Oracle Self-Service Human Resourcesセルフ・サービス機能実装ガイド リリース11i B25738-01 | ![]() 目次 | ![]() 戻る | ![]() 次へ |
SSHRでは、報酬と福利厚生管理に関する次の領域でセルフ・サービス機能を提供しています。
休暇および不就業管理
報酬および取得項目管理(福利厚生登録、報酬ワークベンチ、報酬ディストリビューション)
この章では、これらの領域で使用可能なセルフ・サービス機能について説明し、機能および各機能の構成オプションに関する情報を提供します。
登録できます。セルフ・サービス福利厚生登録の機能を使用すると、ユーザー自身を適格な福利厚生プログラムに登録できます。マネージャの場合は、従業員または派遣就業者を福利厚生プログラムに登録できます。
セルフ・サービス福利厚生では、1つ以上のフレックスまたは非フレックス・プログラムに対して、オープン登録、無制限登録、ライフ・イベント登録など、様々な登録タイプをサポートしています。
ユーザーがセルフ・サービス福利厚生にログインすると、適格性が判断されます。ユーザーがその時点で福利厚生を変更できる場合は、福利厚生登録概要ページが表示されます。ユーザーがその時点で福利厚生を変更できない場合は、現行福利厚生概要ページが表示されます。
はい。引き続きPUIの福利厚生機能を使用して、福利厚生プランおよび福利厚生プログラムを作成します。セルフ・サービス・インタフェースを使用して、福利厚生関連情報(扶養家族情報や個人情報など)を更新できます。この情報は、標準のApplication Program Interface(API)を使用して、Oracle Applicationsのデータベース表に格納されます。
追加できます。セルフ・サービス機能を使用して扶養家族および家族を追加、削除または更新できます。
該当する場合は、PCPデータベースのWebベースの検索を使用して主治医(PCP)を検索できるようにセルフ・サービス福利厚生を構成できます。あるいは、主治医を入力する自由形式のテキスト・フィールドを設定できます。
SSHRには、報酬ディストリビューションと呼ばれるモジュールが組み込まれており、報奨金や賞与を適格な従業員に付与できます。また、不就業管理にも対応しているため、従業員は、不就業管理機能を使用してセルフ・サービス・インタフェースで不就業関連情報を入力できます。
アクセスできます。報酬ワークベンチは、提供されている「マネージャ・セルフ・サービス」メニューから使用できます。マネージャは、この報酬ワークベンチを使用して報酬を判断し、配分することができます。
セルフ・サービス福利厚生What-Ifを使用できるのは、人事担当者、マネージャおよび従業員です。マネージャは、このセルフ・サービス福利厚生What-Ifを使用し、個人の人事管理レコードに対する変更案に基づいて、従業員の福利厚生の選択可能性をセキュリティ・グループ内でモデル化できます。従業員は、このセルフ・サービス福利厚生What-Ifを使用し、選択肢、プランまたはオプションの登録レートに基づいて、福利厚生に対する変更をモデル化できます。
セルフ・サービス福利厚生What-Ifを使用すると、実際に変更を行う前に、個人の人事管理レコードに対する変更案に基づいて、福利厚生の選択可能性をモデル化できます。選択可能性をモデル化すると、変更内容はデータベースに保存されないため、データを手動で保存せずに様々な選択可能性シナリオを表示できます。
マネージャは、セルフ・サービス福利厚生What-Ifを使用し、個人の人事管理レコードに対する変更案に基づいて、従業員の福利厚生の選択可能性をセキュリティ・グループ内でモデル化できます。従業員は、セルフ・サービス福利厚生What-Ifを使用し、選択肢、プランまたはオプションの登録レートに基づいて、福利厚生に対する変更をモデル化できます。
従業員またはマネージャは、不就業モジュールを使用して不就業関連情報をSSHRに入力できます。複数の不就業を要求し、その内容を要約形式で表示できます。また、今までに取得した不就業の履歴を確認し、有給休暇バランスを表示できます。予定不就業要求(不就業取得前)または確定済要求(不就業完了後または不就業開始前に不就業日が終了した場合)を発行できます。
マネージャまたは従業員は、不就業日の変更や不就業の確認などの不就業要求を更新できます。承認を受けるために予定、確認および更新された要求を発行できます。承認が保留されている場合、その要求は更新できません。
従業員または他の従業員のマネージャは、有給休暇を表示できます。
関連項目: SSHRでの有給休暇バランスの表示
不就業管理の詳細は、『Oracle HRMSユーザーズ・ガイド(日本仕様)』の不就業管理およびPTO有給休暇に関する説明を参照してください。
このモジュールは、次のメニューと機能からアクセスできます。
ユーザー・メニュー名 | 機能名 |
---|---|
休暇 | 休暇 |
このモジュールのワークフロー詳細は、次のとおりです。
休暇
適用不可
リージョン | ヒント・タイプ | メッセージ名 |
---|---|---|
不就業要約 | インストラクション | HR_INST_LOA_SUMMARY |
リージョン | ヒント・タイプ | メッセージ名 |
---|---|---|
休暇の作成メイン | インストラクション | HR_INST_LOA_CREATE |
不就業詳細 | インストラクション | HR_INST_LOA_CREATE_DETAILS |
リージョン | ヒント・タイプ | メッセージ名 |
---|---|---|
更新メイン | インストラクション | HR_INST_LOA_UPDATE |
更新詳細 | インストラクション | HR_INST_LOA_UPDATE_DETAILS |
リージョン | ヒント・タイプ | メッセージ名 |
---|---|---|
日付の確認メイン | インストラクション | HR_INST_LOA_RETURN |
日付詳細の確認 | インストラクション | HR_INST_LOA_RETURN_DETAILS |
関連項目: ヒントおよびメッセージの構成
リージョン | フレックス名 | フレックス・コード |
---|---|---|
追加不就業詳細 | 追加不就業詳細 | PER_ABSENCE_ATTENDANCES |
他の不就業詳細 | 追加不就業詳細情報 | PER_ABS_DEVELOPER_DF |
リージョン | フレックス名 | フレックス・コード |
---|---|---|
追加不就業詳細 | 追加不就業詳細 | PER_ABSENCE_ATTENDANCES |
他の不就業詳細 | 追加不就業詳細情報 | PER_ABS_DEVELOPER_DF |
リージョン | フレックス名 | フレックス・コード |
---|---|---|
追加不就業詳細 | 追加不就業詳細 | PER_ABSENCE_ATTENDANCES |
他の不就業詳細 | 追加不就業詳細情報 | PER_ABS_DEVELOPER_DF |
リージョン | フレックス名 | フレックス・コード |
---|---|---|
追加不就業詳細 | 追加不就業詳細 | PER_ABSENCE_ATTENDANCES |
他の不就業詳細 | 追加不就業詳細情報 | PER_ABS_DEVELOPER_DF |
関連項目: フレックスフィールドの構成
プロファイル | 構成可能なレベル | 値 | デフォルト値 |
---|---|---|---|
HR: ユーザーに表示される有給休暇付与プランのエレメント・セット | すべて | すべてのエレメント・セット | NULL |
「休暇」ページに有給休暇バランスを表示するには、必要なエレメント・セットを適切なレベルでプロファイル「HR: ユーザーに表示される有給休暇付与プランのエレメント・セット」に結び付けます。
従業員およびマネージャは、SSHRを使用して各自のまたは対象となる従業員グループの有給休暇バランスを表示できます。Self-Service HRの「休暇」ページの「有給休暇バランスの表示」リージョンには、有効日時点での個人の有給休暇バランスが表示されます。
次の手順に従うと、SSHRの「休暇」ページに適切な有給休暇バランスを表示できます。
組織の要件を満たす有給休暇付与プランを設定します。
「休暇」ページに表示する有給休暇バランスおよび対応する有給休暇付与プランを決定します。
関連項目: 『Oracle HRMSユーザーズ・ガイド(日本仕様)』のPTO有給休暇付与プランの設定に関する説明
これらの有給休暇付与プランに対応するエレメントを含んだエレメント・セットを定義します。
関連項目: 『Oracle HRMSユーザーズ・ガイド(日本仕様)』のエレメントまたは分配セットの定義に関する説明
このエレメント・セットを、適切なレベルでプロファイル「HR: ユーザーに表示される有給休暇付与プランのエレメント・セット」に結び付けます。
関連項目: 『Oracle Applicationsシステム管理者ガイド』のユーザー・プロファイル・オプションによる作業環境の定義に関する説明
これで、SSHRの「休暇」ページを使用して、適切な従業員の有給休暇バランスを表示できます。
関連項目: 不就業
セルフ・サービス福利厚生では、1つ以上のフレックスまたは非フレックス・プログラムに対して、オープン登録、無制限登録、ライフ・イベント登録など、様々な登録タイプをサポートしています。
セルフ・サービス福利厚生Webページにある登録選択肢、価格およびその他の情報は、プラン設計のルールを使用してOracle Applicationsのデータベース表から導出されます。更新された情報は、標準のApplication Program Interface(API)を使用してOracle Applicationsのデータベース表に格納されます。
セルフ・サービス福利厚生では、プランとオプションの登録がプログラムでサポートされます。プログラムにないすべてのプラン(貯蓄プラン、従業員株式購買プラン(ESPP)、401(k)プランなど)に加入者を登録するには、Oracleの専門ユーザー・インタフェースまたはセルフ・サービスの報酬ディストリビューションWebページを使用します。
セルフ・サービス福利厚生では、従業員は次のことを実行できます。
現在および将来の福利厚生プログラムの登録および過去2年以内の登録(最大10件)のレビュー
福利厚生の選択
超過フレックス・クレジットの分配(Oracle Advanced Benefits)
家族情報の追加、更新またはレビュー
注意: セルフ・サービス・インタフェースを使用して入力される家族情報と、専門ユーザー・インタフェースを使用して入力される個人連絡先データは、同じ表を共有します。Self-Service HRMSまたは専門ユーザー・インタフェースで入力または更新されるデータは、両方のインタフェースに反映されます。
扶養家族の追加、更新または削除
注意: セルフ・サービスでは、扶養家族および受取人について、「連絡先」ウィンドウの「親族等」チェック・ボックスが選択されている必要があります。
受取人の追加、更新または削除
従業員が組織受取人を選択できるのは、管理者が専門ユーザー・インタフェースを使用して福利厚生組織を入力し、プラン登録要件の「受取人として組織を指定」チェック・ボックスを選択した場合です。
主治医の検索および選択
一時的加入者IDカードの印刷
登録確認明細の印刷
導入時には、セルフ・サービス福利厚生に事前定義されている「法的免責条項」ページを表示するように選択できます。この場合、セルフ・サービス・ユーザーは、福利厚生に登録する前に「法的免責条項」ページの条項を確認し、同意する必要があります。これらの条項に同意しないと、ユーザーは福利厚生に登録できません。
「法的免責条項」ページのインストラクション・テキストは、「連絡タイプ使用」ウィンドウの「セルフ・サービス・インストラクション・テキスト」フィールドで入力できます。これは、セルフ・サービス福利厚生を設定する際に指定できる1回かぎりのプロセスです。免責条項のテキストには、太字や字下げなどの書式を制御するHTMLタグも挿入できます。
Oracle Workflow Builderを構成することで、加入者が「主治医」ページ以外のセルフ・サービス福利厚生登録Webページを更新する都度、人事担当者に通知を送信できます。この通知には、次の情報が記載され、加入者の「確認」ページへの直接アクセスが提供されます。ただし、ワークフロー承認プロセスへのリンクはありません。
従業員名
社会保障番号または国別識別子
ライフ・イベント名
登録期間
選択した福利厚生プランおよびオプション
補償扶養家族リスト
加入者が登録更新を完了すると、保守しているワークリストまたはグループに通知が送信されます。「確認」ページが表示される前に加入者がブラウザ・ウィンドウを閉じた場合は、最初の登録変更から1時間以内に通知が送信されます。
必要な場合は、登録を手動で上書きするか、加入者に連絡して選択内容を修正して再発行できます。
関連項目: 『Oracle Self-Service Human Resourcesセルフ・サービス機能実装ガイド』のセルフ・サービス・ワークフローに関する説明
セルフ・サービスの各ページには、デフォルトで非表示のフィールドがいくつかあります。これらのフィールドのうち、次のフィールドは表示するように選択できます。
特定の登録に対する補償範囲開始日および終了日
垂直表示プラン・タイプに対する複数レートを表示するための、原価2(課税後)、原価3(課税対象)および原価4(その他)の各列
「主治医検索」ページの医師グループおよび病院
氏名
非表示フィールドと表示できるリージョンの詳細は、「福利厚生登録」を参照してください。
セルフ・サービス福利厚生では、次の付加フレックスフィールドを入力できます。
追加福利厚生加入者登録結果F詳細(BEN_PRTT_ENRT_RSLT_F)
このフレックスフィールド・データは「福利厚生情報」ページで入力します。このページは、フレックスフィールドが設定され、グローバル・セグメントまたは選択したプラン・タイプに定義されているセグメントがある場合、「福利厚生選択」ページの後に表示されます。
追加続柄詳細(PER_CONTACTS)
このフレックスフィールド・データは、家族追加ページの「その他」リージョンで入力します。このフレックスフィールド・データは、SSHRの個人情報モジュールで表示または入力することもできます。
他の個人情報(開発用個人DF)
このフレックスフィールド・データは、家族追加ページの「氏名および続柄」リージョンで入力します。
「他の個人情報」または追加続柄詳細フレックスフィールドを設定した場合は、パーソナライズ・フレームワークを使用して、セルフ・サービスの一部またはすべてのセグメントを表示するように選択できます。「フレックスフィールドの構成」を参照してください。
このフレックスフィールドを定義して確定すると、追加福利厚生加入者登録結果F詳細フレックスフィールドが自動的に表示されます。フレックスフィールドを確定または確定を解除した後は、変更内容が確実に表示されるようにApacheサーバーを起動する必要があります。
追加福利厚生加入者登録結果F詳細フレックスフィールドは、特定の報酬オブジェクトの登録に対してのみ表示できます。たとえば、補足の生命保険プランの加入者には、前年の手数料情報を表示し、グループ保険料率の計算に使用する手数料情報は非表示にできます。
フレックスフィールドを報酬オブジェクトと区別して表示するには、BG_ID_PL_TYP_IDに基づいてフレックスフィールドのコンテキストを定義する必要があります。ユーザーにコンテキスト・ポップリストを表示しない場合は、「付加フレックスフィールド・セグメント」ウィンドウで、「表示」チェック・ボックスの選択を解除します。コンテキストに対して定義した値セットでコンテキストを制限しないかぎり、このリストにはフレックスフィールドのすべてのコンテキスト(他のビジネス・グループのコンテキストも)が表示されます。
付加フレックスフィールドに確定セグメントはあるが、グローバル・セグメントが未定義で、選択したプラン・タイプにセグメントが定義されていない場合、登録チェーンでは「福利厚生情報」ページが表示されますが、このプラン・タイプに関連するリージョンは表示されません。セルフ・サービスに対して定義した新しいコンテキストが、フレックスフィールドに設定されている既存のデータに影響を与えることはありません。
適格な加入者が、セルフ・サービス・インタフェースを使用してセルフ・サービス福利厚生に登録できるようにするには、Oracleの専門ユーザー・インタフェースを使用して福利厚生プランを設計する必要があります。次の各トピックでは、セルフ・サービス環境に対応したプランを設計する際の考慮事項について説明します。
セルフ・サービス福利厚生では、次のフィールドは米国形式の書式です。
住所
社会保障番号
税引前原価
税引後原価
米国以外でセルフ・サービスを導入する場合は、自国の法的要件にあわせてフィールド・ラベルを編集できます。フィールドは表示または非表示にできます。たとえば、住所フィールドから州のリストを非表示にできます。
注意: セルフ・サービス福利厚生で使用される住所形式と国は、プライマリ福利厚生加入者から継承されます。
国別仕様または福利厚生プラン設計で、税引後の拠出金を許可していない場合は、次のWebページ内の表で、税引後を示す各列を非表示にすることを考慮してください。
福利厚生登録概要
現行福利厚生概要
福利厚生選択
確認
関連項目: セルフ・サービス福利厚生のWebページの設定
提供される各Webページの構成可能ユーザー・インタフェース・エレメントのリストについては、「福利厚生登録」を参照してください。
協力会社製品のAuthoria HRでは、人事および福利厚生情報を管理および通知するための共通知識リポジトリが提供されます。
セルフ・サービスの導入担当者がオラクル人事管理システムの専門ユーザー・インタフェースで総合報酬プランを定義した後、Authoria HRのライセンスを取得しているユーザーは、オラクル人事管理システムとAuthoria HRの間にリンクを構成できます。
エンド・ユーザーは、適切なセルフ・サービスWebページ内のリンクをクリックして、コンテキスト依存のAuthoria HRドキュメントを表示できます。
次のセルフ・サービス登録ウィンドウを、Authoria HRで使用できるように設定できます。
福利厚生登録概要ページ
「現行福利厚生」ページ
「確認」ページ
「福利厚生選択」ページ
『Oracle HRMSユーザーズ・ガイド(日本仕様)』のOracle Standard BenefitsおよびOracle Advanced BenefitsとAuthoria HRの間のリンクの構成に関する説明を参照してください。
従業員および事業主の支払済掛金、および付加給付税や管理料などの関連費用を従業員が確認できるように、各報酬オブジェクトについて最大4つまでの標準レートを表示できます。複数レートは、「概要」、「福利厚生選択」、「現行福利厚生」および「確認」ページに表示されます。
単一の報酬オブジェクトに対して複数レートを表示するために、セルフ・サービスで書式をカスタマイズできるのは、垂直表示のプラン・タイプのみです。水平表示のプラン・タイプでは、表示およびサイズの制約のために複数レートを表示できません。各列に表示できるのは、1つの標準レートのみです。
セルフ・サービスに対して標準レートを定義する場合は、アクティビティ・タイプと税金タイプを選択できます。ただし、「登録時に表示」チェック・ボックス(「処理情報」タブ)を選択し、「セルフ・サービス表示順序」(1から4)を指定する必要があります。
複数レートを表示する場合、セルフ・サービスの列ヘッダーは原価1、「原価2」、「原価3」および「原価4」です。それ以外の場合は、単一のレートが「税引前」または「税引後」として表示されます。
標準レートを定義する場合は、次の点に注意してください。
「原価2」、「原価3」および「原価4」については、「登録時に表示」チェック・ボックス(「標準レート」ウィンドウの「処理情報」タブ)または「登録時に値の入力」チェック・ボックス(「計算方法」タブ)を選択できます。ただし、「計算方法」タブの「年間値の入力」チェック・ボックスは選択しないでください。年間値は、原価1にのみ入力できます(適用可能な場合)。
「原価2」、「原価3」および「原価4」を使用すると、補償範囲または原価1の金額に基づいて追加額を計算できます。たとえば、支出勘定に対して2%の管理料を計上する場合は、次のようにレートを設定します。
補償範囲: 「登録時に値の入力」チェック・ボックスを選択
原価1 = 拠出金: 計算方法: 補償範囲と同じを選択
原価2 = 管理料: 計算方法: 補償範囲の乗数を選択(この例では、0.02*補償範囲)
原価3 = 費用合計: 計算方法: 補償範囲の乗数を選択(この例では、1.02*補償範囲)
複数レートを表示する場合、フレックス・クレジットからすべてを控除する必要がない可能性があります。「福利厚生プール」ウィンドウの「適用」タブを使用して、控除する標準レートを決定します。このタブで選択したすべてのレートは、使用済フレックス・クレジット合計に挿入されます。表示される「未使用フレックス・クレジット」(ロールオーバ)は、複数レートの使用による影響を受けません。
資格該当加入者がセルフ・サービス福利厚生を使用してフレキシブル支出口座(FSA)プランに登録できるようにするには、次の2ついずれかの方法でプランを設定する必要があります。
よく使用されるのは、「プラン・タイプ」ウィンドウを使用してFSAプランごとに1つのプラン・タイプを定義する方法です。たとえば、扶養家族の介護FSAプランに対して1つのプラン・タイプを定義し、健康管理FSAプランに対して2番目のプラン・タイプを定義します。プラン・タイプごとに、加入者とその扶養家族が登録できる補償範囲プランを定義します。また、各プラン・タイプにリンクする補償範囲辞退プランも定義します。
あるいは、扶養家族の介護プランと健康管理プランの両方を補償するFSAプラン・タイプを1つ設定できます。このプラン・タイプ内で、扶養家族の介護と健康管理の両方についてプランを定義します。次に、これらのプラン内で、補償範囲の選択と辞退の両方に対するオプションを関連付けます。
考慮するその他の項目:
FSAプランに対してアクティビティ・レートを定義する場合は、「標準レート」ウィンドウの「計算方法」リージョンにある「登録時に値の入力」チェック・ボックスを選択します。
計算方法として「年間レートを補償範囲と同じに設定」を選択します。
「補償範囲」ウィンドウで、FSAプランに対する最小および最大拠出金額を定義します。このプランの値が登録時に入力されることを示します。
フレキシブル福利厚生プログラムを使用すると、福利厚生の原価を相殺するために、適格加入者にフレックス・クレジットを提供できます。「プログラム」ウィンドウで福利厚生プログラムを定義するときに、アクティビティ参照期間(アクティビティ・レートが表示される期間)と登録レート頻度(加入者に連絡するアクティビティ・レート)に同じ周期性を選択します。この結果、福利厚生選択の価格と加入者に使用可能なフレックス・クレジットが、同じ期間で表示されます。
