Oracle® Fusion Middleware Oracle Enterprise Content Management Suiteインストレーション・ガイド 11g リリース1 (11.1.1) B65039-01 |
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この章では、Oracle WebLogic ServerドメインでOracle Universal Content Management (Oracle UCM)を構成する方法について、次のトピックで説明します。
管理サーバーおよびOracle UCM管理対象サーバーを起動した後、第10章「インストールおよび構成の検証」で説明されているように、Oracle Content Serverのインストール後の構成ページでOracle UCM構成を完了できます。
次でOracle Content Serverに最初にログインすると、Oracle UCMによってContent Serverの構成ページが表示されます。
http://managedServerHost:managedServerPort/cs
Oracle UCMをOracle I/PMと同じマシンおよび同じOracle WebLogic Serverドメインで構成する場合、Oracle UCMのインストール後の構成は自動的に行われます。Oracle UCMおよびOracle I/PMのデフォルト構成に従った場合、両方のアプリケーションが同じマシンにインストールされます。この環境では、Oracle I/PMによってOracle UCMに構成ファイルが提供され、Oracle I/PMで使用するためにOracle UCMが設定されます。
Oracle UCMインスタンスが、Oracle I/PMの処理にとどまらず、完全なOracle UCM管理対象サーバーとして使用される場合、Oracle UCM管理者は、Oracle Content Serverの管理インタフェースを介して自動構成を確認する必要があります。本番用に完全に構成するには、この章の残りの部分で説明するその他の構成手順は、Oracle UCM管理対象サーバーで実行する必要があります。
Oracle I/PM管理者は、デフォルトのOracle UCM構成がOracle I/PM管理対象サーバーでの使用に適していることを検証する必要があります。Oracle UCMのインストール後の構成手順の多くは(Oracle Inbound Refineryなど)、Oracle I/PMでの使用に関しては必要ありません。
Oracle Inbound Refinery (Oracle IBR)をOracle UCMで使用する前に、ドキュメントとイメージの変換がOracle Content Serverで機能するように、Oracle IBRを構成する必要があります。一部のプラットフォームでは、変換が機能するためには、特定の環境変数を設定してから管理対象サーバーを起動する必要があります。詳細は、第4.7.2項「UNIXプラットフォームでの環境変数のライブラリ・パスの設定」を参照してください。
Oracle UCM構成を完了するには、次の手順を実行します。
第10章の管理サーバーの起動の説明に従って、管理サーバーを起動します。
第10章の管理対象サーバーの起動の説明に従って、Oracle UCM管理対象サーバーを起動します。
次のWebサイトで、Oracle Content Serverのインストール後の構成ページを参照します。
http://managedServerHost:16200/cs/
変更する構成値を入力または編集します。
「全文検索オプション」フィールドで、全文検索エンジンを選択できます。
入力する値の詳細は、第5.2項「Oracle Content Serverの初期構成の完了」を参照してください。
Oracle IBRからのアクセスを有効化するには、「ソケット接続アドレス・セキュリティ・フィルタを着信中」の値を次のように指定します。
127.0.0.1your.server.IP.address|0.0.0.0.0.0.0.1|
このフィールドでは、10.*.*.*
などのワイルドカードを使用できます。この値を後で変更するには、DomainHome
/ucm/cs/config/config.cfg
でSocketHostAddressSecurityFilter
を設定し、Oracle Content Serverを再起動します。
Oracle WSMセキュリティの場合は、SocketHostAddressSecurityFilter
の値を次のように設定する必要があります。
SocketHostAddressSecurityFilter=*.*.*.*|0:0:0:0:0:0:0:1
詳細は、第4.14.4項「Oracle WSMの「サーバーのソケット・ポート」および「ソケット接続アドレス・セキュリティ・フィルタを着信中」の構成」を参照してください。
Oracle IBRからOracle Content Serverに戻すプロバイダを設定するには、4444
などの未使用のポート番号を「サーバーのソケット・ポート」に対して入力します。
この値を後で変更するには、DomainHome
/ucm/cs/config/config.cfg
でIntradocServerPort
を設定し、Oracle Content Serverを再起動します。
「送信」をクリックします。
第10.3項「管理対象サーバーの再起動」の説明に従って、Oracle Content Serverを再起動します。
Oracle Universal Content Management (Oracle UCM)をOracle WebLogic Server管理対象サーバーにインストールして構成した後、Oracle Content Serverの初期構成を完了する必要があります。初期構成の完了には、次のタスクがあります。
Oracle Content Serverの構成の変更およびその他の構成オプションの詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle Content Serverシステム管理者ガイドのContent Serverの構成に関する項を参照してください。
Oracle UCMインスタンス(Oracle Content Serverを含む)は、Oracle WebLogic Server管理コンソール、startManagedWebLogic
起動スクリプトまたはOracle Enterprise Manager Fusion Middleware Controlを使用して起動できます。
詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle Content Serverシステム管理者ガイドのOracle Content Serverの起動に関する項を参照してください。
