部門の管理コストはほとんどありません。

SSHRによって従業員データの精度はどのように向上しますか?

従業員には、自分の情報が正確であることを確認するための既得権があります。たとえば、支払小切手が正しい住所に送付されたことを確認できます。SSHRを使用すると、従業員は自分自身のデータを保守でき、データが正しいことを確認できます。

SSHRによって情報に対するマネージャのアクセスはどのように向上しますか?

SSHRを使用するマネージャは、階層ツリーを使用して、または使用可能な場合は個人検索機能を使用して、従業員の情報にアクセスできます。セキュリティ・メカニズムによって、マネージャは、アクセス権限のある従業員に関する情報のみを取得できます。

また、従業員ディレクトリでは、企業内の従業員に関する連絡先情報が提供されます。ユーザーは、様々な検索基準を使用して個人情報を検索でき、連絡先情報および組織情報を参照できます。

SSHRを使用して標準の人事システムの手順を実行できますか?

実行できます。雇用イベントの管理機能を使用すると、給与増加、新しい職階への従業員の再割当または従業員の退職などの手順を実行できます。Workflow Builder機能を使用すると、様々なモジュールをチェーン化して、企業固有の手順を作成できます。

就業者はSSHRを使用してオンラインで応募できますか?

応募できます。従業員と派遣就業者は、応募モジュールを使用して、ジョブをオンラインで検索し、応募できます。検索基準には、事業所や勤務期間などがあります。応募者は履歴書を応募に添付できます。

従業員統計

個人情報モジュール

個人情報機能では、セルフ・サービス・ユーザーが自分自身の個人レコードを入力および更新できます。この機能はOracle Workflowに組み込まれています。Oracle Workflowとパーソナライズ・フレームワークを使用して、ユーザーが変更または表示できる個人情報詳細を制御するプロセスを設計できます。また、従業員、就業者またはマネージャが行った変更に対する承認プロセスを設計することもできます。個人情報機能を使用すると、婚姻区分、タイトル、氏名、住所、緊急連絡先などの基本詳細を更新できます。

注意: 必要に応じて、「扶養家族および受取人」リージョンを表示するように「個人情報」ページをパーソナライズできます。

個人情報モジュールには、その他情報タイプを組み込むことができます。また、ワークフロー・プロセス内でチェーン化することもできます。

メニューおよび機能名

このモジュールは、次のメニューと機能からアクセスできます。

ユーザー・メニュー名 機能名
マネージャ・セルフ・サービス 個人情報
従業員セルフ・サービス 個人情報

関連項目: ユーザー・アクセスおよびメニューの定義

ワークフロー

このモジュールのワークフロー詳細は、次のとおりです。

ワークフロー・プロセス表示名

個人情報

構成可能なワークフロー属性

適用不可

構成可能なヒントとインストラクション

適用不可

構成可能なフレックスフィールド

適用不可

構成可能なプロファイル・オプション

適用不可

基本詳細

基本詳細モジュールでは、ユーザー名や婚姻区分などの情報が記録されます。

メニューおよび機能名

このモジュールは、次のメニューと機能からアクセスできます。

ユーザー・メニュー名 機能名
マネージャ・セルフ・サービス 個人情報
従業員セルフ・サービス 個人情報

関連項目: ユーザー・アクセスおよびメニューの定義

ワークフロー

このモジュールのワークフロー詳細は、次のとおりです。

ワークフロー・プロセス表示名

基本詳細プロセス

構成可能なワークフロー属性

適用不可

構成可能なヒントとインストラクション

「基本詳細」ページ

リージョン ヒント・タイプ メッセージ名
基本詳細 名称入力の更新 ロング・メッセージ HR_TIP_EFFECTIVE_DATE
基本詳細 名称入力の更新 ロング・メッセージ HR_TIP_PREFIX
基本詳細 名称入力の更新 ロング・メッセージ HR_TIP_SUFFIX
基本詳細 名称入力の更新 ロング・メッセージ HR_TIP_PREFERRED_NAME
基本詳細 名称入力の更新 ロング・メッセージ HR_TIP_PREVIOUS_LASTNAME
基本詳細 名称入力の更新 インストラクション HR_INST_BASIC_DETAILS_FORM
基本詳細更新入力 インストラクション HR_PERINFO_FUTURE_CHANGES

「基本詳細処理」ページ

リージョン ヒント・タイプ メッセージ名
基本詳細処理タイプ インストラクション HR_INST_BASIC_DETAILS_TOC

関連項目: Webページへのインストラクションの追加

構成可能なフレックスフィールド

「基本詳細」ページ

リージョン フレックス名 フレックス・コード
基本詳細 その他入力の更新 他の個人情報 開発用個人付加フレックスフィールド
基本詳細 その他入力の更新 追加個人情報詳細 PER_PEOPLE

関連項目: フレックスフィールドの構成

構成可能なプロファイル・オプション

適用不可

メイン住所

メイン住所モジュールでは、従業員のプライマリ住所が格納されます。

個人住所詳細付加フレックスフィールドを構成して、SSHRにおける住所の表示方法を選択します。

新規住所の住所形式

SSHRで新規住所を入力するときは、国を選択する必要があります。SSHRアプリケーションでは、選択した国のローカライゼーション・コードが使用されて、セグメント対象リストから住所形式が選択されます。たとえば、国として「アメリカ」を選択した場合は、プリフィクスがUSである最初のセグメントがセグメント対象リストから取得されます。セグメント・リストの順序によって、アプリケーションで選択される形式が決まります。たとえば、セグメント・リストでUSとUS_GLBの前にUS_CUSTOMが記述されている場合は、US_CUSTOMが選択されます。

既存住所の住所形式

既存住所を更新するときに国の選択を要求されない場合、または住所が読取り専用の場合は、既存の形式が使用されます。必要な形式がセグメント・リストで使用可能であることが必要です。

一般的な住所形式

フレックス・セグメント・リストに定義済の形式が存在しないローカライズ用の形式を提供するために、GENERIC住所形式を使用します。たとえば、新規住所の入力時に国として「インド」(IN)を選択したときに、フレックス・セグメント対象リストに使用可能なINセグメントがない場合は、GENERIC形式が使用されます。このため、フレックス対象リストにはGENERIC形式を必ず組み込む必要があります。

必要に応じて、GENERIC_<name>(例: GENERIC_CUSTOM)という名前で独自の一般的な形式を作成できます。アプリケーションによって、セグメント・リストでGENERIC形式の前にGENERIC_CUSTOM形式が検出された場合は、カスタム形式が使用されます。

住所形式の変更

ある形式から別の形式に変更する場合は、それぞれの形式が異なる場合があり、住所が正しく表示されない場合があります。

たとえば、Oracle iRecruitmentで応募者詳細を入力し、US_IRC住所形式を使用するとします。この形式では、次のセグメントが使用されます。

その後、応募者を採用し、SSHRでUS住所形式を使用して住所情報を表示したとします。この形式では、次のセグメントが使用されます。

セグメント1とセグメント2はともに両方の形式に含まれており、SSHRのページに表示されます。しかし、US_IRC形式のセグメント3は、US形式に含まれていないため表示されません。セグメント4は表示されますが、元の住所入力ページでは使用可能でなかったために値が設定されていません。

注意: この問題は、XX_xxxx形式からXX形式に切り替えた場合に必ず発生します。

個人住所詳細付加フレックスフィールドの詳細は、『Oracle HRMSユーザーズ・ガイド(日本仕様)』のデフォルト国別住所形式の変更に関する説明を参照してください。

メニューおよび機能名

このモジュールは、次のメニューと機能からアクセスできます。

ユーザー・メニュー名 機能名
マネージャ・セルフ・サービス 個人情報
従業員セルフ・サービス 個人情報

関連項目: ユーザー・アクセスおよびメニューの定義

ワークフロー

このモジュールのワークフロー詳細は、次のとおりです。

ワークフロー・プロセス表示名

メイン住所プロセス

構成可能なワークフロー属性

適用不可

構成可能なヒントとインストラクション

「メイン住所」ページ

リージョン ヒント・タイプ メッセージ名
メイン住所更新 ロング・メッセージ HR_TIP_MADDR_EFFECTIVE_DATE
メイン住所更新 ロング・メッセージ HR_TIP_MADDR_ADDRESS_TYPE
メイン住所更新 インストラクション HR_INST_MAIN_CORRECT_ADDRESS
メイン住所更新 インストラクション HR_INST_MAIN_NEW_CHG_ADDRESS
メイン住所更新 インストラクション HR_INST_VIEW_FUTURE_CHANGES

「メイン住所処理」ページ

リージョン ヒント・タイプ メッセージ名
メイン住所処理タイプ インストラクション HR_INST_MAIN_ADDRESS_TOC

関連項目: Webページへのインストラクションの追加

構成可能なフレックスフィールド

「メイン住所」ページ

リージョン フレックス名 フレックス・コード
メイン住所更新 個人住所詳細 住所体系
メイン住所更新 追加住所詳細 PER_ADDRESSES

関連項目: フレックスフィールドの構成

構成可能なプロファイル・オプション

適用不可

サブ住所

サブ住所モジュールでは、セルフ・サービス・ユーザーの追加住所が格納されます。

SSHRの住所形式の詳細は、「メイン住所」を参照してください。

メニューおよび機能名

このモジュールは、次のメニューと機能からアクセスできます。

ユーザー・メニュー名 機能名
マネージャ・セルフ・サービス 個人情報
従業員セルフ・サービス 個人情報

関連項目: ユーザー・アクセスおよびメニューの定義

ワークフロー

このモジュールのワークフロー詳細は、次のとおりです。

ワークフロー・プロセス表示名

サブ住所プロセス

構成可能なワークフロー属性

適用不可

構成可能なヒントとインストラクション

「その他の住所」ページ

リージョン ヒント・タイプ メッセージ名
サブ住所更新 インストラクション HR_TIP_SADDR_EFFECTIVE_DATE
サブ住所更新 インストラクション HR_TIP_SADDR_ADDRESS_TYPE
サブ住所更新 インストラクション HR_INST_SCND_CORRECT_CHANGES
サブ住所更新 インストラクション HR_INST_SCND_NEW_CHG_ADDRESS
サブ住所更新 インストラクション HR_INST_VIEW_FUTURE_ADDRESS

その他の住所処理ページ

リージョン ヒント・タイプ メッセージ名
サブ住所処理 インストラクション HR_INST_SECONDARY_ADDRESS_TOC

関連項目: Webページへのインストラクションの追加

構成可能なフレックスフィールド

「その他の住所」ページ

リージョン フレックス名 フレックス・コード
サブ住所更新 個人住所情報 住所体系
サブ住所更新 追加住所詳細 PER ADDRESSES

関連項目: フレックスフィールドの構成

構成可能なプロファイル・オプション

適用不可

電話番号

電話番号モジュールでは、セルフ・サービス・ユーザーの電話番号情報が格納されます。

メニューおよび機能名

このモジュールは、次のメニューと機能からアクセスできます。

ユーザー・メニュー名 機能名
マネージャ・セルフ・サービス 個人情報
従業員セルフ・サービス 個人情報

関連項目: ユーザー・アクセスおよびメニューの定義

ワークフロー

このモジュールのワークフロー詳細は、次のとおりです。

ワークフロー・プロセス表示名

電話番号プロセス

構成可能なワークフロー属性

適用不可

構成可能なヒントとインストラクション

「個人情報概要」ページ

リージョン ヒント・タイプ メッセージ名
電話番号概要 インストラクション HR_PERINFO_PHONES_ABOVE_LIMIT
電話番号更新 インストラクション HR_INST_PHONES_FORM

「その他の住所」ページ

リージョン ヒント・タイプ メッセージ名
サブ住所更新 インストラクション HR_INST_SCND_NEW_CHG_ADDRESS
サブ住所更新 インストラクション HR_INST_VIEW_FUTURE_CHANGES

関連項目: Webページへのインストラクションの追加

構成可能なフレックスフィールド

「電話番号詳細」ページ

リージョン フレックス名 フレックス・コード
電話番号詳細 追加電話番号詳細 PER_PHONES

電話番号詳細レビュー・ページ

リージョン フレックス名 フレックス・コード
詳細レビュー 追加電話番号詳細 PER_PHONES

構成可能なプロファイル・オプション

適用不可

緊急連絡先

緊急連絡先モジュールでは、緊急連絡先の連絡先情報(電話番号情報および住所)が格納されます。セルフ・サービス・ユーザーは、必要に応じて、緊急連絡先リストに対する個人情報の追加および削除ができます。ユーザーが連絡先を作成または編集すると、ワークフローによって、承認用のトランザクションが発行されます。トランザクションが承認待機中の場合は、そのトランザクションが承認者によって承認または否認されるまで、ユーザーはその連絡先を編集できません。

「緊急連絡先」ページのパーソナライズ

「緊急連絡先」ページの標準レイアウトには、3つの電話番号が含まれています。ただし、必要に応じて、カスタムの電話番号タイプを表示するようにページをパーソナライズできます。

また、必要に応じて、読取り専用のビューを作成するようにページをパーソナライズすることもできます。

SSHRのみを使用した連絡先の作成

フォーム・ベースのインタフェースのかわりに、SSHR(個人情報機能)のみを使用して緊急連絡先または扶養家族を作成する場合は、次のように処理されます。

メニューおよび機能名

このモジュールは、次のメニューと機能からアクセスできます。

ユーザー・メニュー名 機能名
マネージャ・セルフ・サービス 個人情報
従業員セルフ・サービス 個人情報

関連項目: ユーザー・アクセスおよびメニューの定義

ワークフロー

このモジュールのワークフロー詳細は、次のとおりです。

ワークフロー・プロセス表示名

連絡先プロセス

構成可能なワークフロー属性

適用不可

構成可能なヒントとインストラクション

「連絡先」ページ

リージョン ヒント・タイプ メッセージ名
連絡先メイン表リージョン インストラクション HR_289383_CONT_EMRG_MAIN_MSG
連絡先メイン表リージョン ロング・メッセージ HR_TIP_SUFFIX
連絡先メイン表リージョン ロング・メッセージ HR_TIP_PREFIX
連絡先メイン表リージョン ロング・メッセージ HR_289371_DEP_BNF_FLAG_TIP
連絡先メイン表リージョン ロング・メッセージ HR_289373_PRMRY_REL_MAIN_TIP
連絡先電話番号 インストラクション HR_INT_PHONES_FORM
連絡先住所 インストラクション HR_INST_MAIN_CORRECT_ADDRESS

関連項目: Webページへのインストラクションの追加

構成可能なフレックスフィールド

リージョン フレックス名(SSHR) フレックス・タイトル フレックス・コード
一般情報 連絡先追加詳細 追加続柄詳細 PER_CONTACTS
  開発用個人付加フレックスフィールド 他の個人情報 開発用個人付加フレックスフィールド
  HrFurtherContRel 他の続柄情報 開発用続柄付加フレックスフィールド
  HrAddPerDetFlexSs 追加個人詳細 PER_PEOPLE

構成可能なプロファイル・オプション

適用不可

扶養家族および受取人

扶養家族および受取人モジュールでは、ユーザーの扶養家族と受取人の氏名および連絡先情報が格納されます。ユーザーが扶養家族または受取人を作成または編集すると、ワークフローによって、承認用のトランザクションが発行されます。トランザクションが承認待機中の場合は、追加または変更が承認者によって承認または否認されるまで、ユーザーはその扶養家族または受取人を編集できません。

SSHRのみを使用した連絡先の作成

フォーム・ベースのインタフェースのかわりに、SSHR(個人情報機能)のみを使用して扶養家族または受取人を作成する場合は、次のように処理されます。

緊急連絡先を作成する場合と多少処理内容が異なります。

関連項目: 緊急連絡先

メニューおよび機能名

このモジュールは、次のメニューと機能からアクセスできます。

ユーザー・メニュー名 機能名
マネージャ・セルフ・サービス 個人情報
従業員セルフ・サービス 個人情報

関連項目: ユーザー・アクセスおよびメニューの定義

ワークフロー

適用不可

構成可能なヒントとインストラクション

「連絡先」ページ

リージョン ヒント・タイプ メッセージ名
連絡先メイン表リージョン インストラクション HR_289383_CONT_EMRG_MAIN_MSG
連絡先メイン表リージョン ロング・メッセージ HR_TIP_SUFFIX
連絡先メイン表リージョン ロング・メッセージ HR_TIP_PREFIX
連絡先メイン表リージョン ロング・メッセージ HR_289372_EMRG_CONT_FLAG_TIP
連絡先メイン表リージョン ロング・メッセージ HR_289373_PRMRY_REL_MAIN_TIP
連絡先電話番号 インストラクション HR_INT_PHONES_FORM
連絡先住所 インストラクション HR_INST_MAIN_CORRECT_ADDRESS
連絡先メイン表リージョン インストラクション HR_289371_DEP_BNF_FLAG_TIP

関連項目: Webページへのインストラクションの追加

構成可能なフレックスフィールド

リージョン フレックス名(SSHR) フレックス・タイトル フレックス・コード
一般情報 連絡先追加詳細 追加続柄詳細 PER_CONTACTS
  開発用個人付加フレックスフィールド 他の個人情報 開発用個人付加フレックスフィールド
  HrFurtherContRel 他の続柄情報 開発用続柄付加フレックスフィールド
  HrAddPerDetFlexSs 追加個人詳細 PER_PEOPLE
住所 HrAddressFlex 個人住所詳細 住所体系
  HrAdditionalAddress 追加住所詳細 PER_ADDRESSES

構成可能なプロファイル・オプション

適用不可

連絡先その他情報(日本)

連絡先その他情報機能を使用すると、SSHRで追加の連絡先情報を入力および保守できます。SSHRを使用して、法的に必要な社会保険および所得税に関する扶養家族等の情報を、その他情報タイプ(EIT)を使用して格納できます。

従業員とマネージャの両方が、連絡先その他情報機能を使用できます。マネージャの場合は、情報を入力する個人を最初に選択し、次に、「連絡先の選択」ページから扶養家族または受取人を選択します。従業員の場合は、「連絡先の選択」ページに直接アクセスします。