考慮するその他の項目:
フレックス・クレジットが計算結果を使用して決定されていない場合は、「フレックス・クレジット」ウィンドウの「計算方法」リージョンにある「定数」フィールドに値を入力して、報酬オブジェクトに関連付けるフレックス・クレジット数を指定します。
フレックス・クレジットのプレースホルダ・プランを設定して、このプランをフレックス・プログラムにリンクする必要があります。このプランでは、プログラムに対する合計フレックス・クレジットが記録されます。「標準レート」ウィンドウの「計算方法」リージョンにある「定数」フィールドに0(ゼロ)を入力して、このプランのレートを定義します。
対応するエレメントの処理タイプを「固定処理」に設定します。
一時的IDカードを使用すると、加入者は、管理業者から正式なメンバーシップ・カードを受け取る前に、医療、歯科関連またはその他の福利厚生の医療給付を受けることができます。セルフ・サービス福利厚生を使用すると、加入者は、一時的IDカードが許可されている各選択プランごとに1枚のカードを印刷できます。また、各補償扶養家族用のカードも印刷できます。
次の場合に一時的IDカードが生成されます。
登録
再登録
登録の変更
(紛失による)加入者からの要求
IDカードには、次のような情報が記載されています。
従業員名と社会保障番号
家族の名前と社会保障番号(扶養家族の場合)
事業主名
プラン名
「プラン」ウィンドウの「一時的IDを発行」チェック・ボックスを選択し、プランで一時的IDカードの印刷が許可されるように指定します。
プラン設計によっては、加入者が適格であるプランまたはオプションに対して、登録機会を放棄できるように補償範囲を辞退するプランまたはオプションを設定する必要があります。
プラン・タイプに複数のプランが含まれている場合は、「プラン」ウィンドウで(通常のプランに加えて)補償範囲辞退プランを作成し、そのプランが指定されたタイプのプランであることを示します。プラン・タイプのプランが1つのみの場合は、補償範囲辞退オプションを定義してそのプランにリンクします。これによって、加入者は、福利厚生補償範囲を選択または辞退できます。
注意: プラン設計で、加入者がオプション・グループから少なくとも1つのオプションを選択する必要がある場合、またはプラン・グループから少なくとも1つのプランを選択する必要がある場合は、補償範囲辞退プランまたはオプションを定義しないでください。
セルフ・サービス福利厚生What-Ifを使用すると、実際に変更を行う前に、個人の人事管理レコードに対する変更案に基づいて、福利厚生の選択可能性をモデル化できます。選択可能性をモデル化すると、変更内容はデータベースに保存されないため、データを手動で保存せずに様々な選択可能性シナリオを表示できます。
「セルフ・サービス福利厚生What-If」ページは、マネージャおよび従業員のセルフ・サービス職責で使用できます。すべてのユーザーに対して特定のデータが表示されないように、管理者は、セルフ・サービス福利厚生What-Ifのロールを定義できます。マネージャは、従業員の人事管理レコードに対する変更案に従って、セキュリティ・グループ内の従業員の福利厚生に対する変更をレビューできます。従業員は、人事管理レコードへのデータ変更案に基づいて、福利厚生への変更を表示できます。比較は選択肢およびプラン(またはオプション)の登録レートに基づいて行われます。
マネージャまたは従業員は、選択肢およびプラン(またはオプション)の登録レートに基づいて、現行の福利厚生と福利厚生案を比較できます。たとえば、転勤や週労働時間の変化による福利厚生への影響を確認できます。
関連項目: 『Oracle HRMSユーザーズ・ガイド(日本仕様)』の個人の福利厚生適格のモデル化(Oracle Advanced Benefits)に関する説明
ライフ・イベントの進行中は、選択可能性をモデル化することはできません。What-If選択可能性は、モデル化の対象となるデータ変更にのみ基づいています。HRMSシステム管理者の職責を使用して、「福利厚生報酬オブジェクト」の「その他情報タイプ」(EIT)を有効にする必要があります。このEITを使用すると、プログラム、プラン・タイプ、報酬オブジェクト名、および報酬オブジェクトをユーザーに表示するかどうかを示すフラグなど、報酬オブジェクトのタイプに関する情報を追加できます。
関連項目: 『Oracle HRMSユーザーズ・ガイド(日本仕様)』の職責に対するその他情報タイプの設定に関する説明
また、報酬オブジェクトに対してWhat-Ifモデル化およびライフ・イベントを実行するユーザーに表示する「What-Ifラベル」を定義し、各ライフ・イベントに1つ以上の個人変更をリンクします。
関連項目: 『Oracle HRMSユーザーズ・ガイド(日本仕様)』のWhat-Ifモデルの設定に関する説明
HRMSシステム管理者の職責を使用してセルフ・サービス福利厚生What-Ifを構成し、セキュリティ・プロファイルの従業員に対する福利厚生の表示と変更をマネージャのみに制限できます。
デフォルトでは、セルフ・サービス福利厚生の各ページには一部のフィールドが表示されません。ただし、パーソナライズ・フレームワークを使用して、それらのフィールドを表示するように選択できます。
関連項目: 福利厚生登録
このトピックでは、パーソナライズ・フレームワークを使用してセルフ・サービス福利厚生Webページを構成する際に必要な参照情報を提供します。
インストラクション・テキストについては、後述の表に、Webページ・リージョン別に連絡短縮名および有効な連絡使用目的をリストします。この連絡短縮名と連絡使用目的は、連絡タイプを定義して、特定のプログラム、プラン・タイプ、プランまたはライフ・イベントのインストラクション・テキストを表示するために必要です。
関連項目: セルフ・サービス・インストラクション・テキストの定義
非表示フィールド: このトピックでは、非表示の状態で提供されるフィールドについてもWebページ・リージョン別にすべてリストします。これらのフィールドはパーソナライズ・フレームワークを使用して表示できます。
たとえば、デフォルトでは、セルフ・サービス福利厚生の個人名フィールドはすべて「名 姓 サフィックス」(名前の各部の間にはカンマなし)形式で名前が表示されます。Webページに「氏名」フィールドを追加し、提供されている「名前」フィールドを削除できます。米国では、「氏名」フィールドには「プリフィクス 姓 名 ミドルネーム サフィックス」形式が使用されます。
このモジュールは、次のメニューと機能からアクセスできます。
ユーザー・メニュー名 | 機能名 |
---|---|
従業員セルフ・サービス | セルフ・サービス福利厚生登録 - 従業員 |
従業員セルフ・サービス | セルフ・サービス福利厚生登録 - 連邦政府 |
次の定義は、パーソナライズ・フレームワークを使用して構成できます。
加入者は、「家族とその他」ページを使用して、扶養家族または福利厚生の受取人として登録されている家族やその他個人のレコードを表示できます。福利厚生加入者は、「別の個人の追加」ボタンをクリックして、別の個人を「家族とその他」表に追加できます。このボタンをクリックすると、「家族とその他詳細」ページが表示されます。
このページは、次のいずれかに個人が該当している場合にのみ表示されます。
登録機会がある
無制限プログラムに適格である
システム日付現在で検出済または未処理の潜在的ライフ・イベントがある
これらすべての条件に適合しない場合は、「現行福利厚生」ページが表示されます。
シードされているライフ・イベント理由「登録中に追加」は、家族を作成したり、家族の詳細を更新する際に、ライフ・イベントの発生を回避します。「セルフ・サービスで選択可能」に設定する「個人情報」タイプのライフ・イベント理由を定義する場合は、個人がSelf-Service Human Resourcesの「連絡先」ページで連絡先を入力または削除して、続柄の開始または終了理由を選択するタイミングで、ライフ・イベントをトリガーできます。
注意: 福利厚生の適格性が家族に基づいている可能性があることを示すインストラクション・テキストを用意することをお薦めします。ただし、連絡使用目的を使用して、「家族」ページの報酬オブジェクトまたはライフ・イベントに対するインストラクション・テキストの表示を制限することはできません。
非表示フィールド: BEN_FAMILY_MBRS_TABLEリージョンを使用して非表示の「氏名」フィールドをページに追加し、必要に応じて「名前」フィールドを削除します。
リージョン | ヒント・タイプ | メッセージ名 | 必須の連絡短縮名 | 有効な連絡使用目的 |
---|---|---|---|---|
構成員内容 | インストラクション | FML.FAMILY_MBRS_CONTENT | プログラム、ライフ・イベント | |
家族内容 | ヘルプ・ヒント |
リージョン | ヒント・タイプ | メッセージ名 | 必須の連絡短縮名 | 有効な連絡使用目的 |
---|---|---|---|---|
家族の追加または更新 | インストラクション | FML.FAM_ADD_CONTENT | プログラム、ライフ・イベント | |
氏名および続柄 | インストラクション | FML.FAM_ADD_NAME | プログラム、ライフ・イベント | |
住所 | インストラクション | FML.FAM_ADD_ADDRESS | プログラム、ライフ・イベント | |
その他の情報 | インストラクション | FML.FAM_ADD_OTHER | プログラム、ライフ・イベント | |
サブ医療補償範囲 | インストラクション | FML.FAM_ADD_SECOND_MEDICAL | プログラム、ライフ・イベント | |
住所 | ヘルプ・ヒント | |||
氏名および続柄 | 手引(サフィックス用) | 92638 | __ | __ |
住所 | 手引(郵便番号用) | 92639 | __ | __ |
その他の情報 | 手引(国別識別子用) | 92640 | __ | __ |
その他の情報 | 手引(生年月日用) | 92637 | __ | __ |
メッセージ(必須フィールド・データが欠落している場合) | 92601 | __ | __ | |
メッセージ(生年月日が無効な場合) | 92598 | __ | __ |
リージョン | フレックス名 | フレックス・コード |
---|---|---|
家族の追加または更新 | 他の個人情報 | hrpersondevdfflex |
その他の情報 | 追加続柄詳細 | 追加連絡先詳細付加フレックスフィールド |
関連項目: フレックスフィールドの構成
加入者は、福利厚生登録概要Webページを使用して、各自の現行福利厚生のレコードを表示し、一連の新規福利厚生に登録できます。
非表示フィールド: 次のリージョンを使用して非表示の「氏名」フィールドをページに追加し、必要に応じて「名前」フィールドを削除します。
BEN_OVW_SELECTIONS_TABLE
BEN_OVW_CVRD_DEPS_TABLE
BEN_OVW_BENEF_TABLE
BEN_OVW_PCP_TABLE
BEN_OVW_SELECTIONS_TABLEリージョンを使用すると、福利厚生の課税対象原価の列を表示できます。この列は、「セルフ・サービス表示」アクティビティ・タイプの標準レート、あるいは報酬オブジェクトに複数レートを表示している場合は「セルフ・サービス表示順序」フィールドに「3」を使用して定義したレートに対応しています。複数レートを表示している場合は、「原価2」(税引後原価)および「原価4」(その他)の列も表示できます。これらの列には、「セルフ・サービス表示順序」フィールドに「2」および「4」を使用して定義したレートが表示されます。
また、このBEN_OVW_SELECTIONS_TABLEリージョンを使用すると、「補償範囲開始日」列および「補償範囲終了日」列も表示できます。これらの列には、各選択の補償範囲開始および終了日が表示されます。
リージョン | ヒント・タイプ | メッセージ名 | 必須の連絡短縮名 | 有効な連絡使用目的 |
---|---|---|---|---|
登録概要内容 | インストラクション | BEO.ENRL_OVERVIEW_CONTENT | プログラム、ライフ・イベント | |
フレックス・クレジット | インストラクション | BEO.FLEX_CREDITS | プログラム、ライフ・イベント | |
フレックス・クレジット要約 | インストラクション | BEO.OVERVIEW_FC_SUMMARY | プログラム、ライフ・イベント | |
フレックス・クレジット・ロールオーバ | インストラクション | BEO.FLEX_CREDIT_ROLLOVERS | プログラム、ライフ・イベント | |
福利厚生選択 | インストラクション | BEO.OVERVIEW_SELECTIONS | プログラム、ライフ・イベント | |
補償扶養家族 | インストラクション | BEO.OVERVIEW_CVRD_DEPS | プログラム、ライフ・イベント | |
受取人登録概要 | インストラクション | BEO.ENRL_OVERVIEW_BENEF | プログラム、ライフ・イベント | |
主治医登録概要 | インストラクション | BEO.ENRL_OVERVIEW_PCP | プログラム、ライフ・イベント | |
登録概要内容 | メッセージ(登録機会がない場合の要約メッセージ) | 92570 | -- | -- |
登録概要内容 | メッセージ(登録機会がない場合の詳細メッセージ) | 92571 | -- | -- |
加入者は、現行福利厚生概要Webページを使用して各自の現行福利厚生のレコードを表示できます。
非表示フィールド: 次のリージョンを使用して非表示の「氏名」フィールドをページに追加し、必要に応じて「名前」フィールドを削除します。
BEN_OVW_CVRD_DEPS_TABLE
BEN_OVW_BENEF_TABLE
BEN_OVW_PCP_TABLE
また、このBEN_OVW_SELECTIONS_TABLEリージョンを使用すると、「補償範囲開始日」列および「補償範囲終了日」列も表示できます。これらの列には、各選択の補償範囲開始および終了日が表示されます。
リージョン | ヒント・タイプ | メッセージ名 | 必須の連絡短縮名 | 有効な連絡使用目的 |
---|---|---|---|---|
現行福利厚生概要内容 | インストラクション | CBO.CURRENT_OVERVIEW_CONTEN | プログラム | |
フレックス・クレジット | インストラクション | CBO.FLEX_CREDITS | プログラム | |
フレックス・クレジット要約 | インストラクション | CBO.OVERVIEW_FC_SUMMARY | プログラム | |
フレックス・クレジット・ロールオーバ | インストラクション | CBO.FLEX_CREDIT_ROLLOVERS | プログラム | |
福利厚生選択 | インストラクション | CBO.OVERVIEW_SELECTIONS | プログラム | |
補償扶養家族 | インストラクション | CBO.OVERVIEW_CVRD_DEPS | プログラム | |
受取人概要 | インストラクション | CBO.OVERVIEW_BENEF | プログラム | |
主治医概要 | インストラクション | CBO.OVERVIEW_PCP | プログラム | |
現行福利厚生概要内容 | メッセージ(現行登録がない場合の要約メッセージ) | 92572 | __ | __ |
現行福利厚生概要内容 | メッセージ(現行登録がない場合の詳細メッセージ) | 92573 | __ | __ |
加入者は、「福利厚生選択」ページを使用して1つ以上の登録対象のプランを選択できます。
リージョン | ヒント・タイプ | メッセージ名 | 必須の連絡短縮名 | 有効な連絡使用目的 |
---|---|---|---|---|
登録選択内容 | インストラクション | BNS.ENRT_SELECTION_CONTENT | プログラム、ライフ・イベント | |
最高フレックス・クレジット・リージョン | インストラクション | BNS.ENRT_SELECTION_CR_TOP | プログラム、ライフ・イベント | |
最低フレックス・クレジット・リージョン | インストラクション | BNS.ENRT_SELECTION_CR_BOTTOM | プログラム、ライフ・イベント | |
選択領域 | インストラクション | BNS.ENRT_SELECTION_SELECT_AREA | プログラム、プラン・タイプ、ライフ・イベント | |
選択領域 | ヘルプ・ヒント(証明凡例用) | |||
選択領域 | ヘルプ・ヒント(年間値の入力ボックス用の長いヒント) | |||
選択領域 | ヘルプ・ヒント(レートの入力ボックス用の長いヒント) | |||
選択領域 | ヘルプ・ヒント(福利厚生数の入力ボックス用の長いヒント) | |||
選択領域 | メッセージ(年間値入力用の長いヒント) | BEN_ENRT_ANN_RTVAL_TIP | ||
選択領域 | メッセージ(レート入力用の長いヒント) | BEN_ENRT_BNFTAMT_TIP | ||
選択領域 | メッセージ(福利厚生数の入力ヒント) | BEN_ENRT_RTVAL_TIP | ||
選択領域 | メッセージ(前述のメッセージのトークン) | BEN_ENRT_SLECT_TIP_ANY_AMOUNT | ||
選択領域 | メッセージ(前述のメッセージのトークン) | BEN_ENRT_SLECT_TIP_ANY_VALUE |
加入者は、「扶養家族選択」ページを使用して各自の扶養家族をプランに追加できます。
注意: Oracle Advanced Benefitsユーザーの場合: 加入者の扶養家族がこのページに表示されない場合は、「ライフ・イベントの扶養家族変更」ウィンドウで、適切なライフ・イベントがプログラムまたはプラン登録要件にリンクされていることを確認してください。
非表示フィールド: BEN_ENRL_DEPEN_SELECTION_TABLEリージョンを使用して非表示の「氏名」フィールドをページに追加し、必要に応じて「名前」フィールドを削除します。
リージョン | ヒント・タイプ | メッセージ名 | 必須の連絡短縮名 | 有効な連絡使用目的 |
---|---|---|---|---|
扶養家族選択 | インストラクション | -- | -- | |
扶養家族選択 | インストラクション | DPS.ENRL_DEPENDENTS_CONTENT | プログラム、ライフ・イベント | |
扶養家族選択 | 手引(扶養家族表用) | DPS.ENRL_DEPENDENTS_CONTENT_PL | プログラム、プラン・タイプ、プラン、ライフ・イベント | |
扶養家族選択 | メッセージ(指定不可の場合) | 92588 | __ | __ |
加入者は、「受取人選択」ページを使用して各自の受取人をプランに追加できます。
非表示フィールド: BEN_BENEF_SELECTION_TABLEリージョンを使用して非表示の「氏名」フィールドをページに追加し、必要に応じて「名前」フィールドを削除します。
リージョン | ヒント・タイプ | メッセージ名 | 必須の連絡短縮名 | 有効な連絡使用目的 |
---|---|---|---|---|
受取人選択 | インストラクション(ページ用) | BFS.BENEFICIARY_CONTENT | プログラム、ライフ・イベント | |
受取人選択 | インストラクション(プラン・レベル表用) | BFS.BENEFICIARY_CONTENT_PLAN | プログラム、プラン・タイプ、プラン、ライフ・イベント | |
家族とその他 | インストラクション | BFS.BENEFICIARY_CONTENT_FAMILY | プログラム、プラン・タイプ、プラン、ライフ・イベント | |
組織 | インストラクション | BFS.BENEFICIARY_CONTENT_ORGS | プログラム、プラン・タイプ、プラン、ライフ・イベント | |
受取人合計表 | 手引 | |||
受取人選択 | メッセージ(指定不可の場合) | 92587 | __ | __ |
加入者は、「主治医」ページを使用して主治医を選択できます。勤務する企業が主治医情報を供給する協力会社と提携している場合は、主治医情報データベースのWebベース検索を使用できるように、このページを構成できます。
関連項目: 主治医検索機能の構成
リージョン | ヒント・タイプ | メッセージ名 | 必須の連絡短縮名 | 有効な連絡使用目的 |
---|---|---|---|---|
主治医選択内容 | インストラクション | インストラクション | PCP.PcpSelectContentPageLevel | プログラム、ライフ・イベント |
主治医選択内容 | インストラクション | インストラクション | PCP.PcpSelectContentPlanLevel | プログラム、プラン・タイプ、プラン、ライフ・イベント |
主治医選択内容 | 手引 | __ | __ | |
主治医選択内容 | メッセージ(指定不可の場合) | 92567 | __ | __ |
非表示フィールド: 次のリージョンを使用して非表示の「氏名」フィールドをページに追加し、必要に応じて「名前」フィールドを削除します。
BEN_PCP_SEARCH_TABLE
BEN_PCP_SELECT_TABLE
「主治医検索」ページでは、BEN_PCP_SEARCH_CRITERIAリージョンを使用して、非表示の「医師グループ」および「病院」フィールドを追加できます。非表示の「所在地」、「学校」および「学位」フィールドは将来使用するために予約されています。
「医師グループ」、「病院」、「言語」および「専門」フィールドについては、専門ユーザー・インタフェースの「アプリケーション・ユーティリティ参照」ウィンドウを使用して、協力会社から提供されたデータを、対応する参照コードに次の順序でロードする必要があります。
BEN_PCP_MED_GRP
BEN_PCP_HOSPITAL
BEN_PCP_LANGUAGE
BEN_PCP_SPCLTY
リージョン | ヒント・タイプ | メッセージ名 | 必須の連絡短縮名 | 有効な連絡使用目的 |
---|---|---|---|---|
主治医検索 | インストラクション | PCS.PCP_SEARCH | プログラム、プラン・タイプ、プラン、ライフ・イベント | |