図5-1に、Oracle Content Serverの構成ページを示します。
次の表に、このページのフィールドと、Oracle Content Serverインスタンスを構成するために入力できる値を示します。
フィールド | 説明 |
---|---|
クラスタ・ノード識別子 | Oracle Content Serverが実行されるOracle UCM管理対象サーバーの名前。 |
コンテンツ・サーバーのインスタンス・フォルダ | Oracle Content ServerのOracleインスタンス・ディレクトリの絶対パス(デフォルトでは、DomainHome /ucm )。
Oracle Content ServerのデフォルトのOracleインスタンス・ディレクトリは次のとおりです。
MW_HOME/user_projects/domains/DomainHome/ucm/cs
Oracle Content Serverインスタンスのフォルダ階層で最上位レベルのフォルダの名前は、 Oracleインスタンス・ディレクトリのパスは、Oracle Content Serverインスタンスの |
ネイティブ・ファイル・リポジトリの場所 | Oracle Content Serverにチェックインされるネイティブ・コンテンツを格納するボールト・ディレクトリのパス。 |
Webレイアウト・フォルダ | ネイティブ・ファイルおよび代替ファイルのWeb表示可能レンディションを格納するためのWebレイアウト・ディレクトリへのパス。 |
コンテンツ・サーバーのURL接頭辞 | Oracle Content Serverインスタンスの相対URL。 |
コンテンツ・サーバーの新規インスタンス | Oracle Content Serverインスタンスが新規インスタンスかどうか。 |
サーバーのソケット・ポート | 最上位レベルのサービスを呼び出すためのポートの番号。デフォルト値はblank です。
このフィールド値を変更すると、 |
ソケット接続アドレス・セキュリティ・フィルタを着信中 | 指定したIPアドレスのコンピュータへのOracle Content Serverアクセスを制限します。
|
WebサーバーのHTTP/HTTPSアドレス | Webサーバーの名前。(HttpServerAddress プロパティ)。 |
WebアドレスはHTTPSです | WebサーバーのURLがHTTPS で始まるかどうか(SSLが有効な管理対象サーバー用)。 |
会社のメール・サーバー | 電子メール通知を送信するためにOracle Content Serverで使用できる電子メール・サーバー。
通常、この値はmail.example.comという形式になります。適用可能な場合は、ファイアウォールを介した電子メールの送信が可能であることを確認してください。 |
管理者の電子メール・アドレス | 電子メール通知を送信するためにOracle Content Serverで使用できる電子メール・アドレス(SysAdminAddress )。
このアドレスは、配信エラーが発生した場合に返されるメッセージを受信します。 |
コンテンツ・サーバーのインスタンス名 | Oracle Content Serverインスタンスの名前。 |
コンテンツ・サーバーのインスタンス・ラベル | Windowsの「スタート」メニューに表示されるインスタンス名(InstanceMenuLabel プロパティ)。 |
サーバー・インスタンスの説明 | Oracle Content Serverインスタンスの説明(InstanceDescription プロパティ)。 |
自動採番が有効 | Oracle Content Serverインスタンスの自動採番が有効かどうか。 |
自動採番接頭辞 | 複数のOracle Content Serverインスタンス間での競合を避けるための、Oracle Content Serverインスタンス番号の一意の接頭辞(「自動採番接頭辞」システム・プロパティ)。 |
全文検索オプション | 全文検索の検索エンジンを指定します。
|
外部データ・ソース | 管理コンソールによって作成された外部データ・ソースの名前であり、リポジトリ作成ユーティリティ(RCU)で作成されたOCSSEARCH スキーマを使用して、Oracle UCM管理対象サーバーがターゲットとして指定されています。
外部データ・ソースを作成し、管理対象サーバーをターゲットとして指定する方法の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Application Development Framework Java EE開発者ガイド』のOracle WebLogic ServerのJDBCデータ・ソースの作成方法に関する項を参照してください。 データ・ソースの外部プロバイダの名前を指定できます。外部プロバイダの作成の詳細は、第5.3.2項「スタンドアロン・アプリケーションの外部データベース・プロバイダの構成」を参照してください。 外部データ・ソースがIBM DB2用である場合は、第5.2.4項「IBM DB2データベース検索のためのOracle Content Serverの構成」も参照してください。
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拡張コンポーネント・マネージャを使用して、コンポーネントを有効化または無効化できます。
コンポーネントを有効化または無効化するには、次の手順を実行します。
Oracle Content Serverインスタンスのポータル・ナビゲーション・バーで、「管理」をクリックします。
「管理サーバー」をクリックします。
管理サーバーにコンポーネント・マネージャ・ページが表示されます。
コンポーネント・マネージャ・ページの最初の段落で、「拡張コンポーネント・マネージャ」をクリックします。
このリストには有効化および無効化されたサーバー・コンポーネントが示され、個別のコンポーネントを選択して各コンポーネントの詳細を表示でき、表示するコンポーネントのカテゴリを選択できます。このページでは、コンポーネントを有効化および無効化でき、さらにカスタム・コンポーネントをインストールおよび削除できます。
IBM DB2データベースでは、検索問合せにおいてキーワードCONTAINSがサポートされていません。IBM DB2検索に対してOracle Content Serverインスタンスを正しく構成するには、一般構成ページでフラグSSUseContains=false
を追加し、Oracle Content Serverを再起動する必要があります。
Oracle Content ServerでIBM DB2データベース検索を構成するには、次の手順を実行します。
新しいブラウザ・ウィンドウを開き、(sysmanager
