ヘッダーをスキップ

Oracle Receivablesインプリメンテーション・ガイド
リリース12
E05607-01
目次へ
目次
前のページへ
前へ
次のページへ
次へ

Oracle Receivablesプロファイル・オプション

この付録の内容は、次のとおりです。

プロファイル・オプション

実装の際は、Receivablesの各ユーザー・プロファイル・オプションに値を設定し、データに対するアクセスと処理の制御方法を指定します。これによって、プロファイル・オプションを使用する多くのウィンドウの動作を制御できます。

プロファイル・オプションは、次の各レベルで設定できます。

各レベルのユーザー・プロファイル・オプションは、様々な状況でReceivablesの動作に影響を与えます。プロファイル・オプションの影響を受けるReceivablesの操作には、入金消込、修正の入力、自動入金および税金の作成と送金、GLへの転記などがあります。

また、使用しているシステムには、Receivables以外のアプリケーションに固有のユーザー・プロファイル・オプションが設定されている場合があります。

プロファイル・オプションをサイト、アプリケーションまたは職責の各レベルで変更するには、システム管理者職責を選択して、「個別プロファイル値」ウィンドウにナビゲートします。「プロファイル名」フィールドを問い合せて、現状の設定でプロファイル・オプションを表示し、変更を加えた後、変更内容を保存します。

「個別プロファイル値」ウィンドウでは、ユーザー・レベルでプロファイル・オプションを変更できます。そのためには、「個別プロファイル値」ウィンドウにナビゲートして変更するプロファイル値を問い合せ、新しいユーザー値を入力した後、変更内容を保存します。

通常、各レベルのプロファイル値は、システム管理者が設定または更新します。

重要: プロファイル・オプションへの変更を有効にするには、Receivablesを終了して再起動するか、職責を切り替える必要があります。

関連項目

『Oracle Applicationsシステム管理者ガイド - メンテナンス』のユーザー・プロファイルの設定の概要に関する項

Receivablesユーザー・プロファイル・オプションの概要

Oracle Trading Community Architectureのプロファイル・オプション

Oracle Order Managementのプロファイル・オプション

Oracle General Ledgerのプロファイル・オプション

Oracle Application Object Libraryのプロファイル・オプション

Receivablesユーザー・プロファイル・オプションの概要

この項では、Receivablesの各プロファイル・オプションを説明します。各ユーザー・プロファイル・オプションがReceivablesでどのように使用されるかを簡単に説明し、各オプションを設定または更新できるレベルを説明します。

Receivablesの所有ではないプロファイル・オプション

次のプロファイル・オプションは、Receivablesの操作に影響を与えますが、Receivablesの所有ではありません。

プロファイル・オプションの設定

次の表に、ユーザーがオプションを表示または更新できるかどうか、およびシステム管理者がこれらのオプションを更新できるレベル(ユーザー、職責、アプリケーション、サイト)を示します。

「必須」のプロファイル・オプションには、値を指定する必要があります。「オプション」のプロファイル・オプションにはデフォルト値が提供されていますが、変更できます。

この表で使用されている各用語の意味は、次のとおりです。

プロファイル・オプション デフォルト ユーザー・アクセス システム管理者アクセス: ユーザー システム管理者アクセス: 職責 システム管理者アクセス: アプリケーション システム管理者アクセス: サイト
税金: 税率一時変更の許可 オプション デフォルトなし 表示のみ 更新 更新 更新 更新
税金: 手動税金明細の許可 オプション デフォルトなし 表示のみ 更新 更新 更新 更新
税金: 顧客免税上書の許可 オプション デフォルトなし 表示のみ 更新 更新 更新 更新
税金: 税金コード上書の許可 オプション デフォルトなし 表示のみ 更新 更新 更新 更新
Tax: デバッグ・ファイル・ディレクトリ オプション デフォルトなし 表示のみ 表示のみ 表示のみ 表示のみ 更新
税金: デバッグ・フラグ オプション デフォルトなし 更新 更新 表示のみ 更新 表示のみ
税金: 運送用在庫品目(このプロファイル・オプションはReceivablesに影響を与えますが、別のアプリケーションが所有するオプションです) 必須 デフォルトなし 表示のみ 更新 更新 更新 更新
税金: 売上としての運送費請求(このプロファイル・オプションはReceivablesに影響を与えますが、別のアプリケーションが所有するオプションです) オプション デフォルトなし 表示のみ 更新 更新 更新 更新
税金: リース管理導入済 オプション デフォルトなし 更新 更新 更新 更新 更新
税金Taxware: サービス・インディケータ オプション デフォルトなし 表示のみ 表示のみ 更新 更新 更新
税金Taxware: 税金選択 オプション デフォルトなし 表示のみ 表示のみ 更新 更新 更新
税金Taxware: 税金タイプ オプション デフォルトなし 表示のみ 表示のみ 更新 更新 更新
税金Taxware: Nexproの使用 オプション デフォルトなし 表示のみ 表示のみ 更新 更新 更新
税金: 税金PL/SQLベンダーの使用 オプション デフォルトなし 表示のみ 更新 更新 更新 更新
税金: 税金ベンダーの使用 オプション デフォルトなし 表示のみ 表示のみ 更新 更新 更新
税金Vertex: 大文字小文字の区別 オプション デフォルトなし 表示のみ 表示のみ アクセス不可 アクセス不可 更新
税金Vertex: サブ税金 オプション デフォルトなし 表示のみ 表示のみ 更新 更新 更新
AR: ロックボックスでの超過消込の許可 必須 No 表示のみ 表示のみ 更新 更新 更新
AR: 既存の販売実績の更新の許可 必須 Yes 更新 更新 更新 更新 更新
AR: 消込用の取引残高を常にデフォルトにする オプション デフォルトなし 更新 更新 更新 更新 更新
AR: 消込GL記帳日デフォルト オプション 入金GL記帳日、および請求書GL記帳日の後の日付 表示のみ アクセス不可 更新 更新 更新
AR: 自動インボイス統計の収集 オプション デフォルトなし 更新 更新 更新 更新 更新
AR: 銀行名鑑ソース オプション デフォルトなし アクセス不可 更新 更新 更新 更新
AR: 銀行名鑑URL オプション デフォルトなし アクセス不可 アクセス不可 アクセス不可 アクセス不可 更新
AR: 受取手形バッチ・ソース オプション デフォルトなし 更新 更新 アクセス不可 アクセス不可 アクセス不可
AR: BPA詳細アクセス使用可能 オプション No 表示のみ 更新 更新 更新 更新
AR: BPA印刷出力ディレクトリ 必須 デフォルトなし 表示のみ 更新 更新 更新 更新
AR: 現預金 - 処理可 必須 Yes 表示のみ 更新 更新 更新 更新
AR: 取引上の顧客変更 オプション Yes 表示のみ 更新 更新 更新 更新
AR: ロックボックスでの検証コミット オプション デフォルトなし 更新 アクセス不可 更新 更新 更新
AR: 銀行手数料作成 オプション Yes 更新 表示のみ 更新 更新 更新
AR: 顧客テキスト最終正常実行 オプション デフォルトなし アクセス不可 アクセス不可 アクセス不可 アクセス不可 表示のみ
AR: 顧客 - カナ・フィールドの入力 オプション Yes 表示のみ アクセス不可 更新 更新 更新
AR: ロックボックスおよびポストバッチのデバッグ・レベル 必須 3 更新 更新 更新 更新 更新
AR: デフォルト換算レート・タイプ 必須 デフォルトなし 表示のみ 表示のみ 更新 更新 更新
AR: 消込のためのデフォルトのオープン入金 オプション No 更新 更新 更新 更新 更新
AR: 前受/預り金相殺勘定ソース オプション 自動会計 アクセス不可 アクセス不可 更新 更新 更新
AR: 売掛/未収金活動貸借一致セグメント代替の無効化 オプション No アクセス不可 更新 更新 更新 更新
AR: SQLトレース有効化 オプション デフォルトなし 更新 更新 アクセス不可 アクセス不可 アクセス不可
AR: デバッグ・メッセージ出力の有効化 オプション デフォルトなし 更新 更新 アクセス不可 アクセス不可 アクセス不可
AR: 償還請求権なしファクタ/裏書受取手形 オプション No 表示のみ 更新 更新 更新 更新
AR: GL転送残高テスト オプション Yes 表示のみ 更新 更新 更新 更新
AR: 顧客残高にはリスクのある入金も含まれます 必須 デフォルトなし 更新 更新 更新 更新 更新
AR: 未確認入金のある請求書 オプション なし 表示のみ 更新 更新 更新 更新
AR: 品目フレックスフィールド・モード オプション 連結するセグメントの入力 更新 更新 更新 更新 更新
AR: 自動インボイス・ワーカー毎の最大明細数 オプション デフォルトなし 表示のみ アクセス不可 更新 更新 更新
AR: 修正処理勘定上書オプション オプション Yes 表示のみ 更新 更新 更新 更新
AR: 入金バッチ・ソース オプション デフォルトなし 更新 更新 更新 更新 更新
AR: 修正事由必須 オプション No 更新 更新 更新 更新 更新
AR: 送金バッチに支払方法が必要 オプション No 表示のみ 表示のみ 更新 更新 更新
AR: カナ・フィールド別で顧客レポートをソート 必須 デフォルトなし 表示のみ アクセス不可 更新 更新 更新
AR: 取引バッチ・ソース オプション デフォルトなし 更新 更新 更新 更新 更新
AR: 支払期日更新 必須 Yes 表示のみ 更新 更新 更新 更新
AR: クレジット・メモ用に請求書会計を使用 オプション Yes 表示のみ 更新 更新 更新 更新
AR: クレジット・メモ・ワークフローでOracle Approvals Managementを使用 オプション No 表示のみ アクセス不可 アクセス不可 アクセス不可 更新
AR: 取引明細書、督促状および延滞手数料サイト・プロファイルの使用 オプション No アクセス不可 アクセス不可 更新 更新 更新
HZ: 検索/入力ウィンドウのバイパス オプション デフォルトなし 表示のみ 更新 更新 更新 更新
HZ: パーティ名の変更 オプション Yes 表示のみ 更新 更新 更新 更新
HZ: 全営業単位のアカウントの表示 オプション Yes 更新 更新 更新 更新 更新
HZ: 顧客フォームでのD&Bボタンの表示 オプション デフォルトなし 更新 アクセス不可 アクセス不可 アクセス不可 更新
HZ: 内部パーティ オプション デフォルトなし 更新 更新 更新 更新 更新
HZ: 名称/所在地後方互換性 オプション Yes 更新 更新 更新 更新 更新
HZ: 有効な所在地のみ表示 オプション デフォルトなし 更新 更新 更新 更新 更新
AR: Oracle Exchangeデータベース・リンク名 オプション デフォルトなし アクセス不可 表示のみ 表示のみ 表示のみ 更新
デフォルト国(このプロファイル・オプションはReceivablesに影響を与えますが、別のアプリケーションが所有するオプションです) 必須 デフォルトなし 更新 更新 更新 更新 更新
取引コードの使用可能化 オプション No アクセス不可 更新 更新 更新 更新
仕訳: 換算レート逆算表示(このプロファイル・オプションはReceivablesに影響を与えますが、別のアプリケーションが所有するオプションです) オプション No 更新 更新 更新 更新 更新
OM: 品目フレックスフィールド(このプロファイル・オプションはReceivablesに影響を与えますが、別のアプリケーションが所有するオプションです) 必須 デフォルトなし 表示のみ アクセス不可 アクセス不可 アクセス不可 更新
順次採番(このプロファイル・オプションはReceivablesに影響を与えますが、別のアプリケーションが所有するオプションです) オプション 未使用 更新 アクセス不可 更新 更新 更新

