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Oracle Shipping Executionユーザーズ・ガイド
リリース12.1
B62703-01
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コンテナの管理

この章では、次のトピックを説明します。

コンテナの概要

「出荷取引」フォームでは、出荷処理の任意の時点でコンテナ(LPN)を作成および管理できます。自動梱包機能を使用している場合は、「コンテナ-品目関連」ウィンドウで設定したコンテナ-品目関連を使用して、コンテナを自動的に梱包できます。

注意: LPNは、ライセンス・プレート番号(License Plate Number)の略です。梱包コンテナには、単位の識別およびレポートを目的とするライセンス・プレート番号が付いています。そのため、Oracle Shipping Executionでコンテナは、LPNとも呼ばれます。

搬送に割り当てずにコンテナを作成できます。この機能は、同じタイプのコンテナを複数作成し、それらのコンテナに未割当ての搬送明細を梱包する場合に便利です。

顧客品目をOracle Inventory内のコンテナに関連付けることができます。『Oracle Inventoryユーザーズ・ガイド』を参照してください。この関連付けは、Oracle Shipping Executionで顧客品目をコンテナに梱包する際に使用されます。顧客品目の梱包時には、Oracle Inventoryでその顧客品目に関連付けられたコンテナがデフォルト・コンテナとして使用されます。

次のいずれかの方法で、複数の明細を持つ複数のコンテナを梱包できます。

コンテナ管理では、次のタスクを完了できます。

Oracle Warehouse Managementを使用可能な組織のコンテナ

次のコンテナ管理条件は、Oracle Warehouse Management(WMS)が倉庫組織で使用可能になっている場合にのみ適用されます。

LPNステータス

LPNは、Oracle Shipping Executionを含むOracle Applications全体で使用されます。Oracle Warehouse Managementで作成されたLPNは、「出荷取引」フォームおよび「クイック出荷」ウィンドウで表示できます。ピック確認完了時にLPN階層全体がOracle Shipping Executionに渡され、出荷処理で同期されます。

注意: Oracle Warehouse Managementで作成されたLPNには、Oracle Warehouse Management固有のステータスが設定されます。

Oracle Shipping Executionに表示されるOracle Warehouse Managementステータスは、次のとおりです。

重量や容積など、Oracle Warehouse Managementで生成されたLPNの特定のフィールドをOracle Shipping Executionで変更できます。Oracle Warehouse Managementによって作成されたLPNでは、「重量/容積凍結」オプションは無視されます。これらのLPNの重量および容積は、Oracle Warehouse Managementと同期されます。

関連項目: 『Oracle Warehouse Management User's Guide』

搬送明細のコンテナへの自動梱包

自動梱包により、搬送明細がコンテナ(LPN)に簡単にすばやく自動梱包されます。搬送明細は、Oracle Shipping ExecutionまたはOracle Inventoryで設定されたコンテナ-品目関連に基づいてLPNに梱包されます(顧客品目として定義されています)。また、出荷パラメータ「積載率基準」を「数量」に設定する必要があります。コンテナ-品目関連により、搬送明細の梱包に使用するコンテナが定義されます。「積載率基準」が「数量」に設定されている場合、自動梱包では品目に対して設定されているコンテナ-積載関連と詳細コンテナが検索されます。

同一品目に対して複数のコンテナ-品目関連が存在する場合は、「コンテナ-品目関連」ウィンドウの「優先」設定に、この品目に使用されるデフォルトのコンテナ-品目関連が示されます。

自動梱包は、Oracle Inventoryで顧客品目として定義されている品目についても実行できます。

LPNの命名は、「組織パラメータ」の設定時に命名のデフォルトを指定するかどうかによって異なります。LPN名生成のデフォルトを指定した場合、搬送明細をコンテナに自動梱包するときにそのパラメータが使用されます。

「自動梱包マスター」オプションの使用

搬送明細をコンテナに自動梱包する手順は、次のとおりです。

  1. 「クエリー・マネージャ」ウィンドウにナビゲートし、搬送明細を検索します。

    「出荷取引」フォーム - 「明細/LPN」タブ

    この画像については、ドキュメントの本文で説明しています

  2. 1つ以上の明細を選択します。

  3. 「処理」メニューから次のいずれかを選択します。

  4. 「実行」をクリックします。

    明細がLPNに自動梱包されます。「自動梱包マスター」を選択した場合は、明細がLPNに梱包され、詳細LPNが親/マスターLPNに梱包されます。

  5. 作業内容を保存します。

    関連項目 『Oracle Order Managementインプリメンテーション・マニュアル』の「Shipping Executionの設定」、「コンテナ-品目関連の定義」