ロールを持つ)システム管理者としてOracle Content Serverにログインします。
「管理」で、「管理サーバー」をクリックします。
コンテンツ管理サーバー・ページで、Oracle Content Serverインスタンスの名前をクリックします。
選択したOracle Content Serverインスタンスのステータス・ページが表示されます。
Oracle Content Serverインスタンスのオプション・リストで、「一般構成」をクリックします。
一般構成ページが表示されます。
ページの下部で、「追加の構成変数」ボックスに次の行を追加します。
SSUseContains=false
「保存」をクリックします。
第10.3項「管理対象サーバーの再起動」の説明に従って、Oracle Content Serverを再起動します。
Oracle UCMでMicrosoft SQL Serverを使用するには、データベースでスナップショット分離をオンにする必要があります。Oracle Imaging and Process Management (Oracle I/PM)およびOracle SOA Suiteのバックエンド・データベース用にSQL Serverを使用する場合は、データベースでメタデータ・サービス(MDS)リポジトリを構成し、リポジトリ作成ユーティリティ(RCU)でMDSスキーマを作成する必要もあります。
Oracle UCMおよびMDSリポジトリに必須のSQL Server構成は、次のとおりです。
DBA権限を持ち、データベースに複数ログインを持たないユーザー名を使用して、データベースにログインします。
DBAの複数ログインを行うと、ロック・エラーが発生します。
次のコマンドを使用して、ALLOW_SNAPSHOT_ISOLATION
オプションをオンにするようにデータベースを変更します。
ALTER DATABASE dbname SET ALLOW_SNAPSHOT_ISOLATION ON
次のコマンドを使用して、READ_COMMITTED_SNAPSHOT
オプションをオンにするようにデータベースを変更します。
ALTER DATABASE MDS SET READ_COMMITTED_SNAPSHOT ON
RCUでのMDSスキーマの作成の詳細は、第2.2項「Oracle Enterprise Content Management Suiteのスキーマの作成」を参照してください。
サポート対象データベースの詳細は、第2.1.1項「データベースに関する前提条件」を参照してください。
Oracle Text検索機能を使用すると、Oracle Text 11gをOracle UCMの主要な全文検索エンジンとして使用できます。Oracle Text 11gには、最新の索引付け機能があり、Oracle Secure Enterprise Search (Oracle SES)の基礎となる検索機能を提供しています。
Oracle Text検索を使用すると、管理者は、特定のメタデータ・フィールドが検索索引に対して最適化されるように指定でき、その他のフィールドをカスタマイズできます。また、この機能を使用すると、索引再構築と索引の最適化を迅速に実行することもできます。
Oracle Text検索を使用する前に、リポジトリ作成ユーティリティ(RCU)を実行して検索スキーマ(prefix_OCSSEARCH
)をOracle Databaseインスタンス内に作成し、検索スキーマを指すデータ・ソースを作成し、管理コンソールを使用してデータ・ソースのターゲットをOracle UCM管理対象サーバー(デフォルトではUCM_server1
)に指定する必要があります。スキーマの作成の詳細は、第2章「Oracle Enterprise Content Management Suiteのスキーマの作成」を参照してください。
Oracle URMでOracle Textを使用して補助メタデータを検索するには、検索エンジンとしてOracle Text検索が使用されるようにOracle Content Serverを構成する必要があります。Oracle Text検索は、Oracle UCMのインストール後の構成ページまたは構成ファイルで設定できます。config.cfg
構成ファイルで、全文検索オプションの構成をOracle Text検索に変更できます。
Oracle Text検索では、Oracle UCMの主要な全文検索エンジンとしてOracle Secure Enterprise Search (Oracle SES) 11gの使用がサポートされています。Oracle SESを使用するライセンスがある場合、Oracle UCMでOracle Text検索とともに使用するようにOracle SESを構成し、Oracle SESをバックエンド検索エンジンとして使用するようにOracle Content Serverを構成できます。詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle Content Serverシステム管理者ガイドのOracle Secure Enterprise Searchに関する項を参照してください。
図5-1に示すように、「全文検索オプション」フィールドで「内部」
または「外部」
を選択することによって、Oracle Content Serverのインストール後の構成ページでOracle Text検索を構成できます。「外部」
オプションを選択する場合は、外部データ・ソースの名前を「外部データ・ソース」フィールドに入力する必要があります。これらのフィールドの詳細は、第5.2.2項「Oracle Content Serverインスタンスの構成」を参照してください。
Oracle Content Serverの構成ページでOracle Text検索を構成しなかった場合、この検索オプションはOracle Content Serverインスタンスのconfig.cfg
構成ファイルで構成できます。このファイルで検索オプションを変更することもできます。検索オプションを変更した後、Oracle Content Serverを再起動し、検索索引を再構築する必要があります。
構成ファイルでOracle Content Serverに対してOracle Text検索を構成するには、次の手順を実行します。
Oracle Content Serverインスタンスのconfig.cfg
ファイルをテキスト・エディタで開きます。
次のプロパティ値を設定します。
SearchIndexerEngineName=OracleTextSearch
システム・データベースではなく外部データ・ソースを使用する場合は、次のプロパティのSystemDatabaseを外部データ・ソース名に変更します。
IndexerDatabaseProviderName=SystemDatabase