税金: 税率一時変更の許可

「税金コードおよび税率」ウィンドウで税金コードを定義し、「一時的」を「Yes」に設定した場合は、このプロファイル・オプションを使用して、Receivablesの「取引」ウィンドウで、税金コードに割り当てられている税率と税額を更新するかどうかを選択できます。

このオプションの値は、システム管理者がサイト、アプリケーション、職責およびユーザーの各レベルで設定できますが、ユーザーによる更新はできません。このプロファイル・オプションにはデフォルト値がなく、NULL値は「No」に相当します。

税金: 手動税金明細の許可

このプロファイル・オプションによって、Receivablesの「取引」ウィンドウで、ユーザーが手動税金明細を入力できるかどうかが決まります。「No」に設定すると、このデータ入力を制限できます。

このオプションの値は、システム管理者がサイト、アプリケーション、職責およびユーザーの各レベルで設定できますが、ユーザーによる更新はできません。このプロファイル・オプションにはデフォルト値がなく、NULL値は「Yes」に相当します。

税金: 顧客免税上書の許可

ユーザーによる未承認免税の入力を防止するには、このプロファイル・オプションを使用します。このプロファイル・オプションは、取引の入力時に発生する「明細」ウィンドウの「税金処理」フィールドへのアクセスを制御します。このフィールドを使用して、各取引明細に対する免税の処理方法を指定します。また、このプロファイル・オプションを使用すると、請求書入力時に未承認売上税の免税額を売上税システムで自動作成するかどうかを制御できます。

このオプションの値は、システム管理者がサイト、アプリケーション、職責およびユーザーの各レベルで設定できますが、ユーザーによる更新はできません。このプロファイル・オプションにはデフォルト値がなく、NULL値は「No」に相当します。

税金: 税金コード上書の許可

このプロファイル・オプションを使用すると、受注または請求書の入力時に、システム導出の税金コードを上書きするかどうかを選択できます。システム導出の税金コードを上書きすると、新しい税金コードに割り当てられている税率と金額を使用して取引の税金が決定されます。

このオプションの値は、システム管理者がサイト、アプリケーション、職責およびユーザーの各レベルで設定できますが、ユーザーによる更新はできません。このプロファイル・オプションにはデフォルト値がなく、NULL値は「No」に相当します。

税金: 売上としての運送費請求

Oracle Order Managementを使用している場合は、このプロファイル・オプションによって、Receivablesインタフェース・プログラムを実行する際に、Order ManagementからReceivablesに運送費をインポートする方法が決まります。このプロファイルは、運送費に課税する必要がある場合に使用します。このオプションが「Yes」の場合は、運送費が課税対象となるように、Order Managementでは、「出荷確認」ウィンドウで識別された運送費の請求書に、「明細」タイプの明細品目が作成されます。Receivablesで請求書が印刷される際は、この金額が「運送費」の摘要とともに請求書の最後の明細として印刷されます。

税金: 運送用在庫品目

このプロファイルは、「税金: 売上としての運送費請求」を「Yes」(運送費が課税対象)に設定して、運送費に適用する税率を制御する必要がある場合に使用します。このためには、ユーザー・タイプが「運送費」の在庫品目を定義して、このオプションを新しい在庫品目に設定します。Order Managementでは、この在庫品目を識別する際に、その品目に割り当てられている税金コード(または税金グループ)または品目例外を使用して、運送サービスに適用可能な税率と会計処理が制御されます。印刷される請求書には、「運送費」というデフォルトの摘要ではなく、定義した在庫品目から運送費明細の摘要が導出されます。

税金: リース管理導入済

Oracle Lease Managementを使用している場合は、このプロファイル・オプションを「Yes」に設定します。このプロファイル・オプションは、リース固有の特定のフィールドを、税金に関する様々なウィンドウに表示する方法を制御します。

税金Taxware: サービス・インディケータ

Taxware Sales/Use Tax Systemが税金ベンダーの場合は、このプロファイル・オプションを定義してサービス・インディケータを定義します。Taxwareでは、サービス・インディケータを使用して管轄区域内の課税が識別されます。この管轄区域の課税はサービス・インディケータに従って異なります。「サービス」、「レンタル」または「非サービス」を選択します。このプロファイル・オプションにはデフォルト値がなく、NULL値は「No」に相当します。参照: 『Oracle E-Business Tax: Vertex Q-Series and Taxware Sales/Use Tax System Implementation Guide』

