Sun Blade X4-2B のメモリー構成を計画するには、次の DIMM ガイドラインと図を使用してください。
DIMM スロットへの装着時には、次の装着規則とガイドラインに従ってください。
各プロセッサに 4 つの DDR3 メモリーチャネル (またはバス) があります。
各 DDR3 メモリーチャネルでは、最大 3 つの DIMM、プロセッサごとに合計 12 個の DIMM がサポートされます。
サーバーモジュールでは、チャネルごとに 1 つの DIMM、チャネルごとに 2 つの DIMM、すべてのソケットのチャネルごとに 3 つの DIMM がサポートされます。プロセッサあたりの最小: 1、プロセッサあたりの最大: 12。
サポートされる最小メモリー構成は、プロセッサ D0 あたり 1 つの DIMM です。
サポートされる最大メモリー構成は 768G バイトです。
8G バイトの DDR3-1600 LV DIMM、16G バイトの DDR3-1600 LV DIMM、および 32G バイトの DDR3-1600 LRDIMM のみを使用してください。
チャネルあたり 3 つの DIMM を使用して、メモリーチャネルは最大 4 つ取り付けてください。
サーバーモジュールあたり最大 24 個の DIMM、またはプロセッサあたり最大 12 個の DIMM を取り付けます。
最適なパフォーマンスを確保するには、チャネルあたり 3 つのソケットのグループで DIMM を取り付けます。
「プロセッサからもっとも遠いものを最初に」の規則に従って、DIMM は常に色またはグループ内で昇順に取り付けます。次の表を参照してください。
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次の図は、マザーボード、DIMM スロットの番号、および Sun Blade X4-2B 格納装置内の DIMM スロットの場所を示しています。
規則 1: 常に次のようにチャネルを装着してください。次の図を参照してください。
すべての青色のソケットに装着してください。
常にプロセッサ (青色のソケット) からもっとも遠い DIMM に最初に装着してください。
すべての白色のソケットに装着してください。
黒色のソケットに装着してください。
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次の図は、Sun Blade X4-2B での DIMM スロットの名称と装着順序を示しています。
これは、DIMM 取り付けに対する「もっとも遠いものから装着」のアプローチとして知られています。
規則 2: プロセッサ間でのメモリーの対称性が必要です。
プロセッサ 1 のメモリーは、配置、タイプ、サイズ、容量、周波数、および電圧の点でプロセッサ 0 のメモリーと一致する必要があります。
規則 3: 各プロセッサは、カラーソケットセットあたり 1 つの DIMM、2 つの DIMM、3 つの DIMM、または 4 つの DIMM をサポートできます。
規則 4: 4 つすべての DIMM セット (例: 青色のソケットセット、白色のソケットセット、黒色のソケットセット) 内で、異なるサイズ、メモリー速度、および電圧の混合/マッチングは許可されません。
D0、D3、D6、および D9 内のメモリーは同じである必要があります。
次の D1、D4、D7、および D10 内のメモリーはすべて同じである必要があり、以下同様です。このとき、規則 2 を維持する必要があります。
規則 5: 4 つの異なる 4 DIMM セット間で異なるサイズ、電圧、および速度の混合およびマッチングが許可されます。たとえば、D0、D3、D6、D9 (青色のソケット) 内のメモリーは同じサイズである必要があります。ただし、D1、D4、D7、D10 (白色のソケット) のメモリーサイズ/電圧/速度が一致する必要はありません。
規則 6: ブレードにすべての LVDIMM が搭載されている必要があります。異なる DIMM テクノロジの混合はサポートされません。
規則 7: 各プロセッサでは、最大 12 個のデュアルランク (DR) DIMM をサポートできます。
規則 8: パフォーマンスを最大化するために、次の規則が適用されます。
DIMM は、1600 MHz、1333 MHz、または 1067 MHz の 3 つの速度のうちいずれかで実行できます。
DIMM の速度規則: (SR = シングルランク、DR = デュアルランク、LR = ロードリデュースド)
チャネルあたり 1 つの DIMM、またはチャネルあたり 2 つの DIMM = 1600 (または E5-2609v2 CPU での 1333 MHz)
チャネルあたり 3 つの DIMM = 1067 MHz。
規則 9: DIMM の最大速度は、プロセッサ部品番号、および DIMM 装着のいずれか低い方によって制限されます。現在、プロセッサメモリーの速度制限は、コア数によって決まります。
Intel Xeon プロセッサ E5-2600 V2 製品ファミリの 12 コアプロセッサは、最大速度 1600 MHz で実行されます。
Intel Xeon プロセッサ E5-2600 V2 製品ファミリの 10 コアプロセッサは、最大速度 1600 MHz で実行されます。
Intel Xeon プロセッサ E5-2600 V2 製品ファミリの 8 コアプロセッサは、最大速度 1600 MHz で実行されます。
Intel Xeon プロセッサ E5-2600 V2 製品ファミリの 6 コアプロセッサは、最大速度 1600 MHz で実行されます。
Intel Xeon プロセッサ E5-2600 V2 製品ファミリの 4 コアプロセッサは、最大速度 1333 MHz で実行されます。