注意: IndexerDatabaseProviderName の値として、SystemDatabase ではなく、別のOracle Databaseを指定できます。ただし、Oracle Text検索が別のOracle Databaseで正しく機能するには、ojdbc14.jar ファイルをECM_ORACLE_HOME /ucm/idc/shared/classes フォルダからUCM_DOMAIN /config/lib フォルダに手動でコピーする必要があります。 |
ファイルを保存します。
第10.3項「管理対象サーバーの再起動」の説明に従って、Oracle Content Serverを再起動します。
検索索引を再構築します。
索引の再構築の詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle Content Serverシステム管理者ガイドの検索索引の使用に関する項を参照してください。
Oracle Database 11.1.0.7.0を使用する場合、Oracle Text 11gの使用による問題を回避するために、次のパッチをデータベースに適用する必要があります。
パッチ7446163
パッチ6851110
Oracle Database 11.1.0.7.0でOracle Text 11gを使用するためのパッチを適用するには、次の手順を実行します。
パッチ7446163および6851110をダウンロードし、Read Meドキュメントを次のMy Oracle Support (以前のOracleMetaLink) Webサイトから印刷または保存します。
http://support.oracle.com
各パッチを適用する場合は、Read Meドキュメントの指示に従ってください。
バッチ・ローダー・ユーティリティなどのスタンドアロン・アプリケーションが、Oracle WebLogic Serverデータ・ソースのシステム・データベース・プロバイダではなくJDBCを使用してデータベースに直接接続できるように、Oracle Content Serverに外部データベース・プロバイダを作成できます。スタンドアロン・アプリケーションでOracle Text検索を使用するには、JDBC接続情報を含むように外部データベース・プロバイダを構成する必要があります。
デフォルトでは、受信プロバイダの構成にJDBC DriverおよびJDBC Connection Stringの値は含まれていません。これらの値を追加する必要がありますが、既存のプロバイダの名前は変更できないため、プロバイダ名を変更しないように注意してください。プロバイダ名を変更するには、プロバイダを削除して、再度追加する必要があります。プロバイダの構成変更の詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle Content Serverシステム管理者ガイドのプロバイダ情報の編集に関する項を参照してください。
Oracle Content Serverでバッチ・ローダー・ユーティリティなどのスタンドアロン・アプリケーションを使用するには、システム・データベースまたは外部データベース・プロバイダ用のJDBCドライバを構成する必要があります。Oracle Fusion Middlewareでは、Oracle Content Serverスタンドアロン・アプリケーションをサポートするために、Microsoft SQL ServerおよびIBM DB2データベース用のDataDirect JDBCドライバを提供しています。図5-2に示すシステム・プロパティ・ユーティリティを使用して、構成情報を入力できます。
スタンドアロン・アプリケーションのJDBCドライバを構成するには、次の手順を実行します。
システム管理者として、Oracle Content Serverインスタンスのbin
ディレクトリからSystemProperties
を実行し、システム・プロパティ・ユーティリティを起動します。
UNIXパス: DomainHome
/ucm/cs/bin/SystemProperties
Windowsパス: DomainHome
\ucm\cs\bin\SystemProperties
「システム・プロパティ」画面で、「データベース」タブをクリックします。ここで、適切なドライバを選択し、接続文字列、ユーザー名およびパスワードを入力できます。
クラス・パスやドライバ名の入力またはJARファイルのコピーは必要ありません。
Oracle WebLogic Server管理コンソールで、JDBC接続文字列とユーザー名を検索できます。管理コンソールにログインし、「サービス」、「データ・ソース」、「CSDS」(または「URMDS」)、「接続プール」の順に選択します。「接続プール」タブでは、接続文字列は「URL」フィールドにあり、ユーザー名は「プロパティ」フィールドにあります。セキュリティ上の理由から、パスワードは表示されません。
「データベース」タブで、適切なドライバを「JDBC (Java Database Connectivity) の使用」で選択し、接続文字列を入力します。
Microsoft SQL Serverの場合、「DataDirect SQL Server JDBCドライバ」を選択し、次の形式の接続文字列を入力します。
jdbc:weblogic:sqlserver://database_hostname:database_port_number;databaseName=database_name
IBM DB2の場合、「DataDirect DB2 JDBCドライバ」を選択し、次の形式の接続文字列を入力します。
jdbc:weblogic:db2://database_hostname:database_port_number;databaseName=database_name
データベースのユーザー名とパスワードを「JDBCユーザー名」および「JDBCユーザー・パスワード」フィールドに入力します。
「OK」をクリックします。
第10.3項「管理対象サーバーの再起動」の説明に従って、Oracle Content Serverを再起動します。
スタンドアロン・アプリケーションであるOracle Content Serverコンポーネントでは、リレーショナル・データベース管理システムとの接続および相互作用にOracle WebLogic Serverデータ・ソースは使用されません。スタンドアロン・アプリケーションは、JDBCドライバを使用してデータベースに直接接続します。
スタンドアロン・アプリケーションが、認証にデジタル証明書を使用するSSL対応のデータベースに接続する必要がある場合は、信頼できるソースをチェックする際にそのアプリケーションが使用する標準Javaキー・ストアに、ルートCA証明書をインポートする必要があります。
