Oracle® Fusion Middleware Oracle WebCenter Interactionアップグレード・ガイド 10gリリース4(10.3.3.0.0)for Unix and Linux B66150-01 |
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この章では、Oracle WebCenter Interactionインストーラで入手可能なコンポーネントの概要と、そのコンポーネントのインストールに必要な手順について説明します。
Oracle WebCenter Interactionインストーラには次のコンポーネントが含まれます。
ポータル・サービスとコンポーネント
管理ポータル
管理ポータルでは、ポータルの設定、構成およびコンテンツを処理します。ポートレットや他のWebサービスの作成および管理などの管理機能を有効にします。
自動化サービス
自動化サービスでは、ジョブやその他の自動化ポータル・タスクを実行します。ナレッジ・ディレクトリへのドキュメントのクロール、グループやユーザーの外部認証ソースとの同期、検索コレクションの保守などのタスクを行うためのジョブを実行します。
ポータル
ポータルは、エンド・ユーザー・ポータル・ページとコンテンツを提供します。エンド・ユーザーが、マイ・ページ、コミュニティ・ページ、ナレッジ・ディレクトリおよび検索を通してポータル・コンテンツにアクセスすることを可能にします。またポータルでは、ポートレットのプリファレンスの設定やコミュニティの管理など、一部の管理操作も可能にします。
APIサービス
APIサービスは、SOAP APIへのアクセスを提供します。
イメージ・サービス
イメージ・サービスは、ポータル・コンポーネントによって使用または作成される静的コンテンツを提供します。Oracle WebCenter Interactionシステムで使用されるイメージおよびその他の静的コンテンツを提供します。
ポータル・サーバーや統合製品など、追加のコンポーネントを含めるようにベース・ポータル・デプロイメントを拡張すると、追加のイメージ・サービス・ファイルのインストールが必要になることがあります。これらのコンポーネントに対するイメージ・サービス・ファイルをインストールする方法については、コンポーネント・ソフトウェアに含まれるドキュメントを参照してください。
検索
検索コンポーネントは、ドキュメント、ポートレット、コミュニティおよびユーザーなどのポータルのコンテンツの他に、Oracle WebCenterのその他多くのオブジェクトの索引付けを行います。
ドキュメント・リポジトリ・サービス
ドキュメント・リポジトリ・サービスは、ポータルおよびOracle WebCenter Collaborationにアップロードされたコンテンツを格納します。
コンテンツ・アップロード・サービス
コンテンツ・アップロード・サービスでは、ファイルを元の場所に残すのではなく、ドキュメント・リポジトリ・サービスにアップロードすることにより、ポータルのナレッジ・ディレクトリにファイルを追加できます。これは、内部ネットワークにあるドキュメントにネットワーク外からアクセスする必要がある場合に便利です。
ディレクトリ・サービス
ディレクトリ・サービスは、Oracle WebCenter InteractionがLDAPサーバーとして機能し、LDAPインタフェースを介してポータル・データベース内のユーザー、グループおよびプロファイル・データを公開することを可能にします。これにより、他のOracle WebCenter製品(および他のサード・パーティ・アプリケーション)で、ポータル・データベースに対してユーザーを認証できるようになります。
リモート・ポートレット・サービス
リモート・ポートレット・サービスには次のコンポーネントが含まれます。
アクティビティ・サービス
アクティビティ・サービスには、ユーザー・ステータス・ポートレットとユーザー・アクティビティ・ポートレットが含まれます。これらのポートレットの詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Interaction管理者ガイドまたはOracle WebCenter Interactionのオンライン・ヘルプを参照してください。
ユーザーのアクティビティ・ストリームにアクティビティを送信するためのRESTベースのAPIも含まれます。
注意: RESTベースのAPIを使用してその他のアクティビティをアクティビティ・ストリームに送信すると、これらのアクティビティもユーザー・アクティビティ・ポートレットに表示されます。 |
リモート・ポートレット
リモート・ポートレット・サービスには、エンタープライズPoke、ナレッジ・ディレクトリ・ブラウザ、最近5件のプロファイル参照者、マイ・ピクチャ、現在オンライン、投稿済リンク、合計プロファイル参照数、RSSリーダーおよびKDに送信という複数のポートレットが含まれます。これらのポートレットの詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Interaction管理者ガイドまたはOracle WebCenter Interactionのオンライン・ヘルプを参照してください。
通知サービス
通知サービスにより、指定したイベント時にポータルからユーザーに電子メール通知を送信できます。通知をトリガーするポータル・イベントはありませんが、他のOracle WebCenterイベントによって通知がトリガーされます。たとえば、ドキュメントのアップロード時にユーザーに通知を送信するようにOracle WebCenter Collaborationを構成できます。
タグ・エンジン・サービス
タグ・エンジンは協調的な情報の検出とリカバリを行うシステムで、エンタープライズ・コンテンツの個別管理および共同管理を行うことにより、より効率的な情報の検索、整理および共有に役立ちます。