関連項目

ワン・ステップ出荷

自動梱包

コンテナの作成

既存コンテナ・タイプのインスタンスを複数作成してトリップや搬送に割り当てたり、搬送明細の梱包に後で使用することができます。これにより、事前に計画して梱包することも必要に応じて梱包することもできるため、梱包の柔軟性が向上します。コンテナのインスタンスが作成されると、「出荷取引」フォームに表示されます。

搬送明細は、ピック・リリース済かそうでないかにかかわらず、LPNに梱包できます。

関連項目

コンテナの命名

コンテナの命名

「LPNの作成」ウィンドウでは、個別のLPNを識別および追跡管理するための名前を割り当てます。LPNの命名は、「組織パラメータ」の設定時に命名のデフォルトを指定するかどうかによって異なります。LPN名生成デフォルトを指定した場合は、そのパラメータが使用されます。独自のコンテナ名を作成するか、次に示す「LPNの作成」ウィンドウの各フィールドの入力に基づいて、システムでデフォルトのコンテナ名を生成することもできます。

LPNの作成の詳細は、『Oracle Order Managementインプリメンテーション・マニュアル』を参照してください。

例: 次の表では、名称がVIS100BOXからVIS109BOXまでの10個のコンテナ・インスタンスが作成されています。

コンテナの例
プリフィクス 基準番号 数量 サフィクス
VIS 100 10 Box

注意: 既存コンテナ(LPN)のインスタンスを作成するのではなく、新規コンテナ・タイプを定義するには、『Oracle Inventoryユーザーズ・ガイド』の「設定」を参照してください。

コンテナを作成する手順は、次のとおりです。

  1. 「出荷取引」フォームにナビゲートし、明細/LPNを検索します。

  2. 「処理」メニューから「LPNの作成」を選択します。

  3. 「実行」をクリックし、「LPNの作成」ウィンドウを表示します。

    「LPNの作成」ウィンドウ

    この画像については、ドキュメントの本文で説明しています

  4. コンテナの組織を選択します。

  5. ボックスまたはパレットなどのコンテナ品目を選択します。

  6. 作成するコンテナ・インスタンスの数を「件数」に入力します。

    たとえば、BX54888コンテナのインスタンスを10件作成する場合は「件数」フィールドに10と入力します。

  7. コンテナ名の名称プリフィクスを入力します。

    「組織パラメータ」ウィンドウ/「改訂、ロット、シリアルおよびLPN」タブの「プリフィクス」フィールドで指定した場合、「プリフィクス」はデフォルト設定されます。

  8. コンテナ名の基準番号を入力します。

    採番は、基準番号から始まり1ずつ増分されます。たとえば、コンテナの第1インスタンスの基準番号を100と入力すると、第2インスタンスは101、第3インスタンスは102のようになります。

    「組織パラメータ」ウィンドウ/「改訂、ロット、シリアルおよびLPN」タブの「開始LPN番号」フィールドで指定した場合、「基準番号」はデフォルト設定されます。

  9. 埋込幅を入力します。

    デフォルトの埋込幅は、基準番号の桁数合計です。たとえば、コンテナ名VIS100BOXのデフォルト埋込幅は、3です。

  10. Uniform Code Councilの128 ASCIIキャラクタ・セット・サフィクス機能を有効にする場合は、「UCC-128サフィクス」オプションを選択します。

    「UCC-128サフィクス」オプションを選択した場合(選択した場合は「Yes」、選択解除した場合は「No」)、「名称サフィクス」は指定できません。UCC-128のデフォルト・サフィクスは「No」です。

    「組織パラメータ」ウィンドウ/「改訂、ロット、シリアルおよびLPN」タブの「UCC-128サフィクス」(Modulo-10)チェックボックスを選択して有効にした場合、「UCC-238サフィクス」はデフォルト設定されます。