データベース・ルートCA証明書をスタンドアロン・アプリケーションのキーストアにインポートするには、次の手順を実行します。
アプリケーションのJDKに対応する標準Javaキーストアに証明書をインポートします。
次の例は、Windowsオペレーティング・システムでOracle JRockit JDKを使用するアプリケーションの証明書をインポートするコマンドを示しています。
c:\mw_home\jrockit_160_20_D1.1.0-2119\bin\keytool -import -trustcacerts -alias dbroot -keystore c:\mw_home\jrockit_160_20_D1.1.0-2119\jre\lib\security\cacerts -storepass changeit -file b64certificate.txt
SSL接続文字列を使用してSystemProperties
を構成します。
次に例を示します。
jdbc:oracle:thin:@( DESCRIPTION=(ADDRESS_LIST=(ADDRESS=(PROTOCOL=TCPS)(HOST=mydbhost.example.com) (PORT=2490 )))(CONNECT_DATA=(SERVICE_NAME=orcl.example.com))(SECURITY=(SSL_SERVER_CERT_ DN="CN=orcl,O=server_test,C=US")))
Oracle Databaseの場合、SSL接続文字列はtnsnames.ora
にあります。
アプリケーションに必要なその他の構成を行い、ログインします。
Site Studioを使用する前に、Oracle Content Serverで構成手順を完了する必要があります。Oracle UCMソフトウェアをインストールした後で、Site StudioをOracle Content Serverで構成できます。Site Studioは次の2つのバージョンで入手できます。
Webサイトの作成にSite Studio Designerを使用するSite Studio
このバージョンでは、SiteStudioコンポーネントがOracle Content Serverで有効化されている必要があります。詳細は、第5.6.1項「Oracle Content ServerでのSite Studioの有効化」を参照してください。
Site Studio Designerインストーラは、「コンテンツ・サーバー」トレイまたはメニューの「ダウンロード」からダウンロードできます。このアプリケーションの使用の詳細は、Oracle Fusion Middleware Site Studio Designerユーザーズ・ガイドを参照してください。
Site Studio Webサイトを作成する開発環境としてOracle JDeveloperを使用するSite Studio for External Applications
このバージョンでは、SiteStudioコンポーネントとSiteStudioExternalApplicationsコンポーネントの両方がOracle Content Serverで有効化されている必要があり、RIDC拡張機能とSite Studio for External Applications拡張機能の両方がOracle JDeveloperにインストールされている必要があります。インストール手順は、Oracle Fusion Middleware Site Studio for External Applications開発者ガイドのSite Studio for External Applicationsのインストールに関する項を参照してください。Oracle JDeveloperでのSite Studio for External Applications拡張機能の使用の詳細は、Oracle JDeveloperのヘルプを参照してください。
Oracle JDeveloperのRemote Intradoc Client (RIDC)拡張機能およびSite Studio for External Applications拡張機能は、それぞれRIDCスイート配布およびWebコンテンツ管理(WCM)スイート配布に含まれており、これらは次のOracle Technology Network (OTN)のOracle Fusion Middleware Universal Content Managementセクションからダウンロードできます。
http://www.oracle.com/technetwork/index.html
Site Studio Webサイトでネイティブ・ドキュメントの動的変換を使用する場合は、Oracle Content ServerでDynamic Converterを構成する必要があります。
Site StudioバージョンおよびSite Studio for External Applicationsバージョンは同じ機能拡張番号である必要があり、それ以外の場合はエラー・メッセージがレポートされ、Site Studio機能は使用できません。
Site Studioを構成するには、次のタスクを完了する必要があります。
Site Studioを構成した後、Oracle JDeveloperでSite Studio for External Applicationsを使用して、Site Studio Webサイトを作成できます。
Oracle WebLogic Serverで実行される11g Site Studioサイトを作成し、Oracle UCM 10gR3サーバーをバックエンドとして使用できます。Oracle UCM 10gR3でのSite Studio 11gR1 (11.1.1.4.0)の使用の詳細は、Oracle Fusion Middleware Site Studio技術リファレンス・ガイドのSite Studio 11gR1とともに使用するためのOracle Content Server 10gR3の構成に関する項を参照してください。
Site Studioを使用する前に、Oracle Content ServerでSite Studio機能を有効にする必要があります。
Oracle Content ServerでSite Studioを有効にするには、次の手順を実行します。
Oracle UCMに管理者としてログインします。
Oracle Content Serverの「管理」トレイで、「管理サーバー」をクリックします。
Oracle Contentの管理サーバー・ページで、「オプション」リストから「コンポーネント・マネージャ」を選択します。
コンポーネント・マネージャ・ページの「Webコンテンツ管理」で、「SiteStudio」、「SiteStudioExternalApplications」および「DBSearchContainsOpSupport」を選択し、「更新」をクリックします。