注意: 扶養家族および受取人の情報は、個人情報機能の「扶養家族および受取人」ページを使用して作成します。

関連項目: 扶養家族および受取人

扶養家族または受取人を選択すると、その扶養家族または受取人に対して使用可能なEITが表示されます。次に示すグループごとに1つのEITを作成できます。

メニューおよび機能名

このモジュールは、次のメニューと機能からアクセスできます。

ユーザー・メニュー名 機能名
マネージャ・セルフ・サービス 連絡先その他情報
従業員セルフ・サービス 連絡先その他情報

注意: この機能は、「マネージャ処理」および「個人の処理」サブメニューにも組み込まれています。

関連項目: ユーザー・アクセスおよびメニューの定義

ワークフロー

このモジュールのワークフロー詳細は、次のとおりです。

ワークフロー・プロセス表示名

連絡先その他情報タイプの変更

構成可能なワークフロー属性

適用不可

構成可能なヒントとインストラクション

リージョン ヒント・タイプ メッセージ名
扶養家族および受取人 インストラクション HR_CEI_CONTACT_NOT_SELECTED
その他情報タイプ メッセージ HR_CEI_CANNOT_UPDATE_DELETE_SS
  メッセージ HR_CEI_CANNOT_UPDATE_FT_CHG_SS
  メッセージ HR_CEI_CANNOT_UPDATE_FT_DEL_SS
  メッセージ HR_CEI_CANNOT_DELETE_FT_CHG_SS
  メッセージ HR_CEI_CANNOT_DELETE_FT_DEL_SS
  メッセージ HR_CEI_DEL_ACT_ENTER_DATE

構成可能なフレックスフィールド

リージョン フレックス名 フレックス・コード
その他情報タイプ その他連絡先情報 その他連絡先情報DDF

構成可能なプロファイル・オプション

プロファイル 構成可能なレベル デフォルト
HR: 個人名の表示 サイト、アプリケーション、職責、ユーザー 要約名、カスタム名、氏名 要約名

HR: 個人要約名の表示

このプロファイル・オプションを「要約名」(デフォルト値)に設定すると、ロング名の形式のかわりに、要約の形式で個人名が表示されます。

レコード文書

レコード文書機能を使用すると、労働許可、ビザ情報および医療証明などの文書に関する情報を1箇所に格納できます。必要に応じて、電子版の文書を添付としてアップロードすることもできます。

就業者は、自分自身のレコード文書を作成、保守および削除できます。文書に承認が必要な場合は、検証者が通知を受信します。

注意: 承認が必要かどうかは、文書タイプの登録者が定義します。

デフォルトの検証者は管理者です。検証時に、検証依頼者も通知を受信します。

注意: 文書の対象が、オラクル人事管理システムにユーザーとして存在しない連絡先またはその他の個人である場合、通知は受信されません。

マネージャまたは人事担当者は、直接レポートおよびアクセス可能なレコードの所有者であるその他の個人に関する文書を作成、保守および削除できます。

注意: 人事担当者であるユーザーは、フォーム・ベース・インタフェースを使用してレコード文書機能にアクセスします。セルフ・サービス・ユーザー(個人およびマネージャ)は、該当するセルフ・サービス・メニューを使用してこの機能にアクセスします。

レコード文書機能の使用

レコード文書機能の初期ページは、選択したナビゲーション・パスによって異なります。従業員セルフ・サービス職責を使用している場合、最初のページには、自分自身の既存のレコード文書がリストされます。同様に、マネージャ・セルフ・サービス職責を使用している場合は、階層で選択した就業者の既存のレコード文書がリストされます。このページから、レコード文書を表示、作成、保守または削除できます。

人事担当者職責を使用していて、フォーム・ベース・インタフェースから機能にアクセスしている場合は、検索ページ(「個人情報」→「レコード文書の検索」の順にナビゲート)を表示できます。また、ある個人のレコード文書を表示、作成または保守するには、「個人情報」ウィンドウでその個人のレコードを表示して、タスク・フロー(「その他」ボタン)によってレコード文書機能にアクセスします。

人事担当者の場合は、「FastPath」→「レコード文書」を選択して「レコード文書」ページにアクセスし、そのトランザクションに関する個人を選択することもできます。

メニューおよび機能名

このモジュールは、次のメニューと機能からアクセスできます。

ユーザー・メニュー名 機能名
マネージャ・セルフ・サービス レコード文書
従業員セルフ・サービス レコード文書
HRMSナビゲータ(「人事担当者」メニュー) 「個人情報」→「レコード文書の検索」
「個人情報」→「入力および保守」→「レコード文書の検索」(タスク・フローからアクセス)
「FastPath」→「レコード文書の検索」

ワークフロー

この機能のワークフロー詳細は、次のとおりです。

ワークフロー・プロセス表示名

レコード文書レビュー対象者プロセス

レコード文書レビュー担当者プロセス

構成可能なワークフロー属性

レコード文書レビュー対象者プロセスとレコード文書レビュー担当者プロセスで使用される属性は、次のとおりです。

アクティビティ表示名 属性表示名 説明
レコード文書レビュー対象者に通知/レコード文書レビュー担当者に通知 レビュー対象者 レコード文書が作成された個人の氏名
  レコード文書タイプ 作成される文書のタイプ
  有効:自 文書の有効開始日
  有効:至 文書の有効終了日
  ここに入力 レコード文書ページのURL
  レビュー担当者 レコード文書をレビューする個人の氏名
  レビュー処理 実行される処理(例: 文書の作成または削除)
  有効日 トランザクションの有効日

構成可能なフレックスフィールド

リージョン フレックス・プロンプト(SSHR) フレックス名
その他情報 ドキュメント・タイプ その他文書情報
追加文書詳細 AddDocDtlsDff その他文書情報詳細

構成可能なプロファイル・オプション

なし

追加の構成手順

提供されている文書タイプ、カテゴリおよびサブカテゴリを補足するために、ビジネス要件にあわせて独自のオブジェクトを作成できます。

関連項目: 『Oracle HRMSユーザーズ・ガイド(日本仕様)』の文書カテゴリ、サブカテゴリおよびタイプの作成に関する説明

専門詳細モジュール

専門詳細には、コンピテンス・プロファイル、教育と資格、その他の専門取得、勤務の優先事項および履歴書の5つのモジュールがあります。さらに、米国ローカライズには2つのモジュール(在職追跡およびアカデミック・ランク)があります。従業員は、自分自身の詳細を保守でき、マネージャはその直接レポートの詳細を保守できます。

教育と資格

このモジュールを使用すると、ユーザーは、資格リストを更新したり、新規の資格リストを作成することができます。この資格は、教育機関で取得した学問関係の資格です。また、資格の主要科目を追加、編集および削除できます。ユーザーが資格を作成または編集すると、ワークフローによって、承認用のトランザクションが発行されます。トランザクションが承認待機中の場合は、そのトランザクションが承認者によって承認または否認されるまで、ユーザーはその資格を編集できません。

「教育と資格概要」ページには、個人の承認済の教育資格と承認保留中の資格のリストが表示されます。

注意: 教育と資格の表ヘッダー・プロンプトのパーソナライズ

Oracle Applications Framework(OAF)のバージョン11.i.10の導入により、教育と資格レビューのページで、一部の要素の定義が変更されています。このページを以前にパーソナライズしていて、教育と資格レビューのページ内の表に対する表ヘッダー・プロンプトを変更している場合は、パーソナライズの内容をチェックし、必要な場合は再度その変更を適用することをお薦めします。

関連項目: Webページの構成

メニューおよび機能名

このモジュールは、次のメニューと機能からアクセスできます。

ユーザー・メニュー名 機能名
マネージャ・セルフ・サービス 教育と資格マネージャ
従業員セルフ・サービス 教育と資格

関連項目: SSHR用メニューの定義

ワークフロー

このモジュールのワークフロー詳細は、次のとおりです。

ワークフロー・プロセス表示名

教育と資格

構成可能なワークフロー属性

適用不可

構成可能なヒントとインストラクション

「教育と資格概要」ページ

リージョン ヒント・タイプ メッセージ名
承認済資格ヘッダー インストラクション HR_INST_NO_QUALIFICATION_FOUND
資格概要ページ インストラクション HR_INST_ADD_QUALIFICATION
承認済資格ヘッダー インストラクション HR_INST_QUALIFICATION_FOUND

「資格の追加」ページ

リージョン ヒント・タイプ メッセージ名
「資格 追加メイン・ページ」 インストラクション HR_INST_NEW_QUALIFICATION
「資格 追加メイン・ページ」 インストラクション HR_INST_EDIT_QUALIFICATION
資格の追加 学校の追加   HR_INST_SCHOOL_NAME

「科目の追加」ページ

リージョン ヒント・タイプ メッセージ名
資格 科目の追加メイン・ページ インストラクション HR_INST_AWARD_ADD_SUBJECT
資格 科目の追加メイン・ページ インストラクション HR_INST_AWARD_EDIT_SUBJECT
資格 科目の追加メイン・ページ インストラクション HR_INST_QUA_ADD_SUBJECT
資格 科目の追加メイン・ページ インストラクション HR_INST_QUA_EDIT_SUBJECT

関連項目: Webページへのインストラクションの追加

構成可能なフレックスフィールド

「資格の追加」ページ

リージョン フレックス名 フレックス・コード
資格 資格の追加 追加資格詳細 PER_QUALIFICATIONS
資格 資格の追加 他の資格情報 開発用資格付加フレックスフィールド
資格の追加 学校の追加 追加教育機関就学詳細 PER_ESTABLISHMENT_ATTENDANCES

「科目の追加」ページ

リージョン フレックス名 フレックス・コード
科目の追加 追加受講科目詳細 PER_SUBJECTS_TAKEN
科目の追加 他の科目情報 開発用科目付加フレックスフィールド

構成可能なプロファイル・オプション

プロファイル 構成可能なレベル デフォルト
HR: セルフ・サービスで許可された自由形式テキストの学校名 すべて NULL、Yes/No NULL

次のプロファイル・オプションによって、ユーザーが学校名を入力できるかどうかが制御されます。

HR: セルフ・サービスで許可された自由形式テキストの学校名

ユーザーは、学校名を自由形式テキストで追加するか、または値リストから選択できます。ユーザーが学校名を自由形式テキストで入力できないようにして、値リストからのみ選択できるようにするには、プロファイル・オプション「HR: セルフ・サービスで許可された自由形式テキストの学校名」を設定します。このプロファイル・オプションが「Yes」または「NULL」(デフォルト)に設定されている場合は、学校名を自由形式テキストで入力できます。「No」に設定されている場合は、学校名の入力の検証に値リストが使用されます。

その他の専門資格

このモジュールを使用すると、ユーザーは、既存の資格リストに専門資格を追加したり、新規の専門資格リストを作成することができます。学問関係の取得項目は、「教育と資格」ページに入力されます。ユーザーが資格を作成または編集すると、ワークフローによって、承認用のトランザクションが発行されます。トランザクションが承認待機中の場合は、そのトランザクションが承認者によって承認または否認されるまで、ユーザーはその資格を編集できません。

注意: その他の専門資格の表ヘッダー・プロンプトのパーソナライズ

Oracle Applications Framework(OAF)のバージョン11.i.10の導入により、その他の専門資格レビューのページで、一部の要素の定義が変更されています。このページを以前にパーソナライズしていて、「その他の専門資格」ページ内の表に対する表ヘッダー・プロンプトを変更している場合は、パーソナライズの内容をチェックし、必要な場合は再度その変更を適用することをお薦めします。

関連項目: Webページの構成

メニューおよび機能名

このモジュールは、次のメニューと機能からアクセスできます。

ユーザー・メニュー名 機能名
マネージャ・セルフ・サービス その他の専門資格マネージャ
従業員セルフ・サービス その他の専門資格

関連項目: SSHR用メニューの定義

ワークフロー

このモジュールのワークフロー詳細は、次のとおりです。

ワークフロー・プロセス表示名

その他の専門資格

構成可能なワークフロー属性

適用不可

構成可能なヒントとインストラクション

「資格」ページ

リージョン ヒント・タイプ メッセージ名
取得項目 メイン・ページの追加 インストラクション HR_INST_NEW_AWARD
取得項目 メイン・ページの追加 インストラクション HR_INST_EDIT_AWARD

その他の専門資格概要ページ

リージョン ヒント・タイプ メッセージ名
承認済取得項目ヘッダー インストラクション HR_INST_NO_AWARD_FOUND
承認済取得項目ヘッダー インストラクション HR_INST_AWARD_FOUND
取得項目概要ページ インストラクション HR_INST_ADD_AWARD

関連項目: Webページへのインストラクションの追加

構成可能なフレックスフィールド

「資格」ページ

リージョン フレックス名 フレックス・コード
取得項目 資格の追加 追加資格詳細 PER_QUALIFICATIONS
取得項目 資格の追加 他の資格情報 開発用資格付加フレックスフィールド

「科目の追加」ページ

リージョン フレックス名 フレックス・コード
科目の追加 追加受講科目詳細 PER_SUBJECTS_TAKEN
科目の追加 他の科目情報 開発用科目付加フレックスフィールド

構成可能なプロファイル・オプション

適用不可

コンピテンス・プロファイル

コンピテンス・プロファイルを使用すると、従業員ごとにコンピテンス・セットを記録できます。コンピテンスには、知識、スキルおよび個人属性や専門属性が含まれます。コンピテンス機能へのアクセスを特定ユーザー(ライン・マネージャなど)に制限できます。誰がどの従業員のコンピテンスを管理できるかを定義するセキュリティ・メカニズムが必要です。

「コンピテンス・プロファイル概要」ページは、次の3つのセクションで構成されています。

「コンピテンス・プロファイル概要」ページでは、次のことができます。

「コンピテンスの追加」ページでは、次のことができます。

「新規獲得レベル」ページでは、次のことができます。

すべてのページで変更内容を検証できます。

個人のコンピテンスは、各コンピテンスが発揮される熟達度レベル内でのみ有効です。コンピテンス・プロファイルに関連付けられたコンピテンスの定義は通常、新規レベルのコンピテンスが達成された時点で無効になります。通常、個人は特定のコンピテンスがあるレベルから次のレベルに移行したことを示す連続したレコードを保持します。特定のコンピテンスのレベルは時間とともに変化します。また、個人のコンピテンス・プロファイル内で廃止されるコンピテンスもあります。

熟達度スケールは、コンピテンスごとに異なるため、コンピテンスとスケールの表示時に、コンピテンスの説明、その関連付けられたレベルおよび行動インディケータにアクセスできることが必須です。熟達度レベルは、選択したコンピテンスに基づいて動的に表示される必要があります。

「コンピテンスの追加」ページのデフォルト・コンピテンスのボタンを使用して、個人のアサイメントに関連する役職または職階に定義されたコンピテンスを各コンピテンス・プロファイルにコピーできます。ただし、熟達度レベルはコピーされないため手動で更新する必要があります。

メニューおよび機能名

このモジュールは、次のメニューと機能からアクセスできます。

ユーザー・メニュー名 機能名
マネージャ・セルフ・サービス コンピテンス・プロファイル・マネージャ
従業員セルフ・サービス コンピテンス・プロファイル

関連項目: SSHR用メニューの定義

ワークフロー

このモジュールのワークフロー詳細は、次のとおりです。

ワークフロー・プロセス表示名

コンピテンス・プロファイル

構成可能なワークフロー属性

適用不可

構成可能なヒントとインストラクション

「訂正」ページ

リージョン ヒント・タイプ メッセージ名
訂正メイン・ページ インストラクション HR_COMP_CORRECTION_SS

「現在の変更内容」ページ

リージョン ヒント・タイプ メッセージ名
現在の変更内容メイン・ページ インストラクション HR_COMP_CORRECTION_SS

関連項目: Webページへのインストラクションの追加

構成可能なフレックスフィールド

適用不可

構成可能なプロファイル・オプション

適用不可

勤務の優先事項

勤務の優先事項機能を使用すると、ユーザーは、希望する就業事業所、出張と転勤の希望に関する情報を保存できます。従業員はこの情報を自分で入力でき、マネージャは直接レポートに関する情報を入力できます。

メニューおよび機能名

このモジュールは、次のメニューと機能からアクセスできます。

ユーザー・メニュー名 機能名
マネージャ・セルフ・サービス 勤務の優先事項マネージャ
従業員セルフ・サービス 勤務の優先事項

関連項目: SSHR用メニューの定義

ワークフロー

適用不可

構成可能なヒントとインストラクション

リージョン名 ヒント・タイプ メッセージ名
勤務の優先事項 インストラクション HR_INST_WORK_PREFERENCES

関連項目: Webページへのインストラクションの追加

構成可能なフレックスフィールド

リージョン フレックス名 フレックス・コード
国内オプション 追加配属要因詳細 追加配属要因詳細

構成可能なプロファイル・オプション

適用不可

履歴書

履歴書モジュールを使用すると、標準添付機能を使用して、自分自身の履歴書を保存および更新できます。履歴書のアップロード、オンライン履歴書へのリンク(URL)の追加、履歴書テキストの編集ができます。マネージャも、従業員または就業者の履歴書を格納したり、履歴書を新しい情報で更新することができます。

メニューおよび機能名

このモジュールは、次のメニューと機能からアクセスできます。

ユーザー・メニュー名 機能名
マネージャ・セルフ・サービス 履歴書マネージャ
従業員セルフ・サービス 履歴書

関連項目: ユーザー・アクセスおよびメニューの定義

ワークフロー

このモジュールのワークフロー詳細は、次のとおりです。

ワークフロー・プロセス表示名

適用不可

構成可能なワークフロー属性

適用不可

構成可能なヒントとインストラクション

リージョン名 ヒント・タイプ メッセージ名
履歴書 インストラクション HR_INST_TEXT_RESUME

関連項目: Webページへのインストラクションの追加

構成可能なフレックスフィールド

適用不可

構成可能なプロファイル・オプション

適用不可

在職ステータス(米国)

在職は、教育産業に固有の用語であり、専門職の基準と長期試用期間の完了を意味します。この結果、個人はその機関での終身雇用を取得します。在職ステータス・モジュールでは、次の情報が取得されます。

メニューおよび機能名

このモジュールは、次のメニューと機能からアクセスできます。

ユーザー・メニュー名 機能名
マネージャ専門詳細 在職ステータス
専門詳細 在職ステータス概要
従業員セルフ・サービス 在職ステータス
マネージャ・セルフ・サービス 在職ステータス

