Oracle Enterprise Asset Managementユーザーズ・ガイド リリース12.1 B66926-01 | ![]() 目次 | ![]() 前へ | ![]() 次へ |
この章のトピックは、次のとおりです。
活動事由レポートを使用して、資産の故障事由を部門別または資産番号別にレポートします。 活動事由は、資産の故障に対する事由であり、予防、通常減耗、再加工、ブレークダウンなどがあります。この情報によって、資産の実行能力に与える影響の大きさを把握できます。 これらは、資産の故障の原因とこのような状態の頻度のレポートおよび分析に使用できる重要なデータを提供します。 活動原因コードは、活動の設定時に参照されます(「活動の定義」および「活動原因」を参照)。
レポート発行
「要求の発行」ウィンドウで、「名称」値リストから「活動事由レポート」を選択します。
レポート・タイプ
部門別または品目タイプ別(資産または再作成可能在庫)を選択して、所有部門または資産グループに関する情報をレポートに表示するかどうかをそれぞれ指定します。
期間:自
データ範囲の開始期間を入力して、レポートに含める情報の期間の開始ポイントを指定します。 『Oracle General Ledgerユーザーズ・ガイド』の期間タイプに関する項、『Oracle General Ledgerユーザーズ・ガイド』の期間タイプの定義に関する項、および『Oracle General Ledgerユーザーズ・ガイド』のカレンダへの期間の追加に関する項を参照してください。
期間:至
データ範囲の終了期間を入力して、レポートに含める情報の期間の終了ポイントを指定します。 『Oracle General Ledgerユーザーズ・ガイド』の期間タイプに関する項、『Oracle General Ledgerユーザーズ・ガイド』の期間タイプの定義に関する項、および『Oracle General Ledgerユーザーズ・ガイド』のカレンダへの期間の追加に関する項を参照してください。
通貨
通貨を選択します。 『Oracle General Ledgerユーザーズ・ガイド』の通貨の定義に関する項を参照してください。
換算レート
換算レートを選択します。 『Oracle General Ledgerユーザーズ・ガイド』の複数報告通貨の理解に関する項を参照してください。
部門:自
(オプション)レポートに含める情報の開始部門を指定するには、データ範囲の開始部門を選択します。 このパラメータは、「レポート者」パラメータで「部門別」を選択した場合に使用できます。
部門:至
(オプション)レポートに含める情報の終了部門を指定するには、データ範囲の終了部門を選択します。 このパラメータは、「レポート者」パラメータで「部門別」を選択した場合に使用できます。
品目タイプ
品目タイプを選択します。 有効な値は、「資産品目のみ」、「再作成品目のみ」および「資産品目および再作成品目」です。
保守済品目:自
(オプション)「低」および「高」フィールドを提供する「システム品目」ウィンドウを表示するには、「保守済品目:自」フィールドを選択します。 「低」および「高」フィールドには資産品目データの範囲を入力でき、これによって、「保守済品目:自」および「保守済品目:至」フィールドに、値がそれぞれ移入されます。
保守済品目:至
(オプション)「低」および「高」フィールドを提供する「システム品目」ウィンドウを表示するには、「保守済品目:至」フィールドを選択します。 「低」および「高」フィールドに資産品目データの範囲を入力でき、それぞれ「保守済品目:自」および「保守済品目:至」フィールドに移入されます。
保守済ユニット:自
(オプション)レポートに含める情報の開始保守済グループを指定するには、データ範囲の開始保守済グループを選択します。
保守済ユニット:至
(オプション)レポートに含める情報の終了保守済グループを指定するには、データ範囲の終了保守済グループを選択します。
「OK」を選択します。
「発行」を選択します。
関連項目
『Oracle Applicationsユーザーズ・ガイド』の要求の発行に関する項
部門実績原価レポートを使用して、指定した期間に所有部門にチャージされた実績原価を確認します。
レポート発行
「要求の発行」ウィンドウで、「名称」値リストから部門実績評価レポートを選択します。
レポート・タイプ
「要約」または「部門合計」を選択します。
要約: 1つのレポート合計に、選択した部門データ範囲(「部門:自」および「部門:至」フィールド)内のすべての部門に対する実績原価が反映されます。 部門が「部門:自」および「部門:至」フィールド内で選択されなかった場合、レポート合計にはすべての部門に対する実績原価が反映されます。
部門合計: レポートには、選択した部門データ範囲(「部門:自」および「部門:至」フィールド)内のすべての部門に対する実績原価の合計が別々に反映されます。 部門が「部門:自」および「部門:至」フィールド内で選択されなかった場合、レポート合計にはすべての部門に対する実績原価が反映されます。
