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Oracle Integrated Lights Out Manager (ILOM) 3.0 補足マニュアル Sun Blade X6275 M2 サーバーモジュール |
Web インタフェースを使用して BIOS および ILOM のファームウェアバージョンを確認する方法
CLI を使用して BIOS および ILOM のファームウェアバージョンを確認する方法
コマンド行インタフェースを使用して ILOM および BIOS のファームウェアバージョンを確認する方法 (シリアルポート経由)
ILOM を使用してシステム BIOS および ILOM ファームウェアを更新する
ILOM Web インタフェースを使用してシステム BIOS および ILOM ファームウェアを更新する方法
システム上で現在動作している ILOM のバージョンを識別します。「現在のファームウェアバージョンの特定」を参照してください。
製品 Web サイトから、使用しているサーバーのファームウェアイメージをダウンロードします。「ファームウェアの更新をダウンロードする方法」を参照してください。
サポートされているプロトコル (TFTP、FTP、HTTP、HTTPS) を使用してネットワーク経由でアクセスできるサーバーに、ファームウェアイメージをコピーします。アップグレード対象のサーバーにイメージをホストすることはできません。
Admin (a) 役割のアカウント権限をもつ ILOM ユーザー名とパスワードを取得します。システム上でファームウェアを更新するには、Admin (a) 権限が必要です。
ファームウェアを更新するためのネットワーク接続が確立されていることを確認するには、ILOM プロンプトで次のコマンドを入力します。
-> show /SP/network.
注 - ファームウェアの更新プロセスの完了には、約 15 - 20 分かかります。この間、ほかの ILOM タスクを実行しないでください。ファームウェアの更新が完了すると、システムが自動的に再起動します。
ネットワークまたはシリアル管理ポートを使用することができます。これらの接続オプションについては、『Sun Blade X6275 M2 設置マニュアル』を参照してください。
-> load –source supported_protocol:// serverIP/ILOM-version-Sun_Blade_X6275M2.pkg
各エントリの内容は次のとおりです。
supported_protocol には、更新イメージファイルが格納されているサーバーでサポートされているファイル転送プロトコル (TFTP、FTP、HTTP、HTTPS) を指定します。
serverIP には、更新イメージファイルが格納されているサーバーの IP アドレスを指定します。
version には、ILOM のファームウェアバージョンを指定します。例:
ILOM-3_0_10_12_r12345-Sun_Blade_X6275M2.pkg
ファームウェア更新プロセスについての注意が表示され、続いてイメージのロードのためのメッセージプロンプトが表示されます。この注意の内容は、使用しているサーバープラットフォームによって異なります。
「はい」(y) または「いいえ」(n) と答えます。
設定の保存を確認するプロンプトが表示されます。
「はい」(y) と答えると、既存の ILOM 設定が保存され、更新プロセスが完了したときにその設定が復元されます。
「いいえ」(n) と答えると、プラットフォーム固有の別のプロンプトが表示されます。
注 - ファームウェアを更新する前に ILOM の設定を保存しなかった場合は、更新プロセスの終了後に、ILOM の初期セットアップ処理を実行して ILOM に再接続する必要があります。
BIOS 更新の延期についてのプロンプトが表示されます。
「はい」(y) と答えると、必要に応じて、ファームウェアの更新時に BIOS が自動的に更新されます。
「いいえ」(n) と答えると、次にシステムの電源がオフになるまで BIOS 更新が延期されます。
システムは、指定されたファームウェアファイルをロードしてから自動的に再起動して、ファームウェアの更新を完了します。
ファームウェアのリリース情報については、『Sun Blade X6275 M2 サーバーモジュールご使用にあたって』を参照してください。
注 - 以前のファームウェアバージョンにダウングレードする場合、ファームウェアに以前のバージョンの CPLD が含まれていても、CPLD はダウングレードされません。そのため、シャーシ内のブレードを装着し直す必要はありません。
ファームウェア更新の前に ILOM の設定を保存しなかった場合は、ILOM の初期セットアップ処理を実行して ILOM に再接続する必要があります。 詳細は、『Sun Blade X6275 M2 サーバーモジュール設置マニュアル』を参照してください。
->version
注 - 両方のサーバーノードで、同じバージョンのファームウェアが実行されている必要があります。