検索 | インストラクション | PCS.PCP_SEARCH_CRITERIA | プログラム、プラン・タイプ、プラン、ライフ・イベント | |
主治医結果表 | インストラクション | PCS.PCP_SEARCH_RESULT | プログラム、プラン・タイプ、プラン、ライフ・イベント | |
福利厚生 主治医XMLリクエスト・パラメータ | ヒント | |||
福利厚生 主治医XMLリクエスト・パラメータ | メッセージ(主治医未検出の場合) |
加入者は、「確認」ページを使用して、各自の選択肢の要約および見落としや計算ミスに関する警告を表示できます。
注意: 「確認」ページを使用すると、加入者が各自のWebブラウザから印刷する署名リージョンも表示できます。このリージョンは、福利厚生登録の一部に加入者の署名が必要な場合に使用します。このページの署名リージョンを表示するには、パーソナライズ・フレームワークを使用します。
福利厚生ユーザーは、記録の証明として保管するため、または人事担当者に発行するために、必要に応じて各自の登録を要約した文書を署名とともに印刷できます。この文書のページには、加入者の福利厚生登録の要約に加え、警告メッセージや登録時の見落としまたは計算ミスが表示されます。そのページでの加入者の登録日およびパーソナライズに従って、「確認」ページには、次の情報が表示されます。
フレックス・クレジット要約
福利厚生選択
補償扶養家族
受取人
主治医
「署名」リージョン
福利厚生確認文書を印刷するには、「印刷可能ページ」をクリックします。ナビゲーション・ボタン、ヒント・メッセージ、インストラクション・テキスト、タブおよびその他ユーザー・インタフェース・コンポーネントを除いた関連情報のみが印刷されます。
非表示フィールド: 次のリージョンを使用して非表示の「氏名」フィールドをページに追加し、必要に応じて「名前」フィールドを削除します。
BEN_OVW_BENEF_TABLE
BEN_OVW_CVR_DEPS_TABLE
BEN_OVW_PCP_TABLE
BEN_OVW_SELECTIONS_TABLEリージョンを使用すると、福利厚生の課税対象原価の列を表示できます。この列は、「セルフ・サービス表示」アクティビティ・タイプの標準レート、あるいは報酬オブジェクトに複数レートを表示している場合は「セルフ・サービス表示順序」フィールドに「3」を使用して定義したレートに対応しています。複数レートを表示している場合は、「原価2」(税引後原価)および「原価4」(その他)の列も表示できます。これらの列には、「セルフ・サービス表示順序」フィールドに「2」および「4」を使用して定義したレートが表示されます。
また、このBEN_OVW_SELECTIONS_TABLEリージョンを使用すると、「補償範囲開始日」列および「補償範囲終了日」列も表示できます。これらの列には、各選択の補償範囲開始および終了日が表示されます。
リージョン | ヒント・タイプ | メッセージ名 | 必須の連絡短縮名 | 有効な連絡使用目的 |
---|---|---|---|---|
福利厚生 登録確認内容 | インストラクション | BEC.ENRL_CONF_CONTENT | プログラム、ライフ・イベント | |
フレックス・クレジット | インストラクション | BEC.FLEX_CREDITS | プログラム、ライフ・イベント | |
フレックス・クレジット要約 | インストラクション | BEC.OVERVIEW_FC_SUMMARY | プログラム、ライフ・イベント | |
フレックス・クレジット・ロールオーバ | インストラクション | BEC.FLEX_CREDIT_ROLLOVERS | プログラム、ライフ・イベント | |
福利厚生選択 | インストラクション | BEC.OVERVIEW_SELECTIONS | プログラム、ライフ・イベント | |
補償扶養家族 | インストラクション | BEC.OVERVIEW_CVRD_DEPS | プログラム、ライフ・イベント | |
受取人登録確認 | インストラクション | BEC.ENRL_CONF_BENEFICIARIES | プログラム、ライフ・イベント | |
主治医登録確認 | インストラクション | BEC.ENRL_CONF_PCP | プログラム、ライフ・イベント | |
BEN_ENRL_CONF_WARNINGS | メッセージ(確認了解用) | 92605 | __ | __ |
BEN_ENRL_CONF_WARNINGS | メッセージ(処理項目警告用) | 92606 | __ | __ |
リージョン | フレックス名 | フレックス・コード |
---|---|---|
福利厚生選択 | 追加福利厚生加入者登録結果F詳細 | 該当なし |
「未使用フレックス・クレジット」ページには、加入者が使用していないフレックス・クレジットの要約が表示されます。
リージョン | ヒント・タイプ | メッセージ名 | 必須の連絡短縮名 | 有効な連絡使用目的 |
---|---|---|---|---|
未使用フレックス・クレジット内容 | インストラクション | FLX.UNUSED_FLEX_CREDIT_CONTENT | プログラム、ライフ・イベント | |
未使用フレックス・クレジット内容 | インストラクション | FLX.UNUSED_FLEX_CREDIT_NONE | プログラム、ライフ・イベント | |
未使用フレックス・クレジット内容 | メッセージ(未使用フレックス・クレジットがない場合) | 92633 | __ | __ |
未使用フレックス・クレジット内容 | メッセージ | 92632 | __ | __ |
「セッション日付の変更」ページを使用すると、先日付の選択をテストできます。たとえば、オープン登録期間の開始前にシステムのテストを実行できます。このページは、福利厚生加入者が登録日を変更しないように、本番環境では削除してください。
関連項目: セルフ・サービス福利厚生での予定登録有効日の設定
リージョン | ヒント・タイプ | メッセージ名 |
---|---|---|
セッション日付内容 | インストラクション | 92604 |
セッション日付内容 | ヒント(有効日用) | 92637 |
加入者は、「一時的IDカード」ページを使用してIDカードを印刷できます。このカードによって加入者は、管理業者から正式なメンバーシップ・カードを受け取る前に、医療、歯科関連またはその他の福利厚生の医療給付を受けることができます。
リージョン | ヒント・タイプ | メッセージ名 | 必須の連絡短縮名 | 有効な連絡使用目的 |
---|---|---|---|---|
Oracle Self-Service Human Resources: IDカード | インストラクション | TMP.ENRL_TEMP_ID_PAGE | プログラム、ライフ・イベント | |
福利厚生 一時的IDカード内容 | インストラクション | TMP.ENRL_TEMP_ID_PLAN | プログラム、プラン・タイプ、プラン、ライフ・イベント | |
一時的IDカード | インストラクション | TMP.ENRL_TEMP_ID_CARD | プログラム、プラン・タイプ、プラン、ライフ・イベント |
関連項目: Webページの構成
セルフ・サービス福利厚生What-Ifには、次のメニューおよび機能からアクセスできます。
ユーザー・メニュー名 | 機能名 |
---|---|
マネージャ・セルフ・サービス | セルフ・サービス福利厚生What-Ifマネージャ |
従業員セルフ・サービス | セルフ・サービス福利厚生What-If従業員 |
次の定義は、パーソナライズ・フレームワークを使用して構成できます。
リージョン | ヒント・タイプ | メッセージ名 |
---|---|---|
「福利厚生に対する影響」リージョン | ヘッダー・テキスト | BEN_93423_SS_WATIF_HDR_LABEL |
「獲得ライフ・イベントの選択」リージョン | メッセージ(エラー用) | BEN_93393_WATIF_CONFLICT_LER |
「獲得ライフ・イベントの選択」リージョン | インストラクション | BEN_93392_WATIF_CNFLT_LER_INS |
「有効日」リージョン | インストラクション | BEN_93389_WATIF_EFF_DATE_INS |
「関連データ変更」リージョン | インストラクション | BEN_93391_WATIF_DATA_CHG_INS |
「福利厚生に対する影響」リージョン | インストラクション | BEN_93394_WATIF_PG_INS_TEXT |
次の列を表示するようにパーソナライズできます。
列名 | 表示される詳細 |
---|---|
参照期間 | アクティビティ参照期間 |
現行選択可能 | 現在選択可能な報酬オブジェクト |
現行補償範囲 | 現在選択可能な報酬オブジェクトに関する補償範囲情報 |
現行定義済数 | 定義されている数 |
What-If選択可能 | What-Ifモデル化に基づいた報酬オブジェクト |
What-If補償範囲 | What-Ifモデル化に基づいた報酬オブジェクトに関する補償範囲情報 |
What-If定義済数 | What-Ifモデル化に基づいた定義済数 |
セルフ・サービス福利厚生登録Webページを表示するには、その前に専門ユーザー・インタフェースでプラン設計を完了する必要があります。Oracle Advanced Benefitsのライセンスを取得している場合は、コンカレント・マネージャから加入バッチ・プロセスを実行して、適格加入者の選択肢を作成できます。
Oracle Standard Benefitsを使用している場合、または無制限登録方法を使用するOracle Advanced Benefitsユーザーの場合は、プラン設計を作成した後に加入者を登録できます。セルフ・サービス登録ページは、個人がセルフ・サービス福利厚生にログインすると作成されます。
セルフ・サービス福利厚生登録を設定する手順
サンプル福利厚生Webページをレビューします。パーソナライズ・フレームワークを使用すると、次のエレメントを構成できます。
セクション・タイトル
表レイアウト
手引
ヒント
フィールド(デフォルトで非表示のフィールドを表示するように選択できます)
フィールド・ラベル
関連項目: Webページの構成
事前定義されている「法的免責条項」ページを表示するかどうかを選択します。このページを表示した場合、ユーザーは、選択を処理する前に免責条項に同意する必要があります。
Oracle Self-Service Benefitsでは、「法的免責条項」ページはデフォルトで非表示に設定されています。
Webページの各リージョンに対してインストラクション・テキストを定義します。そのためには、連絡タイプを定義して、インストラクション・テキストをWebページのリージョンに関連付けます。
関連項目: 『Oracle HRMSユーザーズ・ガイド(日本仕様)』の連絡タイプの定義に関する説明
HTML構文を使用すると、他のWebサイトへのリンクをインストラクション・テキストに挿入できます。また、プラン適用の要約が記載されている参照情報へのリンクを作成できます。次に例を示します。
詳細は、Vision MedicalのWebサイトを参照してください。
この例では、新規のブラウザ・ウィンドウにWebページが表示されます。
インストラクション・テキストを表示する時期を定義します。表示されるインストラクションは、次に示す対象によって異なります。
プログラム
プラン・タイプ
プラン
ライフ・イベント(Oracle Advanced Benefits)
関連項目: 『Oracle HRMSユーザーズ・ガイド(日本仕様)』の福利厚生の連絡を使用する時期の定義に関する説明
報酬オブジェクトから、プログラム、プログラム内のプラン・タイプ、プログラム内のプラン、プランまたはプラン内のオプションを説明するWebページへのハイパーテキスト・リンクを作成します。ハイパーテキスト・リンクを作成するには、次の1つ以上のウィンドウを使用します。
プログラム(プログラムの場合)
「プランとプラン・タイプ」ウィンドウ(プランまたはプログラム内のプラン・タイプの場合)
「プラン」ウィンドウ(プランの場合)
「プラン・オプションの保守」ウィンドウ(プラン内のオプションの場合)
リンクは、「福利厚生選択」Webページまたは「概要」ページ(プログラムの場合)に表示されます。
関連項目: 『Oracle HRMSユーザーズ・ガイド(日本仕様)』の福利厚生プログラムの定義に関する説明
メッセージと変更内容が要件を満たしているかどうかをレビューします。
要件を満たすように処理項目メッセージを構成します(Oracle Advanced Benefits)。
登録プロセスの終了時に、「確認」ページに処理項目メッセージが表示されます。
関連項目: 『Oracle HRMSユーザーズ・ガイド(日本仕様)』の登録要件の登録処理タイプに関する説明
セルフ・サービス福利厚生で家族の連絡先を追加、更新または削除する際にトリガーするライフ・イベント理由を設定します。
関連項目: 『Oracle HRMSユーザーズ・ガイド(日本仕様)』のライフ・イベント理由の一般特性の定義に関する説明
福利厚生プランの主治医(PCP)を福利厚生加入者が選択するかどうかを構成します。
関連項目: 『Oracle HRMSユーザーズ・ガイド(日本仕様)』のプランの主治医の保守に関する説明
福利厚生加入者に主治医検索機能へのアクセスを許可するかどうかを構成します。
関連項目: 主治医検索機能の構成
導入内容をテストします。システム管理者は、個々のユーザーに対してPYUPIPトレース・ファイルを生成することで、セルフ・サービス福利厚生をデバッグできます。
関連項目: セルフ・サービス福利厚生トレース・ファイルの生成
登録更新で人事担当者に通知を生成するように、セルフ・サービス福利厚生登録を構成できます。
登録通知を有効化するには、システム管理者の職責を使用して「フォーム機能」ウィンドウにシードされている機能の1つを更新します。
関連項目: 登録変更ワークフロー通知
セルフ・サービス福利厚生登録通知を有効化する手順
更新する機能を問い合せます。次の1つを選択します。
従業員セルフ・サービス(BEN_SS_BNFT_ENRT)
マネージャ・セルフ・サービス(BEN_SS_MGR_ENRT)
「フォーム」タブを選択します。
「パラメータ」フィールドで、次のパラメータの表示を確認します。
displayDate=N&allowEnrt=Y&sessionDate=&sendFYINotification=N&wfProcessName=FYI_NOTIFICATION_PRC
注意: この文字列がない場合は、パラメータを手動で入力する必要があります。
ワークフロー通知を有効化するには、sendFYINotification=NをsendFYINotification=Yに置換します。
パラメータのwfProcessName=FYI_NOTIFICATION_PRC部分をカスタム・プロセス名で置換します。
作業内容を保存します。
セルフ・サービス福利厚生の機能は、福利厚生セルフ・サービス・メニューに結び付けられています。必要に応じて、メニュー名や機能名を変更したり、メニューや機能を削除することができます。
通常は、更新対象のメニューをすべてコピーしてから編集してください。そうしないと、次回パッチをアプリケーションに適用する際に、変更内容が上書きされます。
新しいサブメニューを作成する場合は、サブメニューを指し示すAKリージョンを更新する必要があります。
関連項目: タブ・リージョンの構成
セルフ・サービス福利厚生へのユーザー・アクセスを設定する手順
システム管理者の職責でオラクル人事管理システムにログインします。
「メニュー」ウィンドウを開きます。
「メニュー」フィールドでセルフ・サービス・メニュー(HR_EMPLOYEE_DIRECT_ACCESS_WEB)を問い合せます。次のセルフ・サービス・ユーザー・メニュー名が表示されます。
従業員セルフ・サービス
このメニュー名は、必要に応じて変更できます。
「メニュー」フィールドで福利厚生サブメニュー(BEN_SELF_SERVICE_BENEFITS)を問い合せます。次の福利厚生サブメニュー・ユーザー名が表示されます。
福利厚生セルフ・サービス
福利厚生セルフ・サービス・サブメニューは、最上位レベルのメニューにリンクされていないため(プロンプトがないため)、非表示になります。福利厚生セルフ・サービス・サブメニューには、次のプロンプトがあります。
福利厚生登録
現行福利厚生
これらのプロンプトは、セルフ・サービスWebページのタブでラベルとして機能します。
作業内容を保存して、「メニュー」ウィンドウを閉じます。
新しいサブメニューを作成する場合は、サブメニューを指し示すAKリージョンを更新する必要があります。
リージョン項目を更新するには、ステップ2から7を実行します。新しいサブメニューを作成しない場合は、ステップ8に進みます。
関連項目: タブ・リージョンの構成
AK開発者の職責を使用して、アプリケーションにログインします。
「リージョン」ウィンドウを開きます。
「リージョンID」フィールドで、次のリージョンの1つを問い合せます。
BEN_BENEFICIARY_PAGE
BEN_CURR_OVW_PAGE
BEN_ENRL_CONF_PAGE
BEN_ENRL_DEPENDENTS_PAGE
BEN_ENRL_OVERVIEW_PAGE
BEN_ENRT_SELECTION_PAGE
BEN_FAMILY_MBRS_PAGE
BEN_FAM_ADD_PAGE
BEN_PCP_SEARCH_PAGE
BEN_PCP_SELECT_PAGE
BEN_UNUSED_FLEX_CREDIT_PAGE
「リージョン項目」ボタンを選択して、「リージョン項目」ウィンドウを開きます。
「属性名」列で、「アプリケーション・メニュー」エントリを選択します。
「メニュー名」列までスクロールし、「メニュー」ウィンドウの「メニュー」フィールドに入力した新しいメニューでフィールドを更新します。
ステップ9にリストされている各リージョンについて手順を繰り返します。
作業内容を保存して、「リージョン項目」ウィンドウを閉じます。
「フォーム機能」ウィンドウを使用すると、シードされている機能(BEN_SS_BNFT_ENRTおよびBEN_SS_MNGR_ENRT)をカスタマイズできます。
「フォーム機能」ウィンドウを使用して、サンプル機能から独自のセルフ・サービス福利厚生の機能を作成します。次のユーザー機能名のサンプルが用意されています。
セルフ・サービス現行福利厚生の表示
セルフ・サービス福利厚生登録
機能名は次のとおりです。
BEN_SS_CURR_BNFT
BEN_SS_BNFT_ENRT
シードされている機能を更新する場合は、これらのシード・パラメータおよびHTMLコールを使用するために、カスタム機能を更新する必要があります。
注意: セルフ・サービス福利厚生の各パッチを適用する際は、Readmeを確認して、シードされている機能のパラメータとHTMLコールが変更されているかどうかを確認することをお薦めします。
ユーザーが登録を進める前に同意を求める「法的免責条項」ページを表示するには、displayAgreementパラメータ値を「Y」に更新します。
セキュリティ・プロファイルを設定します。「システム・プロファイル値」ウィンドウを使用して、作成した職責をセキュリティ・プロファイルとビジネス・グループにリンクします。セキュリティ・プロファイルは次のとおりです。
HR: セキュリティ・プロファイル
注意: 「HR: セキュリティ・プロファイル」を使用して職責をビジネス・グループにリンクできない場合は、登録を行う福利厚生加入者に対して、登録ができないことを示すエラー・メッセージが表示されます。
ビジネス・グループ・プロファイルを設定します。「システム・プロファイル値」ウィンドウを使用して、作成した職責をビジネス・グループにリンクします。ビジネス・グループ・プロファイルは次のとおりです。
HR: ビジネス・グループ
セルフ・サービス福利厚生にアクセスする個人を定義します。
定義するには2つの方法があります。一般的な方法は、新規ユーザーを定義し、セルフ・サービス福利厚生にアクセスできる職責に対して、1度に1ユーザーを割り当てる方法です。
もう1つは、この手動による操作を自動化するコンカレント・プログラムを設定する方法です。
詳細は、ホワイト・ペーパー『ユーザー・アカウントのバッチ作成』(MetaLinkから入手可能)を参照してください。
セルフ・サービス福利厚生には、加入者の選択を記録する日付の管理方法が複数用意されています。
「セッション日付の変更」Webページ(Oracle Standard BenefitsとOracle Advanced Benefits両方の環境をテストするため)
「セッション日付の変更」メニュー・パラメータ(Oracle Standard Benefits)
セッション日付に基づく通常の日付処理(Oracle Advanced Benefits)
「セッション日付の変更」Webページでは、先日付の選択(次のオープン登録期間など)をテストできます。
Oracle Standard Benefitsを使用して、システム日付とは異なる日付で登録のライフ・イベント発生日を記録する場合は、「セッション日付の変更」メニュー・パラメータを使用します。
たとえば、11月の最初の2週間をオープン登録期間として予定する場合は、次の年の1月1日付けで登録すべてを記録するようにセッション日付を設定できます。
注意: 両方の機能を同時に使用できますが、現在のセッションのセッション日付パラメータは、ユーザーが「セッション日付の変更」Webページに入力した日付で上書きされます。
セルフ・サービス福利厚生にセッション日付を設定する手順
システム管理者の権限でオラクル人事管理システムにログインし、「フォーム機能」ウィンドウを開きます。
「摘要」タブを選択します。
セッション日付を設定する機能名を問い合せます。次の中から選択します。
BEN_SS_BNFT_ENRT(従業員セルフ・サービス福利厚生)
BEN_SS_MGR_ENRT(マネージャ・セルフ・サービス福利厚生)
「フォーム」タブを選択します。
シードされているパラメータを更新して、「セッション日付の変更」ページを表示するか、日付を選択して有効日を設定します。
注意: セッション日付を設定しない場合、セルフ・サービス福利厚生では、プラン設計で選択した日付コードに基づいて日付が処理されます。
次の例では、displayDate=Yと設定すると「セッション日付の変更」Webページが表示されます。&sessionDate=12/31と設定すると、BEN_SS_MGR_ENRT関数のセッション日付が12月31日に設定されます。
displayDate=Y&sessionDate=12/31&pFromPersonSearch=Y&pFormFunction=BEN_SS_MGR_SRCH