関連項目: SSHR用メニューの定義

ワークフロー

このモジュールのワークフロー詳細は、次のとおりです。

ワークフロー・プロセス表示名

在職ステータス

構成可能なワークフロー属性

適用不可

構成可能なヒントとインストラクション

適用不可

構成可能なフレックスフィールド

リージョン 属性名 フレックスフィールド名
在職ステータス・フレックス 付加フレックスフィールド その他個人情報DDF

関連項目: フレックスフィールドの構成

構成可能なプロファイル・オプション

適用不可

アカデミック・ランク(米国)

アカデミック・ランク・モジュールは、高等教育範囲内の昇進・昇格の方式です。アカデミック・ランク・モジュールでは、次の情報が取得されます。

メニューおよび機能名

このモジュールは、次のメニューと機能からアクセスできます。

ユーザー・メニュー名 機能名
従業員セルフ・サービス アカデミック・ランク
マネージャ・セルフ・サービス アカデミック・ランク

関連項目: ユーザー・アクセスおよびメニューの定義

ワークフロー

このモジュールのワークフロー詳細は、次のとおりです。

ワークフロー・プロセス表示名

アカデミック・ランク

構成可能なワークフロー属性

適用不可

構成可能なヒントとインストラクション

適用不可

構成可能なフレックスフィールド

リージョン 属性名 フレックスフィールド名
アカデミック・ランク・フレックス 付加フレックスフィールド その他個人情報DDF

関連項目: フレックスフィールドの構成

構成可能なプロファイル・オプション

適用不可

雇用検証

雇用検証機能を使用すると、従業員は、モーゲージ契約または融資契約などの目的で、外部組織に対して雇用情報および給与情報を公開できます。

この情報を公開するには、必要なテンプレート(「雇用情報」または「雇用と給与情報」)を選択し、受信者のEメール詳細を指定します。デフォルトでは、公開された情報に受信者がアクセスできるのは、5日後までまたはアクセス数が5回に達するまで(いずれか早い方)です。

情報の受信者は、アクセスURLが含まれているEメール通知を受信します。このURLは、公開情報が含まれているHTMLページにリンクしています。

注意: 外部受信者は、現行データを参照します。つまり、要求時点で検証者によって有効と認められているデータです。従業員が今日情報を公開し、受信者が明日情報を表示した場合は、その従業員に関する最新の雇用情報が表示されます。従業員が退職した場合は、エラー・メッセージが表示され、情報は使用できません。

雇用検証ページのパーソナライズ

システム管理者は、「雇用情報」および「雇用と給与情報」テンプレートをパーソナライズできます。パーソナライズ・フレームワークを使用すると、デフォルトで非表示の項目を表示できます。また、表示する新規項目(該当するものがある場合)を作成できます。

関連項目: パーソナライズ・フレームワーク

注意: テンプレート・ページに対するパーソナライズ変更は、外部受信者に表示されるページにも反映されます。

また、「受信者情報」リージョンの「有効期限」または「アクセス」項目の初期値を変更すると、有効期限および最大アクセス回数のデフォルト値を変更できます。

メニューおよび機能名

このモジュールは、次のメニューと機能からアクセスできます。

メニュー名 機能名
従業員セルフ・サービス 雇用検証
雇用検証グローバル・メニュー 雇用検証外部

ワークフロー

この機能にはワークフロー・プロセスはありません。次のワークフロー項目タイプに、関連するワークフロー・メッセージが含まれています。

構成可能なフレックスフィールド

リージョン SSHRフレックス名 フレックスフィールド・タイトル
  開発用個人付加フレックスフィールド 他の個人情報
  PerPeople DDF  
  給与フレックス  
  PerAsg DFF 追加アサイメント詳細
雇用および給与 開発用個人付加フレックスフィールド 他の個人情報
  AddnPersonDetails その他の個人情報
  AssignDescFlex その他のアサイメント情報
雇用 開発用個人付加フレックスフィールド1 他の個人情報
  AddnPersonDetails1 その他個人詳細
  AssignDescFlex その他のアサイメント情報

構成可能なプロファイル・オプション

HR: 検証外部ノード

このプロファイル・オプションを使用して、外部ノードのURL(例: http://abc1234.us.organization.com)を設定します。このノードは、セキュリティ・ファイアウォールの外側からのアクセス要求を、公開情報が含まれているHTMLページにリダイレクトします。

追加の構成手順

  1. ワークフローによって通知が外部受信者に送信されるようにするには、ワークフロー・メーラーを構成する必要があります。

    関連項目: 『Oracle Workflow管理者ガイド』の通知メーラーの導入に関する説明

  2. 雇用検証機能を使用して次のパージ・プロセスを実行できます。

従業員ディレクトリ

従業員ディレクトリ・モジュール

従業員ディレクトリでは、アクセスが容易で、構成が自由にできる、企業内の個人の参照が提供されます。ユーザーは、あるデータ範囲内で特定の個人を検索し、組織を移動して、その個人のマネージャまたは直接レポートの詳細を表示できます。従業員ディレクトリは、単一のビジネス・グループまたは必要に応じて複数のビジネス・グループから個人を検索するように設定できます。

ディレクトリでは、従業員ディレクトリ・リポジトリから情報が抽出されます。リポジトリ表には、非正規化されたHRMSデータのスナップショットが格納されています。また、ユーザーは自分自身の個人イメージをリポジトリにアップロードできます。

従業員ディレクトリの機能は、次のとおりです。

検索機能

単純検索フィールドを使用すると、就業者のプライマリ・アサイメントについて、リポジトリ内の次の列と一致する値を入力できます。

注意: 電話番号について検索するには、スペースまたはその他の文字を使用せずに番号のみを入力します。電話番号検索書式は、上書きパッケージを使用して変更できます。例については、「シングル・サインオン用の顧客上書き」を参照してください。

「拡張検索」ページを使用すると、ユーザーは複数の値について検索できます。このページは、要件にあわせて最も適切な検索フィールドを表示するように構成できます。

関連項目: Webページの構成

従業員ディレクトリの配布

従業員ディレクトリは、次のいずれかの方法で配布できます。

従業員ディレクトリへのデータ移入

従業員ディレクトリを使用するには、データベースのデータをリポジトリにロードする必要があります。この時点で、提供されているマッピングを独自のデータで上書きできます。

関連項目: リポジトリへのデータ移入

個人詳細の編集

ユーザーは、ディレクトリからセルフ・サービス・モジュールにログインして、自分自身の個人情報を更新できます。たとえば、従業員ディレクトリにログインして、電話番号を更新したり、名前情報を変更することができます。「セルフ・サービスへのシングル・サインオンの有効化」を参照してください。

個人イメージ

シングル・サインオンが有効化されている場合、ユーザーは、「プロファイルの更新」ページを使用してリポジトリに自分自身の個人イメージをアップロードできます。「セルフ・サービスへのシングル・サインオンの有効化」を参照してください。

リポジトリには、イメージがローカルに格納されます。

名前フィールド

表示名は、次の場所で使用される書式です。

ページ 項目
従業員詳細 ヘッダー・タイトル(従業員詳細リージョン)
  氏名
  ツリー
  マネージャ
  代表1
  代表2
  代表3
  代表4
組織階層 従業員名
単純検索 従業員名
拡張検索 従業員名
従業員プロファイル ページ・タイトル
プロファイル・プレビュー ページ・タイトル

表示名の書式は、上書きプロシージャを使用して変更できます。変更内容は、前述のすべての項目の名前書式に反映されます。

次の各フィールドには、個人に関連付けられた国別仕様に基づいて値が表示されます。

フィールド名 説明
個人の名の値が表示されます。
個人の姓の値が表示されます。
漢字名 マルチバイトの名が表示されます。
漢字姓 マルチバイトの姓が表示されます。

前述の各フィールドによって格納される値は、上書きプロシージャを使用して変更可能です。

関連項目: 従業員ディレクトリ用の国別仕様上書きと顧客上書き

必要なレベルでページを構成して、企業に適した名前フィールドを表示できます。

ページ・レイアウトの構成

「従業員詳細」ページは、すべてのパーソナライズ・レベルで構成できます。その他のページは、機能、職責、ユーザーおよびサイトの各レベルで構成できます。

注意: 職責およびユーザー・レベルのパーソナライズは、匿名アクセスでは使用できません。

「従業員詳細」ページでは、アプリケーションによって「従業員詳細」リージョンが自動的に表示されます。他のリージョンを使用可能にすると、データが含まれている場合のみ、そのリージョンが表示されます。

追加電話番号のフィールドを使用可能にした場合は、タイプPHONE_TYPEの参照コードにマップしてください。

関連項目: Webページの構成

メニューおよび機能名

ユーザー・メニュー名 機能名
従業員ディレクトリ機能メニュー 従業員ディレクトリ

関連項目: ユーザー・アクセスおよびメニューの定義

ワークフロー

適用不可

構成可能なヒントとインストラクション

「単純検索」ページ
リージョン ヒント・タイプ メッセージ名
「ページ・レイアウト」リージョン インストラクション HR_EMPDIR_SIMPLE_SEARCH_INSTR
「検索結果」リージョン インストラクション HR_EMPDIR_MULTI_ASG_INSTR
「拡張検索」ページ
リージョン ヒント・タイプ メッセージ名
検索ヘッダーリージョン インストラクション HR_EMPDIR_ADV_SEARCH_INSTR
「検索結果」リージョン インストラクション HR_EMPDIR_MULTI_ASG_INSTR
「従業員詳細」ページ
リージョン ヒント・タイプ メッセージ名
従業員詳細セル インストラクション HR_EMPDIR_EMPDETAIL_INSTR
「組織階層」ページ
リージョン ヒント・タイプ メッセージ名
「階層」リージョン インストラクション HR_EMPDIR_HIERARCHY_INSTR
「従業員プロファイル」ページ
リージョン ヒント・タイプ メッセージ名
「ページ・レイアウト」リージョン インストラクション HR_EMPDIR_EDITPROFILE_INSTR
「写真」リージョン インストラクション HR_EMPDIR_PIC_INSTR
従業員情報の編集リージョン インストラクション HR_EMPDIR_EMPUPD_INSTR
イメージ・プレビューページ
リージョン ヒント・タイプ メッセージ名
「ページ・レイアウト」リージョン インストラクション HR_EMPDIR_PREVIEW_PIC_INSTR

関連項目: Webページへのインストラクションの追加

構成可能なフレックスフィールド

匿名ログインの場合、アプリケーションには、フレックスフィールドをサポートするためのビジネス・グループ、職責または個別プロファイルのコンテキストがありません。ただし、上書きパッケージを使用してフレックスフィールドをインポートできます。この場合、多言語サポートが必要な場合はフレックスフィールドをMLSにマップする必要があります。

構成可能なプロファイル・オプション

プロファイル 構成可能なレベル デフォルト
HR: 従業員ディレクトリ・グローバル・メニュー サイト メニュー・タイプが「グローバル」のすべてのメニュー名 従業員ディレクトリ・グローバル・メニュー
サーバー・タイムゾーン サイト、ユーザー FND_TIMEZONES_VLに基づいた値リスト なし

HR: 従業員ディレクトリ・グローバル・メニュー

このシステム・プロファイルを使用すると、従業員ディレクトリが匿名でアクセスされたときに、標準のSelf Serviceグローバル・メニューのボタン以外のグローバル・ボタンを提供するメニューを指定できます。

サーバー・タイムゾーン

このプロファイル・オプションを、使用中のサーバーのタイムゾーンに対応するタイムゾーンに設定します。このオプションは、「従業員詳細」ページに表示される日時に影響を与えます。

注意: Oracle Applications内には「クライアント・タイムゾーン」プロファイル・オプションも存在します。このプロファイル・オプションをユーザー・レベルで使用可能にすると、他のウィンドウおよびページに影響を与えます。これは、他のウィンドウおよびページの他のDATETIMEフィールドが「クライアント・タイムゾーン」プロファイルで定義されたタイムゾーンに自動的に変換されるためです。このタイムゾーンは、「サーバー・タイムゾーン」プロファイル・オプションで定義されているタイムゾーンと一致しない場合があります。この状況を回避するために、システム管理者が次の手順を実行する必要があります。

従業員ディレクトリへの匿名アクセス

匿名アクセスを設定し、グローバル・ボタン・バーを構成するには、次の手順に従ってください。

従業員ディレクトリへの匿名アクセスをユーザーに提供する手順

  1. HTMLフォームに、"/OA_HTML/EmpdirLogin.jsp"を参照するActionが含まれていることを確認します。この処理によって、匿名でログインされる単純検索フィールドがユーザーに表示されます。後述のコード例を参照してください。

  2. HTMLフォームに、次の2つの要素があることを確認します。

    後述のコード例を参照してください。

  3. 機能レベルのパーソナライズは、匿名アクセスに対しては自動的に使用可能になりません。機能レベルのパーソナライズを使用可能にするには、パーソナライズ対象の機能を指し示す"OAFunc"という名前のhidden要素を追加します。

    後述のコード例を参照してください。

HTMLフォームの例

<form NAME="people"
ACTION="http://qapache.us.oracle.com:5122/OA_HTML/EmpdirLogin.jsp" METHOD="POST" target="_top">
     <table WIDTH="100%" cellpadding="0" cellspacing="0">
     <tr><td WIDTH="1%" valign="TOP">
     <table WIDTH="130">
     <tr><td valign="TOP">
     <input TYPE="text" NAME="srchText" SIZE="9">
     <input TYPE="hidden" NAME="L" value="US">
     <input TYPE="hidden" NAME="OAFunc" value="ORACLE_PROXY_SS">  --this line is optional
</form>

匿名ログイン用のグローバル・ボタンを構成する手順

  1. 追加ボタン(「オンラインのファイル」または「カレンダ」など)が必要な場合は、従業員ディレクトリ・グローバル・メニュー、またはメニュー・タイプが「グローバル」のカスタマ定義メニューにエントリを作成します。

    注意: グローバル・ボタンは、FNDフォーム機能として定義されます。

  2. システム・プロファイル「HR: 従業員ディレクトリ・グローバル・メニュー」を、従業員ディレクトリ・グローバル・メニュー(デフォルト)、または前述の手順で定義したメニューを指し示すように設定します。

セルフ・サービスへのシングル・サインオンの有効化

従業員ディレクトリは読取り専用です。ユーザーが自分自身の個人情報を編集したり、イメージを追加または編集できるようにするには、次の手順に従って、セルフ・サービスへのシングル・サインオン・アクセスをユーザーに提供します。

  1. セルフ・サービスへのアクセスを必要とする各個人に対してFNDユーザーを定義します(FNDユーザーとして定義されていない場合)。

    関連項目: セルフ・サービス機能へのユーザー・アクセスの定義

  2. 「付加フレックスフィールド・セグメント」ウィンドウで、使用可能な属性を使用して、「追加個人情報詳細」付加フレックスフィールド内のセグメントをFND_USER名を格納するように構成します。

    関連項目: 『Oracle Applicationsフレックスフィールド・ガイド』の付加フレックスフィールド体系の定義に関する説明

  3. PER_EMPDIR_PEOPLE_OVERRIDEパッケージ・ボディを編集して、PER_EMPDIR_PEOPLEリポジトリ表内のUSER_NAME列にセグメントをマップします。「シングル・サインオン用の顧客上書き」を参照してください。

従業員ディレクトリに対する顧客上書きの有効化

従業員ディレクトリで上書きを使用すると、オラクル人事管理システムの表のデータと従業員ディレクトリ・リポジトリ表を同期化するときに、使用可能フィールドをカスタマイズできます。たとえば、従業員ディレクトリからセルフ・サービス・アプリケーションへのシングル・サインオンを可能にするには、ディレクトリにFND_USER名を追加する顧客上書きを実行できます。つまり、従業員ディレクトリ・リポジトリ表は、顧客上書きまたは国別仕様上書きに従って変更されます。

注意: 国別仕様上書きと顧客上書きが存在する場合は、顧客上書きが国別仕様上書きより優先されます。

顧客上書きのパッケージ・ボディはすべて、$PER_TOP/patch/115/sqlディレクトリ内のperedcor.pkbファイルにあります。

上書きの詳細は、「国別仕様上書きと顧客上書き」を参照してください。

シングル・サインオン用の顧客上書きを設定する手順

  1. パッケージ・ボディPER_EMPDIR_PEOPLE_OVERRIDEをテキスト・ツールで開きます。

  2. 次の行を探します。

         g_override_flg BOOLEAN := FALSE;

    次のように変更します。

         g_override_flg BOOLEAN := TRUE;

    この変更によって、上書きパッケージが使用可能になります。

  3. before_dmlプロシージャに次のコードを追加します。

    IF p_srcSystem = 'PER' THEN
       per_empdir_ss.personTbl.person_key(p_rec_locator) :=
                upper(per_empdir_ss.personTbl.attribute26(p_rec_locator))
                ||' '||per_empdir_ss.personTbl.person_key(p_rec_locator)
                ||' '||substr(personTbl.work_telephone(p_rec_locator),
                                    length(personTbl.work_telephone(p_rec_locator))-4, 4);
       per_empdir_ss.personTbl.user_name(p_rec_locator) :=
                upper(per_empdir_ss.personTbl.attribute26(p_rec_locator));
    END IF;

    attribute26のかわりに、「追加個人情報詳細」付加フレックスフィールド内のセグメントの構成に使用した属性名を使用します。

    前述のコードによって、リポジトリ内の使用可能な列にユーザー名が割り当てられます。さらに、ユーザー名がperson_keyに追加され、ユーザー名による検索が可能になります。

    また、勤務先電話番号の書式が設定されてperson_keyに追加され、優先電話書式による検索が可能になります。ここで、単純検索フィールドの電話番号の書式設定方法を決定できます。

リポジトリへのデータ移入

次の手順を使用して、HRMSデータを従業員ディレクトリ・リポジトリにロードします。データをロードする前に、オプションで、国別仕様および国の要件にあわせてデータを構成できます。

  1. 提供されている上書きパッケージを使用して、必要に応じて、個々の国別仕様チームおよび顧客用にリポジトリ表の列の値を上書きします。上書きは、リポジトリを「完全」または「増分」リフレッシュ・モードでリフレッシュしたときに有効になります。

    関連項目: 従業員ディレクトリ用の国別仕様上書きと顧客上書き

  2. 「要求の発行」ウィンドウで、コンカレント・プログラム「従業員ディレクトリのリフレッシュ」を実行します。このプログラムによって、HRMS表のデータがリポジトリに移入されます。