このプロファイル・オプションは、システム管理者がサイト、アプリケーションおよび職責の各レベルで設定できますが、ユーザーによる更新はできません。

税金Taxware: 税金選択

Taxware Sales/Use Tax Systemが税金ベンダーの場合は、このプロファイル・オプションを定義して、税金を計算する際に管轄区域レベルの管轄区域コードを使用するかどうかを制御します。出荷先所在地に基づいて税金を計算する場合は、「税金のみ」を選択します。出荷先、出荷元、オーダー受入場所およびオーダー発生場所の情報に基づいて税金を計算する場合は、「税務当局と税金」を選択します。このプロファイル・オプションにはデフォルト値がなく、NULL値は「税務当局と税金」に相当します。参照: 『Oracle E-Business Tax: Vertex Q-Series and Taxware Sales/Use Tax System Implementation Guide』

このプロファイル・オプションは、システム管理者がサイト、アプリケーションおよび職責の各レベルで設定できますが、ユーザーによる更新はできません。

税金Taxware: 税金タイプ

Taxware Sales/Use Tax Systemが税金ベンダーの場合は、このプロファイル・オプションを定義して、ReceivablesからTaxwareに渡される取引に対するデフォルトの税金タイプを識別します。Taxwareでは、税金タイプを使用して、税金タイプによって税金計算が異なる管轄区域での税金の計算方法が判断されます。「売上」、「サービス」または「使用」を選択します。このプロファイル・オプションにはデフォルト値がなく、NULL値は「売上」に相当します。参照: 『Oracle E-Business Tax: Vertex Q-Series and Taxware Sales/Use Tax System Implementation Guide』

このプロファイル・オプションは、システム管理者がサイト、アプリケーションおよび職責の各レベルで設定できますが、ユーザーによる更新はできません。

税金Taxware: Nexproの使用

このプロファイル・オプションによって、Taxware Sales/Use Tax SystemのNexpro機能を使用するかどうかが決まります。Taxwareが税金ベンダーの場合は、「Yes」を選択します。それ以外の場合は、このプロファイル・オプションを「No」に設定します。NULL値は「No」に相当します。参照: 『Oracle E-Business Tax: Vertex Q-Series and Taxware Sales/Use Tax System Implementation Guide』

このプロファイル・オプションは、システム管理者がサイト、アプリケーションおよび職責の各レベルで設定できますが、ユーザーによる更新はできません。

税金: 税金PL/SQLベンダーの使用

このプロファイル・オプションによって、複数の税金ベンダーがインストールされている場合に、複数組織環境で使用する税金ベンダーが決まります。「Taxware」または「Vertex」を選択します。デフォルト値は「NULL」です。参照: 『Oracle E-Business Tax: Vertex Q-Series and Taxware Sales/Use Tax System Implementation Guide』

このプロファイル・オプションは、システム管理者がサイト、アプリケーション、職責およびユーザーの各レベルで設定できます。

税金: 税金ベンダーの使用

このプロファイル・オプションを使用すると、システム管理者は、税金計算用にインストールしたサード・パーティ・アプリケーションをコールできるユーザーを制御できます。このプロファイル・オプションは、税務の法令遵守に関する多様な要件に対して、複数の組織が一連の実行ファイルを共有するインストール環境で必要になります。ユーザーがサード・パーティ・アプリケーションをコールして税金を計算できるようにするには、「Yes」を選択します。このプロファイル・オプションのNULL値は「No」に相当します。

このプロファイル・オプションは、システム管理者がサイト、アプリケーションおよび職責の各レベルで設定できますが、ユーザーによる更新はできません。

税金Vertex: 大文字小文字の区別

Vertex Quantumが税金ベンダーの場合は、このプロファイル・オプションによって、Vertex Tax Decision Maker(TDM)に対する税金計算の問合せで大文字と小文字を区別するかどうかが決まります。Vertex Quantumを使用しない場合、このプロファイル・オプションは無視されます。参照: 『Oracle E-Business Tax: Vertex Q-Series and Taxware Sales/Use Tax System Implementation Guide』

このプロファイル・オプションは、システム管理者がサイト・レベルで設定できますが、ユーザーによる更新はできません。

税金Vertex: サブ税金

Vertex Quantumが税金ベンダーの場合、このプロファイル・オプションは、サブ税金をOracle Receivablesに戻す必要があるかどうかを示します。このプロファイル・オプションにはデフォルト値がなく、NULL値は「サブ税金の使用」に相当します。Vertex Quantumを使用しない場合、このプロファイル・オプションは無視されます。参照: 『Oracle E-Business Tax: Vertex Q-Series and Taxware Sales/Use Tax System Implementation Guide』

このプロファイル・オプションは、システム管理者がサイト、アプリケーションおよび職責の各レベルで設定できますが、ユーザーによる更新はできません。

AR: ロックボックスでの超過消込の許可

このプロファイル・オプションは、取引の支払金額が支払残高を超えた場合の自動ロックボックスによる入金の処理方法を制御します。支払金額が支払残高を超過し、次の両方の条件を満たす場合は、自動ロックボックスによって取引がクローズされ、品目に対してマイナスの支払残高が残ります。

このいずれかに該当しない場合は、自動ロックボックスによって、取引のクローズに必要な金額のみが消し込まれ、残りの入金額は未消込のままになります。

このプロファイル・オプションは、システム管理者がサイト、アプリケーションおよび職責の各レベルで設定できますが、ユーザーによる更新はできません。

AR: 既存の販売実績の更新の許可

このプロファイル・オプションによって、ユーザーが既存の販売実績を更新できるかどうか、あるいは監査証跡を保守するために追加の販売実績レコードの作成が必要かどうかが決まります。

AR: 消込用の取引残高を常にデフォルトにする

このプロファイル・オプションによって、「消込」ウィンドウに表示されるデフォルトの消込金額が決まります。デフォルトの金額は、消込の入力方法(直接入力するか、検索および消込機能を使用するか)に関係なく表示されます。デフォルト値には割引額が含まれています(該当する場合)。

このプロファイル・オプションを「Yes」に設定した場合、デフォルトの消込金額は取引残高です。

このプロファイル・オプションを「No」に設定した場合またはNULL値の場合は、次のルールに従ってデフォルト値が設定されます。

  1. 未消込入金額が取引残高以上の場合、デフォルトの消込金額は取引残高です。

  2. 未消込入金額が取引残高未満の場合、デフォルトの消込金額は未消込入金額です。

  3. 未消込入金額がマイナスの場合、デフォルトの消込金額は取引残高です(マイナスの未消込金額の増加を回避するため)。

このプロファイル・オプションは、システム管理者がサイト、アプリケーション、職責およびユーザーの各レベルで設定できます。ユーザーによる更新も可能です。

AR: 消込GL記帳日デフォルト

このプロファイル・オプションによって、入金を消し込む際のデフォルトのGL記帳日の算定方法が決まります。次のいずれかの値を選択します。

このプロファイル・オプションは、システム管理者がサイト、アプリケーションおよび職責の各レベルで設定できますが、ユーザーによる更新はできません。

AR: 自動インボイス統計の収集

このプロファイル・オプションによって、自動インボイスを実行するたびに、自動インボイス・マスター・プログラムでインタフェース表に関する情報の分析と収集を実行するかどうかが決まります。表の分析では、システム・リソースが拘束されます。

このプロファイル・オプションが「Yes」に設定されている場合またはNULL値の場合、自動インボイスでは、インタフェース表が分析され、統計が収集されます。

この値が「No」に設定されている場合、自動インボイスによるインタフェース表の分析はありません。

このプロファイル・オプションは、システム管理者がサイト、アプリケーション、職責およびユーザーの各レベルで設定できます。ユーザーによる更新も可能です。

AR: 銀行名鑑ソース

このプロファイル・オプションは、自動手形交換所(ACH)ネットワークを利用した銀行口座振替支払のために、iReceivablesで使用されます。このプロファイル・オプションによって、iReceivablesは、連邦準備制度金融サービスWebサイト経由で電子決済ルーティング・ディレクトリにアクセスするか、このWebサイトからダウンロードしたローカル・ファイルにアクセスするか、またはその両方にアクセスできます。iReceivablesでは、電子決済ルーティング・ディレクトリを使用して、ルーティング番号から銀行名や金融機関名を取得します。この番号は、顧客がACH銀行口座振替を使用して請求書の支払を実行するために入力した番号です。