セッション日付はmm/dd書式で入力します。年は指定しないでください。
注意: 福利厚生加入者が各自の登録日を変更できないようにするために、本番環境ではこのWebページを削除してください。
セッション日付の年の導出
セッション日付の年はアプリケーションで導出されるため、セッション日付パラメータには指定しないでください。
セッション日付にシステム日付以前の月日を入力すると、次の年が使用されます。セッション日付にシステム日付より後の月日を入力すると、セッション日付には現在の年が設定されます。
加入者がセルフ・サービス福利厚生の福利厚生機能にアクセスする都度、加入プロセスでは、その加入者について無制限プログラム登録に対する適格性が評価されます。そのため、多数の加入者がアプリケーションに1度にアクセスできる年間オープン登録期間には、システム・パフォーマンスが低下する可能性があります。
システム負荷を軽減するために、加入者に対する無制限プログラムの再評価を制限できます。
また、加入者による特定のイベントに対する福利厚生選択の入力または更新を防止する期間内は、福利厚生登録概要ページへのアクセス権限を削除できます。入力または更新が禁止されているときも、加入者は、福利厚生登録概要Webページを使用して過去、現在および将来の選択内容を表示できます。
無制限プログラム登録処理を構成する手順
システム管理者の権限でオラクル人事管理システムにログインし、「フォーム機能」ウィンドウを開きます。
「摘要」タブを選択します。
無制限登録処理を構成する機能名を問い合せます。次のいずれかを選択します。
BEN_SS_BNFT_ENRT(セルフ・サービス福利厚生登録 - 従業員)
BEN_SS_MGR_ENRT(セルフ・サービス福利厚生登録 - 内部使用)
「フォーム」タブを選択して、次のパラメータを表示します。
displayDate=Y&allowEnrt=Y&sessionDate=&sendFYINotification=Y&wfProcessName=FYI_NOTIFICATION_PRC&ssProcessUnrestricted=Y
パラメータがない場合は、この文字列を入力します。
加入プロセスを実施して、福利厚生機能の各アクセスに対して加入者を再評価するには、シード・パラメータssProcessUnrestricted=Yをそのまま保持します。オープン登録期間内は、この設定を使用します。
セルフ・サービス福利厚生での無制限登録を禁止するには、ssProcessUnrestricted=Nに設定してシード・パラメータを更新します。オープン登録期間外は、この設定を使用してセルフ・サービス登録を抑制します。
ssProcessUnrestricted=Pを設定し、次の場合にのみオープン登録期間内の無制限登録が評価されるように制限します。
個人の無制限イベントが初めて評価されるときに、無制限イベントがない場合。
現在の年間登録期間の無制限イベントが加入プロセスで処理されていない状態で、現在のセッション日付が既存の無制限ライフ・イベント発生日よりも後の日付である場合。
無制限イベントのライフ・イベント発生日がセッション日付と同し日付で、次の表のいずれかに、最後に実行した無制限処理の後に行われた個人変更がある場合。
Per_addresses
Per_all_assignments_f
Per_all_people_f
Per_contact_relationships
Per_pay_proposals
Per_periods_of_service
Per_qualifications
Ben_per_bnfts_bal_f
Per_absence_attendances
Per_person_type_usages_f
作業内容を保存します。
専門ユーザー・インタフェースの「連絡タイプ」ウィンドウを使用して、セルフ・サービス福利厚生登録および報酬ディストリビューションにリージョン・インストラクション・テキストを定義します。
リージョンに表示されるインストラクション・テキストは、ライフ・イベントの存在や特定の報酬オブジェクトの登録など、様々な基準で異なります。
連絡タイプを定義する手順
定義する連絡タイプの名前を入力します。
この連絡タイプの短縮名を入力します。
注意: セルフ・サービスでは、短縮名を使用して、記述したインストラクション・テキストが「セルフ・サービス福利厚生」Webページの特定のリージョンにリンクされます。短縮名は、BEN.REGIONNAMEの形式で入力する必要があります。この短縮名のリージョン名部分からBENプリフィクスを削除します。
関連項目: Webページの各リージョンに必要な短縮名のリストは、「福利厚生登録」を参照してください。
「適用不可」の送信予定コードを選択します。
「セルフ・サービス・ インストラクション・テキスト」の使用タイプを選択し、セルフ・サービスWebページを構成していることを示します。
作業内容を保存します。
「使用」ボタンを選択します。
次のパラメータの1つ以上の値を選択し、インストラクション・テキストが表示される条件を制限します。
ライフ・イベント
プログラム
プラン
プラン・タイプ
登録期間
処理
インストラクション・テキストを生成する条件を決定する基準が、このウィンドウの使用方法の基準に完全に適合しない場合は、「使用ルール」を選択します。
構成しているセルフ・サービスWebページのリージョンに対応する「セルフ・サービス・ インストラクション・テキスト」フィールドに、インストラクション・テキストを入力します。
「法的免責条項」ページを有効にする場合は、横にある「または組合せ」フィールドをクリックし、「セルフ・サービス・インストラクション・テキスト」ボックスに次のインストラクション・テキスト・セットを入力します。
「法的免責条項」ページのインストラクション・テキストを定義している場合は、制限パラメータ(ライフ・イベントやプランなど)を指定することはできません。
注意: 各フィールドに入力した免責条項テキストは、独立した各パラグラフとして「法的免責条項」Webページに表示されます。免責条項テキストの各パラグラフには最大2000文字を入力できます。Oracle Advanced Benefitsユーザーは、個人が法的免責条項に同意したかどうかを「個人連絡」ウィンドウで確認できます。このウィンドウで個人名を問い合せると、ユーザーがライフ・イベント名の詳細と日付を使用して法的免責条項に同意したことを示す法的免責条項が「タイプ」フィールドに表示されます。Oracle Standard BenefitsとOracle Advanced Benefitsの両方のユーザーが、この情報をレポートするためのシステム抽出を作成できます。
作業内容を保存します。
セルフ・サービス登録の一部として、福利厚生加入者は、福利厚生プランに対して主治医(PCP)を選択できます。システム管理者は、加入者がPCPデータベースのWebベース検索を使用して主治医を選択できるように、セルフ・サービス福利厚生を構成できます。
また、セルフ・サービス福利厚生では、PCPデータのリポジトリが使用されていない場合は、検証なしで主治医を自由形式のテキストに入力できます。
企業で構成した検索タイプに基づいて、次の指示に従ってください。
福利厚生加入者によって入力された検索基準が、主治医のデータベース(自社または協力会社が保守している)で使用するXML検索要求としてフォーマットされている場合は、パーソナライズ・フレームワークを使用して、検索で使用する情報プロバイダのURLや文書型定義(DTD)などの情報を構成します。
注意: PCP検索構成を変更する場合は、パーソナライズ変更を削除し、PCP構成データを再入力する必要があります。
XML対応の主治医検索を設定する手順
「セルフ・サービス福利厚生登録」メニューから「主治医検索」ページにナビゲートします。
福利厚生 主治医XMLリクエスト・パラメータのパーソナライズのリンクを選択します。
パーソナライズ・レベルを選択します。
「拡張設定」ボタンを選択します。
福利厚生 主治医プロバイダ情報項目を選択し、「新規列名」フィールドに情報プロバイダのURLを入力します。
注意: Webブラウザの「アドレス」または「場所」フィールドに入力する場合と同様にURLを入力します。URLは引用符で囲まないでください。
「福利厚生 主治医XML DTD」項目を選択し、「新規列名」フィールドにXML文書型定義のURLを入力します。
「福利厚生 主治医情報プロバイダ・クライアントID」項目を選択し、「新規列名」フィールドに、情報プロバイダから指定されたクライアントIDを入力します。
プロキシ・サーバーを使用して外部Webサイトにアクセスする場合は、「福利厚生 主治医サーバー・プロキシ・セット」項目を選択し、「新規列名」フィールドにTRUEと入力します。
プロキシ・サーバーを使用しない場合は、FALSEと入力します。
プロキシ・サーバーを使用する場合は、「福利厚生 主治医サーバー・プロキシ・ポート」項目を選択し、「新規列名」フィールドにポート番号(通常は80)を入力します。
プロキシ・サーバーを使用する場合は、福利厚生 主治医プロキシ・ホスト項目を選択し、「新規列名」フィールドにプロキシ・サーバーのURLを入力します。
「福利厚生 主治医XMLバージョン」項目を選択し、「新規列名」フィールドに、1.0など、使用しているXMLのバージョンを入力します。
「福利厚生 主治医最大レコード数」項目を選択し、「新規列名」フィールドに、問合せで戻す最大レコード数を入力します。
注意: 最大レコード数は、パフォーマンスを最大にするために100以下に設定することをお薦めします。
「福利厚生 主治医リクエスト方法」項目を選択し、「新規列名」フィールドに、情報プロバイダが予定しているHTTPリクエスト方法(GETやPOSTなど)を入力します。
「福利厚生 主治医表示ラベル」項目を選択し、検索結果でプロバイダが戻らない場合に結果表に表示するメッセージを入力します。
「福利厚生 主治医指示」項目を選択し、「結果表」の列のマップに表示するテキストを入力します。
福利厚生 主治医表バー・テキスト項目を選択し、結果表バーに表示するテキストを入力します。
PCP問合せをXMLでフォーマットしない検索ページを作成する場合は、次のガイドラインに従って、セルフ・サービス福利厚生と互換性のあるPCP検索を作成できます。
XMLなしの主治医検索を設定する手順
「セルフ・サービス福利厚生登録」メニューから「主治医」ページにナビゲートします。
主治医選択表のパーソナライズのリンクを選択します。
パーソナライズ・レベルを選択します。
「拡張設定」ボタンを選択します。
「検索」項目を選択し、「URL」フィールドにURLを入力します。このフィールドは、カスタマイズした「検索」Webページで加入者が「検索」ボタンをクリックしたときにアクセスされます。
システム管理者またはアプリケーション開発者は、次のページ・コンテキスト変数の問合せおよび受入を実行する検索ページを作成します。
PcpPersonId =(主治医の検索対象である個人のPerson ID)
PcpPlId =(データベース内のプランに定義されているプランID)
PcpPlTypId =(データベース内に定義されているプラン・タイプID)
注意: これらの変数は、検索や検証に不要な場合は使用する必要はありません。
PCPを選択せずに検索が取り消された場合は、検索ページに戻るために、次のURLを使用する必要があります。
/OA_HTML/OA.jsp?akRegionCode=BEN_PCP_SELECT_PAGE&akRegionApplicationId=805&pcpSearchCancel=1
注意: ディレクトリOA_HTMLは、現在の環境のベースHTMLディレクトリに置換してください。
正常に検索が行われた場合は、問合せでアクセスしたURLから、次のパラメータ名とデータ型の(適切にフォーマットされた)次の情報が戻ります。
パラメータ名 | データ | 値 | 例 |
ExtIdent | プランごとの主治医のID | 数値 | 10154244(ID) |
PcpName | 主治医の名前 | 文字列 | Sue Jones、医師(doctorsName) |
PcpSpecialty | 主治医の専門 | 文字列 | 内科、小児科(specialty) |
PcpPlId | プラン名に対応するプランID | 数値 | 905(planId) |
PcpPersonId | 問合せの一部としてデータベースに渡されたPerson ID | 数値 | 928374655(personId) |
PcpTypCd | 問合せで戻った主治医の第1専門のコード | 数値 | 23(pcpTypCd) |
検索から戻るURLは次のようになります。
/OA_HTML/OA.jsp?akRegionCode=BEN_PCP_SELECT_PAGE&akRegionApplicationId=805&ExtIdent=id&PcpName=doctorsName&PcpSpecialty=specialty&PcpPlId=planId&PcpPersonId=personId&PcpTypCd=pcpTypCd
注意: ディレクトリOA_HTMLは現在の環境のベースHTMLディレクトリに置換し、URLの変数は実際の値に置換してください。
システム・テスト中または本番環境で、登録に関する問題が発生した場合は、PL/SQLプロシージャのトレース・ファイルを生成して、個々のユーザーの問題原因を追跡できます。hr_utility.set_locationファンクションにより、主要なAPIおよびビジネス・プロセスについてコード実行のフローを調査できる出力が生成されます。
プロファイル・オプション「OAB: セルフ・サービス福利厚生トレースの有効化」を設定して、トレースするモジュールを選択します。
注意: プロファイル・オプションは、1度に1ユーザーに対して設定してください。
システム管理者の職責を使用して「システム・プロファイル値の検索」ウィンドウを開き、ユーザーに対してプロファイル・オプションを設定します。
セルフ・サービス福利厚生トレース・ファイルを生成する手順
「サイト」チェック・ボックスの選択を解除します。
「ユーザー」チェック・ボックスを選択します。
トレースを実行する個人を「ユーザー」リストから選択します。
「プロファイル」フィールドでOAB: セルフ・サービス福利厚生の有効化プロファイル・オプションを選択します。
「検索」をクリックします。
「システム・プロファイル値」ウィンドウで、プロファイル・オプションのユーザー値を選択します。
BENACTBR(アクティビティ・ベース・レート): このユーザー値は、レート計算処理をトレースします。
BENDISRT(分配レート): このユーザー値は、ユーザーが入力したレート変更をトレースします。このレート変更を使用して、親/子レートや年間連絡レートなどの他の依存レートが計算されます。
BENELINF(選択情報): このユーザー値は、ユーザーが「福利厚生選択」ページで選択を変更して「次」をクリックしたときに、登録プロセスをトレースします。
BENOLLET(オンライン・ライフ・イベント): このユーザー値は、単一のユーザーの加入プロセスをトレースします。たとえば、ユーザーが「扶養家族および受取人」ページで「次」をクリックするとトレースされます。
作業内容を保存します。
「システム・プロファイル値」ウィンドウを閉じます。
選択したプロファイル・オプションに基づいて、セルフ・サービス福利厚生でテスト・ケースを実行します。
注意: ブラウザ・ウィンドウでは、ユーザーのトレース・パイプがオープンされるまでページが待機している間、応答は停止します。
トレースの結果を表示するには、アプリケーション・データベースにアクセスできるサーバーから、次のコマンドを入力します。次の例は、プロファイル・オプションのBENELINF値に対するコマンドを示しています。
$PAY_TOP/bin/PYUPIP <apps userid>/<apps pwd>@<dbname> BENELINF > PYUPIP.txt
PYUPIP.txtファイルの内容を確認して、トレースの結果を分析します。
注意: トレース・ファイルは、技術支援要求の一部としてOracle Supportにアップロードできます。
テスト・ブラウザ・セッションを終了します。
トレースが完了した後は、「システム・プロファイル値」ウィンドウにナビゲートし、OAB: セルフ・サービス福利厚生の有効化プロファイル・オプションから値を消去します。
警告: NULLのプロファイル・オプション値を戻さない場合は、次回、ユーザーがセルフ・サービス福利厚生にアクセスするために、トレース・パイプがオープンされるまでページが待機している間、セルフ・サービス・アプリケーションは応答を停止します。
US連邦政府従業員は、セルフ・サービスを使用して連邦政府従業員医療福利厚生および積立プランの選択を登録および管理できます。従業員は、セルフ・サービス福利厚生を使用して現在の選択内容をレビューできます。また、「本人情報」セルフ・サービス・ページでは、その他従業員関連情報とともに現在、過去、未来の福利厚生選択をレビューできます。
関連項目: 情報概要
連邦政府従業員は、連邦政府従業員医療福利厚生(FEHB)を選択したり、変更したり、取り消すことができます。従業員および人事担当者は、セルフ・サービスまたはOracle Standard Benefits専門ユーザー・インタフェースを使用して、FEHB福利厚生を登録および管理できます。セルフ・サービスで入力する情報は、SF-2809(連邦政府従業員用の医療福利厚生選択フォーム)の完成に必要な情報と同じです。
関連項目: 『Oracle US Federal Human Resources Compensation and Benefits Management Guide』の連邦政府従業員医療福利厚生の概要に関する説明
連邦政府従業員の退職年金システム(FERS)および公務員退職年金システム(CSRS)によって補償される連邦政府従業員は、積立プラン(TSP)に加入でき、積立キャッチアップ・プランへの拠出資格があります。
従業員および人事担当者は、セルフ・サービスまたはOracle Standard Benefits専門ユーザー・インタフェースを使用して、TSP福利厚生を登録および管理できます。セルフ・サービスで入力する情報は、従業員が記入して人事部に送付するTSP登録フォーム(フォームTSP-1)およびTSPキャッチアップ・フォーム(TSP 1-C)によって得られる情報と同じです。セルフ・サービスまたは専門ユーザー・インタフェースでTSP情報を保存した後は、「エレメント・エントリ」ウィンドウでTSP選択内容を表示できます。
関連項目: 『Oracle US Federal Human Resources Compensation and Benefits Management Guide』の積立プランの概要に関する説明
セルフ・サービスの報酬および福利厚生の登録に関するバックグラウンド情報は、「セルフ・サービス福利厚生登録」を参照してください。
セルフ・サービス福利厚生の機能は、福利厚生セルフ・サービス・メニューに結び付けられています。必要に応じて、メニュー名や機能名を変更したり、メニューや機能を削除することができます。
通常は、更新対象のメニューをすべてコピーしてから編集してください。そうしないと、次回パッチをアプリケーションに適用する際に、変更内容が上書きされます。
関連項目: タブ・リージョンの構成
関連項目: メニューの構成の詳細は、『Oracle Applicationsシステム管理者ガイド』のユーザーのメニューに関する説明を参照してください。
セルフ・サービス福利厚生へのユーザー・アクセスを設定する手順
システム管理者の職責でオラクル人事管理システムにログインします。
「メニュー」ウィンドウを開きます。
「メニュー」フィールドでセルフ・サービス・メニュー(HR_EMPLOYEE_DIRECT_ACCESS_WEB)を問い合せます。次のセルフ・サービス・ユーザー・メニュー名が表示されます。
従業員セルフ・サービスV4.0
このメニュー名は、必要に応じて変更できます。
「メニュー」フィールドで福利厚生サブメニュー(BEN_SELF_SERVICE_BENEFITS)を問い合せます。次の福利厚生サブメニュー・ユーザー名が表示されます。
福利厚生セルフ・サービス
福利厚生セルフ・サービス・サブメニューは、最上位レベルのメニューにリンクされていないため(プロンプトがないため)、非表示になります。福利厚生セルフ・サービス・サブメニューには、次のプロンプトがあります。
福利厚生登録
現行福利厚生
これらのプロンプトは、セルフ・サービスWebページのタブでラベルとして機能します。
作業内容を保存します。
米国連邦政府福利厚生機能に新しい行を追加します。
連番を入力します。
プロンプト(US連邦政府HR福利厚生など)を入力します。
「セルフ・サービス福利厚生登録-連邦政府」機能(GHR_SS_BNFT_ENRT)を選択します。
作業内容を保存して、「メニュー」ウィンドウを閉じます。
「フォーム機能」ウィンドウを使用すると、事前定義されている機能(GHR_SS_BNFT_ENRT)をカスタマイズできます。
「フォーム機能」ウィンドウを使用して、サンプル機能から独自のセルフ・サービス福利厚生機能を作成します。次のユーザー機能名のサンプルが用意されています。
セルフ・サービス現行福利厚生の表示
セルフ・サービス福利厚生登録
機能名は次のとおりです。
BEN_SS_CURR_BNFT
GHR_SS_BNFT_ENRT
事前定義されている機能を更新する場合は、これらの事前定義パラメータおよびHTMLコールを使用するために、カスタム機能を更新する必要があります。
注意: セルフ・サービス福利厚生の各パッチを適用する際は、Readmeを確認して、事前定義されている機能のパラメータとHTMLコールが変更されているかどうかを確認することをお薦めします。
関連項目: 『Oracle Applicationsシステム管理者ガイド』の「フォーム機能」ウィンドウに関する説明
セキュリティ・プロファイルを設定します。「システム・プロファイル値」ウィンドウを使用して、作成した職責をセキュリティ・プロファイルとビジネス・グループにリンクします。セキュリティ・プロファイルは次のとおりです。
HR: セキュリティ・プロファイル
注意: 「HR: セキュリティ・プロファイル」を使用して職責をビジネス・グループにリンクできない場合は、登録を行う福利厚生加入者に対して、登録ができないことを示すエラー・メッセージが表示されます。
関連項目: 『Oracle Applicationsユーザーズ・ガイド』および『Oracle Applicationsシステム管理者ガイド』のユーザー・プロファイルに関する説明
ビジネス・グループ・プロファイルを設定します。「システム・プロファイル値」ウィンドウを使用して、作成した職責をビジネス・グループにリンクします。ビジネス・グループ・プロファイルは次のとおりです。