  11. コンテナ名の名称サフィクスを入力します。

    「組織パラメータ」ウィンドウ/「改訂、ロット、シリアルおよびLPN」タブの「サフィクス」フィールドで指定した場合、「名称サフィクス」はデフォルト設定されます。

  12. 「OK」をクリックしてコンテナ・インスタンスを作成します。

  13. 作業内容を保存します。

搬送明細のコンテナへの手動梱包

たとえば、搬送明細を箱にすばやく梱包する場合など、自動梱包方法を使用しないで搬送明細を梱包する場合は、手動でコンテナを梱包できます。

前提条件

LPNを梱包可能にする必要があります。

このとき、明細は別のLPNに割り当てないでください。

コンテナを手動で梱包する手順は、次のとおりです。

  1. 「出荷取引」フォームにナビゲートし、梱包する搬送明細を検索します。

  2. 梱包する搬送明細を選択します。

  3. 「処理」メニューから「梱包」を選択します。

  4. 「実行」をクリックし、LPNの問合せウィンドウを表示します。

  5. 前に作成したLPNを問い合せます。

  6. LPNを選択します。

  7. 「OK」をクリックします。

    一度に梱包できるコンテナは1つのみです。

運送費のコンテナへの割当て

コンテナに対して、新規運送費の割当て、提示金額の上書きまたは既存の運送費の更新を行うことができます。たとえば、特定のコンテナに対して、関税や優先取扱いなどの経費の追加が必要な場合があります。運送費は、搬送、ストップまたは搬送詳細にも割り当てることができます。

前提条件

LPNを作成する必要があります。

運送費をコンテナに割り当てる手順は、次のとおりです。

  1. 「クエリー・マネージャ」ウィンドウにナビゲートします。

  2. LPNを検索します。

    コンテナが「出荷取引」フォームに表示されます。

  3. 「処理」メニューから「運送費の割当」を選択し、運送費を手動で割り当てます。

  4. 「実行」をクリックして「運送費」ウィンドウを表示します。

    「運送費」ウィンドウ

    この画像については、ドキュメントの本文で説明しています

  5. 名称、タイプ、通貨コード、金額、換算タイプおよび作成日を入力します。

  6. 「完了」をクリックします。

    注意: 価格設定モディファイアが設定されている場合、LPNに割り当てられた費用をOracle Order ManagementおよびOracle Receivablesにインタフェースして、受取人に請求できます(つまり、運送条件は回収または前払および追加になります)。関連項目: 『Oracle Order Managementインプリメンテーション・マニュアル』の「運送費および特別手数料タイプの定義」

    出荷確認後に割り当てられた原価は、運送費として「受注管理」に渡されません。将来の参照用に出荷システム内に格納されます。

  7. 作業内容を保存します。

コンテナ/LPNのパージ

Oracle Shipping Executionを使用すると、Oracle Shipping Execution表からコンテナ/LPNをパージ(永続的に削除)できます。

LPNはパージ前に空にする(LPNに出荷エンティティが含まれていない)必要があります。Warehouse Managementで生成されたLPNは、「出荷パージ」ではパージできません。

関連項目

「出荷パージ」コンカレント・プロセス

梱包ワークベンチ

梱包ワークベンチを使用すると、コンテナ間で搬送明細を分割したり、一度に1つのコンテナに最大容量まで順次梱包できます。

「梱包ワークベンチ」ウィンドウは、LPNを表示する「LPN」タブおよび搬送明細を表示する「明細」タブで構成されています。梱包ワークベンチには、LPNのコンテナ重量または積載済重量と容積、および搬送明細が表示されるため、搬送明細およびLPNの数を決定する際に役立ちます。

前提条件

品目とコンテナの重量または容積(あるいはその両方)の値をOracle Inventoryで定義する必要があります。

「梱包ワークベンチ」ウィンドウ

この画像については、ドキュメントの本文で説明しています

LPNおよび明細の複数レコードの表示では、梱包に対して特定のコンテナまたは明細が選択されているかどうかを示すチェックボックスが各レコードの横に付いています。LPNの選択/選択解除時に、使用可能な重量/容積の合計が再計算されます。同様に、梱包対象の搬送明細の選択/選択解除時にも、全明細の正味重量/容積の合計が再計算および表示されます。

全明細の正味重量/容積の合計をLPNの使用可能重量/容積の合計と照合して、選択した搬送明細を使用可能なLPN数に梱包できるかどうかを判断できます。重量と容積が合致した場合でも、選択したすべての明細が選択したLPNに梱包されるとはかぎりません。様々な明細とLPNのグループ属性間の非互換性および相違によって、梱包工程の最終段階で未梱包の明細が残る場合があります。

多数の明細を1つ以上のLPNに割当/梱包する場合は、2つの異なるアルゴリズムを使用して梱包を実行します。1つは明細を指定したLPNに順次梱包する方法で、もう1つは全明細をLPNに均等に梱包する方法です。

