このドキュメントでは、Oracle WebLogic ServerとCoherenceのインストールと構成の方法について説明します。
このドキュメントは、WebLogic Serverをインストールするシステム管理者やアプリケーション開発者を対象としています。読者はWebテクノロジを熟知しており、WindowsとUNIXのプラットフォームについて一般的に理解していることが前提になります。
このドキュメントは次のように編成されています。
第1章「Oracle WebLogic Serverインストールの計画」には、WebLogic ServerとCoherenceのディストリビューションに含まれる製品がリストされ、ソフトウェアをインストールする前に把握する必要がある高いレベルのタスクと基本的な情報について説明しています。
第2章「Oracle WebLogic ServerとCoherencのソフトウェアのインストール」では、Javaベースのグラフィカル・ユーザー・インタフェース(GUI)を使用して、WindowsとUNIXのプラットフォームでソフトウェアをインストールする方法について説明しています。
第3章「WebLogicドメインの作成と構成」では、構成ウィザードを使用してWebLogic Serverドメインの作成と構成を行う方法について説明しています。
第4章「WebLogic Serverドメイン構成後における次の手順」には、インストール後のタスクに関する情報が記載されています。
第5章「Oracle WebLogic ServerとCoherencの削除」には、グラフィック・モード、コンソール・モードおよびサイレント・モードでソフトウェアを削除する手順が記載されています。
付録A「WebLogic ServerとCoherencのディストリビューションの理解」には、Oracle WebLogic ServerとCoherenceのディストリビューションに含まれる製品と機能セットがリストされています。
付録B「Oracle WebLogic ServerとCoherenceのディレクトリ構造の理解」には、このインストールの結果としてシステムに作成されたディレクトリ構造の説明が記載されています。
Oracleのアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイト(http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=docacc
)を参照してください。
Oracle Supportへのアクセス
Oracleサポート・サービスでは、My Oracle Supportを通して電子支援サービスを提供しています。詳細情報は(http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=info
) か、聴覚に障害のあるお客様は (http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=trs
)を参照してください。
詳細は、12c(12.1.2)ドキュメント・ライブラリにある次のドキュメントを参照してください。
Oracle WebLogic Serverのアップグレード
Oracle WebLogic Serverインストールを旧バージョンからアップグレードする場合(たとえば、11gの10.xリリースから12cリリースへ)、このドキュメントでは、アプリケーション、デプロイ先WebLogicドメイン、およびドメインに関連付けられたアプリケーション・データを含めて、WebLogic Server環境全体をアップグレードする方法について説明しています。データベース・サーバー、ファイアウォール、ロード・バランサ、LDAPサーバーなどの外部リソースがこれに含まれる場合があります。
Oracle Fusion Middleware Infrastructureのインストールと構成
Oracle WebLogic Serverは、Oracle Fusion Middleware Infrastructureディストリビューションの一部としても入手できます。Oracle WebLogic ServerをInfrastructure機能とともにインストールする場合、このマニュアルを参照してください。
このマニュアルでは次の表記規則を使用します。
規則 | 意味 |
---|---|
太字 |
太字は、操作に関連するGraphical User Interface要素、または本文中で定義されている用語および用語集に記載されている用語を示します。 |
イタリック体 |
イタリックは、ユーザーが特定の値を指定するプレースホルダ変数を示します。 |
|
固定幅フォントは、段落内のコマンド、URL、サンプル内のコード、画面に表示されるテキスト、または入力するテキストを示します。 |