    関連項目: 『Oracle Applicationsユーザーズ・ガイド』の要求の発行に関する説明

    「従業員ディレクトリのリフレッシュ」コンカレント・プログラムでは、次のパラメータが使用されます。

    パラメータ オプション 説明
    リフレッシュ・モード 完全/増分 「完全」リフレッシュ・モードは、従業員ディレクトリ・リポジトリ表へのデータの初期移入時、およびその後定期的に使用してください。
    「完全」リフレッシュでは、リポジトリ内のすべてのデータが再作成され、削除データが消去されます。このプロセスの実行には停止時間が必要です。完全リフレッシュは、社員の再編成の割合に応じて、リポジトリから削除データを消去するために6か月ごとに1回程度実行してください。
    「増分」リフレッシュ・モードは、オラクル人事管理システムと従業員ディレクトリ間のデータを同期化するために定期的に使用してください。実行頻度は、データをどの程度最新に保つ必要があるかによって決定します。
    リフレッシュ日 システム日付を使用するには、このパラメータをブランクにします。 コンカレント・プログラムによって、この日付に対応するデータが収集されます。

    警告: 定期的なリフレッシュを実行するには、このパラメータをブランクにすることをお薦めします。日付を挿入すると、コンカレント・プログラムが実行されるたびに同じ日付のデータが収集されます。つまり、データが更新されることはありません。

    ソース・システム 有効なホスト・システム このパラメータによって、ホスト・システムが識別されます。「PER」を選択してください。デフォルトでは、「PER」はオラクル人事管理システムを示します。
    複数アサイメント・プロセス Yes/No(デフォルト) プライマリ・アサイメントのみを処理する場合は、デフォルト・オプションである「No」を使用します。サブ・アサイメントも処理する場合は、「Yes」を設定します。

    注意: 「従業員ディレクトリのリフレッシュ」コンカレント・プログラムを、「複数アサイメント・プロセス」を「Yes」に設定して「完全」リフレッシュ・モードで実行した場合、その後「複数アサイメント・プロセス」を「No」に設定して「増分」リフレッシュ・モードで実行しても結果は変わりません。「増分」リフレッシュ・モードでは、先に移入されたサブ・アサイメントは削除されません。

    これとは逆に、このプログラムを、「複数アサイメント・プロセス」を「No」に設定して「完全」リフレッシュ・モードで実行した場合は、その後「複数アサイメント・プロセス」を「Yes」に設定して「増分」リフレッシュ・モードで実行すると、サブ・アサイメントが移入されます。

従業員ディレクトリ用の国別仕様上書きと顧客上書き

リポジトリ・データをリフレッシュすると、システムによって上書きパッケージがコールされて、オラクル人事管理システムのデータがリポジトリ表に移入されます。これらのパッケージを編集すると、国別仕様または顧客レベルで値を上書きできます。

従業員ディレクトリ用の顧客上書きのパッケージ・ボディはすべて、$PER_TOP/patch/115/sqlディレクトリ内のperedcor.pkbファイルにあります。国別仕様の上書きパッケージ・ボディは、$PER_TOP/patch/115/sqlディレクトリ内のperedlor.pkbファイルにあります。

詳細は、「国別仕様上書きと顧客上書き」を参照してください。

  1. 従業員ディレクトリ・リポジトリ内の任意の表について上書きするセグメントを識別し、ぞれぞれの属性名をメモします。

  2. 編集する適切な上書きコールを識別します。

    次の表に、従業員ディレクトリ・リポジトリの表とオラクル人事管理システムの表の対応を示します。

    オラクル人事管理システムから非正規化されるエンティティ
    EMPDIR表名 HRMS表名
    PER_EMPDIR_PEOPLE PER_ALL_PEOPLE_F
    PER_EMPDIR_ASSIGNMENTS PER_ALL_ASSIGNMENTS_F
    PER_EMPDIR_ORGANIZATIONS HR_ALL_ORGANIZATION_UNITS、HR_ALL_ORGANIZATION_UNITS_TL
    PER_EMPDIR_JOBS PER_JOBS、PER_JOBS_TL
    PER_EMPDIR_POSITIONS HR_ALL_POSITIONS_F、HR_ALL_POSITIONS_TL
    PER_EMPDIR_LOCATIONS HR_LOCATIONS_ALL
    PER_EMPDIR_LOCATIONS_TL HR_LOCATIONS_ALL_TL
    PER_EMPDIR_PHONES PER_PHONES

    次の表に、国別仕様または顧客レベルでリポジトリ表の値を上書きするために使用する上書きコールを示します。

    国別仕様上書きと顧客上書きのコール
    国別仕様上書きコール 顧客上書きコール レコード構造(インスタンス)
    PER_EMPDIR_PEOPLE PER_EMPDIR_LEG_OVERRIDE. PEOPLE PER_EMPDIR_PEOPLE_OVERRIDE.BEFORE_DML PER_EMPDIR_SS.PersonTblType(personTbl)
    PER_EMPDIR_ASG PER_EMPDIR_LEG_OVERRIDE. ASG PER_EMPDIR_ASG_OVERRIDE.BEFORE_DML PER_EMPDIR_SS.AsgTblType(asgTbl)
    PER_EMPDIR_ORGS PER_EMPDIR_LEG_OVERRIDE. ORGS PER_EMPDIR_ORGS_OVERRIDE.BEFORE_DML PER_EMPDIR_SS.OrgTblType(orgTbl)
    PER_EMPDIR_JOBS PER_EMPDIR_LEG_OVERRIDE. JOBS PER_EMPDIR_JOBS_OVERRIDE.BEFORE_DML PER_EMPDIR_SS.JobTblType(jobTbl)
    PER_EMPDIR_POSITIONS PER_EMPDIR_LEG_OVERRIDE. POSITIONS PER_EMPDIR_POSITIONS_OVERRIDE.BEFORE_DML PER_EMPDIR_SS.PosTblType(posTbl)
    PER_EMPDIR_LOCATIONS PER_EMPDIR_LEG_OVERRIDE. LOCATIONS PER_EMPDIR_LOCATIONS_OVERRIDE.BEFORE_DML PER_EMPDIR_SS.LocTblType(locationTbl)
  3. パッケージ・ボディで、次の行を探します。

         g_override_flg BOOLEAN := FALSE;

    次のように変更します。

         g_override_flg BOOLEAN := TRUE;

    この変更によって、上書きパッケージが使用可能になります。

  4. 手順1で識別した属性名を使用して、データを上書きするプロシージャを編集します。上書きコールの編集方法を示す例は、「シングル・サインオン用の顧客上書き」を参照してください。

上書きパッケージを使用可能にしている場合は、リポジトリ・データがリフレッシュされるときにコールされます。「リポジトリへのデータ移入」を参照してください。

雇用イベントの管理

雇用イベントの管理モジュールおよびワークフロー

雇用イベントの管理モジュールでは、従業員アサイメントの変更に関連するワークフロー・プロセスがグループ化されます。このモジュールの機能を使用すると、組織内の従業員に関連するすべての処理(従業員の組織への採用からその従業員の組織からの離職まで)を制御できます。

これらのワークフロー・プロセスは、企業の要件にあわせて作成および構成できます。雇用イベントの管理の基本的なモジュールには、アサイメント、事業所、勤務スケジュール、マネージャの変更、従業員退職または派遣就業者終了(退職および派遣の終了を含む)、従業員または派遣就業者の支払(支給レートおよびアサイメント・レートを含む)、報酬ディストリビューション、特別情報タイプおよびその他の雇用情報があります。

雇用イベントの管理チェーン・プロセス

Oracle Workflowを使用すると、異なる雇用イベントの管理モジュールを1つのワークフロー・プロセスに組み込むことができます。このようなプロセスはチェーン・プロセスと呼ばれます。SSHRには、多数のチェーン・プロセスが事前定義されており、ユーザー・メニューに機能として表示されます。

注意: 必要な場合は、報酬ディストリビューション(ICD)・モジュールもチェーン・プロセスに含めることができます。

次の表に、提供されているチェーン・プロセスのリストを示します。

雇用イベントの管理チェーン・プロセス: MEEchainedプロセス
雇用イベントの管理チェーン・プロセス 含まれる雇用イベントの管理モジュール
支払の変更 従業員または派遣就業者の支払
条件の変更 アサイメント、事業所、勤務スケジュール
原価センター、条件およびマネージャの変更 アサイメント、その他の雇用情報、事業所、マネージャの変更
原価センター、事業所、マネージャの変更 アサイメント、事業所、マネージャの変更
その他情報タイプの変更 その他情報タイプ、その他情報タイプ更新
時間数の変更 勤務スケジュール、支給レート
役職の変更 アサイメント
役職および条件の変更 アサイメント、その他の雇用情報
事業所の変更 事業所
マネージャの変更 マネージャの変更
支給レートの変更プロセス 従業員または派遣就業者の支払
特別情報タイプの変更 特別情報タイプ、特別情報タイプ更新
管理者の変更プロセス 管理者の変更
個人配属 アサイメント、事業所、勤務スケジュール、マネージャの変更
就業者ステータス変更 アサイメント、事業所、マネージャの変更、勤務スケジュール、従業員または派遣就業者の支払、特別情報タイプ
就業者ステータスおよび条件の変更 アサイメント、その他の雇用情報、事業所、マネージャの変更、勤務スケジュール、従業員または派遣就業者の支払
報酬ディストリビューションと退職の統合 退職ページ、マネージャの変更
従業員退職または派遣就業者終了(退職、派遣の終了) 退職ページ(または派遣の終了ページ)、マネージャの変更、組織マネージャ詳細
報酬がある退職 退職ページ、マネージャの変更、組織マネージャ詳細、その他の報酬
異動 アサイメント、事業所、マネージャの変更、勤務スケジュール、従業員または派遣就業者の支払

雇用イベントの管理ワークフロー・プロセスの順序付け

ワークフロー・プロセスの順序は、ビジネス・ルールが確実に保守および導入されるように、注意して設計する必要があります。独自のチェーン・プロセスおよび機能を作成する場合は、機能の順序を設計するときに、次のルールを考慮する必要があります。

機能 制限
アサイメント アサイメント・モジュールがチェーン・プロセスに存在する場合は、最初に出現する必要があります。
マネージャの変更 チェーン内で従業員退職または派遣就業者終了とともに使用する場合は、「退職」ページまたは「派遣の終了」ページの後に配置してください。
その他情報タイプ チェーン内での出現位置は自由です。
報酬ディストリビューション チェーン内での出現位置は自由です。
事業所 チェーン内での出現位置は自由です。
その他の雇用情報 チェーン内での出現位置は自由です。
従業員または派遣就業者の支払(支給レート、アサイメント・レート) チェーン内での出現位置は自由です。
特別情報タイプ チェーン内での出現位置は自由です。
従業員退職または派遣就業者終了 チェーン内で管理者とともに使用する場合は、管理者の前に配置してください。

独自のプロセスは、任意の方法で構成できますが、前述の制限に従う必要があります。たとえば、次の順序でプロセスを構成できます。

しかし、次の順序でプロセスを構成することは、ビジネス・ルールに違反するためできません。

ステップの順序を保持しているかぎり、どのようなワークフロー・プロセスでも企業のニーズにあわせて構成できます。

アサイメント

アサイメント・モジュールは、従業員ステータス変更チェーン・プロセスなど、あらかじめ用意されている一部の雇用イベントの管理メニュー機能で使用されます。このモジュールは、Oracle Workflow Builderでモデル化する独自のビジネス・プロセスに追加できます。

給与ベースの割当

給与期間を設定するには、オラクル人事管理システムで給与ベースを使用します。たとえば、時間給与ベース(例: 時給1,000円)または年間給与ベース(例: 年俸18,000ポンド)があります。

給与ベースの詳細は、『Oracle HRMSユーザーズ・ガイド(日本仕様)』の給与ベースに関する説明を参照してください。

「給与情報」リージョンが有効化されている場合、ユーザーは、新規採用の従業員と就業者を給与ベースに割り当てたり、既存の従業員または就業者の給与ベースを変更することができます。ユーザーが給与期間の途中で給与ベースを変更すると、アプリケーションは既存の給与エレメント・エントリを終了します。これは給与計算上望ましくない場合があるため、ユーザーが、給与に割り当てられている従業員または就業者の給与ベースを給与期間の初日以外の有効日で変更した場合は、承認プロセスの一部として給与担当者に通知が送信されます。給与担当者は、変更を承認または否認するか、あるいは有効日を変更(通常は次の給与期間の初日に設定)するように開始者に差し戻します。

注意: この通知は、給与に割り当てられている従業員と就業者に関してのみ送信されます。さらに、このトランザクションに対する承認を使用可能にしている場合にのみ給与担当者に送信されます。また、ワークフロー項目属性(給与担当者ユーザー名)を使用して給与担当者を設定しておく必要があります。この通知は、給与ベースの変更に関してのみ送信され、新規採用者あるいは既存の従業員または就業者への給与ベースの初回割当に関しては送信されません。

セルフ・サービス・ユーザーが給与ベースの割当を実行できるようにする場合は、HR_ASSIGNMENT_SSおよびHR_ASSIGNMENT_REVIEW_SSリージョンで「給与情報」リージョン項目を使用可能にする必要があります。

給与ベースが給与提示なしで割り当てられている場合、プロファイル・オプション「HR: 基本給必須」が「Yes」に設定されていると、「支給レート」ページの「摘要」フィールドと「給与」フィールドは必須になります。

複数アサイメント

従業員または就業者に複数のアサイメントがある場合、マネージャは、従業員処理を実行する前に関連アサイメントを選択する必要があります。

注意: マネージャがアサイメントを選択できるようにするには、プロファイル・オプション「HR: SSHRでの複数アサイメント使用可能」を必要なレベルで「Yes」に設定する必要があります。

メニューおよび機能名

適用不可

ワークフロー

このモジュールのワークフロー詳細は、次のとおりです。

ワークフロー・プロセス表示名

アサイメント

アサイメント・モジュールは、次のような複数のチェーン・プロセスで使用されます。

構成可能なワークフロー属性

機能アクティビティ表示名 機能アクティビティ属性表示名
アサイメント 等級ポイントの使用
  上限値の設定
  ステップの使用/等級番号の更新
  役職添付の表示
  職階添付の表示
  HR エレメント警告
  アサイメント変更理由参照コード
  HR デフォルト事業所の使用
項目レベル属性 項目属性表示名
  給与担当者ユーザー名

関連項目: ワークフロー属性値の構成

等級ポイントの使用

上限ポイントを表示できるかどうかを定義します。

上限値の設定

上限ポイントを更新できるかどうかを定義します。

ステップの使用/等級番号の更新

等級ステップが存在する場合に等級を変更できるかどうかを定義します。

HR エレメント警告

HRエレメントの変更が警告またはエラーとして表示されるかどうかを制御します。

アサイメント変更理由参照コード

表示する必要がある変更理由参照コード(変更理由参照コードのサブセット)をシステム管理者が指定できるようにします。コードを次のように入力します。

役職添付の表示

役職コメントがない場合に、役職に対する添付が表示されるかどうかを定義します。役職に対するコメントがある場合、添付は表示されません。

職階添付の表示

職階コメントがない場合に、職階に対する添付が表示されるかどうかを定義します。職階に対するコメントがある場合、添付は表示されません。

HR デフォルト事業所の使用

事業所を組織または職階のデフォルト事業所に変更できます。その後、ユーザーに対する組織/職階が変更された場合、ユーザーの事業所は、その組織/職階に対するデフォルト事業所になります。

給与担当者ユーザー名

ユーザーが給与期間の途中で給与ベースを変更した場合に、通知される必要がある給与担当者のアプリケーション・ユーザー名。給与ベース機能を使用している場合、この属性は必須です。

構成可能なヒントとインストラクション

「アサイメント」ページ

リージョン ヒント・タイプ メッセージ名
アサイメント インストラクション HR_INST_TOP_COMMON_TEXT
役職 インストラクション HR_INST_ASG_JOB_SS
職階 インストラクション HR_INST_ASG_POSITION_SS
GRE インストラクション HR_INST_ASG_GRE_SS
給与 インストラクション HR_INST_ASG_PAYROLL_SS
事業所 ロング・メッセージ HR_INST_CHANGE_LOCATION
事業所 ロング・メッセージ HR_INST_WORK_AT_HOME_LOC

* これらのインストラクションは非表示で提供されていますが、表示およびパーソナライズ可能です。

構成可能なフレックスフィールド

「アサイメント」ページ

リージョン フレックス名 フレックス・コード
特定役職情報 HrFlex1 開発用役職付加フレックスフィールド
その他の職階情報 HrFlex1 その他の職階情報DDF
部門労働条件 HrFlex1 開発用組織付加フレックスフィールド
Peopleグループ Peopleグループ・キー・フレックス GRP
その他のアサイメント情報 追加アサイメント詳細 PER_ASSIGNMENTS
法定情報 勤務スケジュール・キー・フレックス GRES_AND_OTHER_DATA

関連項目: フレックスフィールドの構成

構成可能なプロファイル・オプション

プロファイル 構成可能なレベル デフォルト
HR: デフォルト等級の使用 サイト、アプリケーション、職責、ユーザー Yes/No Yes
HR: デフォルト等級の上書き サイト、アプリケーション、職責、ユーザー Yes/No No
HR: SSHRの職階デフォルト・オプション サイト、アプリケーション、職責、ユーザー 警告なしのデフォルト
ユーザー決定のデフォルト
警告付きのデフォルト
デフォルトなし
ユーザー決定のデフォルト

次のプロファイル・オプションによって、ユーザーがデフォルト等級および職階デフォルトを使用できるかどうかが制御されます。

HR: デフォルト等級の使用

このプロファイル値が「Yes」の場合、ユーザーが選択できるのは上位組織、役職または職階に対して有効な等級のみです。「等級」フィールドの値リストは、「上位組織」、「役職」または「職階」フィールドのエントリによって決まります。

このプロファイル値が「No」の場合、ユーザーは組織、役職または職階に対するどの等級でも選択できます。

HR: デフォルト等級の上書き

このプロファイル値が「Yes」(かつ「HR: デフォルト等級の使用」プロファイルも「Yes」)の場合、ユーザーは、組織、職階または役職に対して別の(デフォルト以外の)等級を選択できます。