Order Management with Process Inventoryを使用している場合は、「梱包ワークベンチ」ウィンドウで次の処理対応フィールドを使用できます。搬送明細に指定されている品目が二重単位管理対象、およびロット管理対象の場合は、これらのフィールドに値が表示されます。それ以外の場合、これらのフィールドは空白となります。処理対応フィールドは表示のみで、次が含まれています。

搬送明細のコンテナへの均等梱包

搬送明細を、選択したLPN間で均等に分割し、(全搬送明細からの)分割後の各明細をそれぞれ使用可能なコンテナに梱包することができます。この結果、コンテナすべてに搬送明細からの全品目が梱包されます。どのコンテナにも各搬送明細品目が同数ずつ含まれます。この梱包方法は、多数の(異なる品目の)明細があり、出荷時にグループ化する場合に便利です。たとえば、家庭用コンピュータの異なるコンポーネントを出荷用に1つの箱に梱包する場合などです。この梱包方法は、シリアル管理品目の搬送明細には使用できません。

選択した搬送明細はLPNの数に合せて均等に分割され、すべての明細が一対多の関係で全LPNに梱包されます。ただし、明細がコンテナのグループ属性に合致している必要があります。搬送明細に指定された優先コンテナやコンテナと積載の関連は無視されます。この梱包方法では、総重量の超過梱包または満載以下梱包の問題が発生する可能性があります。LPNが超過梱包や満載以下梱包の場合は、警告が表示されます。さらに、明細とLPNのグループ属性間の非互換性が原因で、搬送明細が未梱包のまま梱包工程の最終段階に残る場合があります。

注意: 組織でOracle Warehouse Managementが使用可能になっている場合は、「Oracle Warehouse Management(WMS)を使用可能な組織の場合のコンテナ」を参照してください。

搬送明細をコンテナに均等に梱包する手順は、次のとおりです。

  1. 「クエリー・マネージャ」ウィンドウにナビゲートし、梱包する搬送明細とコンテナを検索します。

    「出荷取引」フォーム - 「明細/LPN」タブ

    この画像については、ドキュメントの本文で説明しています

  2. 搬送明細およびLPNが「出荷取引」フォームに表示されます。

  3. 搬送明細とLPNを選択します。

    注意: 複数を選択するには、[Ctrl]キーを押しながら必要な明細とLPNを選択します。連続したグループとして複数の明細を選択するには、必要な最初の明細にカーソルを置き、[Shift]を押しながら連続したグループ内の最後の明細を選択します。

    シリアル管理品目の搬送明細は選択できません。

  4. 「処理」メニューから「梱包ワークベンチ」を選択します。

  5. 「実行」をクリックします。

  6. 必要に応じて、梱包操作から除外する明細またはコンテナの選択を解除します。

  7. 「梱包ワークベンチ」ウィンドウの「梱包モード」リージョンで、「均等」を選択します。

  8. 「梱包」をクリックします。

  9. 作業内容を保存します。

搬送明細のコンテナへの順次梱包

1つのLPNを完全に梱包してから、次のLPNの梱包に取りかかることができます。複数の明細を複数のLPNに梱包する場合は、一度に1つずつの梱包が実行されます。最初の搬送明細は、コンテナが満載になるまで、またはその明細が完全に梱包されるまで最初のコンテナに梱包されます。最初の明細が完全に梱包された場合、次の明細はその同じコンテナが満載になるまで梱包されます。

明細の梱包が完了する前(一部の数量のみが梱包)にLPNが満載になった場合、その明細は分割され、分割された明細は最初のコンテナに積載され、当初の明細の残数量は、次のコンテナに梱包されます。これは、全明細の梱包が完了するか、あるいは全LPNが満載になるまで続行されます。全明細が梱包できないうちにLPNが満載になった場合、残りの明細は未梱包のままになります。この場合、一部の明細が未梱包で残っていることを知らせる警告が表示されます。

注意: 組織でOracle Warehouse Managementが使用可能になっている場合は、「Oracle Warehouse Management(WMS)を使用可能な組織の場合のコンテナ」を参照してください。