コンテンツはタグを使用して整理します。タグとは、自分や他のユーザーが作成して項目やユーザーに適用する、意味のあるキーワードです。管理者が自動タグ付け機能を有効にしていれば、自動タグ付け条件に一致する項目やユーザーに自動的にタグが付けられます。
検索問合せを作成することにより、アイテムやユーザーを検索できます。検索問合せには、テキスト、タグおよびプロパティを組み合せて含めることができます。
タグ・エンジンには、タグ・エンジン・アイテム、タグ・エンジン・ユーザー、タグ・エンジン検索、タグ・エンジン・タグ・クラウドおよびタグ・エンジン結果という、タグ付け機能にアクセスするための複数のポートレットが含まれます。これらのポートレットの詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Interaction管理者ガイドまたはOracle WebCenter Interactionのオンライン・ヘルプを参照してください。
注意: ポータルとともにインストールされる組込みのタグ付けポートレットもあります。このポートレットの機能はタグ・エンジンに依存します。タグ付けポートレットの構成の詳細は、「タグ付けポートレットの構成」を参照してください。 |
検索サービス
検索サービスは、ポータル、タグ・エンジンおよびOracle WebCenter Collaboration間でタグ付け情報をやり取りします。検索問合せを実行し、コンテンツをリクエスト元のコンポーネント(タグ・エンジンまたはOracle WebCenter Collaboration)に戻します。
クローラ・サービス
コンテンツ・サービスは、サード・パーティ・システムやアプリケーションで新しいコンテンツの有無をスキャンし、このコンテンツへのリンクを、ポータルのナレッジ・ディレクトリの組織化された検索可能な構造内でカテゴリ分けします。これにより、ユーザーはポータル・ユーザー・インタフェースを通してこのコンテンツにアクセスできます。
Documentumコンテンツ・サービス
UCMコンテンツ・サービス
アイデンティティ・サービス
アイデンティティ・サービスを使用すると、ユーザー、グループおよびユーザー・プロファイル情報をサード・パーティ・ユーザー・リポジトリからポータルにインポートできます。またアイデンティティ・サービスにより、ポータルでサード・パーティ・ユーザー・リポジトリを使用してユーザーを認証することも可能になります。
LDAPアイデンティティ・サービス
開発ツール
Interaction Development Kit(IDK)
IDKを使用することにより、Javaおよび.NET開発者はOracle WebCenter Interactionを通して、ユーザー中心の複合アプリケーションをすばやく構築、配信、強化できます。これは、エンタープライズ・システムをOracle WebCenter Interactionに統合する統合Webサービス(認証、プロファイル、クローラおよび検索)用のインタフェースを提供します。ポータル、検索およびOracle WebCenter Collaboration機能を公開するための、SOAPベースのリモートAPIを提供します。またIDKには、ポートレットの開発を支援する広範なポートレットAPIも含まれます。
JSR 168 Container
Oracle WebCenter JSR 168 Containerにより、JSR-168ポートレット標準に準拠したポートレットをOracle WebCenter Interactionでデプロイできます。
この項では、Oracle WebCenter Interactionのアップグレードと再デプロイに必要な手順の概要を示します。
必要なソフトウェア、ユーザーと権限、環境変数などが、第2章「前提条件」に記載されているとおりに揃っていることを確認して、コンピュータをインストール用に準備します。
第3章「Oracle WebCenter Interactionコンポーネントのアップグレード」の説明に従って、インストーラを実行します。
第4章「Oracle WebCenter Interaction用のデータベースのアップグレードと作成」の説明に従って、Oracle WebCenter Interactionで使用されるデータベースをアップグレードします。
第5章「インストール後の作業」の説明に従って、Oracle WebCenter Interactionデーモンの再起動、インストールを検証するための診断スクリプトの実行、検索索引の再構築などのインストール後の作業を実行します。
次の各付録の説明に従って、オプションのコンポーネントのインストール後の追加作業を実行します。
タグ・エンジンをインストールした場合は、付録A「タグ・エンジンのインストールの完了」に記載されている作業を実行します。
Oracle WebCenter Interaction Content Service for Documentumをインストールした場合は、付録B「Oracle WebCenter Interaction Content Service for Documentumのインストールまたはアップグレードの完了」に記載されている作業を実行します。
Oracle WebCenter Interaction Content Service for Oracle Universal Content Managementをインストールした場合は、付録C「Oracle WebCenter Content Service for Oracle Universal Content Managementのインストールの完了」に記載されている作業を実行します。
Oracle WebCenter Interaction Identity Service for LDAPをインストールした場合は、付録D「Oracle WebCenter Interaction Identity Service for LDAPのインストールまたはアップグレードの完了」に記載されている作業を実行します。