部門:自
(オプション)レポートに含める情報の開始部門を指定するには、データ範囲の開始部門を選択します。
部門:至
(オプション)レポートに含める情報の終了部門を指定するには、データ範囲の終了部門を選択します。
期間:自
データ範囲の開始期間を入力して、レポートに含める情報の期間の開始ポイントを指定します。 『Oracle General Ledgerユーザーズ・ガイド』の期間タイプに関する項、『Oracle General Ledgerユーザーズ・ガイド』の期間タイプの定義に関する項、および『Oracle General Ledgerユーザーズ・ガイド』のカレンダへの期間の追加に関する項を参照してください。
期間:至
データ範囲の終了期間を入力して、レポートに含める情報の期間の終了ポイントを指定します。 『Oracle General Ledgerユーザーズ・ガイド』の期間タイプに関する項、『Oracle General Ledgerユーザーズ・ガイド』の期間タイプの定義に関する項、および『Oracle General Ledgerユーザーズ・ガイド』のカレンダへの期間の追加に関する項を参照してください。
OSPを含む
「No」または「Yes」を選択します。 「Yes」を選択した場合は、外部処理情報がレポートに含まれます。
通貨
通貨を選択します。 『Oracle General Ledgerユーザーズ・ガイド』の通貨の定義に関する項を参照してください。
換算レート
換算レートを選択します。 『Oracle General Ledgerユーザーズ・ガイド』の複数報告通貨の理解に関する項を参照してください。
「OK」を選択します。
「発行」を選択します。
関連項目
『Oracle Applicationsユーザーズ・ガイド』の要求の発行に関する項
作業指示原価レポートを使用して、指定した期間、および必要に応じて部門範囲内の作業指示にチャージされた原価を確認します。
レポート発行
「要求の発行」ウィンドウで、「名称」値リストから「作業指示原価レポート」を選択します。
レポート・タイプ
デフォルトの「高原価作業指示」をそのまま使用します。
部門:自
(オプション)レポートに含める情報の開始部門を指定するには、データ範囲の開始部門を選択します。
部門:至
(オプション)レポートに含める情報の終了部門を指定するには、データ範囲の終了部門を選択します。
原価限度額
(オプション)レポートに含める作業指示原価制限を指定するには、金額を入力します。
期間:自
データ範囲の開始期間を入力して、レポートに含める情報の期間の開始ポイントを指定します。 『Oracle General Ledgerユーザーズ・ガイド』の期間タイプに関する項、『Oracle General Ledgerユーザーズ・ガイド』の期間タイプの定義に関する項、および『Oracle General Ledgerユーザーズ・ガイド』のカレンダへの期間の追加に関する項を参照してください。
期間:至
データ範囲の終了期間を入力して、レポートに含める情報の期間の終了ポイントを指定します。 『Oracle General Ledgerユーザーズ・ガイド』の期間タイプに関する項、『Oracle General Ledgerユーザーズ・ガイド』の期間タイプの定義に関する項、および『Oracle General Ledgerユーザーズ・ガイド』のカレンダへの期間の追加に関する項を参照してください。
OSPを含む
「No」または「Yes」を選択します。 「Yes」を選択した場合は、外部処理情報がレポートに含まれます。
通貨
通貨を選択します。 『Oracle General Ledgerユーザーズ・ガイド』の通貨の定義に関する項を参照してください。
換算レート
換算レートを選択します。 『Oracle General Ledgerユーザーズ・ガイド』の複数報告通貨の理解に関する項を参照してください。
「OK」を選択します。
「発行」を選択します。
関連項目
『Oracle Applicationsユーザーズ・ガイド』の要求の発行に関する項
eAM週次スケジュール・レポートを使用して、クルーのカレンダ週の開始日内にある作業指示の詳細を特定の所有部門別に表示します。 このレポートには、作業指示の番号、ステータス、作業摘要、開始日、工程、部門、生産資源、インスタンス、優先度、期間、見積完了日、週ベースでの時間配分などの詳細が含まれます。
レポート発行
「要求の発行」ウィンドウで、「名称」値リストから「eAM週次スケジュール・レポート」を選択します。
所有部門
1つの所有部門に関してレポートするための所有部門を選択します。 これは、その資産番号に対する責任がある部門です。 このパラメータは必須です。
割当部門
