データ・ドメイン・プロファイルの管理
この項では、Endeca Serverクラスタでデータ・ドメイン用プロファイルの作成と管理を行う方法について説明します。データ・ドメイン・プロファイルのパラメータもリストされています。
データ・ドメイン・プロファイルについて
データ・ドメイン・プロファイル
とは、Endeca Serverでデータ・ドメインの作成に使用する特性の集合です。データ・ドメインを作成する前に、データ・ドメイン・プロファイルを作成する必要があります(または、デフォルト・プロファイルを使用します)。
使用するデータ・ドメイン・プロファイルの決定
数個のデータ・ドメイン・プロファイルを定義でき、それぞれ典型的なサービス・ユースケースを処理します。さらに、デフォルトのデータ・ドメイン・プロファイルが存在します。
データ・ドメイン・プロファイルのパラメータ
クラスタWebサービスの
putDataDomainProfile
操作または
endeca-cmd put-dd-profile
コマンドにより、データ・ドメイン・プロファイルとそのパラメータを構成します。このトピックにはこれらのパラメータがリストされ、それらの説明が記載されています。
デフォルトのデータ・ドメイン・プロファイル
このトピックには、デフォルトのデータ・ドメイン・プロファイル用パラメータに関する一覧が記載されています。このプロファイルは、単一Endeca Serverインスタンスによりホストされる単一ノード型データ・ドメイン・デプロイで使用されます。
データ・ドメイン・プロファイルの定義
新規データ・ドメイン・プロファイルをEndeca Serverで定義するには、クラスタWebサービスの
putDataDomainProfile
リクエストまたは
endeca-cmd put-dd-profile
コマンドを使用します。データ・ドメインを作成する前に、ドメイン・プロファイルが存在している必要があります。存在しない場合、デフォルトのデータ・ドメイン・プロファイルが使用されます。
データ・ドメイン・プロファイルのリスト
カスタムのデータ・ドメイン・プロファイルが、Endeca Serverクラスタを担当する管理者により作成されます。データ・ドメインを作成する前に、以前に定義したデータ・ドメイン・プロファイルの名前と特性を把握しておく必要があります。管理WebサービスとクラスタWebサービスからの操作か
endeca-cmd
でこの情報が返されます。
データ・ドメイン・プロファイルの削除
クラスタWebサービスの
deleteDataDomainProfile
操作か
endeca-cmd delete-dd-profile
でデータ・ドメイン・プロファイルを削除します。
アイドリングがデータ・ドメインの動作に影響を与える仕組み
データ・ドメイン・プロファイルを作成して、指定したタイムアウト期間にデータ・ドメインが問合せを受け取らなかった場合、そのデータ・ドメインを自動的にアイドル状態にすることができます。データ・ドメインの自動アイドル化は、Endeca Serverデプロイでデータ・ドメインの増大を制御するのに有効で、これによりEndeca Serverクラスタのハードウェア使用率が向上します。このトピックでは、Endeca Serverがデータ・ドメインの自動アイドル化を管理する方法について説明します。
過大サブスクライブがハードウェア使用率に影響を与える仕組み
データ・ドメイン・プロファイルは、Endeca Serverクラスタがホストするデータ・ドメインに対して提供するハードウェア・リソースを定義します。このトピックでは、データ・ドメインの過大サブスクライブとハードウェア使用率の間の相互作用について説明します。
例: ハードウェア利用状況が低いデータ・ドメイン・プロファイル
この例は、低いハードウェア利用状況要件でデータ・ドメイン・クラスタを定義するデータ・ドメイン・プロファイルの特性を示します。
例: ハードウェア利用状況が高いデータ・ドメイン・プロファイル
この例は、本番級データ・ドメイン・クラスタを定義するデータ・ドメイン・プロファイルの特性を示します。そのようなクラスタでは、各Dgraphノードは専用Endeca Serverノードで実行し、専用リーダー・ノードは更新リクエストのみ処理します。