HR: ビジネス・グループ
セルフ・サービス福利厚生にアクセスする個人を定義します。
定義するには2つの方法があります。一般的な方法は、新規ユーザーを定義し、セルフ・サービス福利厚生にアクセスできる職責に対して、1度に1ユーザーを割り当てる方法です。
関連項目: 『Oracle Applicationsシステム管理者ガイド』の「ユーザー」ウィンドウに関する説明
もう1つは、この手動による操作を自動化するコンカレント・プログラムを設定する方法です。
詳細は、ホワイト・ペーパー『ユーザー・アカウントのバッチ作成』(MetaLinkから入手可能)を参照してください。
通常、ほとんどの連邦政府人事部では、加入者の福利厚生の選択(医療福利厚生やTSP選択など)を承認します。このレビューまたは承認プロセスが機関に規定されている場合は、従業員が各自の福利厚生選択を登録または更新したときに、Oracle Workflowを使用してPOIグループボックスに通知を送信できます。この通知には、従業員の確認ページへのリンクが挿入されています。選択内容をレビューした後は、選択内容を修正して再発行するように加入者に連絡したり、専門ユーザー・インタフェースで変更内容を手動で上書きすることができます。
事前定義されている機能を変更する場合は、元の処理をコピーして名前を変更してください。元の処理をそのまま保持することで、元の処理を参照したり、将来アップグレードするための基本として使用できます。処理をコピーした後は、システム管理者の職責で「機能」ウィンドウを使用して通知設定を変更し、機能を連邦政府従業員セルフ・サービス福利厚生メニューに結び付けます。
関連項目: 『Oracle HRMSユーザーズ・ガイド(日本仕様)』のSSHR機能の定義に関する説明
Oracle Workflowを使用してPOIグループボックスに福利厚生通知を送信する手順
「フォーム」タブをクリックします。
機能(GHR_SS_BNFT_ENRT)を問い合せます。
「パラメータ」フィールドにナビゲートし、通知送信パラメータを「N」から「Y」に変更します。パラメータ全体を確認してください。
displayDate=N&allowEnrt=Y&ssProcessUnrestricted=Y&sessionDate=&sendFYINotification=Y&wfProcessName=GHR_FYI_NOTIFICATION_PRC&displayAgreement=N
フォーム機能を保存します。
報酬ワークベンチの機能の完全な説明は、『Oracle HRMSユーザーズ・ガイド(日本仕様)』の報酬ワークベンチに関する説明を参照してください。
このモジュールは、次のメニューと機能からアクセスできます。
ユーザー・メニュー名 | 機能名 |
---|---|
マネージャ・セルフ・サービス | 報酬ワークベンチ |
人事担当者 | 管理者の報酬ワークベンチ |
報酬ワークベンチでは、次のワークフローを使用します。
内部名 | 表示名 |
---|---|
RECALL_PROC | ワークシート撤回プロセス |
ACCESS_NTF_SUB_PROCESS | カスタマイズ可能なアクセス通知サブ・プロセス |
ACCESS_PROC | アクセス・プロセス |
BDGT_ISS_NTF_SUB_PROCESS | カスタマイズ可能な発行済予算計画通知サブ・プロセス |
BUDGET_ISSUED_PROC | 発行済予算計画プロセス |
CWB_EMP_ELIG | CWB従業員の適格メイン・プロセス |
CWB_NTF_FINAL_HOOK | CWB通知終了フック |
CWB_NTF_INIT_HOOK | CWB通知開始フック |
CWBFYINTF | 報酬ワークベンチ通知 |
HR_APPROVAL | HR承認 |
RSGNNTFP | 従業員の再アサイメント通知 |
RSGNP | 従業員の再アサイメント・プロセス |
WS_REJ_NTF_SUB_PROCESS | カスタマイズ可能なワークシート否認通知サブ・プロセス |
WS_REJECTED_PROC | ワークシート否認プロセス |
WS_SUB_NTF_SUB_PROCESS | カスタマイズ可能なワークシート発行通知サブ・プロセス |
WS_SUBMITTED_PROC | ワークシート発行プロセス |
リージョン | ヒント・タイプ | メッセージ名 |
---|---|---|
「従業員の再アサイメント : 従業員選択」ページ | インストラクション・テキスト | BEN_93088_CWB_RSGN_EMP_MSG |
割当予算計画 | インストラクション・テキスト | BEN_94021_CWB_SET_PREF_CURR |
割当予算計画 | ヒント | BEN_92974_NO_EXCHANGE_RATE |
通貨スイッチャ | ショート・ヒント | BEN_94021_CWB_SET_PREF_CURR |
通貨スイッチャ | ヒント | BEN_92974_NO_EXCHANGE_RATE |
割当ウィザード - コンポーネント選択内容 | インストラクション・テキスト | BEN_93304_CWB_WIZ_OPTION_INSTR |
マネージャ選択 | インストラクション・テキスト | BEN_92824_WIZ_MGR_SEL_HDR |
割当ウィザード: 分配方法内容 | インストラクション・テキスト | BEN_92826_WIZ_DIST_MTHD_HDR |
割当ウィザード: 分配方法内容 | ロング・メッセージ | BEN_93136_WIZ_DIST_MATRIX_INFO |
割当ウィザード: 分配方法内容 | ロング・メッセージ | BEN_92862_WIZ_DIST_EQPCT_INFO |
割当ウィザード: 分配方法内容 | ロング・メッセージ | BEN_92838_WIZ_DIST_PRAMT_INFO |
割当ウィザード: 分配方法内容 | ロング・メッセージ | BEN_92839_WIZ_DIST_RCAMT_INFO |
分配方法 | インストラクション・テキスト | BEN_92826_WIZ_DIST_MTHD_HDR |
分配方法 | ロング・メッセージ | BEN_93136_WIZ_DIST_MATRIX_INFO |
分配方法 | ロング・メッセージ | BEN_92862_WIZ_DIST_EQPCT_INFO |
分配方法 | ロング・メッセージ | BEN_92838_WIZ_DIST_PRAMT_INFO |
分配方法 | ロング・メッセージ | BEN_92839_WIZ_DIST_RCAMT_INFO |
マトリックス - 内容 | ロング・メッセージ | BEN_94000_CWB_WIZ_POP_TRG_AMTS |
マトリックス - 内容 | ロング・メッセージ | BEN_93999_CWB_WIZ_BASIS_CALC |
詳細 | ロング・メッセージ | BEN_93999_CWB_WIZ_BASIS_CALC |
詳細 | ロング・メッセージ | BEN_94000_CWB_WIZ_POP_TRG_AMTS |
付加フレックスフィールドは、ワークシート内の専用のフレックスフィールド・ワークシート・グループに表示されます。
関連項目: フレックスフィールドの構成
報酬ワークベンチには、構成可能な次のプロファイル・オプションが用意されています。
プロファイル | 構成可能なレベル | 値 | デフォルト |
---|---|---|---|
BEN: CWBダウンロード失効時間 | すべて | 正の整数 | 60 |
BEN: CWBキーの暗号化/復号化 | すべて | 文字列(この値を変更すると、以前にダウンロードしたスプレッドシートがアップロードできなくなります。新しいキーを使用してスプレッドシートを再度ダウンロードする必要があります。) | |
BEN: CWB履歴タイプ表示 | すべて | 基本ストック・オプション履歴/拡張ストック・オプション履歴 | |
BEN: CWBホームのプラン表示 | すべて | 正の整数 | |
BEN: CWBレイアウト・ロック・タイム | すべて | 正の整数 | 10 |
BEN: CWBレイアウト最大数 | すべて | 正の整数 | 10 |
BEN: CWBストック・オプション・レポート用プラン・コンテキスト | サイト | プランまたは期間 | |
BEN: CWBウィザード支給率範囲 | すべて | 正の整数 | 5 |
BEN: CWBウィザード勤続年数範囲 | すべて | 正の整数 | 1 |
予算計画は、報酬プロセス内で使用できる資金プールの定義に使用するプロセスです。ライン・マネージャは、報酬期間内の割当上限としてこのプールを使用します。報酬ワークベンチには、一般的な2種類の予算計画スタイルが用意されています。
自動予算計画: この予算計画タイプは、マネージャにアクセス権限を付与する前に、組織の要件に基づいて予算計画を事前に定義したり、協力会社ソースから予算計画を取得してその情報を報酬ワークベンチに追加する場合に使用します。たとえば、西部地域のマネージャすべてに7.5%の予算計画を構成し、東部地域のマネージャすべてに10%の予算計画を構成します。
ロールダウン予算計画: この予算計画タイプは、当初の予算計画は事前に決定するが、その予算計画タスクはライン・マネージャが完了する場合に使用します。報酬管理者は、最上位レベルのマネージャまたは下位の複数のマネージャに対して当初の予算計画を作成します。マネージャは予算計画を公開することで、その予算をロール・ダウンします。また、マネージャは予算計画の細分化先のレベルを決定します。
予算計画は、組織階層の最上位レベルに定義できます。上位レベルのマネージャは、直属の部下(マネージャでもある)がいるマネージャに分配予算計画を発行します。
予算計画によって、使用可能な予算計画値、使用済計画値、および将来使用するために予約され、レポート・マネージャには発行されていない計画値など、様々な情報が提供されます。
予算計画は、適格給与の金額またはパーセントとして定義できます。また、株式数やストック・オプション数などの非通貨単位で予算計画を定義することもできます。報酬ワークベンチには予算計画割当ウィザードが用意されており、予算計画を手動で設定しない場合に使用できます。報酬管理者およびライン・マネージャは、この予算計画割当ウィザードを使用できます。予算計画の分配には、最大2種類の基準を使用できます。
予算計画を準備する場合は、予算計画目標を参照またはガイドラインとして使用できます。マネージャの管理下にあるすべての従業員レベルで目標の集計を表示できます。たとえば、報酬目標額が1000 USドルの2人の従業員がいる場合、予算計画目標には2000 USドルが表示されます。クイック記入機能を使用すると、予算計画目標をワークシートにコピーできます。
予算計画を割り当てる場合は、企業目標も参照として使用できます。目標額をワークシート内の特定の従業員または全従業員の報酬額にコピーする場合は、クイック記入機能を使用してください。
プラン設計の段階で、下位レベルのマネージャによる従業員リストへの変更が予算計画に与える影響を判断できます。固定額を保持するか、またはパーセントに基づいて予算計画を再計算するかを選択できます。
上位レベルのマネージャが予算計画を発行すると、下位のマネージャには自動的にワークフロー通知が送信されます。
予算計画プロセスを開始するには、報酬管理者が次のいずれかの操作を実行します。
マネージャが予算計画作業を開始できるように、「従業員」ページを使用して予算計画数と日付を公開します。
「加入プロセス: 報酬ワークベンチ」の実行時に、事前定義されている予算計画がすべてのマネージャのワークシートに自動発行されるように、報酬プランを設定します。
自動発行による予算計画を使用すると、報酬担当者は、マネージャによる直属従業員への割当可能値を制御して、企業全体にわたって一定の報酬分配を作成できます。
自動発行による予算計画は、通常、一定のパーセント(東部地域のマネージャはすべて10%など)に従って計画されます。様々なレート・プロファイルを設定すると、多様な適格基準に基づいて使用可能なパーセントを変更できます。
関連項目: 報酬ワークベンチ・プランの登録要件の定義
割当ウィザードには、多様な計算タイプが用意されており、選択した1人以上のマネージャに対して予算計画を自動的に計算できます。報酬ワークベンチ・セルフ・サービス・インタフェースのヒントには、各計算タイプの機能に関する説明があります。
金額またはパーセントの入力時に、端数が自動的に処理されないようにできます。ワークシートおよび予算計画シートに入力した端数処理コードは、新規給与の金額にのみ適用され、パーセントには適用されません。パーセントと新規給与は、端数処理額の取得後に再計算されます。
専門ユーザーは、レートの端数処理コードを省略することも可能です。その場合、金額はプラン通貨と同じ端数処理ルールを使用して常に端数処理されます。
予算計画数やワークシート数を計算するために、割当ウィザードでは「基準に基づいて分配」という分配方法を使用できます。ライン・マネージャは、役職、等級、業績考課レートなど、一般的な従業員基準に従って予算計画またはワークシートの割当を設定または改訂できます。
マネージャは、マトリックス定義を保存して後で使用できます。「マトリックス基準を元に戻す」ボタンをクリックしてマトリックスをリフレッシュし、新しい基準を選択することもできます。また、「保存済基準マトリックスの撤回」を選択して以前に保存したマトリックスを撤回したり、行と列の様々な基準で新しいマトリックスを作成できます。
「従業員当りの平均数」または「適格給与のパーセント」を使用して割り当てることができます。従業員当りの平均数に基づく割当では、ストック・オプション・プランやその他非通貨価値のマトリックスを定義できます。
「割当計算機能を使用して均等分配」による割当も選択できます。また、同額または同パーセントの分配を選択できます。双方の割当方法については、最大2種類の割当基準を選択できます。
マネージャは、2種類のマトリックスのいずれかの基準を設定できます。1ディメンション(1つの基準)または2ディメンション(2つの基準)です。
選択する基準に基づいて、「計算詳細」ページには、選択された従業員の行ヘッダーとして、選択された基準に対して一意なすべての値が表形式で表示されます。
「適格給与のパーセント」によるマトリックス: このマトリックスには、従業員数、適格給与、適格給与のパーセントと合計が表形式で表示されます。適格給与のパーセントを入力した後は、「再計算」ボタンを選択して合計を表示します。
「従業員当りの平均数」によるマトリックス: このマトリックスには、従業員数、適格給与、適格給与のパーセント、従業員ごとの平均数と合計が表形式で表示されます。平均数を入力した後は、「再計算」ボタンを選択して合計を表示します。
マトリックスには、次のような様々な他の機能があります。
基準に基づいて予算計画をモデル化し、予算計画および要約情報を使用して予算計画に影響する様子を分析して確認できます。
グリッド形式を使用して、基準の各組合せについて従業員合計、適格給与および利用総計を簡単に表示および識別できます。
予算計画を構成している従業員固有の金額を、予算計画割当ウィザードのみを使用して、下位マネージャのワークシートにプッシュできます。これによって、下位レベルのマネージャは、予算計画の決定と導出に各従業員の金額がどのように使用されているかを確認できます。これは、「推奨数」列を挿入するようにパーソナライズすることで確認できます。この列は、パーソナライズを使用して消去できます。新しい基準の選択、パーセントの変更または予算金額の増加を行った場合は、推奨数も変更できます。
値リストを使用して、計算の基本として金額を使用するか、パーセントを使用するかを決定します。
ライン・マネージャはワークシートの割当タスクを使用して、報告階層の下位レベルの適格な従業員に報酬を割り当てます。予算計画と同様に、ライン・マネージャは報酬の決定に役立つ割当ウィザードを使用できます。
また、ライン・マネージャは、報酬を割り当てる際の参照またはガイドラインとして企業目標を使用できます。目標額には、実際の目標および最小から最大までの目標範囲があります。マネージャは、適格給与の目標パーセントを表示し、クイック記入機能を使用して、目標額をワークシート内の特定の従業員または全従業員の報酬額にコピーできます。
個別の金額、適格給与の平均パーセントまたは合計額を割り当てるには、次のいずれかの計算方法を使用できます。
選択した基準に基づいた計算方法
割当計算機能を平等に使用して同額または同パーセントを各従業員に分配する方法
注意: ライン・マネージャは自分の報酬は指定できません。
承認を受けるためにワークシートを発行した後、上位レベルのマネージャが処理していない場合は、そのワークシートを撤回して再度更新できます。上位レベルのマネージャが承認した場合は、次のレベルに発行されるか、または後処理が実行されるため、ワークシートは撤回できません。ワークシートを撤回すると、上位レベルのマネージャには、撤回に関する通知が送信されます。
ワークシートには、マネージャが割当を決定するために参照する様々な従業員情報が表示されます。従業員に授与された報酬に関する履歴情報をマネージャが参照できるようにプランを定義できます。
「ワークシート詳細」リージョンには、個人情報、勤務情報、最近の報酬など、従業員に関する詳細情報が表示されます。
関連項目: 報酬ワークベンチの従業員適格性
報酬プランは、複数のコンポーネントに項目化できます。これによって、ライン・マネージャは、功労賞や生計費などの個別要因について予算を計画して報酬を割り当てることができます。この項目化によって、昇給と報奨の管理に焦点を絞った方法が提供されます。
報酬コンポーネントは給与コンポーネントにリンクできます。給与レビュー・サイクルの終了時には、報酬ワークベンチの後処理を実行し、各報酬コンポーネントに格納されている新しい値を使用して給与コンポーネントを更新します。
コンポーネントは、総合報酬データ・モデルのオプションに相当します。「オプション」ウィンドウを使用してコンポーネントを設定した後で、各オプションを報酬プランにリンクします。
プランを項目化する場合は、次のガイドラインを考慮してください。
プランには2つ以上のコンポーネントを結び付けてください。
予算を計画する場合は、少なくとも1つのコンポーネントについて予算を計画する必要がありますが、プランの各コンポーネントに対して予算を計画する必要はありません。
プランではなくコンポーネントのレートを記録するように、アクティビティ・レートを調整してください。
企業のビジネス・ニーズに従って、給与、賞与または株式の支給と同じサイクルで、マネージャが適格な従業員の役職を変更または昇格・昇進できるように報酬プランを設計するか、またはマネージャが独立した個別の処理として従業員の役職を変更または昇格・昇進できるように個別の昇格・昇進プランを作成できます。
報酬ワークベンチの昇格・昇進では、昇格・昇進(および報酬の付与)に適格な従業員の完全なリストがマネージャに提供されます。このリストは、昇格・昇進に相応しい個人の選択、マネージャの組織内での公平性と公正さの保持に役立ちます。
マネージャは、セルフ・サービスを使用して自分の管理下にある従業員に新しい役職、職階または等級を割り当てたり、アサイメント付加フレックスフィールドまたはソフト・コード国別仕様フレックスフィールドを変更できます。また、適切なセキュリティ・アクセスを保持している従業員は、マネージャの切替えを使用して昇格・昇進を記録できます。
マネージャは、使用可能なフィールドに従って一部の従業員詳細を直接変更することもできます。パーソナライズを使用してワークシートを構成し、マネージャが表示および更新できる列を選択できます。たとえば、パーソナライズを使用して、マネージャに役職(職階ではなく)の更新を許可し、セルフ・サービス・ページに旧役職と新規役職(旧職階と新規職階ではなく)が表示されるようにできます。旧データには常に有効日現在の値が表示されます。新規データは、データが変更された場合にのみ表示されます。
報酬ワークベンチを介して更新するために、パーソナライズを使用して次のフィールドを使用可能にできます。
アサイメント変更理由
注意: このフィールドは、昇格・昇進または役職変更が生じた理由を示します。
新規役職
新規職階
新規等級
従業員の昇進・昇格時には、次の情報を表示できます。
従業員名
従業員氏名
旧役職
旧職階
旧等級
関連項目: マネージャの切替え
関連項目: 報酬ワークベンチの従業員適格性
完成したワークシートは、承認を受けるためにルーティングします。変更内容は、承認されるまで一時的な状態として保持され、報酬ワークベンチのマネージャのセルフ・サービス・ビューでのみ参照できます。
上位レベルのマネージャがワークシートを承認すると、すべての変更内容が承認となります。変更の一部のみを承認することはできません。承認後は、新規作成または変更されたすべてのHRMSデータを更新する後処理を実行します。
ワークシートが承認された場合は後処理を実行し、承認された役職変更または昇格・昇進(あるいはその両方)を従業員のアサイメント・レコードに反映します。
報酬ワークベンチの機能を活用するために、報酬プランを設計する様々な方法があり、それぞれに利点があります。
設計方法は、次のとおりです。
マネージャが報酬の授与と同時に役職変更および昇格・昇進を実施できるようにプランを作成します。単一の予算計画を使用して異なる報酬タイプを授与し、給与増額、アサイメント変更などの異なるコンポーネントを授与するプランを設計できます。
このプランは、個人の報酬に影響するすべての変更を1度に発行、レビューおよび承認できるため、年次レビュー・プロセスを高速化できます。これによって、マネージャによる従業員への職階、役職または等級の公正な報酬授与が促進され、プラン設計の設定に必要な時間が軽減されます。
マネージャが役職変更および昇格・昇進のみを処理できるようにプランを作成します。
この方法では、報酬期間はすべての役職変更/昇格・昇進が授与された後に計画できます。この方法は、報酬制限または推奨報酬が従業員のアサイメント情報に基づいている場合に便利です。
既存の報酬プランは、役職変更または昇格・昇進(あるいはその両方)を許可するように変更できます。
既存のプランに役職変更/昇格・昇進タスクを追加して、割当の承認を得て後処理を実行し、役職変更/昇格・昇進ワークシートに対して表示アクセスのみを選択すると、マネージャには役職変更/昇格・昇進ワークシート・グループの参照のみが許可されます。以前に実施した割当は保存されますが、非表示になります。
既存のプランに役職変更/昇格・昇進タスクを追加し、割当が未承認または未発行の段階で、マネージャに報酬の割当が許可されている場合は、役職変更/昇格・昇進と報酬の両タスクをプラン定義ウィンドウに追加する必要があります。組合せプランまたはコンポーネント・プランを作成した場合は、ローカルとグローバルのプランまたはオプションに対する適格コードすべてを同時に参照できます。