このプロファイル・オプションは、システム管理者がサイト、アプリケーション、職責およびユーザーの各レベルで設定できますが、ユーザーによる更新はできません。

AR: 銀行名鑑URL

このプロファイル・オプションは、連邦準備制度金融サービスWebサイトをホスティングするOracle iReceivablesのURLを識別するために、iReceivablesで使用されます。このプロファイル・オプションは、「AR: 銀行名鑑ソース」プロファイル・オプションが「Webサービス」または「はじめにWebサービス、その後ローカル」に指定されている場合に設定します。

このプロファイル・オプションは、システム管理者がサイト・レベルで設定できますが、ユーザーによる更新はできません。

AR: 受取手形バッチ・ソース

このプロファイル・オプションによって、受取手形取引に使用するデフォルトの受取手形取引バッチ・ソースが決まります。「受取手形」ウィンドウおよび「受取手形取引バッチ」ウィンドウにデフォルトとして以前に定義した受取手形バッチ・ソースを入力します。

このプロファイル・オプションはユーザー・レベルでのみ設定可能で、ユーザーが更新できます。

AR: BPA詳細アクセス使用可能

このプロファイル・オプションによって、Oracle Bill Presentment Architectureが提供する情報について、内部ユーザーと顧客がオンラインでアクセスできるレベルが決まります。「Yes」に設定されている場合は、「明細および税金」表の「品目摘要」列にある有効なハイパーリンクをクリックしてオンライン請求書の詳細ページにアクセスし、補足データ・ソースの詳細な請求情報を表示できます。「No」に設定されている場合、ハイパーリンクは表示されないため、ユーザーは請求詳細に関する詳細ページにアクセスできません。

このプロファイル・オプションは、システム管理者がサイト、アプリケーション、職責およびユーザーの各レベルで設定できます。ユーザーによる更新はできません。

AR: BPA印刷出力ディレクトリ

このプロファイル・オプションによって、Oracle Bill Presentment ArchitectureまたはOracle Receivablesで発行した請求書バッチ印刷プログラムで生成した請求書PDFファイルの出力ディレクトリが識別されます。この出力ディレクトリには、印刷する請求書をユーザーが1つ以上選択する際に、対話型プレビューの印刷プレビュー機能によって生成されるPDFファイルも格納されます。

このプロファイル・オプションは、システム管理者がサイト、アプリケーション、職責およびユーザーの各レベルで設定できます。ユーザーによる更新はできません。

AR: 現預金 - 処理可

このプロファイル・オプションによって、「消込」ウィンドウで入金を消し込む際に、修正およびチャージバックを作成できるかどうかが決まります。

システム管理者は「Yes」または「No」を選択して、入金消込の際に「消込」ウィンドウで品目レベルの処理を作成できるかどうかを示します。有効な品目レベル処理には、借方品目の修正や特定の借方品目に対するチャージバックの作成があります。

システム管理者がこのプロファイル・オプションを「Yes」に設定した場合は、ユーザーが「消込」ウィンドウでチャージバックまたは修正を選択すると、「チャージバック」または「修正」ウィンドウが表示され、チャージバックおよび修正を作成できます。システム管理者がこのプロファイル・オプションを「No」に設定した場合は、「消込」ウィンドウの「チャージバック」ボタンと「修正」ボタンが無効になります。

このオプションの値は、システム管理者がサイト、アプリケーション、職責およびユーザーの各レベルで設定できますが、ユーザーによる更新はできません。

AR: 取引上の顧客変更

このプロファイル・オプションによって、「取引」ウィンドウで顧客名を更新できるかどうかが決まります。このオプションが「Yes」の場合は、取引の請求先および出荷先顧客名を更新できます。

注意: このプロファイル・オプションが「Yes」に設定されていても、取引がチャージバックで、対応する活動がある場合や転記済の場合は、顧客請求先または出荷先情報を更新できません。

このオプションの値は、システム管理者がサイト、アプリケーション、職責およびユーザーの各レベルで設定できますが、ユーザーによる更新はできません。

AR: ロックボックスでの検証コミット

このプロファイル・オプションによって、ロックボックス伝送で各レコードを検証した後に、自動ロックボックス・プログラムでコミット(保存)を実行するかどうかが決まります。このプロファイル・オプションを「No」に設定すると、自動ロックボックスでは、伝送ですべてのレコードの検証が終了した後にのみコミットが実行されます。

このプロファイル・オプションは、システム管理者がサイト、アプリケーションおよび職責の各レベルで設定できます。

AR: 銀行手数料作成

このプロファイル・オプションによって、Receivablesで入金を入力する際に、銀行手数料を作成できるかどうかが決まります。

このプロファイルが影響を与える他の操作は、次のとおりです。

このオプションの値は、システム管理者がサイト、アプリケーションおよび職責の各レベルで設定できますが、ユーザーによる更新はできません。

AR: 顧客テキスト最終正常実行

このプロファイル・オプションには、顧客テキスト・データの作成と索引処理の最終正常実行日が格納されます。「顧客の検索/入力」ウィンドウの「テキスト」タブ・リージョンに正確な検索結果を表示するには、この顧客テキスト・データの作成と索引処理を実行する必要があります。

AR: 顧客 - カナ・フィールドの入力

このプロファイル・オプションは、「顧客」および「顧客所在地」ウィンドウの「カナ名」フィールドに、ユーザーが情報を入力できるかどうかを制御します。このフィールドには、顧客名のカナ表示を入力できます。カナ名は、カナ文字を使用した顧客情報の入力とソートのために主に日本で使用されます。

この情報は、Receivablesの特定のレポート(顧客リスト - 詳細レポート、顧客リスト - 要約レポートなど)を印刷する際に、「顧客名ソート」をパラメータとして選択した場合にも使用されます。この項の「AR: カナ・フィールド別で顧客レポートをソート」プロファイル・オプションを参照してください。

AR: ロックボックスおよびポストバッチのデバッグ・レベル

このプロファイル・オプションによって、自動ロックボックスおよび転記バッチ(クイック入金転記)がデバッグ・モードで実行されるかどうかが決まります。

次のいずれかの値を入力して、ログ・ファイルに格納するデバッグ情報の範囲を示します。

AR: デフォルト換算レート・タイプ

このプロファイル・オプションによって、外貨取引を機能通貨に変換する際に使用するデフォルトの換算レートが決まります。有効な値は次のとおりです。

AR: 消込のためのデフォルトのオープン入金

このプロファイル・オプションを使用して、次のオプションを常に選択する必要があるかどうかを示します。

デフォルト値は「No」です。

このプロファイル・オプションは、システム管理者がサイト、アプリケーション、職責およびユーザーの各レベルで設定できます。ユーザーによる更新も可能です。

AR: 前受/預り金相殺勘定ソース

このプロファイル・オプションは、前受/預り金の相殺勘定に使用する会計ソースを指定します。Receivablesで相殺勘定の会計ソースとして使用できるのは、自動会計または前受/預り金の取引タイプです。

AR: 売掛/未収金活動貸借一致セグメント代替の無効化

このプロファイル・オプションを使用すると、売掛/未収金活動に対する貸借一致セグメント代替を無効にできます。このプロファイル・オプションは、システム・オプション・レベルで定義した差益、差損および端数処理勘定には影響を与えません。

デフォルト値は「No」です。このプロファイル・オプションを「Yes」に設定する際は、各活動と当初取引が同じ貸借一致セグメント値に転記されない場合に備えて、仮勘定を定義する必要があります。

