Oracle Solaris OS を使用して Universal HBA のホットプラグによる取り外しを準備する

先にオペレーティングシステムを停止して、関連システムの電源を切断することなく、Universal HBA を取り外す場合は、次のように Universal HBA を取り外す準備をすることができます。

1. cfgadm -al コマンドを使用して、取り外す Universal HBA を識別します。

   Ap_Id     Type         Receptacle     Occupant     Condition
   PCI-EM0   etherne/hp   connected      configured   ok
   

2. ifconfig コマンドを使用して、切り離す Universal HBA の Ethernet ポートを特定します (または、ifconfig -a を使用して、plumb された Ethernet ポートを表示します)。

   qlcnic0: flags=1004843<UP,BROADCAST,RUNNING,MULTICAST,DHCP,IPv4> mtu 1500 index 4
           inet 0.0.0.0 netmask ff000000
           ether 0:c0:dd:15:d5:44
   qlcnic1: flags=1004843<UP,BROADCAST,RUNNING,MULTICAST,DHCP,IPv4> mtu 1500 index 6
           inet 0.0.0.0 netmask ff000000
           ether 0:c0:dd:15:d4:da
   

3. ifconfig qlcnic(<port-number>) unplumb コマンドを使用して、Universal HBA の Ethernet ポートを切り離します。
4. cfgadm -c unconfigure コマンドを使用して、Universal HBA の接続ポイントの ID (Ap_Id) を構成解除します。例:

   cfgadm -c unconfigure PCI-EM0
   ..
   cfgadm -c disconnect PCI-EM0???
   

5. cfgadm -c disconnect コマンドを使用して、Universal HBA を取り外す準備をします。

   点滅する OK/電源 LED は、Universal HBA の取り外しの準備が実行されていることを示します。OK/電源 LED が消灯すると、Universal HBA を取り外す準備ができたことを示します。