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Sun Storage Archive Manager 5.3 構成および管理ガイド Sun QFS and Sun Storage Archive Manager 5.3 Information Library (日本語) |
環境内で潜在的な問題が生じたときに通知するようにソフトウェアを構成できます。システムは、任意の管理ステーションに通知メッセージを送信します。ソフトウェアに含まれる Simple Network Management Protocol (SNMP) ソフトウェアは、サーバー、自動ライブラリ、およびドライブなどのネットワーク装置間の情報の交換を管理します。
Sun SAM の管理情報ベース (MIB) で、Sun SAM ソフトウェアが検出できる問題の種類 (イベント) が定義されています。このソフトウェアは、構成エラー、tapealert イベント、およびその他のシステムの異常な稼働状況を検出できます。詳細は、/var/snmp/mib/SUN-SAM-MIB.mib ファイルを参照してください。
次の手順は、リモート通知を使用可能にする方法と使用不可にする方法を示しています。
始める前に
管理ステーションが構成され、正しく稼働していることを確認します。
次のファイル例は、ホスト名が mgmtconsole という管理ステーションを定義しています。
999.9.9.9 localhost 999.999.9.999 loggerhost loghost 999.999.9.998 mgmtconsole 999.999.9.9 samserver
管理ステーションが定義されている場合は、ファイルを閉じます。
管理ステーションが定義されていない場合は、定義を追加し、ファイルを保存して閉じます。
この行は、Sun Storage Archive Manager ソフトウェアがインストールされているサーバーのポート 161 にリモート通知メッセージを送信することを指定します。
ホスト名やポートを変更する場合は、TRAP_DESTINATION 指示の行を TRAP_DESTINATION="mgmt-console-name:port" に置き換えます。新しい指示では、アポストロフィ (`') ではなく引用符 ("") を使用することに注意してください。
リモート通知メッセージを複数のホストに送信する場合は、次の形式で指示を指定する。
TRAP_DESTINATION="mgmt-console-name:port [mgmt-console-name:port]"
次に例を示します。
TRAP_DESTINATION="localhost:161 doodle:163 mgmt_station:1162"
管理ステーションのコミュニティー文字列の値に応じて、次のいずれかを実行します。
管理ステーションのコミュニティー文字列も public に設定されている場合は、この値を編集する必要はありません。
管理ステーションのコミュニティー文字列が public 以外に設定されている場合は、指示を編集し、public を管理ステーションで使用されている値に変更します。
デフォルトの場合、リモート通知機能は使用可能です。リモート通知を使用不可にするには、この手順を実行します。
# alerts=on
編集後は、次のようになります。
# alerts=off
# pkill -HUP sam-fsd
このコマンドは、sam-fsd デーモンを再起動し、デーモンが defaults.conf ファイルの変更を認識できるようにします。