注意: 加入プロセスの実行後にワークシート・グループを変更した場合、加入プロセスの再実行は必要ありません。
マネージャは、従業員業績考課レートを使用して、自分の管理下にある適格従業員のレート設定およびランク付けを実施できます。適切なセキュリティ・アクセス権限のある従業員も、マネージャの切替えを使用して従業員のレートを設定できます。
マネージャは、報酬ワークベンチを使用して管理下にある従業員すべてを1回の表示で参照できます。各従業員を他の従業員と関連付けながら確認できるため、従業員の業績評価プロセスがより公正で客観的になります。
マネージャは、従業員の最新の業績考課のランク付けを表示してから新しい考課を指定できます。
従業員のレートとランク付けは、企業の運営方法に従って、昇格・昇進または報酬サイクルの前または途中に完了することができ、これによって、プランの設計と設定が決定します。
業績考課レートおよびアサイメント変更は複数のグループ・プランに反映できます。あるプランで値を表示して更新し、その値が別のプランに反映されたことを確認できます。これは、「プラン登録要件」ウィンドウの「タイミング」タブを使用して構成します。
パーソナライズに従って、マネージャは従業員に関する情報を表示して更新できます。これらの情報の例には、ランク付け、レート、従業員の名前、雇用年数、(現行マネージャによる)総合ランク、ライン・マネージャによって指定され承認担当マネージャに表示される従業員のランク、レート・タイプ、前回のレート日などがあります。
注意: レートは値リストであり、サイトで更新できます。
マネージャが作成したワークシートは、承認を受けるために送信されます。変更内容は、承認されるまで一時的な状態として保持され、報酬ワークベンチのマネージャのセルフ・サービス・ビューでのみ参照できます。
ワークシートが承認された場合は、すべての変更内容が承認となります。変更の一部のみを承認することはできません。承認後は、これらの変更に関連するすべてのHRMSデータを更新する後処理を実行します。
報酬ワークベンチでは、マネージャが直属の部下および報告階層の下位レベルの適格な従業員の詳細を参照できます。
オラクル人事管理システムで報酬ワークベンチ・プランを設定する場合は、加入者適格性プロファイルを定義して、従業員が報奨、昇格・昇進、さらに業績評価の授与対象として適格かどうかを判断できます。報酬管理者は、専門ユーザー・インタフェースで適格性の確認結果を上書きできます。
マネージャは、直属のすべての従業員、および選択した報酬プランで自分のワークシートに割り当てられている従業員について、従業員適格性を更新できます。
「従業員適格性」ページには、プランに不適格な従業員の不適格理由が表示されます。さらに、適格性が過去に上書きされた場合は、上書きした担当者およびその日付が表示されます。組合せプランを作成した場合は、すべての適格コードを同時に参照できます。保留中の変更内容も表示できます。ただし、承認を受けるためにワークシートが発行された後、または別のマネージャが適格性の変更を発行している場合は、従業員の適格性を更新できません。
従業員の適格性を更新すると、承認担当者に通知が送信されます。
従業員の再アサイメントには、複数のマネージャ・ワークシート間で従業員を移動する機能が用意されています。従業員の再アサイメントは、選択した報酬プランおよび登録期間について有効であり、現行の管理者との関係には影響を与えません。
従業員の再アサイメントを使用すると、マネージャは、直属の部下ではないが、報酬の対象となるタスクをマネージャのために実行した従業員に報酬を授与できます。また、従業員の再アサイメントを使用すると、あるマネージャが報酬期間に不就業な場合に、別のマネージャが代行できます。
従業員を再割当すると、再アサイメントの承認を受けるために承認者に通知が送信されます。承認者は従業員の再アサイメントを承認または否認できます。
再割当の対象従業員は、ワークシート・マネージャや従業員名などの異なる検索基準を使用して検索します。検索結果には、従業員名、従業員番号、役職、ワークシート・マネージャおよび管理者がリストされます。このリストで、再割当の対象従業員を選択できます。
ワークシートの再アサイメントが保留されている従業員には、従業員名に対して時計アイコンが表示されます。このアイコンをクリックすると、保留されているアサイメントの詳細が表示されます。このページには、保留中ワークシート・マネージャ名、依頼元名、要求日および次の承認者の名前が表示されます。
「再割当」ボタンをクリックすると、新しいマネージャ名を入力できるページが表示されます。「次」をクリックすると、再割当を実施する従業員をレビューできます。「レビュー」ページでは、現在のワークシート・マネージャまたは提示したワークシート・マネージャ(あるいはその両方)についてコメントを入力できます。再割当の対象従業員をレビューし、コメントを入力した後は、要求を発行できます。要求内容を確認するページが表示されます。
マネージャのワークシートを変更した場合は、その変更を新規マネージャのワークシートに表示する前に、承認が必要な場合があります。承認プロセスと通知にはWorkflow/AMEが使用されます。各承認プロセスには、3つの用語が使用されます。
パーティ1は、従業員が削減されるワークシートを所有するマネージャです。
パーティ2は、従業員が増員されるワークシートを所有するマネージャです。
依頼元は、再アサイメントを要求している個人です。2つのパーティのいずれかである場合とそうでない場合があります。
3種類の承認は、次のとおりです。
承認1: 承認者はパーティ1で、パーティ1が唯一の承認者です。パーティ1は要求を承認または否認できます。
承認2: 承認者はパーティ2で、パーティ2が唯一の承認者です。パーティ2は要求を承認または否認できます。
承認3: パーティ3は承認者不要です。
承認が不要の場合、パーティ1とパーティ2はワークシート・マネージャの変更の通知を受信します。
承認が必要な場合、パーティ1とパーティ2は、承認を求める再アサイメント要求が発行されたことを伝える通知を受信します。
パーティ1、パーティ2および依頼元は、承認の通知を受信します。否認の通知は依頼元にのみ送信されます。
従業員の再アサイメントの保留通知を受信した場合は、詳細情報を表示して、承認、否認または再割当を実行できます。この場合も、承認および通知プロセスが開始されます。
マネージャの切替えには、「報酬ワークベンチ・ホーム・ページ」からアクセスできます。特定のマネージャを検索し、最近選択したマネージャに切り替えたり、元の認証に戻すことができます。
マネージャの切替えを使用すると、セキュリティ表示で許可されている任意のワークシート・マネージャに認証を切替えることができます。この機能を使用すると、セキュリティ・プロファイル内で別のマネージャとして迅速に対応できます。報酬担当者は、マネージャの切替えを使用してスーパーユーザーの役割を担当できます。
報酬ワークベンチは、人事担当者の職責に対してマネージャの切替えが使用可能な状態で提供されます。システム管理者は、必要に応じてマネージャの切替えを使用不可にできます。ライン・マネージャは、下位マネージャ、またはアクセス権限が付与されたプロキシ・マネージャに切り替えることができます。
報酬ワークベンチを使用不可にするには、「フォーム機能」ウィンドウを開き、「ユーザー機能名」フィールドで「管理者の報酬ワークベンチ・ホーム」を問い合せます。「Web対応 HTML」タブを選択し、次のHTMLコールを表示します。
OA.jsp?akRegionCode=BEN_CWB_HOME_PAGE&akRegionApplicationId=805&displayDate=N&displaySwitchManager=Y
マネージャの切替えのポップリストには、選択した職責のセキュリティ・プロファイルのユーザーが表示されます。通常は、階層内で自分より下位のマネージャに切り替えます。リストには最大20人のマネージャを表示できます。マネージャがポップリストに表示されない場合は、「マネージャの切替え 検索ページ」を使用してマネージャを検索できます。このページでは、次のような様々な検索オプションに基づいてマネージャを検索できます。
従業員名
従業員番号
Eメール・アドレス
マネージャの名前をクリックすると、マネージャの切替え機能が開始されます。
マネージャが、予算計画の発行、ワークシートの否認、アクセス権限の変更、または再アサイメント/適格性の変更の要求を実行した後で、ワークシートを発行すると、そのワークシートは承認を受けるために、オラクル人事管理システムによってルーティングされます。承認は階層内の上位方向に自動的に転送されます。
「報酬ワークベンチ・ホーム・ページ」には、オープン報酬ワークベンチ通知の最新の5件のスナップショットが表示されます。件名をクリックして、5件の中から任意の通知の詳細を表示できます。5件を超える通知が存在する場合は、「全件リスト」を選択してオープン通知の全件リストを表示できます。
通知の件名を選択すると詳細ページが表示されます。このページでは、Eメール通知の件名、メールの送信日、マネージャの氏名、メールの完全な詳細、応答が必要かどうかを示す応答セクション、および応答が必要な場合は応答欄を表示できます。
マネージャは、このページから通知をクローズし、通知リストから通知を削除できます。通知をクローズするには、「応答」リージョンの「クローズ」ボタンを選択します。
報酬ワークベンチにログインしているマネージャにマネージャの切替え機能があり、別のマネージャに切り替えた場合、他のマネージャの通知は表示されません。
関連項目: マネージャの切替え
報酬ワークベンチ・プランの標準レートは、多様なビジネス・ニーズにあわせて定義できます。ほとんどのレートでは、セルフ・サービス・インタフェースの列として表示される固定数または入力可能数を表示します。レートは、定義済の導出された報酬要因を使用する報酬の乗数をベースにすることもできます。
標準レートを定義する際に選択するアクティビティ・タイプによって、報酬ワークベンチでのレートの使用方法が決まります。
このレートには従業員の取得数が格納されます。
エレメントと入力パラメータをレートに結び付けると、後処理バッチ・ジョブによってエレメント・エントリがオラクル人事管理システムに作成され、入力値として割当が渡されます。給与プランまたは給与オプションの場合は、このレートにエレメントを結び付けないでください。
このアクティビティ・タイプには、マネージャによる従業員の割当が可能な範囲を設定するために、レートの最小および最大ルールを関連付けることができます。「標準レート」ウィンドウで「最小値/最大値ルール」を選択すると、加入プロセスを実行したときに、マネージャによる従業員の割当が可能な最小値と最大値が自動的に計算されます。
このレートは、実際の取得数に対するプレースホルダです。たとえば、各従業員の賞与額が挿入されます。このレートは、ストック・オプションや賞与など、任意のタイプの報酬を割り当てるプランを定義する場合に使用します。プランが非報酬プラン(業績評価プランなど)の場合、このレートは不要です。
ワークシートの列に表示する最小値と最大値は、パーソナライズを使用して挿入できます。マネージャがこの範囲外の値を入力するとエラーが表示されます。基準によって最小、最大またはデフォルト値が変化する場合は、レートを変数レート・プロファイルに結び付けます。
デフォルト値はワークシートに表示する初期値として使用できます。このデフォルト値は、「報酬の乗数」の計算方法で使用できます。「ルール」の計算方法を使用すると、FastFormulaに基づいてワークシート数にデフォルト設定できます。ワークシート数はルールを使用して提供します。
端数処理コードは多機能で、入力値の端数を処理します。また、値を小数点付きで表示するかしないかを制御します。「1の位に四捨五入」以上の端数処理コードでは、小数値が削除され、整数として値が表示されます。増加単位と端数処理コードの一貫性を保持する必要があります。
履歴でのレートの表示方法や、給与プランに必要な特別な処理ロジック(ワークシートの「新給与」列の計算など)の適用方法は、報酬カテゴリで決まります。
このアクティビティ・タイプは、上位レベル・マネージャから別のマネージャに発行される予算計画数または適格給与のパーセントを格納します。
予算計画を自動発行する場合は、ワークシート予算計画レートと等しくなるように分配予算計画レートを定義します。「登録時に値の入力」および「年間値の入力」フィールドは、選択を解除したままにします。「定数」フィールドには、自動発行のパーセントまたは金額を入力します。
「プラン登録要件」ウィンドウの「予算計画列の保持」フィールドを使用して、予算計画を金額として格納するかパーセントとして格納するかを設定します。
必須かどうか | 予算計画の場合は必須 |
プランまたはオプション当たりの最大定義数 | 1 |
「登録時に割当」の推奨 | 選択を解除 |
「登録時に値の入力」の推奨 | 選択(自動発行予算計画の場合は選択を解除) |
「上書き」の推奨 | 選択 |
「単位」の推奨 | 株数、または金額の場合はブランク |
エレメントの設定 | No |
マネージャが従業員に分配できる合計金額または合計株数を示します。
予算計画を自動発行する場合は、分配予算計画レートと等しいワークシート予算計画レートを定義します。「登録時に値の入力」および「年間値の入力」フィールドは、選択を解除したままにします。「定数」フィールドには、自動発行のパーセントまたは金額を入力します。
必須かどうか | 予算計画の場合は必須 |
プランまたはオプション当たりの最大定義数 | 1 |
「登録時に割当」の推奨 | 選択を解除 |
「登録時に値の入力」の推奨 | 選択(自動発行予算計画の場合は選択を解除) |
「上書き」の推奨 | 選択 |
「単位」の推奨 | 株数、または金額の場合はブランク |
エレメントの設定 | No |
留保によって、マネージャは、後で分配するために予算計画内の一定金額または株数を保持できます。
コンポーネント(プランのオプション)の分配を定義する場合は、同じレベルで留保レートを定義する必要があります。予算計画を自動発行する場合は、留保レートを定義しないでください。これは、マネージャには、予算シートにアクセスして予算作成の一部を留保する権限が付与されていないためです。
必須かどうか | 常にオプション |
プランまたはオプション当たりの最大定義数 | 1 |
「登録時に割当」の推奨 | 選択を解除 |
「登録時に値の入力」の推奨 | 選択 |
「上書き」の推奨 | 選択 |
「単位」の推奨 | ブランクまたは株数 |
エレメントの設定 | No |
パーセントで予算計画を分配する場合は、このアクティビティ・タイプが必要です。金額による予算計画の場合は、賞与や給与プランに使用してください。
コンポーネント(プランのオプション)のワークシート数レートを定義する場合は、同じレベルで適格給与レートを定義する必要があります。
適格給与レートでは導出された報酬要因を使用して、従業員の適格給与を決定します。FastFormulaルールを使用し、勤続期間に基づいて従業員の給与を按分し、適格給与を決定します。
必須かどうか | パーセントによる予算計画分配の場合は必須 |
プランまたはオプション当たりの最大定義数 | 1 |
「登録時に割当」の推奨 | 選択を解除 |
「登録時に値の入力」の推奨 | 選択を解除 |
「上書き」の推奨 | 選択 |
「単位」の推奨 | ブランク |
エレメントの設定 | No |
個人のペイ・ベースに設定されている頻度以外の頻度に変換できる給与に使用します。定期給与には特定の日付が明記され、通常は報酬要因の乗数になります。適格給与以外の金額が必要な場合は、定期給与を使用します。適格給与とは異なり、定期給与は按分できません。
必須かどうか | 常にオプション |
プランまたはオプション当たりの最大定義数 | 1 |
「登録時に割当」の推奨 | 選択を解除 |
「登録時に値の入力」の推奨 | 選択を解除 |
「上書き」の推奨 | 選択 |
「単位」の推奨 | ブランク |
エレメントの設定 | No |
適格給与と定期給与が、報酬ワークベンチで計算された導出要因の結果を表示するには十分でない場合に使用します。
必須かどうか | 常にオプション |
プランまたはオプション当たりの最大定義数 | 1 |
「登録時に割当」の推奨 | 選択を解除 |
「登録時に値の入力」の推奨 | 選択を解除 |
「上書き」の推奨 | 選択を解除 |
「単位」の推奨 | ブランク |
エレメントの設定 | No |
その他の標準レートを定義し、休暇時間数、業績考課レート、勤続期間などの任意の数値を報酬ワークベンチに格納するために使用できます。その他レートでは、値の導出にFastFormulaルールを必要とする場合が多くあります。これらの列の名前は、セルフ・サービス・インタフェースで変更できます。
必須かどうか | 常にオプション |
プランまたはオプション当たりの最大定義数 | 各1つずつ |
「登録時に割当」の推奨 | 選択を解除 |
「登録時に値の入力」の推奨 | 選択を解除 |
「上書き」の推奨 | 選択を解除 |
「単位」の推奨 | 金額の場合はブランク、または任意の値(処理への影響はありません) |
エレメントの設定 | No |
報酬の増額または報奨に推奨する最小値と最大値をワークシート上に表示します。多くの場合、推奨レートでは、変数レート・プロファイルを使用し(報酬の乗数のパーセントに基づいて)、従業員の報酬をベースにして推奨増加値を導出します。
このアクティビティ・タイプには、マネージャによる従業員の割当が可能な範囲を設定するために、レートの最小および最大ルールを関連付けることができます。「標準レート」ウィンドウで「最小値/最大値ルール」を選択すると、加入プロセスを実行したときに、マネージャによる従業員の割当が可能な最小値と最大値が自動的に計算されます。
コンポーネント(プランのオプション)のワークシート数レートを定義する場合は、同じレベルで推奨数レートを定義する必要があります。
マネージャは、割当ウィザードを使用して推奨数を分配できます。
必須かどうか | 常にオプション |
プランまたはオプション当たりの最大定義数 | 1 |
「登録時に割当」の推奨 | 選択を解除 |
「登録時に値の入力」の推奨 | 選択を解除 |
「上書き」の推奨 | 選択 |
「単位」の推奨 | ブランクまたは株数 |
エレメントの設定 | No |
金額で明記された個人の総合報酬を示します。バランスまたはFastFormulaルールを介して合計を算出する導出要因を定義する必要があります。このアクティビティ・タイプを使用するレートには、この導出要因を結び付けます。
必須かどうか | 常にオプション |
プラン当たりの最大定義数 | 1 |
「登録時に割当」の推奨 | 選択を解除 |
「登録時に値の入力」の推奨 | 選択を解除 |
「上書き」の推奨 | 選択 |
「単位」の推奨 | ブランク |
エレメントの設定 | No |
報酬エレメントのエレメント・エントリ履歴を表示します。定義した報酬カテゴリによって、賞与、ストック・オプション、他の報酬履歴など、詳細を表示する履歴グループが決まります。
このアクティビティ・タイプを使用して、標準レートにリンクされていないエレメント・エントリを表示します。表示するには、CWB履歴プラン・タイプと呼ばれるプラン・タイプとCWB履歴プランと呼ばれるプランを定義し、そのプランをCWB履歴プラン・タイプにリンクする必要があります。履歴に表示する各エレメント・エントリについては、CWB追加履歴エレメント・アクティビティ・タイプで標準レートを定義します。エレメント・エントリと入力パラメータを定義し、「標準値不使用」の計算方法を使用してください。適切な履歴グループを判断するには、報酬カテゴリを賞与、ストック・オプションまたは他の報酬として定義します。
読込み専用: マネージャは割当や分配を実行できません。
全アクセス: マネージャは予算計画やワークシートを更新し、分配または割当を実行できます。
アクセスなし: ユーザーは予算計画やワークシートを表示できません。
報酬ワークベンチには、次のプロセスとレポートが用意されています。
プロセス
加入プロセス: 報酬ワークベンチ: 管理者は、報酬プランの可能期間が開始する前に、このプロセスを実行します。このプロセスは、適格性を判断してレートを計算し、適格な各個人に対して報酬ライフ・イベントを割り当てます。
報酬ワークベンチ後処理: 管理者は、ライン・マネージャが予算計画入力とワークシート入力すべてを承認した後に、このプロセスを実行します。このプロセスは、割り当てられた額を従業員の給与に書き込みます。
報酬ワークベンチ・バックアウト・ライフ・イベント・プロセス: 管理者は、プラン設計にエラーまたは変更があった場合に、このプロセスを実行します。このプロセスは、報酬ライフ・イベントに対する「加入プロセス: 報酬ワークベンチ」の結果を削除します。
報酬ワークベンチ登録クローズ・プロセス: 管理者は、報酬プランの可能期間が終了したとき、またはプランの最終処理日が経過したときに、このプロセスを実行します。このプロセスは、選択した個人の報酬ライフ・イベントをクローズします。
報酬ワークベンチ・リフレッシュ・プロセス: 管理者は、このプロセスを実行して、従業員詳細またはプラン設計データをリフレッシュします。これらのプロセスは、Oracle Self-Service HRから個別に実行することもできます。
報酬ワークベンチ個人加入プロセス: 管理者は、Oracle Self-Service HRを使用して、プランとレートに対する個人の適格性を決定します。このプロセスは、プランのグループ報酬プロセスを実行した後でも1個人に対して実行できます。
報酬ワークベンチ一括通知プロセス: 管理者は、このプロセスを使用して、承認通知や他の通知をユーザーのグループに送信します。
レポート
「報酬詳細」レポート: マネージャは、このレポートを使用して、報酬プランの詳細を単一のレポートに表示します。プラン、報奨に関する詳細とアサイメント情報に基づいて報酬を受ける従業員の要約が示されます。
「総合報酬」レポート: マネージャおよび管理者は、このレポートを使用して、異なる報酬プランの結果を単一のレポートに対比して表示します。
「従業員ストック・オプション履歴」レポート: マネージャおよび管理者は、このレポートを使用して、現行の従業員のストック・オプション履歴(権利放棄見積値を含む)を要約レベルおよび従業員レベルで表示します。
直接レポート別要約レポート: マネージャは、このレポートを使用して、直属の各部下に関する要約された報酬情報を表示します。このレポートを使用すると、国や役職ごとの割当など、実施した割当が表示されます。
管理進捗レポート: 管理者は、グループ報酬プロセスの実行後、割当期間中、または報酬ワークベンチ後処理の実行後に、このレポートを使用してグローバル・プランの進捗状況を取得します。