(オプション)1つの割当部門に対するスケジュール情報に選択基準を絞り込むには、割当部門を選択します。 これは、その資産番号に現在割り当てられている部門です。
週開始
(オプション)ユーザーがこのレポートを必要とする開始日付を選択します。 レポートには、選択した日付から7日間の情報が表示されます。 このパラメータが空白のままの場合、レポートには現在の週の初日からの情報が表示されます。
エリア
(オプション)資産番号が配置されている場所に選択基準を絞り込むには、エリアを選択します。
資産
(オプション)ある資産に割り当てられた作業指示のみに選択基準を絞り込むには、資産を選択します。
再作成品目
(オプション)ある再作成可能品目に割り当てられた作業指示のみに選択基準を絞り込むには、シリアル管理再作成可能品目を選択します。
停止タイプ
(オプション)ある停止タイプがその工程に対して必須である作業指示のみに選択基準を絞り込むには、停止タイプを選択します。
生産資源
(オプション)現在の作業指示の工程に関連付けられた生産資源を選択します。 このパラメータはオプションです。
インスタンス
工程に対する生産資源として使用される個人または設備。 このパラメータはオプションです。
ソート・キー
ソート・キーの値を選択して、スケジュール情報を表示する方法を指定します。 「作業指示」を選択した場合、レポートには、スケジュール情報が作業指示番号でソートされて表示されます。
「OK」を選択します。
「発行」を選択します。
関連項目
『Oracle Applicationsユーザーズ・ガイド』の要求の発行に関する項
Enterprise Asset Management(eAM)はプロセス型およびショップ型製造と統合されているため、保守環境でエンタープライズ資産管理の資産と生産設備の関連を識別できます。 この機能によって、1つまたは複数の資産を、外部処理組織に存在する生産設備に関連付けることができます。 設定後は、保守可能な資産に関連付けられた、生産から生じる生産資源使用箇所(保守作業指示、バッチまたはFPO)を表示できます。 また、生産設備保守停止時間のロード・プロセスを使用して、保守生産設備停止を表示またはパージすることもできます。
レポート発行
「要求の発行」ウィンドウで、「名称」値リストから「生産設備保守停止時間のロード」を選択します。
シミュレーション・セット
有効なシミュレーション・セットを選択します。
実行オプション
実行オプションを選択します。 有効な値は、「保守停止時間のロード」および「保守停止時間のパージ」です。
保守停止時間のロード: すべての生産設備停止時間がレポートされます。
保守停止時間のパージ: すべての生産設備停止時間レコードが該当する表からパージされます。
未リリース保守指示を含む
「Yes」または「No」を選択します。「Yes」を選択した場合は、生産設備停止時間レコードのレポートまたはパージ時に、「未リリース」ステータスの作業指示が含まれます。
確定保守作業指示のみ
「Yes」または「No」を選択します。「Yes」を選択した場合は、確定の(作業指示の日付を自動的に再計画できない)作業指示のみが考慮されます。
部門
(オプション)所有部門を選択します。 選択した部門に属している作業指示のみが考慮されます。
生産資源
(オプション)生産資源を選択します。 選択した生産資源が含まれている作業指示のみが考慮されます。
「OK」を選択します。
「発行」を選択します。
関連項目
『Oracle Applicationsユーザーズ・ガイド』の要求の発行に関する項
保守作業指示詳細レポートを使用して、保守作業指示に関連するすべての情報を表示および分析します。 ユーザー定義の値を表示するレポートを作成できます。 たとえば、指定した日付範囲のすべての未リリース作業指示を表示するか、または指定したエリアの作業指示に対する資材要件を表示できます。 作業指示、開始日と終了日、割当部門、作業ステータス、資産エリアおよび資産に従って、レポート情報をフィルタ処理できます。 工程、生産資源、従業員、資材、直接品目、作業要求、メーター、添付などの詳細をレポートに表示できます。
重要: 作業指示に関連する品質情報はレポートに表示されません。
レポート発行
「要求の発行」ウィンドウで、「名称」値リストから「保守作業指示詳細レポート」を選択します。
レポート・パラメータはすべてオプションです。
作業指示:自
ある範囲の作業指示を表示するには、開始の作業指示番号を入力します。
至
ある範囲の作業指示を表示するには、終了の作業指示番号を入力します。
予定開始日:自
データ範囲の開始予定日を入力します。 これは、割り当てられた生産資源と資材に対する予定終了日と期間を計算するための開始ポイントです。
至
日付範囲の終了日を入力します。 これは、作業に要求された終了日を示します。 スケジュール処理では、この日付を開始ポイントとして使用して、割り当てられた生産資源と資材に対する予定開始日と期間が計算されます。