このプロファイル・オプションは、次の活動に影響を与えます。

参照: 「Oracle Receivablesでの勘定科目ジェネレータの使用」

このオプションの値は、システム管理者がサイト、アプリケーション、職責およびユーザーの各レベルで設定できますが、ユーザーによる更新はできません。

AR: SQLトレース有効化

このプロファイル・オプションは、SQLトレースを有効にするために使用します。SQLトレースは、Oracle Receivables機能の操作中に実行する各SQLプロシージャのログ・ファイルを作成するプログラムです。このプロファイル・オプションが有効なときに、SQL関連のエラーが発生した場合、Oracle Applicationsの開発者やシステム管理者は、このプログラムが作成したログ・ファイルを使用して原因を特定できます。

日常の処理のパフォーマンスを最適に維持するには、デフォルト設定の「No」を受け入れます。SQLエラーを再現して調査するには、このプロファイル・オプションを有効にしてください。

変数 摘要
Yes、バインド変数名を表示 SQLトレースを有効にし、各SQL文のバインド変数名のみを表示する場合は、この値を選択します。
Yes、バインド変数値を表示 SQLトレースを有効にし、各SQL文のバインド変数値を表示する場合は、この値を選択します。このオプションでは、バインド変数名のみでなく、文の実行中に使用した実際の値も表示されるため、さらに効果的です。
No SQLトレースを無効にします。これがデフォルト値です。

このプロファイル・オプションはユーザー・レベルでのみ設定可能で、ユーザーが更新できます。

AR: デバッグ・メッセージ出力の有効化

このプロファイル・オプションは、iReceivablesのページ(フィールドの欠落や表示データの誤りがあるWebページなど)の生成時に発生したエラーの解決に役立ちます。このプロファイル・オプションによって、HTMLソース・ファイルに注釈を挿入するデバッグ・プログラムが有効になるため、システム管理者によるエラー原因の特定に役立ちます。

このプロファイル・オプションはユーザー・レベルでのみ設定可能で、ユーザーが更新できます。

AR: 償還請求権なしファクタ/裏書受取手形

このプロファイル・オプションによって、償還請求権なしでファクタ送金または裏書を作成できるかどうかが決まります。この決定は、「送金」ウィンドウと「取引バッチ」ウィンドウの「償還請求権付き」ボックスの選択の解除をユーザーに許可することで制御されます。

このオプションの値は、システム管理者がサイト、アプリケーション、職責およびユーザーの各レベルで設定できますが、ユーザーによる更新はできません。

AR: GL転送残高テスト

このプロファイル・オプションは、GLへの転記前に、Oracle General Ledgerで貸借不一致残高を拒否するかどうかを制御します。

使用できる値は、次のとおりです。

変数 摘要
Yes 貸借不一致残高は、GLへの転記前に、Receivablesによって拒否されます。拒否された貸借不一致残高は、転記プログラムの中で自動的に実行される未転記項目レポートにリストされます。
No Receivablesでは、GLへの転記前に、貸借不一致残高を拒否しません。

このオプションの値は、システム管理者がサイト、アプリケーション、職責およびユーザーの各レベルで設定できますが、ユーザーによる更新はできません。

AR: 顧客残高にはリスクのある入金も含まれます

このプロファイル・オプションは、リスクのある品目をReceivablesで表示するかどうかを制御し、顧客の勘定残高を計算する際に、それらの品目を「勘定詳細」ウィンドウに含めるかどうかを制御します。このウィンドウにリスクのある品目を表示しない場合、つまり支払残高の計算にこれらの品目を含めない場合は、このオプションを「No」に設定してください。

AR: 未確認入金のある請求書

このプロファイル・オプションを使用すると、自動入金の対象として選択した請求書を修正または貸方記入するかどうかを選択できます。承認済でも未確認の場合は取引を修正できます。

このオプションの値は、システム管理者がサイト、アプリケーション、職責およびユーザーの各レベルで設定できますが、ユーザーによる更新はできません。

AR: 品目フレックスフィールド・モード

このプロファイル・オプションを使用すると、「取引」および「品目税率例外」ウィンドウで、取引約定の明細品目に関するフレックスフィールド情報を入力する際に使用する書式を選択できます。

使用できる値は、次のとおりです。

変数 摘要
フレックスフィールド・ウインドウを常時ポップ フィールドを移動するたびに、品目フレックスフィールドがポップアップされます。
連結するセグメントの入力 フィールドの移動では、品目フレックスフィールドはポップアップされません。かわりに、品目フレックスフィールド情報をフィールドに直接入力できます。
単一セグメントのフレックスフィールドにはウィンドウなし 品目フレックスフィールドは、有効なセグメントが複数ある場合のみポップアップされます。

このプロファイル・オプションに対してユーザー・レベルで指定した値は、システム管理者が、このプロファイル・オプションに対してサイト、アプリケーション、職責またはユーザー・レベルで設定した値よりも優先されます。

AR: 自動インボイス・ワーカー毎の最大明細数

このプロファイル・オプションを使用すると、自動インボイス・ワーカーごとに最大明細数を設定できます。

このオプションの値は、システム管理者がサイト、アプリケーション、職責およびユーザーの各レベルで設定できますが、ユーザーによる更新はできません。このプロファイル・オプションにはデフォルト値がありません。

AR: 修正処理勘定上書オプション

このプロファイル・オプションを使用すると、手動修正の入力または更新の際または自動修正の更新の際に、デフォルトの修正勘定を上書きできるかどうかを選択できます。これらの変更は、GLへの転記前に作成する必要があります。

注意: 修正勘定の上書きは、売掛/未収金活動のGL勘定科目のソースが「活動」の修正にのみ関係します。GL勘定科目のソースが「活動」でない場合は、このプロファイル・オプションの設定に関係なく、デフォルトの修正勘定は変更できません。

このオプションの値は、システム管理者がサイト、アプリケーション、職責およびユーザーの各レベルで設定できますが、ユーザーによる更新はできません。

AR: 入金バッチ・ソース

このプロファイル・オプションは、「入金」および「入金バッチ」ウィンドウの「バッチ」フィールドに対するデフォルトの入金ソースです。

値リストに表示されるのは、入金ソース・タイプが「手動」の入金ソースのみです。

このプロファイル・オプションに対してユーザー・レベルで指定した値は、システム管理者が、このプロファイル・オプションに対してサイト、アプリケーション、職責またはユーザー・レベルで設定した値よりも優先されます。

AR: 修正事由必須

このプロファイル・オプションを使用して、手動修正の入力時に事由の入力を必須とするかどうかを制御します。このオプションを「Yes」に設定すると、手動修正のたびに事由の入力が必要になります。デフォルト値は「No」です。

このプロファイル・オプションに対してユーザー・レベルで指定した値は、システム管理者が、このプロファイル・オプションに対してサイト、アプリケーション、職責またはユーザー・レベルで設定した値よりも優先されます。

AR: 送金バッチに支払方法が必要

このプロファイル・オプションを使用して、「入金送金」ウィンドウでの入金区分と入金方法の入力を必須とするかどうかを制御します。デフォルト値は「No」です。

このオプションの値は、システム管理者がサイト、アプリケーションおよび職責の各レベルで設定できますが、ユーザーによる更新はできません。

AR: カナ・フィールド別で顧客レポートをソート

このプロファイル・オプションは、特定のレポートを実行する際に、「顧客」ウィンドウの「カナ名」フィールドの値を使用して、情報をソートするかどうかを制御します。このオプションを使用するには、「AR: 顧客 - カナ・フィールドの入力」プロファイル・オプションも「Yes」に設定されている必要があります。

このオプションを使用できるレポートには、顧客プロファイル・レポート、入金履歴レポート、消込入金台帳、未消込および未解決入金台帳、確認待ち自動入金、取引明細書の印刷、取引台帳、顧客リスト - 詳細および要約レポートがあります。

AR: 取引バッチ・ソース

このプロファイル・オプションによって、「取引」および「クレジット・メモ」ウィンドウの「バッチ」フィールドに表示されるデフォルトの請求書ソースが決まります。Receivablesでは、取引ソース・タイプが「手動」のバッチ・ソースのみが、このオプションの値リストに表示されます。

このウィンドウで、このプロファイル・オプションに対してユーザー・レベルで指定した値は、システム管理者が、このプロファイル・オプションに対してサイト、アプリケーション、職責またはユーザー・レベルで設定した値よりも優先されます。