「従業員報酬履歴」レポート: マネージャは、このレポートを使用して、現在の報酬期間に関係なく従業員の報酬履歴を表示します。
Oracle Web Applications Desktop Integrator(Web ADI)を使用すると、セルフ・サービス・アプリケーションがブラウザ経由でアクセスした様々なレポートを.xlsファイルにダウンロードできます。マネージャは、各自のコンピュータにWeb ADIをインストールする必要はありません。処理は、個別のマシンではなくサーバーで実行されます。
レポートを選択すると、Web ADIによってデスクトップ上に.xls文書が生成され、レポートからデータがダウンロードされます。必要に応じて文書を編集および変更し、Web ADIから報酬ワークベンチにアップロードできます。
Web ADIの構成方法については、『Oracle HRMSユーザーズ・ガイド(日本仕様)』のWeb ADIを使用したデータのダウンロードとアップロードの構成に関する説明を参照してください。
関連項目: 『Oracle HRMSユーザーズ・ガイド(日本仕様)』のWeb ADIを使用したデータのダウンロードに関する説明
『Oracle HRMSユーザーズ・ガイド(日本仕様)』のWeb ADIを使用したデータのアップロードに関する説明
報酬ワークベンチ・プランは、総合報酬データ・モデルを使用して設定します。報酬ワークベンチ・プランの定義に使用するウィンドウは、Oracle Standard BenefitsおよびOracle Advanced Benefitsの導入と管理に使用するウィンドウのサブセットです。
次の手順に従って報酬ワークベンチ・プランを設定します。詳細は、相互参照情報を使用してください。
定義した報酬ワークベンチ・プランの管理の詳細は、『Oracle HRMSユーザーズ・ガイド(日本仕様)』の報酬ワークベンチ処理に関する説明を参照してください。
報酬ワークベンチ・プランを設定する手順
各プランのライフ・イベント理由を定義します。
報酬ワークベンチ・プランのプラン年を定義します。
プラン・タイプを定義して報酬カテゴリを選択します。
オプション: 加入者適格プロファイルを定義して、報酬ワークベンチ・プランに適格な従業員を制限します。
報酬ワークベンチ・プランを定義します。
プランと適格性をリンクします。
オプション: 報酬が、適格給与や定期給与など、格納されている値またはシステムで計算された値に基づいている場合は、導出報酬要因を定義します。
オプション: オプションを定義します。
オプション: アクティビティ・レートをOracle Payrollまたは協力会社のアプリケーションに転送する場合は、エレメントを定義します。
オプション: アクティビティ・レートが1つ以上の要因で変化する場合は、変数レート・プロファイルを定義します。
標準アクティビティ・レートを定義します。
オプション: マネージャが異なる通貨で金額を表示できるようにするには、GL日次レートを定義します。
報酬ライフ・イベント
ライフ・イベント理由を設定します。
各プランに対応するライフ・イベント名を入力します。報酬タイプ(およびグローバル企業の場合は、そのプランの国別仕様)を識別するライフ・イベント名を付けてください。命名規則を使用すると、ライフ・イベントを容易に識別できます。
「報酬」ライフ・イベント・タイプを選択します。
報酬ワークベンチのライフ・イベントでは、追加設定は不要です。
関連項目: 『Oracle HRMSユーザーズ・ガイド(日本仕様)』のライフ・イベントの一般特性の定義に関する説明
プラン年
「プログラム/プラン年数」ウィンドウを使用して、従業員に報酬を支給する年(または年内の期間)を定義するプラン年数を設定します。たとえば、この期間中に支給される報酬のパーセントに基づいて賞与を支給する場合は、この数を使用できます。
注意: アプリケーションでは、ライフ・イベント処理に年期が必要となります。
プラン年の開始日と終了日を入力します。これは従業員に報酬を支給する年度です。
1年に1回以上支給する報酬タイプ(四半期賞与プランなど)の場合、つまり従業員支給期間が1年に満たない場合は、その期間を示す年期内を入力します。
対象期間を最も適切に表す単位を選択します。たとえば、年に2回管理する報酬プランには「2回/年」を選択します。
報酬プラン・タイプ
プランには報酬プラン・タイプが必要です。
「オプション・タイプ」に「報酬ワークベンチ」を選択します。
リストから報酬カテゴリを選択します。
関連項目: 『Oracle HRMSユーザーズ・ガイド(日本仕様)』のプラン・タイプの定義に関する説明
報酬ワークベンチ・プラン
タスクのグループに対して報酬ワークベンチ・プランを定義します。このグループは、複数のマネージャが同時に使用できるタスクの集合で、同じ階層と承認チェーンを使用して同時に処理されます。
通常、報酬プランには、年次集中レビュー期間にリンクされた給与増加、予定賞与、ストック・オプション付与などが含まれます。
昇格・昇進/役職変更および業績考課レートのプランも定義できます。
関連項目: 報酬ワークベンチ・プランの定義
報酬コンポーネント
報酬プランを項目化する場合は、各項目(生計費や功労賞など)を表すコンポーネントを定義できます。項目化した報酬プランには、2つ以上のコンポーネントを結び付けてください。
コンポーネントを総合報酬オプションとして定義します。各オプションに対して、「報酬ワークベンチ」オプション・タイプを使用して定義したプラン・タイプを選択します。
給与増加コンポーネントは給与管理コンポーネントにリンクできます。報酬ワークベンチ後処理を実行し、報奨または報酬増加を受けた従業員の給与コンポーネントを更新します。
これらのオプションは、グローバル・プランまたはローカル・プランに結び付けることができます。グループ・オプションは、グループ・プランに属し、グローバル・コンポーネントまたはグローバル組合せプランに対して使用できます。予算計画はグループ・オプション・レベルで保持します。グループ・プランに対して定義したオプションは、報酬ワークベンチ内の同じワークシート上に表示されます。ローカル・オプションは、グループ・オプションまたはローカル・プランに属します。ローカル・オプション・レベルでは、予算計画レートを除くすべてのレートを定義できます。適格性はローカル・オプション・レベルで定義することもできます。
関連項目: 『Oracle HRMSユーザーズ・ガイド(日本仕様)』のオプションの定義に関する説明
プラン登録要件
プラン登録要件を設定して、セルフ・サービスでの報酬ワークベンチ・プランに対する可能期間を決定します。
また、プラン登録要件を使用して、次のような項目も入力します。
ライフ・イベント割当日
報酬プランのプラン年期または年期内範囲
登録クローズ日
登録補償範囲およびアクティビティ・レートの開始日と終了日
予算計画とワークシートの特性および可能期間
予算計画に使用する管理者または職階の階層
業績考課レートまたは役職変更が有効になる日付
関連項目: 報酬ワークベンチ・プランの登録要件の定義
エレメント
エレメントを使用してアクティビティ・レートをOracle Payrollまたは協力会社のアプリケーションに転送します。エレメントには、ライン・マネージャが従業員に分配する報酬などの項目が記録されます。
注意: エレメントの定義は給与プランには不要です(一方、賞与プランとストック・オプション・プランには必要です)。従業員の給与ベースは、「給与管理」ウィンドウで自動的に更新されます。
報酬ワークベンチ・プランに使用するエレメントを事前に定義している場合は、そのエレメントを使用できます。新規エレメントを定義する必要はありません。
報酬ワークベンチのエレメント設定には、通常次のものが含まれます。
賞与の場合は、「副収入」の第1分類
「変動処理」処理タイプ
「結果値」入力パラメータ(通貨単位)
株数が単位のストック・オプション・プランの場合は、「情報」エレメント・タイプの選択
関連項目: 『Oracle HRMSユーザーズ・ガイド(日本仕様)』のエレメントの定義に関する説明
エレメント・リンク
Oracle Standard BenefitsおよびOracle Advanced Benefitsの場合と同様に、報酬ワークベンチ・プランにエレメント・リンクを設定します。
関連項目: 『Oracle HRMSユーザーズ・ガイド(日本仕様)』のエレメント・リンクの定義に関する説明
変数レート・プロファイル
変数レート・プロファイルは、報酬ワークベンチ・プランのオプションです。
たとえば、報酬ディストリビューションに対して初期推奨数を提供する場合は、変数レート・プロファイルを使用できます。この数はマネージャの人数に従って変化します。ライン・マネージャは、定義した最小および最大報酬ガイドラインの範囲内で、推奨数を上書きできます。
また、すべてのマネージャに固定予算計画を自動発行し、マネージャの人数に基づいて予算計画発行数を変化させる場合は、変数レート・プロファイルが便利です。
関連項目: 『Oracle HRMSユーザーズ・ガイド(日本仕様)』の変数レート・プロファイルの一般情報の定義に関する説明
標準レート
標準アクティビティ・レートを設定し、次のような多様な報酬額を記録します。
分配予算計画
ワークシート予算計画
予算計画留保
適格給与または定期給与
複数のルールを使用して、標準レートの最小値と最大値を構成できます。加入プロセスでは、これらのルールを使用して最小値と最大値が動的に計算されます。また、報酬ワークベンチ標準レートには、端数処理コードを使用できます。
注意: ルールを指定できるのは、「CWBワークシート数」またはCWB推奨数のアクティビティ・タイプのレートに対してのみです。
各標準レートでは、アクティビティ・タイプを使用して報酬ワークベンチに表示する列数を管理します。報酬ワークベンチに記録する値の種類に応じて、様々なアクティビティ・レートを異なるアクティビティ・タイプで設定します。
予算を計画したり、コンポーネントを割り当てる場合は、プランのオプションに対して(プランに対してではなく)アクティビティ・レートを設定する必要があります。複数のコンポーネントがある場合は、「プラン登録要件」ウィンドウの「予算計画の使用」チェック・ボックスを選択し、少なくとも1つのコンポーネントに対して予算を計画する必要があります。
関連項目: 『Oracle HRMSユーザーズ・ガイド(日本仕様)』の標準の拠出金/分配金のアクティビティ・レートの定義に関する説明
関連項目: 報酬ワークベンチのアクティビティ・タイプ
GL日次レート
GL日次レートを設定すると、マネージャは報酬ワークベンチを使用して、プロファイル・オプション「BEN: 福利厚生 希望する通貨」に設定した通貨とは異なる通貨で、またはこのプロファイルファイル・オプションを設定していない場合は、ビジネス・グループに定義した通貨とは異なる通貨で、予算計画およびワークシートの分配を入力および表示できます。
ライン・マネージャは希望する通貨を選択できます。ただし、換算レートが設定されている通貨のみを選択してください。
報酬ワークベンチで使用する各通貨に対しては、GL日次レートの換算タイプ「企業」を使用する必要があります。
注意: 換算は表示専用です。実際に支払われる金額には影響を与えません。
関連項目: 『Oracle General Ledgerユーザーズ・ガイド』の日次レートの入力に関する説明
専門ユーザーは、プラン・レベルのパーソナライズを使用して、マネージャが表示および更新できるワークシート・グループと情報を構成できます。これにより、パーソナライズを使用して、ワークシート・グループ内で同じ情報に対して複数の異なる情報を使用できるようになります。
たとえば、ワークシート・グループを構成すると、マネージャは次の操作を実行できます。
報酬履歴の表示
役職情報の表示
従業員の以前の業績考課レートの表示
従業員評価の実行
報奨の割当
パーソナライズを使用すると、効果的な配置になるように列を移動したり、項目の表示または非表示を選択できます。また、列を読取り専用にレンダリングしたり、社内のビジネス用語と一致するように列名を変更できます。
セルフ・サービスのパーソナライズは、システム管理者の職責を使用し、「システム・プロファイル」ウィンドウを介して使用可能にできます。
「プロファイル」→「システム」の順にナビゲートします。
「システム・プロファイル値」ウィンドウで、「サイト」または「職責」チェック・ボックスのいずれかを選択し、適切なレベルでパーソナライズを使用可能にします。
「検索」フィールドで、「Self-Service定義のパーソナライズ」プロファイルを検索します。
サイトまたは職責のいずれか適切なレベルに対して「Yes」を選択します。
注意: セルフ・サービスでパーソナライズを使用可能にするには、その前にシステム管理者がApacheサーバーを起動する必要があります。
注意: 次の手順はOracle SSHRを使用して完了します。
マネージャ・セルフ・サービスの職責でログインし、「報酬ワークベンチ」を選択します。
「ホーム」ページで、パーソナライズするプラン、ワークシートおよびワークシート・グループを選択します。
福利厚生プラン設計のこのリージョンのパーソナライズのリンクをクリックします。
注意: 左側の「使用可能列」には、選択したプランのワークシート・グループに表示するために選択可能なすべての列が表示され、右側の「表示列」には、選択したプランのワークシート・グループに表示する列がリストされます。
いずれかの列で項目をハイライト表示し、スライダにある適切な左または右矢印を使用して、追加または削除する項目を選択します。また、スライダにある上および下矢印を使用すると、列に表示する順序を移動できます。
列の名前を変更するには、「名前の変更」をクリックします。名前を変更する項目を選択し、名前を変更します。
作業内容を保存します。
「適用」をクリックしてワークシート・グループへの変更内容を保存するか、または「削除」をクリックして変更内容を取り消します。
注意: 変更を適用した後、カスタマイズの削除をクリックすると、ワークシート・グループの当初の設計に戻ります。
報酬ワークベンチ・プランは、「プラン」ウィンドウを使用して定義します。
注意: この「プラン」ウィンドウでは、従業員福利厚生プランも定義できます。報酬プランで使用されるのは、「プラン」ウィンドウの一部の機能のみです。
プラン名を入力します。
注意: 汎用のプラン名(特定の年期を含まないプラン名)を使用すると、複数の報酬期間にわたってプランを再利用できます。
「有効」ステータスを選択します。
ステータスを「無効」に変更すると、そのプランは報酬ワークベンチで使用できなくなります。
このプランに対して、作成したプラン・タイプを選択します。
「プラン使用」フィールドで、プログラム外を選択します。
「適格レート」タブを選択します。
「不適格者の把握」チェック・ボックスを選択し、「加入プロセス -報酬」に戻らずに不適格性を追跡して、適格性またはレートを判断します。
「加入適格上書き許可」チェック・ボックスを選択し、マネージャがプランの適格要件を上書きできるようにします。
「制限」タブを選択します。
デフォルトでは、「グローバル・プラン名」には定義したプラン名が挿入され、「グローバル・プラン」チェック・ボックスは選択された状態になります。定義しているプランとは異なるグローバル・プランにリンクするには、「グローバル・プラン」チェック・ボックスの選択を解除し、別のグローバル・プラン名を選択します。
「プログラム外」タブを選択します。
セルフ・サービスに特定の順序で報酬プランを表示する場合は、このプランの連番を入力します。
プランの通貨を選択します。
固有の通貨を使用する各プランごとに、個別にプランを作成する必要があります。
「登録レート/頻度」フィールドはブランクのままにします。
最も一般的なペイ・ベースと一致するアクティビティ参照期間を選択します。
この結果、基本給の表示期間と給与増加で入力される金額が決まります。
注意: 「アクティビティ参照期間」に「時給」を選択した場合は、「BEN:BEN HOURLY ANNUALIZATION FACTOR」ユーザー・プロファイル・オプションの値が定義されていることを確認してください。デフォルトは2080で、1年当たり2080時間(8時間×5日×52週)と見なされることを意味します。
「詳細」ボタンを選択して、「プラン関連詳細の保守」ウィンドウを開きます。
「プラン期間」タブを選択します。
定義したプラン年数をプランに結び付けます。
「報酬ワークベンチ」タブを選択し、追加する最初のタスク・タイプの連番を入力します。同じまたは異なるワークシート・グループのあらゆる組合せを結び付けることができます。
注意: ワークシート・グループを結び付けないと、セルフ・サービスでは、報酬ワークシート・グループが表示されるようにデフォルト設定されます。既存の報酬プランを変更する必要はありません。
リストからタスク・タイプを選択し、セルフ・サービス・タスク名を入力して、「サイト・レベル・アクセス」を選択します。指定したタスク名がセルフ・サービス・インタフェースに表示され、選択したアクセス・レベルによって、タスクに対するマネージャのアクセス・レベルが決まります。
「プラン関連詳細の保守」ウィンドウを閉じます。
加入者適格プロファイルをプランにリンクする場合は、「プラン適格」ボタンを選択します。
「適格」ボタンを選択します。
作成した適用可能な加入者適格プロファイルを結び付けます。
「適格」ウィンドウと「プラン適格の保守」ウィンドウを閉じます。
この報酬プランを項目化する場合は、「オプション」ボタンを選択します。
最初のコンポーネントの連番を入力します。
「オプション」フィールドでコンポーネントを選択します。
「有効」ステータスを選択します。
このコンポーネントをマネージャの予算計画およびワークシートに表示しない場合は、「非表示」チェック・ボックスを選択します。
「適格」タブを選択します。
作成した適用可能な加入者適格プロファイルを結び付けます。
「不適格者の把握」チェック・ボックスを選択し、加入プロセス -報酬」に戻らずに適格性を上書きできるようにします。
プランの各コンポーネントについて、ステップ23から29を繰り返します。
作業内容を保存します。
「プラン登録要件」ウィンドウを使用して、報酬ワークベンチ・プランの予定可能期間を定義し、特定の予算計画およびワークシート・プロパティを設定します。
注意: この「プラン登録要件」ウィンドウでは、従業員福利厚生プランの選択要件も定義できます。報酬ワークベンチ・プランで使用されるのは、このウィンドウの一部の機能のみです。
「プラン」フィールドで、登録要件を定義するプランを問い合せます。
「一般」タブを選択し、次に「プラン」タブを選択して「登録」タブ・リージョンを選択します。
「登録方法」に「明示」を選択します。
「登録コード」に「現行、保持または選択可; 新規、選択可」を選択します。
「補償範囲」タブ・リージョンを選択します。
注意: プラン・レベルで補償範囲およびアクティビティ・レートの開始日と終了日を設定すると、これらのコードを各可能期間ごとに更新する必要がなくなります。
多くの場合、「登録補償範囲開始日」には「選任」を選択します。
この選択によって、従業員の補償範囲は報酬ワークベンチ後処理の有効日に開始します。
必須: 「登録補償範囲終了日」に「1つ前またはイベント」を選択します。
この選択によって、従業員の補償範囲は次の補償範囲開始の1日前に終了します。
「レート」タブ・リージョンを選択します。
多くの場合、「レート開始日」には「選任」を選択します。
この選択によって、従業員のレート(およびエレメント・エントリ)は報酬ワークベンチ後処理の有効日に開始します。
必須: 「レート終了日」に「1つ前またはイベント」を選択します。
「タイミング」タブを選択し、次に「予定」タブを選択します。
「登録タイプ」に「報酬」を選択します。
この登録タイプを選択できるのは、このプランに結び付けたプラン・タイプのオプション・タイプが「報酬ワークベンチ」の場合のみです。
登録または可能期間の「開始」と「終了」フィールドに、セルフ・サービスでこのプランに対して報酬ワークベンチが使用可能である日付範囲を入力します。
同一プランでの可能期間の重複は許可されません。
注意: 「加入プロセス -報酬」を実行すると、ライフ・イベントをバックアウトしない場合は可能期間を変更できません。後続のプロセスは、すべての個人に対して前のライフ・イベントがクローズし、前の可能期間が終了した後で実行する必要があります。
「ライフ・イベント割当日」フィールドに、報酬ライフ・イベントの有効日を入力します。
割り当てられたライフ・イベント日によって、報酬加入プロセスがプラン設計を評価し、適格、アクティビティ・レートおよび各従業員のワークシート・マネージャを決定する日付が設定されます。
「ライフ・イベント」フィールドで、このプランに対して以前に定義した報酬ライフ・イベント理由を選択します。
注意: プランごとに1つのライフ・イベントのみを設定できます。
「これ以降の処理は不可」フィールドに、専門ユーザー・インタフェースでこの報酬プランを変更できる最終日を入力します。
ライフ・イベント・ステータスが「開始済」から「処理済」に変更される日付を判断するコードを使用するために、登録クローズ日を入力します。
処理終了日(これ以降の処理は不可となる日付に、報酬登録クローズ・プロセスによってクローズ)
選択実行時(推奨: プロセスの有効日に、報酬ワークベンチ後処理によってクローズ)
登録期間終了時(可能期間終了日に、報酬登録クローズ・プロセスによってクローズ)
このプランの年期を入力します。
このプランで、使用可能な報酬を決定するために1年未満の期間を使用する場合は「年期内」を選択します。
注意: 予算計画は昇格・昇進および業績プランには使用されないため、「予算計画」タブ・リージョンはブランクのままにする必要があります。昇格・昇進および業績プランの場合は、ステップ25をスキップしてください。
「予算計画」タブ・リージョンを選択します。
「予算計画の使用」チェック・ボックスを選択して、上位マネージャが下位マネージャに予算計画を発行できるようにします。
アプリケーションのすべてのレベルで予算計画が使用できるようにこのフィールドを選択する必要があります。
オプション: 報酬前処理を実行した後、すべてのマネージャの割当ワークシートを事前定義の予算計画値で更新するには、「定義済予算計画の自動割当」チェック・ボックスを選択します。
「予算計画列の保持」フィールドで、予算計画をパーセントで格納するか、金額で格納するかを選択します。
パーセント(推奨)を選択すると、従業員が適格または不適格になった場合、またはあるマネージャから別のマネージャに従業員が再割当された場合に、マネージャの分配予算計画とワークシート予算計画が自動的に再計算されます。
マネージャがセルフ・サービス予算計画更新期間ブロックの「予算計画」にアクセスおよび更新できる日付範囲を入力します。
