FCode ユーティリティーを使用して動作プロトコルモードを確認および変更する方法

この手順では、Oracle SPARC システムで FCode ユーティリティーを使用して、Universal HBA の動作プロトコルモードを確認および変更する方法について説明します。

1. ok プロンプトで show-disks コマンドを入力して、FC/FCoE デバイスパスを一覧表示します。

   {0} ok show-disks
   a) /pci@400/pci@2/pci@0/pci@f/pci@0/usb@0,2/hub@2/hub@3/storage@2/disk
   b) /pci@400/pci@2/pci@0/pci@4/SUNW,qlc@0,1/fp@0,0/disk
   c) /pci@400/pci@1/pci@0/pci@4/SUNW,qlc@0/fp@0,0/disk
   d) /pci@400/pci@1/pci@0/pci@0/pci@0/usb@0,2/hub@3/storage@2/disk
   e) /iscsi-hba/disk
   q) NO SELECTION
   

2. ok プロンプトで select コマンドを入力して、Universal HBA の 1 番目のポートを選択します。

   {0} ok select /pci@400/pci@1/pci@0/pci@4/SUNW,qlc@0
   QLogic QLE8362 FC Host Adapter FCode(SPARC): 4.02b1 2012-06-25 08:51
   ISP Firmware version 6.00.12
   

3. ok プロンプトで set-personality コマンドを入力して、Universal HBA の動作プロトコルモードを変更します。

   次の例は、モードの変更を示しています (ここでは、FC から CNA)。

   {0} ok set-personality
   Current Personality : FC
   Do you want to change it? (y/n) y
   Choose Personality :
   0 - FC
   1 - CNA
   enter: 1
   .
   {0} ok reset-all