このプロファイル値が「No」の場合、ユーザーはデフォルト等級を上書きできません。

HR: SSHRの職階デフォルト・オプション

これらのオプションでは、アサイメントに対して選択した職階に基づいてデフォルト情報が表示されるかどうかが制御されます。次の4つの値のいずれかを設定できます。

退職

「退職」ページを使用すると、マネージャは雇用関係を終了できます。マネージャがメニューから退職機能を選択すると、個人階層が表示されて、退職対象の従業員または派遣就業者を選択できます。この階層は通常、管理者ベースまたは職階ベースです。

階層の詳細は、「入力プロセス」を参照してください。

複数アサイメントおよび退職

組織で複数アサイメントが使用され、アサイメント・レベルのセキュリティが有効化されている場合は、アサイメント・ベースの階層に個人のアサイメントのサブセットしか表示されない場合があります。個人には、マネージャに表示されないサブ・アサイメントが割り当てられている可能性があります。

セキュリティの詳細は、『Oracle HRMSユーザーズ・ガイド(日本仕様)』のアサイメント・レベルのセキュリティに関する説明を参照してください。

注意: マネージャが従業員を退職処理できるのは、その個人のプライマリ・アサイメントに対するアクセス権限がある場合のみです。マネージャにサブ・アサイメントに対するアクセス権限しかない場合、退職プロセスは取り消され、エラー・メッセージが表示されます。エラー・メッセージは、マネージャが退職処理しようとした個人に他のアサイメントがある場合にも表示されます。

マネージャの変更機能

退職した従業員に直属の部下がいる場合は、退職した管理者の部下を別の管理者に割当変更するための「マネージャの変更」ページが自動的に表示されます。

従業員または就業者が組織のマネージャでもある場合は、新規マネージャを割り当てるための「組織マネージャの更新」ページが表示される場合があります。このページが表示されるかどうかは、セキュリティ・プロファイルの設定方法によって決まります。

詳細は、「組織マネージャ」を参照してください。

メニューおよび機能名

適用不可

ワークフロー

このモジュールのワークフロー詳細は、次のとおりです。

ワークフロー・プロセス表示名

退職プロセス

構成可能なワークフロー属性

プロセス表示名 機能アクティビティ表示名 機能アクティビティ属性表示名
退職プロセス 退職ページ 退職理由参照コード

構成可能なヒントとインストラクション

「退職」ページ

関連項目: Webページの構成

リージョン ヒント・タイプ メッセージ名
退職詳細 ロング・メッセージ HR_INST_TERMINATION

関連項目: Webページへのインストラクションの追加

構成可能なフレックスフィールド

「退職」ページ

リージョン フレックス名 フレックス・コード
退職詳細 追加勤続期間詳細 PER_PERIODS_OF_SERVICE
退職詳細 追加勤続期間情報 PER_PDS_DEVELOPER_DF

関連項目: フレックスフィールドの構成

構成可能なプロファイル・オプション

適用不可

派遣の終了

「派遣の終了」ページを使用すると、マネージャは派遣就業者の就業関係を終了し、理由を指定できます。この処理によって、Personタイプは「前派遣就業者」に変更され、すべてのアサイメントが終了します。派遣就業者に直属の部下がいる場合は、派遣就業者の部下を別の管理者に割当変更するための「マネージャの変更」ページが自動的に表示されます。

派遣就業者が組織のマネージャでもある場合は、新規マネージャを割り当てるための「組織マネージャの更新」ページが表示される場合があります。このページが表示されるかどうかは、セキュリティ・プロファイルの設定方法によって決まります。

関連項目: 『Oracle HRMSユーザーズ・ガイド(日本仕様)』の派遣の終了に関する説明

関連項目: 組織マネージャ

メニューおよび機能名

適用不可

ワークフロー

このモジュールのワークフロー詳細は、次のとおりです。

ワークフロー・プロセス表示名

プロセス表示名 使用方法
退職プロセス メイン・プロセス
従業員退職または派遣就業者終了 サブ・プロセス

退職プロセスでは、サブ・プロセスの従業員退職または派遣就業者終了が使用されます。ワークフロー属性「選択済Personタイプ」によって、「退職」ページ(「選択済Personタイプ」が「従業員」)が表示されるか、「派遣の終了」ページ(「選択済Personタイプ」が「派遣就業者」)が表示されるかが決まります。

構成可能なワークフロー属性

適用不可

構成可能なヒントとインストラクション

「退職」ページ

リージョン ヒント・タイプ メッセージ名
退職詳細 ロング・メッセージ HR_INST_CWK_TERMINATION

関連項目: Webページへのインストラクションの追加

構成可能なフレックスフィールド

「退職」ページ

リージョン フレックス名 フレックス・コード
退職詳細 追加派遣期間詳細 PER_PERIODS_OF_SERVICE

関連項目: フレックスフィールドの構成

構成可能なプロファイル・オプション

適用不可

勤務スケジュール

勤務スケジュール・ワークフロー・プロセスを使用すると、マネージャは、従業員または就業者の勤務スケジュールと雇用カテゴリを変更できます。勤務スケジュールは、従業員または就業者に関する勤務日数と時間数、および開始と終了の時刻です。雇用カテゴリは、雇用タイプ(フルタイム雇用やパートタイム雇用など)を定義します。

注意: 「勤務スケジュール」ページの情報の一部は、ソフト・コード・キー・フレックスフィールドから表示されます。

関連項目: フレックスフィールドの構成

メニューおよび機能名

適用不可

ワークフロー

このモジュールのワークフロー詳細は、次のとおりです。

ワークフロー・プロセス表示名

勤務スケジュールの変更

構成可能なワークフロー属性

適用不可

構成可能なヒントとインストラクション

リージョン名 ヒント・タイプ メッセージ名
勤務スケジュール ロング・メッセージ HR_INST_WORK_SCHED_MAIN
勤務スケジュール ショート・ヒント HR_TIP_WORK_START_TIME
勤務スケジュール ショート・ヒント HR_TIP_WORK_END_TIME

関連項目: Webページへのインストラクションの追加

構成可能なフレックスフィールド

リージョン名 フレックス名 フレックス・コード
勤務スケジュール ソフトコード・キーFF SCL
勤務スケジュール 追加アサイメント詳細 PER_ASSIGNMENTS

関連項目: フレックスフィールドの構成

構成可能なプロファイル・オプション

適用不可

事業所

事業所機能を使用すると、マネージャは従業員または就業者の就業事業所を変更できます。

事業所機能は、事前定義のマネージャ職責で使用できます。必要に応じて、事業所機能に対して承認プロセスを設定できます。

「事業所」リージョンには、「在宅勤務」チェック・ボックスがあります。このチェック・ボックスはすべてのローカライズで使用できますが、非表示で提供されています。米国ユーザー: 従業員または就業者について「在宅勤務」チェック・ボックスを選択した場合、その従業員または就業者は、課税目的で、このアサイメントに対してそのプライマリ住所(または存在する場合は税上書き住所)で100%勤務するとみなされます。

米国ユーザー向けの「在宅勤務」チェック・ボックスの税関連の詳細は、『Oracle HRMSユーザーズ・ガイド(日本仕様)』の従業員の連邦税法の入力に関する説明を参照してください。

メニューおよび機能名

適用不可

ワークフロー

このモジュールのワークフロー詳細は、次のとおりです。

ワークフロー・プロセス表示名

事業所

構成可能なワークフロー属性

プロセス表示名 機能アクティビティ表示名 機能アクティビティ属性表示名
事業所 事業所 HR NULL許可
事業所 事業所 HR 事業所必須
事業所 事業所 HR USEデフォルト
事業所 事業所 HR 上書きデフォルト
事業所 事業所 HR エレメント警告

HR NULL許可

従業員または就業者に対してNULL事業所を許可します。

HR 事業所必須

従業員または就業者に対して事業所が必須かどうかを定義します。

HR USEデフォルト

事業所を、ユーザーの組織事業所または職階事業所であるデフォルト事業所に変更できます。この場合、ポップリストに事業所が表示されます。

HR 上書きデフォルト

事業所をグローバル事業所またはユーザーのビジネス・グループの事業所に変更できます。この属性がコールされると、値リストに事業所が表示されます。

HR エレメント警告

HRエレメント警告を表示するかどうかを定義します。

関連項目: ワークフロー属性値の構成

構成可能なヒントとインストラクション

「事業所」ページ

リージョン ヒント・タイプ メッセージ名
事業所の変更 インストラクション HR_INST_TOP_COMMON_TEXT
事業所の変更 ロング・メッセージ HR_TIP_LOCATION_CODE

関連項目: Webページへのインストラクションの追加

構成可能なフレックスフィールド

「事業所」ページ

リージョン フレックス名 フレックス・コード
事業所 事業所住所 事業所住所
事業所 追加アサイメント詳細 PER_ASSIGNMENTS

関連項目: フレックスフィールドの構成

構成可能なプロファイル・オプション

適用不可

特別情報タイプ(SIT)

特別情報タイプ(SIT)では、現在システムにより取得されていない追加情報を格納できます。

特別情報タイプの例

従業員の言語能力に関する情報を取得するために、次のセグメントを使用して「言語」というSITを作成できます。

または、従業員の車両情報を取得するSITを作成し、次のセグメントを含めることができます。

関連項目: 『Oracle HRMS Enterprise and Workforce Management』の特別情報タイプに関する説明

メニューおよび機能名

特別情報タイプ

ワークフロー

このモジュールのワークフロー詳細は、次のとおりです。

ワークフロー・プロセス表示名

特別情報タイプの変更

構成可能なワークフロー属性

適用不可

構成可能なヒントとインストラクション

「特別情報」ページ

リージョン ヒント・タイプ メッセージ名
特別情報タイプ・メイン・ページ インストラクション HR_INST_SIT_OVERVIEW

特別情報タイプ更新トップ・ページ

リージョン ヒント・タイプ メッセージ名
特別情報タイプ更新ページ インストラクション HR_SIT_UPDATE_INSTRUC_TEXT_SS

関連項目: Webページへのインストラクションの追加

構成可能なフレックスフィールド

「特別情報」ページ

リージョン フレックス名 フレックス・コード
特別個人情報タイプ詳細 個人特別情報フレックスフィールド PEA

特別情報タイプ更新トップ・ページ

リージョン フレックス名 フレックス・コード
特別個人情報タイプ・レビュー 個人特別情報フレックスフィールド PEA
特別情報タイプ更新ページ 追加個人特別情報詳細 PER_PERSON_ANALYSES

「レビュー」ページ

リージョン フレックス名 フレックス・コード
特別情報タイプ・レビュー 追加個人特別情報詳細 PER_PERSON_ANALYSES
特別情報タイプ・レビュー 個人特別情報フレックスフィールド PEA

関連項目: フレックスフィールドの構成

構成可能なプロファイル・オプション

適用不可

追加の構成手順

  1. SITモジュールの使用方法を決定します。

    関連項目: 雇用イベントの管理モジュールおよびワークフロー

  2. 特別情報タイプ・フォームを使用してSITを使用可能にします。各ビジネス・グループに対してSITを使用可能にし、少なくとも「使用可能」および「その他」チェック・ボックスを選択する必要があります。

    関連項目: 『Oracle HRMS Enterprise and Workforce Management』の特別情報タイプの有効化に関する説明

  3. SITタイプのタイトルをチェックします。このタイトルは、セルフ・サービス・モジュールのデータの上にリージョン・ヘッダーとして表示されます。

  4. パーソナライズ・フレームワークを使用して、表示されるSITタイプを制限します。デフォルトでは、前述の手順で使用可能にしたすべてのSITタイプがセルフ・サービスSITモジュール(選択した個人のビジネス・グループにより定義されます)に表示されますが、パーソナライズ・フレームワークを使用すると特定のタイプのみ表示できます。

    特定の特別情報タイプのみを表示するには、適切なレベル(たとえば、職責または機能)でHR_PERSON_SIT_DETAILS_SSリージョンをパーソナライズし、HrSitKeyFlexの「フレックス設定」ボックスに、表示するタイプのみのキー・フレックスフィールド体系コードをリストします。各体系コードの後に、その特別情報タイプについて表示するセグメント名をリストします。複数のセグメントはシングル・パイプ記号(|)で区切り、複数の体系はダブル・パイプ記号(||)で区切ります。

    注意: セグメント名を指定せずに体系コードをリストした場合、特別情報タイプはセルフ・サービスのページに表示されません。

    また、特定のSITのみ表示する場合は、HR_PERSON_SIT_UPDATE_SSリージョンおよびHR_PERSON_SIT_REVIEW_SSリージョンをHR_PERSON_SIT_DETAILS_SSリージョンに一致するようパーソナライズする必要があります。

    関連項目: フレックスフィールドの構成

その他情報タイプ(EIT)

その他情報タイプ(EIT)は、その他情報を数に制限なく設定できる付加フレックスフィールド・タイプです。通常、ローカル情報を取得するためにローカライズで使用されます。

その他情報タイプの例

次のセグメントを使用して「パスポート詳細」というEITを作成して、従業員または就業者のパスポート情報を取得できます。

関連項目: 『Oracle HRMSユーザーズ・ガイド(日本仕様)』のその他情報タイプに関する説明

EITとSITは類似していますが、基礎となる体系に相違があるため構成手順が異なります。現在、次のHRエンティティに対してEITを設定できます。

メニューおよび機能名

その他情報タイプ

ワークフロー

このモジュールのワークフロー詳細は、次のとおりです。

ワークフロー・プロセス表示名

その他情報タイプの変更

構成可能なワークフロー属性

プロセス表示名 機能アクティビティ表示名 機能アクティビティ属性表示名
その他情報タイプの変更 その他情報タイプ HR その他情報タイプ

HR その他情報タイプ

この属性値は、EITが個人その他情報タイプであるか、アサイメントのその他情報タイプであるかを定義します。設定可能な値はPERSONまたはASSIGNMENTで、デフォルト値はPERSONです。

関連項目: ワークフロー属性値の構成

構成可能なヒントとインストラクション

「その他情報タイプ」ページ

リージョン ヒント・タイプ メッセージ名
その他情報タイプ・メイン・ページ インストラクション HR_EIT_INSTRUCTION_TEXT_SS

「その他情報タイプ更新」ページ

リージョン ヒント・タイプ メッセージ名
その他情報タイプ更新 インストラクション HR_EIT_UPDATE_INSTRUC_TEXT_SS

関連項目: Webページへのインストラクションの追加

構成可能なフレックスフィールド

「その他情報タイプ」ページ

リージョン フレックス名 フレックス・コード
その他情報タイプ更新 その他の個人情報 その他個人情報DDF

「その他情報タイプ更新」ページ

リージョン フレックス名 フレックス・コード
その他情報タイプ更新 その他の個人情報 その他の個人情報DDF
その他情報更新ページ その他の個人情報詳細 PER_PEOPLE_EXTRA_INFO

「レビュー」ページ

リージョン フレックス名 フレックス・コード
その他情報更新ページ その他の個人情報詳細 PER_PEOPLE_EXTRA_INFO

関連項目: フレックスフィールドの構成

構成可能なプロファイル・オプション

適用不可

追加の構成手順

  1. 最初に、EITモジュールの使用方法を選択します。

  2. ユーザーの職責およびビジネス・グループの国別仕様コードによって、セルフ・サービス・モジュールに表示されるEITが制限されます。EIT機能をSSHRプロセスに追加する前に、職責で使用可能なEITを制限する必要があります。すべてのEITが、すべてのビジネス・グループおよび提供されている職責で使用可能です。つまり、国別仕様制限は事前定義されていません。使用中の職責のビジネス・グループですべてのEITが使用可能です。

    「情報タイプ・セキュリティ」ウィンドウでEITを使用可能にします。

    1. 提供されているマネージャ・セルフ・サービス職責または従業員セルフ・サービス職責に対するEITをカスタム職責にコピーします。

    2. 使用中の職責に必要ないEITを削除します。

    3. 作業内容を保存します。

    注意: EITの付加フレックスフィールド・コンテキスト値に対するコンテキスト摘要が、セルフ・サービス・モジュールのリージョン・ヘッダーとして表示されます。コンテキスト摘要は「付加フレックスフィールド・セグメント」ウィンドウで構成します。

    セルフ・サービスEITモジュールには、前述の手順を使用して使用可能にしたすべてのEITが表示されます。

    使用中の職責の対象となるビジネス・グループが1つのみの場合は、必要なEITを「情報タイプ」リージョンに直接指定できます。複数のビジネス・グループにわたる場合は、使用中の職責に関連する他のビジネス・グループのEITを組み込む必要があります。

    関連項目: 『Oracle HRMSユーザーズ・ガイド(日本仕様)』の職責に対するその他情報タイプの設定に関する説明

  3. パーソナライズ・フレームワークを使用して、セルフ・サービスのページに表示されるEITセグメントを制限します。

    特定のセグメントのみを表示するには、適切なレベルでリージョンをパーソナライズし、そのEITに表示するセグメント名をリストします。複数のセグメントはシングル・パイプ記号(|)で区切り、複数の体系はダブル・パイプ記号(||)で区切ります。

    注意: セグメント名を指定せずに体系コードをリストした場合、EITはページに表示されません。

    関連項目: フレックスフィールドの構成

その他の雇用情報

その他の雇用情報モジュールを使用すると、アサイメント情報および雇用情報を付加フレックスフィールドと開発者用付加フレックスフィールド(DDF)に格納できます。

メニューおよび機能名

適用不可

ワークフロー

このモジュールのワークフロー詳細は、次のとおりです。

ワークフロー・プロセス表示名

その他の雇用情報の変更

構成可能なワークフロー属性

適用不可

構成可能なヒントとインストラクション

リージョン ヒント・タイプ メッセージ名
その他の雇用情報 ロング・メッセージ HR_INST_TOP_COMMON_TEXT

関連項目: Webページへのインストラクションの追加

構成可能なフレックスフィールド

リージョン フレックス名 フレックス・コード
労働協約 労働協約等級FF CAGR
アサイメント情報 追加アサイメント詳細 PER_ASSIGNMENTS
アサイメント情報 ソフトコード・キーFF SCL

関連項目: フレックスフィールドの構成

構成可能なプロファイル・オプション

適用不可

支給レート

支給レート・モジュールを使用すると、マネージャは個人の全体の支給レートを直接変更(単一支給レート)するか、または以前のレートに対するコンポーネント増加を作成(複数支給レート)できます。支給レートは、アサイメント変更とは別に変更することも、アサイメント変更の一部として変更することもできます。また、従業員または就業者の給与条件提示を支払コンポーネントを指定してまたは指定せずに挿入することもできます。