予算計画の日付範囲はいつでも変更できます。変更を有効にするために「加入プロセス -報酬」を再実行する必要はありません。
「ワークシート」タブ・リージョンを選択します。
マネージャがセルフ・サービス・ワークシート更新期間ブロックの「ワークシート」にアクセスおよび更新できる日付範囲を入力します。
ワークシートの日付範囲はいつでも変更できます。変更を有効にするために「加入プロセス -報酬」を再実行する必要はありません。
すべてのマネージャに対してデフォルト・ワークシート・アクセスを選択します。
使用不可
読込み専用
更新可能
マネージャのデフォルト・ワークシート・アクセスは、「個人ライフ・イベント」ウィンドウを使用して上書きできます。上位マネージャは、セルフ・サービスを使用して階層内の下位マネージャのデフォルト・ワークシート・アクセスを設定できます。
「その他」タブ・リージョンを選択します。
報酬ワークベンチ・プランを、マネージャの管理者階層に基づいて管理するか、職階階層に基づいて管理するかを選択します。
このプランを職階に基づいて管理する場合は職階階層を選択します。
マネージャの現行レベルより上の階層で職階が見つからない場合は、マネージャの管理者が確認されます。この管理者は、別のビジネス・グループに属している場合があります。
職階階層を使用する場合(および、予算計画の目的で従業員が別のビジネス・グループの管理者に報告する必要がある場合)は、階層内でその従業員の上にプレースホルダ職階を作成し、その職階には個人を割り当てないようにします。
オラクル人事管理システムで従業員業績考課レートを保守し、報酬ワークベンチでこれらのレートを表示する場合は、このプランに対して「業績考課レート・タイプ」を選択します。
報酬ワークベンチで1つの報酬プランに対して1回に表示できる業績考課レート・タイプは1つのみです。
注意: 業績プランの場合は、「新規レートが有効になる日」フィールドに日付を入力してください。
注意: 昇格・昇進プランの場合は、「アサイメント変更が有効になる日」フィールドに日付を入力してください。
作業内容を保存します。
報酬の分配を担当するライン・マネージャなどの従業員は、セルフ・サービスICDを使用して、一時的および固定の報奨、賞与および手当を受取り資格のある従業員に割り当てます。この中には、住宅手当、不定期賞与、社用車などが含まれます。従業員は、セルフ・サービスICDを使用して、貯蓄プラン、慈善団体、会社の臨時手当などの任意拠出金を入力します。
オラクル人事管理システムでは、Oracle Self Service Human Resourcesを使用して、一時的または固定的な報奨、賞与および手当などを認定した従業員や他の個人に割り当てる権限と機能を、企業全体のマネージャに付与できます。
報酬マネージャは、オラクル人事管理システムの専門ユーザー・インタフェースを使用して、報奨や手当などのコンポーネントを定義します。報酬マネージャは、マネージャ以外の従業員が使用するための従業員セルフ・サービスICDも構成します。マネージャまたは従業員は、Oracle SSHRを使用して報奨を割り当てます。報酬マネージャが設定する項目は、次のとおりです。
プラン設計: プラン・タイプ、プランおよびオプション
プランの登録要件: 補償範囲/レートの開始日と終了日、処理項目と証明
プランのアクティビティ・レート計算および補償範囲計算
マネージャ以外の従業員が使用するための従業員セルフ・サービスICDも構成できます。たとえば、従業員が各自の判断で拠出する慈善団体寄付プランや貯蓄債権プランを企業が提供している場合は、セルフ・サービス・インタフェースを介して拠出金に対応できます。
エレメントを使用すると、Oracle Payroll経由で分配金を処理できます。固定処理分配の場合は、分配の終了日を定義したり、FastFormulaを使用して、期間内の許容最大分配金合計を適用することができます。
マネージャは、オラクル人事管理システムのセキュリティ機能を使用して、各自のセキュリティ・グループ内の従業員と契約社員にのみ分配金を割り当てることができます。
加入者適格プロファイルを使用すると、適格従業員に対する分配をアサイメント・データなどの基準範囲に基づいてさらに制限できます。
Oracle SSHRには、分配を割り当てたマネージャの管理者または従業員の管理者に、通知を自動的に送信するワークフロー承認プロセスがシードされています。これによって、マネージャの管理者またはマネージャは、分配を承認または否認できます。
マネージャは、報酬ディストリビューション(ICD)モジュールを使用して従業員に報酬ディストリビューションを割り当てることができます。一時的および固定的な報奨(賞与や手当など)に対してICDを使用します。
また、寄付プランや貯蓄債権プランなどの任意の拠出金プランを企業が提供している場合は、マネージャ以外の従業員用の報酬ディストリビューションも設定できます。
福利厚生管理者と報酬管理者は、Oracle Advanced BenefitsまたはOracle Standard Benefitsを使用して、報酬ディストリビューション・プランを定義する必要があります。
関連項目: セルフ・サービス報酬ディストリビューション
このモジュールは、次のメニューと機能からアクセスできます。
ユーザー・メニュー名 | 機能名 |
---|---|
マネージャ・セルフ・サービス | 報酬ディストリビューション |
関連項目: ユーザー・アクセスおよびメニューの定義
このモジュールのワークフロー詳細は、次のとおりです。
報酬ディストリビューション
適用不可
リージョン | ヒント・タイプ | メッセージ名 |
---|---|---|
報酬プラン選択 | 福利厚生連絡タイプ | CPS.PLAN_SELECTION_CONTENT |
報酬更新モード選択内容 | ロング・メッセージ | BEN_92737_COMP_UPD_MD_INSTR |
報酬詳細内容 | 福利厚生連絡タイプ | CPD. COMP_DETAILS_CONTENT |
報酬レビュー内容 | 福利厚生連絡タイプ | (レビュー・ページ): CPC.COMP_CONFIRM_CONTENT (確認ページ): CPR.COMP_REVIEW_CONTENT |
関連項目: Webページへのインストラクションの追加
適用不可
適用不可
報酬マネージャは、報酬ディストリビューション・プランを設定し、報奨や手当などのコンポーネントを定義します。ライン・マネージャは、セルフ・サービス・インタフェースを使用して(分配の開始日と終了日を設定して)その報奨を割り当てます。一方、バックオフィスではプランの管理が継続的に制御されます。
処理手順に従って、次のような各種報酬ディストリビューション・プランを設定します。
定期賞与または不定期賞与
スポンサ付き手当
転勤手当
解雇手当
その他の定期的または固定的な報奨
報酬と福利厚生の管理者は、Oracle Standard BenefitsまたはOracle Advanced Benefitsの機能を使用して、報酬ディストリビューション・プランを定義します。
報酬プランを定義した後は、ライン・マネージャがOracle Self Service Human Resourcesを介して報酬ディストリビューションを従業員に発行します。
ICDを設定する詳細は、次のトピックを参照してください。
プランの特徴およびプランで選択できるオプションを定義することで、報酬ディストリビューション・プランを設定します。必要な場合は、加入者の適格プロファイルを定義して、プランまたはオプションに適格な加入者を制限できます。
セルフ・サービス報酬ディストリビューション・プランを設定する手順
報酬プランに対してプラン年の開始日と終了日を定義します。いくつかのプラン年を設定して将来のプラン年を説明します。
関連項目: 『Oracle HRMSユーザーズ・ガイド(日本仕様)』のプログラムまたはプラン年期の定義に関する説明
オプション: 報酬プランの適格性を制御するために、加入者適格プロファイルを定義します。
加入者適格プロファイルを定義しない場合は、分配に適格なマネージャにレポートしている従業員と契約社員すべてが検索されます。
注意: プロファイルを定義する場合は、加入者適格プロファイルのステータスを「有効」に設定してください。
関連項目: 『Oracle HRMSユーザーズ・ガイド(日本仕様)』の適格プロファイルの定義に関する説明
1つ以上のプラン・タイプを設定し、管理する報酬プランをグループ化します。
必須: マネージャがセルフ・サービス・インタフェースを介して報奨を分配できるように、報酬ディストリビューションのオプション・タイプを選択します。
オプション: レポート用またはシステム抽出用に報酬カテゴリを選択します。
すべての報酬プランに単一のプラン・タイプを設定できます。プランのグループ(賞与、手当、解雇手当、その他)に複数のプラン・タイプを定義することもできます。
注意: プラン・タイプの数は、レポートの要件に基づいて定義してください。
関連項目: 『Oracle HRMSユーザーズ・ガイド(日本仕様)』のプラン・タイプの定義に関する説明
オプション: 報酬プランのオプションを定義します。
セルフ・サービスWebページに表示する、理解しやすいオプション名を入力します。
各オプションの対応するプラン・タイプを選択します。
注意: BMW、ホンダ、フォードのオプションを備えた車両手当プランなど、プランに論理的な選択肢グループがある場合は、複数のオプションを使用してください。賞与プラン、解雇手当および各種手当については、各報酬タイプを個別のプランとして設定します。
関連項目: 『Oracle HRMSユーザーズ・ガイド(日本仕様)』のオプションの定義に関する説明
報酬ディストリビューション・プランを定義します。
セルフ・サービスWebページに表示する、理解しやすいプラン名を入力します。
そのプランのプラン・タイプを選択します。
プラン・ステータスを「有効」に設定します。プランを一時的に使用不可にする必要がある場合は、ステータスを「無効」に更新できます。
プログラム外のプラン使用コードを選択します。
「プログラム外」タブ・リージョンで、次の操作を実行します。
連番を入力します。この連番は、そのプラン・タイプの他のプランに関連したセルフ・サービスWebページにプランを表示する順序を示します。
金額で分配するプランの通貨を選択します。車などの非通貨の手当については通貨を入力しないでください。
プランのアクティビティ参照期間を選択します。固定的な報奨の場合のアクティビティ参照期間は、報奨の分配時期(期間ごとに100ドルなど)を、マネージャが確認する期間です。
変動的な報奨の場合は、任意のアクティビティ参照期間を選択できます。
関連項目: 『Oracle HRMSユーザーズ・ガイド(日本仕様)』の福利厚生プランの定義に関する説明
ステップ1で定義したプランに、プラン年をリンクします。
関連項目: 『Oracle HRMSユーザーズ・ガイド(日本仕様)』のプラン関連詳細の保守に関する説明
ステップ4でオプションを定義した場合は、そのオプションをプランにリンクします。
各オプションのステータスを「有効」に設定します。オプションを一時的に使用不可にする必要がある場合は、ステータスを「無効」に更新できます。
関連項目: 『Oracle HRMSユーザーズ・ガイド(日本仕様)』のオプションとプランの関連付けに関する説明
プランの適格性を制限する場合は、加入者適格プロファイルをプランにリンクします。
プランの登録要件の定義
報酬ディストリビューション・プランの登録方法を制御するには、「プラン登録要件」ウィンドウを使用します。Oracle Payrollで報奨を分配する前に個別に用意する必要がある証明を設定することもできます。
プラン登録要件を定義する手順
プランの登録要件を定義します。
前述のステップ5で定義したプランを問い合せます。
「明示」の登録方法を選択します。
「無制限登録の許可」チェック・ボックスを選択します。
補償範囲を定義する場合に、補償範囲開始日をマネージャに入力させるには、「入力可能」の補償範囲開始日コードを選択します。報奨は、この開始日に従って給与計算システムに分配されます。マネージャが開始日を入力しないようにする場合は、その他の補償範囲状態の日付コードを選択します。
「イベント」の補償範囲開始日コードを選択し、開始日には、マネージャがセルフ・サービスWebページを入力するシステム日時を設定します。このコードは変動的な報奨に対して使用します。報奨は次の給与期間に給与計算システムに分配されます。
必須: 補償範囲開始日コードに対応する補償範囲終了日コードを選択します。
アクティビティ・レートの開始日コードと終了日コードは、補償範囲コードと同様に機能します。固定処理の手当には「入力可能」を、変動処理の手当には「イベント」を選択します。
関連項目: 『Oracle HRMSユーザーズ・ガイド(日本仕様)』のプログラム外プランの登録要件の定義に関する説明
オプション: Oracle Advanced Benefitsユーザーの場合、分配を行う前に、加入者に証明を要求するか、加入者による証明の提出が必要な場合は、1つ以上の証明をプランにリンクします。
オラクル人事管理システムには、アプリケーションで使用可能な証明タイプがシードされています。
注意: 証明を要求すると、加入者が証明を戻すまで、報奨の分配が保留されます。分配の保留を示すメッセージが発行マネージャに対して表示されます。
関連項目: 『Oracle HRMSユーザーズ・ガイド(日本仕様)』のプランでの登録の証明の定義に関する説明
『Oracle HRMSユーザーズ・ガイド(日本仕様)』の処理項目の期日の定義(Oracle Advanced Benefits)に関する説明
オプション: Oracle Advanced Benefitsの場合は、分配の保留を加入者に伝えるためにアプリケーションが生成する連絡タイプを定義できます。
適用可能な情報をこの連絡タイプからテキスト・ファイルに書き込むためのシステム抽出を設定します。その後は、テキスト・ファイルのデータを加入者への連絡の本文にマージできます。
関連項目: 『Oracle HRMSユーザーズ・ガイド(日本仕様)』の連絡タイプの定義に関する説明
プランのアクティビティ・レートと補償範囲の設定
アクティビティ・レートを設定して、(固定レート分配の)分配値を定義するか、報奨がセルフ・サービスWebページに割り当てられている場合にマネージャが分配値を入力することを示します。
注意: 1つのICDプランに対して複数のアクティビティ・レートを設定できます。ただし、登録時にセルフ・サービス・ユーザーへの表示用に選択できるレートは1つのみです。
プランのアクティビティ・レートを設定する手順
オプション: 報酬ディストリビューション・プランのアクティビティ・レートを設定するか、または次の場合のオプションを設定します。
補償範囲を使用しない場合。
現金による報奨を提供し、その金額を給与計算に分配する場合。
報奨のエレメント・エントリを作成する場合。
非貨幣の報酬(補償範囲として定義されている)を支給し、課税対象福利厚生についてレコードを保持する必要がある場合。
固定処理エレメントに分配できる最高値を制御する場合。
注意: 最高分配値を制御するためには、FastFormulaを使用してOracle Payrollを構成する必要があります。
アクティビティ・レートを設定するときは、次のガイドラインに従ってください。
アクティビティ・レート・ステータスを「有効」に設定します。
アクティビティ・レートをプランまたはプランのオプションに適用するかどうかを示します。
任意のアクティビティ・タイプ・コードを選択します。
「標準の拠出金/分配金」の使用コードを選択します。
報奨が非貨幣の場合は単位を選択します。
注意: 単位が貨幣の場合は、単位を選択しないでください。
適切な証明が受理および承認されるまでレートを休止する場合は、レート証明タイプを選択します。
アクティビティ・レートの計算方法を定義します。
報奨が定数の場合は、その値を入力します。
報奨が定数でない場合は、「登録時に値の入力」チェック・ボックスを選択します。固定的な報奨の場合、マネージャが登録時に入力する値は、プランに定義されているアクティビティ参照期間当たりの値です。
「登録時に割当」および「登録時に表示」チェック・ボックスを選択します。
関連項目: 『Oracle HRMSユーザーズ・ガイド(日本仕様)』の標準の拠出金/分配金のアクティビティ・レートの定義に関する説明
オプション: マネージャが報酬を分配する個人のアサイメントなど、複数の要因によってアクティビティ・レートが変化する場合は、変数レート・プロファイルを定義します。
変数レート・プロファイルは、最大/最小の分配、増加単位およびデフォルト・レートに対しても使用できます。
関連項目: 『Oracle HRMSユーザーズ・ガイド(日本仕様)』の変数レート・プロファイルの一般情報の定義に関する説明
オプション: 非貨幣の補償範囲に使用する課税対象福利厚生レートを作成します。
次の例外を除いて、非貨幣の補償範囲に対する課税対象福利厚生レートは、標準のアクティビティ・レートを定義するように設定します。
「単位」フィールドがブランクの場合。
「補償範囲の乗数」の計算方法が選択されている場合。
「登録時に値の入力」フィールドの選択が解除されている場合。
数値が非貨幣の1つの報奨の値を示している場合に、乗数が定義されている場合。
「乗算」の補償範囲演算子が選択されている場合。
「小数点以下第2位に四捨五入」の端数処理コードが選択されている場合。
「登録時に表示」チェック・ボックスの選択が解除されている場合。
注意: このレートを保存するには、最初に補償範囲を定義しておく必要があります。
オプション: 標準レートに添付する最大分配レートを作成します。
次の例外を除いて、標準のアクティビティ・レートを定義するように最大分配レートを設定します。
「分配金合計限度」のアクティビティ・タイプが選択されている場合。
「単位」フィールドがブランクの場合。
「固定処理」フィールドがブランクの場合。
オプション: 次の場合は、プランの補償範囲を定義します。
非貨幣の報奨に対してエレメント・エントリが作成されないようにする場合。
非貨幣の報酬(補償範囲として定義されている)を支給し、課税対象福利厚生についてレコードを保持する必要がある場合。
標準アクティビティ・レートを定義しない場合。
関連項目: 『Oracle HRMSユーザーズ・ガイド(日本仕様)』の補償範囲計算の定義に関する説明
補償範囲の定義を設定するときは、次のガイドラインに従ってください。
補償範囲名を入力します。
補償範囲タイプを選択します。
タイプが「補償範囲」でない場合は単位を選択します。
「計算方法」タブで、「定数」の計算方法を選択します。
注意: 登録時にユーザーに値を入力させる場合は、「登録時に値の入力」チェック・ボックスを選択します。それ以外の場合は、値を入力します。
固定処理分配の場合の補償範囲値は、プランに定義されているアクティビティ参照期間当たりの値です。
注意: 報酬プランまたはオプションに対して複数の補償範囲を設定しないでください。
ICD Webページに表示するフィールド・ラベル、ヒントおよびメッセージは、Application Dictionaryを使用して構成します。
メニュー名、機能名および特定のワークフロー属性も構成できます。
関連項目: 報酬ディストリビューション(ICD)
オラクル人事管理システムのデータベースにサンプルの個人情報を入力して、報酬ディストリビューション・プランをテストできます。
マネージャの定義:
「個人情報」ウィンドウで、生年月日、社会保障番号および住所を指定してマネージャを定義します。
マネージャのアサイメントを入力します。
「その他」タブ・リージョンの「マネージャ」チェック・ボックスを選択します。
「GRE」タブ・リージョンでマネージャのGREを選択します。
従業員の定義:
「個人情報」ウィンドウで、生年月日、社会保障番号および住所を指定して従業員を定義します。
注意: 適格プロファイルを使用する場合は、テスト従業員が適格要件を満たしていることを確認してください。
従業員のアサイメントを入力します。
「管理者」タブ・リージョンで、従業員の管理者として作成したテスト・マネージャを選択します。
「GRE」タブ・リージョンで従業員のGREを選択します。
テスト・マネージャのユーザー名とパスワードの作成:
システム管理者で「ユーザー・タイプ」ウィンドウを開き、作成したテスト・マネージャに対してユーザー名とパスワードを定義します。
マネージャ・セルフ・サービス職責をユーザー名にリンクします。
作業内容を保存して、ウィンドウを閉じます。
従業員への報酬ディストリビューションの割当:
マネージャのユーザー名とパスワードを使用して、Oracle Self Service HRにログインします。
報酬メニュー項目を選択します。
作成した従業員を検索します。
報奨を個人に割り当てます。
ICDは、従業員セルフ・サービス・アクセス用に構成できます。1つ以上の報奨から従業員が選択できる慈善団体寄付プラン、貯蓄債権プランまたは勤続表彰プランを企業が管理している場合は、この機能を使用します。
注意: 従業員セルフ・サービス・プランは、専門ユーザー・インタフェースを使用して、他のプランを設定する要領で設定します。ただし、マネージャのみが使用できるプランを加入者が参照できないように、従業員セルフ・サービス・プランはマネージャ自身のプラン・タイプに含めてください。
ICDに対して従業員セルフ・サービス・アクセスを設定する手順
システム管理者の権限でオラクル人事管理システムにログインし、「フォーム機能」ウィンドウを開きます。
「摘要」タブを選択します。
「機能」フィールドにスペースなしで新しい機能名を入力します。
この機能に対してユーザー機能名を入力します。
機能タイプとしてSSWA JSP機能を選択します。
オプション: 機能の摘要を入力します。
「フォーム」タブを選択します。
ステップ3で入力した機能名とそこで示されたプラン・タイプIDのかわりに、次のパラメータを入力します。
pProcessName=HR_INDIVIDUAL_COMP_PRC&pItemType=HRSSA&pCalledFrom=<新しい機能コード>&PLANTYPE=<カンマ区切りのプラン・タイプ>
「Web対応 HTML」タブを選択します。
「HTMLコール」フィールドに、次の文字列を入力します。
OA.jsp?akRegionCode=HR_CREATE_PROCESS_TOP_SS&akRegionApplicationId=800
作業内容を保存します。
「フォーム機能」ウィンドウを閉じて、「メニュー」ウィンドウを開きます。
作成した機能を「従業員セルフ・サービス」メニューに追加します。
作業内容を保存します。
関連項目: 『Oracle HRMSユーザーズ・ガイド(日本仕様)』の連絡タイプの定義に関する説明
関連項目: 『Oracle HRMSユーザーズ・ガイド(日本仕様)』の連絡を使用する時期の定義に関する説明