SiteStudioExternalApplications機能は、Oracle JDeveloperでSite Studio拡張機能を使用する場合にのみ有効にする必要があります。
「OK」をクリックして、これらの機能を有効にします。
第10.3項「管理対象サーバーの再起動」の説明に従って、Oracle Content Serverを再起動します。
Site Studioで新しいWebサイトを作成すると、新しいプロジェクト・ファイルが作成され、Oracle Content Serverにチェックインされます。Webサイトを作成する前に、新しいプロジェクト・ファイルに割り当てられるメタデータを指定する必要があります。Oracle Content Serverのデフォルトのプロジェクト・ドキュメント情報の設定ページで行います。
デフォルトのプロジェクト・ドキュメント情報を設定するには、次の手順を実行します。
Oracle Content Serverに管理者としてログインします。
管理ページに移動し、「Site Studioの管理」をクリックします。
Site Studioの管理ページが表示されます。
「デフォルトのプロジェクト・ドキュメント情報の設定」をクリックします。
このオプションによってデフォルトのプロジェクト・ドキュメント情報の設定ページが表示され、Site Studioによって生成される新しいプロジェクトのデフォルトのメタデータを割り当てることができます。
必要に応じてメタデータを設定し、終了したら「更新」をクリックします。
このボタンによって、Site Studioの管理ページに戻ります。
Oracle JDeveloperでSite Studio for External Applicationsによって作成されるSite Studio Webサイトには、Oracle Content Serverで設定されたデフォルト・メタデータが必要です。このデフォルト・メタデータは、Oracle Content Serverの「管理」トレイまたはメニューの「Site Studioの管理」から利用できるデフォルトのWebアセット・ドキュメント情報の設定ページで設定できます。
Site Studio Webサイト・アセットのデフォルト・メタデータの設定の詳細は、Oracle Fusion Middleware Site Studio管理者およびマネージャ・ガイドのデフォルトのWebアセット・ドキュメント情報の設定ページに関する項を参照してください。
Site Studioコンポーネントでは、Oracle Content Serverに追加された複数のメタデータ・フィールドが使用されます。Oracle Text検索を使用しない場合は、これらのフィールドのいくつかをゾーン・フィールドとして構成して、全文索引付けされるようにする必要があります。
DBSearchContainsOpSupport
コンポーネントがOracle Content Serverで有効化されていることを確認してください。このコンポーネントによってゾーン・フィールドは全文索引付けされ、このことは、Site Studioサイトが正しく動作するために必要です。このコンポーネントが有効化されていない場合は、第5.6項「Oracle Content ServerでのSite Studioの有効化および構成」で説明されているように、コンポーネント・マネージャを使用して有効化する必要があります。
ゾーン・フィールドを構成するとは、Site Studioメタデータ・フィールドをゾーン・フィールドとして構成することです。ゾーン・フィールドは次のように構成してください。
Site Studioメタデータ・フィールドをゾーン・フィールドとして構成するには、次の手順を実行します。
Oracle UCMに管理者としてログインします。
Oracle Content Serverの「管理」トレイで、「ゾーン・フィールドの構成」をクリックします。
ゾーン・フィールドの構成ページで、「Webサイト」および「リストから除外」をゾーン・テキスト・フィールドとして選択します。
これらのフィールドをゾーン・フィールドとして構成した後で、検索索引を再構築する必要はありません。
Site StudioでJavaServer Pagesを使用する場合は、Oracle Content ServerでJSPを有効化する必要があります。これにより、Oracle Content Server上のコンテンツおよびサービス(個人情報、セキュリティ定義、事前定義済変数など)にアクセスして変更できます。
重要:
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Site Studioコンポーネントを有効化した後でJSPグループを有効化する場合、JSPフラグメントが正しく機能するように、JSPサポートを構成する必要があります。
Site Studioコンポーネントを有効化し、Oracle Content ServerでJSP対応のグループのリストにグループを追加する場合、そのグループのJSPサポート・ファイルを再配置して、Site Studio JSPフラグメントが正しく動作できるようにする必要があります。
JavaServer Pagesの有効化の詳細は、Oracle Content Server 10gR3ドキュメント・セットの一部であるSoftware Developer's Kit (SDK)スタート・ガイドを参照してください。
新規JSPグループのJSPサポートを構成するには、次の手順に従ってください。
Oracle UCMに管理者としてログインします。
「管理」トレイで、「Site Studioの管理」をクリックします。
Site Studioの管理ページで、「フラグメント・ライブラリの管理」をクリックします。
「JSPサポートの構成」ボタンをクリックします。
JSPサポート・ファイルがOracle Content Server上の必要なディレクトリに抽出されます。
データベース検索および索引付け(全文またはメタデータのみ)を使用する場合、Oracle Content ServerでSite Studioコンポーネントをインストールまたはアップグレードした後に、検索索引を再構築する必要はありません。異なる検索エンジン(通常は、Verity)を使用する場合は、Site Studioコンポーネントのインストールまたはアップグレード時に検索索引を再構築する必要があります。コンポーネントの有効化およびOracle Content Serverの構成の後は、検索索引を再構築する必要があります。
索引再構築は、Site Studioによって導入された新しいメタデータ・フィールドを利用する必要があります。