メニューおよび機能名

適用不可

ワークフロー

このモジュールのワークフロー詳細は、次のとおりです。

ワークフロー・プロセス表示名

プロセス表示名 使用方法
支払の変更 メイン・プロセス
新規採用 メイン・プロセス
就業者ステータス変更 メイン・プロセス
時間数の変更 メイン・プロセス
アサイメント・レート/支給レート サブ・プロセス

前述のメイン・プロセスでは、サブ・プロセスのアサイメント・レート/支給レートが使用されます。ワークフロー属性「選択済Personタイプ」によって、「支給レート」ページ(「選択済Personタイプ」が「従業員」)が表示されるか、「アサイメント・レート」ページ(「選択済Personタイプ」が「派遣就業者」)が表示されるかが決まります。

構成可能なワークフロー属性

プロセス表示名 機能アクティビティ表示名 機能アクティビティ属性表示名
支払の変更 HR_P_RATE_JSP_PRC 支給レート、アサイメント・レート

関連項目: ワークフロー属性の構成

構成可能なヒントとインストラクション

リージョン ヒント・タイプ メッセージ名
支給レート:メイン インストラクション HR_INST_TOP_COMMON_TEXT

関連項目: Webページへのインストラクションの追加

構成可能なフレックスフィールド

リージョン フレックス名 フレックス・コード
支給レート:給与管理フレックス・セル 追加給与管理詳細 PER_PAY_PROPOSALS
支給レート:複数表 提示コンポーネント追加情報 PER_PAY_PROPOSAL_COMPONENTS

関連項目: フレックスフィールドの構成

構成可能なプロファイル・オプション

プロファイル 構成可能なレベル デフォルト
HR: 基本給必須 サイト Yes/No NULL

HR: 基本給必須

このプロファイル・オプションを「Yes」に設定すると、個人のアサイメントに給与ベースが給与提示なしで割り当てられている場合、「摘要」フィールドと「給与」フィールドは必須になります。ユーザーはこれらのフィールドの値を入力するように要求されます。

関連項目: 『Oracle HRMSユーザーズ・ガイド(日本仕様)』のユーザー・プロファイルに関する説明

アサイメント・レート

派遣就業者に関する発注情報の提供にOracle Services Procurementを使用していない場合は、アサイメント・レート・モジュールを使用して派遣就業者のレートを記録できます。既存アサイメントに対する派遣就業者のレートの変更、または新規アサイメントに対するレートの入力が可能です。リストからアサイメント・レート名を選択し、通貨を選択して値を入力します。オプションで、レートの有効期限となる終了日を指定できます。

導入チームは、フォーム・ベース・インタフェースに1つ以上のアサイメント・レート名を定義します。アサイメント・レート名によって、レート・タイプ(標準レートまたは週末レートなど)とレート・ベース(時間当りレートまたは週次レートなど)の組合せが識別されます。

Oracle Services Procurementを使用している場合、アサイメント・レート・モジュールでは、アサイメントの発注明細の情報が表示されます。「アサイメント・レート」ページでは、この情報は更新できません。

後でOracle Services Procurementをインストールしてライセンスを取得すると、アサイメント・レート・モジュールを使用して記録したレート情報は表示できなくなります。

メニューおよび機能名

適用不可

ワークフロー

このモジュールのワークフロー詳細は、次のとおりです。

ワークフロー・プロセス表示名

プロセス表示名 使用方法
支払の変更 メイン・プロセス
新規採用 メイン・プロセス
就業者ステータス変更 メイン・プロセス
時間数の変更 メイン・プロセス
アサイメント・レート/支給レート サブ・プロセス

前述のメイン・プロセスでは、サブ・プロセスのアサイメント・レート/支給レートが使用されます。ワークフロー属性「選択済Personタイプ」によって、「支給レート」ページ(「選択済Personタイプ」が「従業員」)が表示されるか、「アサイメント・レート」ページ(「選択済Personタイプ」が「派遣就業者」)が表示されるかが決まります。

構成可能なワークフロー属性

プロセス表示名 機能アクティビティ表示名 機能アクティビティ属性表示名
支払の変更 HR_P_RATE_JSP_PRC 支給レート、アサイメント・レート

関連項目: ワークフロー属性の構成

構成可能なヒントとインストラクション

リージョン ヒント・タイプ メッセージ名
AssignmentRatePG インストラクション HR_ASSIGNMENT_RATE_INST

関連項目: Webページへのインストラクションの追加

構成可能なフレックスフィールド

適用不可

構成可能なプロファイル・オプション

プロファイル 構成可能なレベル デフォルト
PO: サービス調達の使用可能 サイト Yes/No No

Oracle Services Procurementがインストールされ、ライセンスが購入されていて、ユーザー・プロファイル・オプションPO: サービス調達の使用可能が「Yes」に設定されている場合、アサイメント・レート情報はOracle Services Procurementから自動的に取得されます。

マネージャの変更

マネージャの変更機能を使用すると、ユーザーは、選択した従業員または就業者とアサイメントに関して次の操作を実行できます。

複数アサイメントおよびマネージャの変更機能

マネージャと部下の関係において、マネージャのIDが部下のアサイメントに対して格納されます。プロファイル「HR: SSHRでの複数アサイメント使用可能」が「No」に設定されている場合は、プライマリ・アサイメントのみが表示されます。「HR: SSHRでの複数アサイメント使用可能」が「Yes」に設定されている場合は、他のアサイメントも表示されます。部下の従業員または就業者に複数のアサイメントがある場合は、マネージャへのレポート対象とするアサイメントを選択することが重要です。つまり、実際には、マネージャの変更機能を使用する対象である従業員または就業者を選択するとき、および選択した従業員または就業者に対する直接レポートを選択するときに、複数のアサイメントから選択する必要があります。このような場合、適切なアサイメントを選択できるように、値リストには複数のフィールド(「役職」、「部門」、「アサイメント番号」、「事業所」、「等級」、「職階」および「ビジネス・グループ」など)が含まれます。アサイメント・ベースのセキュリティ・プロファイルを使用している場合は、選択した従業員または就業者、あるいは選択した従業員または就業者に対する部下を別のマネージャに再割当するときに、マネージャに対するアサイメントも指定できます。

注意: 前述の追加フィールド(「役職」、「部門」、「アサイメント番号」など)は、パーソナライズ・フレームワークを使用して「マネージャの変更」ページにフィールドとして表示するように選択できます。これらのフィールドを表示すると、マネージャ・アサイメントを選択するときにデータが移入されます。

アサイメント・レベルのセキュリティを使用している場合は、管理者として指定されているアサイメントのみが表示されます。つまり、これらの使用可能なアサイメントについてのみマネージャの変更機能を実行できます。

詳細は、『Oracle HRMSユーザーズ・ガイド(日本仕様)』のアサイメント・レベルのセキュリティに関する説明を参照してください。

メニューおよび機能名

適用不可

ワークフロー

このモジュールのワークフロー詳細は、次のとおりです。

ワークフロー・プロセス表示名

マネージャの変更

構成可能なワークフロー属性

プロセス表示名 機能アクティビティ表示名 機能アクティビティ属性表示名
マネージャの変更 マネージャの変更 HR_MANAGER_REQUIRED_INDICATOR

HR_MANAGER_REQUIRED_INDICATOR

この属性の値が「Y」の場合は、従業員または就業者にマネージャを指定する必要があります。マネージャが入力されない場合は、エラーが発生します。この属性の値が「N」の場合は、per_all_assignments_fレコードのsupervisor_idフィールドをブランクのままにできます。

関連項目: ワークフロー属性値の構成

構成可能なヒントとインストラクション

リージョン ヒント・タイプ メッセージ名
新規マネージャ インストラクション HR_INST_SUPERVISOR_MAIN
選択済従業員の直接レポート インストラクション HR_INST_SUPERVISOR_DIRECT
新規直接レポート インストラクション HR_INST_SUPERVISOR_NEW_DIRECT
マネージャ更新 インストラクション HR_INST_TOP_COMMON_TEXT
直接レポート ロング・メッセージ HR_TIP_SUPERVISOR_DR_DATE
新規直接レポート ロング・メッセージ HR_TIP_SUPERVISOR_NDR_DATE

関連項目: Webページへのインストラクションの追加

構成可能なフレックスフィールド

適用不可

構成可能なプロファイル・オプション

適用不可

組織管理

組織マネージャ

組織マネージャ機能を使用すると、組織マネージャ関連を保守できます。マネージャは、最初は専門ユーザー・インタフェースでのみ組織に割り当てることができます。ただし、SSHRで、セキュリティ・プロファイルに応じて組織マネージャを表示および更新できます。

組織マネージャ関連の詳細は、『Oracle HRMSユーザーズ・ガイド(日本仕様)』の組織のマネージャの選択および表示に関する説明を参照してください。

1つ以上の組織のマネージャでもある従業員を退職処理する場合は、次のいずれかの処理が発生します。

管理者セキュリティを使用可能にしている場合は、「概要」ページの「組織マネージャ処理セクション」に、終了日が過ぎているレコードが自動的に表示され、新規マネージャの割当を要求されます。

注意: ある時点で存在する組織マネージャ関連は1つのみです。

メニューおよび機能名

このモジュールは、次のメニューと機能からアクセスできます。

ユーザー・メニュー名 機能名
マネージャ・セルフ・サービス 組織マネージャ

ワークフロー

このモジュールのワークフロー詳細は、次のとおりです。

ワークフロー・プロセス表示名

組織マネージャ

構成可能なワークフロー属性

プロセス表示名 機能アクティビティ表示名 機能アクティビティ属性表示名
組織マネージャ 組織マネージャ概要 組織分類制限

属性の説明

属性に組織分類コードを入力すると、組織マネージャ・モジュールを1つの組織分類に制限できます。分類用の組織分類コードは、ORG_CLASS参照タイプから取得できます。たとえば、人事システム組織のコードはHR_ORGです。

構成可能なヒントとインストラクション

マネージャ概要トップ・ページ

リージョン ヒント・タイプ メッセージ名
組織マネージャ処理セクション インストラクション HR_CCMGR_ACTIONS_SS
組織マネージャ概要フォーム インストラクション HR_CCMGR_OVERVIEW_INSTR_SS
組織マネージャ検索セクション ロング・メッセージ HR_CCMGR_DIRECT_REPORTS_TIP
組織マネージャ処理セクション ロング・メッセージ HR_PENDING_INSTR_SS

マネージャ更新トップ・ページ

リージョン ヒント・タイプ メッセージ名
組織マネージャ更新フォーム インストラクション HR_CCMGR_UPD_PAGE_INSTR_SS

関連項目: Webページへのインストラクションの追加

構成可能なフレックスフィールド

適用不可

構成可能なプロファイル・オプション

適用不可

追加の構成手順

適用不可

ビュー

情報概要

このトピックと関連リンクでは、「本人情報」、「従業員情報」および「HR表示」ページの構成詳細を提供します。

本人情報および従業員情報

本人情報を使用すると、従業員または派遣就業者は、自分自身の雇用詳細およびその他の関連詳細を表示できます。SSHRでは、この機能は以前は従業員ビューと呼ばれていました。本人情報には、過去および現在のレコードが含まれ、研修、不就業および応募の領域では先日付の変更も表示できます。

従業員情報を使用すると、マネージャおよび人事担当者は、セキュリティ・アクセス範囲内の個人について、本人情報のユーザーが使用可能なレコードと同じレコードをレビューできます。SSHRでは、この機能は以前はマネージャ・ビューと呼ばれていました。「詳細」ビューでは、過去、現在および先日付のデータを使用できます。

個人情報の詳細は、階層、検索結果またはリスト機能から表示でき、個人情報とその勤務内容を結び付けるレコードに即時にアクセスできます。拡張検索基準を使用すると、個人情報を検索して、その検索結果を後で使用するために保存できます。個人情報リストには、プライマリ・アサイメントに加えてすべてのアサイメントが表示されるため、個人の職務の全体像を把握できます。また、有効日を指定すると、特定の時点におけるレコードをレビューできます。

アプリケーションによって、次の6つのタブに情報がグループ化されます。

関連項目: 本人情報および従業員情報

HR表示

HR表示モジュールは、人事担当者向けのモジュールで、従業員関連の情報を要約して表示します。個人情報、アサイメント詳細、報酬アクティビティおよび退職履歴などの情報が含まれます。

各領域の情報が個別のページまたはタブ・リージョンに表示されます。ユーザーは、各ページからボタンをクリックして、様々な情報を表示できます。

関連項目: タブ・リージョンの構成

HR表示機能には、HRユーザー・セルフ・サービス職責とHR表示機能を使用してアクセスします。情報はすべて参照専用です。情報を変更するには、マネージャ・セルフ・サービス職責でログインする必要があります。

注意: HR表示には人事担当者に適した情報が表示されるため、HR表示は人事担当者職責の下に提供されています。HR表示を使用した従業員アクセスは、現行ユーザーに関連付けられているHRMSセキュリティ・アクセスによって制御されます。

関連項目: 「従業員情報」ビュー

関連項目: 「アサイメント詳細」ビュー

関連項目: 「報酬アクティビティ」ビュー

関連項目: 「退職履歴」ビュー

関連項目: HR表示の検索機能

本人情報および従業員情報

本人情報を使用すると、従業員と派遣就業者は、自分自身の雇用詳細およびその他の関連詳細を表示できます。

従業員情報を使用すると、マネージャおよび人事担当者は、セキュリティ・アクセス範囲内の個人の雇用詳細およびその他の関連詳細を表示できます。個人情報の詳細は、階層、検索結果または「リスト」ビューから表示できます。

注意: アサイメント・レベルのセキュリティを使用している場合は、終了アサイメントまたは失効アサイメントにはアクセスできません。

詳細は、『Oracle HRMSユーザーズ・ガイド(日本仕様)』のアサイメント・レベルのセキュリティに関する説明を参照してください。

階層表示には通常、管理者階層が使用されますが、必要に応じて職階ベースの階層を表示できます。

詳細は、『Oracle HRMSユーザーズ・ガイド(日本仕様)』の入力プロセスに関する説明を参照してください。

パーソナライズ

パーソナライズを使用して、ユーザーが利用できるようにする必要がある機能、情報および制御のみを使用可能にします。たとえば、「要約」ビューと「詳細」ビューで、選択した列ヘッダーのみを表示できます。従業員情報に固有の次のパーソナライズについて検討してください。

「マネージャ処理」アイコンの有効化

マネージャ処理にナビゲートでき、「従業員情報」、「リスト」または「拡張検索」ページにリストされている従業員に対するセルフ・サービス処理を開始できます。これを実現するには、「処理」アイコンを使用可能にします。従業員タイプ(EMPまたはCWK)によって、マネージャ処理機能にナビゲートするか、派遣就業者マネージャ処理機能にナビゲートするかが決まります。「処理」アイコンは次のページで使用可能にできます。

関連項目: パーソナライズ・フレームワーク

関連項目: Webページの構成

関連項目: 『OA Framework Personalization and Extensibility Guide』(Metalinkから入手可能)

従業員情報

従業員情報のメイン・ページには、6つのカテゴリの情報が次のサブ・タブにグループ化されて表示されます。

注意: 「研修」タブはデフォルトでは表示されません。「研修」タブを表示する方法は、後述の「メニューおよび機能名」の項を参照してください。

各タブに対する「処理」アイコンを使用可能にするには、「パーソナライズ・ページ」リンクをクリックします。デフォルトのページ範囲「Oracle Self Service Human Resources: 従業員情報」を適用します。

例として「雇用」タブを使用して、次のノードをナビゲートします。

各タブについて、検索結果またはリストから選択した個人情報を表示したときに「処理」アイコンを使用可能にするには、「問合せ」の下の子ノードをナビゲートします。

各タブについて、「問合せ」の横(「スタック・レイアウト」の下)にある兄弟ノードによって職階階層および管理者階層に対する「処理」アイコンが使用可能になります。「スタック・レイアウト」の下にある次のノードをナビゲートします。

機能、事業所、サイト、組織または職責レベルで「処理」アイコンを使用可能にするには、「パーソナライズ」アイコンをクリックして、レベルに対応するレンダリング・フィールドの値を設定します。

残りのタブについて、同様の方法で前述のステップを繰り返します。

注意: 前述のように、「ページ: プリフィクス」を使用して範囲を選択してページ・レベルでパーソナライズすると、パーソナライズはそのページにのみ適用されます。複数のページに共有リージョンが表示される場合があります。「共有リージョン: プリフィクス」(「クイック検索」など)を使用して範囲を選択した場合、変更内容は、その共有リージョンを使用する全ページのリージョンの全インスタンスに伝播されます。

リスト

「リスト」ページをパーソナライズするには、「リストの管理」リンクをクリックして「リスト」ページを表示します。「パーソナライズ・コンテキストの選択」ページで範囲を「共有リージョン: リスト」に設定します。次のノードをナビゲートします。

「リストの管理」リンクを使用可能にする方法は、後述の「リストの有効化」を参照してください。

単純検索

「単純検索」ページをパーソナライズするには、「クイック検索」フィールドにテキストを入力し、「実行」をクリックしてページを表示します。基本検索のパーソナライズのリンクをクリックし、デフォルト範囲の「リージョン: 基本検索」をそのまま使用します。次のノードをナビゲートします。

拡張検索

「拡張検索」ページをパーソナライズするには、「拡張検索」リンクをクリックしてページを表示します。拡張検索のパーソナライズのリンクをクリックし、デフォルト範囲の「リージョン: 拡張検索」をそのまま使用します。次のノードをナビゲートします。

有効日の有効化

「有効日」フィールドを使用可能にすると、「階層」ビューまたは「リスト」ビューにその時点のスナップショット・ビューを表示できます。

これを実現するには、有効日と表示方法のパーソナライズのリンクをクリックし、デフォルト範囲の「リージョン: 有効日と表示方法」をそのまま使用します。「有効日」フィールドと「実行」ボタンを使用可能にするには、次のノードをナビゲートします。

リストの有効化

リスト機能を使用可能にするには、リスト・エントリをコンテキスト・スイッチャに追加します。後述の「参照」を参照してください。

「リストの管理」ページでは、リスト・メンバーを表示または削除できます。「従業員情報」または「基本検索」ページで「リストの管理」リンクを使用可能にするには、「パーソナライズ・ページ」リンクを使用します。次のノードをナビゲートします。