AR: 支払期日更新

このプロファイル・オプションによって、「賦払い」および「勘定詳細」ウィンドウで、ユーザーが取引の期日(支払予定)を更新できるかどうかが決まります。

使用できる値は、次のとおりです。

変数 摘要
Yes 借方品目の支払期日を、その取引日より後の日付に更新できます。借方品目の支払期日を変更しても、その支払条件は更新されません。
No 借方品目の支払期日は変更できません。

このオプションの値は、システム管理者がサイト、アプリケーション、職責およびユーザーの各レベルで設定できますが、ユーザーによる更新はできません。

AR: クレジット・メモ用に請求書会計を使用

このプロファイル・オプションによって、貸方記入している請求書に割り当てられている勘定と同じ勘定科目にクレジット・メモを割り当てるかどうかが決まります。

このオプションの値は、システム管理者がサイト、アプリケーション、職責およびユーザーの各レベルで設定できますが、ユーザーによる更新はできません。

AR: クレジット・メモ・ワークフローでOracle Approvals Managementを使用

このプロファイル・オプションによって、Oracle Approvals Management(AME)を使用しないオリジナルのワークフローとAMEワークフローのいずれのクレジット・メモ・ワークフローを使用するかが決まります。

このオプションの値は、システム管理者がサイト・レベルで設定できますが、ユーザーによる更新はできません。

AR: 取引明細書、督促状および延滞手数料サイト・プロファイルの使用

このプロファイル・オプションを使用して、取引明細書、督促状および延滞手数料のプロファイル金額を選択するときに使用する顧客アカウント・サイトを選択します。

このオプションの値は、システム管理者がサイト、アプリケーションおよび職責の各レベルで設定できますが、ユーザーによる表示はできません。

AR: Oracle Exchangeデータベース・リンク名

このプロファイル・オプションを使用すると、2つの独立したデータベース・インスタンス上にあるOracle ExchangeとOracle Receivables間のデータベース・リンク名を入力できます。このプロファイル・オプションは、Exchangeへのデータベース・リンクを作成した後に、Receivablesで設定します。Exchange請求データをReceivablesと統合する場合は、このプロファイル・オプションを設定する必要があります。

このオプションの値は、システム管理者がサイト・レベルでのみ設定できます。ユーザーによる更新はできません。このプロファイル・オプションにはデフォルト値がありません。

Oracle Exchange BillingとOracle Receivablesとの統合の詳細は、『Oracle Exchange and Oracle Sourcing System Operator Implementation Guide』を参照してください。

関連項目

プロファイル・オプション

Oracle Trading Community Architectureのプロファイル・オプション

Oracle Order Managementのプロファイル・オプション

Oracle General Ledgerのプロファイル・オプション

Oracle Application Object Libraryのプロファイル・オプション

Oracle Trading Community Architectureのプロファイル・オプション

次のOracle Trading Community Architectureのプロファイル・オプションは、Receivablesの操作に影響を与えます。

HZ: パーティ名の変更

顧客に関する一連のページで、ユーザーが顧客名を更新できるかどうかを選択します。

このオプションの値は、システム管理者がサイト、アプリケーション、職責およびユーザーの各レベルで設定できますが、ユーザーによる更新はできません。

HZ: 内部パーティ

組織が競合相手か、営業パートナか、あるいは参照情報として使用できるかを示すには、このプロファイル・オプションを使用して、パーティを内部パーティとして最初に定義する必要があります。

HZ: 名称/所在地後方互換性

このオプションを使用して、Oracle Receivablesの既存の所在地書式のかわりにTCA所在地書式機能を使用するかどうかを制御します。

このプロファイル・オプションは、システム管理者がサイト、アプリケーション、職責およびユーザーの各レベルで設定できます。ユーザーによる更新も可能です。

HZ: 有効な所在地のみ表示

「Yes」または「No」を入力して、顧客の問合せで有効な所在地のみを表示するか、すべての所在地を表示するかを決定します。

顧客インタフェースと顧客マージ

次のプロファイル・オプションは、顧客インタフェースまたは顧客マージに関するオプションです。

参照: 『Oracle Trading Community Architecture管理ガイド』の顧客インタフェース配置カテゴリに関する項および顧客マージ配置カテゴリに関する項

Oracle ReceivablesとDun & Bradstreetの統合

ReceivablesとDun & Bradstreetの統合を有効にするには、次のプロファイル・オプションを設定します。

参照: 『Oracle Trading Community Architecture管理ガイド』の第三者配置カテゴリに関する項

関連項目

『Oracle Trading Community Architecture管理ガイド』のプロファイル・オプションとプロファイル・オプション・カテゴリの概要に関する項

Receivablesユーザー・プロファイル・オプションの概要

Oracle Order Managementのプロファイル・オプション

Oracle General Ledgerのプロファイル・オプション

Oracle Application Object Libraryのプロファイル・オプション

Oracle Order Managementのプロファイル・オプション

一部のOracle Applications製品には重複する機能があるため、次に示すOracle Order Managementのプロファイル・オプションは、Oracle Order Managementがインストールされていない場合でも、Receivablesの操作に影響を与えます。

OM: 取引約定順序

このプロファイル・オプションは、Order Managementで割り当てた前受/預り金がReceivablesの取引約定残高に与える影響を制御します。参照: 『Oracle Receivablesユーザーズ・ガイド』の取引約定の使用に関する項

OM: 品目フレックスフィールド

このプロファイル・オプションは、Order Managementで使用するフレックスフィールド(システム品目)の体系を示します。この体系は、同じデータベース内のすべてのアプリケーションにわたって同一である必要があります。

このプロファイル・オプションは、サイト・レベルで表示および更新できます。

関連項目

Receivablesユーザー・プロファイル・オプションの概要

Oracle Trading Community Architectureのプロファイル・オプション

Oracle General Ledgerのプロファイル・オプション

Oracle Application Object Libraryのプロファイル・オプション

『Oracle Order Managementインプリメンテーション・マニュアル』のOrder Managementプロファイル・オプションの説明と設定に関する項

Oracle General Ledgerのプロファイル・オプション

一部のOracle Applications製品には重複する機能があるため、次に示すOracle General Ledgerのプロファイル・オプションは、Oracle General Ledgerがインストールされていない場合でも、Oracle Receivablesの操作に影響を与えます。

仕訳: 換算レート逆算表示

Oracle Order Managementの「受注の入力」ウィンドウと「返品」ウィンドウ、およびOracle Receivablesの「入金」ウィンドウと「消込」ウィンドウでの換算レートの入力方法と表示方法を決めるには、このプロファイル・オプションを使用します。

変数 摘要
Yes 機能通貨から外貨への書式で使用する換算レート(外貨額を決定するために機能通貨額に乗算するレート)を入力および表示できます。
No 外貨から機能通貨への書式で使用するレート(機能通貨額を決定するために外貨額に乗算するレート)を入力および表示できます。

デフォルト値は「No」です。

このプロファイル・オプションはユーザー・レベルで設定できます。また、システム管理者は、このプロファイル・オプションをサイト、アプリケーション、職責およびユーザーの各レベルで設定できます。

注意: Receivablesでは、「社内」または「直物」のレート・タイプを選択したときに「換算レート」ポップアップ・ウィンドウに表示される換算レートにも、このプロファイル・オプションが影響を与えます。参照: 『Oracle General Ledgerユーザーズ・ガイド』の換算レート・タイプの定義に関する項

通貨: 直接EMU/非EMUユーザー・レートの許可

このプロファイル・オプションを使用して、ユーザーが、ユーロと非EMU通貨間の変動換算レートに基づいて、EMU通貨と非EMU通貨間の換算レートを導出できるかどうかを制御します。ユーザーは、取引レートと期間レートの両方を入力するときに換算レートを導出します。

バックグラウンド: すべてのNCUには、ユーロとの固定換算レートがあります。変動レートは、NCUと非NCUの間にのみ存在します。このプロファイル・オプションを「No」に設定することで、ユーザーはNCUと非NCUに関連する取引を入力し、「換算レート」ウィンドウの「レート・タイプ」に「ユーザー」を選択し、ユーロと非NCUの間の現行換算レートを入力できます。Oracle General Ledgerでは、取引に対してNCUと非NCUの間のレートが計算されます。