重要: 検索索引の再構築は、Oracle Content Serverインスタンスによって管理されるコンテンツ・アイテムの数によっては、時間のかかる処理になる場合があります。この再構築は、Oracle Content Server使用のオフピーク時(通常は、夜間または週末)に実行する必要があります。 |
7.5よりも前のSite Studioリリースで作成されたWebサイトをアップグレードする場合(Oracle Fusion Middleware Site Studio技術リファレンス・ガイドを参照)、アップグレード時にOracle Content Serverで検索索引を再構築する必要があります。索引を複数回再構築しないように、サイトを正常にアップグレードするまでは、この手順をスキップする場合があります。
索引の再構築の詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle Content Serverシステム管理者ガイドの検索索引の使用に関する項を参照してください。
クライアントがOracle Content ServerでDesktop Integration Suite (DIS)を使用できるようになる前に、CoreWebdav
システム・コンポーネントが有効化されていることを確認し、DesktopIntegrationSuite
、DesktopTag
、FolderStructureArchive
およびFolders_g
コンポーネントを有効化する必要があります。また、電子メール・メッセージ・フィールドを電子メール・メタデータ・フィールドにマッピングするEmailMetadata
を有効化することもできます。
Desktop Integration Suiteに対してOracle Content Serverを構成するには、次の手順を実行します。
Oracle Content Serverの「管理」トレイで、「管理サーバー」をクリックしてコンポーネント・マネージャ・ページを表示します。
CoreWebdav
コンポーネントが有効化されていることを確認します。
コンポーネント・マネージャ・ページの最初の段落で、「拡張コンポーネント・マネージャ」をクリックします。
拡張コンポーネント・マネージャ・ページで、「システム・コンポーネントの表示」を選択します。
CoreWebdavが「有効なコンポーネント」ボックス内にない場合は、「無効なコンポーネント」ボックスでCoreWebdavを選択し、「有効化」ボタンをクリックします。
Oracle Content Serverを再起動すると、このコンポーネントは有効化されます。
拡張コンポーネント・マネージャ・ページの最初の段落で、「簡易コンポーネント・マネージャ」をクリックします。
コンポーネント・マネージャ・ページで、「フォルダ」を選択します。
DesktopIntegrationSuite、DesktopTag、FolderStructureArchiveおよびFolders_gコンポーネントを選択し、オプションで、EmailMetadataコンポーネントを選択します。
「更新」ボタンをクリックします。
第10.3項「管理対象サーバーの再起動」の説明に従って、Oracle Content Serverを再起動します。
Desktop Integration Suiteは、ユーザーがデスクトップ環境をOracle Content Server、Oracle Content Databaseまたはその他のWebDAVベースのコンテンツ・リポジトリとシームレスに統合するのに役立つ一連の埋込みアプリケーションを提供します。すなわち、これらのアプリケーションでは、Microsoft Windowsエクスプローラ、Microsoft Officeアプリケーション(Word、ExcelおよびPowerPoint)およびサポートされる電子メール・クライアント(Microsoft OutlookおよびLotus Notes)から、これらのコンテンツ・リポジトリに直接簡単にアクセスできます。
Desktop Integration Suiteをクライアント・ワークステーションにインストールする方法の詳細は、Oracle Fusion Middleware Desktop Integration Suiteユーザーズ・ガイドのクライアント・コンピュータでのデスクトップ統合の設定に関する項を参照してください。
デフォルトでは、Microsoft Office 2010では、非SSL接続での、Basic認証を使用するWebDAV経由のファイルは開かれません。このことを回避するには、次のレジストリ・エントリを作成し、その値を2
に設定します。
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\14.0\Common\Internet\BasicAuthLevel
詳細は、次のMicrosoft社サポートWebサイトで、Microsoft社サポート技術情報の記事2123563を参照してください。
Oracle UCM管理対象サーバーでレコード管理を構成するライセンスがある場合は、Oracle UCM管理対象サーバーの構成後に、Oracle Content Serverでスタンドアロン・レコード管理またはOracle URM Adapterを構成できます。
注意: Oracle Content Serverでレコード管理を使用しない場合は、RMFeatureConfig コンポーネントを無効化して、構成ユーザー・インタフェースを削除できます。詳細は、第5.2.3項「コンポーネントの有効化または無効化」を参照してください。
レコード管理を無効にしてOracle Content Serverを再起動する前に、レコード管理によってインストールされるレポート・テンプレート・ファイルを削除する必要があります。これらは、レコード管理を無効にした後は削除できません。 |
Oracle Content Serverでレコード管理を構成するには、次の手順を実行します。
「管理」トレイから、「レコード設定の構成」を選択して「レコード管理の設定チェックリスト」に移動し、「インストールの構成」をクリックします。
有効な機能ページで、ライセンスが与えられているレコード管理オプションを選択し、「送信」をクリックします。
なし
スタンドアロン
アダプタ
第10.3項「管理対象サーバーの再起動」の説明に従って、Oracle UCMを再起動します。
レコード管理の構成中にサーバーを再起動するよう画面に表示された場合は、Oracle UCM管理対象サーバーを再起動します。
Oracle UCMを再起動した後、「レコード管理の設定チェックリスト」が再度表示されます。
設定チェックリストのアイテムの完了の詳細は、第9.1.2項「Oracle URMの設定チェックリストの完了」を参照してください。
「アダプタ」を選択した場合は、有効な機能ページの「ソースの登録」をクリックし、ソースの登録ページのフィールドに値を入力します。