「リストに追加」ボタンを使用すると、選択した個人情報をリストに追加できます。「基本検索」または「拡張検索」ページで「リストに追加」ボタンを使用可能にするには、「パーソナライズ・ページ」リンクを使用します。「基本検索」ページから次のノードをナビゲートします。

「拡張検索」ページから次のノードをナビゲートします。

検索フィルタの有効化

名前検索をフィルタ処理するには、「従業員情報」ページ、「基本検索」ページまたは「リスト」ページで、「名」、「姓」または「氏名」の検索フィルタ・リストを使用可能にします。リストを使用可能にしない場合、ユーザーには「名前」ラベルと「検索」フィールドのみが表示され、デフォルト・フィルタは姓になります。次のノードをナビゲートします。

名前書式

「本人情報」および「従業員情報」ページでは、名前はデフォルトで要約の形式で表示されます。従業員または就業者の氏名を表示する場合は、プロファイル・オプション「HR: 個人名の表示」を「氏名」に設定します。

上書き

「本人情報」および「従業員情報」ページで、職階名と役職名は連結フレックスフィールド書式を使用して表示されます。必要に応じて、顧客上書きを使用して、職階名および役職名を表示するためのユーザー定義書式を構成できます。たとえば、名前の表示で使用するセグメント数を少なくできます。

上書きの詳細は、「国別仕様上書きと顧客上書き」を参照してください。

メニューおよび機能名

従業員またはマネージャのセルフ・サービス・メニューから、または構成した新規メニューからナビゲーションを使用できます。新規メニューに従業員情報機能を組み込む以外に、次に示す事前定義のサブメニューをそのまま追加してください。

サブメニューでは、Oracle Applications Frameworkのページ認証のみが提供されます。これらは、コピーまたは再作成する必要はありません。

注意: 人事担当者は拡張検索を使用して従業員情報を入力できます。拡張検索機能を「人事担当者」メニューに追加してください。

メニュー名 ユーザー・メニュー名 機能名
HR_EMPLOYEE_DIRECT_ACCESS_V4.0 従業員セルフ・サービス 本人情報
HR_LINE_MANAGER_ACCESS_V4.0 マネージャ・セルフ・サービス 従業員情報

注意: タブの順序は変更できませんが、標準のAOLメニュー除外機能を職責レベルで使用すると、タブの表示/非表示を切り替えることができます。本人情報表示サブ・タブ・メニュー(HR_EMP_VIEWS_SUB_TABS)または従業員情報表示サブ・タブ・メニュー(HR_MGR_VIEWS_SUB_TABS)に対して独自の変更を実行してください。タブ・リージョンまたはボタンを非表示にする方法は、「タブ・リージョンの構成」を参照してください。

関連項目: SSHR用メニューの定義

参照

リスト機能を使用可能にするには、次の参照でリストを使用可能にします。

参照 表示名
HR_MGRV_APPL_CONTEXT 情報表示アプリケーション・コンテキスト・スイッチャ

注意: また、ナビゲーション・ボタン「リストの管理」を「従業員情報」ページに対して使用可能にし、ナビゲーション・ボタン「リストに追加」を「単純検索結果」ページと「拡張検索結果」ページに対して使用可能にする必要もあります。

ワークフロー

適用不可

構成可能なヒントとインストラクション

次の表では、構成可能なヒントおよびインストラクションについて説明します。

本人情報

リージョン名 ヒント・タイプ メッセージ名
従業員ビュー インストラクション HR_EMPV_PAGE_INSTR
従業員履歴表 インストラクション HR_EMPV_EMP_TABINSTR
給与履歴表 インストラクション HR_EMPV_SAL_TABINSTR
業績履歴表 インストラクション HR_EMPV_PERF_TABINSTR
研修履歴表 インストラクション HR_EMPV_TRNG_TABINSTR
不就業履歴表 インストラクション HR_EMPV_ABS_TABINSTR
応募履歴表 インストラクション HR_EMPV_APPLN_TABINSTR

従業員情報

リージョン名 ヒント・タイプ メッセージ名
マネージャ・ビュー インストラクション HR_MGRV_PAGE_INSTR
研修履歴表 インストラクション HR_MGRV_TRNG_TABINST

構成可能なフレックスフィールド

次の表では、使用可能な構成可能フレックスフィールドについて説明します。

本人情報

リージョン名 フレックスフィールド名 メッセージ名
従業員履歴表 追加アサイメント詳細 PER_ASSIGNMENTS
従業員履歴表 追加勤続期間詳細 PER_PERIODS_OF_SERVICE
従業員履歴表 追加派遣期間詳細 PER_PERIODS_OF_PLACEMENT
従業員履歴表 追加給与管理詳細 PER_PAY_PROPOSALS
業績履歴表 追加情報のレビュー PER_PERFORMANCE_REVIEWS
業績履歴表 追加評価詳細 PER_APPRAISALS
不就業履歴表 追加不就業詳細 PER_ABSENCE_ATTENDANCES
応募履歴表 追加応募詳細 PER_APPLICATIONS
従業員ビュー 追加給与管理詳細 PER_PAY_PROPOSALS
従業員ビュー 提示コンポーネント追加情報 PER_PAY_PROPOSAL_COMPONENTS

従業員情報

リージョン名 フレックスフィールド名 メッセージ名
雇用詳細 追加アサイメント詳細 PER_ASSIGNMENTS
雇用詳細 追加勤続期間詳細 PER_PERIODS_OF_SERVICE
雇用詳細 追加派遣期間詳細 PER_PERIODS_OF_PLACEMENT
従業員履歴表 追加給与管理詳細 PER_PAY_PROPOSALS
従業員履歴表 追加勤続期間詳細 PER_PERFORMANCE_REVIEWS
従業員履歴表 追加派遣期間詳細 PER_APPRAISALS
給与詳細 追加給与管理詳細 PER_PAY_PROPOSALS
業績履歴表 追加情報のレビュー PER_ABSENCE_ATTENDANCES
業績履歴表 追加評価詳細 PER_APPLICATIONS
研修履歴表 追加受講者代表登録情報 OTA_DELEGATE_BOOKINGS
研修履歴表 OTA以外の追加研修履歴情報 OTA_NOTRING_HISTORIES
従業員履歴表 追加不就業詳細 PER_ABSENCE_ATTENDANCES
応募履歴表 追加応募詳細 PER_APPLICATIONS
応募履歴表 追加アサイメント詳細 PER_ASSIGNMENTS

構成可能なプロファイル・オプション

従業員情報では、管理者階層のかわりに職階階層を表示できます。

プロファイル・オプション

プロファイル 構成可能なレベル デフォルト
HR: 職階階層の表示 サイト Yes/No No
HR: ユーザー・パーソナライズ使用可能 すべて Yes/No No

「従業員情報」ビュー

「従業員情報」ビューには、従業員または就業者に関する詳細が表示されます。この情報は、役職や雇用契約に関連付ける必要はありません。

「従業員情報」ページには、フレックスフィールドとして定義した特定のフィールドが表示されます。また、国別識別子やビザ情報などのローカライズ・フィールドを表示する各国固有のセクションも表示できます。

「従業員情報」ビューに表示される情報はすべて、従業員または就業者の現在のレコードに関連する情報で、履歴情報は表示されません。

メニューおよび機能名

このモジュールは、次のメニューと機能からアクセスできます。

ユーザー・メニュー名 機能名
HR表示 HR表示

関連項目: ユーザー・アクセスおよびメニューの定義

ワークフロー

このモジュールのワークフロー詳細は、次のとおりです。

ワークフロー・プロセス表示名

適用不可

構成可能なワークフロー属性

適用不可

構成可能なヒントとインストラクション

適用不可

構成可能なフレックスフィールド

リージョン フレックス名 フレックス・コード
EPI 住所詳細リージョン 個人住所情報 住所体系
EPI 追加個人詳細 追加個人情報詳細 PER_PEOPLE
EPI 他の個人情報 他の個人情報 開発用個人付加フレックスフィールド

関連項目: フレックスフィールドの構成

構成可能なプロファイル・オプション

適用不可

「アサイメント詳細」ビュー

従業員または就業者のアサイメントでは、ビジネス・グループ内でのそのロールと給与が識別されます。アサイメントは、組織や給与など、多数のアサイメント・コンポーネントで構成されています。

「アサイメント詳細」ビューには、特定の従業員または就業者のアサイメント情報が表示されます。また、入社日やアサイメント番号などの追加関連情報も表示できます。複数アサイメントが使用可能な場合、人事担当者は、表示するアサイメント情報を選択できます。複数アサイメントが使用可能でない場合は、プライマリ・アサイメント情報が表示されます。

関連項目: 複数アサイメント

メニューおよび機能名

このモジュールは、次のメニューと機能からアクセスできます。

ユーザー・メニュー名 機能名
HR表示 従業員アサイメント詳細の表示

関連項目: ユーザー・アクセスおよびメニューの定義

ワークフロー

このモジュールのワークフロー詳細は、次のとおりです。

ワークフロー・プロセス表示名

適用不可

構成可能なワークフロー属性

適用不可

構成可能なヒントとインストラクション

適用不可

構成可能なフレックスフィールド

リージョン フレックス名 フレックス・コード
AD現行アサイメント・リージョン 役職フレックスフィールド JOB
AD現行アサイメント・リージョン 職階フレックスフィールド POS
AD現行アサイメント・リージョン 等級フレックスフィールド GRD
AD追加アサイメント詳細付加フレックス・リージョン 追加アサイメント詳細 PER_ASSIGNMENTS
ADアサイメント履歴詳細リージョン 役職フレックスフィールド JOB
ADアサイメント履歴詳細リージョン 職階フレックスフィールド POS
ADアサイメント履歴詳細リージョン 等級フレックスフィールド GRD
ADアサイメント法定情報 ソフトコード・キーフレックス SCL

関連項目: フレックスフィールドの構成

構成可能なプロファイル・オプション

適用不可

「報酬アクティビティ」ビュー

「報酬アクティビティ」ビューには、従業員の給与および福利厚生情報が表示されます。複数アサイメントが使用可能な場合、人事担当者は必要なアサイメントを選択できます。

関連項目: 複数アサイメント

注意: セルフ・サービスの従業員情報機能にも「給与」ビューが含まれていますが、このタブには、従業員の福利厚生に関する情報は含まれていません。

「報酬アクティビティ」ビューには、就業者の全エレメントが表示されます。ただし、エレメントが福利厚生プランにリンクされている(したがって、定義済のレートがある)場合は、レートのみが表示されます。

メニューおよび機能名

このモジュールは、次のメニューと機能からアクセスできます。

ユーザー・メニュー名 機能名
HR表示 従業員報酬アクティビティの表示

関連項目: ユーザー・アクセスおよびメニューの定義

ワークフロー

このモジュールのワークフロー詳細は、次のとおりです。

ワークフロー・プロセス表示名

適用不可

構成可能なワークフロー属性

適用不可

構成可能なヒントとインストラクション

適用不可

構成可能なフレックスフィールド

リージョン フレックス名 フレックス・コード
CA 勤務詳細リージョン 役職フレックスフィールド JOB
CA 勤務詳細リージョン 職階フレックスフィールド POS
CA 勤務詳細リージョン 等級フレックスフィールド GRD
CA 追加給与詳細付加フレックス・リージョン 追加給与管理詳細 PER_PAY_PROPOSALS

関連項目: フレックスフィールドの構成

構成可能なプロファイル・オプション

適用不可

「退職履歴」ビュー

従業員または就業者が退職する場合は、退職処理します。従業員または就業者に関する情報はシステムに残りますが、現在のアサイメントはすべて終了します。

「退職履歴」ビューには、従業員または就業者の退職履歴がすべて表示されます。契約が終了した就業者が引き続き再雇用された場合、アプリケーションは、その就業者が退職として表示されないように、ビューに表示される情報を更新します。

たとえば、就業者が2回以上再雇用された場合、その就業者のレコードには複数の退職情報が含まれる可能性があります。

注意: 再雇用された就業者の場合、SSHRアプリケーションでは最終退職日が表示されます。

メニューおよび機能名

このモジュールは、次のメニューと機能からアクセスできます。

ユーザー・メニュー名 機能名
HR表示 従業員退職履歴の表示

関連項目: ユーザー・アクセスおよびメニューの定義

ワークフロー

このモジュールのワークフロー詳細は、次のとおりです。

ワークフロー・プロセス表示名

適用不可

構成可能なワークフロー属性

適用不可

構成可能なヒントとインストラクション

適用不可

構成可能なフレックスフィールド

リージョン フレックス名 フレックス・コード
TH勤務詳細リージョン 役職フレックスフィールド JOB
TH勤務詳細リージョン 職階フレックスフィールド POS
TH勤務詳細リージョン 等級フレックスフィールド GRD
TH追加勤続期間付加フレックス・リージョン 追加勤続期間詳細 PER_PERIODS_OF_SERVICE
TH追加勤続期間情報付加フレックス・リージョン 追加勤続期間情報 PER_PDS_DEVELOPER_DF

関連項目: フレックスフィールドの構成

構成可能なプロファイル・オプション

適用不可

HR表示の検索機能

HR表示の第1の検索機能は、人事担当者が、(HRユーザー・セルフ・サービス職責を使用して)セルフ・サービスのメニューから「HR表示」オプションを選択すると表示されます。この時点で、検索できるのは就業者のみです。

HR表示の第2の検索機能は、人事担当者が就業者の検索を終了した時点で表示されます。この時点では、選択した就業者のデータを表示するか、または別の就業者を検索できます。

メニューおよび機能名

これらのモジュールは、次のメニューと機能からアクセスできます。

ユーザー・メニュー名 機能名
HRユーザー・セルフ・サービス(HR_USER_SELF_SERVICE_V4.0) HR個人検索初期画面の表示
HR表示メニュー(HR_VIEWS_MENU) HR個人検索表示

関連項目: ユーザー・アクセスおよびメニューの定義

ワークフロー

このモジュールのワークフロー詳細は、次のとおりです。

ワークフロー・プロセス表示名

適用不可

構成可能なワークフロー属性

適用不可

構成可能なヒントとインストラクション

適用不可

構成可能なフレックスフィールド

適用不可

構成可能なプロファイル・オプション

適用不可

ビュー: US連邦政府

情報概要

このトピックと関連リンクでは、「本人情報」および「従業員情報」ページの構成詳細を提供します。

本人情報および従業員情報

本人情報を使用すると、従業員は、自分自身の雇用詳細およびその他の関連詳細を表示できます。過去および現在のレコードを表示でき、福利厚生、研修、不就業および応募の領域では先日付の変更を表示できます。

従業員情報を使用すると、マネージャおよび人事担当者は、セキュリティ・アクセス範囲内の個人について、本人情報のユーザーが使用可能なレコードと同じレコードをレビューできます。

セルフ・サービス・アプリケーションでは、ユーザー定義の検索結果またはリスト機能から、選択した階層(管理者または職階)に従って情報が表示されます。マネージャは、拡張検索基準を使用して個人情報を検索し、その検索結果を後で使用するために保存しておくこともできます。

有効日を指定すると、特定の時点におけるレコードをレビューできます。

アプリケーションによって、次の複数のタブに情報がグループ化されます。

これらのタブの他に、パーソナライズ・フレームワークを使用すると、「研修」、「不就業」および「応募」のタブを表示できます。

本人情報および従業員情報では、Oracle Frameworkの機能が利用されています。本人情報および従業員情報は、選択したデータ項目のみが従業員およびマネージャに表示されるように構成できます。フレームワーク・パーソナライズを使用すると、マネージャ用の有効日の有効化、データ項目の名前変更、列の名前変更、不要項目の非表示化、提供されている非表示項目の表示、画面タブの削除およびデータ項目または列の順序変更を実行できます。

関連項目: 本人情報および従業員情報

本人情報および従業員情報

本人情報を使用すると、従業員と派遣就業者は、自分自身の雇用詳細およびその他の関連詳細を表示できます。

従業員情報を使用すると、マネージャおよび人事担当者は、セキュリティ・アクセス範囲内の個人の雇用詳細およびその他の関連詳細を表示できます。個人情報の詳細は、階層、検索結果または「リスト」ビューから表示できます。

注意: アサイメント・レベルのセキュリティを使用している場合は、終了アサイメントまたは失効アサイメントにはアクセスできません。

関連項目: 『Oracle HRMSユーザーズ・ガイド(日本仕様)』のアサイメント・レベルのセキュリティに関する説明

階層表示には通常、管理者階層が使用されますが、必要に応じて職階ベースの階層を表示できます。

関連項目: 『Oracle HRMSユーザーズ・ガイド(日本仕様)』の入力プロセスに関する説明

パーソナライズ

パーソナライズを使用して、ユーザーが利用できるようにする必要がある機能、情報および制御のみを使用可能にします。たとえば、「要約」ビューと「詳細」ビューで、選択した列ヘッダーのみを表示できます。

従業員情報に固有の次のパーソナライズについて検討してください。

「マネージャ処理」アイコンの有効化

マネージャ処理にナビゲートでき、「従業員情報」、「リスト」または「拡張検索」ページにリストされている従業員に対するセルフ・サービス処理を開始できます。これを実現するには、「処理」アイコンを使用可能にします。従業員タイプ(EMPまたはCWK)によって、マネージャ処理機能にナビゲートするか、派遣就業者マネージャ処理機能にナビゲートするかが決まります。「処理」アイコンは次のページで使用可能にできます。

関連項目: パーソナライズ・フレームワーク

関連項目: Webページの構成

関連項目: 『OA Framework Personalization and Extensibility Guide』(Metalinkから入手可能)

従業員情報および本人情報

従業員情報および本人情報のメイン・ページには、複数のカテゴリの情報が次のサブ・タブにグループ化されて表示されます。

「研修」、「不就業」および「応募」タブは、デフォルトでは非表示です。「メニュー」ウィンドウで「付与」チェック・ボックスの選択を解除すると、タブをグローバルに非表示にできます。オプションで、メニュー除外を指定すると、職責レベルでタブを非表示にできます。後述の「メニューおよび機能名」を参照してください。

各タブに対する「処理」アイコンを使用可能にするには、「パーソナライズ・ページ」リンクをクリックします。デフォルトのページ範囲「Oracle Self Service Human Resources: 従業員情報」を適用します。