搬送明細をコンテナに順次梱包する手順は、次のとおりです。

  1. 「クエリー・マネージャ」ウィンドウにナビゲートし、梱包する搬送明細とコンテナを検索します。

    搬送明細とコンテナが「出荷取引」フォームに表示されます。

  2. 「処理」メニューから「梱包ワークベンチ」を選択します。

  3. 「実行」をクリックします。

    「梱包ワークベンチ」ウィンドウの「LPN」タブに選択したLPNが表示されます。

  4. 「明細」タブを選択し、明細を表示します。

  5. LPNに梱包する搬送明細を選択します。

  6. 「梱包モード」リージョンで、「全部」を選択します。

  7. 「梱包」をクリックし、明細をコンテナに梱包します。

  8. 作業内容を保存します。

    注意: 梱包中に分割不可の品目を意図せずに分割してしまうのを防ぐには、品目をOracle Inventoryの「マスター品目」ウィンドウの「物理属性」タブで「OM分割不可」として定義する必要があります。

梱包計算の使用

梱包ワークベンチを使用する場合、梱包計算を使用すると梱包所要量の計画に役立ちます。梱包計算では、Oracle Inventoryで定義した品目およびコンテナの重量と容積のデフォルト値を使用して、搬送明細が選択したLPNに収まるかどうかを判断します。

明細やLPNを選択または選択解除する場合、「再計算」ボタンをクリックすると表示されている値が再計算されます。

注意: 組織でOracle Warehouse Managementが使用可能になっている場合は、「Oracle Warehouse Management(WMS)を使用可能な組織の場合のコンテナ」を参照してください。

梱包計算を使用する手順は、次のとおりです。

  1. 「出荷取引」フォームにナビゲートし、搬送明細およびLPNを検索します。明細またはLPNを選択します。

    「出荷取引」フォーム - 「梱包計算」

    この画像については、ドキュメントの本文で説明しています

  2. 「出荷取引」フォームの右側にあるバーを選択し、梱包計算を表示します。

  3. 「再計算」をクリックし、LPNの最大使用可能容量、または対象品目の重量と容積の合計を表示します。

  4. バーを再度選択し、梱包計算をクローズします。

コンテナの搬送への割当

LPN(コンテナ)を検索して搬送に追加すると、そのLPNを既存の搬送に割り当てることができます。Oracle Warehouse Management System(WMS)がインストールされている場合、搬送に割当/割当解除できるのは、最上位のコンテナのみです。たとえば、詳細LPNがマスター・コンテナに梱包されている場合は、マスター・コンテナのみを搬送に割り当てることができます。

前提条件

搬送ステータスが「オープン」に設定されている必要があります。

搬送とコンテナがすでに作成されている必要があります。

注意: 組織でOracle Warehouse Managementが使用可能になっている場合は、「Oracle Warehouse Management(WMS)を使用可能な組織の場合のコンテナ」を参照してください。

コンテナを搬送に手動で割り当てる手順は、次のとおりです。

  1. 「クエリー・マネージャ」ウィンドウにナビゲートし、コンテナを検索します。

    コンテナが「出荷取引」フォームに表示されます。

  2. 搬送に割り当てるコンテナを選択します。

  3. 「処理」メニューから「搬送に割当」を選択します。

  4. 「実行」をクリックして「搬送」ウィンドウを表示します。

  5. LPNの割当先への搬送を選択します。

  6. 「OK」をクリックし、LPNを選択した搬送に割り当てます。

    注意: または、コンテナに割当済の搬送明細を選択し、その明細を搬送に割り当てることもできます。これにより、LPNも搬送に割り当てられます。

コンテナの搬送からの割当解除

LPN(コンテナ)を検索して搬送から割当解除すると、そのLPNを割当解除できます。Oracle Warehouse Management(WMS)がインストールされている場合、搬送からは最上位のコンテナを割当/割当解除のみできます。たとえば、詳細LPNがマスター・コンテナに梱包されている場合、搬送からはマスター・コンテナを割当解除のみできます。

注意: 組織でOracle Warehouse Managementが使用可能になっている場合は、「Oracle Warehouse Management(WMS)を使用可能な組織の場合のコンテナ」を参照してください。

注意: WMSを使用可能な組織では、LPNの積載後に搬送から明細を割当解除しても、その明細がLPNの荷降中に搬送に再割当てされるのを防ぐことはできません。

前提条件

搬送ステータスが「オープン」に設定されている必要があります。

コンテナを搬送から割当解除する手順は、次のとおりです。

  1. 「クエリー・マネージャ」ウィンドウにナビゲートし、LPNを検索します。

    LPNが「出荷取引」フォームに表示されます。

  2. 「処理」メニューから「搬送から割当解除」を選択します。

  3. 「実行」をクリックし、コンテナを搬送から割当解除します。

  4. 作業内容を保存します。