変数 摘要
Yes NCUと非NCU間の換算レートを導出できません。
No NCUと非NCU間の換算レートを導出できます。

このプロファイル・オプションのデフォルト値は「Yes」です。

このプロファイル・オプションは、サイト、アプリケーションおよび職責の各レベルで表示できます。このプロファイル・オプションは、サイト、アプリケーションまたは職責の各レベルで設定できます。

参照: 『Oracle Receivablesユーザーズ・ガイド』の外貨取引に関する項

取引コードの使用可能化

仕訳の入力時に取引コードを入力するには、このプロファイル・オプションを使用します。これらの取引コードによって、転記の際に追加の予算仕訳や独自の仕訳が自動作成されます。元帳に対する予算管理も有効にする必要があります。

このプロファイル・オプションは、自動ロックボックスで取引コード機能を有効にするためにも使用されます。自動ロックボックスでは、連邦政府の規制に準拠した方法で売掛/未収金の会計処理を管理するために、取引コードが使用されます。この機能は、公共部門用のインストール環境でのみ使用できます。

変数 摘要
Yes Oracle Payables、Oracle Receivables、Oracle PurchasingおよびOracle General Ledgerの公共部門用インストール環境で自動ロックボックスが使用できる各ウィンドウに、取引コードを入力できます。
No 仕訳用の追加勘定科目ペアが作成できないため、自動ロックボックスで取引コードを使用することはできません。

このプロファイル・オプションは、ユーザー・レベルでは表示できません。システム管理者は、このプロファイル・オプションをサイト、アプリケーションまたは職責の各レベルで設定できます。

関連項目

Receivablesユーザー・プロファイル・オプションの概要

Oracle Trading Community Architectureのプロファイル・オプション

Oracle Order Managementのプロファイル・オプション

Oracle Application Object Libraryのプロファイル・オプション

『Oracle General Ledgerユーザーズ・ガイド』のGeneral Ledgerプロファイル・オプションの設定に関する項

Oracle Application Object Libraryのプロファイル・オプション

この項では、Oracle Application Object Libraryの各プロファイル・オプションを説明します。これらのプロファイル・オプションは、すべてのOracle Applicationで使用できます。各プロファイル・オプションについて、Oracle Application Object Libraryでプロファイルの設定がどのように使用されるかを簡単に説明します。

勘定科目ジェネレータ: ランタイム・データのパージ

このプロファイル・オプションを「Yes」に設定すると、勘定科目ジェネレータによる会計フレックスフィールド・コード組合せの生成に使用されたOracle Workflowデータが、勘定科目ジェネレータの完了後に確実にパージされます。

勘定科目ジェネレータをデバッグしない場合、このプロファイル・オプションは常に「Yes」に設定してください。デバッグする場合は、ユーザー・レベルで一時的に「No」に設定することをお薦めします。このプロファイル・オプションを「No」に設定した状態で勘定科目ジェネレータを実行すると、ワークフロー表が満杯になり、システム・パフォーマンスが低下することがあります。

このプロファイル・オプションは、ユーザーが表示および更新できます。

このプロファイル・オプションは、すべてのレベルで表示または更新できます。

コンカレント: 要求の保留

このプロファイル・オプションを使用すると、コンカレント要求の発行時に、その要求を自動的に保留にできます。

デフォルト値は「No」です。コンカレント・マネージャは、各要求に指定されている優先度と開始時刻に従って要求を実行します。

この値の変更が、すでに発行済の要求に影響を与えることはありません。

「Yes」の値は、コンカレント要求とレポートが自動的に保留されることを意味します。要求の保留を解除する手順は、次のとおりです。

このプロファイル・オプションは、ユーザーが表示および更新できます。

コンカレント: レポート・アクセス・レベル

このプロファイル・オプションによって、コンカレント・プログラムが生成するレポート出力ファイルとログ・ファイルへのアクセス権限が決定されます。このオプションは、「ユーザー」または「職責」に設定できます。

「コンカレント: レポート・アクセス・レベル」プロファイル・オプションを「ユーザー」に設定した場合、次の操作を実行できるのは、要求を発行したユーザーのみです。

ユーザーが職責を変更した場合、オンラインで検討できるレポートとログ・ファイルは以前と同じですが、その内容は、コンカレント要求を発行したユーザーが判断します。

「コンカレント: レポート・アクセス・レベル」プロファイル・オプションを「職責」に設定すると、レポートと診断ログ・ファイルへのアクセスは、ユーザーが現在使用している職責に基づいて実行されます。この場合、現在の職責で発行した要求については、次の操作が任意のユーザーに許可されます。

ユーザーが職責を変更した場合、オンラインで検討できるレポートとログ・ファイルは、ユーザーの現在の職責に対応するように変更されます。ユーザーが各自で発行したレポートの出力やログ・ファイルは、常に表示可能ですが、さらに、現在の職責に基づいて他のユーザーが発行したレポートやログ・ファイルも表示できます。

このプロファイル・オプションは、ユーザーが表示できますが、更新はできません。

コンカレント: レポートの印刷部数

このプロファイル・オプションを使用すると、各コンカレント要求を印刷する出力部数を設定できます。デフォルト値は1です。

このプロファイル・オプションは、ユーザーが表示および更新できます。

コンカレント: 要求の優先度

このプロファイル・オプションによって、コンカレント要求に対するデフォルトの優先度番号が表示されます。要求の優先度は変更できません。優先度はシステム管理者が設定します。

要求は通常、開始時刻に従って発行順に実行されます。優先度は、要求の開始時刻よりも優先されます。優先度が高い要求ほど、先行する要求より前に開始されます。

優先度には1(最高)から99(最低)の範囲があります。標準のデフォルト値は50です。

このプロファイル・オプションは、ユーザーが表示できますが、更新はできません。

コンカレント: 要求開始時刻

要求の実行を開始する日時を設定できます。

このプロファイル・オプションは、ユーザーが表示および更新できます。

コンカレント: 出力の保存

このプロファイル・オプションを使用すると、標準ファイル形式で要求出力を保存できます。

このプロファイル・オプションは、ユーザーが表示および更新できます。

コンカレント: 順次要求

このプロファイル・オプションを使用すると、要求を、その要求の開始日時に従って1度に1つずつ(順次)実行するように規定できます。あるいは、プログラムに互換性がある場合は、複数の要求を同時に実行できます。

「Yes」に設定すると、要求は同時に実行されません。要求は発行順に実行されます。

「No」は、コンカレント・プログラムに互換性がある場合、要求が同時に実行される可能性があることを意味します。

この値の変更が、すでに発行済の要求に影響を与えることはありません。

このプロファイル・オプションは、ユーザーが表示および更新できます。

通貨: 混合通貨精度

様々な通貨を数字で表示する際に、小数点の右側に表示する桁数を指定するには、混合通貨精度を使用します。

このプロファイル・オプションは、ユーザーが表示および更新できます。

通貨: 負の書式

マイナス通貨の識別には、様々な書式を使用できます。デフォルトの識別子は、「-xxx」のように通貨額の前に付加されるハイフン(-)です。次の書式も選択できます。

山カッコ< > < xxx >
後続ハイフン- xxx -

Oracle Applicationsをキャラクタ・モードで実行する場合は、次の書式も使用できます。

丸カッコ( ) ( xxx )
大カッコ[ ] [ xxx ]

Oracle ApplicationsのGUIバージョンで、(xxx)または[xxx]のマイナス数値書式を使用すると、マイナスの数値は<xxx>で表示されます。

このプロファイル・オプションは、ユーザーが表示および更新できます。

通貨: 正の書式

プラス通貨の識別には、様々な書式を使用できます。デフォルトの状態では、特別な識別子は使用されません。

これは、Oracle ApplicationsのGUIバージョンでプラスの数値に使用できる唯一の書式です。キャラクタ・モードの+xxxまたはxxx+のプラス数値書式をGUIウィンドウで使用すると、プラスの数値はxxxで表示されます。