例として「雇用」タブを使用して、次のノードをナビゲートします。

各タブについて、検索結果またはリストから選択した個人情報を表示したときに「処理」アイコンを使用可能にするには、「問合せ」の下の子ノードをナビゲートします。

各タブについて、「問合せ」の横(「スタック・レイアウト」の下)にある兄弟ノードによって職階階層および管理者階層に対する「処理」アイコンが使用可能になります。「スタック・レイアウト」の下にある次のノードをナビゲートします。

機能、事業所、サイト、組織または職責レベルで「処理」アイコンを使用可能にするには、「パーソナライズ」アイコンをクリックして、レベルに対応するレンダリング・フィールドの値を設定します。

残りのタブについて、同様の方法で前述のステップを繰り返します。

注意: 前述のように、「ページ: プリフィクス」を使用して範囲を選択してページ・レベルでパーソナライズすると、パーソナライズはそのページにのみ適用されます。複数のページに共有リージョンが表示される場合があります。「共有リージョン: プリフィクス」(「クイック検索」など)を使用して範囲を選択した場合、変更内容は、その共有リージョンを使用する全ページのリージョンの全インスタンスに伝播されます。

リスト

「リスト」ページをパーソナライズするには、「リストの管理」リンクをクリックして「リスト」ページを表示します。「パーソナライズ・コンテキストの選択」ページで範囲を「共有リージョン: リスト」に設定します。次のノードをナビゲートします。

「リストの管理」リンクを使用可能にする方法は、後述の「リストの有効化」を参照してください。

単純検索

「単純検索」ページをパーソナライズするには、「クイック検索」フィールドにテキストを入力し、「実行」をクリックしてページを表示します。基本検索のパーソナライズのリンクをクリックし、デフォルト範囲の「リージョン: 基本検索」をそのまま使用します。次のノードをナビゲートします。

拡張検索

「拡張検索」ページをパーソナライズするには、「拡張検索」リンクをクリックしてページを表示します。拡張検索のパーソナライズのリンクをクリックし、デフォルト範囲の「リージョン: 拡張検索」をそのまま使用します。次のノードをナビゲートします。

有効日の有効化

「有効日」フィールドを使用可能にすると、「階層」ビューまたは「リスト」ビューにその時点のスナップショット・ビューを表示できます。

これを実現するには、有効日と表示方法のパーソナライズのリンクをクリックし、デフォルト範囲の「リージョン: 有効日と表示方法」をそのまま使用します。「有効日」フィールドと「実行」ボタンを使用可能にするには、次のノードをナビゲートします。

リストの有効化

リスト機能を有効化するには、リスト・エントリをコンテキスト・スイッチャに追加します。後述の「参照」を参照してください。

「リストの管理」ページでは、リスト・メンバーを表示または削除できます。「従業員情報」または「基本検索」ページで「リストの管理」リンクを使用可能にするには、「パーソナライズ・ページ」リンクを使用します。次のノードをナビゲートします。

「リストに追加」ボタンを使用すると、選択した個人情報をリストに追加できます。「基本検索」または「拡張検索」ページで「リストに追加」ボタンを使用可能にするには、「パーソナライズ・ページ」リンクを使用します。「基本検索」ページから次のノードをナビゲートします。

「拡張検索」ページから次のノードをナビゲートします。

検索フィルタの有効化

名前検索をフィルタ処理するには、「従業員情報」ページ、「基本検索」ページまたは「リスト」ページで、「名」、「姓」または「氏名」の検索フィルタ・リストを使用可能にします。リストを使用可能にしない場合、ユーザーには「名前」ラベルと「検索」フィールドのみが表示され、デフォルト・フィルタは姓になります。次のノードをナビゲートします。

名前書式

「本人情報」および「従業員情報」ページでは、名前はデフォルトで要約の形式で表示されます。従業員または就業者の氏名を表示する場合は、プロファイル・オプション「HR: 個人名の表示」を「氏名」に設定します。

エンド・ユーザー・パーソナライズ

エンド・ユーザー・パーソナライズはデフォルトでは使用不可です。使用可能にするには、プロファイル「HR: ユーザー・パーソナライズ使用可能」を「Yes」に設定します。

エンド・ユーザー・パーソナライズは、導入担当者パーソナライズと同じではありません。エンド・ユーザー・パーソナライズでは、ユーザーが列を非表示にしたり各タブのデータをフィルタ処理して、独自のデータ・ビューを作成できます。OAフレームワーク・テクノロジを使用してこの機能を使用可能にすると、ユーザーは導入担当者が使用不可にした項目を使用可能にできます。

上書き

「本人情報」および「従業員情報」ページで、職階名と役職名は連結フレックスフィールド書式を使用して表示されます。

上書きの詳細は、「国別仕様上書きと顧客上書き」を参照してください。

メニューおよび機能名

従業員またはマネージャのセルフ・サービス・メニューから、または構成した新規メニューからナビゲーションを使用できます。新規メニューに従業員情報機能を組み込む以外に、次に示す事前定義のサブメニューをそのまま追加してください。

サブメニューでは、Oracle Applications Frameworkのページ認証のみが提供されます。これらは、コピーまたは再作成する必要はありません。

注意: 人事担当者は拡張検索を使用して従業員情報を入力できます。拡張検索機能を「人事担当者」メニューに追加してください。

メニュー名 ユーザー・メニュー名 機能名 デフォルト・プロンプト
GHR_EMPLOYEE_DIRECT_ACCESS 連邦政府従業員セルフ・サービス 本人情報 本人情報
GHR_EMPLOYEE_DIRECT_ACCESS 連邦政府従業員セルフ・サービス SS福利厚生登録 - 連邦政府 福利厚生
GHR_LINE_MANAGER_ACCESS 連邦マネージャ・セルフサービス 従業員情報 従業員情報

注意: タブの順序は変更できませんが、標準のAOLメニュー除外機能を職責レベルで使用すると、タブの表示/非表示を切り替えることができます。本人情報表示サブ・タブ・メニュー(GHR_EMP_VIEWS_SUB_TABS)または従業員情報表示サブ・タブ・メニュー(GHR_MGR_VIEWS_SUB_TABS)に対して独自の変更を実行してください。タブ・リージョンまたはボタンを非表示にする方法は、「タブ・リージョンの構成」を参照してください。

関連項目: SSHR用メニューの定義

参照

リスト機能を使用可能にするには、次の参照でリストを使用可能にします。

参照 表示名
HR_MGRV_APPL_CONTEXT 情報表示アプリケーション・コンテキスト・スイッチャ

注意: また、ナビゲーション・ボタン「リストの管理」を「従業員情報」ページに対して使用可能にし、ナビゲーション・ボタン「リストに追加」を「単純検索結果」ページと「拡張検索結果」ページに対して使用可能にする必要もあります。

ワークフロー

適用不可

構成可能なヒントとインストラクション

次の表では、構成可能なヒントおよびインストラクションについて説明します。

本人情報

リージョン名 ヒント・タイプ メッセージ名
従業員ビュー インストラクション HR_EMPV_PAGE_INSTR
従業員履歴表 インストラクション HR_EMPV_EMP_TABINSTR
職階履歴表 インストラクション HR_EMPV_SAL_TABINSTR
個人履歴表 インストラクション GHR_EMPV_POS_TABINSTR
給与履歴表 インストラクション HR_EMPV_SAL_TABINSTR
福利厚生履歴表 インストラクション GHR_EMPV_BEN_TABINSTR
取得項目および賞与履歴表 インストラクション GHR_EMPV_AWRD_TABINSTR
業績履歴表 インストラクション HR_EMPV_PERF_TABINSTR
人事処理履歴表 インストラクション GHR_EMPV_PA_TABINSTR
研修履歴表 インストラクション HR_EMPV_TRNG_TABINSTR
不就業履歴表 インストラクション HR_EMPV_ABS_TABINSTR
応募履歴表 インストラクション HR_EMPV_APPLN_TABINSTR

従業員情報

リージョン名 ヒント・タイプ メッセージ名
マネージャ・ビュー インストラクション HR_MGRV_PAGE_INSTR
取得項目および賞与履歴表 インストラクション GHR_MGRV_AWRD_TABINST
人事処理履歴表 インストラクション GHR_MGRV_PA_TABINST
職階履歴表 インストラクション GHR_MGRV_POS_TABINST
個人履歴表 インストラクション GHR_MGRV_PRSNL_TABINSTR
研修履歴表 インストラクション HR_MGRV_TRNG_TABINST

構成可能なフレックスフィールド

次の表では、使用可能な構成可能フレックスフィールドについて説明します。

本人情報

リージョン名 フレックスフィールド名 メッセージ名
不就業履歴表 追加不就業詳細 PER_ABSENCE_ATTENDANCES
応募履歴表 追加応募詳細 PER_APPLICATIONS

従業員情報

リージョン名 フレックスフィールド名 メッセージ名
研修履歴表 追加受講者代表登録情報 OTA_DELEGATE_BOOKINGS
研修履歴表 OTA以外の追加研修履歴情報 OTA_NOTRING_HISTORIES
応募履歴表 追加応募詳細 PER_APPLICATIONS
応募履歴表 追加アサイメント詳細 PER_ASSIGNMENTS

構成可能なプロファイル・オプション

従業員情報では、管理者階層のかわりに職階階層を表示できます。

プロファイル・オプション

プロファイル 構成可能なレベル デフォルト
HR: 職階階層の表示 サイト Yes/No No
HR: ユーザー・パーソナライズ使用可能 すべて Yes/No No

採用

応募

従業員および派遣就業者は、応募モジュールを使用してジョブをオンラインで検索し、応募できます。

このモジュールでは、次の処理を実行できます。

応募情報の表示

応募者は、本人情報モジュールを使用して、自分自身の応募を表示し、追跡できます。現在、応募者が表示できるのは、自分自身のビジネス・グループ内の必要要員に関する応募のみです。

関連項目: 本人情報および従業員情報

応募に対するマネージャ・アクセス

マネージャは、従業員情報モジュールを使用して、直接レポートの応募を参照できます。

マネージャは、オラクル人事管理システムの「応募者の一括更新」ウィンドウを使用して応募を処理できます。必要要員に対する応募を表示するには、セキュリティ・プロファイルを通じてその情報にアクセスできる必要があります。

関連項目: 『Oracle HRMSユーザーズ・ガイド(日本仕様)』のグループごとの応募者アサイメントの更新に関する説明

関連項目: 『Oracle HRMSユーザーズ・ガイド(日本仕様)』の応募者の採用(「個人情報」ウィンドウおよび「応募」ウィンドウ)に関する説明

関連項目: 派遣就業者の採用、派遣または配置プロセス

メニューおよび機能名

応募機能(HR_APPLY_FOR_JOB_SS)は、派遣就業者個人処理、「派遣就業者セルフ・サービス」、「個人の処理」および「従業員セルフ・サービス」メニューの一部です。

ワークフロー

適用不可

構成可能なヒントとインストラクション

次の表では、構成可能なヒントおよびインストラクションについて説明します。

「有効ジョブ」ページ
リージョン名 ヒント・タイプ メッセージ名
検索 インストラクション IRC_CUST_APL_JOB_SCH_INSTRUCTS
「応募詳細の入力」ページ
リージョン名 ヒント・タイプ メッセージ名
ページ・レベル インストラクション IRC_412188_UPLOAD_RESUME_APPLY

フレックスフィールド

次の表にフレックスフィールドを示します。

「応募詳細の入力」ページ
リージョン名 内部名 フレックスフィールド名 フレックスフィールド・コード
基本詳細 PersDetsFlexField 追加個人情報詳細 PER_PEOPLE
基本詳細 PersonDeveloper
Flex
他の個人情報 開発用個人付加フレックスフィールド
基本詳細 Notification PreferencesFlex 追加通知作業環境詳細 IRC_NOTIFICATION_PREFERENCES

注意: システム管理者は、パーソナライズ・フレームワークを使用すると、非表示のフィールドまたはフレックスフィールド・セグメントを「基本詳細」リージョンに表示できます。ただし、これらは読取り専用です。応募者は、このページを使用して基本情報を更新することはできません。

派遣就業者の採用、派遣または配置プロセス

SSHRのワークフロー・プロセスである派遣就業者の採用、派遣または配置プロセスを使用すると、新規従業員または派遣就業者に関する情報を入力できます。また、ステータス「受諾」の応募者アサイメントを設定してある個人を採用できます。

これらのプロセスでは、従業員の採用または派遣就業者の雇用ができますが、特定のビジネス・ニーズにあわせてこれらのプロセスを構成する場合は、次に示すモジュールをプロセスにチェーン化できます。

チェーン・プロセスを作成するときは、「採用詳細」、応募者検索または「派遣就業者の配置」ページが最初のページであり、その後に「個人情報」ページが続く必要があります。次に、「個人その他情報タイプ」、「アサイメントのその他情報タイプ」または「アサイメント」ページを追加できます。この後に、残りのページを追加できます。

次の表に、提供されているチェーン・プロセスのリスト、およびチェーン・プロセスに組み込まれているモジュールを示します。

採用チェーン・プロセス
チェーン・プロセス 含まれるモジュール
採用または派遣 個人情報、アサイメント、従業員または派遣就業者の支払、マネージャの変更
派遣就業者の配置 個人情報、アサイメント、従業員または派遣就業者の支払、マネージャの変更
フランス・採用 個人情報、アサイメント、その他の雇用情報、勤務スケジュール、アサイメントのその他情報タイプ、従業員または派遣就業者の支払

注意: これらのプロセスは、機能レベルのパーソナライズとともに提供されています。独自の変更を加えるためにこれらのプロセスをコピーすると、提供されているパーソナライズは失われます。

関連項目: 機能レベルのパーソナライズ

応募者検索

応募者を採用するとき、「応募者の検索」ページに表示される結果は、セキュリティ・プロファイルに従って制限されます。さらに、現在または先日付で企業の従業員でもある応募者も、SSHRの「応募者の検索」ページから除外されます。

個人の重複チェック

新しい個人レコードを入力するとき、「HR: 複数ビジネス・グループ間」プロファイル・オプションを「Yes」に設定している場合は、入力している個人にすでに既存レコードが存在するかどうかがチェックされます。

詳細は、『Oracle HRMSユーザーズ・ガイド(日本仕様)』のグローバル企業の個人情報に関する説明を参照してください。

既存のレコードが検出された場合は、一致する可能性のある個人のリストが「潜在的個人情報の重複」ページに表示されます。次のいずれかの処理を実行できます。

メニューおよび機能名

これらのプロセスは、次のメニューと機能からアクセスできます。

ユーザー・メニュー名 機能名
マネージャ・セルフ・サービス 採用
マネージャ・セルフ・サービス 応募者採用
マネージャ・セルフ・サービス 派遣就業者の配置
マネージャ・セルフ・サービス フランス・採用
マネージャ・セルフ・サービス フランス・応募者採用

関連項目: ユーザー・アクセスおよびメニューの定義

ワークフロー

このモジュールのワークフロー詳細は、次のとおりです。

ワークフロー・プロセス表示名

採用または派遣

フランス・採用

構成可能なワークフロー属性

使用可能な構成可能ワークフロー属性の詳細は、プロセスに含まれている各モジュールに関するトピックを参照してください。

構成可能なヒントとインストラクション

応募者の採用検索ページ

リージョン ヒント・タイプ メッセージ名
応募者リスト ロング・メッセージ HR_GENERIC_PENDING_INST_SS
応募者の登録 インストラクション HR_INST_SEARCH_HIRE_APPLICANT
応募者の登録 インストラクション HR_INST_SEARCH_APPLICANT
応募者の登録 インストラクション HR_INST_APPLICANT_HIRE

関連項目: Webページへのインストラクションの追加

構成可能なフレックスフィールド

リージョン フレックス名 フレックス・コード
基本詳細 名称入力の更新 hrpersondevdfflex 開発用個人付加フレックスフィールド
基本詳細 その他入力の更新 hrpersondevdfflex 開発用個人付加フレックスフィールド
基本詳細 その他入力の更新 個人詳細フレックスフィールドの追加 PER_PEOPLE
新規採用 メイン住所 hraddressflex 住所体系
新規採用 メイン住所 hraddtladdressflex PER_ADDRESSES

構成可能なプロファイル・オプション

プロファイル 構成可能なレベル デフォルト
HR: 複数ビジネス・グループ間 サイト、職責 Yes/No No
HR: データ変更の伝播 サイト Yes/No No
HR: セルフ・サービス採用および派遣デフォルト値 サイト、アプリケーション、職責、ユーザー Yes/No Yes
HR: 基本給必須 サイト Yes/No NULL

HR: 複数ビジネス・グループ間

「応募者の検索」ページで、自分自身のビジネス・グループ以外のビジネス・グループの個人情報を検索できるかどうかを指定します。

HR: データ変更の伝播

このプロファイル・オプションを使用して、ある個人に対して複数のレコードが存在する場合(たとえば、2つの異なる国にローカル・レコードが存在する場合)の個人レコードの同期化を制御します。

あるビジネス・グループで行われた変更がすべてのビジネス・グループにわたって伝播されるようにする場合は、このプロファイル・オプションを「Yes」に設定します。

注意: セキュリティ・プロファイルで更新が許可されているビジネス・グループに対してのみ、変更を伝播できます。

詳細は、『Oracle HRMSユーザーズ・ガイド(日本仕様)』の個人レコードの同期化に関する説明を参照してください。

HR: セルフ・サービス採用および派遣デフォルト値

新規個人レコードの各値をデフォルトで設定するかどうかを指定します。

採用または派遣機能の場合、このプロファイルを「Yes」に設定すると、ログインした個人のシステム日付時点のプライマリ・アサイメントに基づいて組織の値がデフォルト設定されます。また、次に示す値もデフォルト設定されますが、これらは派遣就業者の配置には適用されません。

新規個人の管理者は、ログインした個人にデフォルト設定されます。

採用および応募者採用の場合、このプロファイルによって、Personタイプのデフォルト設定も制御されます。

HR: 基本給必須

関連項目: 支給レート

詳細は、『Oracle HRMSユーザーズ・ガイド(日本仕様)』のユーザー・プロファイルに関する説明を参照してください。

その他の構成手順

警告: 採用または派遣機能では、「支給レート」ページのレンダリングに、lookup_type 'PROPOSAL_REASON'の下でコード'NEWH'が使用されます。このコードは、コードの無効化や採用または派遣プロセスを実行しているローカライズの無効化によって構成しないでください。このような処理を実行すると、採用機能が動作しなくなります。