作業指示ステータス
作業指示のステータスを入力します。 このステータスの作業指示のみがレポートに表示されます。
割当部門
割当部門(クルー)を入力します。 これは、作業指示の資産に関連付けられた部門です。
資産エリア:自
エリアの範囲の開始資産エリアを入力します。
資産エリア:至
エリアの範囲の終了資産エリアを入力します。
資産番号
特定の資産に関連付けられた作業指示情報のみを表示する場合は、資産を入力します。
表示される工程
No - 工程レベルの情報は表示されません。
Yes - 工程レベルの情報が表示されます。
表示される生産資源
No - 生産資源レベルの情報は表示されません。
Yes - 生産資源レベルの情報が表示されます。
表示される従業員
No - 従業員固有の情報は表示されません。
Yes - 従業員固有の情報が表示されます。
表示される資材
No - 資材レベルの情報は表示されません。
Yes - 資材レベルの情報が表示されます。
表示される直接品目
No - 直接品目は表示されません。
Yes - 直接品目が表示されます。
表示される作業要求
No - 作業指示の関連作業要求は表示されません。
Yes - 作業指示の関連作業要求が表示されます。
表示されるメーター
No - 資産関連のメーターは表示されません。
Yes - 資産関連のメーターが表示されます。
表示される添付
No - 添付は表示されません。
Yes - 添付が表示されます。
「OK」ボタンをクリックします。
「発行」を選択します。
関連項目
『Oracle Applicationsユーザーズ・ガイド』の要求の発行に関する項
保守作業指示の作業の実行に、保管在庫品目が必要となる場合があります。 資材出庫要求ピック・リスト・レポートを使用して、保守作業指示に対する予約済在庫をすべて表示し、必要な資材を簡単に取得できるようにします。
レポート発行
「要求の発行」ウィンドウで、「名称」値リストから「資材出庫要求ピック・リスト・レポート」を選択します。
レポート・パラメータはすべてオプションです。
要求番号:自
(オプション)レポートに含める情報の開始要求番号を指定するには、データ範囲の開始要求番号を選択します。
要求番号:至
(オプション)レポートに含める情報の終了要求番号を指定するには、データ範囲の終了要求番号を選択します。
要求日:自
(オプション)レポートに含める情報の開始日を指定するには、データ範囲の開始日を選択します。
要求日:至
(オプション)レポートに含める情報の終了日を指定するには、データ範囲の終了日を選択します。
ソース保管場所
(オプション)資材を出庫する正確な保管場所を指定するには、ソース保管場所を選択します。
ソース保管棚
保管棚を含む保管場所を選択した場合は、ソース保管棚を選択して資材出庫元の正確な保管棚を指定します。
作業指示
(オプション)資材を出庫する特定の作業指示を指定するには、作業指示を選択します。
資材
(オプション)資材を選択して、選択基準を絞り込みます。
要求者
(オプション)要求者を選択します。
ソート・キー
(オプション)レポートのソート方法を指定するには、「ソート・キー」オプションを選択します。 有効な値は、「要求番号」および「要求日」です。
「OK」を選択します。
「発行」を選択します。
関連項目
『Oracle Applicationsユーザーズ・ガイド』の要求の発行に関する項
Oracle Time and Labor(OTL)は、特定の組織に勤務する従業員が入力する時間のリポジトリです。 Oracle Enterprise Asset Management(eAM)の作業指示で作業する従業員は、OTLセルフサービスを使用して自分の時間を入力します。収集された情報は、OTL時間記録に格納され、一連のビジネス・ルールとプロセスで構成されています。eAMでは、時間記録から情報を抽出し、従業員がeAM作業指示で作業した時間をその作業指示にチャージします。
統合フロー内には複数のステップがあります。最初に、特定の作業指示のタイムカード情報がOracle Time Store(Oracle Time and Laborの一部)に入力されます。次に、その情報は、Oracle Time StoreからOracle Enterprise Asset Managementに抽出されます。この抽出によって、Oracle Enterprise Asset Management内に生産資源取引が動的に作成されます。最後に、コスト・マネージャ・プロセスが実行されます。このプロセスによって、生産資源取引がチャージされます。このプロセスの実行後は、作業指示内で期間中にチャージした実績原価を表示できます。
OTLからeAMへのタイムカード・データ取出しプロセスは、特定の作業指示に対してOTL内で入力したタイムカード情報を、OTLからeAMに抽出するプロセスです。
レポート発行