このプロファイル・オプションは、ユーザーが表示できます。

通貨: 千単位区切り文字

通貨額は、3桁(または10の3乗)ごとにカンマ(,)などの千単位のセパレータを指定して区切ることができます

通貨額がフィールドの枠に収まらない場合、千単位のセパレータは表示されません。

このプロファイル・オプションは、ユーザーが表示および更新できます。

デフォルト国

このプロファイル・オプションは、すべての所在地リージョンに対する「国」フィールドのデフォルト・ソースです。このプロファイル・オプションは、フレキシブル所在地書式機能、フレキシブル銀行体系機能、および税金登録番号と納税者IDの検証ルーチンで使用されます。

このプロファイル・オプションは、「国および地域の保守」ウィンドウにリストされる有効な国に対して設定できます。また、各ユーザーごとに異なる値を設定できます。

この「デフォルト国」プロファイル・オプションが定義されていないときに、所在地を入力すると、「システム・オプション」ウィンドウの「デフォルト国」フィールドの値がデフォルトとして使用されます。

フレキシブル銀行体系、税金登録番号および納税者IDの検証ルーチンは、自国の顧客と銀行に対してのみ実行されます。現行の取引に国の値がない場合は、「デフォルト国」プロファイル・オプションの値を使用して検証の必要性が判断されます。「デフォルト国」プロファイル・オプションが定義されていない場合、検証は実行されません。

このプロファイル・オプションは、ユーザーが表示および更新できます。

フレックスフィールド: 自動スキップ

有効な値をセグメントに入力した直後に、次のセグメントに自動的にスキップすることで、データをフレックスフィールドに入力する際のキーストローク数を少なくできます。

このプロファイル・オプションは、ユーザーが表示および更新できます。

フレックスフィールド: 短縮入力

フレックスフィールドに短縮フレックスフィールド入力が定義されている場合は、短縮別名を使用してフレックスフィールドの一部またはすべてのセグメント値を自動的に入力できます。

変数 摘要
使用不可 短縮別名が定義されているかどうかに関係なく、このユーザーは、すべてのフレックスフィールドに対して短縮入力を使用できません。
新規入力のみ ほとんどの外部キー・ウィンドウで、新しいレコードを入力する際に短縮入力を使用できます。組合せウィンドウでは短縮入力を使用できません。また、既存レコードの更新時や問合せの入力時も短縮入力は使用できません。
問合せおよび新規入力 新しいレコードの入力または問合せの入力には短縮入力を使用できますが、既存のレコードの更新では短縮入力を使用できません。
全入力 新しいレコードの入力または旧レコードの更新には短縮入力を使用できますが、問合せの入力では短縮入力を使用できません。
常に 短縮別名が定義されているフレックスフィールドの挿入、更新または問合せに対して、短縮入力を使用できます。

このプロファイル・オプションは、ユーザーが表示および更新できます。

フレックスフィールド: 全体値の表示

別名によって、フレックスフィールドのすべてのセグメントに対して有効な値が定義され、「フレックスフィールド: 短縮入力」が有効な場合は、別名を入力したときにフレックスフィールド・ウィンドウは表示されません。

この状態は、「フレックスフィールド: 全体値の表示」プロファイル・オプションを選択することで上書きされ、カーソルが最終セグメントに置かれた状態ですべてのフレックスフィールド・ウィンドウが表示されます。

このプロファイル・オプションは、ユーザーが表示および更新できます。

言語

このプロファイル・オプションには、アプリケーションのウィンドウとメニューで使用される言語の名称が表示されます。このプロファイル・オプションを変更できるのは、システム管理者のみです。

このプロファイル・オプションは、ユーザーが表示できますが、更新はできません。

最大ページ長

プリンタに対して、ページごとの最大行数を設定できます。

このプロファイル・オプションは、ユーザーが表示および更新できます。

メニュー形式

「ロータス形式」(左から右へのスクロール)または「マック形式」(プルダウン)のメニューを選択できます。

このプロファイル・オプションは、ユーザーが表示および更新できます。

メッセージ: 説明のプロンプト

メッセージの説明を表示するかどうかを尋ねるポップアップ・ウィンドウを自動的に表示できます。このオプションには、次の値を設定できます。

このプロファイル・オプションは、ユーザーが表示できますが、更新はできません。

メッセージ: 共有アプリケーション

画面下部のメッセージ行に表示されるメッセージは、通常は実行中のアプリケーションによって生成されます。

場合によっては、あるアプリケーションが別のアプリケーションのメッセージを共有することもあります。この「メッセージ: 共有アプリケーション」プロファイル・オプションを使用すると、エラー・メッセージが参照されている可能性がある他のアプリケーションを識別できます。

このプロファイル・オプションは、ユーザーが表示および更新できます。

プリンタ

レポートを印刷するプリンタを選択できます。プリンタを選択できない場合は、システム管理者に連絡してください。プリンタはOracle Applicationsに登録されている必要があります。

このプロファイル・オプションは、ユーザーが表示および更新できます。

クイックピック: 自動縮小

自動縮小に「通常」を選択すると、値リストの内容を、指定の文字で開始する値のみに自動的に縮小できます。

自動縮小に「パワースキップ」を選択すると、値リストの内容を指定の文字で開始する値のみに縮小し、さらに、カーソルを異なる次の文字に自動的にスキップできます。

たとえば、四半期レポートの長いリストがあり、そのリストに文字「z」で始まるレポートが2つある場合(ZDept CF1とZDept CF2)、「z」の文字を入力すると、この値リストはこの2つの値に縮小され、カーソルは最後の文字に自動的にスキップします。次に、「1」または「2」と入力してレポートを選択します。

上述の例で、自動縮小が「通常」に設定されていたときに、自動縮小機能を使用していずれかのレポートを選択する場合は、文字をすべて入力する必要があります。

このプロファイル・オプションは、ユーザーが表示および更新できます。

クイックピック: 自動選択

選択肢が1つになるまで値リストを縮小すると、自動選択機能によって、その値が自動的に入力されます。

「クイックピック: 自動縮小」を使用すると、値リストを単一の選択肢まで縮小できます。その後は、たとえば、「クイックピック: 自動選択」を使用して、次の操作を実行できます。

自動選択が「No」に設定されている場合にクイックピック値を入力するには、値を選択した後で、[Enter]キーを押す必要があります。

このプロファイル・オプションは、ユーザーが表示および更新できます。

順次採番

順次採番によって、Oracle Financials製品で作成した文書に番号が割り当てられます。たとえば、請求書を作成するウィンドウでは、各請求文書に連番が指定されます。

順次採番には、次のプロファイル・オプション設定があります。

変数 摘要
常に使用 連番がない文書は入力できません。
未使用 いつでも文書を入力できます。
一部使用 連番がない場合は警告メッセージが表示されますが、文書は入力できます。

このプロファイル・オプションを変更できるのは、システム管理者のみです。

このプロファイル・オプションは、ユーザーが表示できますが、更新はできません。

このプロファイル・オプションは、次の表に示すように、サイト、アプリケーションおよび職責の各レベルで表示および更新できます。

注意: 複数組織サポート機能には、職責レベルで「順次採番」プロファイル・オプションを設定できる機能が追加されました。この機能を実装しない場合は、このオプションをサイトまたはアプリケーション・レベルで設定することをお薦めします。

レベル 表示 更新
サイト Yes Yes
アプリケーション Yes Yes
職責 Yes Yes
ユーザー No No

このプロファイル・オプションの内部名は、UNIQUE:SEQ_NUMBERSです。

サインオン: 通知

ログイン時に次の内容を示すメッセージを表示できます。

このプロファイル・オプションは、ユーザーが表示および更新できます。

関連項目

Receivablesユーザー・プロファイル・オプションの概要

Oracle Trading Community Architectureのプロファイル・オプション

Oracle Order Managementのプロファイル・オプション

Oracle General Ledgerのプロファイル・オプション

『Oracle Applicationsシステム管理者ガイド - メンテナンス』のOracle Application Object Libraryのプロファイル・オプションに関する項