プロバイダ名: Oracle URM管理対象サーバーへの接続に使用される送信プロバイダを指定します。現在の送信プロバイダのリストから選択するか、「追加」ボタンをクリックして作成できます。プロバイダのダイアログ・ボックスには、プロバイダのフィールドの省略されたリストが表示されます。
通常のプロバイダ・ページからプロバイダを追加することもできます。既存のプロバイダの情報を表示するには、「アクション」列の「情報」をクリックします。
ソース名: Oracle URM管理対象サーバーに追加する外部ソースの名前を指定します。ソース名は必須であり、空白は使用できません。
ソース表名: データベース表の作成に使用する接頭辞を指定します。この値を指定しない場合は、ソース名がデフォルト設定されます。
ソース表示名: ソース名の表示に使用するキャプションを指定します。この値を指定しない場合は、ソース名がデフォルト設定されます。
フィールドに値を入力した後、「登録」をクリックします。
ソースが実際に登録される前に、次のテストが実行されます。
プロバイダの検証およびOracle URM管理対象サーバーへの接続のテスト
指定されたソース値の検証
アダプタとOracle URM管理対象サーバーの保存スケジュールを比較し、アダプタ内のアイテムでOracle URMサーバー内にないものがあるかどうかを判別します。ソースを登録する前に、保存スケジュールのインポート・ページでそのようなアイテムを解決する必要があります。このページでは、解決する必要があるすべてのアイテムがリストされ、差異を解決するためのオプションが提供されます。
保存スケジュールは、アダプタとサーバー間で同期化されている必要があります。デフォルトでは、解決する必要があるすべてのアイテムはOracle URMサーバーにインポートされます。アイテムをサーバーにインポートしないで削除するオプションもあります。アイテムがインポートまたは削除される前に、保存スケジュールのバックアップがアダプタとOracle URMサーバーの両方に作成され、バックアップはOracle Content Serverにチェックインされます。
ソースが登録された後、保存スケジュールおよびコンテンツの更新タスクがバックグラウンドで実行されます。
ソースが正常に登録されたら、確認ページで「OK」をクリックします。構成ウィザードにリダイレクトされます。
構成ウィザードの次のページで、アダプタを構成します。
カスタム・フィールドの構成
カスタム・フィールドの構成ページを使用して、外部ソースのカスタム・フィールドを指定できます。カスタム・フィールドを追加または編集する場合、Oracle Content Serverで定義されている既存のドキュメント・メタデータ・フィールドにカスタム・フィールドをマップします。各フィールドについて、Oracle Content Serverで定義されているのと同じ名前を使用するか、異なる名前に変更できます。コンテンツがOracle URMサーバーに外部コンテンツ・アイテムとしてアップロードされると、これらのフィールドは外部フィールドの名前にマップされます。
次の方法のいずれかで、カスタム・フィールドを必要に応じて構成できます。
外部カスタム・フィールドを追加します。
外部カスタム・フィールドを編集します。
処理アクションを構成します。
予定イベントを構成します。
外部ソース情報を表示します(「情報」メニューから、「ソース情報」を選択します)。
スケジュール時間の構成
スケジュール時間の構成ページを使用すると、スケジュールされるタスクがいつ実行されるかを指定できます。タスクが実行される間隔(時間、日または週単位)および時刻を指定できます。これにより、活動が少ない時間にタスクをスケジュールできます。
レコード管理がOracle Content Serverで初期構成された後、メニュー・バーに「レコード」メニューが表示されます。このメニューのオプションから、レコード管理の構成を変更できます。
レコード管理の構成の詳細は、Oracle Fusion Middlewareユニバーサル・レコード管理セットアップ・ガイドを参照してください。
「レコード」メニューから、「構成」、「有効な機能」の順に選択します。
有効な機能ページで、機能および処理の選択を変更できます。アダプタの場合は、Oracle URMサーバーで選択した機能よりも多くの機能を選択できず、選択すると、エラーが発生します。有効な機能ページの「機能」および「処理アクション」セクションの詳細は、第9.1.1項「Oracle URMコンポーネントの有効化」を参照してください。
機能または処理を変更した後は、第10.3項「管理対象サーバーの再起動」の説明に従って、Oracle UCMを再起動します。
Oracle Application Extension Framework (AXF)は、Oracle I/PMとともに自動的にインストールされます。インストールの確認の詳細は、第7.5項「Oracle Application Extension Frameworkのインストールおよび構成」を参照してください。
AXFおよびAXFデータベース表を構成して使用する方法の詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle Application Adapters for Oracle Enterprise Content Management管理者ガイドを参照してください。
Oracle Document Captureでは、一元的な大量の本番スキャンを実行でき、Oracle Distributed Document Captureには、分散型の企業がリモートの場所からイメージを簡単に取得できるわかりやすいWebインタフェースが備えられています。
Oracle Document Captureをインストールして構成する方法の詳細は、Oracle Document Captureインストール・ガイドおよびOracle Document Capture管理者ガイドを参照してください。
Oracle Distributed Document Captureをインストールして構成する方法の詳細は、Oracle Distributed Document Captureインストール・ガイドおよびOracle Distributed Document Capture管理者ガイドを参照してください。
いずれかの取得アプリケーションからOracle UCMにドキュメントをコミットするには、Oracle UCM 11g Commit Driverが必要です。Oracle UCM 11g Commit Driverの使用の詳細は、Oracle Distributed Document Captureインストレーション・ガイドまたはOracle Distributed Document Capture管理者ガイドを参照してください。