「要求の発行」ウィンドウで、「名称」値リストから「OTLからeAMへのタイムカード・データ取出し」を選択します。
レポート・パラメータはすべてオプションです。
開始日
(オプション)プロセスで取り出す情報の開始日を指定するには、データ範囲の開始日を選択します。
終了日
(オプション)プロセスで取り出す情報の終了日を指定するには、データ範囲の終了日を選択します。
組織
(オプション)プロセスで取り出す情報の対象となる組織を1つのみに決定するには、OTL組織を選択します。
資産グループ
(オプション)資産グループを選択します。
資産番号
(オプション)資産番号を選択します。
プロジェクト
(オプション)選択した組織がプロジェクト製造組織の場合は、プロジェクトを選択します。
タスク
プロジェクトを選択した場合は、必要に応じてタスクを選択できます。
生産資源
(オプション)生産資源を選択します。
従業員
(オプション)従業員を選択します。
所有部門
(オプション)所有部門を選択します。
作業指示
(オプション)作業指示を選択します。
工程
作業指示を選択した場合は、必要に応じて特定の工程を選択できます。
変更部門
(オプション)変更部門を選択します。
プロセス・コード
(オプション)プロセス・コードを選択します。
「OK」を選択します。
「発行」を選択します。
関連項目
『Oracle Applicationsユーザーズ・ガイド』の要求の発行に関する項
発注価格と請求価格との差異は、ユーザー定義の調整勘定から保守作業指示に転送できます。 この結果、実績原価で保守原価を評価できます。
製造現場請求書差異転送のシミュレート・レポートを生成して、各請求書差異の詳細と転送の対象となる差異の要約合計額を表示できます。レポート書式は、製造現場請求書差異レポートと同様です。 このレポートを表示して、差異転送を実行するかどうかを判断できます。 このタスクは、製造現場請求書差異レポート(「製造現場請求書差異レポート」を参照)を実行する前に完了してください。
レポート発行
「製造現場請求書差異」ウィンドウにナビゲートします。
「名称」値リストから「製造現場請求書差異転送のシミュレート」を選択します。
転送摘要
(オプション)請求書転送の摘要を入力します。
特定作業指示
作業指示を選択することによって、特定作業指示の差異転送詳細を表示できます。 ステータスが「取消」、「クローズ」および「完了 - チャージなし」の保守作業指示は使用できません。
IPV品目タイプ
次の請求書差異を転送できます。
直接製造現場搬送品目のみ
外注加工および直接製造現場搬送品目
外注加工品目のみ
品目範囲
「IPV品目タイプ」パラメータの値として「外注加工品目のみ」を選択した場合は、転送する品目範囲を指定できます。
特定品目
「IPV品目タイプ」パラメータの値として「外注加工品目のみ」を選択した場合は、転送する品目を指定できます。
カテゴリ・セット
「IPV品目タイプ」パラメータの値として「外注加工品目のみ」を選択した場合は、転送するカテゴリ・セットを指定できます。
特定カテゴリ
「IPV品目タイプ」パラメータの値として「外注加工品目のみ」を選択し、「カテゴリ・セット」パラメータで値を選択した場合は、選択したカテゴリ・セットから特定のカテゴリを指定できます。
特定プロジェクト
特定プロジェクトに関連する品目の請求書差異のみを転送するように選択できます。
調整勘定科目
請求書差異の転送元の調整勘定を入力できます。
請求書期限日
日付を入力します。転送には、この日付までに承認および転記された請求書が含まれます。
「OK」を選択します。
「発行」を選択します。
関連項目
『Oracle Applicationsユーザーズ・ガイド』の要求の発行に関する項
特定の調整勘定から保守作業指示に請求書差異を転送できます(「請求書差異の転送」を参照)。 正常に処理された各請求書差異転送に対して、製造現場請求書差異レポートを使用して、保守作業指示に転送された請求書差異を表示できます。 このレポートには、調整勘定と、転送された要約合計額が表示されます。 また、各作業指示の詳細情報、品目、発注明細、転送に含まれている請求書も表示されます。
レポート発行
「製造現場請求書差異」ウィンドウにナビゲートします。
「名称」値リストから「製造現場請求書差異転送のシミュレート」を選択します。
バッチ日付
選択しないバッチを除外する日付を入力します。 この日付以降に処理されたバッチのみが、「バッチID」パラメータの値リストに含まれます。
バッチID
レポート対象とするバッチの識別子を入力します。 値リストには、転送プロセスの実行時に入力した摘要、作業指示番号、品目番号などのパラメータが表示されます。
「OK」を選択します。
「発行」を選択します。
関連項目
『Oracle Applicationsユーザーズ・ガイド』の要求の発行に関する項
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